JPH0732843Y2 - サッシのコーナーストッパ - Google Patents

サッシのコーナーストッパ

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JPH0732843Y2
JPH0732843Y2 JP1988055558U JP5555888U JPH0732843Y2 JP H0732843 Y2 JPH0732843 Y2 JP H0732843Y2 JP 1988055558 U JP1988055558 U JP 1988055558U JP 5555888 U JP5555888 U JP 5555888U JP H0732843 Y2 JPH0732843 Y2 JP H0732843Y2
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JP
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vertical
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shoji
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JP1988055558U
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JPH01159088U (ja
Inventor
勝敏 石田
芳久 小林
哲男 山内
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、サッシ竪枠と下枠の組み合わされる下枠コ
ーナー部分に取り付けられるコーナーストッパに関する
ものである。
従来の技術 従来一般のサッシにおいて、サッシ枠の外障子当接竪枠
には外障子竪枠気密材が上下にわたって装着されてい
る。また、下枠には、外障子用下枠気密材が装着してあ
る。これらの気密材は外障子用竪枠と下枠との組み合わ
されたコーナー部分において、上下に接合してある。
考案が解決しようとする課題 こうした枠気密材は周知のようにゴム等のパッキング材
料から構成してあるために寸法公差が大きい。そのため
に、枠気密材を枠に装着しても第4図のように下枠気密
材50と竪枠気密材51の接合部Aに僅かな隙間が生じた
り、室外側圧接面50a、51aに段差が生じたりするおそれ
がある。このような状態で、外障子が閉鎖、引寄せされ
た時に下枠に強く雨が吹き付けると、接合部の隙間から
雨水が室内へ勢い良く水しぶきとなって飛び込み下枠を
飛び越えて、室内床面をぬらす問題があった。また、下
枠気密材50と竪枠気密材51の圧接面50a、51aの段差が大
きいと(例えば、第4図(a))、下枠気密材50と外障
子框との圧接状態は高くない状態となり、台風時の室内
外の圧力変動で、圧接状態の低い部分に隙間が生じるお
それがあり、やはり、この隙間から雨水が水しぶきとし
て侵入して床面をぬらす問題があった。
課題を解決するための手段 この考案によるコーナーストッパは、上記した問題を解
決するために考案されたものである。つまり、外障子当
接竪枠に設けた外障子用竪枠気密材と、下枠に設けた外
障子用下枠気密材とが、サッシの下枠コーナー部分で上
下に接合し、これらの気密材の、外障子框との圧接面が
ほぼ同一平面となっているサッシの下枠コーナー部分に
取付けられるコーナーストッパであって、下枠に固着さ
れるストッパ本体には、外障子用下枠気密材の僅か上方
位置において、ストッパ本体の室外側面から室外方向へ
しぶき返しを突設し、このしぶき返しの室外方向への突
出量を、自体の室外側面が外障子の閉鎖引寄せ時に外障
子框の室内側面とほぼ当接する突出量に設定し、このし
ぶき返しの外障子当接竪枠側の端面を、外障子当接竪枠
に設けられた竪枠気密材装着溝と、これに装着された外
障子用竪枠気密材の側面に当接する面としたことを特徴
とする。
作用 このようなコーナーストッパを下枠のコーナー部に固着
することで、外障子用下枠気密材と外障子用竪枠気密材
とのコーナー部で前記した隙間が生じ、そこから雨水が
水しぶきとして侵入しても、しぶき返しによってこの水
しぶきが室内へ直接侵入することを防止する。従って室
内床面を水しぶきによりぬらすことがない。
実施例 第3図において、内、外障子当接竪枠1、2及び上、下
枠3、4によりサッシ枠5が枠組みしてある。このサッ
シ枠5には内、外障子6、7が左右に開閉自在に嵌め込
んである。内障子6の召合せ框8と、外障子7の戸当り
框9には、引寄せハンドル10により、それぞれの障子を
室内側へ引き寄せる公知の引寄せ装置が組込んである。
下枠4には、基壁4aと上壁4bとを連続する垂壁4cに長手
方向全長に亘って、気密材装着溝11が形成されている。
この気密材装着溝11には閉鎖状態の外障子7の下框12、
及び戸当り框9の下部の室内側面と対向する位置に、外
障子用下枠気密材13(以下、下枠気密材13と記す)が装
着してある。また、外障子当接竪枠2には、竪枠気密材
装着溝14が外障子当接竪枠2のほぼ全長にわたって形成
されている。この竪枠気密材装着溝14には外障子用竪枠
気密材15(以下、竪枠気密材15と記す)が装着してあ
る。竪枠気密材15の下端面は下枠気密材13の上面と接合
して接合部Aが形成されており、また、竪枠気密材15と
下枠気密材13の室外側の圧接面15a、13aはほぼ同一平面
となるようにしてある。更に外障子当接竪枠2には前記
竪枠気密材装着溝14より室内側に室内側壁16が形成して
ある。この室内側壁16と竪枠気密材装着溝14とに挟ま
れ、前記接合部Aに対応する下枠コーナー部分Pには、
本願考案のコーナーストッパ17がねじ18により下枠4の
上壁4bに固着してある。
このコーナーストッパ17は、合成樹脂により成形された
ストッパ本体19の室外側面19aから、しぶき返し20が室
外方向に一体に突出成形されている。しぶき返し20は、
その室外側面20aが外障子7の閉鎖、引寄せ時に、前記
下枠コーナー部分Pと対応する外障子下框12、及び戸当
り框9の下部の室内側面とほぼ当接するように(僅かの
隙間、例えば0.5mm程度の僅かな隙間はあってもよい)
その室外方向への突出量が設定してある。また、その外
障子当接竪枠9側の端面20bが、竪枠気密材装着溝14と
竪枠気密材15の側面と当接する面にしてある。こうして
第1図に示すように下枠気密材13の僅か上方において外
障子下框12、及び戸当り框9の下部の室内側面と、スト
ッパ本体19の室外側面19aとの隙間を塞ぐように形成し
てある。ストッパ本体19の内障子召合せ框8側の端面
は、従来通りの内障子召合せ框8との衝接面19bに形成
してある。なお、ストッパ本体19の長手方向長さは、内
障子召合せ框8が衝接面19bに衝接したときに前記引寄
せハンドル10が外障子当接竪枠2に当らない長さになっ
ている。
こうして、下枠コーナー部分Pにコーナーストッパ17が
固着され、外障子7を閉鎖引寄せする。そうすると、前
記しぶき返し20は下枠気密材13の僅か上方において外障
子下框12、及び戸当り框9の下部の室内側面と、ストッ
パ本体19の室外側面19aとの隙間を塞ぐ。そこで、寸法
公差に起因して生じる下枠及び竪枠気密材13、15の接合
部Aの隙間や、外障子7との圧着状態の不均一により生
じる隙間から、雨水が水しぶきとなって下枠気密材13の
上方空間Rへ勢い良く入り込むことがあっても、しぶき
返し20の室外側面20aが外障子下框12、戸当り框9の下
部の室内側面とほぼ当接し、両者間に隙間はほとんどな
く、また、しぶき返し20の端面20bも外障子当接竪枠2
の竪枠気密材装着溝14とこれに装着した竪枠気密材13の
側面に当接しているために、前記上方空間Rは、接合部
Aから外障子開放方向へ離れた部分が開口しているのみ
であるため、その水しぶきはしぶき返し20によってそれ
以上室内側へ飛び込むことが阻止される。従って、下枠
4を越えて水しぶきが室内へ侵入することが防止され、
床面をぬらすことがなくなる。
なお、前記しぶき返しは、コーナーストッパと一体成形
したもので説明したが、例えばゴム等の弾性材料で別部
材としたしぶき返しを、ストッパ本体の室外側面に取り
付けてもよい。
考案の効果 以上のようにこの考案のコーナーストッパをサッシのコ
ーナー部分に装着すると、しぶき返しの端面が外障子当
接竪枠の竪枠気密材装着溝とこれに装着した外障子用竪
枠気密材の側面に当接し、この状態で外障子の閉鎖、引
寄せを行うと、下枠気密材の僅か上方において、しぶき
返しの室外側面が外障子下框、戸当り框の下部の室内側
面とほぼ当接し、しぶき返しが、外障子当接竪枠の竪枠
気密材装着溝とこれに装着した外障子用竪枠気密材の側
面から外障子開放方向へ向けて、ストッパ本体の室外側
面と外障子框の室内側面との隙間を塞いで、外障子用下
枠気密材の上方空間が、接合部より外障子開放方向へ離
れた部分で開口するのみとなり、外障子用竪枠気密材と
外障子用下枠気密材の接合部から水しぶきが入り込むこ
とがあっても、しぶき返しによってこの水しぶきが下枠
を飛び越えて室内へ入ることを確実に防止できる。従っ
て、室内床面をぬらすことがなくなる。しかも、このよ
うなしぶき返しをストッパ本体に一体に設けたので、既
設のサッシの下枠にも簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案に係るコーナーストッパをサッシ枠に
取り付けた状態の平面図、第2図は第1図のII-II断面
図、第3図はサッシ枠を室内側から見た図、第4図は外
障子用竪枠、下枠気密材の接合部の説明図で、(a)は
(b)の側面図である。 1……サッシ枠、2……外障子当接竪枠、4……下枠、
7……外障子、13……外障子用下枠気密材、14……竪枠
気密材装着溝、15……外障子用竪枠気密材、13a,15a…
…圧接面、17……コーナーストッパ、19……ストッパ本
体、19a……室外側面、20……しぶき返し、20a……室外
側面、20b……端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外障子当接竪枠に設けた外障子用竪枠気密
    材と、下枠に設けた外障子用下枠気密材とが、サッシの
    下枠コーナー部分で上下に接合し、これらの気密材の、
    外障子框との圧接面がほぼ同一平面となっているサッシ
    の下枠コーナー部分に取付けられるコーナーストッパで
    あって、下枠に固着されるストッパ本体には、外障子用
    下枠気密材の僅か上方位置において、ストッパ本体の室
    外側面から室外方向へしぶき返しを突設し、このしぶき
    返しの室外方向への突出量を、自体の室外側面が外障子
    の閉鎖引寄せ時に外障子框の室内側面とほぼ当接する突
    出量に設定し、このしぶき返しの外障子当接竪枠側の端
    面を、外障子当接竪枠に設けられた竪枠気密材装着溝
    と、これに装着された外障子用竪枠気密材の側面に当接
    する面としたことを特徴とするサッシのコーナーストッ
    パ。
JP1988055558U 1988-04-25 1988-04-25 サッシのコーナーストッパ Expired - Lifetime JPH0732843Y2 (ja)

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JPH01159088U JPH01159088U (ja) 1989-11-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618712Y2 (ja) * 1978-09-29 1981-05-01
JPS6051291U (ja) * 1983-09-16 1985-04-10 日本軽金属株式会社 回転窓における漏水防止装置

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JPH01159088U (ja) 1989-11-02

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