JP2017161847A - 光学系、光学機器および光学系の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。
0.30<f2/f1<1.60
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。
但し、f1:第1レンズ群G1の焦点距離、
f2:第2レンズ群G2の焦点距離。
但し、fG1n:前群G1nの焦点距離、
f:無限遠合焦状態の光学系WLの焦点距離。
但し、fG1p:後群G1pの焦点距離、
f:無限遠合焦状態の光学系WLの焦点距離。
但し、Bf:無限遠合焦状態の光学系WLにおける最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の空気換算距離、
TL:無限遠合焦状態の光学系WLにおける最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。
短くしても、射出瞳の位置が像側へ変位し難くなるため、光学系WLの広画角化および小型化を図ることが可能になる。
但し、f:無限遠合焦状態の光学系WLの焦点距離、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離。
但し、f:無限遠合焦状態の光学系WLの焦点距離、
f2:第2レンズ群G2の焦点距離。
但し、FNO:無限遠合焦状態の光学系WLのFナンバー、
TL:無限遠合焦状態の光学系WLにおける最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。
但し、DG1:第1レンズ群G1における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離、
f:無限遠合焦状態の光学系WLの焦点距離。
但し、R11:第1レンズ群G1の最も像側に配置された正レンズにおける物体側のレンズ面の曲率半径、
R12:第1レンズ群G1の最も像側に配置された正レンズにおける像側のレンズ面の曲率半径。
0.030<|X2|/TL<0.065 ・・・(10)
但し、X2:無限遠から近距離物体への合焦の際の第2レンズ群G2の移動量、
TL:無限遠合焦状態の光学系WLにおける最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。
眼レフタイプのカメラに限られるものではなく、レンズ鏡筒とカメラボディ本体とが一体型のコンパクトタイプのカメラであってもよい。このような構成によれば、撮影レンズとして上記光学系WLを搭載することにより、大口径比を有しながら、小型で良好な光学性能を有した光学機器を得ることが可能になる。
dは光学部材の材質のd線に対する屈折率、νdは光学部材の材質のd線を基準とするアッベ数を、それぞれ示す。曲率半径の「∞」は平面又は開口を示し、(絞りS)は開口絞りSを示す。空気の屈折率nd=1.00000の記載は省略している。レンズ面が非球面であ
る場合には面番号に*印を付して曲率半径Rの欄には近軸曲率半径を示している。
第1実施例について、図1〜図2および表1を用いて説明する。図1は、本実施形態の第1実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。第1実施例に係る光学系WL(1)は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。また、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に、開口絞りSが配置される。各レンズ群の記号に付けている符号(+)もしくは(−)は各レンズ群の屈折力を示し、このことは以下の全ての実施例でも同様である。
[全体諸元]
f=24.09
FNO=1.85
2ω=85.4
Y=21.60
Bf=16.046 (空気換算長)
TL=98.489(空気換算長)
fG1n=-29.87
fG1p=21.44
X2=-4.192
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
1 61.00000 1.980 1.67270 32.2
2 23.15274 7.051
3 107.22972 1.000 1.66755 41.9
4 28.01217 9.439
5* 45.38890 4.210 1.95150 29.8
6 -240.05180 7.560
7 -49.14202 1.000 1.69895 30.1
8 35.49623 7.421 1.88300 40.7
9 -41.96879 D9(可変)
10 ∞ 3.319 (絞りS)
11* -55.74290 2.391 1.84681 23.6
12 157.34103 2.383
13 -114.23645 3.509 1.80610 41.0
14 -25.00000 1.500
15 38.65454 6.108 1.77250 49.5
16* -34.03812 0.100
17 366.29782 3.109 1.80100 34.9
18 21.06154 3.672
19 -2295.36810 1.000 1.69895 30.1
20 23.32581 5.870 1.58913 61.2
21 -190.00000 D21(可変)
22 ∞ 1.500 1.51680 64.2
23 ∞ 0.100
[非球面データ]
第5面
κ=4.61700E-01
A4=-7.16734E-07,A6=-1.63781E-09,A8=2.70647E-12,A10=-1.86351E-14
第11面
κ=7.55290E+00
A4=-3.49326E-05,A6=-2.64640E-08,A8=1.07434E-10,A10=4.95139E-15
第16面
κ=5.78000E-02
A4=1.66911E-07,A6=1.21571E-08,A8=-1.13971E-11,A10=3.58849E-14
[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 53.41
G2 11 52.51
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=24.09 β=-0.1448
D0 ∞ 151.00
D9 9.821 5.629
D21 14.957 19.148
Bf(air) 16.046 20.237
TL(air) 98.489 98.489
[条件式対応値]
条件式(1) f2/f1=0.98
条件式(2) (−fG1n)/f=1.24
条件式(3) fG1p/f=0.89
条件式(4) Bf/TL=0.16
条件式(5) f/f1=0.45
条件式(6) f/f2=0.46
条件式(7) FNO/TL=0.019
条件式(8) DG1/f=1.65
条件式(9) (R12+R11)/(R12−R11)=0.08
条件式(10) |X2|/TL=0.043
用い、重複する説明は省略する。
第2実施例について、図3〜図4および表2を用いて説明する。図3は、本実施形態の第2実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。第2実施例に係る光学系WL(2)は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。また、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に、開口絞りSが配置される。
[全体諸元]
f=24.14
FNO=1.85
2ω=85.2
Y=21.60
Bf=16.092(空気換算長)
TL=98.489(空気換算長)
fG1n=-43.45
fG1p=46.11
X2=-3.954
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
1 103.66156 1.800 1.58913 61.2
2 20.42084 16.831
3 64.27053 1.860 1.88202 37.2
4* 135.57264 9.763
5 -55.25307 6.230 1.80604 40.7
6 -20.58872 1.200 1.66446 35.9
7 92.74950 0.500
8 55.32621 4.140 1.80400 46.6
9 -51.80704 3.761
10 ∞ D10(可変) (絞りS)
11 -41.48146 2.000 1.68893 31.2
12 -87.94541 0.600
13 25.38767 7.248 1.69350 53.2
14 -26.98527 1.000 1.80100 34.9
15 -216.57089 2.720
16 121.88390 2.962 1.82080 42.7
17* -56.93890 1.616
18 -217.18037 2.039 1.69895 30.1
19 32.18253 5.258
20 -25.67890 1.000 1.71736 29.6
21 -188.05035 3.000 1.80610 40.7
22* -30.00000 D22(可変)
23 ∞ 1.500 1.51680 64.2
24 ∞ 0.100
[非球面データ]
第4面
κ=4.20000E+01
A4=6.07770E-07,A6=2.82158E-11,A8=3.48783E-12,A10=-1.69590E-14
第17面
κ=-8.18280E+00
A4=1.15224E-05,A6=-1.65861E-08,A8=-1.36830E-10,A10=3.82021E-13
第22面
κ=2.41950E+00
A4=2.89965E-05,A6=6.30910E-08,A8=3.81139E-10,A10=7.26525E-13
[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 67.39
G2 11 56.98
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=24.14 β=-0.1469
D0 ∞ 151.00
D10 6.869 2.915
D22 15.003 18.957
Bf(air) 16.092 20.046
TL(air) 98.489 98.489
[条件式対応値]
条件式(1) f2/f1=0.85
条件式(2) (−fG1n)/f=1.80
条件式(3) fG1p/f=1.91
条件式(4) Bf/TL=0.16
条件式(5) f/f1=0.36
条件式(6) f/f2=0.42
条件式(7) FNO/TL=0.019
条件式(8) DG1/f=1.91
条件式(9) (R12+R11)/(R12−R11)=-0.03
条件式(10) |X2|/TL=0.040
第3実施例について、図5〜図6および表3を用いて説明する。図5は、本実施形態の第3実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。第3実施例に係る光学系WL(3)は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。また、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に、開口絞りSが配置される。
[全体諸元]
f=24.09
FNO=1.65
2ω=85.0
Y=21.60
Bf=16.091(空気換算長)
TL=98.489(空気換算長)
fG1n=-29.87
fG1p=33.73
X2=-3.837
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
1 331.20889 2.200 1.58913 61.2
2 20.26007 7.099
3 28.21954 1.000 1.69680 55.5
4* 23.24760 6.765
5 54.21538 5.983 1.95375 32.3
6 -135.86729 2.821
7 -43.70270 1.000 1.74077 27.7
8 75.22383 0.100
9 49.75549 6.465 1.75500 52.3
10 -39.38857 D10(可変)
11 ∞ 9.687 (絞りS)
12 -17.89127 1.000 1.84666 23.8
13 -82.98744 0.100
14 -115.72126 4.350 1.92286 20.9
15* -32.43919 0.200
16 158.09926 5.968 1.75500 52.3
17 -26.81826 0.100
18 58.04640 5.240 1.58913 61.2
19* -39.44565 0.100
20 165.11070 4.567 1.80518 25.4
21 22.03164 4.040
22 ∞ 0.931 (仮想面)
23 -114.80353 3.000 1.48749 70.3
24 -190.00000 D24(可変)
25 ∞ 1.500 1.51680 64.2
26 ∞ 0.100
[非球面データ]
第4面
κ=-2.74100E-01
A4=8.68713E-06,A6=-5.16406E-10,A8=3.46658E-12,A10=-4.26743E-15
第15面
κ=-2.79540E+00
A4=9.40408E-06,A6=2.07357E-08,A8=-4.24422E-11,A10=4.51553E-14
第19面
κ=-1.16990E+00
A4=-2.05004E-07,A6=3.48317E-08,A8=-9.42820E-11,A10=1.27866E-13
[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 71.87
G2 12 42.25
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=24.09 β=-0.1463
D0 ∞ 151.00
D10 9.681 5.843
D24 15.002 18.840
Bf(air) 16.091 19.929
TL(air) 98.489 98.489
[条件式対応値]
条件式(1) f2/f1=0.59
条件式(2) (−fG1n)/f=1.24
条件式(3) fG1p/f=1.40
条件式(4) Bf/TL=0.16
条件式(5) f/f1=0.34
条件式(6) f/f2=0.57
条件式(7) FNO/TL=0.017
条件式(8) DG1/f=1.39
条件式(9) (R12+R11)/(R12−R11)=-0.12
条件式(10) |X2|/TL=0.039
第4実施例について、図7〜図8および表4を用いて説明する。図7は、本実施形態の第4実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。第4実施例に係る光学系WL(4)は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。また、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に、開口絞りSが配置される。
3の正レンズL25からなる接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第3の負レンズL26と、から構成される。すなわち、第2レンズ群G2は6枚のレンズから構成される。第1の正レンズL21は、像側のレンズ面が非球面である。第3の負レンズL26は、物体側のレンズ面が非球面である。
[全体諸元]
f=24.08
FNO=1.85
2ω=82.6
Y=21.60
Bf=16.076(空気換算長)
TL=98.489(空気換算長)
fG1n=-33.71
fG1p=45.51
X2=-3.653
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
1 61.00000 2.200 1.67000 57.4
2 19.64050 11.669
3 26.84628 1.000 1.55332 71.7
4* 21.03848 4.807
5 78.45207 2.571 1.95375 32.3
6 -1938.20440 12.946
7 -44.42613 1.000 1.86074 23.1
8 -683.35971 0.100
9 77.13870 5.548 1.74100 52.8
10 -36.61231 2.000
11 ∞ D11(可変) (絞りS)
12 65.15603 1.960 1.88202 37.2
13* 1001.87570 4.245
14 40.35256 6.923 1.88300 40.7
15 -22.96757 1.000 1.62004 36.4
16 26.03209 4.196
17 -79.08375 1.000 1.76182 26.6
18 29.41176 5.151 1.67000 57.4
19 -70.67408 2.787
20* -189.02101 3.000 1.95150 29.8
21 -190.00002 D21(可変)
22 ∞ 1.500 1.51680 64.2
23 ∞ 0.100
[非球面データ]
第4面
κ=2.10100E-01
A4=7.50565E-06,A6=-1.17355E-08,A8=8.73497E-11,A10=-2.31210E-13
第13面
κ=-2.00000E+01
A4=6.99610E-06,A6=1.55755E-08,A8=-2.03608E-11,A10=3.35662E-13
第20面
κ=1.68546E+01
A4=-2.11410E-05,A6=-3.51118E-08,A8=3.21743E-11,A10=-8.77335E-13
[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 115.00
G2 12 48.15
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=24.08 β=-0.1474
D0 ∞ 151.00
D11 8.309 4.656
D21 14.987 18.640
Bf(air) 16.076 19.729
TL(air) 98.489 98.489
[条件式対応値]
条件式(1) f2/f1=0.42
条件式(2) (−fG1n)/f=1.40
条件式(3) fG1p/f=1.89
条件式(4) Bf/TL=0.16
条件式(5) f/f1=0.21
条件式(6) f/f2=0.50
条件式(7) FNO/TL=0.019
条件式(8) DG1/f=1.74
条件式(9) (R12+R11)/(R12−R11)=-0.36
条件式(10) |X2|/TL=0.037
第5実施例について、図9〜図10および表5を用いて説明する。図9は、本実施形態の第5実施例に係る光学系のレンズ構成を示す図である。第5実施例に係る光学系WL(5)は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。また、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間に、開口絞りSが配置される。
される。すなわち、第1レンズ群G1は4枚のレンズから構成される。第2の正レンズL14は、像側のレンズ面が非球面である。第1実施例において、第1の負レンズL11が、負の屈折力を有する前群G1nを構成する。また、第1の正レンズL12、第2の負レンズL13、および第2の正レンズL14が、本実施形態の正の屈折力を有する後群G1pを構成する。
[全体諸元]
f=24.88
FNO=1.85
2ω=85.0
Y=21.60
Bf=16.084(空気換算長)
TL=98.489(空気換算長)
fG1n=-41.30
fG1p=45.03
X2=-4.162
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
1 259.93798 1.800 1.61800 63.3
2 23.21609 17.645
3 57.64328 3.617 1.85026 32.4
4 825.22838 10.110
5 -34.47703 1.000 1.80518 25.4
6 537.21533 0.500
7 87.30361 5.646 1.85108 40.1
8* -33.94300 2.539
9 ∞ D9(可変) (絞りS)
10 -51.86043 2.000 1.63980 34.5
11 -625.30255 0.100
12 25.00000 11.041 1.61800 63.3
13 -27.39159 1.000 1.62588 35.7
14 27.16911 0.782
15 24.68610 5.040 1.88202 37.2
16* -127.35739 3.526
17 -866.88526 1.000 1.64769 33.7
18 37.60165 3.974
19 -29.83312 1.000 1.69895 30.1
20 108.02024 3.000 1.82098 42.5
21* -34.70573 D21(可変)
22 ∞ 1.500 1.51680 63.9
23 ∞ 0.100
[非球面データ]
第8面
κ=4.89200E-01
A4=8.32980E-07,A6=1.36681E-09,A8=2.95579E-12,A10=-9.22667E-15
第16面
κ=-1.97822E+01
A4=1.34043E-05,A6=-1.68712E-08,A8=-6.06266E-11,A10=1.67715E-13
第21面
κ=1.03830E+00
A4=2.78128E-05,A6=1.14967E-08,A8=6.40144E-10,A10=-8.79238E-13
[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 73.76
G2 10 52.78
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=24.88 β=-0.1525
D0 ∞ 150.00
D9 7.119 2.916
D21 14.995 19.198
Bf(air) 16.084 20.287
TL(air) 98.489 98.489
[条件式対応値]
条件式(1) f2/f1=0.72
条件式(2) (−fG1n)/f=1.66
条件式(3) fG1p/f=1.81
条件式(4) Bf/TL=0.16
条件式(5) f/f1=0.34
条件式(6) f/f2=0.47
条件式(7) FNO/TL=0.023
条件式(8) DG1/f=1.62
条件式(9) (R12+R11)/(R12−R11)=-0.44
条件式(10) |X2|/TL=0.052
を実現することができる。
I 像面 S 開口絞り
Claims (15)
- 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
合焦の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群の最も物体側に配置されたレンズは、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズであり、
以下の条件式を満足することを特徴とする光学系。
0.30<f2/f1<1.60
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。 - 前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚もしくは複数枚の負レンズから構成されて負の屈折力を有する前群と、最も物体側に配置された正レンズおよび前記正レンズよりも像側に配置されたレンズから構成されて正の屈折力を有する後群とからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
1.10<(−fG1n)/f<2.10
但し、fG1n:前記前群の焦点距離、
f:無限遠合焦状態の前記光学系の焦点距離。 - 前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚もしくは複数枚の負レンズから構成されて負の屈折力を有する前群と、最も物体側に配置された正レンズおよび前記正レンズよりも像側に配置されたレンズから構成されて正の屈折力を有する後群とからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
0.60<fG1p/f<2.10
但し、fG1p:前記後群の焦点距離、
f:無限遠合焦状態の前記光学系の焦点距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。
0.10<Bf/TL<0.30
但し、Bf:無限遠合焦状態の前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の空気換算距離、
TL:無限遠合焦状態の前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。
0.10<f/f1<0.55
但し、f:無限遠合焦状態の前記光学系の焦点距離、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。
0.40<f/f2<0.65
但し、f:無限遠合焦状態の前記光学系の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。
0.010<FNO/TL<0.030
但し、FNO:無限遠合焦状態の前記光学系のFナンバー、
TL:無限遠合焦状態の前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。
1.30<DG1/f<2.20
但し、DG1:前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離、
f:無限遠合焦状態の前記光学系の焦点距離。 - 前記第1レンズ群の最も像側に配置されたレンズは正レンズであり、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の光学系。
−1.0<(R12+R11)/(R12−R11)<0.6
但し、R11:前記第1レンズ群の最も像側に配置された前記正レンズにおける物体側のレンズ面の曲率半径、
R12:前記第1レンズ群の最も像側に配置された前記正レンズにおける像側のレンズ面の曲率半径。 - 前記第2レンズ群の最も像側に配置されたレンズにおける像側のレンズ面が凸面であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記合焦の際、前記第1レンズ群が固定され、前記第2レンズ群が光軸に沿って移動することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の光学系。
- 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項11に記載の光学系。
0.030<|X2|/TL<0.065
但し、X2:無限遠から近距離物体への合焦の際の前記第2レンズ群の移動量、
TL:無限遠合焦状態の前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離、なお最も像側のレンズ面から像面までは空気換算距離。 - 前記第1レンズ群は、4枚もしくは5枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の光学系。
- 請求項1から13のいずれか一項に記載の光学系を搭載して構成される光学機器。
- 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有する光学系の製造方法であって、
合焦の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群の最も物体側に配置されたレンズは、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズであり、
以下の条件式を満足するように、
レンズ鏡筒内に各レンズを配置することを特徴とする光学系の製造方法。
0.30<f2/f1<1.60
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。
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