JPS5823915Y2 - ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置 - Google Patents

ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置

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Publication number
JPS5823915Y2
JPS5823915Y2 JP1978000384U JP38478U JPS5823915Y2 JP S5823915 Y2 JPS5823915 Y2 JP S5823915Y2 JP 1978000384 U JP1978000384 U JP 1978000384U JP 38478 U JP38478 U JP 38478U JP S5823915 Y2 JPS5823915 Y2 JP S5823915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
opening
protrusion
seal piece
wall surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978000384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54106119U (ja
Inventor
彰 佐藤
Original Assignee
サンデン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンデン株式会社 filed Critical サンデン株式会社
Priority to JP1978000384U priority Critical patent/JPS5823915Y2/ja
Publication of JPS54106119U publication Critical patent/JPS54106119U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5823915Y2 publication Critical patent/JPS5823915Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はショーケースの上面開口部を開閉する装置の構
造に関する。
従来より冷凍あるいは冷蔵ショーケースとしては、例え
ば第1図乃至第3図に示すように、外箱1と冷媒配管を
施した内箱2との間隙に断熱材3を封入してなる筐体4
の上壁面5に設けた開口6に引戸7を備え、開口6の両
側方に設けたレール8に沿って引戸7の車輪7aを転動
案内させることによって開口6を任意に開閉できるよう
にし、かつ開口6を開いたときには筐体4の上面後部に
設けたカバー9内に引戸7の一部又は大部分を収納する
構成のものがある。
しかしその構成ではカバー9内に侵入した塵埃等が上壁
面5と引戸7との隙間を通って筐体4内に入り込んだり
、湿気を比較的多く含んだ外気が筐体4内雰囲気に接し
て上壁面5において塵埃とともに結露したりで不衛生に
なりやすいという問題がある。
そこで特に第3図に示したように、開口6の後部縁部分
に上方への隆起部11を有する後縁部材12を固定し、
がっ引戸7の後部には例えば薄いテトロン布のように撓
み方向での弾力はほとんど期待できないカーテン13を
垂れ下げ、引戸9の閉鎖時にはカーテン13を隆起部1
1の後面に対向させ、それによって上述した問題を解消
せんとする構造が提案されている。
この構造は設計段階においては成る程度の効果を期待で
きるが、実際には引戸7の寸法誤差や引戸前端受は面1
4の前後位置誤差などによって引戸7の閉鎖時位置に狂
いが生じたり、隆起部11に前後位置誤差があったりす
るため、引戸7の閉鎖時にもカーテン13と隆起部11
の後面との間に隙間を生じることがある。
そのため上述した問題を完全に解消することはできない
上に、湿気を含んだ外気が庫内雰囲気に接して、後縁部
材12とカーテン13との近傍に過着霜を形成し、カー
テン13を隆起部11の後面に霜を介して付着させてし
まう虞れがある。
したがって本考案の目的は、この種の開閉装置において
引戸閉鎖時には開口の密閉がより確実に行われるように
なすことにある。
本考案の別の目的は、製造後に少しくらいの誤差があっ
ても開口の密閉が損われることのない引戸式開口開閉装
置を提供することにある。
本考案の究極的な目的は、上面の開口を引戸にて開閉し
うるようにした冷凍あるいは冷蔵ショーケースの密閉不
良を解消することにある。
以下本考案につき図面を参照しながら実施例を用いて説
明するに、第1図に示したような一般的な冷凍あるいは
冷蔵ショーケースにおいて、第4図および第5図に示す
ように、筐体4の断熱材3のうち開口6の後縁部に近い
部分3aには、上面に隆起部11′を設けるとともに上
面および下面に左右方向(第4図および第5図において
は紙面に直交する方向)にのびた溝15.16を形成し
、この溝15.16を利用して合成樹脂製の後縁部材1
2′を固定する。
これは断熱材3のうち、部分3aに予め溝15.16を
形成しておき、これらの溝15.16に後縁部材12′
を左右方向に差込むことにより簡単に行うことができよ
う。
なお断熱材3の部分3aと後縁部材12′との間には第
3図に示したような空間3bが形成されていてもよい。
一方、引戸7の後部、即ち開き方向端部、には第6図に
も示すように、筐体4の土壁面5に向って突出する如く
シール片17を固定する。
このシール片17としては軟質塩化ビニールやゴム等に
よって、柔軟ではあるが撓み方向ではテトロン布などに
比較して大きな弾力をもつように構成したものを用いる
このシール片17の形成にあたり、自由端近傍には引戸
7の閉じ方向への突起部17aを設ける。
この突起部17 aを設けるには、図示実施例の如く断
面略くの字形に曲った部分を形成した形状が使用材料の
量からみてもまた製造工程からみても最適である。
なおシール片17は全体を軟質塩化ビニールで作っても
よいが、引戸7に対する固定部17bのみは硬質塩化ビ
ニールで作った方が固定には便利である。
また各部の設計をするにあたり、引戸7の閉鎖時にはシ
ール片17の突起部17 aが隆起部11′の後面に突
当りかつシール片17が少し撓んで突起部17aを隆起
部11′に押圧接触させるようになす。
なおこのとき等のシール片17の弾力でもって引戸7が
開き方向に動かされて引戸前端受は面14から離れてし
まうことのないように、シール片17の弾力の大きさに
は十分に注意を払うことが必要である。
ここではシール片17の撓みを利用しているので、この
要望を満足させるのは容易である。
上述した実施例のショーケースにおいては、引戸7の後
部に設けた撓み方向で比較的大きな弾力をもつ柔軟なシ
ール片17の突起部17 aが、引戸7の閉鎖時に筐体
4の上面の隆起部11′にシール片17自体の弾力によ
って押圧接触し、それによって引戸7の閉鎖時の引戸7
後部下面の隙間を塞ぐようになっているので、設計どお
りに製造された場合に密閉が確実に行われるのはもちろ
んのこと、多少の寸法誤差が生じた場合であってもシー
ル片17の撓み量が少し変るだけで隆起部11′に突起
部17 aが接触しつづけるので密閉が損われることは
なく、シたがって引戸7の後部下面から筐体4内に塵埃
が侵入することによる商品の汚損などの衛生上の問題も
完全になくなり、さらに外気の侵入も阻止されるので不
用な着霜やそれに基く傷みもなくなる。
またシール片17はその突起部17aが隆起部11′に
押圧接触することで引戸7に開き方向の力を作用させる
もので゛あるにもかかわらず、シール片17の撓みを利
用したものであるため十分に柔軟な構造に設計すること
が容易に可能であす、シたがってシール片17の復元力
によって引戸7が開き方向に動かされてしまうという問
題を起すことなく、確実な密閉を得ることができる。
またシール片17の突起部17aはシール片17に断面
くの字形に曲った部分を形成することで得られたもので
あるため、シール片17の使用材料が少なくかつ製造が
容易であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷凍あるいは冷蔵ショーケースの一般例を示す
斜視図、第2図は引戸を省略した第1図の平面図、第3
図は従来例を示した垂直断面側面部分図、第4図は本考
案の一実施例を示した第3図と同様な図、第5図は第4
図の要部拡大図、第6図は本考案にて用いられた引戸の
実施例を示す斜視図である。 5・・・・・・上壁面、6・・・・・・開口、7・・・
・・・引戸、11.11’・・・・・・隆起部、17・
・・・・・シール片、17a・・・・・・突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有する上壁面に対して該開口部を開閉できるよ
    うに引戸を備え、撓み方向で比較的大きな弾力をもつ柔
    軟なシール片を該引戸の開き方向端部に該壁面に向って
    突出する如く取付けるとともに、該シール片の突出端近
    傍に断面くの字形に曲った部分を形成することで該引戸
    の閉じ方向へ突き出た突起部を設け、一方、該壁面には
    該引戸の閉鎖時に該シール片の突起部の先端が接触する
    位置に隆起部を設けたことを特徴とするショーケースの
    上面引戸式開口開閉装置。
JP1978000384U 1978-01-09 1978-01-09 ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置 Expired JPS5823915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000384U JPS5823915Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000384U JPS5823915Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54106119U JPS54106119U (ja) 1979-07-26
JPS5823915Y2 true JPS5823915Y2 (ja) 1983-05-21

Family

ID=28801597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978000384U Expired JPS5823915Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 ショ−ケ−スの上面引戸式開口開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5823915Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080165U (ja) * 1973-11-26 1975-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54106119U (ja) 1979-07-26

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