JP2017163782A - モータの軸精度自動測定装置 - Google Patents

モータの軸精度自動測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの軸精度を自動で測定可能なモータの軸精度自動測定装置を提供すること。
【解決手段】軸7と、モータ9の取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面81及びフランジ面82を有するモータ本体8と、を備えるモータ9の軸精度自動測定装置1であって、軸7を把持する把持機構3と、フランジ面82に追従して接触することでフランジ面82の位置を測定可能な第1接触式変位センサ41と、嵌め合い面81に追従して接触することで嵌め合い面81の位置を測定可能な第2接触式変位センサ42と、把持機構3により軸7を把持するとともに、各変位センサによる測定を実行している状態で、装置本体2を回転させる回転機構5と、フランジ面82の変位データ及び嵌め合い面81の変位データを取得する変位データ取得部63と、変位データ取得部63により取得された各変位データに基づいて、軸7の芯振れ及び面振れを測定する測定部64と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの軸精度自動測定装置に関する。
従来、モータの軸は、前・後ベアリングに挿通されてステータに組み付けられる。その際、軸の加工精度や組付精度は、軸のたわみなどによる回転振れ(軸振れ)、軸中心のずれ(偏芯)及び軸の傾き(偏角)などの軸精度に影響を及ぼす。軸精度が低い場合には、モータが工作機械などに組み付けられた時に振動や異音の原因となるうえ、工作機械の加工精度にも悪影響を及ぼすため、モータ組立後には軸精度の測定が行われている。
ここで、モータなどの回転体の軸精度を測定する技術としては、種々のものが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。ところが、いずれの技術も自動化の検討は十分なされておらず、実際には軸精度の測定は人手により行われているのが現状である。具体的には、ダイヤルゲージをモータ本体或いは軸に取り付け、この状態で、作業員が軸を回転させながら測定を行い、得られた測定値の振れ幅に基づいて軸精度を判断している。
特開平4−269601号公報 特開平5−227710号公報 特開平7−260425号公報 特開平9−280804号公報
しかしながら、ダイヤルゲージを用いた軸精度の測定では、作業員によるダイヤルゲージの取り付け、ダイヤルゲージの測定子(プローブ)の当て方調整、モータの軸を回転させながらの測定及び測定値の確認や記録など、測定工数が多くて生産性が低い。また、作業員によるダイヤルゲージ測定子の当て方のばらつきや測定値の読み間違いなどのミスも生じ得るため、結果にばらつきが生じ易く検査精度が低い。モータの台数が多い場合には、工数の制限により全数検査が不可能であり、抜き取り検査にならざるを得ないという問題もある。そのため、モータの軸精度を自動で測定可能な装置の開発が望まれている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、モータの軸精度を自動で測定可能なモータの軸精度自動測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係るモータの軸精度自動測定装置は、軸(例えば、後述の軸7)と、モータ(例えば、後述のモータ9)の取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面(例えば、後述の嵌め合い面81)及びフランジ面(例えば、後述のフランジ面82)を有するモータ本体(例えば、後述のモータ本体8)と、を備えるモータの軸精度自動測定装置(例えば、後述のモータの軸精度自動測定装置1)であって、装置本体(例えば、後述の装置本体2)と、該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部(例えば、後述の把持機構3,把持制御部61)と、前記装置本体に設けられ、前記フランジ面に追従して接触することで前記フランジ面の位置を測定可能な第1接触式変位センサ(例えば、後述の第1接触式変位センサ41)と、前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面に追従して接触することで前記嵌め合い面の位置を測定可能な第2接触式変位センサ(例えば、後述の第2接触式変位センサ42)と、前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1接触式変位センサ及び前記第2接触式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部(例えば、後述の回転機構5,回転制御部62)と、前記第1接触式変位センサによる前記フランジ面の変位データ及び前記第2接触式変位センサによる前記嵌め合い面の変位データを取得する変位データ取得部(例えば、後述の変位データ取得部63)と、前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、前記変位データ取得部により取得された各変位データに基づいて、前記軸の芯振れ及び面振れを測定する測定部(例えば、後述の測定部64)と、を備える。
また、本発明に係るモータの軸精度自動測定装置は、軸(例えば、後述の軸7)と、モータ(例えば、後述のモータ9)の取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面(例えば、後述の嵌め合い面81)及びフランジ面(例えば、後述のフランジ面82)を有するモータ本体(例えば、後述のモータ本体8)と、を備えるモータの軸精度自動測定装置(例えば、後述のモータの軸精度自動測定装置1A)であって、装置本体(例えば、後述の装置本体2)と、該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部(例えば、後述の把持機構3,把持制御部61)と、前記装置本体に設けられ、前記フランジ面にレーザ光を照射したときの反射光により前記フランジ面の位置を測定可能な第1レーザ式変位センサ(例えば、後述の第1レーザ式変位センサ241)と、前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面にレーザ光を照射したときの反射光により前記嵌め合い面の位置を測定可能な第2レーザ式変位センサ(例えば、後述の第2レーザ式変位センサ242)と、前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1レーザ式変位センサ及び前記第2レーザ式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部(例えば、後述の回転機構5,回転制御部62)と、前記第1レーザ式変位センサによる前記フランジ面の変位データ及び前記第2レーザ式変位センサによる前記嵌め合い面の変位データを取得する変位データ取得部(例えば、後述の変位データ取得部63)と、前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、前記変位データ取得部により取得された各変位データに基づいて、前記軸の芯振れ及び面振れを測定する測定部(例えば、後述の測定部64)と、を備える。
また、本発明に係るモータの軸精度自動測定装置は、軸(例えば、後述の軸7)と、モータ(例えば、後述のモータ9)の取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面(例えば、後述の嵌め合い面81)及びフランジ面(例えば、後述のフランジ面82)を有するモータ本体(例えば、後述のモータ本体8)と、を備えるモータの軸精度自動測定装置(例えば、後述のモータの軸精度自動測定装置1B)であって、装置本体(例えば、後述の装置本体2)と、該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部(例えば、後述の把持機構3,把持制御部61)と、前記装置本体に設けられ、前記フランジ面に対して交差する方向に移動可能であるとともにレーザ光反射板(例えば、後述のレーザ光反射板11)を有する第1治具(例えば、後述の第1治具10)と、前記装置本体に設けられ、前記第1治具のレーザ光反射板にレーザ光を照射したときの反射光により前記第1治具の位置を測定可能な第1レーザ式変位センサ(例えば、後述の第1レーザ式変位センサ341)と、前記第1治具に固定され、前記第1治具が前記フランジ面に対して交差する方向に移動することで前記フランジ面に追従して接触する第1プローブ(例えば、後述の第1プローブ441)と、前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面に対して交差する方向に移動可能であるとともにレーザ光反射板(例えば、後述のレーザ光反射板21)を有する第2治具(例えば、後述の第2治具20)と、前記装置本体に設けられ、前記第2治具のレーザ光反射板にレーザ光を照射したときの反射光により前記第2治具の位置を測定可能な第2レーザ式変位センサ(例えば、後述の第2レーザ式変位センサ342)と、前記第2治具に固定され、前記第2治具が前記嵌め合い面に対して交差する方向に移動することで前記嵌め合い面に追従して接触する第2プローブ(例えば、後述の第2プローブ442)と、前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1レーザ式変位センサ及び前記第2レーザ式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部(例えば、後述の回転機構5,回転制御部62)と、前記第1レーザ式変位センサによる前記第1治具の変位データ及び前記第2レーザ式変位センサによる前記第2治具の変位データを取得する変位データ取得部(例えば、後述の変位データ取得部63)と、前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、前記変位データ取得部により取得された変位データに基づいて、前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角を測定する測定部(例えば、後述の測定部64)と、を備える。
また、上述のモータの軸精度自動測定装置は、前記把持部の把持条件及び前記回転部の回転条件のうち少なくとも一つを変化させながら前記測定部による測定を実行して得られる前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角の測定値が安定した値となるときの前記把持部の把持条件及び前記回転部の回転条件を学習する学習部(例えば、後述の学習部65)をさらに備えていてもよい。
また、上述のモータの軸精度自動測定装置は、前記測定部による測定を実行して得られる前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角の測定値に基づいて前記モータの軸が異常であるか否かを判定する異常判定部(例えば、後述の異常判定部66)と、前記異常判定部により前記モータの軸が異常であると判定された場合には、その異常判定結果を前記モータの製造工程に自動でフィードバックするフィードバック制御部(例えば、後述のフィードバック制御部67)をさらに備えていてもよい。
本発明に係るモータの軸精度自動測定装置によれば、モータの軸精度を自動で測定でき、全数検査が可能になる。
第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の側面図である。 第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の下面図である。 第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 モータの軸振れを説明するための図である。 モータの偏芯を説明するための図である。 モータの面振れを説明するための図である。 従来の軸振れ測定方法を示す図である。 従来の偏芯測定方法を示す図である。 従来の面振れ測定方法を示す図である。 第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置による軸精度測定処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の側面図である。 第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の第1側面図である。 図12のA矢視図である。 第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の第2側面図である。 図14のB矢視図である。 第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置の下面図である。 第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置による学習処理の手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置によるフィードバック制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第2実施形態以後の説明において、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1の側面図である。図2は、第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1の下面図である。図3は、第1実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1が備える制御装置6の構成を示すブロック図である。なお、図2では、便宜上、第1接触式変位センサ41及び第2接触式変位センサ42の記載を省略している。
本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1は、軸7と、モータ9の取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い部(インロー部)の嵌め合い面(インロー面)81及びフランジ面82を有するモータ本体8と、を備えるモータ9の軸精度を自動で測定可能となっている。
ここで、モータ9の取り付け対象としては、例えば各種の工作機械が挙げられる。嵌め合い面81及びフランジ面82は、取り付け対象に嵌め合わされる結果、取り付け対象に対するモータ9の軸7の位置や傾きを規定する基準となる。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1は、装置本体2と、把持機構3と、第1接触式変位センサ41と、第2接触式変位センサ42と、回転機構5と、制御装置6と、を備える。
装置本体2は、円柱状を有し、モータの軸精度自動測定装置1の基部を構成する。この装置本体2は、後述する回転機構5により回転可能に構成される。装置本体2の下面側には、後述する把持機構3と、第1接触式変位センサ41を支持する第1支持部41bと、第2接触式変位センサ42を支持する第2支持部42bが設けられている。
把持機構3は、装置本体2の下面に設けられ、後述する制御装置6の把持制御部61により制御されてモータ9の軸7を把持する。本実施形態では、把持機構3は円周方向に等間隔で3つ設けられているが、これに限定されない。把持機構3は、把持爪31と、緩衝部材32と、スライド機構33と、を備える。
把持爪31は、側面視L字状を有し、後述するスライド機構33により、軸7に対して接近又は離隔可能となっている。把持爪31の先端面には、外形が曲面状の緩衝部材32が設けられている。この緩衝部材32により、把持爪31が軸7に衝突して軸7が損傷する事態が回避される。
スライド機構33は、スライドレール331と、スライドガイド332と、例えば送りねじ機構(不図示)と、スライド駆動モータ(不図示)と、を備える。
スライドレール331は、装置本体2の下面に沿って径方向に延びて設けられる。スライドガイド332には、把持爪31が固定されており、このスライドガイド332は、
スライドレール331にスライド移動可能に嵌合している。スライド駆動モータの出力軸に接続された送りねじ機構は、把持爪31に螺合している。これにより、把持爪31は、スライドガイド332を介してスライドレール331に沿ってスライド移動し、軸7に対して接近又は離隔可能となっている。
第1接触式変位センサ41は、鉛直方向8(モータ本体8の中心軸Y方向でフランジ面82に直交する方向)に沿って配置され、第1支持部41bにより装置本体2の下面に固定されて支持される。第1接触式変位センサ41は、その先端にプローブ41aを有し、プローブ41aはモータ9のフランジ面82に追従して接触可能に構成される。これにより、第1接触式変位センサ41は、フランジ面82の位置及びその変位を測定可能となっている。第1接触式変位センサ41の検出信号は、後述する制御装置6に送信される。
本実施形態のプローブ41aは、エアシリンダ構造を有するスピンドル機構(不図示)を備えており、伸縮可能となっている。そのため、プローブ41aは、フランジ面82に向かって付勢するように配置されることで、駆動源無しで、フランジ面82に対して追従して接触可能となっている。ただし、これに限定されず、例えばスピンドル機構の代わりにリニアガイド機構を利用してもよく、この場合にも、駆動源を要することなくプローブ41aをフランジ面82に対して追従して接触させることができる。
第2接触式変位センサ42は、水平方向(モータ本体8の中心軸Yに直交する方向でフランジ面82の面方向)に沿って配置され、第2支持部42bにより装置本体2の下面に固定されて支持される。第2接触式変位センサ42は、その先端にプローブ42aを有し、プローブ42aはモータ9の嵌め合い面81に追従して接触可能に構成される。これにより、第2接触式変位センサ42は、嵌め合い面81の位置及びその変位を測定可能となっている。第2接触式変位センサ42の検出信号は、後述する制御装置6に送信される。
本実施形態のプローブ42aは、上述のプローブ41aと同様に、エアシリンダ構造を有するスピンドル機構(不図示)を備えており、伸縮可能となっている。そのため、プローブ42aは、嵌め合い面81に向かって付勢するように配置されることで、駆動源無しで、嵌め合い面81に対して追従して接触可能となっている。ただし、これに限定されず、例えばスピンドル機構の代わりにリニアガイド機構を利用してもよく、例えば斜め上方から嵌め合い面81に向かって延びるリニアガイド機構とすることにより、プローブ42aは駆動源を要せず自重により嵌め合い面81に追従して接触可能となる。
また、第2接触式変位センサ42では、測定対象が例えば小型のモータの場合には、モータと第2接触式変位センサ42が干渉してモータに損傷が生じるおそれがあるため、測定対象に見合うプローブの形状が適宜選択される。例えば、プローブの形状として、小径タイプ、平板タイプ、ローラタイプ、ニードルタイプ、オフセットタイプなどを適宜選択可能である。
回転機構5は、装置本体2の上面側に設けられ、後述する制御装置6の回転制御部62により制御されて装置本体2を回転させる。回転機構5は、回転駆動モータ(不図示)などの駆動源を備え、これにより、モータ9の中心軸Yを回転軸として装置本体2を回転させる。
制御装置6は、把持制御部61と、回転制御部62と、変位データ取得部63と、測定部64と、を備える。これらの機能部は、記憶部に格納された所定のソフトウェアがCPUにより実行されることにより実現される。具体的には、これら機能部によって、後述する軸精度測定処理が実行されることにより、軸7の芯振れ及び面振れにより表されるモータ9の軸精度の測定が自動で可能となっている。
ここで、軸7の芯振れ及び面振れにより表される軸精度について、図4〜図6を参照して詳しく説明する。
図4は、モータ9の軸振れを説明するための図である。図5は、モータ9の偏芯を説明するための図である。図6は、モータ9の面振れを説明するための図である。
本実施形態では、軸7の芯振れは、軸7の軸振れと、偏芯のうちの一方又は両方により定義される。また、軸7の面振れは、軸7の偏角により定義される。
図4に示すように、軸7の軸振れは、軸7をモータ本体8の中心軸Yを回転軸として回転させたときの軸7の先端部の回転振れを意味する。図4では、軸7の先端部が径方向にD1ずれたときの状態を示している。この軸振れは、軸7のたわみ、歪、曲げなどにより生じる。
また図5に示すように、軸7の偏芯は、モータ本体8の中心軸Yに対する軸7の中心線Y1のずれを意味する。図7では、軸7の中心線Y1が中心軸Yから径方向にD2ずれたときの状態を示している。これは、軸7の中心線Y1がモータ本体8のインロー部(モータ9の取り付け対象との嵌め合い部)の中心からずれて組み付けられていることを示しており、インロー振れとも呼ばれる。
また図6に示すように、軸7の偏角は、モータ9の取り付け対象に嵌め合わされるモータ本体8のフランジ面82に対する軸7の傾きを意味する。具体的には、図6に示すように、軸7の中心線Y2に直交するX2線と、フランジ面82に沿うX線(水平線)とのなす角θにより表される。
次に、従来のモータの軸精度の測定方法について、図7〜図9を参照して説明する。
図7は、従来の軸振れ測定方法を示す図であり、従来では、ダイヤルゲージ100の本体103をフランジ面82上に固定し、測定子101を軸7の外周面(軸7の上端から所定距離D3下方の位置)に接触させた状態で軸7を回転させて目盛102を読み取ることにより、軸7の軸振れを測定していた。
また図8は、従来の偏芯測定方法を示す図であり、従来では、ダイヤルゲージ100Aの本体103Aを軸7に固定し、測定子101を嵌め合い面81に接触させた状態で軸7を回転させて目盛102を読み取ることにより、軸7の偏芯を測定していた。
また図9は、従来の面振れ測定方法を示す図であり、従来では、ダイヤルゲージ100Bの本体103Aを軸7に固定し、測定子101をフランジ面82に接触させた状態で軸7を回転させて目盛102を読み取ることにより、軸7の偏角を測定していた。
以上のような従来のダイヤルゲージを用いた軸精度の測定では、作業員によるダイヤルゲージの取り付け、測定子の当て方調整、モータの軸を回転させながらの測定及び測定値の確認や記録など、測定工数が多くて生産性が低かった。また、作業員による測定子の当て方のばらつきや測定値の読み間違いなどのミスも生じ得るため、結果にばらつきが生じ易く検査精度が低かった。モータの台数が多い場合には、工数の制限により全数検査が不可能であり、抜き取り検査にならざるを得なかった。
これに対して本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1では、制御装置6による軸精度測定処理により、自動で軸精度の測定が可能となっている。
以下、制御装置6による軸精度測定処理について、図10を参照して詳しく説明する。
図10は、制御装置6による軸精度測定処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1では、把持機構3により、測定対象であるモータ9の軸7を把持する。具体的には、把持制御部61により3つの把持機構3を制御して、3つの把持爪31によりモータ9の軸7を把持させる。
次いで、ステップS2では、フランジ面82及び嵌め合い面81の各位置データの取得を開始する。具体的には、第1接触式変位センサ41によりフランジ面82の位置データの取得を開始し、第2接触式変位センサ42により嵌め合い面81の位置データの取得を開始する。以降のステップにおいても、位置データの取得は継続される。
次いで、ステップS3では、装置本体2を回転させる。具体的には、回転制御部62により回転機構5を制御して、装置本体2を回転させる。回転数に制限はなく、例えば装置本体2を1周回転させる。また回転速度については、測定に支障の無い範囲であれば特に制限されない。このとき、軸7は把持機構3により把持されたままの状態であるとともに、第1接触式変位センサ41及び第2接触式変位センサ42による測定が実行されている状態である。
次いで、ステップS4では、フランジ面82及び嵌め合い面81の各変位データを取得する。具体的には、変位データ取得部63によって、装置本体2の回転中における第1接触式変位センサ41によるフランジ面82の位置データからフランジ面82の変位データを取得する。同時に、第2接触式変位センサ42による嵌め合い面81の位置データから嵌め合い面81の変位データを取得する。
次いで、ステップS5では、モータ9の軸精度を測定する。具体的には、測定部64によって、変位データ取得部63により取得されたフランジ面82の変位データ及び嵌め合い面81の変位データに基づいて、モータ9の軸精度(軸7の芯振れ及び面振れ)を測定する。測定終了後、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、軸7を把持する把持機構3と、フランジ面82に追従して接触することでフランジ面82の位置を測定可能な第1接触式変位センサ41と、嵌め合い面81に追従して接触することで嵌め合い面81の位置を測定可能な第2接触式変位センサ42と、把持機構3により軸7を把持するとともに各変位センサによる測定を実行している状態で、装置本体2を回転させる回転機構5を設けた。そして、変位データ取得部63により、フランジ面82の変位データ及び嵌め合い面81の変位データを取得し、測定部64により、変位データ取得部63により取得された各変位データに基づいて軸7の芯振れ及び面振れを測定する構成とした。
これにより、本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1によれば、モータ9の軸精度(軸7の芯振れ及び面振れ)を自動で測定できる。そのため、従来と比べて検査精度を向上でき、測定対象のモータ9の台数が多い場合であっても、全数検査が可能である。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Aの側面図である。
本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Aは、第1接触式変位センサ41及び第2接触式変位センサ42の代わりに、第1レーザ式変位センサ241及び第2レーザ式変位センサ242を備える点が第1実施形態と相違する。
第1レーザ式変位センサ241は、装置本体2の下面に固定されて設けられる。第1レーザ式変位センサ241は、下方のフランジ面82に対してレーザ光L1を照射し、その反射光によりフランジ面82の位置を測定可能となっている。第1レーザ式変位センサ241の検出信号は、制御装置6に送信される。第1レーザ式変位センサ241としては、公知のレーザ距離計を用いることができる。
第2レーザ式変位センサ242は、装置本体2の側面に、下方に延びる取付部材243を介して固定されて設けられる。第2レーザ式変位センサ242は、嵌め合い面81に対してレーザ光L2を照射し、その反射光により嵌め合い面81の位置を測定可能となっている。第2レーザ式変位センサ242の検出信号は、制御装置6に送信される。第2レーザ式変位センサ242としては、第1レーザ式変位センサ241と同様に公知のレーザ距離計を用いることができる。
また、本実施形態では、変位データ取得部63は、第1レーザ式変位センサ241によるフランジ面82の変位データと、第2レーザ式変位センサ242による嵌め合い面81の変位データを取得する。
本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1Aは、第1実施形態と同様に制御装置6による軸精度測定処理によって、モータ9の軸精度(軸7の芯振れ及び面振れ)を測定可能である。従って、本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1Aによれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
[第3実施形態]
図12は、第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Bの第1側面図である。図13は、図12のA矢視図である。図14は、第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Bの第2側面図である。図15は、図14のB矢視図である。図16は、第3実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Bの下面図である。
本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置1Bは、第1接触式変位センサ41の代わりに、第1レーザ式変位センサ341と、第1治具10と、第1プローブ441を備える点が相違する。また、第2接触式変位センサ42の代わりに、第2レーザ式変位センサ342と、第2治具20と、第2プローブ442を備える点が第1実施形態と相違する。
図12、図13及び図16に示すように、第1レーザ式変位センサ341は、取付部材341aを介して、装置本体2の下面に取り付けられた支持台2aに固定されて設けられる。第1レーザ式変位センサ341は、略水平方向に沿って配置された後述するレーザ光反射板11に対して略垂直にレーザ光L1を照射し、その反射光により後述する第1治具10の位置(レーザ光反射板11の位置)を測定可能となっている。第1レーザ式変位センサ341の検出信号は、制御装置6に送信される。
第1治具10は、レーザ光反射板11と、スライドレール12にスライド移動可能に嵌合するスライドガイド13と、固定部14と、を備える。
レーザ光反射板11は、後述する第1プローブ441とともに、固定部14を介してスライドガイド13に固定される。スライドガイド13は、装置本体2に固定されて鉛直方向に延びるスライドレール12に対して、スライド移動可能である。これにより、レーザ光反射板11を備える第1治具10は、鉛直方向、即ちフランジ面82に対して垂直方向に移動可能となっている。
第1プローブ441は、支持部441a及び固定部14を介して、スライドガイド13に固定される。即ち、第1プローブ441は、第1治具10に固定されているため、レーザ光反射板11を備える第1治具10とともにフランジ面82に対して垂直方向に移動可能であり、フランジ面82に追従して接触可能となっている。これにより、第1治具10の位置(レーザ光反射板11の位置)を測定することで、フランジ面82の位置が測定可能となっている。
図14〜図16に示すように、第2レーザ式変位センサ342は、取付部材342aを介して、装置本体2の下面に取り付けられた支持台2aに固定されて設けられる。第2レーザ式変位センサ342は、略鉛直方向に沿って配置された後述するレーザ光反射板21に対して略垂直にレーザ光L2を照射し、その反射光により後述する第2治具20の位置(レーザ光反射板21の位置)を測定可能となっている。第2レーザ式変位センサ342の検出信号は、制御装置6に送信される。
第2治具20は、レーザ光反射板21と、スライドレール22にスライド移動可能に嵌合するスライドガイド23と、固定部24と、を備える。
レーザ光反射板21は、後述する第2プローブ442とともに、固定部24を介してスライドガイド23に固定される。スライドガイド23は、装置本体2に固定され且つ第2プローブ442側ほど下方に傾斜して延びるスライドレール22に対して、スライド移動可能である。これにより、レーザ光反射板21を備える第2治具20は、フランジ面82に対して傾斜して交差する方向に移動可能となっている。
第2プローブ442は、支持部442a及び固定部24を介して、スライドガイド23に固定される。即ち、第2プローブ442は、第2治具20に固定されているため、レーザ光反射板21を備える第2治具20とともに嵌め合い面81に対して傾斜して交差する方向に移動可能であり、嵌め合い面81に追従して接触可能となっている。これにより、第2治具20の位置(レーザ光反射板21の位置)を測定することで、嵌め合い面81の位置が測定可能となっている。
なお、スライドレール22が上方から下方に傾斜して延びているため、例えば測定開始時に把持機構3により軸7を把持する際に、第2プローブ442は、レーザ光反射板21を備える第2治具20とともに自重によって自然に嵌め合い面81に接触する構造となっている。
また、本実施形態では、変位データ取得部63は、第1レーザ式変位センサ341によるフランジ面82の変位データと、第2レーザ式変位センサ342による嵌め合い面81の変位データを取得する。
本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1Bは、第1実施形態と同様に制御装置6による軸精度測定処理によって、モータ9の軸精度(軸7の芯振れ及び面振れ)を測定可能である。従って、本実施形態のモータの軸精度自動測定装置1Bによれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
[第4実施形態]
図17は、第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置6Aの構成を示すブロック図である。図17に示すように、本実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置は、制御装置6Aの構成が第1実施形態と相違する。具体的には、制御装置6Aが学習部65、異常判定部66及びフィードバック制御部67をさらに備える点が第1実施形態と相違する。なお、本実施形態の制御装置6Aは、第1実施形態に限らず第2実施形態及び第3実施形態にも適用可能である。
制御装置6Aは、上述した把持制御部61、回転制御部62、変位データ取得部63、測定部64に加えて、さらに、学習部65と、異常判定部66と、フィードバック制御部67と、を備える。これらの機能部は、記憶部に格納された所定のソフトウェアがCPUにより実行されることにより実現される。具体的には、これら機能部によって、上述した軸精度測定処理が実行されるとともに、後述する学習処理及びフィードバック制御処理が実行される。
以下、制御装置6Aによる学習処理について、図18を参照して詳しく説明する。
図18は、第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置6Aによる学習処理の手順を示すフローチャートである。この学習処理では、把持機構3の把持条件と回転機構5の回転条件を学習する。
先ず、ステップS21では、把持機構3の把持力及び移動(把持)速度などの把持条件を前回の把持条件とは異なる条件に変更した後に、測定対象であるモータ9の軸7を把持する。具体的には、把持制御部61により3つの把持機構3を制御して、3つの把持爪31によりモータ9の軸7を把持させる。
次いで、ステップS22では、フランジ面82及び嵌め合い面81の各位置データの取得を開始する。具体的には、第1接触式変位センサ41によりフランジ面82の位置データの取得を開始し、第2接触式変位センサ42により嵌め合い面81の位置データの取得を開始する。以降のステップにおいても、位置データの取得は継続される。
次いで、ステップS23では、回転機構5の回転速度などの回転条件を前回の回転条件とは異なる条件に変更した後に、装置本体2を回転させる。具体的には、回転制御部62により回転機構5を制御して、装置本体2を回転させる。このとき、軸7は把持機構3により把持されたままの状態であるとともに、第1接触式変位センサ41及び第2接触式変位センサ42による測定が実行されている状態である。
次いで、ステップS24では、フランジ面82及び嵌め合い面81の各変位データを取得する。具体的には、変位データ取得部63によって、装置本体2の回転中における第1接触式変位センサ41によるフランジ面82の位置データからフランジ面82の変位データを取得する。同時に、第2接触式変位センサ42による嵌め合い面81の位置データから嵌め合い面81の変位データを取得する。
次いで、ステップS25では、モータ9の軸精度を測定する。具体的には、測定部64によって、変位データ取得部63により取得されたフランジ面82の変位データ及び嵌め合い面81の変位データに基づいて、モータ9の軸精度(軸7の芯振れ及び面振れ)を測定する。
次いで、ステップS26では、ステップS25で得られた軸精度の測定値が安定しているか否かを判定する。具体的には、前回測定値からの変動に基づいて、軸精度の測定値が安定した値となっているか否かを判定する。
この判定がNOの場合には、ステップS21に戻って異なる把持条件及び回転条件で軸精度の測定を再度実行する。また、この判定がYESの場合には、ステップS27に進んでそのときの把持条件及び回転条件を学習し、本処理を終了する。
次に、制御装置6Aによるフィードバック制御処理について、図19を参照して詳しく説明する。
図19は、第4実施形態に係るモータの軸精度自動測定装置が備える制御装置6Aによるフィードバック制御処理の手順を示すフローチャートである。このフィードバック制御処理では、軸精度の測定値に基づいてモータ9の軸7の異常判定を実行し、その異常判定結果をモータ9の製造工程にフィードバックする。
ステップS31〜ステップS35については、上述した軸精度測定処理のステップS1〜ステップS5と同様の処理を実行する。
次いで、ステップS36では、ステップS35で得られた軸精度の測定値に基づいて、モータ9の軸7が異常であるか否かを判定する。具体的には、例えば所定の閾値と比較して該閾値を超えていた場合には、モータ9の軸7が異常であると判定する。
次いで、ステップS37では、ステップS36で得られた異常判定結果を、モータ9の製造工程にフィードバックする。具体的には、軸精度の種類に応じたモータ9の製造工程に対して自動でフィードバックする。例えば、軸振れ(回転振れ)の場合には軸7の加工セルやモータ組立セルに対して該情報をフィードバックすることで、該工程の改善が可能となる。同様に、偏芯の場合にはステータの一体加工セル、面振れ(偏角)の場合にはステータ一体加工セルやモータ組立セルなどに該情報をフィードバックすることで、該工程の改善が可能となる。その後、本処理を終了する。
本実施形態のモータの軸精度自動測定装置によれば、第1実施形態と同様の効果に加えて、以下の効果が奏される。
本実施形態では、把持機構3の把持条件と回転機構5の回転条件を学習する学習部65を設けた。これにより、把持機構3と回転機構5の初期設定こそ人手により行われるものの、測定装置が自動で把持条件及び回転条件を学習するため、人手による測定装置の調整負担を軽減できる。また、軸7の多様な形状、径に自動で対応できる。
また本実施形態では、軸精度の測定値に基づいてモータ9の軸7に異常があるか否かを判定する異常判定部66と、その異常判定結果をモータ9の製造工程にフィードバックするフィードバック制御部67を設けた。これにより、モータ9の軸7に異常がある場合に、軸精度の種類に応じたモータ9の製造工程に対して自動でフィードバックが可能となる。従って、軸精度の種類に応じた各製造工程へのフィードバック情報に基づいて、各製造工程で使用する加工機械、組立機械、ハンドリングロボット装置などの履歴から機械異常を検知でき、工程改善が可能となる。
なお、本発明は上記第1実施形態〜第3実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は本発明に含まれる。
1,1A,1B モータの軸精度自動測定装置
2 装置本体
3 把持機構(把持部)
5 回転機構(回転部)
7 軸
8 モータ本体
9 モータ
10 第1治具
11,21 レーザ光反射板
20 第2治具
41 第1接触式変位センサ
42 第2接触式変位センサ
61 把持制御部
62 回転部
63 変位データ取得部
64 測定部
65 学習部
66 異常判定部
67 フィードバック制御部
81 嵌め合い面
82 フランジ面
241,341 第1レーザ式変位センサ
242,342 第2レーザ式変位センサ
441 第1プローブ
442 第2プローブ

Claims (5)

  1. 軸と、モータの取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面及びフランジ面を有するモータ本体と、を備えるモータの軸精度自動測定装置であって、
    装置本体と、
    該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部と、
    前記装置本体に設けられ、前記フランジ面に追従して接触することで前記フランジ面の位置を測定可能な第1接触式変位センサと、
    前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面に追従して接触することで前記嵌め合い面の位置を測定可能な第2接触式変位センサと、
    前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1接触式変位センサ及び前記第2接触式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部と、
    前記第1接触式変位センサによる前記フランジ面の変位データ及び前記第2接触式変位センサによる前記嵌め合い面の変位データを取得する変位データ取得部と、
    前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、
    前記変位データ取得部により取得された各変位データに基づいて、前記軸の芯振れ及び面振れを測定する測定部と、を備えるモータの軸精度自動測定装置。
  2. 軸と、モータの取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面及びフランジ面を有するモータ本体と、を備えるモータの軸精度自動測定装置であって、
    装置本体と、
    該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部と、
    前記装置本体に設けられ、前記フランジ面にレーザ光を照射したときの反射光により前記フランジ面の位置を測定可能な第1レーザ式変位センサと、
    前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面にレーザ光を照射したときの反射光により前記嵌め合い面の位置を測定可能な第2レーザ式変位センサと、
    前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1レーザ式変位センサ及び前記第2レーザ式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部と、
    前記第1レーザ式変位センサによる前記フランジ面の変位データ及び前記第2レーザ式変位センサによる前記嵌め合い面の変位データを取得する変位データ取得部と、
    前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、
    前記変位データ取得部により取得された各変位データに基づいて、前記軸の芯振れ及び面振れを測定する測定部と、を備えるモータの軸精度自動測定装置。
  3. 軸と、モータの取り付け対象に嵌め合わされる嵌め合い面及びフランジ面を有するモータ本体と、を備えるモータの軸精度自動測定装置であって、
    装置本体と、
    該装置本体に設けられ、前記軸を把持する把持部と、
    前記装置本体に設けられ、前記フランジ面に対して交差する方向に移動可能であるとともにレーザ光反射板を有する第1治具と、
    前記装置本体に設けられ、前記第1治具のレーザ光反射板にレーザ光を照射したときの反射光により前記第1治具の位置を測定可能な第1レーザ式変位センサと、
    前記第1治具に固定され、前記第1治具が前記フランジ面に対して交差する方向に移動することで前記フランジ面に追従して接触する第1プローブと、
    前記装置本体に設けられ、前記嵌め合い面に対して交差する方向に移動可能であるとともにレーザ光反射板を有する第2治具と、
    前記装置本体に設けられ、前記第2治具のレーザ光反射板にレーザ光を照射したときの反射光により前記第2治具の位置を測定可能な第2レーザ式変位センサと、
    前記第2治具に固定され、前記第2治具が前記嵌め合い面に対して交差する方向に移動することで前記嵌め合い面に追従して接触する第2プローブと、
    前記把持部により前記軸を把持するとともに、前記第1レーザ式変位センサ及び前記第2レーザ式変位センサによる測定を実行している状態で、前記装置本体を回転させる回転部と、
    前記第1レーザ式変位センサによる前記第1治具の変位データ及び前記第2レーザ式変位センサによる前記第2治具の変位データを取得する変位データ取得部と、
    前記軸を回転させたときの該軸の先端部の回転振れを意味する軸振れと、前記モータ本体の中心軸に対する前記軸の中心線のずれを意味する偏芯と、のうちの一方又は両方を芯振れと定義し、前記フランジ面に対する前記軸の傾きを意味する偏角を面振れと定義したときに、
    前記変位データ取得部により取得された変位データに基づいて、前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角を測定する測定部と、を備えるモータの軸精度自動測定装置。
  4. 前記把持部の把持条件及び前記回転部の回転条件のうち少なくとも一つを変化させながら前記測定部による測定を実行して得られる前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角の測定値が安定した値となるときの前記把持部の把持条件及び前記回転部の回転条件を学習する学習部をさらに備える請求項1から3いずれかに記載のモータの軸精度自動測定装置。
  5. 前記測定部による測定を実行して得られる前記軸の軸振れ、偏芯及び偏角の測定値に基づいて前記モータの軸が異常であるか否かを判定する異常判定部と、
    前記異常判定部により前記モータの軸が異常であると判定された場合には、その異常判定結果を前記モータの製造工程に自動でフィードバックするフィードバック制御部をさらに備える請求項1から4いずれかに記載のモータの軸精度自動測定装置。
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