JP2518045Y2 - 引き戸用隙間閉塞装置 - Google Patents
引き戸用隙間閉塞装置Info
- Publication number
- JP2518045Y2 JP2518045Y2 JP1992023552U JP2355292U JP2518045Y2 JP 2518045 Y2 JP2518045 Y2 JP 2518045Y2 JP 1992023552 U JP1992023552 U JP 1992023552U JP 2355292 U JP2355292 U JP 2355292U JP 2518045 Y2 JP2518045 Y2 JP 2518045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- obturator
- sliding door
- groove
- closing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、戸車を取り付けた引き
戸の下端面と敷居上面との間に生じる隙間を閉塞する引
き戸用隙間閉塞装置に関するものである。
戸の下端面と敷居上面との間に生じる隙間を閉塞する引
き戸用隙間閉塞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開昭59−120290号
考案のように、引き戸の下端部に軟質のヒレ片を取り付
けたものは提案されている。
考案のように、引き戸の下端部に軟質のヒレ片を取り付
けたものは提案されている。
【0003】上記従来例においては、戸車の取付高さや
戸車の大きさが変わって引き戸下端面と敷居上面との隙
間が変わっても、その弾性によって対応できるが、常に
ヒレ片は敷居と接触しており、引き戸を摺動する際、大
きな抵抗となったり、不快な摩擦音を発生したりすると
いう問題がある。
戸車の大きさが変わって引き戸下端面と敷居上面との隙
間が変わっても、その弾性によって対応できるが、常に
ヒレ片は敷居と接触しており、引き戸を摺動する際、大
きな抵抗となったり、不快な摩擦音を発生したりすると
いう問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、敷居等の溝に取り付ける戸車レールと、
引き戸の下端面に取り付ける閉塞具とから成る引き戸用
隙間閉塞装置において、戸車レールは、断面略中央に戸
車溝を設けると共に、その両側に受入溝を設けて成り、
閉塞具は、平板状の取付部の両側部から下方に突出する
2本の突条を設けて断面略倒コ字状に形成すると共に、
取付部に、幅方向に長い取付孔を複数箇所に設けて成
り、戸車レールの受入溝に、突条がそれぞれ挿入される
ように閉塞具を引き戸の下端面に取付けるようにしたも
のである。
決するために、敷居等の溝に取り付ける戸車レールと、
引き戸の下端面に取り付ける閉塞具とから成る引き戸用
隙間閉塞装置において、戸車レールは、断面略中央に戸
車溝を設けると共に、その両側に受入溝を設けて成り、
閉塞具は、平板状の取付部の両側部から下方に突出する
2本の突条を設けて断面略倒コ字状に形成すると共に、
取付部に、幅方向に長い取付孔を複数箇所に設けて成
り、戸車レールの受入溝に、突条がそれぞれ挿入される
ように閉塞具を引き戸の下端面に取付けるようにしたも
のである。
【0005】
【作用】閉塞具を引き戸の下端面に、取付孔から木ネジ
を締め付けて取り付け、戸車レールを敷居の溝等に嵌合
して使用する。引き戸の戸車を戸車レールの戸車溝に嵌
めると、閉塞具の2本の突条がそれぞれ戸車レールの受
入溝に入り込んで引き戸の下端面と敷居上面との間の隙
間を塞ぐ。その際、図3の(A)(B)に示すように、
引き戸の下端部と敷居との隙間がある程度変わっても、
突条は、受入溝の内底面に接触しないで受入溝に入り込
んでいるようにすることができる。また、引き戸の下端
面に取り付けた閉塞具の突条が戸車レールの受入溝の側
壁に接触してしまう場合、閉塞具を取り付けている木ネ
ジを緩め、幅方向に移動させて再度木ネジを締めれば突
条が受入溝の側壁に接触しないようにすることができ
る。さらに、閉塞具を取り付けている木ネジを緩く締め
ておけば、引き戸を摺動して、突条が受入溝の側壁に当
接した場合、閉塞具がずれる。
を締め付けて取り付け、戸車レールを敷居の溝等に嵌合
して使用する。引き戸の戸車を戸車レールの戸車溝に嵌
めると、閉塞具の2本の突条がそれぞれ戸車レールの受
入溝に入り込んで引き戸の下端面と敷居上面との間の隙
間を塞ぐ。その際、図3の(A)(B)に示すように、
引き戸の下端部と敷居との隙間がある程度変わっても、
突条は、受入溝の内底面に接触しないで受入溝に入り込
んでいるようにすることができる。また、引き戸の下端
面に取り付けた閉塞具の突条が戸車レールの受入溝の側
壁に接触してしまう場合、閉塞具を取り付けている木ネ
ジを緩め、幅方向に移動させて再度木ネジを締めれば突
条が受入溝の側壁に接触しないようにすることができ
る。さらに、閉塞具を取り付けている木ネジを緩く締め
ておけば、引き戸を摺動して、突条が受入溝の側壁に当
接した場合、閉塞具がずれる。
【0006】
【実施例】戸車レール1は、アルミニウム製で断面中央
に逆台形状の戸車溝3を設けると共に、その両側に倒コ
字状の受入溝4・4を設けてある。
に逆台形状の戸車溝3を設けると共に、その両側に倒コ
字状の受入溝4・4を設けてある。
【0007】閉塞具2は、硬質合成樹脂製で一体成型し
てあり、平板状の取付部5の両側から下方に突出する突
条6・6を形成してある。取付部5には、引き戸9に取
り付けた戸車10に対応する位置に切欠部7を形成する
と共に、幅方向に長い取付孔8・・・8を数ヶ所に設け
てある。
てあり、平板状の取付部5の両側から下方に突出する突
条6・6を形成してある。取付部5には、引き戸9に取
り付けた戸車10に対応する位置に切欠部7を形成する
と共に、幅方向に長い取付孔8・・・8を数ヶ所に設け
てある。
【0008】戸車レール1を敷居11の溝に嵌合し、閉
塞具2を、引き戸9の下端面に戸車10の部分が切欠部
7に対応するようにあてがい、木ネジを取付孔8・・・
8にもんで取り付けて使用する。取付孔8・・・8は、
幅方向に長い長孔になっているので、突条6・6が受入
溝4・4に納まるように調整することができる。また、
木ネジを緩く締めておけば、引き戸9を摺動した時、突
条6・6が受入溝4・4の側壁に当接しても、閉塞具2
がずれて大きな抵抗とならない。
塞具2を、引き戸9の下端面に戸車10の部分が切欠部
7に対応するようにあてがい、木ネジを取付孔8・・・
8にもんで取り付けて使用する。取付孔8・・・8は、
幅方向に長い長孔になっているので、突条6・6が受入
溝4・4に納まるように調整することができる。また、
木ネジを緩く締めておけば、引き戸9を摺動した時、突
条6・6が受入溝4・4の側壁に当接しても、閉塞具2
がずれて大きな抵抗とならない。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、2本の突
条が、戸車溝の両側の受入溝に挿入されるようになって
いるので、多少戸車の取付高さ位置を変更しても、突条
が受入溝の内底面に接触することがなく、引き戸を摺動
する際、大きな抵抗となったり、不快な摩擦音が発生す
ることなく隙間を隠すことができるという効果がある。
条が、戸車溝の両側の受入溝に挿入されるようになって
いるので、多少戸車の取付高さ位置を変更しても、突条
が受入溝の内底面に接触することがなく、引き戸を摺動
する際、大きな抵抗となったり、不快な摩擦音が発生す
ることなく隙間を隠すことができるという効果がある。
【0010】
また、閉塞具は、幅方向に長い取付孔から
木ネジを締めて取り付けるので、突条が受入溝の側壁に
接触しないように調整して取り付けることができるとい
う効果と、引き戸や敷居が経年変化して、突条が受入溝
の側壁に当接するようになった場合でも、木ネジを緩く
締めておけば、引き戸を摺動して、突条が受入溝の側壁
に当接しても、閉塞具がずれて大きな抵抗とならず、引
き戸の開閉に支障をきたすことがないという効果があ
る。
木ネジを締めて取り付けるので、突条が受入溝の側壁に
接触しないように調整して取り付けることができるとい
う効果と、引き戸や敷居が経年変化して、突条が受入溝
の側壁に当接するようになった場合でも、木ネジを緩く
締めておけば、引き戸を摺動して、突条が受入溝の側壁
に当接しても、閉塞具がずれて大きな抵抗とならず、引
き戸の開閉に支障をきたすことがないという効果があ
る。
【図1】使用状態を示す斜視図。
【図2】閉塞具の斜視図。
【図3】使用状態を示す断面図であって、(A)(B)
は、引き戸と敷居との間隔が相違する場合を表わしてい
る。
は、引き戸と敷居との間隔が相違する場合を表わしてい
る。
【図4】使用状態を示す正面図。
【符号の説明】 1 戸車レール 2 閉塞具 3 戸車溝 4 受入溝5 取付部 6 突条8 取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】敷居等の溝に取り付ける戸車レールと、引
き戸の下端面に取り付ける閉塞具とから成る引き戸用隙
間閉塞装置において、戸車レールは、断面略中央に戸車
溝を設けると共に、その両側に受入溝を設けて成り、閉
塞具は、平板状の取付部の両側部から下方に突出する2
本の突条を設けて断面略倒コ字状に形成すると共に、取
付部に、幅方向に長い取付孔を複数箇所に設けて成り、
戸車レールの受入溝に、突条がそれぞれ挿入されるよう
に閉塞具を引き戸の下端に取り付けるとを特徴とする引
き戸用隙間閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992023552U JP2518045Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 引き戸用隙間閉塞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992023552U JP2518045Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 引き戸用隙間閉塞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577490U JPH0577490U (ja) | 1993-10-22 |
JP2518045Y2 true JP2518045Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=12113659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992023552U Expired - Fee Related JP2518045Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 引き戸用隙間閉塞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518045Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4713990U (ja) * | 1971-03-15 | 1972-10-18 | ||
JPH0449356Y2 (ja) * | 1985-11-08 | 1992-11-19 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP1992023552U patent/JP2518045Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577490U (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |