JP6889080B2 - 防水装置 - Google Patents
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本実施形態の防水装置1は、溝100を有するガイドレール(設置枠)GR1,GR2に差し込まれる防水板12と、防水板12の端面に配置される下端カバー材7及び側端カバー材8と、防水板12の一側の面(背面)に配置される止水用のパッキン9と、を備える。
下端カバー材7及び側端カバー材8は、防水板12の端面を覆うカバー材本体71,81と、カバー材本体71,81の防水板12の厚み方向一側に配置され、パッキン9を防水板12の一側の面とともに挟み込む保持片72,82と、を有する。
パッキン9は、保持片72,82と防水板12の一側の面の間に保持される保持部92と、防水板12の厚み方向で保持片72,82よりも突出する高さを有し、防水板12がガイドレールGR1,GR2に設置された状態で溝100の内側に対して厚み方向で対向するパッキン本体91と、が一体的に形成される。
また、水を受ける第1面材2(正面)の反対側である第2面材3(背面側)にパッキン9を位置させることにより、水が侵入しようとしてきた場合に水圧によってパッキン9が更に圧縮され、止水性がより向上する。即ち、防水板12の面内でガイドレールGR1,GR2に対して圧着するので、防水板12が面で受けた水圧を大きく利用でき、従来技術のように、防水板12の面外(水を直接的に受けないような位置)にパッキンが配置される場合に比べて高い止水性能を実現できるのである。
更に、水圧によって側端カバー材8の内側に水が入り込んだ場合においても、パッキン9の外側に流れ込むので開口部に流れ込まない様に配慮して配置されている。即ち、側端カバー材8から流れ込んだ水がパッキン9の保持部92に達しても、保持部92で水が塞き止められる上、保持部92を越えてもガイドレールGR2に密着するパッキン本体91によって建物の内部に進もうとする水の動きが妨げられるのである(図9参照)。
加えて、パッキン9を取り付けるための工程も、石鹸水や水に溶かした中性洗剤などを塗布して挿入するだけでよいので、高い止水性能と製造性を両立できる。
2 第1面材2
3 第2面材3
4,5 框
6 補強材
7 下端カバー材(カバー材)
71 カバー材本体
72 保持片
73 脱落防止片
8 側端カバー材(カバー材)
81 カバー材本体
82 保持片
83 脱落防止片
9 パッキン
9A 下端パッキン
9B 側端パッキン
91 パッキン本体
92 保持部
93 パッキン溝
94 切欠部
12 防水板
100 溝
GR1,GR2 ガイドレール(設置枠)
Claims (5)
- 溝を有する設置枠に差し込まれる防水板と、
前記防水板の端面に配置されるカバー材と、
前記防水板の一側の面に配置される止水用のパッキンと、
を備え、
前記カバー材は、
前記防水板の端面を覆うカバー材本体と、
前記カバー材本体の前記防水板の厚み方向一側に配置され、前記パッキンを前記防水板の一側の面とともに挟み込む保持片と、を有し、
前記パッキンは、
前記保持片と前記防水板の一側の面の間に保持される保持部と、
前記防水板の厚み方向で前記保持片よりも突出する高さを有し、前記防水板が前記設置枠に設置された状態で前記溝の内側に対して前記防水板の厚み方向で対向するパッキン本体と、
が一体的に形成される防水装置。 - 前記保持片の先端には、前記防水板の一側の面に向かって屈曲する脱落防止片が形成される請求項1に記載の防水装置。
- 前記パッキンには、前記パッキン本体と前記保持部との間に設けられ、前記脱落防止片の先端が嵌まる溝が形成される請求項2に記載の防水装置。
- 前記カバー材として、
前記防水板の下端部に沿って配置されている下端カバー材と、
前記防水板の左右の側端部に沿って配置されている一対の側端カバー材と、を備え、
前記パッキンとして、
前記防水板の一方の下端部に沿って配置されている下端パッキンと、
前記下端パッキンに連続し、前記防水板の一方の左右の側端部に沿って配置されている一対の側端パッキンと、を備え、
前記パッキンは、前記下端パッキンと前記一対の側端パッキンとの間に、前記保持部の一部が切り欠かれた切欠部を有する請求項1から3の何れかに記載の防水装置。 - 前記防水板は、
矩形状を有し、互いに間隔を空けて互いに平行に配置されている一対の面材と、
前記一対の面材の間に配置されている框と、を有する請求項1から4の何れかに記載の防水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183620A JP6889080B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017183620A JP6889080B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 防水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019060083A JP2019060083A (ja) | 2019-04-18 |
JP6889080B2 true JP6889080B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=66178016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017183620A Active JP6889080B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 防水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6889080B2 (ja) |
-
2017
- 2017-09-25 JP JP2017183620A patent/JP6889080B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2019060083A (ja) | 2019-04-18 |
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