JP4096699B2 - 床見切り - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床見切りに関するものであり、詳しくは、フローリングの小口やカーペットの縁などの床表面材の端部を覆うための床見切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、床見切りは、フローリングの小口、じゅうたんやカーペットの縁などの床表面材の端部を覆い、他の床材などとの縁を切るための長尺物の建築部材である。図4は、従来の床見切りの形状を示す図であり、長手方向に直交する断面図である。
【0003】
図4に示す様に、従来の床見切りは、例えば、上面に1組の立上り片(51)が突設され且つ床下地(9)に固定される受け材(5)と、下面に1組の溝(61)が設けられ且つこれらの溝(61)に立上り片(51)を相対的に挿入することにより受け材(5)に組み付けられる見切り材(6)とから構成され、見切り材(6)の組付けにより鍔(64)によって床表面材(8)の端部を押え付ける様になされている。そして、外れ防止の観点から、受け材(5)の各立上り片(51)の上端部には膨出部(53)が設けられ、見切り材(6)の各溝(61)の奥端部には膨出部(53)が嵌合する凹部(63)が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の床見切りは、受け材に見切り材を組み付けようとした場合、見切り材の溝に対して受け材の立上り片が予めきつく嵌合する様に形成されているため、ハンマーによって見切り材に衝撃を与える等して立上り片と溝とを強制的に嵌合させなければならず、施工性に欠けると言う問題がある。更に、上記の様に見切り材が取付け難い反面、施工後は、受け材の立上り片および見切り材の溝が塑性変形しているため、受け材から見切り材が比較的外れ易く、また、室内の内装変更の際などに一旦受け材から見切り材を取り外した場合には、受け材の立上り片と見切り材の溝との強い嵌合が得られないため、再使用できないと言う問題がある。
【0005】
本発明は、上記の実情に鑑みなされたものであり、その目的は、立上り片が突設された受け材と、前記の各立上り片を相対的に挿入する溝が設けられた見切り材とから成る嵌合方式の床見切りであって、施工性に優れ、施工後は受け材から見切り材が外れ難く、しかも、繰り返して使用することが出来る改良された床見切りを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の床見切りは、上面に1組の立上り片がレール状に突設され且つ床に固定される長尺物の受け材と、下面に1組の溝が設けられ且つこれらの溝に前記各立上り片を相対的に挿入することにより前記受け材に組み付けられる長尺物の見切り材とから成る床見切りであって、前記見切り材の各溝の開口部の外側の角部には面取りが施され、かつ、前記見切り材の各溝の最小幅が前記受け材の各立上り片の最大厚さよりも大きく設定され、しかも、前記受け材の各立上り片は互いに基端側から先端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられ、かつ、これら立上り片の各外側の壁面には段差をつけて膨出部が設けられ、前記見切り材の各溝は互いに開口側から奥端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられ、かつ、これら溝の各外側の内壁面には前記膨出部が嵌合する凹部が備えられていることを特徴とする。
【0007】
すなわち、上記の床見切りにおいては、見切り材の溝に受け材の立上り片を相対的に挿入して組み付けるにあたり、見切り材の溝の開口部の外側の角部における面取り構造は、挿入される受け材の立上り片を見切り材の溝の内部へ案内する様に機能し、また、見切り材の溝の最小幅を受け材の立上り片の最大厚さよりも大きく設定した構造は、見切り材の溝に対する受け材の立上り片の円滑な挿入を可能にする。そして、受け材の立上り片および見切り材の溝の傾斜構造、ならびに、立上り片の外側の壁面の膨出部と溝の外側の内壁面の凹部との嵌合構造は、受け材に見切り材を組み付けた場合、立上り片の溝からの垂直方向の抜けを規制し、受け材と見切り材との高い結合力を維持する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る床見切りの一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る床見切りの受け材および見切り材の形状を示す図であり、長手方向に直交する断面図である。図2は、本発明に係る床見切りの受け材と見切り材の組付け操作における部位の挙動を示す上記と同様の断面図であり、図3は、本発明に係る床見切りの組付後の状態を示す上記と同様の断面図である。
【0009】
本発明の床見切りは、フローリングの小口、じゅうたんやカーペットの縁などの床表面材の端部を覆う建築部材であり、図1に示す様に、床表面材(8)の端部に沿って床下地(9)等の床に敷設される。図に例示した床見切りは、1枚の床表面材(8)の端部を処理するためのいわゆる掃出し用の見切りである。
【0010】
本発明の床見切りは、図1に示す様に、上面に1組の立上り片(3)がレール状に突設され且つ床に固定される長尺物の受け材(1)と、下面に1組の溝(4)が設けられ且つこれらの溝(4)に立上り片(3)を相対的に挿入することにより受け材(1)に組み付けられる長尺物の見切り材(2)とから構成される。受け材(1)及び見切り材(2)は、処理すべき床表面材(8)の小口の長さに応じて、1本を必要な長さに切断したり、複数本を連続的に並べて使用される。
【0011】
受け材(1)は、これに見切り材(2)を組み付ける際に後述する立上り片(3)を弾性変形させるため、通常はポリアミド6、ポリアミド6−6、ポリアミドイミド等のポリアミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ABS等のスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の合成樹脂によって構成される。一方、見切り材(2)は、受け材(1)と同様の樹脂材料によって構成されてもよく、また、木質材料や金属材料によって構成されてもよい。合成樹脂によって構成する場合、通常、受け材(1)及び見切り材(2)は一体的に押出成形される。
【0012】
受け材(1)は、略帯状の本体の表面に2枚の立上り片(3)が一体的に設けられた構造を備え、帯状本体の幅方向(図面の左右方向)の中央には、長さ方向に一定の間隔で複数のネジ挿通孔(11)が設けられており、受け材(1)は、ネジ挿通孔(11)に挿通したネジ(7)によって床下地(9)に固定される様になされている。
【0013】
本発明においては、見切り材(2)の溝(4)に受け材(1)の立上り片(3)を嵌合させた後は立上り片(3)の溝(4)からの抜けを確実に防止するため、すなわち、見切り材(2)の外れを確実に防止するため、受け材(1)の各立上り片(3)は、互いに基端側から先端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられる。換言すれば、2つの立上り片(3)は、断面視した場合、逆ハ字状に傾斜した状態に設けられる。
【0014】
また、各立上り片(3)の仮想垂線に対する傾斜角度(θ)は、5〜30°に設定されるのが好ましい。傾斜角度(θ)を上記の範囲に設定する理由は次の通りである。すなわち、傾斜角度(θ)を5°よりも小さくした場合には、立上り片(3)の僅かな変形で当該立上り片が見切り材(2)の溝(4)から外れ易く、また、傾斜角度(θ)を30°よりも大きくした場合には、立上り片(3)を溝(4)に挿入する際、立上り片(3)を一層大きく変形させなければならず、施工性を損なう。なお、図1においては、便宜上、一方の立上り片(3)の傾斜角度(θ)だけを示している。
【0015】
更に、受け材(1)の各立上り片(3)の外側の壁面、すなわち、受け材(1)の幅方向の外側に面する各立上り片(3)の壁面には、段差(32)をつけて膨出部(31)が設けられる。具体的には、各立上り片(3)の上部は、部分的に段差を設けて厚肉に形成される。通常、膨出部(31)は、立上り片(3)の他の薄肉部の厚さの10〜50%だけ薄肉部よりも厚く形成される。
【0016】
また、受け材(1)の各立上り片(3)の上端部の外側の角部には面取りが施されているのが好ましい。具体的には、立上り片(3)の上端部、すなわち、上記の膨出部(31)の上部に面取部(33)が設けられる。立上り片(3)の上端部に面取部(33)が設けられている場合には、溝(4)に立上り片(3)を挿入する際に後述する見切り材(2)の面取部(43)に接触させることにより、溝(4)に対してより一層円滑に立上り片(3)を挿入できる。
【0017】
他方、見切り材(2)は、縦断面を例えば略五角形状に形成されたバー状の本体の底面に2本の溝(4)が設けられた構造を備えており、バー状本体の長手方向(図面において紙面に垂直な方向)に沿った一方の上端角部には、床表面材(8)の小口部分を被覆し且つ押え付ける鍔(21)が張出されており、また、鍔(21)と反対側の長手方向に沿った一辺部は、床表面材(8)と床下地(9)との段差を解消して引っ掛かりを防止するため、傾斜した掃出し面(22)として形成されている。
【0018】
本発明においては、見切り材(2)の溝(4)に受け材(1)の立上り片(3)を嵌合させる際の施工性を一層高めるため、見切り材(2)の各溝(4)の開口部の外側の角部には面取りが施される。すなわち、見切り材(2)の下面と各溝(4)の外側の内壁面(見切り材(2)の幅方向の外側に位置する溝(4)の内壁面)との角部には、面取部(43)が設けられる。斯かる面取部(43)の面の幅は、受け材(1)に見切り材(2)を上方から被せた場合に各立上り片(3)の先端が同時に当接するに足る大きさとされる。
【0019】
しかも、見切り材(2)の溝(4)に受け材(1)の立上り片(3)を円滑に挿入するため、見切り材(2)の各溝(4)の最小幅(w)は、受け材(1)の各立上り片(3)の最大厚さ(t)よりも大きく設定される。具体的には、溝(4)の最小幅(w)、すなわち、後述する凹部(41)及び前述の面取部(43)を除く溝(4)の幅は、立上り片(3)の最大厚さ(t)、すなわち、前述の膨出部(31)の厚さの105〜200%、好ましくは110〜150%に設定される。なお、図1においては、便宜上、一方の溝(4)及び立上り片(3)についてのみ上記の最小幅(w)及び最大厚さ(t)を示している。
【0020】
また、本発明においては、前述の様に、見切り材(2)の溝(4)からの受け材(1)の立上り片(3)の抜けを確実に防止するため、見切り材(2)の各溝(4)は、上記の立上り片(3)の場合と同様に、互いに開口側から奥端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられる。換言すれば、2つの溝(4)は、断面視した場合、立上り片(3)と同様に逆ハ字状に傾斜した状態に設けられる。そして、好ましくは、各溝(4)の傾斜角度(θ)は、立上り片(3)におけるのと同様に5〜30°に設定される。
【0021】
更に、上記の見切り材(2)の各溝(4)の外側の内壁面、すなわち、見切り材(2)の幅方向の外側に位置する各溝(4)の内壁面には、受け材(1)の立上り片(3)の膨出部(31)が嵌合する凹部(41)が備えられている。換言すれば、各溝(4)の上記の内壁面には、段差(42)をつけて凹部(41)が設けられる。なお、図示する様に、溝(4)の奥端部の外側の角部(凹部(41)の上部)は、立上り片(3)の面取部(33)が係合する様に面取りが施されてもよい。
【0022】
本発明の床見切りを施工する場合には、先ず、図1に示す様に、床表面材(8)の小口に沿わせて床下地(9)に受け材(1)を固定する。次いで、図2に示す様に、上方から見切り材(2)を受け材(1)に被せて下方に押え付ける。その場合、受け材(1)と見切り材(2)を略平行に保持して見切り材(2)を垂直に押え付けてもよいが、例えば、図2に示す様に、見切り材(2)を僅かに傾け、受け材(1)の一方の立上り片(3)の先端部だけを先に見切り材(2)の一方の溝(4)に若干挿入した後、見切り材(2)を水平方向へずらすことにより一方の立上り片(3)を幾分変形させ、そして、他方の立上り片(3)を他方の溝(4)に略一致させて見切り材(2)を押え付けてもよい。
【0023】
上記の様に、見切り材(2)の溝(4)に受け材(1)の立上り片(3)を相対的に挿入して組み付けるにあたり、見切り材(2)の溝(4)の開口部の外側の角部における面取り構造は、挿入される受け材(1)の立上り片(3)を見切り材(2)の溝(4)の内部へ案内する様に機能し、また、見切り材(2)の溝(4)の最小幅(w)を受け材(1)の立上り片(3)の最大厚さ(t)よりも大きく設定した構造は、溝(4)に対する立上り片(3)の円滑な挿入を可能にする。
【0024】
換言すれば、本発明の床見切りは、ハンマー等の道具を使用することなく、手先だけの極めて簡単な押込み操作で見切り材(2)の各溝(4)に対して受け材(1)の各立上り片(3)をそれぞれ嵌合させることが出来、その結果、図3に示す様に、受け材(1)に対して見切り材(2)を組み付けて一体化することが出来る。そして、見切り材(2)によって床表面材(8)の小口を覆うと共に床表面材(8)の縁部を鍔(21)によって押さえることが出来る。
【0025】
更に、本発明の床見切りにおいては、図3に示す状態に受け材(1)に見切り材(2)を組み付けた場合、受け材(1)の立上り片(3)及び見切り材(2)の溝(4)の傾斜構造、ならびに、立上り片(3)の外側の壁面の膨出部(31)と溝(4)の外側の内壁面の凹部(41)との嵌合構造は、立上り片(3)の溝(4)からの垂直方向の抜けを規制し、受け材(1)と見切り材(2)との高い結合力を維持する。従って、見切り材(2)が受け材(1)に一旦組み付けられた後は、外部から不測の力が加わった場合でも、見切り材(2)が容易に外れる虞がない。
【0026】
また、室内の内装変更などを行う場合、組み付けた見切り材(2)は、図2に示す操作とは逆の操作によって、受け材(1)から取り外すことが出来る。具体的には、見切り材(2)を水平方向へ加圧し、一方の立上り片(3)を幾分変形させて見切り材(2)をずらすことにより、他方の立上り片(3)の膨出部(31)と溝(4)の凹部(41)との嵌合を解除した後、見切り材(2)を若干上方へ回動させる様にして持上げることにより、見切り材(2)の各溝(4)から受け材(1)の各立上り片(3)を相対的に引き出すことが出来、見切り材(2)を取り外すことが出来る。
【0027】
そして、本発明の床見切りにおいては、上記の様に、一旦組み付けた見切り材(2)を受け材(1)から取り外した場合でも、再使用する際に受け材(1)と見切り材(2)の結合機能が損なわれることがない。すなわち、取付や取外しによって立上り片(3)や溝(4)の一部が塑性変形したとしても、上記の傾斜構造および嵌合構造が、受け材(1)に見切り材(2)を再び組み付けた場合に上記の様に高い結合力を発揮するため、見切り材(2)が容易に外れる虞がない。従って、本発明の床見切りは、繰り返して使用することが出来る。
【0028】
なお、本発明において、見切り材(2)の形状は適宜に設計することが出来、例えば、鍔(21)と同様の鍔が上端の左右角部に張出された形状に設計することも出来る。斯かる見切り材は、種類の異なる床表面材の端部間の隙間などの処理に使用される。また、受け材(1)の立上り片(3)における膨出部(31)及び段差(32)、ならびに、見切り材(2)の溝(4)における凹部(41)及び段差(42)は、種々の形状に設計でき、そして、それぞれ複数設けることも出来る。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明の床見切りによれば、見切り材の溝の開口部における面取り構造、および、見切り材の溝の最小幅を受け材の立上り片の最大厚さよりも大きく設定した構造により、極めて簡単な押込み操作で受け材に見切り材を組み付けることが出来、また、受け材の立上り片および見切り材の溝の傾斜構造、ならびに、立上り片の膨出部と溝の凹部との嵌合構造により、施工後における見切り材の外れを有効に防止することが出来、そして、繰り返して使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床見切りの受け材および見切り材の形状を示す断面図
【図2】本発明に係る床見切りの受け材と見切り材の組付け操作における部位の挙動を示す断面図
【図3】本発明に係る床見切りの組付後の状態を示す断面図
【図4】従来の床見切りの形状を示す断面図
【符号の説明】
1 :受け材
11 :ネジ挿通孔
2 :見切り材
21:鍔
22:掃出し面
3 :立上り片
31:膨出部
32:段差
33:面取部
4 :溝
41:凹部
42:段差
43:面取部
7 :ネジ
8 :床表面材
9 :床下地
w :最小幅
t :最大厚さ
θ :傾斜角度

Claims (2)

  1. 上面に1組の立上り片(3)がレール状に突設され且つ床に固定される長尺物の受け材(1)と、下面に1組の溝(4)が設けられ且つこれらの溝(4)に各立上り片(3)を相対的に挿入することにより受け材(1)に組み付けられる長尺物の見切り材(2)とから成る床見切りであって、見切り材(2)の各溝(4)の開口部の外側の角部には面取りが施され、かつ、見切り材(2)の各溝(4)の最小幅(w)が受け材(1)の各立上り片(3)の最大厚さ(t)よりも大きく設定され、しかも、受け材(1)の各立上り片(3)は互いに基端側から先端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられ、かつ、これら立上り片(3)の各外側の壁面には段差(32)をつけて膨出部(31)が設けられ、見切り材(2)の各溝(4)は互いに開口側から奥端側に向かうに従い漸次離間する傾斜状態に設けられ、かつ、これら溝(4)の各外側の内壁面には膨出部(31)が嵌合する凹部(41)が備えられていることを特徴とする床見切り。
  2. 受け材(1)の各立上り片(3)及び見切り材(2)の各溝(4)の仮想垂線に対する傾斜角度(θ)が5〜30°に設定されている請求項1に記載の床見切り。
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