JP2502087Y2 - 壁下地と巾木との結合構造 - Google Patents

壁下地と巾木との結合構造

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JP2502087Y2
JP2502087Y2 JP1990074867U JP7486790U JP2502087Y2 JP 2502087 Y2 JP2502087 Y2 JP 2502087Y2 JP 1990074867 U JP1990074867 U JP 1990074867U JP 7486790 U JP7486790 U JP 7486790U JP 2502087 Y2 JP2502087 Y2 JP 2502087Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、木造住宅等の木造建築物の壁と床との接触
する部分における壁下地材と巾木との結合構造、更に詳
しくは、壁下地材と巾木との結合を容易且つ迅速に行う
ことができる結合構造に関する。
〔従来の技術〕
木造住宅等の木造建築物における室内の壁は、通常、
床との接触部に壁を受ける巾木が施され、この巾木によ
って壁面を保護すると共に室内を装飾している。このよ
うな壁と巾木とは、通常、第4図に示すように結合され
ている。
即ち、床10に配設された巾木20の上面21に形成された
溝22においてプラスターボード等の壁下地材30の下端が
嵌入した状態で壁下地材30と巾木20とが結合している。
そして、従来の結合構造では、壁下地材30が巾木20の溝
22に嵌合し易いように、溝22及び壁下地材30の下端にそ
れぞれテーパー部22A及び30Aがガイド面として形成され
ている。
従って、壁下地材30を取り付ける際には、床10に配設
された巾木20の溝22に壁下地材30の下端を合わせて壁下
地材30を巾木20の溝22に落とし込むことによってこれら
両者20、30を結合させていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の壁下地材30と巾木20との結合構
造では、壁下地材30は広さの割りには肉厚が薄くてうね
り易いため、その下端を巾木20の溝22に位置合わせして
嵌入する作業が面倒で、その作業を迅速に行うことがで
きず、作業性が悪いという課題があった。また、このよ
うな結合作業を容易にするために、巾木20の溝22及び壁
下地材30の下端にそれぞれテーパー部22A及び30Aを設け
ざるを得なかった。また、壁下地材30が巾木20に結合し
た状態でも、溝22による壁下地材30の押さえが十分でな
く、壁下地材30の下端にうねりを生じるという課題があ
った。
従って、本考案の目的は、壁下地材と巾木とを容易且
つ迅速に結合することができ、しかも壁下地材の下端に
うねりのない壁面を形成することができ、美麗な外観を
呈する壁下地材と巾木との結合構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、壁下地材の下端と巾木の上面との間に複数
の受け部片を介在させて上記壁下地材と上記巾木とを結
合した構造であって、上記受け部片は、上記壁下地材を
受ける受け面と、該受け面における上記巾木の裏面側の
一側辺から垂直上方へ延出し且つ上記壁下地材に当接す
る当接面と、該当接面の上縁から外方且つ上方へ延出す
る傾斜面と、上記受け面の他側辺から垂直下方へ延出す
る脚面とからなり、また、上記巾木は、上記受け部片の
上記脚面を嵌入させる長溝を備えていることを特徴とす
る壁下地材と巾木との結合構造を提供することにより上
記目的を達成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、床に配設された巾木の溝に、所要数
の受け部片を嵌め込んでおけば、各受け部片の傾斜面を
目安に壁下地材を巾木の上面に落とし込むだけで壁下地
材を巾木に結合させることができ、また、これら両者が
結合した状態で受け部片の当接面によって壁下地材のう
ねりを防止することができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第4図に示す実施例に基づいて、従来
と同一または相当部分には同一符号を付して本考案を説
明する。尚、第1図は本考案の壁下地材と巾木との結合
構造の一実施例の要部を示す断面図、第2図は第1図の
II-II線方向の断面を示す壁の部分断面図、第3図は第
1図に示す受け部片を取り出して示す斜視図である。
本実施例における巾木20は、第1図に示す如く、上面
21に沿って溝22が形成され、この溝22に後述する受け部
片40が嵌り込むようになっており、また、上記上面21の
表面23側に壁下地材30と当接する当接部24が垂直上方に
延出している。
また、本実施例における上記受け部片40は、上記巾木
20の上面21に面接触して壁下地材30を受ける受け面41
と、この受け面41の一側辺から垂直上方に延出し且つ上
記壁下地材30の裏面の下端に当接する当接面42と、この
当接面42の上縁から上方且つ外方へ傾斜し、上記壁下地
材30の下端を受け面21へ案内する傾斜面43と、上記受け
面41の一側辺に対向する他側辺から垂直下方へ延出する
脚面44とからなっている。そして、この受け部片40は、
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂または金属板によって成形
することができる。また、上記脚面44は、上記巾木20の
溝22に嵌入する厚さに形成されている。そして、この受
け部片40が巾木20に嵌合した状態において、上記巾木20
の当接部24と受け部片40の当接面42との間の幅は、これ
ら両者24、42間に上記壁下地材30の下端が嵌入する幅に
形成されている。また、上記巾木20の溝22には、所定間
隔毎に長ボルトあるいは釘を通す孔25が溝22の深さ方向
に設けられており、この孔25において長ボルトまた釘に
よって巾木20を床10に固定するようにしてある。
従って、壁下地材30を床10に配設された巾木20に結合
する場合には、巾木20に受け部片40を略130〜150mm間隔
でセットした後、巾木20の係合部24と受け部片40の傾斜
面43の先端との間隔を目安にして壁下地材30の下端を巾
木20に位置合わせして壁下地材30を落とし込めば、壁下
地材30は、下端が受け部片40の傾斜面43に案内されなが
ら、受け面41に落下して巾木20に対して自動的に嵌合し
て結合する。
また、壁下地材30は巾木20に結合した状態では、第2
図に示す如く、受け部片40が壁の内部に位置し、巾木20
の表面23が室内側に位置する。そして、各受け部片40の
当接面42と巾木20の当接部24とで壁下地材30の下端が挟
着して、所定間隔毎にうねりを防止する。尚、第2図に
おける50は柱である。
従って、本実施例によれば、壁下地材30を巾木20に対
して容易且つ迅速に結合することができ、しかも壁下地
材30の下端におけるうねりを防止してうねりのない壁面
を形成することができ、美麗な外観を呈する。また、壁
下地材30の下端にガイド面としてのテーパー部を設ける
必要がなく、壁下地材30の加工を簡素化することができ
る。
尚、本考案における受け部辺は、上記実施例に制限さ
れるものでなく、巾木の形態に応じて適宜変更すること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案の壁下地と巾木との結合構造は、壁下地材と巾
木とを容易且つ迅速に結合することができ、しかも壁下
地材の下端にうねりのない壁面を形成することができ、
美麗な外観を呈する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の壁下地材と巾木との結合構造の一実施
例の要部を示す断面図、第2図は第1図のII-II線方向
の断面を示す壁の部分断面図、第3図は第1図に示す受
け部材を取り出して示す斜視図、第4図は従来の壁下地
と巾木との結合構造を示す第1図相当図である。 20;巾木、21;上面 22;溝、30;壁下地材 40;受け部片、41;受け面 42;当接面、43;傾斜面 44;脚面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁下地材の下端と巾木の上面との間に複数
    の受け部片を介在させて上記壁下地材と上記巾木とを結
    合した構造であって、 上記受け部片は、上記壁下地材を受ける受け面と、該受
    け面における上記巾木の裏面側の一側辺から垂直上方に
    延出し且つ上記壁下地材に当接する当接面と、該当接面
    の上縁から外方且つ上方へ延出する傾斜面と、上記受け
    面の他側辺から垂直下方へ延出する脚面とからなり、 また、上記巾木は、上記受け部片の上記脚面を嵌入させ
    る長溝を備えていることを特徴とする壁下地材と巾木と
    の結合構造。
JP1990074867U 1990-07-13 1990-07-13 壁下地と巾木との結合構造 Expired - Lifetime JP2502087Y2 (ja)

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JPH0431954U JPH0431954U (ja) 1992-03-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58190549U (ja) * 1982-06-15 1983-12-17 松下電工株式会社 巾木
JPH01170734U (ja) * 1988-05-14 1989-12-04

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JPH0431954U (ja) 1992-03-16

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