JP2911139B2 - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

冷蔵庫の扉

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JP2911139B2
JP2911139B2 JP26076989A JP26076989A JP2911139B2 JP 2911139 B2 JP2911139 B2 JP 2911139B2 JP 26076989 A JP26076989 A JP 26076989A JP 26076989 A JP26076989 A JP 26076989A JP 2911139 B2 JP2911139 B2 JP 2911139B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫に関し、特に、扉体に対してガスケッ
トをスナップイン方式で装着する冷蔵庫の扉に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 この種の従来技術として、特開昭62−131178号公報に
は、扉本体と、この扉本体の内周辺部に設けられ、外方
向に向く開口を備えた蟻溝を形成したスナップホルダ
と、前記開口を介して蟻溝内に挿入される亀頭状乃至矢
尻状のスナップ及び前記内周辺部に弾性的に圧接されて
外方向に向き、前記スナップを蟻溝方向に押圧する弾性
押圧片を備えたガスケットを具備して成る冷蔵庫の扉が
開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術によると、扉を開いたときのガスケッ
トの自重によって、扉の上部においては、スナップが蟻
溝内で回転し、この結果、押圧片が扉本体から離れて、
押圧片と扉本体との間に隙間が生じ、扉の下部において
は、ガスケットが垂れ下がってガスケットと扉本体との
間に隙間が生じていた。従って、これら隙間から露が進
入し、冷凍仕様の場合は霜となって成長し、ガスケット
を破損したり、また、隙間からゴミが進入し、不衛生と
なったり、冷却性能を低下したり等の問題があった。
本発明はこの様な従来技術の問題点に鑑み、ガスケッ
トと扉本体との隙間の形成を防止し、従来技術の問題点
を解決する冷蔵庫の扉を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、扉外板、扉内
板、両板間に設けたガスケット取付け用サッシュ及び両
板間の空間に充填した断熱材によって構成した扉体を備
える冷蔵庫において、前記サッシュは、前記扉体の内周
辺部に設けられ、外方向に向く開口を備えた蟻溝を有
し、前記ガスケットは、前記開口を介して蟻溝内に挿入
される亀頭状若しくは矢尻状の係合部及び前記外板の内
周面に圧接する押圧片を有するとともに、内方向に膨出
して形成した前記内板の角部に圧接する傾斜片を有し、
且つ、前記蟻溝の扉体側にはこの蟻溝の開口を狭めるこ
となく前記係合部を当接して前記押圧片の押圧方向と反
対方向の回転を阻止する突部を設けた冷蔵庫の扉であ
る。
(ホ)作用 本発明によると、扉の上部においては、突部の作用に
よって、係合部の回転が阻止され、押圧片は扉外板の内
周面に当接した状態に保持される。また、扉の下部にお
いては、傾斜片が内板の角部に圧接されているため、扉
の自重によってガスケットが垂れ下がろうとして、これ
を膨出部が邪魔することになり、傾斜片は扉内板に当接
した状態に保持される。更に、サッシュの蟻溝へのガス
ケットの挿入時に一側の突部の反対側で係合部を逃がす
ことにより、係合部は突部に当接した状態で正しく取り
付けられるようにしている。
(ヘ)実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の冷蔵庫の扉構造を示す要部縦断面図であ
り、冷蔵庫本体(1)は、ステンレス等の金属から成る
外箱(2)と、同じくステンレス等から成り例えば冷凍
室(3)を画成する内箱(4)と、両箱(2),(4)
を前面部で連結するブレーカ(5)と、これら両箱
(2),(4)間の空間に充填された発泡断熱材(6)
によって構成されている。
(7)は冷蔵庫本体(1)の前面開口を開閉自在に覆
う扉体で、上下一対(上方は図示せず)のヒンジ(8)
及びこのヒンジの取付け板(9)を介して本体(1)に
回動自在に取付けられている。
この扉体(7)は、ステンレスより成る外板(10)
と、ABS樹脂より成る内板(11)と、塩化ビニール等の
樹脂より成り、両板(10),(11)間に枠状に配置され
た硬質のサッシュ(12)と、両板(10),(11)間の空
間に充填された発泡断熱材(13)とによって構成されて
いる。
第2図は前記サッシュ(12)の断面図、第3図はサッ
シュ(12)に係合保持されるガスケット(14)の断面図
を示しており、サッシュ(12)は外板(10)の内向きフ
ランジ(10A)に挿入される溝(15)を画成する基部(1
6)と、内板(11)の周端面が載る載置部(17)と、外
板(10)の内周面部となるフランジ(10A)上に延び、
外方向に向く開口(18)及びこの開口が間口となる蟻溝
(19)を画成する保持部(20)とから成っている。そし
て、この蟻溝(19)の一側、即ち、基部(16)側には開
口(18)を狭めることなく内方に突出した突部(21)を
形成し、ガスケット(14)の後述する押圧片の押圧方向
と反対方向の回転を阻止している。
一方、ガスケット(14)は、ゴム又はプラスチック等
の可撓性材料から成る枠状を成し、蟻溝(19)内に挿入
される先端部が亀頭状若しくは矢尻状の係合部(22)
と、該係合部(22)が蟻溝(19)内に挿入され、前記サ
ッシュ(12)の保持部(20)にて保持された状態におい
て、外板(10)のフランジ(10A)に圧接する押圧片(2
3)と、空間を形成する第1及び第2緩衝部(24),(2
5)、更に、外箱(2)の前端面(2A)に当接する可撓
性マグネット(26)を内蔵したホルダー部(27)と、第
2緩衝部(25)から延在して内板(11)に当接する第1,
第2ヒレ片(28),(29)及びこれらより肉厚であり、
内方向に膨出して形成した内板(11)の角部(11A)に
圧接する傾斜片(30)とによって構成されている。
以上の構成において、扉体(7)が開かれると、第4
図に示すようにガスケット(14)の自重によってガスケ
ット(14)が矢印(L)方向に移動しようとする。この
場合、扉体(7)の上部においては、係合部(22)のヒ
レ部(22A)が突部(21)に当たって、係合部(22)の
矢印(L)方向の回転、即ち、押圧片(23)の押圧方向
と反対方向の回転が阻止されるため、押圧片(23)は外
板(10)の内向きフランジ(10A)から離れることがな
く、フランジ(10A)と接触状態を保持することがで
き、更に、第1,第2ヒレ片(28),(29)及び傾斜片
(30)も内板(11)と接触状態に保持される。
一方、扉体(7)の下部においては、傾斜片(30)の
移動を内板(11)の膨出部(11B)が邪魔することにな
り、傾斜片(30)はほとんど角部(11A)から移動する
ことなく、若干移動したとしても膨出部(11B)と接触
状態と保持する。また、押圧片(23)は押圧方向と反対
方向の力が加わることがないため、フランジ(10A)と
接触状態に保持される。
これによって、フランジ(10A)及び内板(11)に付
着した露やゴミが、押圧片(23)とフランジ(10A)間
及び傾斜片(30)と内板(11)間から進入することがな
く、ガスケット(14)の損傷、冷却性能の低下を防止
し、衛生面の向上を図ることができる。
(ト)発明の効果 本発明は以上の様に、扉体の上部と下部において、扉
を開いたときのガスケットの自重によるガスケットの変
形を、蟻溝内の一側で係合部を突部に当接させて防止す
るとともに、前記蟻溝内の他側で前記係合部をこの蟻溝
内へ挿入するときに傾けて挿入することができ、扉体の
外板及び内板とガスケット間の隙間形成を確実に防止す
ることができ、以って、ガスケットの耐久性及び衛生面
の向上、冷却性能及び美観確保を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷蔵庫の扉構造を示す要部縦断面図、
第2図はサッシュの断面図、第3図はガスケットの断面
図、第4図は本発明の扉の縦断面図である。 (7)…扉体、(10)…外板、(10A)…内向きフラン
ジ、(11)…内板、(11A)…角部、(11B)…膨出部、
12)…サッシュ、(14)…ガスケット、(18)…開
口、(19)…蟻溝、(22)…係合部、(23)…押圧片、
(30)…傾斜片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉外板、扉内板、両板間に設けたガスケッ
    ト取付け用サッシュ及び両板間の空間に充填した断熱材
    によって構成した扉体を備える冷蔵庫において、前記サ
    ッシュは、前記扉体の内周辺部に設けられ、外方向に向
    く開口を備えた蟻溝を有し、前記ガスケットは、前記開
    口を介して蟻溝内に挿入される亀頭状若しくは矢尻状の
    係合部及び前記外板の内周面に圧接する押圧片を有する
    とともに、内方向に膨出して形成した前記内板の角部に
    圧接する傾斜片を有し、且つ、前記蟻溝の扉体側にはこ
    の蟻溝の開口を狭めることなく前記係合部を当接して前
    記押圧片の押圧方向と反対方向の回転を阻止する突部が
    設けられることを特徴とする冷蔵庫の扉。
JP26076989A 1989-10-05 1989-10-05 冷蔵庫の扉 Expired - Fee Related JP2911139B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101830091B1 (ko) * 2017-06-15 2018-03-29 김강철 냉각저장장치도어

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KR101830091B1 (ko) * 2017-06-15 2018-03-29 김강철 냉각저장장치도어

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JPH03122483A (ja) 1991-05-24

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