JP2017161034A - 動力伝達装置の潤滑構造 - Google Patents

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治樹 白坂
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Abstract

【課題】動力伝達装置のケース部材(例えば変速機ケース1のカバー部材4)内の複数の油路に1本のオイルパイプ8からオイルを供給できるようにしながら、そのためのコストの上昇を抑制する。【解決手段】オイルパイプ8の外周面に開口するように貫通孔82aを設けて、カバー部材4の壁面(例えばボス部41の外周面41b)に開口する第1の油路43の開口部41cと接続させる。オイルパイプ8の端部は例えばカバー部材4の内部に形成されている第2の油路に挿入する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両などに搭載される動力伝達装置の潤滑構造に関し、例えば変速機などのケース部材にオイルパイプ(油路パイプ)を取り付けて、そのケース部材の内部の油路と接続するようにしたものに係る。
従来より一般に車両の自動変速機においては、ケース部材の内部に複数の油路を形成し、例えばオイルポンプから供給されるオイルを潤滑や冷却の必要な部位へ供給するようにしている。また、ケース部材の壁部において十分に長い区間に亘って油路を形成できないこともあり、この場合には油路の端部を壁面に開口させてパイプ挿通孔とし、ここにオイルパイプの端部を挿入して、油路と接続させるようにしている。
具体的に例えば特許文献1の図10などには、オイルパイプの先端の挿入部が油路形成ブロックのパイプ挿通孔に挿し込まれて、油路と接続される構造が示されている。この図の例ではオイルパイプの挿入部は斜めに屈曲しており、その近傍においてロウ付けされたブラケットの下側の部分(折り曲げ部)が、支持ボスに着座した状態でボルトにより締結されている。
特開2014−119049号公報
ところで、前記のようにケース部材に取り付けるオイルパイプによって、1つだけでなく2つ以上の油路にオイルを供給したい場合がある。この場合には一例を図3に示すように、オイルパイプの途中に分岐パイプを接続して、オイルの流れを分岐させることになるが、そのためにはオイルパイプの途中に貫通孔を設けるとともに、ロウ付けなどによって分岐パイプの端部を接合しなくてはならない。
そうしてオイルパイプの途中に分岐パイプの端部をロウ付けすると、新たに必要になる分岐パイプの分、余計に部品コストがかかる上に、この分岐パイプの端部をオイルパイプにロウ付けする工程が必要になってしまい、コスト高になることは避けられない。
この点に鑑みて本発明の目的は、オイルパイプ(油路パイプ)をケース部材の内部の油路に接続する構造に工夫を凝らして、コストの上昇を抑制することにある。
前記の目的を達成するために本発明は、動力伝達装置のケース部材に油路パイプを取り付けて、当該ケース部材の内部に形成された油路に接続するようにした潤滑構造を対象として、前記油路パイプの外周面に開口するように貫通孔を設け、前記ケース部材の壁面に開口する第1の油路の開口部に接続させるとともに、この油路パイプの端部を前記ケース部材の第2の油路に挿入して、接続させる構成した。
前記の潤滑構造によると、動力伝達装置の各部位(潤滑や冷却の必要な部位)へオイルを供給するための油路パイプ(以下、オイルパイプという)に貫通孔が設けられ、ケース部材の壁面に開口する第1の油路の開口部に接続されているので、例えばオイルポンプから供給されてオイルパイプ内を流れるオイルの一部が、前記の貫通孔から開口部を介して第1の油路に流入するようになる。
また、前記オイルパイプの端部がケース部材の内部に形成された第2の油路に挿入されているので、このオイルパイプ内を流れるオイルの一部は、その端部から第2の油路にも流入するようになる。こうしてオイルパイプに分岐パイプをロウ付けなどすることなく、第1および第2の油路にオイルを供給できるようになり、分岐パイプの部品コストやそれをロウ付けする工数が不要になることから、コストの上昇を抑制できる。
好ましくは前記オイルパイプの貫通孔の断面積を、当該オイルパイプ内の油路の断面積よりも小さくすることであり、こうすれば、第1の油路に適度にオイルを供給しながら、より下流側に位置する第2の油路にも十分にオイルを供給することができる。また、前記貫通孔は、オイルパイプの湾曲する部位の近傍に設けることが好ましく、こうすれば、その湾曲する部位を利用して貫通孔をケース部材に対し位置決めし、第1の油路の開口部に接続させることが可能になる。
以上、説明したように本発明に係る動力伝達装置の潤滑構造によると、オイルパイプの貫通孔をケース部材の壁面の開口部に接続して、第1の油路にオイルを供給するとともに、そのオイルパイプの端部をケース部材の第2の油路に挿入して、オイルを供給するようにしたので、オイルパイプに分岐パイプをロウ付けなどする必要がなくなり、部品コストや工数の増大を抑えて、コストの上昇を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る変速機ケースを分解して、複数のケース部材を概略的に示す斜視図である。 第1の油路とオイルパイプとの接続構造を示す、図1のII-II線における断面図である。 オイルパイプに分岐パイプをロウ付けすると仮定した場合の構造の一例を示す図2相当図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、一例として、自動車の動力伝達装置である無段変速機に本発明を適用した場合について説明するが、これに限らず、本発明は例えばハイブリッド車両のトランスアクスルや有段式自動変速機など種々の動力伝達装置に適用することができる。
図1には概略的に示すように、本実施の形態の無段変速機は、例えば3ピース構造の変速機ケース1を備えている。具体的には中央に配置されるセンターケース2、このセンターケース2の一側(図1の右手前側)および他側(図1の左奥側)にそれぞれ取り付けられるサイドケース3およびカバー部材4などのケース部材が備わっている。また、センターケース2の底部は下方に開放されていて、オイルパン5が取り付けられるようになっている。
そして、前記センターケース2およびサイドケース3の間には、図示しないトルクコンバータ、前後進切替機構、デファレンシャルなどが収容される一方、センターケース2およびカバー部材4の間には、図示しないベルト式の無段変速機構が収容されるようになっている。この無段変速機構は、プライマリプーリおよびセカンダリプーリの間に金属製の伝動ベルトを巻き掛けてなる周知のものであり、その説明は省略する。
図1に表れているように、センターケース2の隔壁部20には4つの軸挿通孔21〜24が設けられ、サイドケース3には軸挿通孔31が設けられている。また、カバー部材4には、その壁部40の内面から突出する2つのボス部41,42が設けられている。これらの軸挿通孔21〜24,31およびボス部41,42にはそれぞれ、前記無段変速機構やデファレンシャルなどのシャフトの端部が挿通され、ベアリングなどを介して回転自在に支持されるようになっている。
図2には前記ボス部41の周辺を拡大して断面で示すように、カバー部材4の壁部40は、仮想線で示すプライマリプーリのシャフト6(以下、プーリシャフト6)の端部6aに対向して、カバー部材4の外方(図1の下方)に緩やかに膨出する浅皿状の部位が形成されている。そして、その浅皿状の部分からカバー部材4の内方に向かって、前記プーリシャフト6の端部6aを取り囲むように前記ボス部41が突出している。
図2に表れているようにボス部41は円筒状とされ、カバー部材4の壁部40に連続する基部の側(図2の下側)の厚みが相対的に大きく、反対の開放部の側(図2の上側)の厚みが相対的に小さくなっている。図示の例では開放部側の厚みが基部側の約半分とされ、両者の中間には段差41aが形成されている。そして、その段差41aまでのボス部41の開放部側にボールベアリング7の外輪71が嵌入されている。
すなわち、ボールベアリング7は、互いに相対回転可能に組み付けられた外輪71および内輪72の間に、周方向にほぼ同じ間隔を空けて複数のボール73が配設されたものであり、その内輪72の内周側にプーリシャフト6の端部6aが嵌挿されている。これにより、プーリシャフト6の端部6aは、ボールベアリング7を介してカバー部材4のボス部41に回転自在に支持されている。なお、ボールベアリング7の代わりにローラベアリングなどを用いてもよい。
−油路の構造−
そして、前記ボールベアリング7などにオイルを供給するための第1の油路43がボス部41に形成され、このボス部41の外周面41b(ケース部材の壁面)に取り付けられたオイルパイプ8(油路パイプ)からオイルが供給されるようになっている。すなわち、第1の油路43はボス部41の基部側を半径方向に貫通し、その内周側が外周側に比べて軸線X方向の一側(図2の下側)に位置するよう、傾斜して延びている。
そして、その第1の油路43の内周端43aが、ボス部41内に形成されるオイル室44の底部に近接して開口する一方、第1の油路43の外周端はボス部41の外周面41bに開口しており、この開口部41cが、オイルパイプ8に設けられた貫通孔82aに接続されている。これにより、図2には模式的に矢印で示すようにオイルパイプ8内を流れるオイルの一部が、第1の油路43に流入するようになる。
詳しくはオイルパイプ8は概略L字状をなし、概ね90度湾曲する部位よりもオイルの流れの上流側の直管部81と、下流側の直管部82と、これらを連繋させる湾曲管部83とを有している。そして、図2に表れているように上流側の直管部81をカバー部材4の壁部40のフランジ面40aに当接させると、下流側の直管部82がボス部41の外周面41bに沿って図2の上方に延びるようになる。
こうしてボス部41の外周面41bに沿って延びるオイルパイプ8の下流側の直管部82に、その外周面に開口するように貫通孔82aが設けられており、ボス部41の外周面41bに開口する第1の油路43の開口部41cに接続されるようになっている。すなわち、L字状に湾曲させたオイルパイプ8の上流側の直管部81を基準として、これをカバー部材4の壁部40のフランジ面40aに当接させることで、下流側の直管部82に設けた貫通孔82aの位置決めが行われるようになっている。
なお、前記上流側の直管部81は、図示しないブラケットなどを介してカバー部材4の壁部40に固定されるようになっており、図2においては隙間があるように見えるが、実際にはオイルパイプ8の上流側の直管部81は、フランジ面40aに当接した状態になる。これにより、前記貫通孔82aの位置決めには十分な精度が得られる。
一方、オイルパイプ8の下流側の直管部82とボス部41の外周面41bとの間には、図2に表れているように隙間が形成される(図2には誇張して示しており、実際の隙間は小さい)。これは、鋳造されるボス部41の外周面41bの勾配やオイルパイプ8の寸法のばらつきなどを吸収するためであり、オイルパイプ8の貫通孔82aと第1の油路43の開口部41cとは、隙間を空けた状態で接続されている。
このように隙間が形成されていても、オイルパイプ8の貫通孔82aから第1の油路43の開口部41cには適切にオイルが流入するようになる。すなわち、本実施の形態では貫通孔82aの断面積が開口部41cよりも小さく、絞り(オリフィス)として機能するため、貫通孔82aからオイルパイプ8の外へオイルが勢いよく流出し、開口部41cから第1の油路43に流入するからである。
なお、貫通孔82aの大きさ(断面積)は、オイルパイプ8を流通するオイルの圧力を好適に維持しつつ、第1の油路43に必要な分量のオイルを供給できるようにチューニングされており、少なくともオイルパイプ8内の油路の断面積よりも小さく設定されている。このことで、第1の油路43に適度にオイルを供給しながら、より下流側に位置する第2の油路にも十分にオイルを供給できるようになる。
すなわち、図示は省略するが、オイルパイプ8の下流側の直管部82は、図2においてさらに上方に延びていて(湾曲していてもよい)、その端部が、カバー部材4の壁部40に設けられた開口部に挿入されている。この開口部は、壁部40内に形成された第2の油路に連通していて、例えばセカンダリプーリのシャフトのベアリングなどにオイルを供給するようになっている。
以上、説明したように本実施の形態の無段変速機においては、変速機ケース1のカバー部材4に取り付けたオイルパイプ8から、当該カバー部材4の内部に形成された第1の油路43および第2の油路にそれぞれオイルを供給することができる。すなわち、自動車の走行中に図示しないオイルポンプが動作され、オイルパン5に貯留されているオイルが汲み上げられて、無段変速機構やデファレンシャルなどのシャフトの端部を支持するベアリングなどに供給される。
このとき、カバー部材4のボス部41に配設されて、プーリシャフト6の端部6aを支持するボールベアリング7には、ボス部41に設けられた第1の油路43からオイルが供給される。すなわち、図2には模式的に矢印で示すようにオイルパイプ8の貫通孔82aからオイルの一部が流出し、ボス部41の外周面41bの開口部41cから第1の油路43に流入する。そして、ボス部41内のオイル室44においてプーリシャフト6の端部6aからボールベアリング7にオイルが供給されるようになる。
また、そうして貫通孔82aから流出するオイル以外は、オイルパイプ8内をさらに下流側に流れて、その端部からカバー部材4内の第2の油路に流入するようになり、この第2の油路を介して例えばセカンダリプーリのシャフトのベアリングに、オイルが供給されるようになる。こうしてオイルパイプ8に分岐パイプをロウ付けなどすることなく、複数の油路にオイルを供給しながら、そのためのコストの上昇を抑制できる。
すなわち、本実施の形態のように1本のオイルパイプから複数箇所にオイルを供給する場合、従来一般的には図3に一例を示すように、オイルパイプ85の端部をカバー部材4の壁部40に設けられた第1の油路45の開口部に挿入するとともに、そのオイルパイプ85の途中に分岐パイプ86を接続して、オイルの流れを分岐させる。
なお、図3は、オイルパイプ85に分岐パイプ86の端部をロウ付けすると仮定した場合の構造の一例を示しているが、この構造ではオイルパイプ85に貫通孔85aを設け、分岐パイプ86の端部をロウ付けすることから、部品コストの上昇に加えて工数も増大し、コスト高になってしまう。
これに対し、上述したように本実施の形態では、オイルパイプ8の貫通孔82aからカバー部材4のボス部41内の第1の油路43にオイルを供給するとともに、オイルパイプ8の端部を第2の油路に挿入して、オイルを供給することができ、分岐パイプ86が必要なく、そのロウ付けも不要になって、コストの上昇を抑制できるのである。
−他の実施形態−
本発明の構成は上述した実施の形態に限定されることなく、その他の種々の形態を包含している。すなわち、例えば前記実施の形態では、変速機ケース1のカバー部材4においてボス部41に第1の油路43を形成し、その外周面41bの開口部41cにオイルパイプ8の貫通孔82aを接続するようにしているが、これに限らない。
すなわち、例えばカバー部材4のボス部42に油路を形成してもよいし、カバー部材4の壁部40においてボス部41,42以外に油路を形成してもよく、さらにはカバー部材4以外のケース部材(センターケース2やサイドケース3など)の内部に油路を形成してもよい。
また、前記実施の形態ではオイルパイプ8をL字状とし、その下流側の直管部82おいて湾曲管部83の近傍に貫通孔82aを設けているが、貫通孔82aは湾曲管部83に設けてもよいし、湾曲管部83から離れた部位に設けてもよい。オイルパイプ8の形状もL字状に湾曲するものには限定されないし、オイルパイプ8をカバー部材4などの内側に配置する必要もない。
本発明は、動力伝達装置のケース部材に設けた複数の油路に1本のオイルパイプからオイルを供給する構造としながら、コストの上昇を抑制できるものなので、例えば自動車の変速機などに適用して効果が高い。
1 変速機ケース
4 カバー部材(ケース部材)
41 ボス部
41b ボス部の外周面(ケース部材の壁面)
41c 第1の油路の開口部
43 第1の油路
8 オイルパイプ(油路パイプ)
82a 貫通孔

Claims (1)

  1. 動力伝達装置のケース部材に油路パイプを取り付けて、当該ケース部材の内部に形成された油路に接続するようにした動力伝達装置の潤滑構造であって、
    前記油路パイプの外周面に開口するように貫通孔が設けられ、前記ケース部材の壁面に開口する第1の油路の開口部に接続されるとともに、
    前記油路パイプの端部が、前記ケース部材の第2の油路に挿入されて、接続されていることを特徴とする動力伝達装置の潤滑構造。
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