JP3014134U - 移動壁に装着されるドアの戸当たりエッジ用キャップ - Google Patents

移動壁に装着されるドアの戸当たりエッジ用キャップ

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JP3014134U
JP3014134U JP1995000891U JP89195U JP3014134U JP 3014134 U JP3014134 U JP 3014134U JP 1995000891 U JP1995000891 U JP 1995000891U JP 89195 U JP89195 U JP 89195U JP 3014134 U JP3014134 U JP 3014134U
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隆一 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアを装着した移動壁において、該ドアを開
閉する場合にドアの下端コーナーに足が接触してケガを
することがないようにする戸当たりエッジ用キャップの
提供。 【構成】 戸当たりエッジ5、9の下端をカバーする為
のキャップであって、該キャップは片方のコーナー部1
2から受け部11にかけての領域をカバーするキャップ
Aと、他方のコーナー部12をカバーするキャップBの
2種類からなり、キャップAはコーナーカバー16と受
け部カバー17にて形成され、コーナーカバー16の底
にはネジ孔20を有し、底18の周辺には縁19を設
け、又キャップBはネジ孔20を有す底22の周辺に縁
23を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移動壁に装着されるドアの戸当たりエッジ下端に取り付けする安全キ ャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動壁は天井レールに吊設されて移動し、所定の場所に配列して間仕切りを構 成することが出来、又不必要な場合には収納部へ移動して納めることが出来る。 ところで、移動壁はその両側に縦エッジを取着しており、該縦エッジは移動壁の 上下端まで延びている。勿論、移動壁自体の形態は色々あって、大型移動壁とも なれば非常に重たくなるが、該移動壁を所定の場所へ動かすにはそれなりの力が 必要であり、特に天井レールの交差部を通過する場合にはスムーズに方向転換す ることは容易でなく、大きな力が必要となる場合が多い。
【0003】 又収納部に配列して収納する場合には移動壁の表面に外力を作用することにな るために該移動壁は揺れ動き、移動壁の下端に形成される空間に足を挿入するな らば縦エッジの下端角部に接してケガをすることがある。縦エッジ下端の角部に 接するケースは移動壁を移動操作する場合にも発生するが、収納作業をする場合 が特に多い。また接触してケガをする箇所は上記縦エッジの下端角部のみならず 、下圧接部材の先端角部もあり、これらの箇所に接触してもケガをしないように することが望まれている。
【0004】 そこで、出願人はこの問題点を解決する為に平成6年10月29日付けで「移 動壁下端の木口カバー構造及び木口キャップ」に関して実用新案登録出願を行っ ている(実願平6−14492号)。すなわち、移動壁の下端コーナーに樹脂製 の木口キャップを取り付けすることでケガを防止するようにしたものである。同 じく平成6年7月28日付けで「移動壁及び移動壁の下端エッジカバー」に関し ての実用新案登録出願も行っている(実願平6−10360号)。しかし、移動 壁にはドアが装着されて仕切られた状態であっても出入りが出来るように構成し ている場合があり、このような移動壁では該移動壁下端に上記木口キャップを取 着しただけでは不十分である。
【0005】 ドアを移動壁に装着する場合、ドア並びに移動壁には戸当たりエッジが設けら れていて、該ドアが正しく閉じられるようになっている。そして、この戸当たり エッジは移動壁面及びドア面から突出している為に移動壁下端に接触してケガを するよりも該戸当たりエッジに当たってケガをする場合が多い。
【0006】
【本考案が解決しようとする課題】
このように移動壁にドアを装着する場合、該移動壁を移動操作したりドアを開 閉する時にドアの戸当たりエッジに接してケガをすることが多い。本考案が解決 しようとする課題はこの問題点であって、上記戸当たりエッジに当たってもケガ をすることがないようにした戸当たりエッジ用キャップを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の戸当たりエッジ用キャップは戸当たりの下端に取着される部材であり 、戸当たりエッジ下端面及びその周辺にかけてカバーする形状となっている。と ころで、移動壁にはその両側に概略コ型断面の押出し材から成る縦エッジが取付 けられており、上記戸当たりエッジはこの縦エッジの一方のコーナーからL型を 成して受け部を突出した押出し材である。
【0008】 戸当たりエッジ用キャップは該戸当たりエッジの下端に当接する底を有し、底 の周囲には垂直に起立する縁を形成している。そして該底と縁とで戸当たりエッ ジ下端のコーナーをカバーすることが出来、戸当たりエッジ用キャップは戸当た りエッジのネジ孔にネジ止めされる為にネジ孔を形成したり、接着剤にて止着す る。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】 図1はドア2を装着した移動壁1を表しており、このように移動壁1にドア2 を備えることによって、移動壁にて仕切られた状態であっても該ドア2を開閉す ることにより出入りすることが出来る。そして図2(a)は図1のA−A断面拡 大図を、図2(b)は図1のB−B断面拡大図をそれぞれ示している。
【0010】 ここで移動壁1及びドア2の形態は特に限定しないが、該移動壁1の両側には 縦エッジ3、3が取付けられ、また片側の縦エッジ3にはジョイントゴム4が取 着されて、互いに突き合わされた移動壁1、1間の隙間を無くしている。縦エッ ジ3は概略コ型断面をした長尺材であり、移動壁1の側端部を抱きかかえるよう に取付けられる。
【0011】 そして、上記ドア2を装着する為に移動壁1には所定の開口を形成し、この開 口の周囲には戸当たりエッジ5が設けられている。同じくドア2の周囲にもエッ ジが取着され、移動壁1の側端に取付けられる縦エッジ3と同じ断面の上エッジ 6、下エッジ7及び縦エッジ8が取付けられ、更にドア2の先端には戸当たりエ ッジ9が設けられている。従って、ドア2を閉じる場合、移動壁の開口周辺に取 り付けした戸当たりエッジ5にドア2の戸当たりエッジ9及び縦エッジ8が当接 する構造となっている。
【0012】 ところで、移動壁開口周辺及びドア先端には戸当たりエッジ5、9が移動壁1 の表面10、10から突出しているが、この突出部の下端に本考案に係るキャッ プを取り付けする。すなわち、該下端に樹脂製のキャップを嵌着することにより 接触してもケガをしないようにする。
【0013】 図3は戸当たりエッジの断面拡大図を示しているが、同図から明らかなように 、戸当たりエッジ5、9は概略コ型断面部材の片方コーナーからL型に屈曲した 受け部11を突出した形状を有している。そして両コーナー部12、12にはネ ジ孔13、13が形成され、このネジ孔13を利用してキャップを取り付けする 。又上記受け部11の内側には溝14が形成されていて、この溝14にクッショ ンゴム15が嵌入して止着されている。該クッションゴム15は前記図2からも 明らかなように、ドア2を閉じる際の緩衝材として機能する。
【0014】 図4は戸当たりエッジ5、9のコーナー部12から受け部11にかけての下端 をカバーする為に取付けられるキャップAを示す実施例である。該キャップAは コーナーカバー16と受け部カバー17を有し、これらコーナーカバー16と受 け部カバー17にわたって連続した底18を有し、この底18の周囲には縁19 を突出している。そして、コーナーカバー16の底18にはネジ孔20を形成し 、受け部カバー17の縁19には台形をして上記戸当たりエッジ5の受け部11 に形成した溝14に嵌合することが出来る嵌合突片21を有している。
【0015】 図5は戸当たりエッジ5のコーナー12に取付けするキャップBである。すな わち、前記図4にて示しているキャップの受け部カバー17を除いたコーナーカ バー16に相当するものであり、底22にはネジ孔20が、又該底22の周囲に はL型をした縁23が形成されている。図6は図4に示したキャップAと図5に 示したキャップBを戸当たりエッジ5の下端にそれぞれ取付けした場合である。
【0016】 これらキャップA、Bは戸当たりエッジに形成しているネジ孔13、13を利 用して取付けられることになるが、このように戸当たりエッジ5の下端はこれら キャップA、Bの底と縁にてカバーされることになる。この場合、受け部11を カバーするキャップAは受け部カバー17の縁19に形成している嵌合突片21 を溝14に嵌合する。
【0017】 図7は本考案のキャップを示す他の実施例であり、前記図4に示すキャップA と図5に示すキャップBを互いに連結して一体化したキャップである。このよう に両キャップA、Bを連結一体化することによって、戸当たりエッジ5の両コー ナー部12、12と受け部11に限定しないで下端全体をカバーすることになる 。
【0018】 前記図4に示したキャップAはコーナーカバー16と受け部カバー17が一体 化して構成されている。図8は上記コーナーカバー16と受け部カバー17をそ れぞれ分離して構成したキャップを取り付けした場合であり、キャップCは受け 部11に、又キャップDはコーナー部12、12にそれぞれ取着されている。
【0019】 図9は上記キャップCを示したものであり、戸当たりエッジ5の受け部11を 抱きかかえるような形状をなしている。すなわち、底24の周囲に縁25を形成 した形状を成し、該縁25は戸当たりエッジ5のコーナー部12と受け部11を 結ぶ部材が嵌入する為の開口26を一部に有し、又該縁25の内側には球面をし た凸部27が形成されている。そして、このキャップCは上記凸部27を戸当た りエッジ5の側面に形成した凹部に嵌合させるとともに、接着剤をもって受け部 11に取付けられる。
【0020】 一方、図10はキャップDを示しているが、L型形状をなして底28の一辺か ら縁29が垂直に起立した形状を成している。そして該底28にはネジ孔が形成 され、戸当たりエッジ5のコーナー部12にネジ止めされる。前記図8から明ら かなように、このキャップDは戸当たりエッジ5の両コーナー部12、12に取 付けられる。以上述べたように、本考案のキャップは戸当たりエッジの下端に取 付けられるものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0021】
【考案の効果】
本考案のキャップは移動壁にドアを取付けする場合に、該移動壁に設ける開口 の周辺及びドア先端に取着する戸当たりエッジの下端に取り付けするものである 。従って、このキャップを取り付けすることで、ドアを開閉する場合に戸当たり エッジ下端に足が接触してもケガをすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアを装着している移動壁の正面図。
【図2】(a)は図1のA−A断面拡大図、(b)は図
1のB−B断面拡大図。
【図3】戸当たりエッジ断面図。
【図4】戸当たりエッジのコーナー部から受け部にかけ
てカバーするキャップを示す実施例。
【図5】戸当たりエッジのコーナー部をカバーするキャ
ップを示す実施例。
【図6】戸当たりエッジ下端にキャップを取り付けした
場合。
【図7】両キャップを互いに連結して一体化したキャッ
プ。
【図8】戸当たりエッジ下端に別のキャップを取り付け
した場合。
【図9】受け部のみに取り付けするキャップ。
【図10】コーナー部に取り付けするキャップ。
【符号の説明】
1 移動壁 2 ドア 3 縦エッジ 4 ジョイントゴム 5 戸当たりエッジ 6 上エッジ 7 下エッジ 8 縦エッジ 9 戸当たりエッジ 10 表面 11 受け部 12 コーナー部 13 ネジ孔 14 溝 15 クッションゴム 16 コーナーカバー 17 受け部カバー 18 底 19 縁 20 ネジ孔 21 嵌合突片 22 底 23 縁 24 底 25 縁 26 開口 27 凸部 28 底 29 縁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアを装着した移動壁であって、該移動
    壁のドア開口部周辺及び上記ドア先端に取り付けする戸
    当たりエッジの下端をカバーする為のキャップにおい
    て、キャップは片方のコーナー部から受け部にかけての
    領域をカバーするキャップAと、他方のコーナー部をカ
    バーするキャップBの2種類からなり、上記キャップA
    はコーナーカバーと受け部カバーにて形成され、該コー
    ナーカバーの底にはネジ孔を有し、該底の周辺には縁を
    設け、受け部カバーの縁には戸当たりエッジの受け部に
    形成している溝に嵌合する為の嵌合突片を形成し、更に
    キャップBはネジ孔を有す底の周辺に縁を設けたことを
    特徴とする移動壁に装着されるドアの戸当たりエッジ用
    キャップ。
  2. 【請求項2】 ドアを装着した移動壁であって、該移動
    壁のドア開口部周辺及び上記ドア先端に取り付けする戸
    当たりエッジの下端をカバーする為のキャップにおい
    て、キャップは片方のコーナー部から受け部にかけての
    領域をカバーするキャップAと、他方のコーナー部をカ
    バーするキャップBを互いに連結・一体化して構成し、
    上記キャップAはコーナーカバーと受け部カバーにて形
    成され、該コーナーカバーの底にはネジ孔を有し、該底
    の周辺には縁を設け、受け部カバーの縁には戸当たりエ
    ッジの受け部に形成している溝に嵌合する為の嵌合突片
    を形成し、更にキャップBはネジ孔を有す底の周辺に縁
    を設けたことを特徴とする移動壁に装着されるドアの戸
    当たりエッジ用キャップ。
  3. 【請求項3】 ドアを装着した移動壁であって、該移動
    壁のドア開口部周辺及び上記ドア先端に取り付けする戸
    当たりエッジの下端をカバーする為のキャップにおい
    て、キャップはコーナー部から突出した受け部をカバー
    するキャップCと、両コーナー部をカバーするキャップ
    Dを有し、上記キャップCは受け部の下端面に当接する
    底の周囲に縁を起立した形状を成し、しかも該縁にはコ
    ーナー部と受け部を繋ぐ部位が嵌入する為の一部開口を
    形成するとともに縁の内側には凸部を設け、一方のキャ
    ップDはL型を成して底の一辺に縁を起立し、該底には
    ネジ孔を有したことを特徴とする移動壁に装着されるド
    アの戸当たりエッジ用キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021046681A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 磯川産業株式会社 パネルの連結システム
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