JP5317569B2 - 形状測定装置、及び形状測定方法 - Google Patents

形状測定装置、及び形状測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、被測定物を回転させることで被測定物の形状を測定する形状測定装置、及び形状測定方法に関する。
従来、被測定物を測定するためのプローブと、被測定物が固定されるとともに、プローブに対して回転させる回転テーブルとを備え、被測定物を回転させることで被測定物の形状を測定する形状測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の三次元測定機(形状測定装置)では、被測定物に対して設定されたワーク座標系(被測定物座標系)や、回転テーブルに対して設定されたテーブル座標系等の複数の直交座標系を用いることで被測定物の形状を測定している。なお、各座標系は、平行移動や、回転をさせることによって、相互に座標変換することができる。
特開2001−264048号公報
ここで、テーブル座標系は、一般的に回転テーブルの上面に基準球を固定した状態で、回転テーブルを回転させながら基準球の中心位置を所定の回転角ごとに少なくとも3箇所の回転位置で測定し、各中心位置にて定まる円の中心位置を原点として設定される。なお、テーブル座標系の1軸の軸方向は、各基準球の中心位置にて定まる円の法線方向とされ、他の2軸の軸方向は、法線方向と直交する2方向とされる。そして、ワーク座標系は、被測定物を測定することで設定される。具体的に、例えば、ワーク座標系の1軸の軸方向は、被測定物の軸方向とされ、他の2軸の軸方向は、被測定物の軸方向と直交する2方向とされる。
しかしながら、このように設定されたワーク座標系、及びテーブル座標系を用いて被測定物の形状を測定すると、各座標系は所定位置に設定されているので、回転テーブルの回転による面振れや、形状測定装置の直角度等に起因して測定誤差が発生するという問題がある。また、この測定誤差は、回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因するものであるので、テーブル座標系の原点、言い換えると回転テーブルの上面から離間すればするほど大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因する測定誤差を適切に補正することができ、測定精度を向上させることができる形状測定装置、及び形状測定方法を提供することにある。
本発明の形状測定装置は、被測定物を測定するためのプローブと、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルとを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定部と、前記基準器測定部にて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成部と、前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定部と、前記測定部にて前記被測定物座標系で測定された測定
値を、前記基準器座標系に変換する第1変換部と、前記第1変換部にて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正部と、前記補正部にて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記被測定物座標系に変換する第2変換部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の形態の形状測定装置は、被測定物を測定するためのプローブと、前記プローブを移動させる移動機構と、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルと、キャリブレーションをするための基準球とを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定部と、前記基準器測定部にて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成部と、前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記回転テーブルに対して設定されるテーブル座標系、前記テーブル座標系を回転させたときの回転座標系、及び前記基準球の中心位置を原点として設定されるマシン座標系を経由して、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定部と、前記測定部にて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記移動機構に対して設定されるスケール座標系に変換した後、前記マシン座標系、前記テーブル座標系、及び前記回転座標系を経由して、前記基準器座標系に変換する第1変換部と、前記第1変換部にて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正部と、前記補正部にて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記スケール座標系に変換した後、前記テーブル座標系、前記回転座標系、及び前記マシン座標系を経由して、前記被測定物座標系に変換する第2変換部とを備えることを特徴とする。
ここで、既知の径を有する基準器を基準器測定部にて測定した場合において、測定される基準器の径は、回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因する測定誤差を含んで測定される。したがって、所定の測定位置において基準器測定部にて測定された基準器の径と、その所定の測定位置における基準器の既知の径との差は、回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因する測定誤差に相当する。
なお、基準器の径は、既知の径であればどのような大きさであってもよい。形状測定装置は、被測定物の表面に近接または当接するプローブの位置を測定値として出力するため、基準器の径が異なる場合であっても回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因する測定誤差は同じになるからである。
本発明によれば、形状測定装置は、基準器測定部と、補正関数生成部とを備えるので、基準器測定部にて測定された基準器の径と、基準器の既知の径との差を、基準器測定部の測定位置に対する測定誤差とした補正関数を生成することができる。
したがって、補正関数生成部にて生成した補正関数を測定値に適用することにより、回転テーブルの面振れや、形状測定装置の直角度等に起因する測定誤差を適切に補正することができ、測定精度を向上させることができる。
また、補正関数は、基準器座標系における測定位置に対する測定誤差の関数として生成され、測定値は、測定部にて被測定物座標系における測定位置で測定される。
本発明によれば、形状測定装置は、第1変換部と、補正部とを備えるので、測定部にて被測定物座標系で測定された測定値を、第1変換部にて基準器座標系に変換し、基準器座標系に変換された測定値を補正関数にて補正することができる。すなわち、第1変換部にて座標変換を行うことによって、基準器座標系における測定位置と、被測定物座標系における測定位置とを対応させることができ、基準器座標系で生成された補正関数を、被測定物座標系で測定された測定値に対して適用することができる。
さらに、形状測定装置は、補正部にて基準器座標系で補正された測定値を、被測定物座標系に変換する第2変換部を備えるので、補正部にて補正された測定値を被測定物座標系における測定値として出力することができる。
本発明の形状測定方法は、被測定物を測定するためのプローブと、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルとを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置に用いられる形状測定方法であって、既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定ステップと、前記基準器測定ステップにて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成ステップと、前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定ステップと、前記測定ステップにて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記基準器座標系に変換する第1変換ステップと、前記第1変換ステップにて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正ステップと、前記補正ステップにて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記被測定物座標系に変換する第2変換ステップとを実行することを特徴とする。
また、本発明の他の形態の形状測定方法は、被測定物を測定するためのプローブと、前記プローブを移動させる移動機構と、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルと、キャリブレーションをするための基準球とを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置に用いられる形状測定方法であって、既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定ステップと、前記基準器測定ステップにて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成ステップと、前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記回転テーブルに対して設定されるテーブル座標系、前記テーブル座標系を回転させたときの回転座標系、及び前記基準球の中心位置を原点として設定されるマシン座標系を経由して、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定ステップと、前記測定ステップにて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記移動機構に対して設定されるスケール座標系に変換した後、前記マシン座標系、前記テーブル座標系、及び前記回転座標系を経由して、前記基準器座標系に変換する第1変換ステップと、前記第1変換ステップにて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正ステップと、前記補正ステップにて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記スケール座標系に変換した後、前記テーブル座標系、前記回転座標系、及び前記マシン座標系を経由して、前記被測定物座標系に変換する第2変換ステップとを実行することを特徴とする。
このような形状測定方法によれば、前述した形状測定装置と同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔三次元測定機の概略構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係る三次元測定機1を示す全体模式図である。図2は、三次元測定機1の概略構成を示すブロック図である。なお、図1では、上方向を+Z軸方向とし、このZ軸に直交する2軸をそれぞれX軸、及びY軸として説明する。以下の図面においても同様である。
形状測定装置としての三次元測定機1は、図1に示すように、三次元測定機本体2と、三次元測定機本体2の駆動制御を実行するモーションコントローラ3と、操作レバー等を介してモーションコントローラ3に指令を与え、三次元測定機本体2を手動で操作するための操作手段4と、モーションコントローラ3に所定の指令を与えるとともに、三次元測定機本体2上に設置されたワーク10の形状解析等の演算処理を実行するホストコンピュータ5と、ホストコンピュータ5に接続される入力手段61、及び出力手段62とを備える。なお、入力手段61は、三次元測定機1における測定条件等をホストコンピュータ5に入力するものであり、出力手段62は、三次元測定機1による測定結果を出力するものである。
三次元測定機本体2は、ワーク10の表面に当接される測定子211Aを先端側(−Z軸方向側)に有し、ワーク10を測定するためのプローブ21と、プローブ21の基端側(+Z軸方向側)を保持するとともに、プローブ21を移動させる移動機構22と、移動機構22が立設される定盤23とを備える。
移動機構22は、プローブ21の基端側を保持するとともに、プローブ21のスライド移動を可能とするスライド機構24と、スライド機構24を駆動することでプローブ21を移動させる駆動機構25とを備える。
スライド機構24は、定盤23におけるX軸方向の両端から+Z軸方向に延出し、Y軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられる2つのビーム支持体241と、各ビーム支持体241にて支持され、X軸方向に沿って延出するビーム242と、Z軸方向に沿って延出する筒状に形成され、ビーム242上をX軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられるコラム243と、コラム243の内部に挿入されるとともに、コラム243の内部をZ軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられるスピンドル244とを備える。
駆動機構25は、図1、及び図2に示すように、各ビーム支持体241のうち、+X軸方向側のビーム支持体241を支持するとともに、Y軸方向に沿ってスライド移動させるY軸駆動部25Yと、ビーム242上をスライドさせてコラム243をX軸方向に沿って移動させるX軸駆動部25X(図1において図示略)と、コラム243の内部をスライドさせてスピンドル244をZ軸方向に沿って移動させるZ軸駆動部25Z(図1において図示略)とを備える。なお、図示は省略するが、駆動機構25には、スライド機構24の各軸方向の移動量を検出するためのセンサがそれぞれ設けられ、各センサは、スライド機構24の移動量に応じたパルス信号を出力する。
定盤23は、図1、及び図2に示すように、上面の略中央位置に設けられ、ワーク10が固定される回転テーブル231と、回転テーブル231を定盤23の上面に沿ってZ軸回りに回転させる回転駆動部232(図1において図示略)とを備える。すなわち、回転テーブル231は、ワーク10をプローブ21に対して回転させる。なお、図示は省略するが、回転駆動部232には、回転テーブル231の回転量を検出するためのセンサが設けられ、このセンサは、回転テーブル231の回転量に応じたパルス信号を出力する。また、定盤23には、図1に示すように、三次元測定機本体2のキャリブレーションをするための半径既知の基準球233が設置され、この基準球233は、定盤23上の複数位置に設置することができる。
図3は、円筒スコヤ101を回転テーブル231に固定した状態を示す図である。図4は、ボールネジ102を回転テーブル231に固定した状態を示す図である。
回転テーブル231は、図3、及び図4に示すように、上面側に取り付けられた円盤状のチャック234を備える。このチャック234は、外周に沿って等間隔で配設された3つの爪部234Aを備え、各爪部234Aにて内側に向かって押圧することでワーク10(円筒スコヤ101,ボールネジ102)を把持する。すなわち、ワーク10は、回転テーブル231に固定される。
なお、図3に示すように、円筒スコヤ101は、円筒スコヤ101の下面、及びチャック234の上面を当接させた状態で、円筒スコヤ101の中心軸と、回転テーブル231の回転軸(図3中一点鎖線)とが略一致するようにチャック234の爪部234Aにて把持される。
また、図4に示すように、ボールネジ102は、チャック234の中央に形成された孔(図示略)に挿入され、ボールネジ102の中心軸と、回転テーブル231の回転軸(図4中一点鎖線)とが略一致するようにチャック234の爪部234Aにて把持される。
モーションコントローラ3は、図2に示すように、操作手段4、またはホストコンピュータ5からの指令に応じて駆動機構25、及び回転駆動部232を制御する駆動制御部31と、駆動機構25、及び回転駆動部232に設けられたセンサから出力されるパルス信号を計数するカウンタ部32とを備える。
カウンタ部32は、各センサから出力されるパルス信号をカウントしてスライド機構24の移動量、及び回転テーブル231の回転量を計測する。そして、カウンタ部32にて計測されたスライド機構24の移動量、及び回転テーブル231の回転量は、ホストコンピュータ5に出力される。
ホストコンピュータ5は、CPU(Central Processing Unit)等を備えて構成され、モーションコントローラ3に所定の指令を与えることで三次元測定機本体2を制御し、回転テーブル231にてワーク10を回転させることでワーク10の形状を測定する。このホストコンピュータ5は、図2に示すように、基準器測定部51と、補正関数生成部52と、測定部53と、第1変換部54と、補正部55と、第2変換部56と、記憶部57とを備える。
基準器測定部51は、図3に示すように、円筒スコヤ101を回転テーブル231に固定した状態において、円筒スコヤ101に対して設定された基準器座標系B(X,Y,Z)で円筒スコヤ101の直径を軸方向に沿って測定する。
基準器としての円筒スコヤ101は、三次元測定機1と比較して高精度な他の三次元測定機(以下、標準機とする)にて中心軸に沿った複数の測定位置で予め直径が測定されている。すなわち、円筒スコヤ101の直径は既知である。なお、本実施形態では、円筒スコヤ101の高さは300mmであり、円筒スコヤ101の下面から10mmの高さ位置を始点とし、290mmの高さ位置を終点とした10mm間隔の測定位置で標準機にて予め直径が測定されている。また、標準機による測定は、回転テーブルによる面振れの影響を回避するため、回転テーブルを用いることなく、標準機のプローブを円筒スコヤ101の表面に沿って移動させることで行っている。
また、基準器座標系Bは、円筒スコヤ101の中心軸に沿った2箇所の高さ位置で測定された円筒スコヤ101の表面形状からなる2つの円の中心を通る軸をZ軸とし、チャック234の上面、すなわち円筒スコヤ101の下面を通る2軸をそれぞれX軸、及びY軸として設定される。なお、チャック234の上面の位置は、三次元測定機1にて測定することで設定される。また、X軸、及びY軸は、Z軸に直交する2軸として設定される。
補正関数生成部52は、基準器測定部51にて測定された円筒スコヤ101の直径、及び既知の直径、すなわち標準機にて測定された円筒スコヤ101の直径の差と、基準器測定部51にて測定を行った際の軸方向の測定位置とに基づいて補正関数を生成する。
測定部53は、図4に示すように、ボールネジ102を回転テーブル231に固定した状態において、ボールネジ102に対して設定された被測定物座標系Wでボールネジ102を測定する。
被測定物座標系Wは、ボールネジ102の中心軸に沿った2箇所の高さ位置で測定されたボールネジ102の表面形状からなる2つの円の中心を通る軸をZ軸とし、2つの円のうち下方側(−Z軸方向側)の円の中心を通る2軸をそれぞれX軸、及びY軸として設定される。なお、X軸、及びY軸は、Z軸に直交する2軸として設定される。
第1変換部54は、測定部53にて被測定物座標系Wで測定された測定値を、基準器座標系Bに変換する。
ここで、ホストコンピュータ5は、複数の直交座標系を用いることで被測定物の形状を測定している。
図5は、ホストコンピュータ5で用いられる複数の直交座標系の関係を示す図である。なお、図5では、図面を簡素化するため、回転テーブル231の中心位置からずらした位置にワーク10を配置している。
ホストコンピュータ5は、前述した基準器座標系B、及び被測定物座標系Wの他、図5に示すように、スライド機構24に対して設定されるスケール座標系S(X,Y,Z)、基準球233の中心位置を原点として設定されるマシン座標系M(X,Y,Z)、回転テーブル231に対して設定されるテーブル座標系T(X,Y,Z)、及びテーブル座標系Tを回転角θだけ回転させたときの回転座標系Tθ(図示略)などの複数の座標系を用いることでワーク10の形状を測定している。例えば、三次元測定機本体2の制御は、スケール座標系Sで行われている。
スケール座標系Sは、三次元測定機1の絶対座標系として予め設定されており、マシン座標系Mは、基準球233の中心位置を測定することで設定される。
また、テーブル座標系Tは、回転テーブル231の上面に基準球233と同様の構成を有する基準球(図示略)を固定した状態で、回転テーブル231を回転させながら基準球の中心位置を所定の回転角ごとに少なくとも3箇所の回転位置で測定し、各中心位置にて定まる円の中心位置を原点として設定される。なお、テーブル座標系Tの1軸(Z軸)の軸方向は、各基準球の中心位置にて定まる円の法線方向とされ、他の2軸(X軸,Y軸)の軸方向は、法線方向と直交する2方向とされる。
なお、基準器座標系B、及び被測定物座標系Wは、回転テーブル231の回転、すなわち回転座標系Tθの回転に伴って回転する。
また、各座標系は、平行移動や、回転をさせることによって、相互に座標変換することができる。例えば、被測定物座標系W(図5参照)で測定された点Pは、平行移動行列を用いて座標系を平行移動させることで回転座標系Tθに座標変換することができる。また、回転座標系Tθに座標変換された点Pは、回転行列を用いて座標系を回転させることでテーブル座標系Tに座標変換することができる。
本実施形態では、第1変換部54は、回転座標系Tθ、テーブル座標系T、及びマシン座標系Mを経由して被測定物座標系Wで測定された測定値をスケール座標系Sに変換した後、マシン座標系M、テーブル座標系T、及び回転座標系Tθを経由して基準器座標系Bに変換する。
補正部55は、第1変換部54にて基準器座標系Bに変換された測定値を、補正関数生成部52にて生成された補正関数にて補正する。
第2変換部56は、補正部55にて基準器座標系Bで補正された測定値を、被測定物座標系Wに変換する。本実施形態では、第2変換部56は、マシン座標系M、テーブル座標系T、及び回転座標系Tθを経由して基準器座標系Bで補正された測定値をスケール座標系Sに変換した後、回転座標系Tθ、テーブル座標系T、及びマシン座標系Mを経由して被測定物座標系Wに変換する。
記憶部57は、基準器測定部51、及び測定部53にて測定された測定値の記憶や、補正関数生成部52にて生成された補正関数などの情報を記憶する。また、記憶部57には、後述する形状測定処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
〔三次元測定機の形状測定処理〕
図6は、三次元測定機1の形状測定処理を示すフローチャートである。
形状測定処理が実行されると、ホストコンピュータ5は、図6に示すように、以下のステップS1〜S6を実行する。
基準器測定部51は、図3に示すように、円筒スコヤ101を回転テーブル231に固定した状態において、円筒スコヤ101に対して設定された基準器座標系B(X,Y,Z)で円筒スコヤ101の直径を軸方向に沿って測定する(基準器測定ステップS1)。
本実施形態では、基準器測定部51の測定範囲は、ボールネジ102の測定範囲に応じて設定される。具体的に、基準器測定部51は、ボールネジ102におけるネジ部102A(図4参照)の形状を測定するので、このネジ部102Aの範囲であるチャックの上面から20mmの高さ位置を始点とし、220mmの高さ位置を終点とした40mm間隔の測定位置で円筒スコヤ101を測定する。なお、基準器測定部51の測定範囲や、測定位置の間隔は、被測定物の測定範囲や表面形状の滑らかさ等に応じて適宜設定すればよい。
基準器測定ステップS1にて円筒スコヤ101の直径が測定されると、補正関数生成部52は、基準器測定部51にて測定された円筒スコヤ101の直径、及び既知の直径の差と、基準器測定部51にて測定を行った際の軸方向の測定位置とに基づいて補正関数を生成する(補正関数生成ステップS2)。
図7は、補正関数生成部52にて生成される補正関数を示す図である。なお、図7では、基準器測定部51にて測定を行った際の軸方向の測定位置H(H1〜H6)を横軸にとり、基準器測定部51にて測定された円筒スコヤ101の直径、及び既知の直径の差に基づいて算出された半径差R(R1〜R6)を縦軸にとっている。
補正関数生成部52は、図7に示すように、半径差Rと、測定位置Hとに基づいて補正関数を生成する。具体的に、補正関数生成部52は、測定位置H、及び半径差Rに最小二乗法を適用して多項式近似を行い、補正関数R=f(H)を生成する。そして、補正関数生成部52にて生成された補正関数fは、記憶部57に記憶される。なお、補正関数の生成は、前述した多項式近似を行う他、例えば、スプライン近似等による近似を行ってもよい。
補正関数生成ステップS2にて補正関数が生成されると、測定部53は、図4に示すように、ボールネジ102を回転テーブル231に固定した状態において、ボールネジ102に対して設定された被測定物座標系Wでボールネジ102を測定する(測定ステップS3)。ここで、ボールネジ102の測定に際しては、ボールネジ102のネジ溝に測定子211Aを当接させた状態で、回転テーブル231を回転させながら所定のサンプリング間隔でカウンタ部32にて計測されるスライド機構24の移動量、及び回転テーブル231の回転量をサンプリングして複数の測定点(測定子211Aの位置)に係る測定値(x,y,z)を取得する。そして、測定部53にて測定された測定値は、記憶部57に記憶される。
測定ステップS3にてボールネジ102の形状が測定されると、第1変換部54は、測定部53にて被測定物座標系Wで測定された測定値を、基準器座標系Bに変換する(第1変換ステップS4)。
第1変換ステップS4にて測定値が基準器座標系Bに変換されると、補正部55は、第1変換部54にて基準器座標系Bに変換された測定値(x,y,z)を、補正関数生成部52にて生成された補正関数fにて補正する(補正ステップS5)。
図8は、基準器座標系Bに変換された測定値と、補正部55にて補正された測定値との関係を示す図である。なお、図8では、補正前の測定値を(x,y)とし、補正後の測定値を(x´,y´)としている。
補正部55は、以下の式(1)〜(4)に基づいて、図8に示すように、基準器座標系Bに変換された測定値を補正する。
まず、式(1)に基づいて、測定値における測定位置Hを示すzを補正関数fに代入して半径差Rを算出する。
Figure 0005317569
次に、式(2)に基づいて、基準器座標系BのXY平面における測定値までの距離Lを算出する。
Figure 0005317569
そして、式(3),(4)に基づいて、補正後の測定値(x´,y´)を算出する。なお、θは、基準器座標系Bにおける測定点のX軸からの角度である。
Figure 0005317569
補正ステップS5にて測定値が補正されると、第2変換部56は、補正部55にて基準器座標系Bで補正された測定値(x´,y´,z)を、被測定物座標系Wに変換する(第2変換ステップS6)。
三次元測定機1は、以上のようなステップS1〜S6を実行することで回転テーブル231の面振れや、三次元測定機1の直角度等に起因する測定誤差を補正する。そして、補正された測定値に基づいてボールネジ102の直径値等が算出される。
このような本実施形態によれば以下の効果がある。
(1)三次元測定機1は、基準器測定部51と、補正関数生成部52とを備えるので、補正関数生成部52にて生成した補正関数fを測定値(x,y,z)に適用することにより、回転テーブル231の面振れや、三次元測定機1の直角度等に起因する測定誤差を適切に補正することができ、測定精度を向上させることができる。
(2)三次元測定機1は、第1変換部54と、補正部55とを備えるので、基準器座標系Bにおける測定位置と、被測定物座標系Wにおける測定位置とを対応させることができ、基準器座標系Bで生成された補正関数fを、被測定物座標系Wで測定された測定値(x,y,z)に対して適用することができる。
(3)三次元測定機1は、第2変換部56を備えるので、補正部55にて補正された測定値(x´,y´,z)を被測定物座標系Wにおける測定値として出力することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、基準器測定部51は、円筒スコヤ101の直径を測定し、補正関数生成部52は、基準器測定部51にて測定された円筒スコヤ101の直径、及び既知の直径の差に基づいて算出された半径差Rと、基準器測定部51にて測定を行った際の軸方向の測定位置Hとに基づいて補正関数を生成していた。これに対して、例えば、基準器測定部は、基準器の半径を測定し、補正関数生成部は、基準器測定部にて測定された基準器の半径、及び既知の半径の差と、基準器測定部にて測定を行った際の軸方向の測定位置、及び回転テーブルの回転角とに基づいて立体的な補正関数を生成するようにしてもよい。要するに、基準器測定部は、基準器に対して設定された基準器座標系で基準器の径を軸方向に沿って測定し、補正関数生成部は、基準器測定部にて測定された径、及び既知の径の差と、基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成するように構成されていればよい。
前記実施形態では、基準器として円筒スコヤ101を採用していたが、既知の径を有する円柱状または円筒状の部材であれば他の部材を基準器として採用してもよい。
前記実施形態では、第1変換部54、及び第2変換部56は、回転座標系Tθ、テーブル座標系T、及びマシン座標系Mを経由して、基準器座標系B、及び被測定物座標系Wの座標変換を行っていた。これに対して、例えば、基準器座標系B、及び被測定物座標系Wの座標変換を直接行う変換行列を生成し、生成した変換行列にて座標変換を行うようにしてもよい。
前記実施形態では、形状測定装置として三次元測定機1を例示したが、プローブと、回転テーブルとを備え、被測定物を回転させることで被測定物の形状を測定する形状測定装置であれば他の測定機に本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る三次元測定機を示す全体模式図。 前記実施形態における三次元測定機の概略構成を示すブロック図。 前記実施形態における円筒スコヤを回転テーブルに固定した状態を示す図。 前記実施形態におけるボールネジを回転テーブルに固定した状態を示す図。 前記実施形態におけるホストコンピュータで用いられる複数の直交座標系の関係を示す図。 前記実施形態における三次元測定機の形状測定処理を示すフローチャート。 前記実施形態における補正関数生成部にて生成される補正関数を示す図。 前記実施形態における基準器座標系に変換された測定値と、補正部にて補正された測定値との関係を示す図。
符号の説明
1…三次元測定機(形状測定機)
21…プローブ
51…基準器測定部
52…補正関数生成部
53…測定部
54…第1変換部
55…補正部
56…第2変換部
101…円筒スコヤ(基準器)
102 ボールネジ(被測定物)
231…回転テーブル
S1…基準器測定ステップ
S2…補正関数生成ステップ
S3…測定ステップ
S4…第1変換ステップ
S5…補正ステップ
S6…第2変換ステップ。

Claims (4)

  1. 被測定物を測定するためのプローブと、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルとを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、
    既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定部と、
    前記基準器測定部にて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成部と、
    前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定部と、
    前記測定部にて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記基準器座標系に変換する第1変換部と、
    前記第1変換部にて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正部と、
    前記補正部にて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記被測定物座標系に変換する第2変換部とを備えることを特徴とする形状測定装置。
  2. 被測定物を測定するためのプローブと、前記プローブを移動させる移動機構と、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルと、キャリブレーションをするための基準球とを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、
    既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定部と、
    前記基準器測定部にて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成部と、
    前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記回転テーブルに対して設定されるテーブル座標系、前記テーブル座標系を回転させたときの回転座標系、及び前記基準球の中心位置を原点として設定されるマシン座標系を経由して、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定部と、
    前記測定部にて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記移動機構に対して設定されるスケール座標系に変換した後、前記マシン座標系、前記テーブル座標系、及び前記回転座標系を経由して、前記基準器座標系に変換する第1変換部と、
    前記第1変換部にて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正部と、
    前記補正部にて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記スケール座標系に変換した後、前記テーブル座標系、前記回転座標系、及び前記マシン座標系を経由して、前記被測定物座標系に変換する第2変換部とを備えることを特徴とする形状測定装置。
  3. 被測定物を測定するためのプローブと、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルとを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置に用いられる形状測定方法であって、
    既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定ステップと、
    前記基準器測定ステップにて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成ステップと、
    前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記基準器座標系に変換する第1変換ステップと、
    前記第1変換ステップにて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記被測定物座標系に変換する第2変換ステップとを実行することを特徴とする形状測定方法。
  4. 被測定物を測定するためのプローブと、前記プローブを移動させる移動機構と、前記被測定物が固定されるとともに、前記プローブに対して回転させる回転テーブルと、キャリブレーションをするための基準球とを備え、前記被測定物を回転させることで前記被測定物の形状を測定する形状測定装置に用いられる形状測定方法であって、
    既知の径を有する円柱状または円筒状の基準器を前記回転テーブルに固定した状態において、前記基準器に対して設定された基準器座標系で前記基準器の径を軸方向に沿って測定する基準器測定ステップと、
    前記基準器測定ステップにて測定された径、及び前記既知の径の差と、前記基準器測定部の測定位置とに基づいて補正関数を生成する補正関数生成ステップと、
    前記被測定物を前記回転テーブルに固定した状態において、前記回転テーブルに対して設定されるテーブル座標系、前記テーブル座標系を回転させたときの回転座標系、及び前記基準球の中心位置を原点として設定されるマシン座標系を経由して、前記被測定物に対して設定された被測定物座標系で前記被測定物を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにて前記被測定物座標系で測定された測定値を、前記移動機構に対して設定されるスケール座標系に変換した後、前記マシン座標系、前記テーブル座標系、及び前記回転座標系を経由して、前記基準器座標系に変換する第1変換ステップと、
    前記第1変換ステップにて前記基準器座標系に変換された測定値を、前記補正関数にて補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにて前記基準器座標系で補正された測定値を、前記スケール座標系に変換した後、前記テーブル座標系、前記回転座標系、及び前記マシン座標系を経由して、前記被測定物座標系に変換する第2変換ステップとを実行することを特徴とする形状測定方法。
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