JP6636292B2 - カバー部材 - Google Patents

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本発明は、データセンター等の部屋の床部に敷設されるフロアパネル、架台等の二重床部材に固定されたレール部材に用いられるカバー部材に関するものである。
近年、高度情報化社会の到来に伴ってサーバー等のIT機器で多量のデータが取り扱われるようになり、多数のIT機器をデータセンター、サーバールーム等に設置して一括管理することが多くなっている。
図12〜図14は、従来技術に係るデータセンター1を説明するために示す図である。図12に示すように、データセンター1の部屋の床部には、二重床構造を備えたフリーアクセスフロア12が形成され、複数のフロアパネル3がフリーアクセスフロア12の床面を形成するように敷設されていた(例えば、特許文献1参照)。
図12に示すように、フロアパネル3は、コンクリートの基礎床面5上に固定された支持脚8により所定の高さで水平に支持されて、データセンター1の部屋の床面を形成するように並べて敷設されていた。そして、フロアパネル3と、その下方の基礎床面5との間の空間に配管や配線を通すことができるようになっていた。
また、フロアパネル3の上面3aには、脚部10aを有するサーバーラック10が載置され、図14に示すように、サーバーラック10の底板部10bには、その板厚方向(図14中上下方向)に貫通する貫通孔10cが形成されていた。
また、図13に示すように、フロアパネル3の上面3aには、その長さ方向に垂直な断面形状がC字型(図14参照)のレール部材4が固定されていた。そして、レール部材4のレール内には、図14に示すように、レール部材4の長さ方向に沿って移動できるように形成されたスライド部材7が配置されていた。
また、スライド部材7は、図14中上方に引張られた場合に、レール部材4の上方に開口する開口部を通って、レール部材4内から上方に抜け出すことがないように形成されていた。
そして、図14に示すように、固定ボルト6の頭部6aの下面が、サーバーラック10の底板部10bの上面に接触して係合すると共に、固定ボルト6のオネジ部6bの先端部が、サーバーラック10の貫通孔10c、及びレール部材4の開口部を挿通して、スライド部材7に形成されたメネジ孔7aにネジ締結していた。
このように、固定ボルト6の頭部6aの下面が、サーバーラック10の底板部10bの上面に係合すると共に、固定ボルト6のオネジ部6bが、レール部材4内から上方に抜け出さないように設けられたスライド部材7にネジ締結されていたため、サーバーラック10は、フロアパネル3の上面3aから上方に浮き上がって転倒することがないように、固定ボルト6を介してフロアパネル3に連結されていた。
また、フロアパネル3に連結するサーバーラック10の貫通孔10cに対して、スライド部材7の水平方向の位置が一致していない場合には、スライド部材7をレール部材4の長さ方向に沿って移動させることにより、サーバーラック10の貫通孔10cの位置に、スライド部材7の位置を合わせることができるようになっていた。
特開2011−069542号公報
しかしながら、図13に示すように、フロアパネル3の上面3aに固定されたレール部材4は、フロアパネル3の上面3aから上方に突出しているため、データセンター1内にサーバーラック10等の機器を搬入する際に、レール部材4とフロアパネル3の上面3aとの間に生じる段差が障害になるという問題があった。
例えば、キャスター付きのサーバーラック10を、データセンター1内に搬入する際には、キャスターが、レール部材4とフロアパネル3の上面3aとの間の段差に引っ掛かってしまい、サーバーラック10をスムーズに搬入することができなかった。
また、例えば、サーバーラック10を台車に載せて、データセンター1内に搬入する際にも、台車の車輪が、レール部材4とフロアパネル3の上面3aとの間の段差に引っ掛かってしまい、サーバーラック10をスムーズに搬入することができなかった。
また、レール部材4には、上方に開口する開口部が形成されているため、例えば、キャスター付きのサーバーラック10がレール部材4を乗り越える際に、キャスターがレール部材4の開口部に嵌ってしまい、サーバーラック10をスムーズに搬入することができないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、データセンター内に機器を搬入する際に、二重床部材に固定されたレール部材が障害になることを防止するカバー部材を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるカバー部材は、
二重床部材の上面から上方に突出するレール部材の開口部を覆う被覆部と、
前記二重床部材の上面と前記レール部材との間の段差を埋める傾斜部とを有することを特徴とするものである。
また、本発明によるカバー部材は、
前記被覆部は、
平坦な上面を有する上板部と、
前記上板部の下面から、前記レール部材のレール内に挿入するように突出して形成された突出部を有することを特徴とするものである。
また、本発明によるカバー部材は、
前記突出部は、前記上板部の外周辺部よりも奥側の位置に形成されたことを特徴とするものである。
また、本発明によるカバー部材は、
前記被覆部及び前記傾斜部には、それぞれの上面を形成する上板部から下方に突出する補強リブが形成されたことを特徴とするものである。
このような本発明のカバー部材によれば、
二重床部材の上面から上方に突出するレール部材の開口部を覆う被覆部と、
前記二重床部材の上面と前記レール部材との間の段差を埋める傾斜部とを有することにより、
データセンター内に機器を搬入する際に、二重床部材に固定されたレール部材が障害になることを防止することができる。
本発明の実施の形態に係るカバー部材20が、フロアパネル3の上面3aに固定されたレール部材4を覆うように3つ配置された状態を示す斜視図である。 図1に示すカバー部材20とフロアパネル3の上面図である。 図2に示すカバー部材20とフロアパネル3のA−A線矢視断面図である。 図3のカバー部材20とフロアパネル3の一部を拡大して示す拡大部分断面図である。 図1に示すカバー部材20を上面図側から見た斜視図である。 図5に示すカバー部材20の上面図である。 図6に示すカバー部材20の正面図である。 図6に示すカバー部材20の底面図である。 図1に示すカバー部材20を底面図側から見た斜視図である。 図6に示すカバー部材のB−B線矢視断面図である。 図3に示すようにカバー部材20がレール部材4を覆った状態から、カバー部材20を取り外した状態を示す図である。 従来技術に係るフロアパネル3が使用されるデータセンター1において、サーバーラック10がフロアパネル3上に載置された状態を示す概略側面図である。 図12に示すフロアパネル3の斜視図である。 図12に示すフロアパネル3とサーバーラック10との連結部分を拡大して示す断面図である。
以下、本発明に係るカバー部材を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図11は、本発明の実施の形態に係るカバー部材20について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るカバー部材20は、図1、図2に示すように、フロアパネル3(二重床部材)の上面3aに固定されたレール部材4を上方から覆い被せることができるように形成されている。
カバー部材20は、樹脂又は鋳物等を用いて一体的に形成されており、図1、2に示すように、レール部材4の開口部を上方から覆うように形成された被覆部21と、レール部材4と、フロアパネル3の上面3aとの間の段差を埋めるように形成された傾斜部22を備えている(図3,4参照)。
被覆部21は、図5から図7に示すように、略長方形状の平坦な上面を有する上板部21a(図4参照)と、上板部21aの3つの辺部(図6中上下方向に伸びる図6中左側の1つの辺部を除く3つの辺部)から略垂直下方向(図7中下側方向)に伸びるように形成された側板部21bを備えている。
図7に示すように、図6中左右方向に伸びる2つの側板部21bには、それぞれ図7中下側に開口すると共に、開口形状が矩形状に形成された2つの切欠部21dが形成されている。
2つの切欠部21dは、レール部材4の側面を形成する側板部4b(図4参照)の外周面、及びレール部材4の上面を形成する上板部4c(図4参照)の外周面に沿うような形状にそれぞれ形成されている(図3参照)。
このように、図2中上下方向に伸びるレール部材4に直交する2つの側板部21bに、レール部材4と嵌り合う切欠部21dが形成されているため、カバー部材20の下端面がフロアパネル3の上面3aに接触するように、カバー部材20をレール部材4に被せることができるようになっている(図3参照)。
また、図7に示すように、側板部21bにおける、2つの切欠部21dの間には、レール部材4の開口部の開口幅と略同じ幅(図7中左右方向の長さ寸法)を有する差込部21c(突出部)が形成されている(図3参照)。
差込部21cは、図3に示すように、カバー部材20をレール部材4に被せた際に、レール部材4の開口部を通ってレール内に挿入し、その下端部がレール部材4の底板部4a(図4参照)の上面に接触するように形成されている。
差込部21cの図7中上下方向の長さ寸法は、側板部21bの他の部分(差込部21cと切欠部21dが形成されていない部分)の図7中上下方向の長さ寸法よりも、レール部材4の底板部4a(図4参照)の高さ分だけ短く形成されている。
このように、差込部21cの図7中上下方向の長さ寸法が、レール部材4の底板部4a(図4参照)の高さ分だけ短く形成されることにより、カバー部材20の下端面がフロアパネル3の上面3aに接触するように、カバー部材20をレール部材4に被せることができるようになっている(図3参照)。
また、図8に示すように、差込部21cは、カバー部材20の外周面を形成する側板部21bよりも図中上下方向において少し奥側に配置されている。すなわち、図中上側の差込部21cは、図中上側の側板部21bよりも、図中少し下側に形成され、図中下側の差込部21cは、図中下側の側板部21bよりも、図中少し上側に形成されている(図9参照)。
このように、差込部21cが、側板部21bよりも図8中上下方向において少し奥側に配置されていることにより、カバー部材20を上側から取り外す(図11参照)際に、上板部21aの下面における、差込部21cよりも図8中上下方向の外側の部分に、指を引掛けることができるようになっている(図9参照)。
また、被覆部21は、図8,図9に示すように、上板部21aの裏面側に一体的に形成された複数のリブ21eを備えている。リブ21eは、図10に示すように、上板部21aの裏面側から床下方向(図10中下側方向)に突出すると共に、縦横両方向(図8中上下方向及び左右方向)に長さが伸びるように格子状に形成されている。
被覆部21は、このような複数のリブ21eが形成されていることにより、その強度が向上し、サーバーラック10(図12参照)等の機器の荷重に対して耐えられるようになっている。
ただし、図8に示すように、上板部21aの裏面における、図8中左右方向の切欠部21dに対応する位置には、リブ21eは形成されていない(図10参照)。
このように、レール部材4を切欠部21dに嵌める際に、レール部材4に対して衝突するようなリブ21eは形成されていないため、カバー部材20の下端面がフロアパネル3の上面3aに接触するように、カバー部材20をレール部材4に被せることができるようになっている。
また、図10に示すように、上板部21aの裏面における、図8中左右方向の差込部21cに対応する位置に形成されたリブ21eは、他の位置に形成されたリブ21eよりも、レール部材4の底板部4a(図4参照)の高さ分だけ図10中上下方向の長さ寸法が短くなっている。
このように、レール部材4のレール内に挿入されるリブ21e(図4参照)の図10中上下方向の長さ寸法が、他の位置に形成されたリブ21eの図10中上下方向の長さ寸法よりも、レール部材4の底板部4a(図4参照)の高さ分だけ短くなっているため、カバー部材20の下端面がフロアパネル3の上面3aに接触するように、カバー部材20をレール部材4に被せることができるようになっている(図3参照)。
傾斜部22は、図5から図7に示すように、緩やかに傾斜した長方形状の上面を有する上板部22a(図4参照)と、上板部22aの図6中上側と下側の2つの辺部から略垂直下方向に伸びると共に、略三角形状(図7参照)の側面を有する側板部22bを備えている。
図10に示すように、傾斜部22の上板部22aは、被覆部21の上板部21aの図10中左端部から、カバー部材20の高さ分だけ図10中左斜め下方に緩やかに傾斜するように形成されている。
このように、傾斜部22は、レール部材4とフロアパネル3の上面3aとの間の段差を埋めて、緩やかな傾斜面にすることができるように形成されている(図3参照)。
また、傾斜部22は、図8,図9に示すように、上板部22aの裏面側に一体的に形成された複数のリブ22eを備えている。リブ22eは、上板部22aの裏面側から床下方向(図10中下側方向)に突出すると共に、縦横両方向(図8中上下方向及び左右方向)に長さが伸びるように格子状に形成されている。
傾斜部22は、このような複数のリブ22eが形成されていることにより、その強度が向上し、サーバーラック10(図12参照)等の機器の荷重に対して耐えられるようになっている。
ここで、本実施の形態に係るカバー部材20が使用されるフロアパネル3について説明する。フロアパネル3は、図4に示すように、パネル本体部16と、その上面に貼り付けられたタイル17と、タイル17の上面に固定されたレール部材4を備えて構成されている。
パネル本体部16は、その材質にアルミニウム合金を用いたダイカスト製品であって、その上面を形成する平板部16aと、この平板部16aの裏面側に一体的に形成された複数のリブ16bを備えて構成されている(図4参照)。
パネル本体部16の複数のリブ16bのそれぞれは、平板部16aの裏面側から床下方向(図4中下側方向)に突出すると共に、平板部16aの水平面に沿って縦横両方向に長さが伸びるように格子状に形成されている。パネル本体部16は、このような複数のリブ16bが形成されていることにより、その強度が向上するようになっている。
また、パネル本体部16の平板部16aの上面側には、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等のタイル17が貼り付けられている。
レール部材4は、その材質に鋼材等、例えばアルミ押出材を用いて、その長さ方向に垂直な断面形状がC字型(図4参照)になるように形成されており、C字型の開口部が上方(同図中上側)に向く状態(C字を反時計回り方向に90度回転させたような状態)で、タイル17の上面に固定されている。
図4に示すように、レール部材4における、その開口部と反対側の底板部4aには、その板厚方向に貫通すると共に、その開口面積が図4中下側に向かうに従って小さくなるように、その内周面が傾斜して形成された貫通孔4dが、レール部材4の長さ方向(図2中上下方向)に所定の間隔を空けて複数形成されている。
そして、底板部4aの貫通孔4dには、図4に示すように、皿ボルト19のオネジ部19bが挿通すると共に、皿ボルト19の頭部19aは、その上面が底板部4aの上面より上方に突出しないように、底板部4aの貫通孔4d内に収納されている。
また、図3に示すように、パネル本体部16の複数のリブ16bの内、平板部16aの裏面側から床下方向(図3中下側方向)に突出する長さ寸法が最も大きいリブ16bの先端部に、その長さ方向に垂直な断面形状が逆U字状の板部材15が、その開口部と反対側の上側板部15a(図4参照)が接触するように配置されている。
板部材15は、その長さ方向に垂直な断面形状が逆U字状(図4参照)に形成されているため、平板状に形成されている場合に比べて、上側板部15aが上方に引張られた場合の強度が向上されている。
また、板部材15は、レール部材4と略同じ長さ寸法を有するように形成されると共に、レール部材4の鉛直方向下側(図4参照)において、レール部材4の長さ方向(図2中上下方向)に沿うように配置されている。
また、板部材15の上側板部15aには、図4に示すように、レール部材4の底板部4aの貫通孔4dに対応する位置に、その板厚方向(図中上下方向)に貫通するメネジ孔15bが形成されている。
また、パネル本体部16の平板部16a、及びタイル17には、レール部材4の底板部4aの貫通孔4dに連通するような貫通孔がそれぞれ形成されている。そして、図4に示すように、レール部材4の底板部4aの貫通孔4dと、平板部16a及びタイル17のそれぞれの貫通孔を挿通して、図中下方に突出している皿ボルト19のオネジ部19bの先端部が、板部材15のメネジ孔15bにネジ締結されている。
したがって、レール部材4が上方に浮き上がろうとした場合には、レール部材4の底板部4aの貫通孔4dの傾斜した内周面が、皿ボルト19の頭部19aの下面に係合すると共に、皿ボルト19のオネジ部19bの先端部にネジ締結された板部材15の上側板部15aの上面が、パネル本体部16のリブ16bの下面に係合するようになっている。このため、レール部材4は、上方に浮き上がることがないようにパネル本体部16に固定されている。
以上より、カバー部材20の被覆部21の上板部21aが、レール部材4の上方に開口する開口部を覆っている(図3,4参照)ため、データセンター1内にサーバーラック10(図12参照)を搬入する際に、サーバーラック10のキャスターや、サーバーラック10を運ぶ台車の車輪が、レール部材4の開口部に嵌ってガタつくことを防止することができる。
また、カバー部材20の傾斜部22が、レール部材4と、フロアパネル3の上面3aとの間の段差を埋めて傾斜面にしている(図3,4参照)ため、データセンター1内にサーバーラック10(図12参照)を搬入する際に、サーバーラック10のキャスターや、サーバーラック10を運ぶ台車の車輪がスムーズにレール部材4を乗り越えることができる。
また、図2に示すように、図中左右方向に隣り合う2つのカバー部材20は、それぞれの被覆部21が互いに接触して、連続した上面を形成するように配置されている。このため、サーバーラック10のキャスターや、サーバーラック10を運ぶ台車の車輪がスムーズに2本のレール部材4の間を通過することができるようになっている。
したがって、本実施の形態に係るカバー部材20を用いれば、データセンター1内に機器を搬入する際に、フロアパネル3に固定されたレール部材4が障害になることを防止することができる。
レール部材4を使用する際には、図11に示すように、カバー部材20をレール部材4から取り外してから、図14に示すように、スライド部材7をレール部材4のレール内に配置して、前述のように、サーバーラック10とフロアパネル3を、固定ボルト6を介して連結している。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、カバー部材の種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態に係るカバー部材20において、図7に示すように、被覆部21の側板部21bに差込部21cが形成されていたが、レール部材4の開口部が上板部21a(図4参照)により覆われていれば、差込部21cが形成されていなくてもよい。
また、前記実施の形態に係るカバー部材20において、図10に示すように、被覆部21の上板部21aの裏面側にリブ21eが形成され、傾斜部22の上板部22aの裏面側にリブ22eが形成されていたが、リブ21e,22eが形成されていなくてもよい。
また、前記実施の形態に係るカバー部材20は、図1に示すように、フロアパネル3に固定されたレール部材4の開口部を覆うと共に、レール部材4と、フロアパネル3の上面3aとの間の段差を埋めるために用いられていたが、フロアパネル3に限定される必要はない。
したがって、カバー部材20が、架台(二重床部材)に固定されたレール部材4の開口部を覆うと共に、レール部材4と、架台の上面との間の段差を埋めるために用いられていてもよい。
1 データセンター
3 フロアパネル
3a 上面
4 レール部材
4a 底板部
4b 側板部
4c 上板部
4d 貫通孔
5 基礎床面
6 固定ボルト
6a 頭部
6b オネジ部
7 スライド部材
7a メネジ孔
8 支持脚
10 サーバーラック
10a 脚部
10b 底板部
10c 貫通孔
12 フリーアクセスフロア
15 板部材
15a 上側板部
15b メネジ孔
16 パネル本体部
16a 平板部
16b リブ
17 タイル
19 皿ボルト
19a 頭部
19b オネジ部
20 カバー部材
21 被覆部
21a 上板部
21b 側板部
21c 差込部
21d 切欠部
21e リブ
22 傾斜部
22a 上板部
22b 側板部
22e リブ

Claims (4)

  1. 二重床部材の上面から上方に突出するレール部材の開口部を覆う被覆部と、
    前記二重床部材の上面と前記レール部材との間の段差を埋める傾斜部とを有する
    ことを特徴とするカバー部材。
  2. 前記被覆部は、
    平坦な上面を有する上板部と、
    前記上板部の下面から、前記レール部材のレール内に挿入するように突出して形成された突出部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
  3. 前記突出部は、前記上板部の外周辺部よりも奥側の位置に形成された
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー部材。
  4. 前記被覆部及び前記傾斜部には、それぞれの上面を形成する上板部から下方に突出する補強リブが形成された
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカバー部材。
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