JP6660593B2 - パネル材及びこれを備えた化粧パネル - Google Patents

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本発明は、建具や内装パネル等として用いられるパネル材及びこれを備えた化粧パネルに関する。
従来より、開き戸や引戸等の建具や、間仕切パネル、その他の内装パネルとして用いられる化粧パネルは、その四周表面が化粧面を構成する化粧シートによって構成されている。このような化粧シートの継目がパネル厚さ方向両面または一方面に位置すれば、見栄えが悪くなることから、パネル材の側端面に化粧シートの端部が差し込まれる溝を設け、該溝に端部を差し込んで納める構成とされている。
例えば、下記特許文献1には、一側端面において開口する凹溝に埋め込まれ、この一側端面に貼着される表面仕上シートの端部を受け入れるように納めるシート端部納め部材を設けたパネル材が開示されている。このパネル材のシート端部納め部材は、表面仕上シートの端部が差し込まれる差込凹溝を設けた構成とされ、この差込凹溝の開口側に、弾性復元力によって差込凹溝に差し込まれた表面仕上シートの端部を挟持する板状突起や弾性突起を設けた構成とされている。
特開2015−224509号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたパネル材では、板状突起や弾性突起が弾性を有した材料から形成されているので、差し込まれた化粧シートの復元力(腰)等によって浮きが生じたり、抜け易くなったりするようなことが考えられ、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、化粧シートの端部を見栄え良く納め得、かつ該端部の抜けを抑制し得るパネル材及びこれを備えた化粧パネルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るパネル材は、一方側端部に全長に亘って設けられた凹溝にシート端部納め部材が嵌め込まれたパネル材であって、前記シート端部納め部材には、パネル厚さ方向両側から前記一方側端部の端面を覆うように設けられる化粧シートの各端部が差し込まれる差込溝が全長に亘って設けられており、前記シート端部納め部材は、前記凹溝の溝底との間に隙間が形成されるように嵌め込まれた状態で、前記凹溝の溝底側に押し込まれれば、前記差込溝の開口側部位を区画する反溝底側部位が該差込溝の開口幅を狭めるように変位する構成とされ、かつ、押し込まれて開口幅を狭めた状態で前記凹溝の溝底側部位の溝幅方向両内面に係止する係止部を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る化粧パネルは、本発明に係るパネル材と、このパネル材の四周表面を覆うように設けられ、前記シート端部納め部材の差込溝に各端部が差し込まれた化粧シートと、を備えていることを特徴とする。
本発明に係るパネル材及びこれを備えた化粧パネルは、上述のような構成としたことで、化粧シートの端部を見栄え良く納めることができ、かつ該端部の抜けを抑制することができる。
(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係るパネル材の一例及びこれを備えた化粧パネルの一例を模式的に示し、(a)は、(b)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、同化粧パネルの一部破断概略正面図、(c)は、同パネル材の一例を模式的に示す一部破断概略正面図である。 (a)は、同パネル材の一例を模式的に示す図1(a)に対応させた一部破断概略分解横断面図、(b)は、同化粧パネルの製造方法の一例を模式的に示す図1(a)に対応させた一部破断概略横断面図である。 (a)〜(c)は、同化粧パネルの製造方法の一例を模式的に示す図1(a)に対応させた一部破断概略横断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態に係るパネル材の一例及びこれを備えた化粧パネルの一例を模式的に示し、(a)は、図2(a)に対応させた一部破断概略分解横断面図、(b)、(c)は、図3(c)及び図1(a)にそれぞれ対応させた一部破断概略横断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係るパネル材及びこれを備えた化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るパネル材10は、図1(a)に示すように、一方側端部に全長に亘って設けられた凹溝14にシート端部納め部材30が嵌め込まれた構成とされている。また、シート端部納め部材30には、パネル厚さ方向両側から一方側端部の端面13aを覆うように設けられる化粧シート21の各端部21a,21aが差し込まれる差込溝31が全長に亘って設けられている。また、シート端部納め部材30は、凹溝14の溝底との間に隙間が形成されるように嵌め込まれた状態で、凹溝14の溝底側に押し込まれれば、差込溝31の開口側部位を区画する反溝底側部位が差込溝31の開口幅W3を狭めるように変位する構成とされている。また、シート端部納め部材30は、押し込まれて開口幅W4を狭めた状態で凹溝14の溝底側部位の溝幅方向両内面14a,14aに係止する係止部34,34を備えている。
本実施形態に係る化粧パネル1は、パネル材10を備えている。また、化粧パネル1は、このパネル材10の四周表面(パネル厚さ方向両面及びパネル幅方向両端面13a,13a)を覆うように設けられ、シート端部納め部材30の差込溝31に各端部21a,21aが差し込まれた化粧シート21を備えている。
この化粧パネル1は、一方向に長尺な略矩形平板状とされている。この化粧パネル1は、出入口や収納開口を開閉する建具パネルやパーティション等の間仕切パネル、家具構成部材等として用いられるものとしてもよい。また、化粧パネル1は、パネルの一部、例えば、框状パネルの框部や鏡板部を構成するように用いられるものでもよい。
また、この化粧パネル1の長さ寸法(上下寸法、高さ寸法)や、幅寸法、厚さ寸法等は、当該化粧パネル1の用途等に応じて、適宜の寸法としてもよい。
例えば、化粧パネル1を、建具パネルとして用いられるものとした場合には、当該化粧パネル1の上下寸法(戸高寸法)を1800mm〜3000mm程度とし、戸幅寸法を600mm〜1200mm程度とし、戸厚寸法を20mm〜40mm程度としてもよい。また、この場合には、化粧パネル1の適所に、開閉する際のハンドルや引手等を設けたり、錠装置や、蝶番等の回転連結部材、ランナーや戸車等の走行部材、ガイド溝等を設けたりしてもよい。
パネル材10は、図1(c)に示すように、本実施形態では、四周枠12,13,13,16を含む枠体11で囲まれた空間にコア材18が収容された構成とされ、パネル芯材を構成する。
枠体11は、四周枠12,13,13,16を構成する上横枠12、左右一対の縦枠13,13及び下横枠16を備えている。また、枠体11は、左右の縦枠13,13に架け渡されるように上下に間隔を空けて設けられた複数本の横桟17,17を備えている。また、図例では、下横枠16の上側に、桟材を積層した構成とされたものとした例を示している。また、下横枠16の左右(長手方向)両端部の上側に、戸車等の走行部材の取付孔の加工下地となる下地部材を積層した例を示している。なお、当該化粧パネル1の用途等に応じて、上横枠12の左右両端部の下側や一方の縦枠13の内方側に、上述のようなランナー等の走行部材やハンドル、錠装置等の取付孔の加工下地や取付下地を設けた構成としてもよい。また、上横枠12の下側にも同様な桟材を設けた構成とされたものとしてもよい。また、枠体11に、横桟17を設けた態様に代えて、または加えて、上下方向に長尺な縦桟を設けた構成としてもよい。
また、これら四周枠12,13,13,16及び横桟17は、略四角柱状とされ、パネル厚さ方向両面が略同一平面状となるように、パネル厚さ方向に沿う寸法が互いに略同寸法とされている。また、図例では、これら四周枠12,13,13,16及び横桟17のパネル厚さ方向に沿う寸法及び長さ寸法に直交する幅寸法を、互いに略同寸法とした例を示している。
これら四周枠12,13,13,16及び横桟17は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板や、PB(パーティクルボード)等の木質ボード、MDF(中密度繊維板)やハードボード等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。また、木質系材料としては、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)としてもよい。また、枠体11は、このような木質系材料から形成されたものに限られず、合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものでもよい。
また、本実施形態では、図1(a)及び図2(b)に示すように、両縦枠13,13のそれぞれに、シート端部納め部材30,30が嵌め込まれる凹溝14,14を設けた構成としている。つまり、パネル材10を構成する枠体11のパネル幅方向両側端部のそれぞれに、シート端部納め部材30,30が嵌め込まれる凹溝14,14を設けた構成としている。これらパネル幅方向両側の凹溝14,14は、パネル幅方向の各側端部の全長、つまり、各縦枠13,13の全長に亘って設けられている。
また、これらパネル幅方向両側の凹溝14,14は、両縦枠13,13のパネル幅方向外側に向く外側面となる端面13a,13aのそれぞれにパネル幅方向外側に向けて開口するように設けられている。また、これら凹溝14,14を、各縦枠13,13のパネル厚さ方向略中心に位置するように設けた構成としている。なお、パネル幅方向両側の凹溝14,14及びこれらにそれぞれに嵌め込まれるシート端部納め部材30,30は、互いに同様の構成であるので、以下では、パネル幅方向一方側の凹溝14及びシート端部納め部材30を例にとって説明する。
凹溝14は、図2に示すように、パネル幅方向外側に向く溝底とパネル厚さ方向に向く溝幅方向両内面14a,14aとによって区画されており、溝長手方向に見て略方形溝状とされている。また、凹溝14は、全長に亘って一様な形状とされている。
また、本実施形態では、凹溝14の開口両側縁部に、溝幅を大きくするように凹段部15,15をそれぞれに設けた構成としている。これら凹段部15,15は、凹溝14の全長に亘って設けられており、パネル幅方向外側に向く段底面15a,15aと、溝幅方向中心側に向く段壁面と、によって区画されている。また、これら凹段部15,15は、互いに同様の構成とされている。凹溝14は、これら凹段部15,15によって開口側の溝幅が溝底側の溝幅W1よりも大とされている。図例では、開口側の溝幅を、溝底側の溝幅W1の略2倍程度とした例を示している。なお、これら凹段部15,15を含む凹溝14の溝深さ寸法や開口側の溝幅、溝底側の溝幅W1は、後記するシート端部納め部材30の受け入れが可能なように適宜の寸法とされている。
コア材18は、図1(c)に示すように、枠体11で囲まれた空間に充填されるように収容されている。本実施形態では、上記のように上下(パネル長手方向)に間隔を空けて設けられた複数本の横桟17,17によって上下に区画された四周枠12,13,13,16内の各空間のそれぞれにコア材18を収容させた構成としている。このコア材18のパネル厚さ方向に沿う寸法は、枠体11のパネル厚さ方向に沿う寸法と略同寸法とされている。このようなコア材18としては、発泡ウレタン等の発泡樹脂系材料から成形された発泡成形体からなるものでもよいが、本実施形態では、パネル厚さ方向両側に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるハニカム状のコア材18としている。つまり、コア材18を、いわゆるペーパーコアとしている。このようなコア材18とすれば、後記するように化粧パネル1を成形する際に、繊維強化樹脂層24を構成する未硬化の樹脂組成物22(図2(b)参照)がコア材18のパネル厚さ方向両側にも適度に付着され、一体性を向上させることができる。
また、このようなコア材18としては、段ボール原紙やクラフト紙等の紙材を接着剤で重積接着して形成されたものでもよい。また、コア材18としては、このような紙材に、エポキシ樹脂等の補強用の樹脂を更に含浸させたものでもよく、その他、アルミ材等の金属系材料や硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂系材料から形成されたものでもよい。図例では、コア材18の中空筒状セルを模式的に示しており、パネル幅方向に厚さ方向を沿わせた薄シート間に波形部(コルゲート部)を設けたものを例示しているが、このような態様に限られない。このコア材18としては、中空筒状セルが蜂の巣状(六角状)とされたものや、方形状とされたもの、円筒形状とされたもの等、中空筒状セルのセル形状が種々の形状とされたものでもよい。また、このコア材18は、ステイプル等の止具や接着剤等によって枠体11に固定されたものでもよい。なお、このコア材18の中空筒状セルのセルサイズ(セル径、セル幅)は、軽量化を図る観点や強度上の観点等から適宜のサイズとしてもよく、1mm以上100mm以下としてもよく、好ましくは、5mm以上15mm以下としてもよい。
化粧シート21は、薄シート状とされている。この化粧シート21としては、天然木材(銘木)から形成された突板等の単板(化粧単板)や、木目柄等の種々の柄(模様)が印刷された化粧印刷紙や合成樹脂系の樹脂シート(フィルム)等としてもよい。樹脂フィルムとしては、例えば、塩化ビニル樹脂フィルム、ポリエチレン樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム、ポリカーボネート樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ウレタン樹脂フィルム等が例示される。また、樹脂フィルムの厚さとしては、例えば、0.02mm〜1.0mm、好ましくは0.05mm〜0.2mm、更に好ましくは0.06mm〜0.12mmの範囲が例示される。
また、化粧シート21を構成する化粧単板の厚さとしては、例えば、0.2mm〜1.0mmの範囲が例示される。また、化粧シート21を化粧単板とする場合には、化粧単板の裏面側に接着剤を介して不織布等の裏打ち材が貼着されたものでもよい。この場合の接着剤としては、化粧単板に水分が移行しにくい非水溶性接着剤が好ましく例示される。非水溶性接着剤としては、例えば、溶液型のアクリル共重合体、合成ゴム系の接着剤、熱可塑性合成樹脂であるホットメルト系の接着剤を単独または2種類以上を併用したもの等を例示することができる。ホットメルト系接着剤としては、例えば、エチレン酢酸ビニル(EVA)やウレタン系ホットメルト(PUR)等が例示される。また、エポキシ樹脂系、ウレタン系、塩化ビニル系、酢酸ビニル系の接着剤等を単独または2種類以上を併用したものを例示することができる。
また、本実施形態では、化粧シート21の裏面側に、表面基材としての繊維強化樹脂層24を設けた表面化粧材20をパネル材10に貼着した構成としている。つまり、表面化粧材20の化粧面を構成する化粧層を、化粧シート21としている。また、この表面化粧材20の少なくとも差込溝31に差し込まれる各端部21a,21aを化粧シート21とした構成としている。本実施形態では、表面化粧材20におけるパネル材10のパネル幅方向両側端部の端面13a,13aに貼着される部位及び差込溝31,31に差し込まれる部位には繊維強化樹脂層24が形成されないように化粧シート21の裏面に繊維強化樹脂層24を設けた構成としている。つまり、表面化粧材20の繊維強化樹脂層24は、パネル材10の厚さ方向一方面に応じた構成とされている。また、本実施形態では、互いに同様の構成とされたパネル厚さ方向両側で二枚の表面化粧材20,20を、パネル材10の四周表面を覆うように設けた構成としている。
繊維強化樹脂層24は、図2(b)に示すように、繊維シート23に、未硬化の樹脂組成物22が含浸されこの樹脂組成物22が硬化した構成とされ、樹脂含浸繊維シート層とも言い得る。この繊維強化樹脂層24の厚さは、化粧パネル1の用途等に応じて選択される繊維シート23の種類や目付け、厚さ等に応じて、適宜の厚さとしてもよい。この繊維強化樹脂層24の厚さとしては、例えば、0.1mm〜1.0mm程度でもよく、好ましくは0.2mm〜0.6mm程度でもよい。
繊維シート23としては、ガラス繊維や炭素繊維、鉱物繊維等の強化繊維の織布や不織布、マット等が例示される。ガラス繊維の織布としては、例えば、縦糸及び横糸にガラスロービングを用いて製織した平織、絡み織等の織物であるガラスクロス等が例示される。ガラス繊維の不織布としては、例えば、長さ約10mmのガラス繊維を水中分散させた後に、湿式抄紙法によってすくい取り、脱水、シート化させて、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の接着剤を塗布したものであるガラスペーパー等が例示される。ガラス繊維のマットとしては、長繊維状(例えば、長さ30mm前後、好ましくは長さ50mm前後)に切断したガラスストランドを、無方向に均等に分散させ、ポリエステルバインダー等の結合剤を用いてマット状に成形したものであるガラスマット等が例示される。
また、繊維シート23の厚さとしては、例えば、0.1mm〜0.5mmの範囲が例示される。また、繊維シート23をガラスマットとした場合には、厚さを、0.3mm〜0.5mm程度としてもよく、ガラスクロスとした場合には、厚さを、0.1mm〜0.3mm程度としてもよい。また、ガラスクロスの密度としては、例えば、30〜120本/25mmのものが例示される。また、ガラスクロスを構成するガラス糸の番手(太さ)としては、例えば、67〜135tex(g/1000m)の範囲が例示される。
繊維シート23の目付けとしては、例えば、150g/m以上700g/m以下の範囲が例示される。この繊維シート23の目付けが小さ過ぎれば、強度が低下する傾向がある一方、大き過ぎれば、重くなる傾向がある。繊維シート23としてガラスクロスを用いる場合は、目付けを200g/m以上としてもよい。また、繊維シート23としてガラスマットを用いる場合は、目付けを100g/m以上としてもよい。また、繊維シート23としては、このようなガラス繊維シートのうちガラスマットまたはガラスクロスが好ましい。
また、繊維シート23としては、上記のガラス繊維の織布、不織布またはマット(ガラス繊維シート)を複数枚積層したものや、ガラス繊維シートと、植物繊維の織布、不織布、フィルム、紙またはマットと、が積層されたものでもよい。植物繊維としては、植物繊維マットや製紙に用いられる植物繊維であれば特に限定されないが、繊維シート23の強度や耐久性、寸法安定性等を考慮すると、麻系天然繊維、ヤシ繊維または農産廃棄物繊維のいずれか1種以上であることが好ましい。
繊維シート23に含浸される樹脂組成物22としては、無発泡性または低発泡性の樹脂が例示される。例えば、樹脂組成物22の樹脂主成分としては、ウレタン(ポリウレタン)樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂等を単独または2種類以上を併用したものが例示される。
樹脂組成物22が発泡樹脂の場合には、その種類にもよるが、発泡倍率が7倍以下、より好ましくは5倍以下の低発泡性のものでもよい。また、樹脂組成物22としては、ウレタン樹脂が好適なものとして例示されるが、この場合には、発泡倍率が1倍〜5倍、より好ましくは1倍〜3倍、さらに好ましくは1倍〜2倍のものでもよい。樹脂組成物22を、このようなウレタン樹脂とした場合には、繊維シート23への含浸性に優れ、化粧シート21及びパネル材10のコア材18への接着性にも優れたものとなる。また、ウレタン樹脂としては、耐水性を有したエーテル系やひまし油系のウレタン樹脂が好ましく例示される。なお、樹脂組成物22には、硬化剤や難燃材等の各種添加剤を添加することができる。
また、繊維シート23に含浸させる樹脂組成物22の量は、繊維シート23の厚さや、繊維強化樹脂層24の所望する厚さ、化粧パネル1の表面強度や表面平滑性、寸法安定性、コスト等の観点から適宜の量としてもよい。例えば、繊維シート23に含浸させる樹脂組成物22の量を、100g/m以上としてもよく、好ましくは150g/m以上としてもよい。また、コスト等の観点からは、繊維シート23に含浸させる樹脂組成物22の量を、300g/m以下としてもよく、好ましくは250g/m以下としてもよい。
また、樹脂組成物22の繊維シート23への含浸は、樹脂組成物22を貯留する容器内に繊維シート23を浸漬させた後に、余剰分を適宜、絞り取る態様や、繊維シート23にスプレーやローラー等によって塗布する態様としてもよい。または、後記する好ましい製法のように、裏面(反化粧面)側にスプレーやローラー等によって樹脂組成物22が塗布された化粧シート21と繊維シート23とを積層することで、繊維シート23に結果的に樹脂組成物22が含浸される態様等としてもよい。
パネル厚さ方向両側の表面化粧材20,20は、パネル幅方向両端面に継目が位置するようにパネル材10の四周表面(パネル厚さ方向両面及びパネル幅方向両端面13a,13a)に設けられている。また、これら表面化粧材20,20のそれぞれの化粧シート21,21の各端部21a,21a,21a,21aを、パネル材10の凹溝14,14に嵌め込まれたシート端部納め部材30,30の差込溝31,31に差し込んだ構成としている。つまり、表面化粧材20,20の繊維強化樹脂層24,24が設けられていない部位を、パネル材10のパネル幅方向両端面13a,13aに貼着し、差込溝31,31に差し込んだ構成としている。つまりは、パネル材10のパネル厚さ方向両面に少なくとも繊維強化樹脂層24,24が位置するように表面化粧材20,20を設けた構成としている。これら表面化粧材20,20とパネル材10とは、繊維強化樹脂層24,24を構成する樹脂組成物22,22の自己接着性によって結合一体化されたものでもよく、適宜の接着剤等によって接着されたものとしてもよい。また、パネル材10のパネル幅方向両端面13a,13a及び差込溝31,31には、適宜の接着剤によって表面化粧材20,20の化粧シート21,21を貼着するようにしてもよい。このような接着剤としては、上記同様な適宜の接着剤としてもよく、酢酸ビニル系接着剤やウレタン系接着剤が例示される。
シート端部納め部材30は、凹溝14の溝長手方向に沿って長尺状とされ、全長に亘って一様な形状とされている。このシート端部納め部材30は、凹溝14の全長に亘って設けられるものとしてもよい。この場合は、シート端部納め部材30を、凹溝14の長さと略同長さとされたものとしてもよく、または、凹溝14の長さよりも小とされた複数からなるものとしてもよい。また、このシート端部納め部材30は、凹溝14の長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けられるものとしてもよい。例えば、上記のようにパネル材10(化粧パネル1)が、建具パネルや間仕切パネルを構成し、パネル幅方向の端面13aにおいて開口するようにパネル材10に収納凹所や加工孔等が設けられている場合には、当該部位にはシート端部納め部材30を設けないようにしてもよい。
このシート端部納め部材30は、凹溝14の溝底との間に隙間が形成されるように嵌め込まれ、かつ凹溝14の溝底側に押し込まれていない状態(非押込状態)の差込溝31の開口幅W3が、押し込まれた状態の開口幅W4よりも大となるように構成されている。
また、このシート端部納め部材30は、図1(a)に示すように、凹溝14の溝底側に押し込まれた状態(押込状態)で、凹溝14内に全体が収容される構成とされている。本実施形態では、シート端部納め部材30を、押込状態で、パネル幅方向外側に向く外側面36a,36aがパネル幅方向の端面13aと略同一平面状となる構成としている。
このシート端部納め部材30の差込溝31は、図2(a)に示すように、パネル幅方向外側に向けて開口するように、かつ当該シート端部納め部材30の長手方向に延びるように全長に亘って設けられている。また、この差込溝31は、パネル幅方向外側に向く溝底側が溝底部32によって区画され、パネル厚さ方向に向く溝幅方向両内面側が両側壁部33,33によって区画されている。また、図例では、この差込溝31を、シート端部納め部材30が凹溝14に嵌め込まれていない状態(及び凹溝14に押し込まれていない状態)で、溝長手方向に見て略方形溝状としている。
この差込溝31の溝深さや溝幅は、化粧シート21の厚さや、化粧シート21の各端部21a,21aを差し込む際に用いられる治具2等の厚さに応じて、また、化粧シート21の各端部21a,21aの差込性の観点等から適宜、設定するようにしてもよい。また、非押込状態における差込溝31の開口側の溝幅(開口幅)W3を含む溝幅を、化粧シート21,21の厚さ寸法の略2倍程度としてもよい。なお、差込溝31は、非押込状態において略方形溝状とされたものに限られず、開口側に向かうに従い溝幅が狭まるような形状とされたものでもよい。
また、シート端部納め部材30の係止部34,34は、パネル厚さ方向両側に設けられており、凹溝14の溝幅方向両内面14a,14aに係止し、シート端部納め部材30のパネル幅方向外側への抜け(移動)を抑制する構成とされている。また、これら両側の係止部34,34を、シート端部納め部材30の凹溝14への押し込み(嵌め入れ)方向先側となる溝底側部位に設けた構成としている。
また、本実施形態では、これら両側の係止部34,34を、凹溝14の溝幅方向両内面14a,14aに食い込むように係止する係止突部34,34としている。これら係止突部34,34は、パネル厚さ方向外側に向けて突出するように設けられている。また、これら係止突部34,34は、突出方向先側に向かうに従い先細り状となるように設けられ、尖頭状とされている。本実施形態では、シート端部納め部材30の溝底側部位のパネル厚さ方向両側に、パネル幅方向に複数(図例では、3つ)の係止突部34,34を設けた構成としている。
これら係止突部34,34は、シート端部納め部材30の長手方向の全体に亘って、長手方向に間隔を空けてドット状や突条状に設けられたものでもよく、全長に亘って延びるように設けられたものでもよい。なお、図例では、これら係止突部34,34のシート端部納め部材30の長手方向に見た形状を略二等辺三角形状とした例を示しているが、このような形状に限られず、不等辺三角形状や、その他の形状としてもよい。
また、パネル厚さ方向一方側の係止突部34の突出方向先端からパネル厚さ方向他方側の係止突部34の突出方向先端までのパネル厚さ方向に沿う寸法(シート端部納め部材30の溝底側部位の幅寸法)W2は、凹溝14の(溝底側の)溝幅W1よりも大とされている。このシート端部納め部材30の溝底側部位の幅寸法W2は、シート端部納め部材30の凹溝14への嵌め入れ性(押し込み性)や、凹溝14の両内面14a,14aに食い込むように係止する係止突部34,34の係止強度等の観点から適宜の寸法としてもよい。
また、本実施形態では、シート端部納め部材30の両側壁部33,33の溝深さ方向途中部位に、開口幅W3を狭めるように変位する際に屈曲部となるように、他の部位よりもパネル厚さ方向に沿う寸法が小とされた括れ部35,35を設けた構成としている。
これら括れ部35,35は、係止突部34,34よりも反溝底側(凹溝14の溝深さ方向で溝底側とは異なる側)に設けられている。また、これら括れ部35,35は、両側壁部33,33のパネル厚さ方向両方側または一方側に溝状に凹部が設けられて他の部位よりも薄く形成されている。本実施形態では、両側壁部33,33の溝深さ方向途中部位に、パネル厚さ方向外側に向けて開口するように溝状に凹部を設けて括れ部35,35としている。また、図例では、両側壁部33,33の凹部を、溝長手方向に見て、略V字溝形状とした例を示しているが、略U字溝形状や略コ字溝形状、略逆台形溝状等とされたものとしてもよい。
また、これら括れ部35,35のパネル厚さ方向に沿う寸法は、両側壁部33,33の反溝底側部位が差込溝31の開口幅W3を狭めるように変位し易いように、また、強度上の観点等から、適宜、設定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、シート端部納め部材30の反溝底側部位に、凹溝14の両側の凹段部15,15のそれぞれに受け入れられる鍔状部36,36を設けた構成としている。また、これら鍔状部36,36は、図2(b)に示すように、非押込状態で、差込溝31の開口両側縁から離間するに従い溝底側に向かうように傾斜する傾斜片状とされている。
これら鍔状部36,36は、薄板状とされ、差込溝31の開口両側縁を構成する両側壁部33,33の反溝底側端部から斜め溝底側となるパネル厚さ方向外側に向けて突出するように設けられている。また、これら鍔状部36,36は、当該シート端部納め部材30が非押込状態では、凹溝14の両側の凹段部15,15の段底面15a,15aに基端側部位が離間した状態で突出方向先端部が当接または近接される構成とされている。また、これら鍔状部36,36は、図1(a)に示すように、当該シート端部納め部材30が押込状態では、厚さ方向をパネル幅方向に沿わせた状態とされる。この状態では、これら鍔状部36,36のパネル幅方向内方側に向く裏面36b,36bが凹段部15,15の段底面15a,15aに平行状となって当接され、差込溝31の開口側が狭められた開口幅W4となる。
つまり、非押込状態で傾斜片状とされた鍔状部36,36は、当該シート端部納め部材30が押し込まれれば、裏面36b,36bが凹段部15,15の段底面15a,15aに当接して押し付けられ、厚さ方向をパネル幅方向に沿わせた状態とされる。また、これら鍔状部36,36の変形に伴い、括れ部35,35において両側壁部33,33が屈曲するように変形し、差込溝31の開口側が非押込状態の開口幅W3から狭められた開口幅W4となる。また、この状態では、これら鍔状部36,36によってシート端部納め部材30の溝底側への更なる移動が抑制される。また、この状態では、凹溝14の両内面14a,14aに係止する係止突部34,34によってシート端部納め部材30のパネル幅方向外側への移動が抑制され、差込溝31の開口側が狭められた状態で維持される。
また、本実施形態では、鍔状部36,36の厚さ寸法を、凹段部15,15の段差(パネル幅方向に沿う深さ寸法)と略同寸法としている。これにより、押込状態で、これら鍔状部36,36の表面となるパネル幅方向外側に向く外側面36a,36aが端面13aと略同一平面状となる構成としている。つまり、本実施形態では、非押込状態において、シート端部納め部材30がパネル材10の端面13aからパネル幅方向外側に向けて突出する構成とされている。
また、押込状態で、鍔状部36,36の突出方向先端面が凹段部15,15の段壁面に当接される構成としている。このような構成とすれば、パネル材10の端面13aと鍔状部36,36の外側面36a,36aとが連なるような略面一状となり、これらに跨るように貼着される化粧シート21,21の段差を生じ難くすることができる。
なお、上記のような態様に代えて、鍔状部36,36の厚さ寸法を、凹段部15,15の段差よりも小としたり、押込状態で、鍔状部36,36の突出方向先端面と凹段部15,15の段壁面との間に隙間が形成される構成としたりしてもよい。このような構成とすれば、凹段部15,15を含む凹溝14に加工誤差やシート端部納め部材30に成形誤差等があった場合にも、押込状態においてシート端部納め部材30がパネル材10の端面13aから突出するようなことを抑制することができる。
また、図例では、鍔状部36,36の基端部に、上記のような変形を容易とする括れ部を設けた例を示している。図例では、差込溝31の開口両側縁に溝状の凹部を設けて括れ部とした例を示している。
また、押込状態における鍔状部36,36の裏面36b,36bから凹溝14の溝底に対面される押込方向先端面までのパネル幅方向に沿う寸法を、凹段部15,15の段底面15a,15aから凹溝14の溝底までのパネル幅方向に沿う寸法以下としている。図例では、押込状態における鍔状部36,36の裏面36b,36bからシート端部納め部材30の押込方向先端面までのパネル幅方向に沿う寸法を、凹段部15,15の段底面15a,15aから凹溝14の溝底までのパネル幅方向に沿う寸法よりも小としている。つまり、押込状態で、シート端部納め部材30の押込方向先端面と凹溝14の溝底との間に隙間が形成される構成としている。なお、このような態様に代えて、押込状態における鍔状部36,36の裏面36b,36bからシート端部納め部材30の押込方向先端面までのパネル幅方向に沿う寸法と、凹段部15,15の段底面15a,15aから凹溝14の溝底までのパネル幅方向に沿う寸法と、を略同寸法としてもよい。
また、このシート端部納め部材30は、例えば、長手方向に沿って押出成形や射出成形等された一体成形品としてもよい。また、シート端部納め部材30は、硬質の合成樹脂系材料から一体的に成形されたものとしてもよい。
上記のような構成とされた化粧パネル1は、例えば、以下のパネル製造方法の一例のように製造するようにしてもよい。
このパネル製造方法としては、図2(b)に示すように、パネル材10のパネル厚さ方向両側に、繊維強化樹脂層24,24を構成する繊維シート23,23及び未硬化の樹脂組成物22,22をそれぞれに介在させてパネル厚さ方向両側の化粧シート21,21を配した状態で、上下の成形型によって圧締して樹脂組成物22,22を硬化させて化粧パネル1を製造する構成としてもよい。このような成形型としては、樹脂組成物22の種類にもよるが、硬化に加熱を要する場合には、ヒーターや熱媒体が流通される媒体流通路が設けられたホットプレスとしてもよい。なお、パネル幅方向両側のシート端部納め部材30,30は、予めパネル材10の凹溝14,14に嵌め込んでおくようにしてもよく、または、樹脂組成物22,22を硬化させた後等に嵌め込むようにしてもよい。これらシート端部納め部材30,30を、押込状態とする直前等に嵌め込む場合には、シート端部納め部材30,30を固定する接着剤等を適宜の箇所に塗布しておくようにしてもよい。または、このような接着剤を用いずに、係止突部(係止部)34,34,34,34による係止によってシート端部納め部材30,30が固定されるものとしてもよい。
また、化粧シート21,21の裏面(反化粧面)側に、繊維強化樹脂層24,24を構成する未硬化の樹脂組成物22,22を供給(塗布)した後に、繊維シート23,23を積層する構成としてもよい。この際、パネル材10のパネル厚さ方向両側に、予め繊維シート23,23を固定しておくようにしてもよい。これら繊維シート23,23は、化粧シート21,21におけるパネル材10の幅方向両端面13a,13aに貼着される部位及び差込溝31,31に差し込まれる両端部21a,21a,21a,21a上には位置しないように適宜の寸法とされたものとしてもよい。
また、樹脂組成物22の化粧シート21への塗布は、繊維シート23に含浸される樹脂組成物22の量が上記のような一様な量(塗布量)となるように、スプレーやローラー等を用いて塗布するようにしてもよい。また、化粧シート21におけるパネル材10の幅方向両端面13a,13aに貼着される部位及び差込溝31,31に差し込まれる両端部21a,21aに、樹脂組成物22が塗布されないように、適宜のマスキング(養生)を施した状態で塗布するようにしてもよい。
なお、化粧シート21と繊維強化樹脂層24との間に、繊維強化樹脂層24を構成する樹脂組成物22と樹脂主成分が同一の表層側樹脂層を設けた構成としてもよい。この場合は、この表層側樹脂層を、実質的に繊維を含まない構成(製造過程等において僅かに繊維が混入されるような場合を含む)としてもよい。また、このような表層側樹脂層の厚さとしては、繊維強化樹脂層24の厚さよりも小としてもよく、例えば、0.01mm〜1.5mm、好ましくは0.03〜1.0mm、更に好ましくは0.05mm〜0.5mmの範囲が例示される。また、この場合は、この表層側樹脂層を構成する樹脂組成物が硬化または半硬化した後に、繊維強化樹脂層24を構成する未硬化の樹脂組成物22を供給する態様等としてもよい。
上記のように樹脂組成物22,22が裏面側に塗布された化粧シート21,21を、樹脂組成物22,22が繊維シート23,23に含浸するようにパネル材10に積層し、上下の成形型によって圧締するようにしてもよい。この際、適宜のプレス圧で圧締して樹脂組成物22,22を硬化させるようにしてもよい。また、必要に応じて加熱し、樹脂組成物22,22を硬化させるようにしてもよい。
また、パネル材10のパネル幅方向両端面13a,13aに適宜の接着剤を塗布し、図3に示すように、パネル材10のパネル幅方向両側に延出する化粧シート21,21を、パネル材10のパネル幅方向両端面13a,13aに貼着するようにしてもよい。この際、シート端部納め部材30,30の鍔状部36,36,36,36の外側面36a,36a,36a,36aにも接着剤を塗布するようにしてもよい。なお、このような態様に代えて、または加えて、化粧シート21,21側に接着剤を塗布するようにしてもよい。
また、図3(b)、(c)に示すように、化粧シート21,21の各端部21a,21a,21a,21aを、シート端部納め部材30,30の差込溝31,31に差し込む。この際、パネル厚さ方向両側の化粧シート21,21のうち一方側から順に、パネル幅方向両端面13a,13aへの貼着とその端部21a,21aのシート端部納め部材30,30の差込溝31,31への差し込みとを行うようにしてもよい。また、図3(c)及び図1(a)に示すように、化粧シート21,21の各端部21a,21a,21a,21aを差込溝31,31に差し込んだ状態で、シート端部納め部材30,30を凹溝14,14の溝底側に押し込む。これら化粧シート21,21の各端部21a,21a,21a,21aの差込溝31,31への差し込みやシート端部納め部材30,30の押し込みは、適宜の薄板状のローラー等の治具2を用いて行うようにしてもよい。
また、このように化粧シート21,21の各端部21a,21a,21a,21aを差込溝31,31に差し込み、シート端部納め部材30,30を押し込んだ後に、適宜の押圧部材によって幅方向両側から押圧して接着剤を硬化させるようにしてもよい。
上記のような工程を経て化粧パネル1を製造するようにしてもよい。このような製造方法によれば、繊維強化樹脂層24を構成する樹脂組成物22を、表面化粧材20,20とパネル材10とを接合一体化させる接着成分として機能させることができ、製造効率を向上させることができる。
また、上記のように、化粧シート21の裏面側に塗布された樹脂組成物22を繊維シート23に含浸させる態様とすれば、化粧シート21の表面平滑性を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、樹脂組成物22が含浸された繊維シート23を化粧シート21に積層する態様や、化粧シート21に繊維シート23を積層した状態で、樹脂組成物22を繊維シート23に塗布する態様等としてもよい。さらには、樹脂組成物22を含むプリプレグ状の繊維シート23を、化粧シート21に積層する態様としてもよい。
また、上記したパネル製造方法の各工程の順序等は一例に過ぎず、別順序でなされるものでもよく、種々の変形が可能である。
本実施形態に係るパネル材10は、上述のような構成としたことで、化粧シート21の端部21a,21aを見栄え良く納めることができ、かつ端部21a,21aの抜けを抑制することができる。
つまり、パネル厚さ方向両側から一方側端部の端面13aを覆うように設けられる化粧シート21の各端部21a,21aが差し込まれる差込溝31が設けられたシート端部納め部材30を、一方側端部に設けられた凹溝14に嵌め込んだ構成としている。従って、シート端部納め部材30の差込溝31に化粧シート21の各端部21a,21aを差し込んで納めることができる。
また、シート端部納め部材30を、凹溝14の溝底側に押し込まれれば、差込溝31の開口側部位を区画する反溝底側部位が差込溝31の開口幅W3を狭めるように変位する構成としている。また、シート端部納め部材30を、押し込まれて開口幅W4を狭めた状態で凹溝14の溝底側部位の溝幅方向両内面14a,14aに係止する係止部(係止突部)34,34を設けた構成としている。従って、シート端部納め部材30が凹溝14に押し込まれて開口幅W4を狭めた状態で保持され、また、このように保持されて開口幅W4が狭められた差込溝31によって化粧シート21の各端部21a,21aを挟持するように保持することができる。
また、本実施形態では、係止部を、凹溝14の溝幅方向両内面14a,14aに食い込むように係止する係止突部34,34としている。従って、これら両側の係止突部34,34によって凹溝14からのシート端部納め部材30の抜けを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、シート端部納め部材30の両側壁部33,33の溝深さ方向途中部位に、開口幅W3を狭めるように変位する際に屈曲部となるように、他の部位よりもパネル厚さ方向に沿う寸法が小とされた括れ部35,35を設けた構成としている。従って、括れ部35,35の部位を屈曲部として差込溝31の開口幅W3を狭めるようにシート端部納め部材30を容易にかつ確実に変形させることができる。
また、本実施形態では、シート端部納め部材30の反溝底側部位に、非押込状態で、差込溝31の開口両側縁から離間するに従い溝底側に向かうように傾斜する傾斜片状とされた鍔状部36,36を設けた構成としている。従って、シート端部納め部材30が凹溝14に押し込まれれば、鍔状部36,36が凹溝14の凹段部15,15の段底面15a,15aに押し付けられるようにして変形し、鍔状部36,36間の差込溝31の開口幅W4が狭められることとなる。これにより、このような鍔状部36,36を設けていないものと比べて、凹溝14の溝幅寸法のばらつきや加工誤差等に起因する開口幅を狭める方向への変位不足や押込過ぎ等を抑制することができる。また、これら鍔状部36,36は、凹段部15,15に受け入れられるので、このような鍔状部36,36を設けながらも化粧シート21貼着後の表面側に大きな段差が形成されるようなことを抑制することができる。
また、本実施形態では、パネル材10のパネル幅方向両側端部のそれぞれにシート端部納め部材30,30を設けた構成としている。従って、パネル厚さ方向両側のそれぞれに設けられた化粧シート21,21の端部21a,21a,21a,21aを、パネル幅方向両側において見栄え良く納めることができる。なお、このような態様に代えて、パネル材10のパネル幅方向一方側端部のみにシート端部納め部材30を設けた構成としてもよい。この場合は、単一の化粧シート21(表面化粧材20)を、パネル材10に巻回させるように設けた構成としてもよい。
また、本実施形態に係る化粧パネル1は、シート端部納め部材30の差込溝31に各端部21a,21aが差し込まれた化粧シート21を、パネル材10の四周表面を覆うように設けた構成としている。従って、化粧シート21の端部21a,21aが見栄え良く納められた化粧パネル1となる。
また、本実施形態では、パネル材10を、四周枠12,13,13,16を含む枠体11で囲まれた空間にコア材18が収容された構成としている。従って、パネル材10を枠体11のみとしたものと比べて、化粧パネル1の強度を向上させることができ、建具等として好適に用いることができる。また、中実状のパネル材10としたものと比べて、軽量化を図ることができる。なお、このような態様に代えて、パネル材10を、枠体11のみによって構成されたものとしたり、中実状とされたものとしたりしてもよい。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図4は、第2実施形態に係るパネル材及びこれを備えた化粧パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
また、図4では、パネル材10A(化粧パネル1A)のパネル幅方向一方側端部のみを図示しているが、パネル幅方向他方側端部も同様である。
本実施形態に係るパネル材10A及びこれを備えた化粧パネル1Aは、図4に示すように、縦枠13Aに設けられた凹溝14A及びシート端部納め部材30Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。
本実施形態では、非押込状態で少なくとも端面13aから突出するシート端部納め部材30Aの反溝底側部位のパネル厚さ方向両側面33Ab,33Abを、反溝底側部位のパネル厚さ方向に沿う寸法が反溝底側に向かうに従い大となるように傾斜面状としている。また、シート端部納め部材30Aに鍔状部36,36を設けていない構成とし、凹溝14Aに凹段部15,15を設けていない構成としている。また、凹溝14Aを、溝深さ方向の全体に亘って一様な溝幅W1とされたものとしている。
また、上記同様、このシート端部納め部材30Aは、押込状態で凹溝14A内に全体が収容されるように、パネル幅方向に沿う寸法が凹溝14Aの溝深さ寸法以下とされている。
また、本実施形態においても、シート端部納め部材30Aの溝底側部位のパネル厚さ方向両側に係止突部34,34を設け、これら係止突部34,34の反溝底側に、括れ部35,35をそれぞれに設けた構成としている。本実施形態では、これら括れ部35,35からパネル幅方向外側に向く外側面33Aa,33Aaまでの両側壁部33A,33Aの両側面33Ab,33Abを、反溝底側に向かうに従い拡開テーパ状の傾斜面としている。非押込状態における両側面33Ab,33Abの反溝底側縁部間のパネル厚さ方向に沿う幅寸法W5は、凹溝14Aの溝幅W1よりも大とされている。図例では、この非押込状態における両側面33Ab,33Abの反溝底側縁部間の幅寸法W5を、シート端部納め部材30Aの溝底側部位の幅寸法W2と概ね同寸法とした例を示している。この非押込状態における両側面33Ab,33Abの反溝底側縁部間の幅寸法W5は、押込状態における差込溝31の溝幅W4が化粧シート21の各端部21a,21aの挟持が可能な寸法となるように、適宜の寸法としてもよい。
また、非押込状態における両側面33Ab,33Abのパネル厚さ方向両面に平行な面に対する傾斜角度は、シート端部納め部材30Aの嵌め入れ性(押し込み性)や、両側壁部33A,33Aの強度上の観点等から適宜の角度としてもよい。
なお、括れ部35,35から外側面33Aa,33Aaまでの両側面33Ab,33Abを全体に亘って傾斜面状としているが、このような態様に限られない。非押込状態で凹溝14Aの開口両側縁に当接される部位付近から外側面33Aa,33Aaまでの両側面33Ab,33Abを少なくとも傾斜面状とした態様としてもよい。
また、外側面33Aa,33Aaを、押込状態で端面13aと平行な略面一状となるように、非押込状態でパネル厚さ方向外側に向かうに従い僅かに下るような傾斜面状としてもよい。
上記構成とされたシート端部納め部材30Aは、非押込状態では、凹溝14Aの溝底との間に隙間が形成され、反溝底側端部が端面13aから突出した状態とされる。この非押込状態からシート端部納め部材30Aが押し込まれれば、傾斜面状の両側面33Ab,33Abが凹溝14Aの両内面14a,14aに当接規制され、上記同様、括れ部35,35を屈曲部として両側壁部33A,33Aの反溝底側が近接するように変位する。これにより、上記同様、差込溝31の開口側が狭められた溝幅W4となり、差込溝31に差し込まれた化粧シート21の各端部21a,21aが挟持される。
本実施形態に係る化粧パネル1Aも上記したパネル製造方法と略同様にして製造可能である。
また、上記構成とされた本実施形態に係るパネル材10A及びこれを備えた化粧パネル1Aにおいても、上記と概ね同様な効果を奏する。
また、本実施形態では、シート端部納め部材30Aの反溝底側部位のパネル厚さ方向両側面33Ab,33Abを、非押込状態で、反溝底側部位のパネル厚さ方向に沿う寸法が反溝底側に向かうに従い大となるように傾斜面状としている。従って、シート端部納め部材30Aが凹溝14Aに押し込まれれば、反溝底側部位のパネル厚さ方向両側面33Ab,33Abが凹溝14Aの溝幅方向両内面14a,14aに当接規制されて反溝底側部位が差込溝31の開口幅W3を狭めるように変位することとなる。これにより、反溝底側部位が凹溝14Aの溝幅方向両内面14a,14aに当接規制された状態となるので、開口幅W4を広げる側へは変位し難くなり、化粧シート21の各端部21a,21aの抜けを効果的に抑制することができる。
なお、シート端部納め部材30,30Aの構成は、上記したようなものに限られず、種々の変形が可能である。例えば、凹溝14,14Aの両内面14a,14aに係止する係止部としては、上記のような固定的に設けられた係止突部34,34に限られず、押し込みに伴い溝幅方向に突出するような構成とされたもの等でもよい。また、シート端部納め部材30,30Aの両側壁部33,33,33A,33Aに括れ部35,35を設けていない構成等としてもよい。
また、上記各実施形態では、表面化粧材20を、化粧シート21の裏面側に、繊維強化樹脂層24を表面基材として設けた例を示しているが、このような態様に代えて、MDF等の木質系材料からなる木質系基材等を表面基材として設けた態様としてもよい。また、表面化粧材20におけるパネル材10,10Aのパネル幅方向両端面13a,13aに貼着される部位及び差込溝31,31に差し込まれる部位には表面基材が形成されないように化粧シート21の裏面に表面基材を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、表面化粧材20におけるパネル材10,10Aのパネル幅方向両端面13a,13aに貼着される部位に表面基材を設けた構成としてもよい。この場合は、パネル材10,10Aの角部に応じた折曲溝を表面化粧材20の裏面側に設けた構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、表面基材に化粧シート21を積層した構成とされた表面化粧材20を枠体11に貼着した構成とされた化粧パネル1,1Aを例示しているが、このような態様に限られない。例えば、パネル材10,10Aを、少なくとも一方側端部にシート端部納め部材30,30Aが嵌め込まれる凹溝14,14Aが設けられ、かつ四周表面が下地面とされた素パネルとしてもよい。この場合は、工場出荷後、例えば、住居等の建物等の施工現場や工務店等の施工現場外の貼着現場において、この素パネルの下地面に化粧シート21が貼着されるものとしてもよい。また、この場合は、下地面を、化粧シート21の貼着が可能で剥離し難いような易貼着性の表面物性(接着剤等の貼着手段による貼着強度が得られる物性)を有したものとしてもよい。また、例えば、パネル材10,10Aを、四周枠12,13,13,16を含む枠体11に加えて、少なくともパネル厚さ方向両側に下地面を構成する下地シート等を含む下地面材を設けた構成とされたものとしてもよい。この場合は、さらに下地面材を、パネル幅方向両端面13a,13aを構成するように設けた構成とし、この下地面材が凹溝14,14,14A,14Aを構成するものとしてもよい。パネル材10,10A及びこの四周表面を覆うように設けられる化粧シート21としては、その他、種々の変形が可能である。
1,1A 化粧パネル
10,10A パネル材
13a 端面
14,14A 凹溝
14a 内面
15 凹段部
21 化粧シート
21a 端部
30,30A シート端部納め部材
31 差込溝
33,33A 側壁部
33Ab 側面
34 係止突部(係止部)
35 括れ部
36 鍔状部
W3 非押込状態における開口幅(開口幅)
W4 押込状態における開口幅(開口幅)

Claims (6)

  1. 一方側端部に全長に亘って設けられた凹溝にシート端部納め部材が嵌め込まれたパネル材であって、
    前記シート端部納め部材には、パネル厚さ方向両側から前記一方側端部の端面を覆うように設けられる化粧シートの各端部が差し込まれる差込溝が全長に亘って設けられており、
    前記シート端部納め部材は、前記凹溝の溝底との間に隙間が形成されるように嵌め込まれた状態で、前記凹溝の溝底側に押し込まれれば、前記差込溝の開口側部位を区画する反溝底側部位が該差込溝の開口幅を狭めるように変位する構成とされ、かつ、押し込まれて開口幅を狭めた状態で前記凹溝の溝底側部位の溝幅方向両内面に係止する係止部を備えていることを特徴とするパネル材。
  2. 請求項1において、
    前記係止部は、前記凹溝の溝幅方向両内面に食い込むように係止する係止突部であることを特徴とするパネル材。
  3. 請求項1または2において、
    前記シート端部納め部材における前記差込溝の溝幅方向両側を区画する両側壁部の溝深さ方向途中部位には、前記開口幅を狭めるように変位する際に屈曲部となるように、他の部位よりもパネル厚さ方向に沿う寸法が小とされた括れ部が設けられていることを特徴とするパネル材。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記凹溝の開口両側縁部には、溝幅を大きくするように凹段部がそれぞれに設けられており、
    前記シート端部納め部材の反溝底側部位には、前記凹溝の両側の凹段部のそれぞれに受け入れられる鍔状部が設けられ、これら鍔状部は、当該シート端部納め部材が前記凹溝の溝底側に押し込まれていない状態で、前記差込溝の開口両側縁から離間するに従い溝底側に向かうように傾斜する傾斜片状とされていることを特徴とするパネル材。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記シート端部納め部材が前記凹溝の溝底側に押し込まれていない状態で少なくとも前記端面から突出する該シート端部納め部材の反溝底側部位のパネル厚さ方向両側面は、該反溝底側部位のパネル厚さ方向に沿う寸法が反溝底側に向かうに従い大となるように傾斜面状とされていることを特徴とするパネル材。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパネル材と、このパネル材の四周表面を覆うように設けられ、前記シート端部納め部材の差込溝に各端部が差し込まれた化粧シートと、を備えていることを特徴とする化粧パネル。
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