JP2518009Y2 - クロゼットの下レール - Google Patents

クロゼットの下レール

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JP2518009Y2
JP2518009Y2 JP1990057454U JP5745490U JP2518009Y2 JP 2518009 Y2 JP2518009 Y2 JP 2518009Y2 JP 1990057454 U JP1990057454 U JP 1990057454U JP 5745490 U JP5745490 U JP 5745490U JP 2518009 Y2 JP2518009 Y2 JP 2518009Y2
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JP
Japan
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closet
rail
gap
flooring material
lower rail
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JP1990057454U
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JPH0416281U (ja
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純三 立野
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UNION CO.,LTD.
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UNION CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、屋内に物入れを設けたり、あるいは間仕
切りをする場合などに広く用いられているクロゼットの
下レールの改良に関する。
従来の技術 クロゼットドアを下側から支承すると共に、該ドアの
下面に突出するスライダーを摺動自在に嵌合して床に沿
って固定される下レールは、一般に図面に示すように、
床下地材9の上に貼り合わせた前後のフローリング材3
の間に嵌め込み間隙4を形成して、その中に嵌め込まれ
る。
考案が解決しようとする課題 上記のように、先にフローリング材3に嵌め込み間隙
4を形成して、後から下レールを嵌め込む場合に、該間
隙4の幅が狭かったり、前後いずれかに偏っていたりす
ると、下レールが狭窄されてクロゼットドアの円滑な走
行が妨げられる。そのために、嵌め込み間隙の形成には
余裕を持たせることが一般に行われている。しかしなが
ら一方では余裕のある嵌め込み間隙の中に嵌め込まれた
下レールは、その外側面とフローリング材3の端面との
間に隙間を形成し、施工を見苦しくしたり、埃等が溜ま
るという欠点を生じる。
そのために、下レールとフローリング材との隙間を解
消することが課題となっていた。
課題を解決するための手段 本考案は、上記の課題を解決するために、クロゼット
ドアの下面に突出するスライダーを摺動自在に嵌合して
床に沿って固定するクロゼットの下レールにおいて、レ
ール本体の外側面上部に、適宜の幅を具えてフローリン
グ材との間に形成される隙間を蔽うようにした可撓性の
蔽い片を備えたことを特徴とするクロゼットの下レール
を提供するものである。
作用 上記のように、レール本体の外側面上部に、適宜の幅
を具えた可撓性の蔽い辺を備えた本考案下レールは、上
記蔽い片によって、フローリング材との間の隙間を上部
から蔽うので嵌め込み間隙に余裕のある場合でも、蔽い
片の幅を限度としてその隙間を外から見えないようにす
る施工ができる。また、下レールの高さとフローリング
材の厚さとが一致しない場合に、可撓性のある該蔽い片
がフローリング材の厚さに応じて傾斜し、その傾斜によ
って画然とした段差が形成されることを解消する。
本考案レールは上記のようにしてクロゼットの施工の
際に生じ易い不工合を解消するものである。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図に示す実施例Iは、レール本体1に従来品を用
い、軟質で可撓性に富む素材で別体に蔽い片2を形成
し、両者1,2を重ね合わせてフローリング材3の嵌め込
み間隙4内に嵌め込み、固定するようにした場合のもの
がある。
第2図に示す実施例IIは、レール本体1の外側面上部
にレールと一体に可撓性に富む蔽い片2を一体成形した
場合のものである。
なお図において、5はレール本体1に、下面に突出さ
せたフランジ付きのスライダー6を嵌合させて摺動自在
に装着されたクロゼットドア、7は下レールを前記嵌め
込み間隙4内に固定する止めねじ、8は下レールの嵌め
込みによって嵌め込み間隙4内に形成される隙間、9は
床下地材、10はクロゼットドア5を上部で支承する上レ
ールである。
前記蔽い片2は、第1,2図にそれぞれ示すように、外
端をフローリング材3の上面に接しさせて上記隙間8を
蔽っている。また、第2図中に2点鎖線で示すように、
フローリング材3の厚さtが高い場合には、その可撓性
によって同じ高さtに接する位置を変える。また、その
幅の範囲で、フローリング材3の上に敷かれる絨緞の縁
を隠すこともできる。さらにこの蔽い片2は、図示のよ
うにレール本体1とフローリング材3との間に高さのギ
ャップがあることもカバーして斜面で両者1,3を連続す
るので、当りを軟らかくすると共に蹴つまづき事故を防
ぐこともできる。
本考案は、両側に蔽い片2を備えた実施例I,IIの態様
に限らず、下部のレール本体1の一方の外側面上部にの
み蔽い片2を備えて、この蔽い片2を備えた側を人が出
入したり、人目に触れ易い側のみを覆うように用いる場
合もあり、本考案の目的にそって蔽い片2を備える位置
とか形状が適宜に変更される場合もある。また、本考案
レールの施工はフローリング材の施工後に限らず、ぞの
前に行うこともできる。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、下レールのレール本
体の外側面上部に備えた蔽い片によって、フローリング
材との間の隙間を蔽ったクロゼットの施工ができる。し
たがって、下レールの嵌め込み間隙の形成を容易にする
と共に、仕上がりを美麗にし、埃等の侵入を防ぎ、か
つ、蹴つまづき、衝突等を回避してレールの変形を防ぐ
等安全性にも寄与することができるというきわめて優れ
た実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例Iを示す一部切欠立面図、第2
図は実施例IIの要部のみを示す一部切欠立面図である。 1……レール本体、2……蔽い片、3……フローリング
材、4……嵌め込み間隙、5……クロゼットドア、6…
…スライダー、7……止めねじ、8……隙間、9……床
下地材、10……上レール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロゼットドア5の下面に突出するスライ
    ダー6を摺動自在に嵌合して床に沿って固定されるクロ
    ゼットの下レールにおいて、レール本体1の外側面上部
    に、適宜の幅を具えてフローリング材3との間に形成さ
    れる隙間8を蔽うようにした可撓性の蔽い片2を備えた
    ことを特徴とするクロゼットの下レール。
JP1990057454U 1990-05-31 1990-05-31 クロゼットの下レール Expired - Lifetime JP2518009Y2 (ja)

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JPH0416281U JPH0416281U (ja) 1992-02-10
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