JP2017160702A - 化粧パネル及びパネル製造方法 - Google Patents

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【課題】表面層の薄型化を図りながらも、立体感を向上させ得る化粧パネル及びこのような化粧パネルを効果的に製造し得るパネル製造方法を提供する。【解決手段】化粧パネル1は、圧縮変形可能とされたコア材16を有したパネル芯層10の少なくともパネル厚さ方向一方側に、繊維強化樹脂層23と化粧層24とを有した表面層20が設けられており、前記パネル芯層の一部分17が圧縮されて少なくともパネル厚さ方向一方側に凹状部25が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、建具や内装パネル等として用いられる化粧パネル及びこのような化粧パネルの製造方法に関する。
従来より、開き戸や引戸等の建具や、天井パネルや壁パネルなどの内装パネルとして用いられる化粧パネルは、軽量化を図る観点等から四周枠内にコア材を収容させたパネル芯材の表裏両面に表面化粧材を貼着した構成とされている。
例えば、下記特許文献1には、ハニカムコアなどの芯材の表面側及び裏面側に板紙を貼り合わせ、この板紙に、凹凸形状が付与された表面化粧板を貼着した構成とされたパネルが開示されている。
特開2000−257206号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたパネルでは、表面化粧板によって凹凸形状を形成する構成とされているため、凹凸形状の凹凸差を大きくするには、表面化粧板の厚さを大きくする必要があり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、表面層の薄型化を図りながらも、立体感を向上させ得る化粧パネル及びこのような化粧パネルを効果的に製造し得るパネル製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る化粧パネルは、圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯層の少なくともパネル厚さ方向一方側に、繊維強化樹脂層と化粧層とを有した表面層が設けられており、前記パネル芯層の一部分が圧縮されて少なくともパネル厚さ方向一方側に凹状部が設けられていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るパネル製造方法は、化粧シートと圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯材との間に繊維強化樹脂層を構成する繊維シート及び未硬化の樹脂組成物を介在させた状態で、上下の成形型のうちの前記化粧シートの化粧面に対面される側の成形型に設けられた凸状部によって前記パネル芯材の一部分をパネル厚さ方向に圧縮するようにこれら上下の成形型によって圧締して化粧パネルを製造することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るパネル製造方法は、圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯材のパネル厚さ方向両側に、繊維強化樹脂層を構成する繊維シート及び未硬化の樹脂組成物をそれぞれに介在させてパネル厚さ方向両側の化粧シートを配した状態で、上下の成形型のうちの少なくとも一方の成形型に設けられた凸状部によって前記パネル芯材の一部分をパネル厚さ方向に圧縮するようにこれら上下の成形型によって圧締して化粧パネルを製造することを特徴とする。
本発明に係る化粧パネルは、上述のような構成としたことで、表面層の薄型化を図りながらも、立体感を向上させることができ、また、本発明に係るパネル製造方法は、上述のような構成としたことで、このような化粧パネルを効果的に製造することができる。
(a)〜(d)は、本発明の一実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示し、(a)は、(b)におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、一部破断概略正面図、(c)は、同化粧パネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す一部破断概略正面図、(d)は、同パネル芯材の一部破断概略平面図である。 (a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係るパネル製造方法の一例を模式的に示す一部破断概略側面図である。 (a)〜(c)は、同パネル製造方法の一例を模式的に示す一部破断概略側面図である。 (a)〜(c)は、同パネル製造方法の一例を模式的に示す一部破断概略側面図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示し、(a)は、(b)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、一部破断概略正面図、(c)は、同化粧パネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す一部破断概略正面図である。 (a)〜(c)は、本発明の更に他の実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示し、(a)は、(b)におけるX3−X3線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、一部破断概略正面図、(c)は、同化粧パネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す一部破断概略正面図である。 (a)、(b)は、本発明の他の実施形態に係る化粧パネルの一例をそれぞれ模式的に示す概略平面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、第1実施形態に係る化粧パネルの一例及びこの化粧パネルのパネル製造方法の一例を模式的に示す図である。
なお、図2〜図4では、パネル芯材を断面図として図示している。
また、以下の各実施形態では、一方向に長尺状とされた化粧パネルを、長手方向を上下方向に沿わせて配した状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係る化粧パネル1は、図1に示すように、圧縮変形可能とされたコア材16を有したパネル芯層10の少なくともパネル厚さ方向一方側に、繊維強化樹脂層23と化粧層24とを有した表面層20を設けた構成とされている。また、化粧パネル1は、パネル芯層10の一部分17が圧縮されて少なくともパネル厚さ方向一方側に凹状部25を設けた構成とされている。本実施形態では、化粧パネル1は、パネル芯層10の一部分17がパネル厚さ方向に圧縮されて凹状部25が設けられた構成とされている。また、化粧パネル1は、パネル芯層10のパネル厚さ方向両側のそれぞれに表面層20,20を設けた構成とされている。また、本実施形態では、パネル芯層10を、四周枠12,13,13,14を含む枠体11で囲まれた空間にコア材16が収容されたパネル芯材10としている。
この化粧パネル1は、一方向に長尺な略矩形平板状とされている。この化粧パネル1は、本実施形態のように、厚さ方向両側に表面層20,20が設けられて厚さ方向両側を化粧面とした場合には、出入口や収納開口を開閉する建具パネルやパーティション等の間仕切パネル、家具構成部材等として用いられるものとしてもよい。また、このように厚さ方向両側を化粧面とした態様に代えて、パネル芯材10のパネル厚さ方向一方側のみに表面層20を設けた構成としてもよい。この場合にも上記同様の用途に用いることが可能である。また、化粧パネル1は、パネルの一部、例えば、框状パネルの框部や鏡板部を構成するように用いられるものでもよい。また、化粧パネル1は、反化粧面側が取付下地側に向けて配される天井パネルや壁パネル(間仕切壁パネル)、腰壁パネル、巾木パネル、廻縁パネル、開口枠パネル等として用いられるものでもよい。また、この化粧パネル1の長さ寸法(上下寸法、高さ寸法)や、幅寸法、厚さ寸法等は、当該化粧パネル1の用途等に応じて、適宜の寸法としてもよい。
本実施形態では、この化粧パネル1を、建具パネルとしての引戸パネルとして用いられるものとしている。この場合には、当該化粧パネル1の上下寸法(戸高寸法)を1800mm〜3000mm程度とし、戸幅寸法を600mm〜1200mm程度とし、戸厚寸法を20mm〜40mm程度としてもよい。
また、本実施形態では、図1(a)に示すように、化粧パネル1の厚さ方向両側に、パネル芯層10の一部分17がパネル厚さ方向に圧縮されて凹状部25,25が設けられた構成としている。また、これら厚さ方向両側の凹状部25,25を、パネル厚さ方向に見て互いに重なり合う位置となるように設けた構成としている。また、これら凹状部25,25を、化粧パネル1の上下方向(長手方向)に延びる凹溝状としている。また、これら凹状部25,25のそれぞれの戸幅方向に沿う幅寸法(溝幅寸法)及び戸厚方向に沿う深さ寸法(溝深さ寸法)を、溝長手方向の全体に亘って略同寸法とした構成としている。
また、本実施形態では、これら凹状部25,25を、これらが手掛部(引手部)として機能するように、化粧パネル1の戸先側端部となる戸幅方向一方側端部においてパネル厚さ方向外側に向けて開口するように設けた構成としている。また、これら凹状部25,25の溝幅寸法を互いに略同寸法とし、溝深さ寸法を互いに略同寸法とした構成としている。これら凹状部25,25の溝幅寸法や溝深さ寸法は、手掛性等の観点から適宜の寸法としてもよい。また、図例では、これら凹状部25,25を、溝幅方向両側内面が互いに平行状で戸幅方向に向き、溝底面が戸厚方向に向く略矩形溝状とした例を示している。なお、このような態様に代えて、溝幅方向両側内面の両方または一方を、パネル厚さ方向外側や厚さ方向中心側に向く傾斜面状としたりしてもよい。また、これら凹状部25,25の溝幅方向両側内面と溝底面との入隅部及び溝幅方向両側開口縁部を、R面取り状の面取り部とした例を示している。
パネル芯材10の枠体11は、図1(c)に示すように、四周枠12,13,13,14を構成する上横枠12、左右一対の縦枠13,13及び下横枠14を備えている。また、枠体11は、左右の縦枠13,13に架け渡されるように上下に間隔を空けて設けられた複数本の横桟15,15を備えている。また、図例では、下横枠14を、複数本(図例では、2本)を上下に積層した構成とされたものとした例を示している。また、下横枠14の左右(長手方向)両端部の上側に、戸車等の走行部材の取付孔の加工下地となる桟部材を積層した例を示している。なお、当該化粧パネル1の用途等に応じて、上横枠12の左右両端部の下側や一方の縦枠13の内方側に、ランナー等の走行部材やハンドル、錠装置等の取付孔の加工下地や取付下地を設けた構成としてもよい。また、上横枠12も同様、複数本を上下に積層した構成とされたものとしてもよい。また、枠体11に、横桟15を設けた態様に代えて、または加えて、上下方向に長尺な縦桟を設けた構成としてもよい。
また、これら四周枠12,13,13,14及び横桟15は、略四角柱状とされ、パネル厚さ方向両面が略同一平面状となるように、パネル厚さ方向に沿う寸法が互いに略同寸法とされている。また、図例では、これら四周枠12,13,13,14及び横桟15のパネル厚さ方向に沿う寸法及び長さ寸法に直交する幅寸法を、互いに略同寸法とした例を示している。
これら四周枠12,13,13,14及び横桟15は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板や、PB(パーティクルボード)等の木質ボード、MDF(中密度繊維板)やハードボード等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。また、木質系材料としては、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)としてもよい。また、枠体11は、このような木質系材料から形成されたものに限られず、合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものでもよい。
また、本実施形態では、枠体11の少なくともパネル厚さ方向一方側に、凹状部25に連続状に設けられる凹状部を構成するように凹部12a,14a,15aを設けた構成としている。本実施形態では、パネル厚さ方向両側に設けられた凹状部25,25に対応させて、枠体11のパネル厚さ方向両側に、これら凹状部25,25に連続状に設けられる凹状部を構成するように凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aを設けた構成としている。この枠体11の凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aは、後記するように、上下の成形型2,4に設けられた凸状部3,5(図4参照)によってコア材16の一部分17が圧縮される際に、コア材16の一部分17の圧縮変形を阻害しないように設けられている。換言すれば、この枠体11の凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aは、上下の成形型2,4に設けられた凸状部3,5を受入可能なように設けられている。
また、パネル厚さ方向両側の凹状部25,25が化粧パネル1の一方側端部において全長に亘って設けられるように、上下の横枠12,14及び各横桟15のパネル厚さ方向両側のそれぞれに凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aを設けた構成としている。
つまり、図1(c)、(d)に示すように、上横枠12の長手方向一端側部位のパネル厚さ方向両側に、パネル厚さ方向外側及び上下両側に開口するように、切欠状に凹部12a,12aを設けた構成としている。また、上下に積層された各下横枠14の長手方向一端側部位のパネル厚さ方向両側に、パネル厚さ方向外側及び上下両側に開口するように、切欠状に凹部14a,14aを設けた構成としている。また、下横枠14の長手方向一端側部位の上側に設けられた桟部材のパネル厚さ方向両側にも、パネル厚さ方向外側及び上下両側に開口するように、切欠状に凹部が設けられている。また、各横桟15の長手方向一端側部位のパネル厚さ方向両側に、パネル厚さ方向外側及び上下両側に開口するように、切欠状に凹部15a,15aを設けた構成としている。
これら上下の横枠12,14及び各横桟15の各凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aは、パネル幅方向で一致した位置となるように設けられ、パネル幅方向に沿う寸法及びパネル厚さ方向に沿う寸法が互いに略同寸法とされている。これら凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aのパネル幅方向に沿う寸法及びパネル厚さ方向に沿う寸法は、上記した凹状部25,25が所望する溝幅寸法及び溝深さ寸法となるように、後記する表面層20,20の厚さに応じて適宜の寸法とされる。また、これら凹部12a,12a,14a,14a,15a,15aの底面部の両入隅部及び両側開口縁部は、凹状部25,25に対応させてR面取り状の面取り部とされている。
また、本実施形態では、図1(c)、(d)に示すように、両縦枠13,13のパネル幅方向外側に向く外側面に、後記する表面層20,20の化粧シート24,24の端部24a,24aが差し込まれる差込溝13a,13aを全長に亘って設けた構成としている。これらパネル幅方向両側の差込溝13a,13aは、パネル幅方向外側に向けて開口するように設けられている。また、これら差込溝13a,13aを、各縦枠13,13のパネル厚さ方向略中心に位置するように設けた構成としている。これら差込溝13a,13aのパネル幅方向に沿う溝深さ寸法及びパネル厚さ方向に沿う溝幅寸法は、化粧シート24,24の端部24a,24aの差込性や保持性等の観点から適宜の寸法としてもよい。
パネル芯材10のコア材16は、図1(c)に示すように、枠体11で囲まれた空間に充填されるように収容されている。本実施形態では、上記のように上下に間隔を空けて設けられた複数本の横桟15,15によって上下に区画された四周枠12,13,13,14内の各空間のそれぞれにコア材16を収容させた構成としている。このコア材16のパネル厚さ方向に沿う寸法(一部分17においては圧縮変形前のパネル厚さ方向に沿う寸法)は、枠体11のパネル厚さ方向に沿う寸法と略同寸法とされている。
このようなコア材16としては、発泡ウレタン等の発泡樹脂系材料から成形された発泡成形体からなるものでもよいが、本実施形態では、パネル厚さ方向両側に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるハニカム状のコア材16としている。つまり、コア材16を、いわゆるペーパーコアとしている。このようなコア材16とすれば、後記するように化粧パネル1を成形する際に、繊維強化樹脂層23を構成する未硬化の樹脂組成物22(図2(a)等参照)がコア材16のパネル厚さ方向両側にも適度に付着され、一体性を向上させることができる。
また、このようなコア材16としては、段ボール原紙やクラフト紙等の紙材を接着剤で重積接着して形成されたものでもよい。また、コア材16としては、このような紙材に、エポキシ樹脂等の補強用の樹脂を更に含浸させたものでもよく、その他、アルミ材等の金属系材料や硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂系材料から形成されたものでもよい。
また、図例では、コア材16の中空筒状セルを模式的に示しており、パネル幅方向に厚さ方向を沿わせた薄シート間に波形部(コルゲート部)を設けたものを例示しているが、このような態様に限られない。このコア材16としては、中空筒状セルが蜂の巣状(六角状)とされたものや、方形状とされたもの、円筒形状とされたもの等、中空筒状セルのセル形状が種々の形状とされたものでもよい。また、このコア材16は、ステイプル等の止具や接着剤等によって枠体11に固定されたものでもよい。なお、このコア材16の中空筒状セルのセルサイズ(セル径、セル幅)は、軽量化を図る観点や強度上の観点等から適宜のサイズとしてもよく、1mm以上25mm以下としてもよく、好ましくは、5mm以上15mm以下としてもよい。
このコア材16の一部分としての圧縮部17がパネル厚さ方向に圧縮されて化粧パネル1に凹状部25,25が形成されている。コア材16の圧縮された部位(圧縮部)17のパネル厚さ方向に沿う寸法(圧縮部厚さ寸法)t2は、圧縮されていない部位のパネル厚さ方向に沿う寸法(非圧縮部厚さ寸法)t1から厚さ方向両側の表面層20,20の厚さ寸法を差し引いた寸法よりも小としてもよい。つまり、化粧パネル1の厚さ方向両側に、表面層20,20の厚さ寸法よりも深さ寸法が大とされた凹状部25,25が形成されるように、コア材16の圧縮部17が圧縮された構成としてもよい。
本実施形態では、圧縮部厚さ寸法t2を、非圧縮部厚さ寸法t1の3/5以下としている。図例では、圧縮部厚さ寸法t2を、非圧縮部厚さ寸法t1の3/10程度とした例を示している。この圧縮部厚さ寸法t2は、圧縮部17の厚さ寸法t2が部位によって異なる場合には、最も薄い部分の厚さ寸法t2として把握するようにしてもよい。また、この圧縮部厚さ寸法t2は、所望する凹状部25,25の深さ寸法やコア材16の圧縮可能な寸法等に応じて、適宜の寸法としてもよく、非圧縮部厚さ寸法t1の1/20以上の寸法としてもよい。
表面層20を構成する化粧層24は、本実施形態では、薄シート状とされた化粧シート24とされている。この化粧シート24としては、天然木材(銘木)から形成された突板等の単板(化粧単板)や、木目柄等の種々の柄(模様)が印刷された化粧印刷紙や合成樹脂系の樹脂シート(フィルム)等としてもよい。樹脂フィルムとしては、例えば、塩化ビニル樹脂フィルム、ポリエチレン樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム、ポリカーボネート樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ウレタン樹脂フィルム等が例示される。また、樹脂フィルムの厚さとしては、例えば、0.02mm〜1.0mm、好ましくは0.05mm〜0.2mm、更に好ましくは0.06mm〜0.12mmの範囲が例示される。
また、化粧シート24を構成する化粧単板の厚さとしては、例えば、0.2mm〜1.0mmの範囲が例示される。また、化粧シート24を化粧単板とする場合には、化粧単板の裏面側に接着剤を介して不織布等の裏打ち材が貼着されたものでもよい。この場合の接着剤としては、化粧単板に水分が移行しにくい非水溶性接着剤が好ましく例示される。非水溶性接着剤としては、例えば、溶液型のアクリル共重合体、合成ゴム系の接着剤、熱可塑性合成樹脂であるホットメルト系の接着剤を単独または2種類以上を併用したもの等を例示することができる。ホットメルト系接着剤としては、例えば、エチレン酢酸ビニル(EVA)やウレタン系ホットメルト(PUR)等が例示される。また、エポキシ樹脂系、ウレタン系、塩化ビニル系、酢酸ビニル系の接着剤等を単独または2種類以上を併用したものを例示することができる。
表面層20を構成する繊維強化樹脂層23は、図2(a)に示すように、繊維シート21に、未硬化の樹脂組成物22が含浸された構成とされ、樹脂含浸繊維シート層とも言い得る。この繊維強化樹脂層23の厚さは、化粧パネル1の用途等に応じて選択される繊維シート21の種類や目付け、厚さ等に応じて、適宜の厚さとしてもよい。この繊維強化樹脂層23の厚さとしては、例えば、0.1mm〜1.0mm程度でもよく、0.2mm〜0.6mm程度でもよい。
繊維シート21としては、ガラス繊維や炭素繊維、鉱物繊維等の強化繊維の織布や不織布、マット等が例示される。ガラス繊維の織布としては、例えば、縦糸及び横糸にガラスロービングを用いて製織した平織、絡み織等の織物であるガラスクロス等が例示される。ガラス繊維の不織布としては、例えば、長さ約10mmのガラス繊維を水中分散させた後に、湿式抄紙法によってすくい取り、脱水、シート化させて、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の接着剤を塗布したものであるガラスペーパー等が例示される。ガラス繊維のマットとしては、長繊維状(例えば、長さ30mm前後、好ましくは長さ50mm前後)に切断したガラスストランドを、無方向に均等に分散させ、ポリエステルバインダー等の結合剤を用いてマット状に成形したものであるガラスマット等が例示される。
また、繊維シート21の厚さとしては、例えば、0.1mm〜0.5mmの範囲が例示される。また、繊維シート21をガラスマットとした場合には、厚さを、0.3mm〜0.5mm程度としてもよく、ガラスクロスとした場合には、厚さを、0.1mm〜0.3mm程度としてもよい。また、ガラスクロスの密度としては、例えば、30〜120本/25mmのものが例示される。また、ガラスクロスを構成するガラス糸の番手(太さ)としては、例えば、67〜135tex(g/1000m)の範囲が例示される。
繊維シート21の目付けとしては、例えば、150g/m以上700g/m以下の範囲が例示される。この繊維シート21の目付けが小さ過ぎれば、強度が低下する傾向がある一方、大き過ぎれば、重くなる傾向がある。繊維シート21としてガラスクロスを用いる場合は、目付けを200g/m以上としてもよい。また、繊維シート21としてガラスペーパーを用いる場合は、目付けを50g/m以上としてもよい。また、繊維シート21としてガラスマットを用いる場合は、目付けを300g/m以上としてもよい。また、繊維シート21としては、このようなガラス繊維シートのうちガラスマットまたはガラスクロスが好ましい。
また、繊維シート21としては、上記のガラス繊維の織布、不織布またはマット(ガラス繊維シート)を複数枚積層したものや、ガラス繊維シートと、植物繊維の織布、不織布、フィルム、紙またはマットと、が積層されたものでもよい。植物繊維としては、植物繊維マットや製紙に用いられる植物繊維であれば特に限定されないが、繊維シート21の強度や耐久性、寸法安定性等を考慮すると、麻系天然繊維、ヤシ繊維または農産廃棄物繊維のいずれか1種以上であることが好ましい。
繊維シート21に含浸される樹脂組成物22としては、無発泡性または低発泡性の樹脂が例示される。例えば、樹脂組成物22の樹脂主成分としては、ウレタン(ポリウレタン)樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂等を単独または2種類以上を併用したものが例示される。
樹脂組成物22が発泡樹脂の場合には、その種類にもよるが、発泡倍率が7倍以下、より好ましくは5倍以下の低発泡性のものでもよい。また、樹脂組成物22としては、ウレタン樹脂が好適なものとして例示されるが、この場合には、発泡倍率が1倍〜5倍、より好ましくは1倍〜3倍、さらに好ましくは1倍〜2倍のものでもよい。樹脂組成物22を、このようなウレタン樹脂とした場合には、繊維シート21への含浸性に優れ、化粧シート24及びパネル芯材10のコア材16への接着性にも優れたものとなる。また、ウレタン樹脂としては、耐水性を有したエーテル系やひまし油系のウレタン樹脂が好ましく例示される。なお、樹脂組成物22には、硬化剤や難燃材等の各種添加剤を添加することができる。
また、繊維シート21に含浸させる樹脂組成物22の量は、繊維シート21の厚さや、繊維強化樹脂層23の所望する厚さ、化粧パネル1の表面強度や表面平滑性、寸法安定性、コスト等の観点から適宜の量としてもよい。例えば、繊維シート21に含浸させる樹脂組成物22の量を、100g/m以上としてもよく、好ましくは150g/m以上としてもよい。また、コスト等の観点からは、繊維シート21に含浸させる樹脂組成物22の量を、300g/m以下としてもよく、好ましくは250g/m以下としてもよい。
また、樹脂組成物22の繊維シート21への含浸は、樹脂組成物22を貯留する容器内に繊維シート21を浸漬させた後に、余剰分を適宜、絞り取る態様や、繊維シート21にスプレーやローラー等によって塗布する態様としてもよい。または、後記する好ましい製法のように、裏面(反化粧面)側にスプレーやローラー等によって樹脂組成物22が塗布された化粧シート24と繊維シート21とを積層することで、繊維シート21に結果的に樹脂組成物22が含浸される態様等としてもよい。
また、本実施形態では、パネル厚さ方向両側の表面層20,20を、化粧パネル1の厚さ方向両面及び幅方向両端面が化粧面となるように、パネル芯材10の四周表面(パネル厚さ方向両面及びパネル幅方向両端面)に設けた構成としている。また、パネル厚さ方向両側の凹状部25,25の内面(溝幅方向両側内面及び溝底面)にも一連状に表面層20,20が設けられている。また、本実施形態では、これらパネル厚さ方向両側の表面層20,20を、パネル幅方向両端面に継目が位置するようにパネル芯材10のパネル厚さ方向両側のそれぞれに対状に設けられた別体とされたものとしている。また、これら表面層20,20のそれぞれの化粧シート24,24の各端部24a,24a,24a,24aを、パネル芯材10の差込溝13a,13aに差し込んだ構成としている。
つまり、差込溝13a,13aに、表面層20,20の繊維強化樹脂層23,23が設けられていない部位を差し込んだ構成としている。また、パネル芯材10のパネル幅方向両端面にも表面層20,20の繊維強化樹脂層23,23が設けられていない部位を貼着した構成としている。つまりは、パネル芯材10のパネル厚さ方向両面に少なくとも繊維強化樹脂層23,23が位置するように表面層20,20を設けた構成としている。これら表面層20,20とパネル芯材10とは、後記するように、繊維強化樹脂層23,23を構成する樹脂組成物22,22の自己接着性によって結合一体化されたものでもよい。また、パネル芯材10のパネル幅方向両端面には、適宜の接着剤等によって表面層20,20の化粧シート24,24が貼着されたものでもよい。
次に、本実施形態に係る化粧パネル1を製造するパネル製造方法の一例について、図2〜図4を参照して説明する。
本実施形態では、化粧シート24とパネル芯材10との間に繊維強化樹脂層23を構成する繊維シート21及び未硬化の樹脂組成物22を介在させた状態で、上下の成形型2,4によって圧締して化粧パネル1を製造する構成としている。また、本実施形態では、パネル芯材10のパネル厚さ方向両側に、繊維強化樹脂層23,23を構成する繊維シート21,21及び未硬化の樹脂組成物22,22をそれぞれに介在させてパネル厚さ方向両側の化粧シート24,24を配した状態で、上下の成形型2,4によって圧締して化粧パネル1を製造する構成としている。また、上下の成形型2,4のうちの少なくとも一方の化粧シート24の化粧面に対面される側の成形型2,4に設けられた凸状部3,5によってパネル芯材10の一部分(圧縮部)17をパネル厚さ方向に圧縮するようにしている。
また、本実施形態では、化粧シート24,24の裏面(反化粧面)側に、繊維強化樹脂層23を構成する未硬化の樹脂組成物22,22を供給(塗布)した後に、繊維シート21,21を積層する構成としている。
また、本実施形態では、化粧パネル1の厚さ方向両側に凹状部25,25が形成されるように、それぞれに凸状部3,5が設けられた上下の成形型2,4を用いるようにしている。これら上下の成形型2,4の凸状部3,5は、図4(a)に示すように、各成形型2,4の互いに向き合う側に設けられ、互いに向き合う方向に向けて突出するように設けられている。また、これら上下の成形型2,4の凸状部3,5は、上記した化粧パネル1の凹状部25,25に対応させて、化粧パネル1の長手方向に延びるように設けられている。また、このような成形型2,4としては、樹脂組成物22の種類にもよるが、硬化に加熱を要する場合には、ヒーターや熱媒体が流通される媒体流通路が設けられたものでもよい。つまり、成形型2,4を、ホットプレスとしてもよい。
まず、図2(a)に示すように、上下の成形型2,4のうちの下成形型2の上面に、化粧面を対面させるようにして化粧シート24を載置する。つまり、化粧シート24を、その裏面(反化粧面)を上向きとした状態で、下成形型2上に載置する。そして、この化粧シート24の裏面に、樹脂組成物22を塗布する。この樹脂組成物22の化粧シート24への塗布は、繊維シート21に含浸される樹脂組成物22の量が上記のような一様な量(塗布量)となるように、スプレーやローラー等を用いて塗布するようにしてもよい。また、化粧シート24におけるパネル芯材10の幅方向両端面に貼着される部位及び差込溝13a,13aに差し込まれる両端部24a,24aに、樹脂組成物22が塗布されないように、適宜のマスキング(養生)を施した状態で塗布するようにしてもよい。
また、図2(a)、(b)に示すように、上記のように塗布された樹脂組成物22が含浸するように、化粧シート24の裏面側に繊維シート21を積層する。この繊維シート21は、樹脂組成物22同様、化粧シート24におけるパネル芯材10の幅方向両端面に貼着される部位及び差込溝13a,13aに差し込まれる両端部24a,24a上には位置しないように適宜の寸法とされたものとしてもよい。
また、図2(c)及び図3(a)に示すように、下成形型2上の繊維シート21上にパネル芯材10を配置し、図3(b)に示すように、このパネル芯材10上に、上成形型4側の繊維シート21を載置する。また、図3(c)及び図4(a)に示すように、裏面側に上記同様に樹脂組成物22が塗布された化粧シート24を、塗布された樹脂組成物22が繊維シート21に含浸するように、パネル芯材10上の繊維シート21上に積層する。なお、このような態様に代えて、化粧シート24側に樹脂組成物22を介して繊維シート21を積層した状態でパネル芯材10上に載置する態様としてもよい。
そして、図4(b)に示すように、パネル芯材10のパネル厚さ方向両側に繊維シート21,21及び樹脂組成物22,22をそれぞれに介在させて化粧シート24,24を配した状態で、上下の成形型2,4によって圧締する。この際、適宜のプレス圧で圧締するようにしてもよい。また、必要に応じて加熱し、樹脂組成物22,22を硬化させる。これにより、上下の成形型2,4の凸状部3,5によってコア材16の一部分(圧縮部)17の圧縮を伴い、パネル厚さ方向両側に凹状部25,25が形成される。そして、図4(c)に示すように、パネル芯材10のパネル幅方向両側に延出する化粧シート24,24を、パネル芯材10の幅方向両端面に貼着する。また、化粧シート24,24の各端部24a,24a,24a,24aを、パネル芯材10の差込溝13a,13aに差し込む(図1(a)参照)。また、このようにパネル芯材10の幅方向両端面に化粧シート24,24を貼着し、各端部24a,24a,24a,24aを差込溝13a,13aに差し込んだ後に、適宜の押圧部材によって幅方向両側から押圧して接着剤を硬化させるようにしてもよい。
上記のような工程を経て化粧パネル1が製造される。
上記のような製造方法によれば、成形型2,4の凸状部3,5を種々の形状とすることで、化粧パネル1の少なくとも厚さ方向一方側に、種々の凹状部25を設けることができる。これにより、切削等によって表面に凹凸形状を付与するようなものと比べて、表面層20の薄型化を図りながらも効果的に立体感を付与することができる。また、表面層20を構成する化粧シート24及び繊維強化樹脂層23とパネル芯材10とを上下の成形型2,4で圧締して一体化することができるので、製造効率を向上させることができる。つまり、繊維強化樹脂層23を構成する樹脂組成物22を、表面層20とパネル芯材10とを接合一体化させる接着成分として機能させることができ、別途に接着剤を塗布して積層するようなものと比べて、製造効率を向上させることができる。
また、上記のように、化粧シート24の裏面側に塗布された樹脂組成物22を繊維シート21に含浸させる態様とすれば、化粧シート24の表面平滑性を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、樹脂組成物22が含浸された繊維シート21を化粧シート24に積層する態様や、化粧シート24に繊維シート21を積層した状態で、樹脂組成物22を繊維シート21に塗布する態様等としてもよい。さらには、樹脂組成物22を含むプリプレグ状の繊維シート21を、化粧シート24に積層する態様としてもよい。
また、上記した本実施形態に係るパネル製造方法の各工程の順序等は一例に過ぎず、別順序でなされるものでもよく、種々の変形が可能である。
また、上記した例では、相対的に上下に移動される上下の成形型2,4を用いて中間成形体(パネル芯材10のパネル厚さ方向両側に繊維シート21,21及び樹脂組成物22,22をそれぞれに介在させて化粧シート24,24が配されたもの)を圧締する態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、上下の成形型2,4を、周方向に延びるように凸状部3,5が設けられたローラー状とし、中間成形体及び上下の成形型2,4の両方または一方をパネル長手方向に移動させながら上下の成形型2,4によって中間成形体を圧締する態様等としてもよい。また、上下の成形型2,4によって表面層20,20とともにパネル芯材10のコア材16の圧縮部17を圧縮する態様に代えて、コア材16に圧縮部17が形成されたパネル芯材10のパネル厚さ方向両側に、表面層20,20を積層一体化する構成としてもよい。この場合は、繊維強化樹脂層23を構成する樹脂組成物22によってパネル芯材10と表面層20,20とを積層一体化するようにしてもよく、適宜の接着剤によって積層一体化するようにしてもよい。
本実施形態に係る化粧パネル1は、上述のような構成としたことで、表面層20,20の薄型化を図りながらも、立体感を向上させることができる。
つまり、圧縮変形可能とされたコア材16を有したパネル芯層(パネル芯材)10の少なくともパネル厚さ方向一方側に、繊維強化樹脂層23と化粧層(化粧シート)24とを有した表面層20を設けた構成としている。従って、無垢の木材や積層板等の中実状パネルと比べて、軽量化を図ることができる。また、表面層20を、繊維強化樹脂層23と化粧シート24とを有した構成としているので、従来のMDF(中密度繊維板)等の木質板を基材とした表面材に比べて、薄型化を図りながらも表面硬度を向上させることができる。
また、パネル芯材10の一部分(圧縮部)17が圧縮されて少なくともパネル厚さ方向一方側に凹状部25が設けられた構成としている。従って、表面化粧板に凹凸形状を設けて立体感を付与するようなものと比べて、パネル芯材10も含めて凹状部25を形成することができ、表面層20の厚さを大とすることなく立体感を向上させることができる。
また、本実施形態では、パネル芯材10の圧縮部17がパネル厚さ方向に圧縮されて凹状部25が設けられた構成としている。従って、パネル厚さ方向に凹んだ凹状部25が設けられることとなり、効果的に立体感を付与することができる。
また、本実施形態では、パネル芯材10の圧縮部厚さ寸法t2を、非圧縮部厚さ寸法t1の3/5以下としている。従って、パネル厚さ方向に凹んだ凹状部25の深さが比較的に大きくなり、より効果的に立体感を付与することができる。
また、本実施形態では、パネル芯材10を、四周枠12,13,13,14を含む枠体11で囲まれた空間にコア材16が収容された構成としている。従って、パネル芯材10をコア材16のみや三辺以下に桟材を設けたようなものとした場合と比べて、化粧パネル1の強度を向上させることができ、建具等として好適に用いることができる。また、枠体11の少なくともパネル厚さ方向一方側に、凹状部25に連続状に設けられる凹状部を構成するように凹部12a,14a,15aを設けた構成としている。従って、化粧パネル1の強度の向上が可能でありながらも、化粧パネル1の四周の側端部に至るまで凹状部25を設けたり、広範囲に亘って凹状部25を設けることができる。例えば、パネル高さ方向及びパネル幅方向のうちの両方または一方の全体に亘って延びるような凹状部25を設けることも可能となる。
また、本実施形態では、パネル芯材10のパネル厚さ方向両側のそれぞれに表面層20,20を設けた構成としている。従って、パネル厚さ方向両面側を化粧面とすることができ、また、パネル厚さ方向両側の表面層20,20の薄型化を図りながらも表面硬度を向上させることができる。
また、本実施形態では、化粧パネル1の厚さ方向両側に、凹状部25,25を設けた構成としている。従って、化粧パネル1の厚さ方向両側に効果的に立体感を付与することができる。
また、本実施形態では、パネル幅方向一方側端部の厚さ方向両面側において開口し、かつパネル高さ方向に長尺状で手掛部となる凹状部25,25を設けた構成としている。従って、別部材の引手部材等を設けたものと比べて、部材点数を削減することができ、また、化粧シート24,24が一連状に設けられることとなることから、一体感のあるすっきりとした外観を呈するものとなる。
次に、本発明の他の実施形態に係る化粧パネルの一例について、図面を参照しながら説明する。
図5は、第2実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る化粧パネル1Aも上記同様、一方向に長尺状とされた略矩形平板状とされている。また、本実施形態では、図5(a)、(b)に示すように、パネル長手方向の全長に亘って延びる凹溝状の凹状部25Aを、パネル幅方向に間隔を空けて複数本(図例では、2本)設けた構成としている。また、上記同様、パネル厚さ方向両側に、パネル厚さ方向に見て互いに重なり合う位置となるように凹状部25A,25A,25A,25Aを設けた構成としている。また、本実施形態では、化粧パネル1Aの厚さ寸法に対するこれら凹状部25A,25A,25A,25Aの深さ寸法を、上記第1実施形態よりも小としている。つまり、パネル芯材10Aの非圧縮部厚さ寸法t1Aに対する圧縮部17Aの圧縮部厚さ寸法t2A比を、上記よりも大としている。図例では、圧縮部厚さ寸法t2Aを、非圧縮部厚さ寸法t1Aの3/5程度とした例を示している。
また、各凹状部25Aのパネル幅方向に沿う溝幅寸法を、上記第1実施形態よりも大としている。また、各凹状部25Aの溝幅方向両側内面を、パネル厚さ方向外側に向かうに従い拡開するテーパ面状としている。
また、図5(c)に示すように、パネル芯材10Aを、上記と概ね同様、枠体11Aとコア材16とを有した構成としている。また、枠体11Aを、上記と概ね同様、上横枠12A、下横枠14A、左右の縦枠13,13及び複数本の横桟15Aを有した構成としている。また、上下の横枠12A,14A及び各横桟15Aのパネル厚さ方向両側に、各凹状部25Aに応じた凹部12Aa,14Aa,15Aaを設けた構成としている。
このような構成とされた本実施形態に係る化粧パネル1Aにおいても、上記と概ね同様な効果を奏する。また、本実施形態に係る化粧パネル1Aも上記したパネル製造方法と略同様にして製造可能である。
次に、本発明の更に他の実施形態に係る化粧パネルの一例について、図面を参照しながら説明する。
図6は、第3実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記各実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る化粧パネル1Bも上記各実施形態と同様、一方向に長尺状とされた略矩形平板状とされている。また、本実施形態においても、上記第2実施形態と概ね同様、図6(a)、(b)に示すように、パネル長手方向の全長に亘って延びる凹溝状の凹状部25Bを、パネル幅方向に間隔を空けて複数本(図例では、2本)設けた構成としている。また、上記同様、パネル厚さ方向両側に、パネル厚さ方向に見て互いに重なり合う位置となるように凹状部25B,25B,25B,25Bを設けた構成としている。また、パネル芯材10Bの非圧縮部厚さ寸法t1Aに対する圧縮部17Bの圧縮部厚さ寸法t2A比を、上記第2実施形態と概ね同様としている。つまり、圧縮部厚さ寸法t2Aを、非圧縮部厚さ寸法t1Aの3/5程度とした例を示している。
また、各凹状部25Bのパネル幅方向に沿う溝幅寸法を、上記第2実施形態よりも更に大としている。また、各凹状部25Bの内面を、比較的に緩やかな凹湾曲面状としている。また、図例では、パネル幅方向に隣り合う凹状部25B,25B同士を近接させるように設け、これらの境界部を、比較的に緩やかな凸湾曲面状とした例を示している。
また、図6(c)に示すように、パネル芯材10Bを、上記同様、枠体11Bとコア材16とを有した構成とし、枠体11Bを、上横枠12B、下横枠14B、左右の縦枠13,13及び複数本の横桟15Bを有した構成としている。また、上下の横枠12B,14B及び各横桟15Bのパネル厚さ方向両側に、各凹状部25Bに応じた凹部12Ba,14Ba,15Baを設けた構成としている。
このような構成とされた本実施形態に係る化粧パネル1Bにおいても、上記と概ね同様な効果を奏する。また、本実施形態に係る化粧パネル1Bも上記したパネル製造方法と略同様にして製造可能である。
なお、上記各実施形態では、凹溝状の凹状部25,25A,25Bを、化粧パネル1,1A,1Bの全長に亘って設けた例を示しているが、長手方向の途中部位に設けたり、幅方向に延びるように設けたり、点在させるように設けたりしてもよい。また、パネル厚さ方向両側の凹状部25,25A,25Bを、パネル厚さ方向に見て互いに重なり合う位置となるように設けた例を示しているが、異なる位置となるように設けた態様等としてもよい。また、化粧パネル1,1A,1Bの少なくとも厚さ方向一方側に設けられる凹状部25,25A,25Bとしては、溝幅寸法や溝深さ寸法が溝長手方向の全体に亘って一様な凹溝状とされたものに限られない。例えば、溝長手方向の途中部位に、溝幅や溝深さが異なる部位が設けられた凹溝状の凹状部25,25A,25Bとしてもよい。また、凹状部25,25A,25Bとしては、凹溝状とされたものに限られず、浮造状の凹凸形状を構成したり、その他、種々の立体(3次元)形状を構成するものでもよい。
次に、本発明の更に他の実施形態に係る化粧パネルの一例について、図面を参照しながら説明する。
図7(a)は、第4実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記各実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る化粧パネル1Cは、当該化粧パネル1C自体の一部が平面視して(長手方向に沿う方向に見て)湾曲状とされ、幅方向一方側の厚さ方向一方側に凹状部25Cが設けられ、幅方向他方側の厚さ方向他方側に凹状部25Cが設けられた構成とされている。また、これら凹状部25C,25Cを、パネル幅方向外側に開口するように、かつ全長に亘って設けた構成としている。また、化粧パネル1Cの幅方向両端側部位に、互いに略平行状とされた平板状部を設け、これら幅方向両端側部位の平板状部が厚さ方向で異なる位置となるように、パネル幅方向中央側部位を湾曲状としている。また、化粧パネル1Cの厚さ方向両面を、幅方向両端側部位の厚さ方向外側に向く平坦面状部間に凸湾曲面状部と凹湾曲面状部とを滑らかに一連状に設けた構成としている。また、図例では、化粧パネル1Cを、平面視して点対称(2回対称)状とした例を示している。
また、本実施形態においても、上記同様、パネル芯材10Cの枠体11C内にコア材16(図1等参照)を収容させた構成とされ、パネル厚さ方向両側に表面層20,20を設けた構成とされている。また、枠体11Cの上下の横枠12C,14C及び各横桟15Cを、上記した当該化粧パネル1Cの平面視した形状に応じた形状となるように、平面視して長手方向両端側部位をパネル幅方向に沿わせた略直線状とし、長手方向中央側部位を湾曲状としている。
また、コア材16は、図示は省略しているが、各凹状部25C,25Cの底側となる表面側部位が概ねパネル幅方向に圧縮された一部分としての圧縮部とされている。つまり、本実施形態では、コア材16の一部分がパネル厚さ方向ではなく、概ねパネル幅方向に圧縮された構成とされている。また、この場合、コア材16の圧縮部のパネル厚さ方向他方側の表面側部位は、拡開された状態となる。なお、この場合、拡開側においてコア材16の一部に割裂等が生じるものでもよい。
このような構成とされた本実施形態に係る化粧パネル1Cにおいても、上記と概ね同様な効果を奏する。また、本実施形態に係る化粧パネル1Cも上記したパネル製造方法と略同様にして製造可能である。また、本実施形態においては、コア材16は、上下の成形型によって圧縮されるのではなく収容させる際に概ね上記のような形状とされてもよい。
なお、本実施形態では、化粧パネル1Cの厚さ方向両面を、幅方向両端側部位の厚さ方向外側に向く平坦面状部間に凸湾曲面状部と凹湾曲面状部とを滑らかに一連状に設けた構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、化粧パネル1Cを、平面視して屈曲させたような角部が形成されたような態様等としてもよく、その他、種々の湾曲、屈曲形状等の採用が可能である。
次に、本発明の更に他の実施形態に係る化粧パネルの一例について、図面を参照しながら説明する。
図7(b)は、第5実施形態に係る化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記各実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る化粧パネル1Dは、当該化粧パネル1Dの略全体が平面視して(長手方向に沿う方向に見て)湾曲状とされ、厚さ方向一方側が凸湾曲状となるように、厚さ方向他方側に凹湾曲状の凹状部25Dが設けられた構成とされている。つまり、本実施形態では、化粧パネル1Dを、平面視して略円弧状としている。
また、本実施形態においても、上記同様、パネル芯材10Dの枠体11D内にコア材16(図1等参照)を収容させた構成とされ、パネル厚さ方向両側に表面層20,20を設けた構成とされている。また、枠体11Dの上下の横枠12D,14D及び各横桟15Dを、上記した当該化粧パネル1Dの平面視した形状に応じた形状となるように、平面視して略円弧状としている。コア材16は、図示は省略しているが、上記第4実施形態と概ね同様、凹状部25Dの底側となる表面側部位が概ねパネル幅方向に圧縮された一部分としての圧縮部とされ、この圧縮部のパネル厚さ方向他方側の表面側部位が拡開された構成とされている。
このような構成とされた本実施形態に係る化粧パネル1Dにおいても、上記と概ね同様な効果を奏する。また、本実施形態に係る化粧パネル1Dも上記したパネル製造方法と略同様にして製造可能である。
なお、上記各実施形態に係る化粧パネル1,1A〜1Dにおける互いに異なる構成を、適宜、組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、表面層20,20の化粧シート24,24の端部24a,24a,24a,24aを、縦枠13,13に設けられた差込溝13a,13aに差し込んで納めた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、縦枠13,13に別体からなるシート端部納め部材を埋込状に設け、このシート端部納め部材に化粧シート24,24の端部24a,24a,24a,24aを保持させた態様等としてもよい。また、パネル幅方向両端面の表面層20,20にも繊維強化樹脂層23,23が位置するように表面層20,20を設けた構成としてもよい。また、パネル厚さ方向一方側の表面層20とパネル厚さ方向他方側の表面層20とを、パネル幅方向の各端面において突き合わせたり、重ね合わせたり、パネル厚さ方向一方側の表面層20のみによってパネル幅方向の端面を覆うような態様等としてもよい。また、パネル厚さ方向両側に別体状に表面層20,20をそれぞれに設けた態様に代えて、一連状の表面層20によってパネル厚さ方向両側の表面層20,20が構成されるものでもよい。また、パネル幅方向の各端面を、別途のエッジシート等によって覆うような態様としてもよく、さらには、パネル幅方向の各端面を化粧面とせずに、パネル芯材10,10A〜10Dを露出させた態様等としてもよい。
また、上記各実施形態では、表面層20の化粧層を、化粧シート24とした例を示しているが、このような態様に限られず、塗膜層等としてもよい。
また、上記各実施形態では、枠体11,11A〜11Dで囲まれた空間にコア材16を収容させた構成とした例を示しているが、パネル芯材10,10A〜10Dを、コア材16のみによって構成したり、三辺以下に桟材を設けたような構成とされたものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、パネル芯材10,10A〜10Dのパネル厚さ方向両側のそれぞれに表面層20,20を設けた構成とした例を示しているが、パネル厚さ方向一方側のみに化粧層24を含む表面層20を設けた構成としてもよい。この場合は、パネル厚さ方向他方側に、繊維強化樹脂層23を設けたり、他の表面材を設けたりしてもよく、さらには、パネル芯材10,10A〜10Dを露出させた構成としてもよい。上記各実施形態に係る化粧パネル1,1A〜1Dの具体的構成としては、その他、種々の変形が可能である。
1,1A〜1D 化粧パネル
10,10A〜10D パネル芯材(パネル芯層)
11,11A〜11D 枠体
12a,12Aa,12Ba 凹部
14a,14Aa,14Ba 凹部
15a,15Aa,15Ba 凹部
16 コア材
17,17A,17B 圧縮部(一部分)
20 表面層
21 繊維シート
22 樹脂組成物
23 繊維強化樹脂層
24 化粧シート(化粧層)
25,25A〜25D 凹状部
2 下成形型
3 凸状部
4 上成形型
5 凸状部
t1,t1A 非圧縮部厚さ寸法
t2,t2A 圧縮部厚さ寸法

Claims (7)

  1. 圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯層の少なくともパネル厚さ方向一方側に、繊維強化樹脂層と化粧層とを有した表面層が設けられており、
    前記パネル芯層の一部分が圧縮されて少なくともパネル厚さ方向一方側に凹状部が設けられていることを特徴とする化粧パネル。
  2. 請求項1において、
    前記パネル芯層の一部分がパネル厚さ方向に圧縮されて前記凹状部が設けられていることを特徴とする化粧パネル。
  3. 請求項2において、
    前記パネル芯層の圧縮された部位のパネル厚さ方向に沿う寸法が圧縮されていない部位のパネル厚さ方向に沿う寸法の3/5以下とされていることを特徴とする化粧パネル。
  4. 請求項2または3において、
    前記パネル芯層は、四周枠を含む枠体で囲まれた空間に前記コア材が収容された構成とされ、
    前記枠体の少なくともパネル厚さ方向一方側に、前記凹状部に連続状に設けられる凹状部を構成するように凹部が設けられていることを特徴とする化粧パネル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記パネル芯層のパネル厚さ方向両側のそれぞれに前記表面層を設けたことを特徴とする化粧パネル。
  6. 化粧シートと圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯材との間に繊維強化樹脂層を構成する繊維シート及び未硬化の樹脂組成物を介在させた状態で、上下の成形型のうちの前記化粧シートの化粧面に対面される側の成形型に設けられた凸状部によって前記パネル芯材の一部分をパネル厚さ方向に圧縮するようにこれら上下の成形型によって圧締して化粧パネルを製造することを特徴とするパネル製造方法。
  7. 圧縮変形可能とされたコア材を有したパネル芯材のパネル厚さ方向両側に、繊維強化樹脂層を構成する繊維シート及び未硬化の樹脂組成物をそれぞれに介在させてパネル厚さ方向両側の化粧シートを配した状態で、上下の成形型のうちの少なくとも一方の成形型に設けられた凸状部によって前記パネル芯材の一部分をパネル厚さ方向に圧縮するようにこれら上下の成形型によって圧締して化粧パネルを製造することを特徴とするパネル製造方法。
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