JPH082382Y2 - 引戸用レール - Google Patents
引戸用レールInfo
- Publication number
- JPH082382Y2 JPH082382Y2 JP1990059406U JP5940690U JPH082382Y2 JP H082382 Y2 JPH082382 Y2 JP H082382Y2 JP 1990059406 U JP1990059406 U JP 1990059406U JP 5940690 U JP5940690 U JP 5940690U JP H082382 Y2 JPH082382 Y2 JP H082382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- groove
- rail
- sill
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は敷居に形成した溝に嵌合して使用する引戸用
レールに関するものである。
レールに関するものである。
引戸又は引違戸(本明細書において、「引戸」とい
う。)は、一般に床面に設けた敷居と、この敷居の上方
に配設された鴨居との間に嵌められ、敷居及び鴨居の溝
に導かれて開閉される。
う。)は、一般に床面に設けた敷居と、この敷居の上方
に配設された鴨居との間に嵌められ、敷居及び鴨居の溝
に導かれて開閉される。
したがって、引戸の荷重は、敷居の溝にかかり、引戸
の開閉を繰り返すことにより、敷居の溝は摩耗し、長年
の使用によって引戸が、がたつくことになる。
の開閉を繰り返すことにより、敷居の溝は摩耗し、長年
の使用によって引戸が、がたつくことになる。
これを防ぐため、溝内に合成樹脂製の耐摩性テープを
貼着する方法が、提案され、実用化されている。
貼着する方法が、提案され、実用化されている。
この方法によれば、摩耗は防ぐことができるが、溝内
にゴミが溜まりやすい欠点があり、このゴミが引戸の開
閉の支障の原因になるとともに、耐摩性テープは耐久性
に劣ることから、剥離し易いという問題点を有してい
た。
にゴミが溜まりやすい欠点があり、このゴミが引戸の開
閉の支障の原因になるとともに、耐摩性テープは耐久性
に劣ることから、剥離し易いという問題点を有してい
た。
本考案は、溝内にゴミが溜まらず、耐久性を有する敷
居に形成した溝に嵌合して使用する引戸用レールを提供
することを目的とする。
居に形成した溝に嵌合して使用する引戸用レールを提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の引戸用レールは、
敷居に形成した溝に嵌合して使用する引戸用レールにお
いて、頂部の表側の中央にV字形溝を長手方向に形成
し、両側部の外側に係止突条を長手方向に形成するとと
もに、頂部の裏側の中央に前記V字形溝とほぼ同じ幅
で、前記両側部と底面を面一にした支持突条を長手方向
に形成したことを要旨とする。
敷居に形成した溝に嵌合して使用する引戸用レールにお
いて、頂部の表側の中央にV字形溝を長手方向に形成
し、両側部の外側に係止突条を長手方向に形成するとと
もに、頂部の裏側の中央に前記V字形溝とほぼ同じ幅
で、前記両側部と底面を面一にした支持突条を長手方向
に形成したことを要旨とする。
引戸用レールは、敷居の溝内に、その上方より嵌合す
るのみで強固に固定され、しかも、頂部の裏側の中央に
長手方向に形成したV字形溝とほぼ同じ幅で、両側部と
底面を面一にした支持突条により、V字形溝にかかる引
戸の荷重を支持することにより、引戸用レールの変形を
小さくし、耐久性を向上することができる。
るのみで強固に固定され、しかも、頂部の裏側の中央に
長手方向に形成したV字形溝とほぼ同じ幅で、両側部と
底面を面一にした支持突条により、V字形溝にかかる引
戸の荷重を支持することにより、引戸用レールの変形を
小さくし、耐久性を向上することができる。
以下、本考案の引戸用レールを図示の実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
図において1は従来、木造建築等に汎用されている1
本又は1本の溝2を長手方向に形成した木製の敷居であ
る。
本又は1本の溝2を長手方向に形成した木製の敷居であ
る。
引戸用レール3は、第2図に示すように、この敷居1
の溝2内に嵌合して使用されるもので、引戸用レール3
は、アルミニウム、アルミ合金、その他の金属材質、あ
るいは合成樹脂をもってを成形される。
の溝2内に嵌合して使用されるもので、引戸用レール3
は、アルミニウム、アルミ合金、その他の金属材質、あ
るいは合成樹脂をもってを成形される。
引戸用レール3は、幅を溝2の幅とほぼ等しく、か
つ、高さを溝2の深さと等しく形成する。
つ、高さを溝2の深さと等しく形成する。
引戸用レール3の頂部31の中央に偏平なV字形溝32を
長手方向に形成し、両側部33,34の外側に1又は2本以
上の係止突条35,36を長手方向に形成する。
長手方向に形成し、両側部33,34の外側に1又は2本以
上の係止突条35,36を長手方向に形成する。
この係止突条35,36の突出方向及びその形状は、敷居
本体1の溝2内に強く押し込むことにより挿入可能と
し、一旦溝2内に嵌合されると、溝2内からはみだりに
逸脱しないようにして定めるもので、例えば、斜め上方
を向いた鋸歯状形とする。
本体1の溝2内に強く押し込むことにより挿入可能と
し、一旦溝2内に嵌合されると、溝2内からはみだりに
逸脱しないようにして定めるもので、例えば、斜め上方
を向いた鋸歯状形とする。
また、引戸用レール3の頂部31の裏側の中央にV字形
溝32とほぼ同じ幅で、両側部33,34と底面を面一にした
支持突条37を長手方向に形成する。
溝32とほぼ同じ幅で、両側部33,34と底面を面一にした
支持突条37を長手方向に形成する。
この支持突条37は、両側部33,34と共に溝2の底面に
接することにより、V字形溝32にかかる引戸の荷重を支
持する。
接することにより、V字形溝32にかかる引戸の荷重を支
持する。
この引戸用レール3を敷居1の溝2内に嵌合して一体
としたとき、引戸用レール3の頂部31の表面は、敷居1
の表面と面一となるように調整することが望ましい。
としたとき、引戸用レール3の頂部31の表面は、敷居1
の表面と面一となるように調整することが望ましい。
本考案の引戸用レールによれば、従来の敷居のように
深い溝がなくなり、溝内にゴミが溜まらず、清掃が簡易
に行えるとともに、支持突条により、V字形溝にかかる
引戸の荷重を支持でき、引戸用レールの変形を小さく
し、耐久性を向上することができる。
深い溝がなくなり、溝内にゴミが溜まらず、清掃が簡易
に行えるとともに、支持突条により、V字形溝にかかる
引戸の荷重を支持でき、引戸用レールの変形を小さく
し、耐久性を向上することができる。
図面は本考案の引戸用レールの1実施例を示し、第1図
は敷居に取り付けた状態の外観斜視図、第2図は引戸用
レールの外観斜視図である。 1は敷居、2は溝、3は引戸用レール、31は頂部、32は
V字形溝、33,34は側部、35,36は係止突条、37は支持突
条。
は敷居に取り付けた状態の外観斜視図、第2図は引戸用
レールの外観斜視図である。 1は敷居、2は溝、3は引戸用レール、31は頂部、32は
V字形溝、33,34は側部、35,36は係止突条、37は支持突
条。
Claims (1)
- 【請求項1】敷居に形成した溝に嵌合して使用する引戸
用レールにおいて、頂部の表側の中央にV字形溝を長手
方向に形成し、両側部の外側に係止突条を長手方向に形
成するとともに、頂部の裏側の中央に前記V字形溝とほ
ぼ同じ幅で、前記両側部と底面を面一にした支持突条を
長手方向に形成したことを特徴とする引戸用レール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059406U JPH082382Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 引戸用レール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059406U JPH082382Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 引戸用レール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418192U JPH0418192U (ja) | 1992-02-14 |
JPH082382Y2 true JPH082382Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31585873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990059406U Expired - Lifetime JPH082382Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 引戸用レール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082382Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161070U (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-26 | 稲田 寛一 | 敷居 |
JPS59124281U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-21 | 大洋金物株式会社 | 戸車用レ−ル |
JPS6126544U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-17 | 光由 浜須 | 医療布団 |
JPS63151680U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-05 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP1990059406U patent/JPH082382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418192U (ja) | 1992-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |