JP6886173B2 - 止水板および止水装置 - Google Patents

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本発明は、止水板およびこれを備える止水装置に関する。
ビル、病院、地下鉄駅、地下駐車場などの構造物の出入口は、ゲリラ豪雨や台風等によって、内部に水が流れ込むおそれがある。従来は、この対策として土嚢の積み上げを行っていたが、準備や作業に長時間を要することから、土嚢の代わりに止水板を設けることが従来から検討されている。例えば、特許文献1には、パネルの下端面にクッション材を有する止水板が開示されており、浸水対応時に止水板を型枠に固定することで、浸水の防止が図られている。
特開2003−41557号公報
ところが、上記従来の止水板は、取扱いを容易にするために軽量化すると、屋外側に雨水等が溜まった場合に、パネル下部のクッション材と床面との間から水が浸入し易くなるという問題があり、型枠への止水板の固定を強固に行ったとしても、止水板の下方からの水の浸入を確実に防止することが困難であった。
そこで、本発明は、下方からの水の浸入を確実に防止しつつ取扱性にも優れる止水板および止水装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、構造物の出入口からの水の浸入を防止する止水板であって、起立状態で配置される板本体と、前記板本体の下端面に設けられた第1の止水材とを備え、前記第1の止水材は、前記板本体の表面側に突出する突出部を有し、前記板本体の表面下部から垂下するように設けられた第2の止水材を更に備え、前記第2の止水材は、前記第1の止水材の下面が床面に接触した状態で、裏面側に前記突出部が当接すると共に、先端部が床面に当接する止水板により達成される。
また、本発明の前記目的は、前記止水板と、前記止水板の両側を昇降自在に案内する一対のガイドレールとを備える止水装置により達成される。この止水装置において、前記ガイドレールは、鉛直方向に延びる平面視コ字状のレール本体と、前記止水板の表面側と係合するように前記レール本体に設けられた表面側押圧部材とを備えることが好ましい。前記止水板は、前記板本体の裏面側に設けられた第3の止水材を備え、下降位置において前記表面側押圧部材により押圧されて、前記第3の止水材が前記レール本体に密着するように構成されることが好ましい。
また、前記ガイドレールは、前記止水板の側縁部と係合するように前記レール本体に設けられた側縁部押圧部材を備えることが好ましい。前記側縁部押圧部材は、昇降する前記止水板の側縁部と摺接するように付勢されたロック部材とすることが可能であり、前記止水板は、下降位置において前記ロック部材と係合する係合部を有し、前記ロック部材と前記係合部との係合により前記止水板の位置が固定されることが好ましい。前記ロック部材は、前記ガイドレールの上部に設けられていることが好ましく、前記ガイドレールの上方から押圧することにより前記係合部との係合を解除できるように構成されていることが好ましい。
また、前記止水板は、上下方向に連結できるように複数設けることが可能であり、上方に配置された前記止水板の前記第1の止水材が、下方に配置された前記止水板の上端面に密着するように構成することができる。
本発明によれば、下方からの水の浸入を確実に防止しつつ取扱性にも優れる止水板および止水装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る止水装置の正面図である。 図1に示す止水装置の平面図である。 図2の要部拡大図である。 図3のA−A断面における要部拡大図である。 図3のB−B断面における要部拡大図である。 図1に示す止水装置に用いるロック解除具の平面図である。 図6のC−C断面図である。 図7に示すロック解除具の使用方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態に係る止水装置の正面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る止水装置の要部拡大図である。 本発明の更に他の実施形態に係る止水装置の要部斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る止水装置の正面図である。 図12に示す止水装置の要部平面図である。 図13のD−D断面における要部拡大図である。 図12に示す止水装置の使用方法の一例を説明するための平面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る止水装置の正面図である。 図16に示す止水装置の要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1および図2は、本発明の一実施形態に係る止水装置の正面図および平面図である。図1および図2に示すように、止水装置1は、止水板10と、止水板10の両側に配置されて止水板10の昇降を案内する一対のガイドレール20,30とを備えている。一対のガイドレール20,30は、例えば、建物等の構造物の側壁91に形成された出入口92の両側に配置され、側壁91の屋外側に固定される。止水板10は、図1に矢示するように、両側を各ガイドレール20,30に係合させて降下させることにより、下部を床面93に密着させることができる。一対のガイドレール20,30は、構造物の出入口の少なくとも下部を止水板10で覆うことにより遮水できる配置であればよく、必ずしも本実施形態の配置には限定されない。
止水板10は、起立状態に配置される矩形平板状の板本体11と、板本体11の下端面に設けられた第1の止水材12と、板本体11の表面下部から垂下するように設けられた第2の止水材13と、板本体11の裏面両側に設けられた第3の止水材14とを備えている。第1の止水材12、第2の止水材13および第3の止水材14は、いずれもゴムや樹脂等からなる帯状または板状の部材である。
板本体11は、例えば、アルミニウム製のハニカム構造を有する芯材をアルミ板により被覆したハニカムパネルを使用することが可能であり、剛性を維持しつつ軽量化を図ることができる。板本体11の上端面には、裏面側に向けて切り欠かれた部分に、水平に延びる棒状の把持部11cが設けられている。板本体11は、アルミニウム以外に、例えば、カーボンやセラミック等から形成することも可能である。
板本体11の左右両側には、それぞれ側方張出部11aおよび前方張出部11bが設けられている。側方張出部11aは、板本体11の側方に向けて張り出すように形成されており、上方に向けて張出幅が拡がるように傾斜している。側方張出部11aの上部には、切欠状の係合部11dが形成されている。また、前方張出部11bは、板本体11の表面側である前方に向けて張り出すように形成されており、側方張出部11aと同様に、上方に向けて張出幅が拡がるように傾斜している。側方張出部11aおよび前方張出部11bは、例えば板状体の折り曲げにより、一体的に形成することができる。
図3は、図2に示す止水装置の側部近傍を示す拡大図である。また、図4は、図3のA−A断面における下部近傍を示す拡大図である。図3および図4に示すように、第1の止水材12は、板本体11の表面側にはみ出すように突出する突出部12aを有しており、止水板10の下降位置で、板本体11と床面93との間に介在される。また、第2の止水材13は、下端が板本体11の下端よりも下方まで延びるような長さおよび配置とされており、裏面側に第1の止水材12の突出部12aが当接することにより、前方に向けて湾曲している。第3の止水材14は、板本体11の裏面側に上下方向に延びるように設けられている。
図2に示すように、一対のガイドレール20,30は、互いに左右対称となるように構成されており、止水板10を案内するレール本体21,31と、レール本体21,31の内部に取り付けられたロック部材22,32とを備えている。レール本体21,31は、平面視コ字状に形成されて鉛直方向に延びており、コ字状の開口部同士が互いに対向するように配置されている。ロック部材22,32は、板ばね状の部材を湾曲させて形成されており、止水板10の下降位置において係合部11dと係合することで、止水板10の上下位置が固定される。ロック部材22,32は、止水板10の側縁部と係合するようにレール本体21,31にそれぞれ設けられた側縁部押圧部材として機能する。
図5は、図3のB−B断面におけるガイドレール30の上部近傍を示す拡大図である。ロック部材32は、レール本体31の拡大された上部の内面に一端側が固定されている。ロック部材32の他端側には、下方に屈曲した係止部32aが設けられている。係止部32aは、レール本体31の側壁に形成された開口31aを介して外部に突出している。
図5(a)に示すように、止水板10を矢示方向に降下させると、ロック部材32は、弾性変形が維持された状態で、止水板10の側縁部である側方張出部11aと摺接する。止水板10が下降位置まで降下すると、図5(b)に示すように、ロック部材32は止水板10の係合部11dに係合し、止水板10の位置が固定される。なお、ロック部材32の係止部32aは、レール本体31の外面に係止される。
上記の構成を備える止水装置1は、止水板10が下降位置に降下すると、図4に示すように、第1の止水材12の下面が床面93に接触する。また、第2の止水材13は、裏面側に第1の止水材12の突出部12aが当接すると共に、先端部が床面93に当接する。この状態で、止水板10の表面側(屋外側)に豪雨等で水Wが滞留すると、第2の止水材13には、水圧によって矢示のような押圧力Fが作用するため、突出部12aが押圧されて床面93に密着する。こうして、止水板10の下方からの水の浸入が確実に防止される。突出部12aの浮き上がりを防止して止水を確実に行うため、本実施形態のように第2の止水材13を設けることが好ましいが、第2の止水材13を備えない構成であっても、突出部12aに水圧による押圧力を作用させて、止水を行うことが可能である。
また、図3に示す止水板10の前方張出部11bは、上方に向けて張出幅が大きくなるように形成されているため、止水板10を下降位置まで降下させると、板本体11は、レール本体31の内面と前方張出部11bとの接触により後方(裏面側)に向けて押圧され、第3の止水材14の上部がレール本体31の内面に密着する。また、図3および図4に示すように、一対のガイドレール20,30は、レール本体21,31の内面下部に、下方に向けて突出幅が徐々に大きくなるように勾配状に形成された表面側押圧部材23,33を備えており、この表面側押圧部材23,33が板本体11の表面側と摺動することにより、第3の止水材14の下部がレール本体31の内面に密着する。更に、止水板10の表面側に水が滞留した場合には、板本体11が押圧力を受けて、第3の止水材14の下部がレール本体31の内面に密着する。
このように、本実施形態の止水板10は、板本体11が軽量であっても、第1の止水材12と床面93との間、および、第3の止水材14とレール本体31の内面との間を、それぞれ確実に密着させることができるので、取扱性を良好にしつつ、出入口92からの水の浸入を確実に防止することができる。
また、止水板10は、下降位置において、両側の側方張出部11a,11aに形成された係合部11d,11dが、それぞれロック部材22,32に係合することにより固定されるため、止水板10が下降位置まで確実に降下したことを作業者が容易に確認することができると共に、第三者が止水板10を不意に取り外すのを防止することができる。
図5(b)は、ロック部材32が係合部11dに係合された状態を示している。ロック部材32と係合部11dとの係合解除は、ロック部材32の上部を下方に強く押圧することにより可能である。この作業は、後述する専用のロック解除具を使用することにより、容易に行うことができる。
図6は、ロック解除具の一実施形態を示す平面図であり、図7は、図6のC−C断面図である。図6および図7に示すように、ロック解除具40は、屈曲状に形成された本体41の上部に把持部42を有している。本体41の屈曲部から下方に延びる押圧部41aは、切欠部41bによって分割されている。本体41の上部および押圧部41aの先端部には、それぞれ幅方向に延びるスリット状の係合部41c,41dが設けられている。
このロック解除具40は、切欠部41bを板本体11の側方張出部11aに合わせて、図8(a)に示すように、ガイドレール30の上部に上方から挿入すると、押圧部41aの下端が、側方張出部11aを挟んだ両側においてロック部材32の上部に当接し、ロック部材32を下方に押圧する。これにより、ロック部材32は弾性変形して図8(b)に示す状態になり、係合部11dとの係合が解除される。このように、ロック解除具40を使用することにより、止水板10の取り外しを迅速容易に行うことができる。
図8(a)に示すように、ガイドレール30に凸状の係合部31b,31cを設けた場合には、図8(b)に示すロック解除具40の挿入時に、これらの係合部31b,31cを、ロック解除具40の係合部41c,41dに係合させることができる。これにより、ロック解除具40がガイドレール30に保持され、ロック部材32によるロックが解除された状態を維持することができるので、止水板10の取り外しをより容易に行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。例えば、本実施形態の止水板10を複数用意して、図9に示すように、一対のガイドレール20,30に支持された一の止水板10−1に対して、他の止水板10−2を矢示方向に降下させることにより、複数の止水板10−1,10−2を上下に連結するように構成してもよい。この場合、上方の止水板10−2の厚みに対して下方の止水板10−1の厚みが大きくなるように形成することで、上方の止水板10−2の第1の止水材12が下方の止水板10−1の上端面に密着するための十分なスペースを容易に確保することができ、2つの止水板10−1,10−2の間から水が浸入するのを確実に防止することができる。
また、本実施形態においては、第1の止水材12の底面全体が床面93と密着するように形成しているが、その形状は特に限定されるものではない。例えば、図10に示すように、第1の止水材12の前部および後部を、それぞれ調整材12b,12cを介して折り返し、第1の止水材12の中央部を、押さえ板12dにより板本体11に押圧して固定してもよい。この構成によれば、床面93が傾斜する場合でも、床面93の傾斜角度に合わせて各調整材12b,12cの厚みを適宜調整することで、第1の止水材12の前後を床面93と密着することが可能であり、設置の自由度を高めることができる。
また、本実施形態においては、止水板10の両側を、一対のガイドレール20,30が昇降自在に案内するように構成しているが、例えば、図11に示すように、止水板10の一方または双方の側部に設けられた係合ブロック15に切欠状の係合部15aを形成し、床面93から突出するボルト等の突出部93aに係合部15aを係合させることで、一対のガイドレール20,30を設けることなく止水板10を設置することも可能である。なお、図9から図11において、図1から図8に示す止水装置1と同様の構成部分に同一の符号を付している(以下の図面においても同様)。
また、本実施形態においては、第1の止水材12および第2の止水材13を分離可能な別部材として構成しているが、第1の止水材12が突出部12aにおいて第2の止水材13と一体化された構成であってもよい。
図12は、本発明の更に他の実施形態に係る止水装置の正面図である。また、図13は、図12に示す止水装置の要部平面図であり、図14は、図13のD−D断面における下部近傍を示す拡大図である。図12から図14に示す止水装置1は、側縁部押圧部材22,32が、止水板10の側縁部とそれぞれ係合する一方、止水板10の位置を固定するものではない点で上記実施形態のロック部材と相違する。本実施形態の側縁部押圧部材22,32は、一対のガイドレール20,30のレール本体21,31の内面に固定されたブロック状の部材である。
また、この止水装置1は、止水板10の板本体11の表面両側にガイド部材16,16が設けられている。ガイド部材16,16は、上方に向けて張出幅が拡がる勾配状の傾斜面を有しており、止水板10の下降位置で、レール本体21,31の内面に設けられた表面側押圧部材23,33と係合する。表面側押圧部材23,33は、下方に向けて突出幅が徐々に大きくなるように勾配状に形成されている。
レール本体21,31における側縁部押圧部材22,32および表面側押圧部材23,33の高さ位置は、特に限定されるものではないが、レール本体21,31の下部(例えば、下降位置にある止水板10の高さ方向の中央部よりも下方)に設けることが好ましい。これにより、止水板10の下部において良好な止水効果が得られるため、止水板10の下方からの浸水をより確実に防止することができる。また、側縁部押圧部材22,32および表面側押圧部材23,33を、レール本体21,31の下部に設けることにより、図15に示すように、止水板10をレール本体21,31に対して矢示の横方向(水平方向)から取り付ける際に、止水板10を高く持ち上げなくても、止水板10が側縁部押圧部材22,32および表面側押圧部材23,33に干渉するのを防止できるので、作業負担を軽減することができる。
この止水装置1についても、図16に示すように、複数の止水板10−1,10−2を上下に連結可能に構成することができる。この場合、各止水板10の側縁部および表面側と係合するように、側縁部押圧部材22,32および表面側押圧部材23,33をレール本体21,31に複数設けることが好ましい。図16は、レール本体21,31に対して止水板10−2を上方から挿入する場合を示しているが、上下の側縁部押圧部材22,32および表面側押圧部材23,33の間隔を、止水板10−1の高さよりも大きくすることで、各止水板10−1,10−2をレール本体21,31に横方向(水平方向)から取り付けることが可能である。止水板10−1,10−2の上部には、取付ピン17,17が設けられており、下方の止水板10−1の取付ピン17,17を、上方の止水板10−2の下端面に形成された挿入孔(図示せず)に挿入することにより、止水板10−1,10−2の連結状態をより確実に維持することができる。
図17に示すように、止水板10−1,10−2の上部には、板本体11の表面から前方に突出する支持板18を設けて、上方の止水板10−2の第1の止水材12を、下方の止水板10−1の支持板18の上面に密着させるように構成してもよい。この構成によれば、上下の止水板10−1,10−2を同じ大きさで同じ形状にすることができるので、レール本体21,31に対する止水板10−1,10−2の取付順序を気にする必要がなく、作業性を高めることができる。
1 止水装置
10 止水板
11 板本体
11a 側方張出部
11b 前方張出部
11c 把持部
11d 係合部
12 第1の止水材
12a 突出部
13 第2の止水材
14 第3の止水材
20,30 ガイドレール
21,31 レール本体
22,32 側縁部押圧部材(ロック部材)
23,33 表面側押圧部材
40 ロック解除具

Claims (7)

  1. 構造物の出入口からの水の浸入を防止する止水板であって、
    起立状態で配置される板本体と、
    前記板本体の下端面に設けられた第1の止水材とを備え、
    前記第1の止水材は、前記板本体の表面側に突出する突出部を有し、
    前記板本体の表面下部から垂下するように設けられた第2の止水材を更に備え、
    前記第2の止水材は、前記第1の止水材の下面が床面に接触した状態で、裏面側に前記突出部が当接すると共に、先端部が床面に当接する止水板。
  2. 請求項に記載の止水板と、前記止水板の両側を昇降自在に案内する一対のガイドレールとを備える止水装置。
  3. 前記ガイドレールは、鉛直方向に延びる平面視コ字状のレール本体と、前記止水板の表面側と係合するように前記レール本体に設けられた表面側押圧部材とを備えており、
    前記止水板は、前記板本体の裏面側に設けられた第3の止水材を備え、下降位置において前記表面側押圧部材により押圧されて、前記第3の止水材が前記レール本体に密着する請求項に記載の止水装置。
  4. 構造物の出入口からの水の浸入を防止する止水板であって、起立状態で配置される板本体と、前記板本体の下端面に設けられた第1の止水材とを備え、前記第1の止水材は、前記板本体の表面側に突出する突出部を有する止水板と、
    前記止水板の両側を昇降自在に案内する一対のガイドレールとを備え、
    前記ガイドレールは、前記止水板の側縁部と係合するように前記レール本体に設けられた側縁部押圧部材を備える止水装置。
  5. 前記側縁部押圧部材は、昇降する前記止水板の側縁部と摺接するように付勢されたロック部材であり、
    前記止水板は、下降位置において前記ロック部材と係合する係合部を有し、
    前記ロック部材と前記係合部との係合により前記止水板の位置が固定される請求項に記載の止水装置。
  6. 前記ロック部材は、前記ガイドレールの上部に設けられており、前記ガイドレールの上方から押圧することにより前記係合部との係合を解除することができる請求項に記載の止水装置。
  7. 前記止水板は、上下方向に連結できるように複数設けられ、
    上方の前記止水板の前記第1の止水材が、下方の前記止水板の上端面に密着する請求項2から6のいずれかに記載の止水装置。
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