JPH0449356Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449356Y2
JPH0449356Y2 JP1985170990U JP17099085U JPH0449356Y2 JP H0449356 Y2 JPH0449356 Y2 JP H0449356Y2 JP 1985170990 U JP1985170990 U JP 1985170990U JP 17099085 U JP17099085 U JP 17099085U JP H0449356 Y2 JPH0449356 Y2 JP H0449356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sliding door
room
floor
air shower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985170990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6280134U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985170990U priority Critical patent/JPH0449356Y2/ja
Publication of JPS6280134U publication Critical patent/JPS6280134U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0449356Y2 publication Critical patent/JPH0449356Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、IC乾板製造工場の内装室と外装室
とように、暗室のクリーンルーム(内装室)と明
室(外装室)との間に装置されるエアシヤワー設
備に関する。
IC乾板製造工場の内装室は暗室に形成され、
この暗室の出入口通路には通常はエアシヤワー装
置が設置されるが、従来のエアシヤワー装置では
このエアシヤワー装置を通じて光が暗室に漏れる
という問題があつた。これは、エアシヤワー装置
には台車や作業員が出入する関係上、その床面を
フラツトにすることが必要とされるので、段落の
あるドア当りを設けることができないことがその
主たる原因であつた。したがつて、回転ドアの場
合にはフラツトな床面との間に隙間ができ、この
隙間からの漏光は避けられなかつた。本考案はこ
のような漏光の問題を解決したエアシヤワー設備
を提供しようとするものである。
すなわち、本考案のエアシヤワー設備は、建物
内の明室から暗室クリーンルームに通ずる通路に
おいて、暗室側に通ずる一方の出入口と明室側に
通ずる他方の出入口を間隔を開けて設け、この両
出入口で挾まれる通路空間をエアシヤワー装置に
構成し、両出入口に床面段差を付けることなく引
戸を取付けると共に両引戸が同時に開かないよう
にインターロツクし、暗室側に通ずる出入口の引
戸と、この引戸が閉じているときの固定部材との
間の隙間に遮光部材を取付けてなり、該遮光部材
のうち床部のものは床部に形成した少なくとも二
つの溝に嵌まる遮光プレートからなることを特徴
とする。
図面の実施例に従つて具体的に説明すると、第
1図は、暗室と明室との間の通路に設置した本考
案に従うエアシヤワー装置を設置した状態を平面
的に示したもので、第2図は第1図の−線矢
視図である。本考案のエアシヤワー装置は暗室に
通ずる一方の出入口に引戸1が取付けてある。ま
た、図示の例では明室に通ずる他方の出入口にも
引戸2が取付けてある。引戸1と引戸2との間の
閉鎖空間がエアシヤワーを浴びる空間であり、従
来同様に、壁面に取付けられた多数のノズル3か
ら清浄空気が噴流として吹き出される。吹き出さ
れた空気は床面等に設けられた吸込口(図示しな
い)より本体内部に吸い込まれ、HEPAフイル
タによつて浄化されたあと、ノズル3に循環され
る。
引戸1と引戸2とは同時には開かないようにイ
ンターロツクされている。したがつて、出入のさ
いに、一方の戸が開いた状態でも明室の光が暗室
に直接的には入らない。引戸1の上下左右にはエ
アシヤワー本体の固定部材との間に隙間が不可避
的に形成されるが、本考案ではこの隙間に遮光部
材を取付ける。
例えば第1図および第2図のA部に代表される
引戸1の縦縁と本体との隙間には、第3図に拡大
して示したように、引戸1の縦縁に沿つて、隙間
幅より若干小さい幅をもつ断面鉤型のバー5を取
付け、本体側にも該バー5と同様の断面鉤型のバ
ー6を取り付ける。引戸1が閉まつた状態では、
バー5とバー6しがカツプリングし、この隙間か
らの漏光を防止する。
第1図のB部で示す引戸1の当り部には、第4
図に拡大して示すように、閉めたときにその当り
部の隙間が隠れるような断面コ字型の遮光金具7
を取付ける。8は閉成時の衝撃をやわらげるため
のゴムである。
第2図のC部で代表される引戸1の上縁と本体
との隙間には、第5図に示したように、やはり前
記の縦縁と同様な断面鉤型のバー5と断面鉤型の
バー6とからなるカツプリングにより遮光する。
第5図において9はレールであり、このレールに
引戸1が車10を介して吊るされる。
そして、第2図のD部で代表される引戸1の下
縁と床部との隙間は、第6図に示すように、中央
に突起片11を持つ溝金具12を床にうめこみ、
この溝金具12の突起片11を跨ぐような断面コ
字型の金具13をその下端にもつ遮光プレート1
4を引戸1の下端に取り付ける。また第7図に示
すように、二つの溝を持つ溝金具15を床にうめ
こみ、各溝にはまる二枚の遮光プレート16およ
び17を引戸1の下端に取付けてもよい。
いずれにしても、引戸1の床部は段差のないフ
ラツトな面としたうえで、少なくも二つの溝を形
成し、各溝に嵌まる遮光プレートを配置すること
によつて、フラツトな床面であつても床面を通じ
ての漏光が完全に防止される。
このようにして、本考案によると、引戸1の縦
縁、上縁、下縁並びに当り部に遮光部材が取付け
られ、これらの隙間からの漏光が防止されるが、
この暗室に通ずる出入口側の引戸1と同様に、明
室に通ずる引戸2の側にも同様の遮光部材を取付
けることによつて一層確実な遮光ができる。本考
案によると台車が自由にできるようなフラツトな
床面のまま遮光が完全に行えるので、通行に支障
を与えないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従うエアシヤワー設備の実施
例を示す略平断面図、第2図は第1図の−線
矢視図、第3図は第1図および第2図のA部拡大
図、第4図は第1図のB部拡大図、第5図は第2
図のC部拡大図、第6図は第2図のD部拡大図、
第7図は第2図のD部の他の態様を示す拡大図で
ある。 1……暗室に通ずる出入口側の引戸、2……明
室に通ずる出入口側の引戸、3……空気噴射ノズ
ル、5,6……断面鉤型のバーのカツプリング、
7……引戸の当り部に取付けられる断面コ字型の
遮光金具、12,15……溝金具、14,16,
17……遮光プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物内の明室から暗室クリーンルームに通ずる
    通路において、暗室側に通ずる一方の出入口と明
    室側に通ずる他方の出入口を間隔を開けて設け、
    この両出入口で挾まれる通路空間をエアシヤワー
    装置に構成し、両出入口に床面段差を付けること
    なく引戸を取付けると共に両引戸が同時に開かな
    いようにインターロツクし、暗室側に通ずる出入
    口の引戸と、この引戸が閉じているときの固定部
    材との間の隙間に遮光部材を取付けてなり、該遮
    光部材のうち床部のものは床部に形成した少なく
    とも二つの溝に嵌まる遮光プレートからなること
    を特徴とする遮光型エアシヤワー設備。
JP1985170990U 1985-11-08 1985-11-08 Expired JPH0449356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985170990U JPH0449356Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985170990U JPH0449356Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280134U JPS6280134U (ja) 1987-05-22
JPH0449356Y2 true JPH0449356Y2 (ja) 1992-11-19

Family

ID=31106212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985170990U Expired JPH0449356Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0449356Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518045Y2 (ja) * 1992-03-19 1996-11-20 株式会社川口技研 引き戸用隙間閉塞装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544839U (ja) * 1978-03-10 1979-01-12
JPS5414440U (ja) * 1977-07-01 1979-01-30
JPS58231B2 (ja) * 1977-08-22 1983-01-05 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト スイツチフレ−ム装置を2重に設けた時分割多重デイジタル交換装置
JPS5922560U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 株式会社石原事務器製作所 電話機載置台

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141970U (ja) * 1981-03-02 1982-09-06
JPS58231U (ja) * 1981-06-24 1983-01-05 高砂熱学工業株式会社 建物出入口の構造
JPS59193589U (ja) * 1983-06-13 1984-12-22 三菱電機株式会社 エア−シヤワ−室

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414440U (ja) * 1977-07-01 1979-01-30
JPS58231B2 (ja) * 1977-08-22 1983-01-05 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト スイツチフレ−ム装置を2重に設けた時分割多重デイジタル交換装置
JPS544839U (ja) * 1978-03-10 1979-01-12
JPS5922560U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 株式会社石原事務器製作所 電話機載置台

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6280134U (ja) 1987-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6345476B1 (en) Perforated pleated shutter and method
US20100115877A1 (en) Sash for windows and doors with attachable and detachable rails
KR20210068975A (ko) 방충망 일체형 유리난간대가 포함된 창호
JPH0449356Y2 (ja)
JP3388458B2 (ja) クリーンエレベータ
JPS6429495U (ja)
KR101050131B1 (ko) 아파트 복합건물의 구조
KR20210027701A (ko) 접이식 창호 시스템
KR100493897B1 (ko) 무레일형 창호장치
KR20010007722A (ko) 문턱없는 여닫이문의 차단장치
US2995221A (en) Group installation telephone booth structure
JPH0312953Y2 (ja)
ITMI20000711A1 (it) Rotaia di guida per un sistema di porta scorrevole di vetro
KR102235129B1 (ko) 방범창살 및 방충망 일체형 창호
KR20090003147U (ko) 미닫이 도어 개폐장치
JPS5935757Y2 (ja) 引戸
JP2002054355A (ja) 共同玄関構造
JP2521181Y2 (ja) 引違いサッシの下枠構造
JP2546524Y2 (ja) 任意区画面単独開閉自在の全開シャッター
JPH0735110Y2 (ja) 可動枠分離自在装置
JP2559745Y2 (ja) 引き戸付き間仕切り壁
JPH0721809Y2 (ja) 出 窓
JPS6328293Y2 (ja)
KR200275857Y1 (ko) 행거식 미닫이문
JPH0616090Y2 (ja) 建物用シヤツタ−