JP2017167306A - 画像形成装置、情報処理装置、およびマーク変更方法 - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置、およびマーク変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】両面印刷の画像形成領域のずれの補正の精度を向上させる。【解決手段】用紙の両面に画像を形成し、各面の画像形成領域がずれる場合に当該ずれの補正を行う画像形成装置であって、第1面の画像形成領域外の複数箇所に画像形成位置を示す第1のマークを印し、第2面の画像形成領域外の前記第1のマークに対応する複数箇所に画像形成位置を示す第2のマークを印すマーキング部と、第1面および第2面に形成されたマークを読み取って画像データを出力する読取部と、読取部の出力に基づいて第1のマークと第2のマークとのずれの程度を判定するずれ判定手段と、ずれ判定手段の判定結果に応じて、マークを変更するマーク変更手段と、読取部の出力に基づいて第1面および第2面の画像形成領域を補正する補正手段と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置、およびマーク変更方法に関する。
両面印刷した用紙の表裏で、画像の位置がずれることがある。この位置ずれの補正を行うために、いわゆるトンボパターンを用いる手法がある。トンボパターンは、例えば、短い線が直交したような画像である。この手法では、まず、用紙の表裏各面の印刷領域の周り(例えば四隅など)に、トンボパターンを印刷する。次に、センサによって、用紙の表裏何れかの面から、当該面に印刷されたトンボパターンを見ながら、該トンボパターンに重なるもう一方の面に印刷されたトンボパターンを透かし見て、両トンボパターンのずれを把握する。そして、把握したずれが解消されるよう、印刷位置などを補正する。
補正の精度の向上のためには、センサが読み取りやすい、つまりセンサに適したトンボパターンであることが望ましい。また、どのようなトンボパターンがセンサに適するかは、用紙によっても異なってくる。
しかしながら、従来の装置は、トンボパターンを人手に依らず変更する手段を備えていない。このため、従来の装置においては、センサに適するトンボパターンに変更すればよりよく補正できる場合であっても、トンボパターンの変更がなされずにずれの補正が不十分になってしまう(ずれを解消しきれない)ことがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、両面印刷の画像形成領域のずれの補正の精度を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シート状の被記録媒体が有する第1面および当該第1面の裏面である第2面の両面に画像を形成し、前記第1面および前記第2面の画像形成領域がずれる場合に当該ずれの補正を行う画像形成装置であって、前記第1面の前記画像形成領域外の複数箇所に画像形成位置を示す第1のマークを印し、前記第2面の前記画像形成領域外の前記第1のマークに対応する複数箇所に画像形成位置を示す第2のマークを印すマーキング部と、前記第1面および前記第2面に形成された前記第1および第2のマークを読み取って画像データを出力する読取部と、前記読取部の出力に基づいて前記第1のマークと第2のマークとのずれの程度を判定するずれ判定手段と、前記ずれ判定手段の判定結果に応じて、前記第1および第2のマークを変更するマーク変更手段と、前記読取部の出力に基づいて前記第1面および前記第2面の前記画像形成領域を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷の各面での画像形成位置のずれの判定に用いるマークを、ずれの程度に応じて自動的に変更することができる。これにより、ずれの程度に適したマークを用いてずれの補正を行うことができるので、両面印刷の画像形成領域のずれの補正の精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、印刷装置の構造を概略的に示す図である。 図2は、印刷装置の構成を示すブロック図である。 図3は、システムコントローラの構成を示すブロック図である。 図4は、システムコントローラの機能構成を示すブロック図である。 図5は、データ処理部の構成を示すブロック図である。 図6は、トンボ更新情報の一例を示す図である。 図7は、トンボ合成部の構成を示すブロック図である。 図8−1は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙の一例を示す図である。 図8−2は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙の別の例を示す図である。 図8−3は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙のさらに別の例を示す図である。 図9は、レジスタ部が備えるレジスタが記憶するトンボ機能、左右反転機能、および上下反転機能のON/OFF設定の説明図である。 図10は、印刷動作制御部が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図11は、印刷動作制御部が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図12は、印刷動作制御部が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
画像形成装置、情報処理装置、およびマーク変更方法の実施の一形態について、図を用いて説明する。まず、図1は、印刷装置1の構造を概略的に示す図である。印刷装置1は、商用印刷(いわゆるプロダクションプリンティング)に用いられる画像形成装置である。印刷装置1は、例えば出版用の小ロット印刷(オンデマンド印刷)などへの使用を想定されたものである。このため、印刷装置1は、両面印刷での各面の画像形成領域のずれの許容範囲が狭く設定される使用形態に対応するものであることを求められる。
印刷装置1は、画像形成領域のずれの補正に、トンボパターンを使用する。トンボパターンは、用紙の表裏での画像形成位置の位置合わせ用に印されるマーク(第1および第2のマーク)の一種である。トンボパターンは、印刷対象の画像の周囲の複数個所(例えば四隅)に印されて画像形成位置を示す。
画像が印刷される用紙の表裏各面のトンボパターンの位置が重ならずにずれる場合、当該位置ずれは即ち画像形成領域のずれの現れであるので、印刷装置1は、トンボパターンの位置ずれ量に応じて画像形成領域を補正する。この補正に際して、トンボパターンが不適切であると、補正の精度が低下するので、印刷装置1は、ずれの程度に応じてトンボパターンを適切なものに変更することにより、補正の精度を向上させる。
印刷装置1は、プリンタ(マーキング部)100、スキャナ200、ADF(Automatic Document Feeder)300、オペレーションパネル400、給紙ユニット500、検査装置600、およびソータ700を備えている。なお、印刷装置1には、プリントサーバ800が接続されている。
ADF300は、束になった原稿を自動的に一枚ずつスキャナ200に送り込む。スキャナ200は、原稿を光学的に読み取ったデジタル信号を画像データとして出力する。
オペレーションパネル400は、オペレータから各種操作入力を受け付け、当該受け付けた操作内容に基づいた信号を出力する。また、オペレーションパネル400は、オペレータに向けて各種画面を表示する。
給紙ユニット500は、複数枚の用紙を重ね合わせた状態で収納するカセット501を複数備え、カセット501から用紙を1枚ずつ繰り出し、プリンタ100へ給紙する。
ここで、本実施形態においては、用紙を、シート状の被記録媒体の一例として説明するが、実施にあたって、上記被記録媒体は紙に限られるものではなく、第1面および当該第1面の裏面である第2面の両面に印刷(画像形成)可能なシート状のものであればよい。
プリンタ100は、用紙に、トナーによって画像を形成する。ここで、用紙は、普通紙などであって、シート状の被記録媒体の一例である。また、プリンタ100は、スキャナ200が出力する画像データや、プリントサーバ800から入力される画像データ、ファクシミリボードFXB(図2、後述)が受信した画像データに基づいて、画像を形成する。
本実施形態のプリンタ100は、一例として、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)の4色を使ったフルカラー印刷に対応している。プリンタ100は、現像ユニット102と、転写ベルト103と、二次転写ローラ104と、搬送部106と、定着ユニット107と、を備える。
現像ユニット102は、感光体ドラム102Y、102M、102C、102Kを備える。感光体ドラム102Y、102M、102C、102Kは、それぞれ、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、およびクリーニング工程)が行われることによりトナー像が形成され、形成されたトナー像を転写ベルト103に転写する。本実施形態では、感光体ドラム102Y上にイエロートナー像が形成され、感光体ドラム102M上にマゼンダトナー像が形成され、感光体ドラム102C上にシアントナー像が形成され、感光体ドラム102K上にブラックトナー像が形成されるものとするが、これに限定されるものではない。
転写ベルト103は、感光体ドラム102Y、102M、102C、および102Kから重畳して転写されたトナー像(フルカラーのトナー画像)を二次転写位置に搬送する。二次転写位置は、二次転写ローラ104と搬送路aとが接する位置である。本実施形態では、転写ベルト103には、まず、イエロートナー像が転写され、続いて、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次重畳して転写されるものとするが、これに限定されるものではない。
搬送部106は、対をなす搬送ローラを複数組備え、給紙ユニット500により繰り出された用紙を、搬送路a上で矢印s方向に搬送する。
二次転写ローラ104は、転写ベルト103により搬送されたフルカラーのトナー画像を、搬送部106により搬送された用紙上に、二次転写位置で一括転写する。
定着ユニット107は、トナー画像転写済みの用紙をローラ対により加熱および加圧することにより、トナー画像を用紙に定着する。
ソータ700は、印刷後の用紙を、ジョブ単位あるいはページ毎に仕分けし、スタックする。また、ソータ700は、反転ユニット701を備える。反転ユニット701は、取り込んだ用紙をスイッチバックで反転させ、表裏を逆にして排出する。
検査装置600は、画像読取部(読取部)601、送り部602、および戻し部603を備える。送り部602は、対をなす搬送ローラを複数組備え、定着ユニット107から排出された用紙を反転ユニット701へ搬送する。画像読取部601は、センサを備え、送り部602を搬送される用紙を光学的に読み取ったデジタル信号を画像データ(補正用画像データ)として出力する。戻し部603は、対をなす搬送ローラを複数組備え、反転ユニット701により表裏を逆にされた用紙をプリンタ100へ搬送する。
このような構成の印刷装置1は、プリントサーバ800などから画像データを受信すると、これに応じて一連の印刷動作を起動する。すなわち、印刷装置1は、給紙ユニット500に指定サイズの用紙を給紙させ、これを搬送部106に搬送させる。続いて、印刷装置1は、画像データに画像処理等を施し、さらに画像データにトンボパターンを合成し、当該トンボ合成済み画像データを、プリンタ100に画像形成(印刷)させる。すなわち、プリンタ100は、転写ベルト103上にトナー画像を形成させ、当該トナー画像を、搬送部106が搬送してきた用紙の表面に転写させ定着させる。用紙上に印刷されたトンボパターンは、画像読取部601のセンサにより読み取られる。表面が印刷された用紙は、反転ユニット701により反転され、表面印刷時と同様に裏面に画像を印刷される。裏面に印刷された画像も、画像読取部601により読み取られる。印刷装置1は、画像読取部601の出力から表裏各面のトンボパターンを抽出し、表裏それぞれのトンボパターンの位置のずれ情報から画像の補正を行う。
図2は、印刷装置1の構成を示すブロック図である。印刷装置1は、さらに、システムコントローラ10、画像メモリ11、PCIeバス12、およびファクシミリボードFXBを備えている。
ファクシミリボードFXBは、構内交換機(Private Branch eXchange)PBXに接続されており、この構内交換機PBXを介した通信回線経由で、外部のファクシミリ装置と通信可能である。
ファクシミリボードFXBは、ファクシミリ送信指示があるときに、システムコントローラ10を介してスキャナ200を駆動して原稿の画像を読み込み、当該画像データを、構内交換機PBXおよび通信回線を介して所定の送信先へ送信する。また、逆に、ファクシミリボードFXBは、通信回線および構内交換機PBX経由でのファクシミリ呼び出しに応じて画像データを受信し、システムコントローラ10を介してプリンタ100を駆動し、当該受信した画像データをプリントアウトする。
システムコントローラ10は、CPU51、ROM52およびRAM53(図3、後述)を備え、ROM52に記憶されたプログラムをCPU51が実行することにより印刷装置1を統括的に制御する。
システムコントローラ10は、オペレーションパネル400と信号の送受信を行うことにより、オペレータの操作内容を把握し、オペレータに対して各種情報を報知する。
また、システムコントローラ10は、スキャナ200が出力する画像データをプリンタ100で印刷する通常のコピー処理に関する制御を行う。さらに、システムコントローラ10は、プリントサーバ800など外部機器から画像データやプリント指示コマンド等を受信し、画像データをプリンタ100でプリントアウトする印刷制御を行う。
PCIeバス12は、汎用バスであって、システムコントローラ10とプリンタ100とスキャナ200とを接続する。スキャナ200およびプリンタ100は、PCIeバス12を介して相互に通信を行う。
スキャナ200は、画像処理ユニット(Image Processing Unit(IPU)、不図示)を内部に備えている。IPUは、読み取り画像デ−タの信号劣化の補正を行う。当該信号劣化は、光学系や、デジタル信号への量子化などを主な原因として起こる。また、IPUは、プリンタ100への画像デ−タ送信、画像メモリ11への画像デ−タの書き込みなどを行う。
画像メモリ11は、画像処理に際して画像データを記憶させるためのメモリであって、システムコントローラ10に接続されている。画像データを画像メモリ11に蓄積して画像処理を行う場合、システムコントローラ10は、各種画像処理を行う。当該画像処理は、例えば、画像メモリ11のアクセス制御、プリントサーバ800から受信するプリント用データの展開(文字コ−ド/キャラクタビット変換)、メモリ有効活用のための画像データの圧縮/伸張などの画像補正である。
上述した各種機能を複合的に実現する印刷装置1において、システムコントローラ10は、各ジョブに際して、スキャナ200、プリンタ100、画像メモリ11およびファクシミリボードFXBに対して、PCIeバス12の使用権を割り振る。
図3は、システムコントローラの構成を示すブロック図である。システムコントローラ10は、CPU51、ROM52、RAM53、外部メモリI/F(interface)部54、および通信系I/F部55が内部バス50を介して接続されたマイクロコンピュータMCを備えている。
さらに、システムコントローラ10は、内部バスI/F部56、PCIeI/F部57、画像出力用DMAC(Direct Memory Access コントローラ)58、画像処理部59、圧縮/伸長器60を備えている。
内部バス50は、内部バスI/F部56およびPCIeI/F部57を介して、マイクロコンピュータMCを、PCIeバス12に接続させている。
CPU51は、各種演算処理を実行することによって、システム関係の全ての設定や、画像出力用DMAC58、画像処理部59、圧縮/伸長器60の起動を司る。ROM52には、主にCPU51のための動作制御プログラムが格納されている。RAM53は、CPU51の演算結果や種々のデータの一次的な記憶場所としても使用される他、画像保存用のメモリとして機能する。
画像保存用のメモリとしては、画像メモリ11も使用される。画像メモリ11は、外部メモリI/F部54を経由して接続されている。CPU51は、プリントサーバ800から画像データを受信すると、プリンタ言語に基づいて外部メモリI/F部54を介して画像メモリ11に描画を行う。
通信系I/F部55は、プリントサーバ800、オペレーションパネル400、およびファクシミリボードFXBと、システムコントローラ10と、の間のI/F部である。
内部バスI/F部56は、PCIeI/F部57と内部バス50との間のI/F部である。この内部バスI/F部56は、PCIeバスマスタが指定するアドレスと画像メモリ11(外部メモリI/F部54経由)との間で、画像データを入出力する。
PCIeI/F部57は、PCIeバス12のプロトコルに準じてPCIeバスマスタとデータのやりとりを行う。
画像出力用DMAC58および画像処理部59は、内部バス50を介してCPU51や外部メモリI/F部54などに接続されている。画像出力用DMAC58は、PCIeI/F部57にも接続されている。
画像出力用DMAC58は、印刷時のDMAコントローラとして機能する。つまり、CPU51により起動されると、予め指定された領域の外部メモリから画像データを読み出して、当該画像データをPCIeI/F部57に出力する。この出力は、随時ハンドシェークのやりとりで行われる。
画像処理部59は、ADF300でのスキューによる読み取り画像の歪みを補正する仕組みを持つ。
圧縮/伸長器60は、省メモリ化のために使用されるもので、CPU51によって起動され、様々なデータの圧縮または伸長を行う。
図4は、システムコントローラ10の機能構成を示すブロック図である。システムコントローラ10は、コントローラ110、画像転送ユニット120、およびプリント動作制御部130を有する。画像転送ユニット120は、バス制御部121と、データ処理部122とを有する。
印刷装置1とプリントサーバ800とは、2系統で接続される。つまり、プリントサーバ800は、コントローラ110とはLANで、データ処理部122とは高速シリアルIFで、接続されている。LANは、主に印刷コマンドを扱う。高速シリアルIFは、主に画像データを扱う。この構成により高速なデータ転送を可能とする。
コントローラ110は、バス制御部121を介して、データ処理部122およびプリント動作制御部130と、コマンドのやりとりを行う。データ処理部122は、プリントサーバ800から受信したデータを元に、画像処理を行う。
また、データ処理部122は、トンボパターンを合成する仕組み(トンボ合成部160(図5、後述))を含む。トンボパターンを含む画像データ(トンボ合成済み画像データ)は、バス制御部121を介してプリント動作制御部130に転送されて、プリンタ100により用紙に転写される。
両面印刷された用紙のそれぞれの面(表裏)のトンボパターンは、画像読取部601により読み取られる。当該読み取り画像に基づいて、CPU51がトンボパターンのずれを求めて表裏位置ずれ情報として出力する。当該表裏位置ずれ情報は、プリント動作制御部130またはコントローラ110にフィードバックされる。
図5は、データ処理部122の構成を示すブロック図である。データ処理部122は、印刷動作制御部(ずれ判定手段、マーク変更手段、補正手段、マーキング有無設定手段)140、データ受信部150、トンボ合成部160、画像出力用DMAC58(ライトDMAC581,リードDMAC582)、および画像処理部59を備えている。また、データ処理部122は、画像出力用DMAC58によって画像メモリ11と接続している。
印刷動作制御部140は、CPU51がプログラム実行により実現する機能部である。印刷動作制御部140は、コントローラ110やプリント動作制御部130とコマンドをやりとりし、プリントサーバ800からプリンタ100までの画像データの転送機能の制御を行う。
データ受信部150は、プリントサーバ800から受信した画像データを画像処理部59に送る。画像処理部59は、画像データに画像処理を施してトンボ合成部160に出力する。
トンボ合成部160は、トンボパターンを、画像データに合成する(トンボ機能)。ライトDMAC581は、トンボ合成済みの画像データを、画像メモリ11に書き込む。リードDMAC582は、後段の要求に応じて画像メモリ11からトンボ合成済み画像データを読み出し、プリント動作制御部130に転送する。
画像読取部601で得られた表裏位置ずれ情報は、コントローラ110またはプリント動作制御部130から、印刷動作制御部140に対しても通知される。印刷動作制御部140は、表裏位置ずれ情報と自らが持つトンボ更新情報141とから、トンボパターンを更新する。
印刷動作制御部140は、トンボ更新情報141を記憶し管理している。トンボ更新情報141は、表裏位置ずれの補正の精度を向上させるための情報であって、表裏位置ずれ情報に応じたトンボパターンに変更(更新)するための案内情報である。表裏位置ずれの程度に適したトンボパターンを用いることによって、表裏位置ずれの補正を精度よく行うことが可能となる。
トンボ更新情報141は、例えばテーブルの形態で記憶されている。図6は、トンボ更新情報141の一例を示す図である。この例は、第1面のトンボパターンと当該トンボパターンに対応する第2面のトンボパターンとの距離(位置ずれ量)を、ずれ程度判定の条件とした場合のものである。
印刷動作制御部140は、条件を段階的(ここでは3段階)に分けて判定しており、まず、位置ずれ量がA(mm、ミリ)未満ならば、トンボパターンにEの変更(更新)を施す。また、印刷動作制御部140は、位置ずれ量がA以上B(mm、ミリ)未満ならば、トンボパターンにFの変更(更新)を施す。さらに、印刷動作制御部140は、位置ずれ量がB以上ならば、トンボパターンにGの変更(更新)を施す。なお、本実施形態では、上述のE,F,Gの変更が具体的にどういった内容であるかについては述べない。
なお、紙の種類(紙種)など、他の要素を判定の条件とする場合でも、同様の方法でトンボパターン更新の情報として用いることができる。さらに、複数の要素(例えば位置ずれ量と紙種の両方)を、判定の条件として複合的に使用してもよい。
印刷動作制御部140は、画像読取部601の読み取り結果(表裏位置ずれ情報)とトンボ更新情報141とに基づいて、トンボパターンの更新が必要であるか判定する(図12のS24、後述)。そして、印刷動作制御部140は、トンボパターンの更新が必要と判断すると、内部メモリ161(図7、次に説明)が記憶するトンボパターンを更新する。これにより、必要な場合にトンボパターンを書き換えることを可能とする。
図7は、トンボ合成部160の構成を示すブロック図である。トンボ合成部160は、内部メモリ(記憶部)161、解像度変換部(マーク拡大手段)162、合成部180、およびレジスタ部190を備えている。
内部メモリ161は、CPU51がアクセス可能なメモリであって、画像データに合成されるトンボパターンを記憶している。つまりこの構成により、CPU51は、トンボパターンを更新可能である。
解像度変換部162は、トンボパターンの解像度を変換することによりトンボパターンを拡大する。より具体的には、例えば内部メモリ161が記憶する128画素×128画素サイズのトンボパターンを、解像度変換部162によって512画素×512画素サイズに拡大可能である。
このように解像度変換部162を備えることで、内部メモリ161のサイズを抑えてのコストダウンを図ることができる。
合成部180は、拡大後のトンボパターン(拡大トンボパターン)を、画像処理部59が出力した画像データに、合成する。
さらに、合成部180は、トンボパターンを左右あるいは上下に反転させるフリップ機能(マーク反転手段)181を備えている。
トンボパターンは、その性質上、画像の四隅に印刷されることが多く、左右または上下に対称な形状であることがほとんどである。そこで、フリップ機能181を使用することにより、内部メモリ161は、四隅のいずれか1箇所に適する1つのトンボパターンを最低限記憶していればよくなる。
図8−1は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙の一例を示す図である。図8−2は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙の別の例を示す図である。図8−3は、トンボパターンが四隅に印刷された用紙のさらに別の例を示す図である。
図8−1に示す例は、内部メモリ161が左右および上下に対称な形状のトンボパターンT1を記憶していて、当該トンボパターンT1をそのまま紙面の四隅の全箇所に用いた例である。
図8−2に示す例は、内部メモリ161が向きのあるトンボパターンT2を記憶していて、当該トンボパターンT2を紙面左上および左下に用い、左右フリップ後のトンボパターンT3を、紙面右上および右下に用いた例である。
図8−3に示す例は、内部メモリ161が向きのあるトンボパターンT2を記憶していて、当該トンボパターンT2を紙面左上に用い、紙面右上に左右フリップ後のトンボパターンT3を用い、紙面左下に上下フリップ後のトンボパターンT4を用い、紙面右下に上下左右フリップ後のトンボパターンT5を用いた例である。
このように、フリップ機能181を備えることで、内部メモリ161のサイズを抑えてのコストダウンを図ることができる。
レジスタ部190は、CPU51(印刷動作制御部140)からアクセス可能である。印刷動作制御部140は、レジスタ部190が備えるレジスタ(図9、次に説明)が記憶する設定を書き換えることにより、各種機能のON(有効)/OFF(無効)を切り替える。
図9は、レジスタ部190が備えるレジスタが記憶するトンボ機能、左右反転機能および上下反転機能のON/OFF設定の説明図である。図9においては、上記各機能を全てOFFとした状態である。
例えば、トンボ合成部160によるトンボ機能をONに変更する場合には、値pを1に変更する。また、フリップ機能181のうち左右反転機能をONに変更する場合には、値qを1に変更する。そして、フリップ機能181のうち上下反転機能をONに変更する場合には、値rを1に変更する。
例えば、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT1(図8−1)であれば、レジスタ部190の設定において、左右および上下の反転機能を全て無効(OFF)とする。また、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT2で、図8−2のように印刷するのであれば、レジスタ部190の設定において、左右の反転機能のみ有効(ON)とする。そして、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT2で、図8−3のように印刷するのであれば、レジスタ部190の設定において、左右および上下の反転機能を全て有効(ON)とする。
左右・上下の反転機能を用いる場合にレジスタ設定により有効化するようにしたことで、トンボパターンを用紙の四隅に印刷する場合でも、内部メモリ161は一つのトンボパターンのみ記憶可能であればよいので、コスト低減が可能である。左右または上下反転を有効にするかどうかは内部メモリ161に書き込んだトンボパターンに向きがあるかをCPU51等が判断して決定する。
このような構成の印刷装置1において用紙に両面印刷した場合の各面での画像形成領域のずれを補正する処理の流れについて、図10〜図12を参照して以下に説明する。
図10は、印刷動作制御部140が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。初めに、印刷動作制御部140は、オペレーションパネル400が受けた操作などに基づいて、トンボ機能を使用する(有効)かしない(無効)かを決める(ステップS1)。トンボ機能を使用する際には(ステップS1のYes)、レジスタ部190によりトンボ機能を有効化する(ステップS2)。
次に、印刷動作制御部140は、初期トンボパターンを書き込む必要があるかを判断する(ステップS3)。この必要がある場合には(ステップS3のYes)、印刷動作制御部140は、内部メモリ161に初期トンボパターンを書き込む(ステップS4)。また、ステップS3において、初期トンボパターンを書き込む必要がない場合(ステップS3のNo)、印刷動作制御部140は、処理をステップS5に進める。
続いて、印刷動作制御部140は、トンボパターン反転処理を行い(ステップS5)、トンボパターンを画像データに合成する(ステップS6)。次に、印刷動作制御部140は、プリンタ100を制御して、用紙にトンボ合成済み画像データに基づく画像を印刷させる(ステップS7)。
次に、印刷動作制御部140は、印刷されたトンボパターンを画像読取部601のセンサに読み取らせ(ステップS8)、その結果に応じて、画像補正・トンボ更新処理を行って(ステップS9)、処理を終了する。
ステップS1において、トンボ機能を使用しない(無効)場合には(ステップS1のNo)、印刷動作制御部140は、通常通り画像を印刷して(ステップS10)、処理を終了する。
図11は、印刷動作制御部140が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。当該処理は、トンボパターン反転処理(ステップS5)の流れを示すフローチャートである。
印刷動作制御部140は、トンボパターンの左右反転機能を有効にする必要があるとき(ステップS11のYes)、左右反転機能を有効化する(ステップS12)。ステップS11において、印刷動作制御部140は、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT2であるとき、トンボパターンの左右反転機能を有効にする必要有と判断する。また、ステップS12において、印刷動作制御部140は、レジスタ部190のレジスタ(図9)の値qを1に書き換える。
次に、印刷動作制御部140は、トンボパターンの上下反転機能を有効にする必要があるとき(ステップS13のYes)、上下反転機能を有効化する(ステップS14)。ステップS13において、印刷動作制御部140は、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT2であって、これを図8−3のように印刷するとき、トンボパターンの上下反転機能を有効にする必要有と判断する。また、ステップS14において、印刷動作制御部140は、レジスタ部190のレジスタの値rを1に書き換える。
ステップS11において、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT1(図8−1)の場合、トンボパターンの左右反転機能を有効にする必要がない(ステップS11のNo)ので、印刷動作制御部140は処理をステップS13に進める。
ステップS13において、内部メモリ161が記憶するのがトンボパターンT1(図8−1)である場合か、またはトンボパターンT2を図8−2のように印刷する場合、トンボパターンの上下反転機能を有効にする必要がない(ステップS13のNo)ので、印刷動作制御部140は処理を終了する。
図12は、印刷動作制御部140が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。当該処理は、画像補正・トンボ更新処理(ステップS9)の流れを示すフローチャートである。
印刷動作制御部140は、画像読取部601で用紙に印刷された表裏のトンボパターンを読み取り、表裏位置ずれがあればこれを検出する(ステップS21)。次に、表裏位置ずれがあるかの判定を行う(ステップS22)。ここに、ずれ判定工程が実現される。
ステップS22で表裏位置ずれがあった場合には(ステップS22のYes)、印刷動作制御部140は、コントローラ110またはプリント動作制御部130に対して画像の補正を指示する(ステップS23)。画像の補正は、コントローラ110またはプリント動作制御部130にフィードバックされている表裏の位置ずれ情報を元に実施される。ここに、補正工程が実現される。
次に、印刷動作制御部140は、トンボパターンがステップS23における補正に十分な形状であったかを判断する(ステップS24)。当該ステップS24において、印刷動作制御部140は、センサが読み取った情報が画像補正を行うために不十分であった場合に、トンボパターンが補正に十分な形状でなかった(ステップS24のNo)と判断し、処理をステップS26へ進める。それ以外の場合には、印刷動作制御部140は、トンボパターンは補正に十分な形状であった(ステップS24のYes)と判断し、処理をステップS25へ進める。
ステップS26に進んだ印刷動作制御部140は、内部メモリ161のトンボパターンデータを更新して最適化する。ここに、マーク変更工程が実現される。
ステップS25に進んだ印刷動作制御部140は、トンボパターンの更新なしとして、処理を終了する。
なお、ステップS22で表裏位置ずれがない場合には(ステップS22のNo)、印刷動作制御部140は、処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、両面印刷の各面での画像形成位置のずれの判定に用いるトンボパターンを、ずれの程度に応じて自動的に変更することができる。これにより、ずれの程度に適したトンボパターンを用いてずれの補正を行うことができるので、両面印刷の画像形成領域のずれの補正の精度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、印刷装置1を一例として画像形成装置を説明したが、言うまでもなく、実施にあたって他の態様の画像形成装置に本実施形態を適用して構わない。例えば、プリンタやコピー機などの機能を併せ持つ複合機(MFP(Multifunction Peripheral)、多機能周辺装置ともいう)に、本実施形態を適用してよい。
また、本実施形態では、トンボパターンは、短い線が直交したような画像であるが、これは例であって、実施にあたっては、このようなものに限らず、どのような画像であってもよい。
さらに、本実施形態では、四隅に印刷するいわゆるコーナートンボ(角トンボ)を例に説明したが、実施にあたって、いわゆるセンタートンボ(中央トンボ)に本実施形態を適用してもよい。
なお、本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、上述した各部(ずれ判定手段、マーク変更手段、補正手段、マーク反転手段、マーク拡大手段、マーキング有無設定手段)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の情報処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備える通常のコンピュータを利用したハードウェア構成としてもよい。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1 …印刷装置(画像形成装置、情報処理装置)、
100…プリンタ(マーキング部)、
200…スキャナ、
300…ADF、
400…オペレーションパネル、
500…給紙ユニット、
501…カセット、
600…検査装置、
601…画像読取部(読取部)、
602…送り部、603…戻し部、
700…ソータ、
701…反転ユニット、
800…プリントサーバ、
102C…感光体ドラム、102K…感光体ドラム、
102M…感光体ドラム、102Y…感光体ドラム、
103…転写ベルト、
104…二次転写ローラ、
106…搬送部、
107…定着ユニット、
10 …システムコントローラ、
11 …画像メモリ、
12 …PCIeバス、
FXB…ファクシミリボード、
PBX…構内交換機、
50 …内部バス、
51 …CPU、52 …ROM、53 …RAM、
54 …外部メモリI/F部、
55 …通信系I/F部、
56 …内部バスI/F部、
57 …PCIeI/F部、
58 …画像出力用DMAC、
581…ライトDMAC、582…リードDMAC、
59 …画像処理部、
60 …圧縮/伸長器、
110…コントローラ、
120…画像転送ユニット、
121…バス制御部、
122…データ処理部、
130…プリント動作制御部、
140…印刷動作制御部
(ずれ判定手段、マーク変更手段、補正手段、マーキング有無設定手段)、
141…トンボ更新情報、
150…データ受信部、
160…トンボ合成部、
161…内部メモリ(記憶部)、
162…解像度変換部(マーク拡大手段)、
180…合成部、
181…フリップ機能(マーク反転手段)、
190…レジスタ部。
特開2011−011367号公報

Claims (7)

  1. シート状の被記録媒体が有する第1面および当該第1面の裏面である第2面の両面に画像を形成し、前記第1面および前記第2面の画像形成領域がずれる場合に当該ずれの補正を行う画像形成装置であって、
    前記第1面の前記画像形成領域外の複数箇所に画像形成位置を示す第1のマークを印し、前記第2面の前記画像形成領域外の前記第1のマークに対応する複数箇所に画像形成位置を示す第2のマークを印すマーキング部と、
    前記第1面および前記第2面に形成された前記第1および第2のマークを読み取って画像データを出力する読取部と、
    前記読取部の出力に基づいて前記第1のマークと第2のマークとのずれの程度を判定するずれ判定手段と、
    前記ずれ判定手段の判定結果に応じて、前記第1および第2のマークを変更するマーク変更手段と、
    前記読取部の出力に基づいて前記第1面および前記第2面の前記画像形成領域を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ずれ判定手段は、前記ずれの程度を段階的に判定し、
    前記マーク変更手段は、前記ずれ判定手段が判定した前記ずれの程度の段階に応じて予め定められた変更を前記第1および第2のマークに施す
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定の記憶部が記憶する一つのマークを左右または上下に反転させた反転マークを生成するマーク反転手段をさらに備え、
    前記マーキング部は、前記第1および前記第2のマークとして、前記画像形成領域の四隅のそれぞれに、前記マークまたは前記反転マークを印す
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 所定の記憶部が記憶する一つのマークのサイズを前記被記録媒体のサイズに合わせて拡大した拡大マークを生成するマーク拡大手段をさらに備え、
    前記マーキング部は、前記第1および前記第2のマークとして、前記拡大マークを印す
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記マーキング部の有効と無効とを切り替えるマーキング有無設定手段をさらに備え、
    前記マーキング部は、前記マーキング有無設定手段で有効とされている場合に、前記第1および第2のマークを印す
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. シート状の被記録媒体が有する第1面および当該第1面の裏面である第2面の両面に形成された画像の画像形成領域が前記第1面と前記第2面とでずれる場合に当該ずれの補正を行う情報処理装置であって、
    前記第1面の前記画像形成領域外の複数箇所に印され画像形成位置を示す第1のマークと前記第2面の前記画像形成領域外の前記第1のマークに対応する複数箇所に印され画像形成位置を示す第2のマークとを読み取った画像データに基づいて、前記第1のマークと第2のマークとのずれの程度を判定するずれ判定手段と、
    前記ずれ判定手段の判定結果に応じて、前記第1および第2のマークを変更するマーク変更手段と、
    前記読取部の出力に基づいて前記第1面および前記第2面の前記画像形成領域を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. シート状の被記録媒体が有する第1面および当該第1面の裏面である第2面の両面に形成された画像の画像形成領域が前記第1面と前記第2面とでずれる場合に行う当該ずれの補正に用いるマークを変更する方法であって、
    前記第1面の前記画像形成領域外の複数箇所に印され画像形成位置を示す第1のマークと前記第2面の前記画像形成領域外の前記第1のマークに対応する複数箇所に印され画像形成位置を示す第2のマークとを読み取った画像データに基づいて、前記第1のマークと第2のマークとのずれの程度を判定するずれ判定工程と、
    前記ずれ判定手段の判定結果に応じて、前記第1および第2のマークを変更するマーク変更工程と、
    前記読取部の出力に基づいて前記第1面および前記第2面の前記画像形成領域を補正する補正工程と、
    を含むことを特徴とするマーク変更方法。
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