JP2691967B2 - 戸先側気密材 - Google Patents

戸先側気密材

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JP2691967B2
JP2691967B2 JP10086494A JP10086494A JP2691967B2 JP 2691967 B2 JP2691967 B2 JP 2691967B2 JP 10086494 A JP10086494 A JP 10086494A JP 10086494 A JP10086494 A JP 10086494A JP 2691967 B2 JP2691967 B2 JP 2691967B2
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Japan
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door
frame
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JP10086494A
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利昭 広野
康二 宮本
文雄 藤井
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引違い窓等における可
動障子の戸先框と縦枠との間を気密・水密する戸先側気
密材に関する。
【0002】
【従来の技術】引違い窓としては窓枠に可動障子を面内
方向に走行自在に装着し、その可動障子を閉じた時に室
内側に移動(引寄せ)して可動障子と窓枠との間を気密
・水密するものが知られている。
【0003】かかる可動障子の戸先框と窓枠の縦枠との
間を気密・水密する戸先側気密材としては、例えば実公
昭58−53906号公報に示すように取付基部に複数
の舌片を一体的に設けたもの、実開昭58−19127
3号公報に示すように取付基部に気密部を一体的に設け
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような戸先側気密
材は縦枠に装着されて可動障子を閉じて引寄せた時に戸
先框が圧着するようにしてあり、前者の戸先側気密材で
あると可動障子を閉じて引寄せた時に各舌片の先端部に
戸先框が圧着して各舌片の先端部を押しつぶすので、各
舌片の先端部が重なり合ったりして気密・水密性が十分
でないことがある。
【0005】後者の戸先側気密材であると可動障子と気
密材との圧着面積が大きく可動障子を開放方向に走行す
る際の抵抗が大となり、可動障子の初期開閉力が大きく
なって可動障子をスムーズに開閉できない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした戸先側気密材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】取付基部21とシール部
22より成り、そのシール部22は幅方向両側に突出長
さの長い第1・第2側部突条片23,24を有し、かつ
幅方向中間に突出長さの短かい中間部突条片25を有し
て第1・第2凹条溝26,27を有するものとした戸先
側気密材。
【0008】
【作 用】取付部21を縦枠3に装着することで可動
障子Bを閉じた時に戸先框7の端部が第1側部突条片2
3に面内方向に当接し、戸先框7の室内側面が第2側部
突条片24に面外方向に押しつぶし圧接し、かつ中間部
突条片25に接触してその室内側面とシール部22との
間に第1・第2空気層28,29を長手方向に連続して
形成するので、戸先框7の圧接部の面積が小さく、面内
方向の当接部において第1側部突条片23の弾性復元力
で可動障子Bを開き側に押す力が作用する。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、窓枠Aは上枠1と下
枠2と左右の縦枠3,3により方形枠となり、その窓枠
A内の室内寄りと室外寄りに可動障子Bが面内方向に走
行自在に装着されて引違い窓を構成し、その可動障子B
は上框4と下框5と召合せ框6と戸先框7を方形枠組み
し、その内部にガラス8が装着してある。
【0010】前記一方の縦枠3の室内寄りには図2に示
すように、凹条溝10を形成する戸当り片11が形成さ
れ、他方の縦枠3の室外寄りには凹条溝12と戸当り片
13が形成されており、各戸先框7は室内縦板14と室
外縦板15を連結板16で一体的に連結して内向凹部1
7と外向凹部18を有し、その外向凹部18に引寄せブ
ロック19が取付けられて可動障子Bを閉じると引寄せ
ブロック19が戸当り片11,13に当接して可動障子
Bは矢印Cで示すように斜め室内側方向に引寄せられ
る。
【0011】前記凹溝10,12には戸先側気密材20
がそれぞれ室外側に向けて装着されて可動障子Bを閉じ
ると室内縦板14、室外縦板15が戸先側気密材20に
それぞれ圧接するようにしてある。
【0012】前記戸先側気密材20は図3に示すよう
に、硬質ゴムより成る取付基部21と独立気泡の発泡体
より成るシール部22より成る長尺形状で、そのシール
部22は取付基部21よりも幅広で、幅方向両側に第1
側部突条片23、第2側部突条片24を有し、かつ幅方
向中間部に中間部突条片25が幅方向に間隔を置いて有
して第1凹条溝26と第2凹条溝27を有し、その第1
・第2側部突条片23,24の突出長さは同一で、中間
部突条片25は第1・第2側部突条片23,24の突出
長さよりも短かくなっている。
【0013】図4に示すように可動障子Bを閉じると矢
印Cで示すように斜め室内側に引寄せられるので、戸先
框7の室内縦板14が第2側部突条片24を押しつけな
がら端部14aが第1側部突条片23に突き当てられる
と共に、中間部突条片25に接触し、その面内方向当接
部aが最初の止水部となり、面外方向接触部bが中間止
水部となり、面外方向圧接部Cが最終止水部となると共
に、第1・第2空気層28,29を縦方向に連続して形
成する。
【0014】このようであるから、面内方向当接部a、
面外方向接触部b、面外方向圧接部cにより止水するの
で気密性、水密性が向上するし、2つの空気層によって
断熱・遮音効果をも有するし、面内方向当接部a、面外
方向接触部bの止水部より浸入した雨水を空気層から排
水できる。
【0015】また、面外方向圧接部cの面積はシール部
22の大きさに比べて小さいし、面内方向当接部aにお
いて第1側部突条片23の弾性復元力によって可動障子
Bに開き方向の力を与えるから、可動障子Bの初期開閉
力を小さくできる。
【0016】前記取付基部21は舌片21aを有する押
し込み装着式としてあるが、図5に示すように凹部21
bを有するスライド装着式としても良い。
【0017】
【発明の効果】取付部21を縦枠3に装着することで可
動障子Bを閉じた時に戸先框7の端部が第1側部突条片
23に面内方向に当接し、戸先框7の室内側面が第2側
部突条片24に面外方向に押しつぶし圧接し、かつ中間
部突条片25に接触してその室内側面とシール部22と
の間に第1・第2空気層28,29を長手方向に連続し
て形成するので、戸先框7の圧接部の面積が小さく、面
内方向の当接部において第1側部突条片23の弾性復元
力で可動障子Bを開き側に押す力が作用する。したがっ
て、可動障子の初期開閉力を小さくできるし、気密・水
密性が向上し、しかも空気層によって遮音・断熱効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引違い窓の全体正面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】戸先側気密材の斜視図である。
【図4】シール状態の説明図である。
【図5】戸先側気密材の第2実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
3…縦枠、7…戸先框、21…取付基部、22…シール
部、23…第1側部突条片、24…第2側部突条片、2
5…中間部突条片、26…第1空気層、27…第2空気
層。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−191273(JP,U) 実開 昭58−2291(JP,U) 実開 昭59−128895(JP,U) 実開 昭55−31973(JP,U) 実開 昭58−40416(JP,U) 実公 昭58−53906(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基部21とシール部22より成り、
    そのシール部22は幅方向両側に同一突出長さの第1・
    第2側部突条片23,24を有し、かつ幅方向中間に突
    出長さの短かい中間部突条片25を有して第1・第2凹
    条溝26,27を有するものとしたことを特徴とする戸
    先側気密材。
JP10086494A 1994-05-16 1994-05-16 戸先側気密材 Expired - Lifetime JP2691967B2 (ja)

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JP10086494A JP2691967B2 (ja) 1994-05-16 1994-05-16 戸先側気密材

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JPH07305578A JPH07305578A (ja) 1995-11-21
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KR102206071B1 (ko) * 2017-12-05 2021-01-21 (주)엘지하우시스 창호 시공용 폼 가스켓 및 이를 이용한 창호 시공방법

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