JPS6224193Y2 - - Google Patents

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JPS6224193Y2
JPS6224193Y2 JP1982150481U JP15048182U JPS6224193Y2 JP S6224193 Y2 JPS6224193 Y2 JP S6224193Y2 JP 1982150481 U JP1982150481 U JP 1982150481U JP 15048182 U JP15048182 U JP 15048182U JP S6224193 Y2 JPS6224193 Y2 JP S6224193Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
sealing
sealing material
vertical frames
installation structure
Prior art date
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JP1982150481U
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JPS5955321U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は窓等の取り付けるいわゆるウインド形
の空気調和機の据付構造に係り、特に空気調和機
と縦枠との隙間からの雨水等の侵入を防ぐことが
できる構造に関する。
〔本考案の技術的背景とその問題点〕
冷凍サイクルを一つの筐体に装着したいわゆる
一体形の空気調和機としては、ウインド形のもの
が広く知られている。ウインド形空気調和機は窓
等に簡単に据え付けるものであるため、多くの需
要を有するが、窓に据え付けた場合に雨水等の侵
入を防止する必要上、高価なシール材を使用して
おり、その分割高となつて需要に充分には応えて
いないのが実状である。このことを以下に従来の
例でもつて説明する。
第1図及び第2図に示す如く、1は縦置きのウ
インド形空気調和機で、支持台2に間隔を明けて
設けられた2本の縦枠3,4の間に空気調和機1
の背部を位置させた状態で据え付けられるように
なつている。すなわち、縦枠3,4の上部に掛け
渡して固定した固定板5に、空気調和機1上面に
設けたフランジ6をネジ7で留めることにより、
空気調和機1上部を縦枠3,4に固定すると共
に、空気調和機1下部は、第3図に詳示する如
く、支持台2上面に形成した突起8に、空気調和
機1下面に設けた溝9をはめることにより、支持
台2に固定するようにしてある。縦枠3,4には
上方より昇降枠10,11が昇降スライド調節可
能に挿入され、昇降枠10,11の上端に上部金
具12が取り付けられており、昇降枠10,11
の上昇で上部金具12を窓の上枠に当て、その状
態で昇降枠10,11の移動を止め得るようにな
つている。この上部金具12と固定板5の間に
は、室内側と室外側とを塞ぐための窓シール材1
3が介設されている。この据付構造では、空気調
和機1と固定板5とのシールはフランジ6で行な
われ、また、支持台2とのシールは突起8と溝9
の係合で行なわれ、更に、縦枠3,4とのシール
は第2図に示す如く空気調和機1の両側面と縦枠
3,4の対向する面にシール材14を貼り付けて
行なつている。
しかしながら、従来の据付構造では、上記シー
ル材14に安価なもの(通常の断熱材)を用いる
と、シールが不充分となり、雨天時の水の侵入や
エアリークによる冷暖房のロス発生という事態を
生ずるおそれがあり、また、外観を損ねる。この
ため、シール材14として、軟質塩化ビニールを
押し出し成形したものが用いられているが、極め
て高価なことから、大幅なコスト増を招来してい
る。従つて、そのようなシール材にかかるコスト
を低減し得る据付構造が広く要請されている。
〔考案の目的〕
本考案は従来の空気調和機の据付構造の問題点
を有効に解決するために創案されたものである。
本考案の目的は空気調和機の背面縁部をフラン
ジ部材で被うことによりシール性を改善して、大
幅なコスト低減を図ることができる空気調和機の
据付構造を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、縦枠の背部に、空気調和機の背面縁
部を被うフランジ部材を設けることにより、フラ
ンジ部材がシール材として働き、高価なシール材
によらずに雨水等の侵入を防止し得るものであ
る。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の好適一実施例を添付図面によつ
て詳述する。
第4図に示す如く、3,4は間隔を明けて支持
台(図示せず)に設けられた2本の縦枠で、その
間に空気調和機1の背部を位置させた状態で空気
調和機1を据え付けるようになつている。これら
の縦枠3,4の背部には、空気調和機1の背面縁
部を被うフランジ部材15,16が設けらてい
る。フランジ部材15,16の室内側の面には、
必要によつて、通常の断熱材からなる安価なシー
ル材17を貼り付けている。
この構成によれば、縦枠3,4背部に空気調和
機1の背面縁部を被うフランジ部材15,16を
設けていることから、室内側より縦枠3,4間に
空気調和機1を挿入すると、空気調和機1背面が
フランジ部材15,16によつて被われることに
なり、空気調和機1両側面と縦枠3,4の対向す
る面とのシール性を向上させることができる。こ
のシール性をより向上させるには、フランジ部材
15,16の室内側の面にシール材17を貼り付
け、シール材17に空気調和機1の背面縁部を押
し付けるようにすればよい。すなわち、空気調和
機1両側面と縦枠3,4の対向する面との隙間1
8はフランジ部材15,16に加えてシール材1
7でシールされることになるからである。このシ
ール材17としては、フランジ部材15,16の
シール性が高いこと及び空気調和機1背面縁部と
フランジ部材15,16室内側面との間に挾持さ
れることから、安価なものを用いることができ、
それでもシール性を損うことがない。
また、この構成によれば、シールに用いるも
の、すなわち、フランジ部材15,16及びシー
ル材17を空気調和機1の背面縁部近傍に位置さ
せることから、空気調和機1両側面と縦枠3,4
の対向面との隙間18を充分に狭いものにでき
る。このため、隙間18が狭くなる分だけ縦枠
3,4の幅wを狭めることが可能となり、第5図
に示す如く、窓19の開閉可能幅dをより広くす
ることができる。例えば、その隙間18を約3〜
4mmとすると、窓19の開閉可能幅dは従来に比
較して10mm以上広くなることが確められている。
従つて、総ての窓19,20を全閉可能として空
気調和機1を据え付ける場合において、一方の窓
20を被う面積を少なくできると共に、他方の窓
19を大きく開けることもできることになる。
尚、本考案は、上記フランジ部材15,16
に、第6図及び第7図に示す如く、その先端を空
気調和機1の背面に対して直角に曲げることによ
り、突出部21,22を形成し、また、その突出
部21,22にはまる溝23を空気調和機1の背
面縁部に設けて、フランジ部材15,16による
シール性を更に向上させるようにした場合をも含
む。
また尚、本考案におけるフランジ部材15,1
6は、縦枠3,4とは別個に作つた後に縦枠3,
4に溶接等で取り付けてもよいが、縦枠3,4と
一体的に成形するようにしてもよく、一体的に成
形することで、強度、製造工数及びコスト等に利
点がある。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案は構成されているため、次の
ような優れた効果を発揮する。
(1) 縦枠の背部に、空気調和機の背面縁部を被う
フランジ部材を設けることにより、フランジ部
材が空気調和機の両側面と縦枠の対向面との隙
間をシールすることとなり、雨天時の水の侵入
や冷暖房時のエアリークによるロス発生を防止
することができる。
(2) フランジ部材の室内側の面にシール材を貼り
付け、そのシール材に空気調和機の背面縁部を
押し当てることで、シール性が向上する。しか
も、そのシール材としては安価なものを用いる
ことができるので、大幅なコストダウンを行な
うことができる。
(3) フランジ部材及びシール材によるシールを空
気調和機の背面縁部近傍で行なうため、シール
手段で外観を損うことがなくなる。また、空気
調和機の両側面と縦枠の対向面との間にシール
材が不要となるため、縦枠の幅が狭くてすみ、
従つて、空気調和機の据付面積を減少すること
ができる。
(4) シール材をフランジ部材と空気調和機によつ
て挾持する構造であるので、シール材の剥れや
変形等によるシールの不完全状態発生を防止す
ることができる。
(5) 構造が簡単で、容易かつ安価に製造でき、汎
用性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和機の据付構造の一例を
示す分解斜視図、第2図は第1図の据付構造の一
要部を示す平面図、第3図は第1図の据付構造に
おける他の要部を示す縦断面図、第4図は本考案
に係る空気調和機の据付構造の一実施例を示す平
面図、第5図は第4図の据付構造の窓取付状況を
示す概略平面図、第6図は本考案に係る空気調和
機の据付構造の他の実施例を示す平面図、第7図
は第6図の要部を示す横断面図である。 図中、1は空気調和機、3,4は縦枠、15,
16はフランジ部材、21,22は突出部、23
は溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 間隔を隔てて設けられた2本の縦枠の間に空
    気調和機の背部を位置させた状態で空気調和機
    を据え付ける構造において、上記縦枠の背部
    に、上記空気調和機の背面縁部を被うフランジ
    部材を設けたことを特徴とする空気調和機の据
    付構造。 2 上記フランジ部材がその先端を上記空気調和
    機の背面に対して直角に曲げられて突出部を形
    成されると共に、上記突出部にはまる溝が上記
    空気調和機の背面縁部に設けられた前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の空気調和機の据
    付構造。
JP1982150481U 1982-10-05 1982-10-05 空気調和機の据付構造 Granted JPS5955321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982150481U JPS5955321U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 空気調和機の据付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982150481U JPS5955321U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 空気調和機の据付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955321U JPS5955321U (ja) 1984-04-11
JPS6224193Y2 true JPS6224193Y2 (ja) 1987-06-20

Family

ID=30333750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982150481U Granted JPS5955321U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 空気調和機の据付構造

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JPS5955321U (ja) 1984-04-11

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