JP2017154886A - 帯状体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯状体を非接触で支持しつつ搬送する帯状体搬送装置において、下流側の部位に対して上流側の部位が、帯状体の表面の法線方向から見て傾いている場合であっても、帯状体に大きなストレスが掛かることを防止する。
【解決手段】帯状体の一部が掛け回されると共に上記帯状体を非接触支持する非接触案内部2、3を複数備える帯状体搬送装置1であって、複数の上記非接触案内部のうち1つあるいは2つ以上の非接触案内部を移動させる駆動部5、6と、上記帯状体の幅方向の一方のエッジが通る経路長と上記幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように上記非接触案内部を上記駆動部により移動させる制御部10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、帯状体搬送装置に関するものである。
例えば、特許文献1に示すように、アルミニウム製の帯状のウェブを搬送する搬送装置として、非接触式のターンバーを備えるものが知られている。このような搬送装置では、ターンバーからウェブに流体を噴出することによってウェブを非接触にて支持している。特許文献1では、搬送されるウェブの中心位置を調整し、ウェブ搬送のセンタリングを容易かつ高精度で行うために、ターンバーの位置を変更するターンバー調整手段を備えている。
特開2007−70084号公報
ところで、帯状体が多重に巻回されたロール体から送り出された帯状体を加工等する場合には、加工位置における帯状体の位置精度が重要となる。このため、加工位置における帯状体の位置は規制手段等によって予め定められた位置に固定される。一方で、ロール体における帯状体の巻取精度や、加工位置に至るまでの搬送時の位置ずれ等によって、加工位置よりも上流側における帯状体の位置は必ずしも安定しない。この結果、帯状体が表面を含む面内において傾き、これによって途中部位に局所的に応力が作用し、帯状体に変形等が生じる可能性がある。特に、近年においては、極めて薄い湾曲可能なガラスからなる帯状体を搬送する場合もあり、帯状体へのストレスを従来以上に回避する必要も生じている。
このような帯状体の変形等を防止するためには、帯状体の表面を含む面内において下流側の部位と上流側の部位とが傾いている場合であっても、帯状体にストレスを掛けることなく帯状体を案内する必要がある。しかしながら、特許文献1に開示された搬送装置では、帯状体の下流側が固定されることについては何ら考慮されておらず、さらに表面の垂線方向から見て帯状体が傾いている場合に、帯状体にストレスを低減させることについても考慮されていない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、帯状体を非接触で支持しつつ搬送する帯状体搬送装置において、下流側の部位に対して上流側の部位が、帯状体の表面の法線方向から見て傾いている場合であっても、帯状体に大きなストレスが掛かることを防止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、帯状体の一部が掛け回されると共に上記帯状体を非接触支持する非接触案内部を複数備える帯状体搬送装置であって、複数の上記非接触案内部のうち1つあるいは2つ以上の非接触案内部を移動させる駆動部と、上記帯状体の幅方向の一方のエッジが通る経路長と上記幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように上記非接触案内部を上記駆動部により移動させる制御部とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、 上記非接触案内部として、複数の上記非接触案内部のうち上記帯状体の走行方向の最も上流側に配置されると共に上記帯状体の走行方向を変更する上流側ターンバーと、複数の上記非接触案内部のうち上記帯状体の走行方向の最も下流側に配置されると共に上記帯状体の厚み方向の位置を上記上流側ターンバーに供給される前の位置に合わせる下流側ターンバーと、上記上流側ターンバーによって変更された上記帯状体の走行方向を上記下流側ターンバーに向けて反転する反転ターンバーとを備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記上流側ターンバーと上記下流側ターンバーとが、非接触案内部に供給される前における上記帯状体の表面の垂線に沿う方向から見て、反対方向に回動されるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第2または第3の発明において、上記上流側ターンバーよりも上流側に配置されると共に上記帯状体のエッジの傾きを検出する上流側エッジセンサユニットと、上記下流側ターンバーよりも下流側に配置されると共に上記帯状体のエッジの傾きを検出する下流側エッジセンサユニットとを備え、上記制御部が、上記上流側エッジセンサユニットの検出結果と上記下流側エッジセンサユニットの検出結果との少なくともいずれかに基づいて上記駆動部を制御するという構成を採用する。
本発明によれば、帯状体を非接触で支持しつつ搬送する帯状体搬送装置において、下流側の部位に対して上流側の部位が、帯状体の表面の法線方向から見て傾いている場合であっても、帯状体にストレスが掛かることを防止することができる。
本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置の概略構成を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置の概略構成を模式的に示す斜視図である。 (a)が本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置が備える下流側ターンバーと上流側ターンバーと反転ターンバーとを上方から見た模式図であり、(b)が本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置が備える下流側ターンバーと反転ターンバーとを側方から見た模式図である。 本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置において、フィードバック制御のみにより制御を行う場合の制御系統図である。 本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置において、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合の制御系統図である。 本発明の第1実施形態における帯状体搬送装置における傾斜角度と、下流側ターンバーと、上流側ターンバーと、反転ターンバーとの回動角度との関係を示す展開図である。 本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置の概略構成を模式的に示す斜視図である。 (a)が本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置が備える下流側ターンバーと上流側ターンバーと反転ターンバーとを上方から見た模式図であり、(b)が本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置が備える下流側ターンバーと反転ターンバーとを側方から見た模式図である。 本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置において、フィードバック制御のみにより制御を行う場合の制御系統図である。 本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置において、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合の制御系統図である。 本発明の第2実施形態における帯状体搬送装置における傾斜角度及び移動量と、下流側ターンバーと、上流側ターンバーと、反転ターンバーとの回動角度との関係を示す展開図である。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の帯状体搬送装置1の概略構成を模式的に示す側面図である。また、図2は、本実施形態の帯状体搬送装置1の概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、図1においては、後述する下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4が軸芯を帯状体Wの幅方向に対して平行とされた状態を図示している。また、図2においては、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4が軸芯を帯状体Wの幅方向に対して傾斜された状態を図示している。
図1及び図2に示すように帯状体搬送装置1は、下流側ターンバー2(非接触案内部)と、上流側ターンバー3(非接触案内部)と、反転ターンバー4(非接触案内部)と、下流側アクチュエータ5と、上流側アクチュエータ6と、反転アクチュエータ7と、下流側エッジセンサユニット8と、上流側エッジセンサユニット9と、制御部10とを備えている。なお、本実施形態の帯状体搬送装置1においては、帯状体Wが図1及び図2の右側から左側に搬送されているものとする。すなわち、本実施形態においては、図1及び図2の矢印で示すように、図1及び図2における左方向が帯状体Wの主たる搬送方向とされている。ただし、帯状体Wは、主たる搬送方向に搬送される間に、走行方向が変更される。
下流側ターンバー2は、中心角が90°とされた円弧に沿った周面を有する中空の棒状部材であり、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4のうち、帯状体Wの走行方向の最も下流側に配置されている。この下流側ターンバー2は、図1に示すように、軸芯Laが水平となり、周面が上流側ターンバー3側であってかつ下側に向く姿勢となるように不図示の支持部により移動可能に支持されている。下流側ターンバー2の周面には、不図示の複数の貫通孔が設けられており、不図示の流体供給部から下流側ターンバー2の内部に供給された流体が当該貫通孔から噴出される。このように貫通孔から噴射された流体が帯状体Wに向けて噴射されることによって帯状体Wが下流側ターンバー2に非接触支持される。つまり、下流側ターンバー2の周面は、帯状体Wを非接触で支持する非接触支持面2aとして機能する。
この下流側ターンバー2は、上方から供給される帯状体Wの一部が非接触支持面2aに沿って図1における右回りに掛け回され、帯状体Wの走行方向が90°変更されるように帯状体Wを案内する。本実施形態では、このような下流側ターンバー2によって案内される帯状体Wは、下流側ターンバー2に到達される前においては表裏面が鉛直となる姿勢で走行し、下流側ターンバー2を通過した後においては表裏面が水平となる姿勢で走行する。このような下流側ターンバー2は、帯状体Wの鉛直方向の位置(帯状体の厚み方向の位置)を上流側ターンバー3に供給される前の位置に合わせる。
上流側ターンバー3は、下流側ターンバー2と同様に、中心角が90°とされた円弧に沿った周面を有する中空の棒状部材であり、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4のうち、帯状体Wの走行方向の最も上流側に配置されている。この上流側ターンバー3は、下流側ターンバー2と同一の高さに配置されており、基準姿勢において軸芯Lbが下流側ターンバー2の軸芯Laと平行となるように不図示の支持部により移動可能に支持されている。また、上流側ターンバー3は、周面が下流側ターンバー2側であってかつ下側に向く姿勢となるように配置されている。上流側ターンバー3の周面には、下流側ターンバー2の周面と同様に、不図示の複数の貫通孔が設けられており、不図示の流体供給部から上流側ターンバー3の内部に供給された流体が当該貫通孔から噴出される。このように貫通孔から噴射された流体が帯状体Wに向けて噴射されることによって帯状体Wが上流側ターンバー3に非接触支持される。つまり、上流側ターンバー3の周面は、帯状体Wを非接触で支持する非接触支持面3aとして機能する。
この上流側ターンバー3は、水平方向から供給される帯状体Wの一部が非接触支持面3aに沿って図1における右回りに掛け回され、帯状体Wの走行方向が90°変更されるように帯状体Wを案内する。本実施形態では、このような上流側ターンバー3によって案内される帯状体Wは、上流側ターンバー3に到達される前においては表裏面が水平となる姿勢で走行し、上流側ターンバー3を通過した後においては表裏面が鉛直となる姿勢で走行する。
反転ターンバー4は、水平方向から見て下流側ターンバー2と上流側ターンバー3との上方に配置されており、鉛直方向から見て下流側ターンバー2と上流側ターンバー3との間に配置されている。この反転ターンバー4は、中心角が180°とされた円弧に沿った周面を有する中空の棒状部材である。この反転ターンバー4は、基準姿勢において軸芯Lcが下流側ターンバー2の軸芯La及び上流側ターンバー3の軸芯Lbと平行となるように不図示の支持部により移動可能に支持されている。また、反転ターンバー4は、周面が上方に向くように配置されている。反転ターンバー4の周面には、下流側ターンバー2の周面及び上流側ターンバー3の周面と同様に、不図示の複数の貫通孔が設けられており、不図示の流体供給部から反転ターンバー4の内部に供給された流体が当該貫通孔から噴出される。このように貫通孔から噴射された流体が帯状体Wに向けて噴射されることによって帯状体Wが反転ターンバー4に非接触支持される。つまり、反転ターンバー4の周面は、帯状体Wを非接触で支持する非接触支持面4aとして機能する。
この反転ターンバー4は、上流側ターンバー3を通過して下方から供給される帯状体Wの一部が非接触支持面4aに沿って図1における左回りに掛け回され、帯状体Wの走行方向が180°変更されるように帯状体Wを案内する。この反転ターンバー4は、上流側ターンバー3によって方向が変更された帯状体Wの走行方向を下流側ターンバー2に向けて反転する。本実施形態では、このような反転ターンバー4によって案内される帯状体Wは、反転ターンバー4に到達される前と通過した後とでは、走行方向が180°反転される。
下流側アクチュエータ5は、不図示の伝達機構を介して下流側ターンバー2と接続されており、下流側ターンバー2を回動(移動)させる。図3(a)は、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3と反転ターンバー4とを上方(非接触案内部に供給される前における帯状体の表面の垂線に沿う方向)から見た模式図である。本実施形態において下流側ターンバー2は、下流側アクチュエータ5によって、図3に示すように、下流側ターンバー2の軸芯Laに沿う方向における中心位置O1を中心として水平面内にて回動される。
上流側アクチュエータ6は、不図示の伝達機構を介して上流側ターンバー3と接続されており、上流側ターンバー3を回動(移動)させる。本実施形態において上流側ターンバー3は、上流側アクチュエータ6によって、図3(a)に示すように、上流側ターンバー3の軸芯Lbに沿う方向における中心位置O2を中心として水平面内において回動される。
反転アクチュエータ7は、不図示の伝達機構を介して反転ターンバー4と接続されており、反転ターンバー4を回動(移動)させる。本実施形態において反転ターンバー4は、反転アクチュエータ7によって、図3(a)に示すように、反転ターンバー4の軸芯Lcに沿う方向における中心位置O3を中心として水平面内において回動される。また、図3(b)は、下流側ターンバー2と反転ターンバー4とを側方から見た模式図である。反転アクチュエータ7は、図3(b)に示すように、さらに中心位置O3を中心として、反転ターンバー4が先端部を上下動させるように傾動(移動)させる。
ここで、本実施形態の帯状体搬送装置1では、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を回動あるいは傾動させる。例えば、制御部10の制御の下、例えば、図3(a)に示すように、下流側ターンバー2を左回りに回動角度θで回動し、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を右回りに回動角度θで回動する。あるいは、制御部10の制御の下、例えば、図3(b)に示すように、反転ターンバー4のみを傾動角度θ’にて傾動する。このように下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を回動あるいは傾動させることにより、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なる。
このように、本実施形態の帯状体搬送装置1は、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4とが水平面内において回動可能とされており、また、反転ターンバー4が鉛直面内において傾動可能とされている。また、制御部10の制御の下、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4とを、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように回動あるいは傾動させる駆動部として、下流側アクチュエータ5、上流側アクチュエータ6及び反転アクチュエータ7を備える。つまり、本実施形態においては、本発明の駆動部が、これらの下流側アクチュエータ5、上流側アクチュエータ6及び反転アクチュエータ7によって構成されている。
下流側エッジセンサユニット8は、第1下流側エッジセンサ8aと、第2下流側エッジセンサ8bとを備えている。第1下流側エッジセンサ8a及び第2下流側エッジセンサ8bとは、下流側ターンバー2のさらに下流側でかつ帯状体Wの走行方向に離間して配置されており、下流側ターンバー2を通過した帯状体Wの幅方向における一方側(本実施形態では図1及び図2の手前側)のエッジ位置を検出する。上流側エッジセンサユニット9は、第1上流側エッジセンサ9aと、第2上流側エッジセンサ9bとを備えている。第1上流側エッジセンサ9a及び第2上流側エッジセンサ9bは、上流側ターンバー3のさらに上流側でかつ帯状体Wの走行方向に離間して配置されており、上流側ターンバー3に到達する前の帯状体Wの幅方向における一方側(本実施形態では図1及び図2の手前側)のエッジ位置を検出する。これらの第1下流側エッジセンサ8a、第2下流側エッジセンサ8b、第1上流側エッジセンサ9a及び第2上流側エッジセンサ9bとしては、例えばレーザ式のエッジセンサを用いることができる。このような第1下流側エッジセンサ8a、第2下流側エッジセンサ8b、第1上流側エッジセンサ9a及び第2上流側エッジセンサ9bは、制御部10と電気的に接続されており、検出結果を制御部10に向けて出力する。
制御部10は、第1下流側エッジセンサ8a、第2下流側エッジセンサ8b、第1上流側エッジセンサ9a及び第2上流側エッジセンサ9bの少なくともいずれかの検出結果に基づいて、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4との回動角度θを算出し、また反転ターンバー4の傾動角度θ’を算出する。なお、本実施形態において、回動角度θは、平面視における下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4との基準姿勢に対する角度(軸芯のヨーイング方向の傾角)を意味するものとする。また、傾動角度θ’は、反転ターンバー4の先端を上下する方向における基準姿勢に対する角度(軸芯のピッチング方向の傾角)を意味するものとする。制御部10は、これらの回動角度θあるいは傾動角度θ’に基づいて下流側アクチュエータ5と、上流側アクチュエータ6と、反転アクチュエータ7とを制御する。
図4は、本実施形態の帯状体搬送装置1において、フィードバック制御のみにより制御を行う場合の制御系統図である。この図に示すように、フィードバック制御のみにより制御を行う場合には、制御部10は、目標値設定部10aと、減算器10bと、フィードバック演算部10cと、下流側傾角算出部10dとして機能する。目標値設定部10aは、下流側ターンバー2を通過した後の帯状体Wのエッジ姿勢(図1及び図2の手前側のエッジの姿勢)を設定する。この目標値設定部10aは、予め記憶された値あるいは外部より入力される値を、目標値として設定する。減算器10bは、下流側傾角算出部10dから入力される下流側傾角と、目標値との差分を計算する。フィードバック演算部10cは、減算器10bで算出された下流側傾角と目標値との差分に基づいて例えばPID処理を行い、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3との回動角度θを算出する。なお、下流側傾角算出部10dは、第1下流側エッジセンサ8aの検出結果及び第2下流側エッジセンサ8bの検出結果から下流側ターンバー2のさらに下流側における帯状体Wの傾角(下流側傾角)を算出する。
上述のようにして制御部10によって算出された回動角度θに基づいて、例えば、下流側アクチュエータ5が下流側ターンバー2を左回りに回動角度θで回動し、上流側アクチュエータ6が上流側ターンバー3を右回りに回動角度θで回動し、反転アクチュエータ7が反転ターンバー4を右回りに回動角度θで回動する。
このように下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4とが回動されると、帯状体Wの幅方向の一方のエッジ側で下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とが近づき、帯状体Wの幅方向の他方のエッジ側で下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とが遠ざかる。これによって、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なることになる。このように、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と、帯状体Wの幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なると、図2に示すように、帯状体Wは、屈曲することなく表面が湾曲するように連続的に変形し、下流側の部位と上流側の部位とが傾くことができる。したがって、帯状体Wは、大きなストレスが掛かることなく、表面含む面内で傾くことができる。
さらに帯状体Wのエッジ位置が再び第1下流側エッジセンサ8a及び第2下流側エッジセンサ8bで検出され、その検出結果が制御部10に入力されることにより、本制御系では連続的にフィードバック制御が行われる。
ここで、下流側傾角θ1は、例えば、下式(1)によって算出することができる。また、上流側傾角θ2は、例えば、下式(2)によって算出することができる。ここで、回動角度θの範囲はラジアン角度−π〜πであり、またθ>0のときは基準姿勢から図6における時計回りに回転し、θ<0のときは基準姿勢から図6における反時計回りに回転するものとする。
なお、下式(1)において、y1が第1下流側エッジセンサ8aの検出結果を示し、y2が第2下流側エッジセンサ8bの検出結果を示し、L1が第1下流側エッジセンサ8aと第2下流側エッジセンサ8bとの離間距離を示している。また、下式(2)において、y3が第1上流側エッジセンサ9aの検出結果を示し、y4が第2上流側エッジセンサ9bの検出結果を示し、L1が第1上流側エッジセンサ9aと第2上流側エッジセンサ9bとの離間距離を示している。ただし、エッジセンサ(第1下流側エッジセンサ8a、第2下流側エッジセンサ8b、第1上流側エッジセンサ9a及び第2上流側エッジセンサ9b)の値について、図2の幅方向を正としている。
Figure 2017154886
Figure 2017154886
図5は、本実施形態の帯状体搬送装置1において、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合の制御系統図である。この図に示すように、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合には、制御部10は、上述の目標値設定部10aと、減算器10bと、フィードバック演算部10cと、下流側傾角算出部10dに加えて、フィードフォワード演算部10eと、加算器10fと、上流側傾角算出部10gして機能する。
フィードフォワード演算部10eは、下流側傾角算出部10dで算出された下流側傾角θ1と、上流側傾角算出部10gで算出された上流側傾角θ2とに基づいて回動角度θを算出する。
なお、上流側傾角算出部10gは、第1上流側エッジセンサ9aの検出結果及び第2上流側エッジセンサ9bの検出結果から上流側ターンバー3のさらに上流側における帯状体Wの傾角(上流側傾角θ2)を算出する。また、加算器10fは、フィードバック演算部10cで算出された回動角度θとフィードフォワード演算部10eで算出された回動角度θとを加算して、下流側アクチュエータ5、上流側アクチュエータ6及び反転アクチュエータ7に入力する回動角度とする。
このような、本制御系統図に示す構成によれば、フィードバック制御のみを行う場合よりも応答性能を向上させることが可能となる。
図6は、本実施形態の帯状体搬送装置1における帯状体Wの上流側と下流側との傾斜角度Δθと、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3との回動角度θとの関係を示す図2の展開図である。この図に示すように、下流側ターンバー2の軸芯Laの回動角度を−θとし、上流側ターンバー3の軸芯Lbと、下流側ターンバー2に供給される前の帯状体Wの一方側のエッジに重なる直線を直線LAとし、下流側ターンバー2に供給される前の帯状体Wの他方側のエッジに重なる直線を直線LBとし、軸芯Laと直線LAとの交点を点A、軸芯Lbと直線LAとの交点を点Bとし、軸芯Laと直線LBとの交点を点A’とし、軸芯Lbと直線LBとの交点を点B’とし、点Aから点Bまでの経路長をLとし、点A’から点B’までの経路長をL’とする。AA’を水平方向に上流側に平行移動させ、点Aと点Bとが重なるとき、A’はB”の位置になり、傾斜角度Δθ(∠B”BB’)は、下式(3)によって示すことができる。
Figure 2017154886
例えば、傾斜角度Δθは、第1下流側エッジセンサ8aの検出結果、第2下流側エッジセンサ8bの検出結果に基づいて求めることができるため、制御部10は、式(2)を用いることにより回動角度θを算出することができる。
以上のような本実施形態の帯状体搬送装置1では、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4が回動される。このような本実施形態の帯状体搬送装置1においては、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3の回動により、帯状体の下流側に対する上流側の傾きを吸収する。また、反転ターンバー4は、図6におけるABとA’B’の経路差を吸収する。このため、帯状体Wは、屈曲することなく表面が湾曲するように連続的に変形し、下流側の部位と上流側の部位とが傾くことができる。したがって、帯状体Wは、大きなストレスが掛かることなく、表面含む面内で傾くことができる。よって、本実施形態の帯状体搬送装置1によれば、下流側の部位に対して上流側の部位が、帯状体Wの表面の法線方向(本実施形態では鉛直方向)から見て傾いている場合であっても、帯状体Wにストレスが掛かることを防止することができる。
また、本実施形態の帯状体搬送装置1においては、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を傾けるのみで帯状体Wの傾きを修正することができる。このため、外力を加えて帯状体Wの傾きを修正する場合と比較して、帯状体Wを低張力で搬送することができ、帯状体Wに過大な応力を発生させることがない。すなわち、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4よりも上流側の帯状体Wが、ある基準となる方向に対してどの程度傾いているかに関わらず、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4よりも下流側の帯状体Wを、所望(目標)の方向(例えば、本実施形態の図1及び図2における、主たる搬送方向)に過大な応力を発生させることなく向けて搬送することができる。例えば、帯状体搬送装置1よりもさらに下流側に、帯状体Wに対する加工(エッチング等)を行うエリアがある場合、下流側の帯状体Wを、一定の方向に搬送し、加工位置からずれないよう、加工位置に向かって適切な角度で搬入させることができる。
また、本実施形態の帯状体搬送装置1においては、棒状の下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を用いて帯状体Wを案内している。このため、棒状体ではない形状の非接触案内部を用いて帯状体Wを案内する場合と比較して、非接触案内部の形状を単純化し、装置構成を簡素なものとすることが可能となる。
また、本実施形態の帯状体搬送装置1においては、第1下流側エッジセンサ8aと、第2下流側エッジセンサ8bと、第1上流側エッジセンサ9aと、第2上流側エッジセンサ9bとを備え、これらの第1下流側エッジセンサ8aと、第2下流側エッジセンサ8bと、第1上流側エッジセンサ9aと、第2上流側エッジセンサ9bとの検出結果に基づいて、下流側アクチュエータ5、上流側アクチュエータ6及び反転アクチュエータ7を制御する制御部10を備えている。このため、帯状体Wの位置を、自動かつ正確に調整することが可能となる。
また、本実施形態の帯状体搬送装置1においては、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを反対方向に回動角度θで回動させる構成を採用している。このため、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを回動させる制御を簡素にすることができる。また、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを反対方向に回動角度θで回動させるため、例えば、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを移動させる動力を発生する単一のアクチュエータを設置し、このアクチュエータで生成された動力をリンク機構で下流側ターンバー2と上流側ターンバー3を回動させる構成を簡素な構成で実現することができる。このような場合には、アクチュエータの設置数を削減することができる。
なお、上述したような下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを回動させる構成ではなく、反転ターンバー4のみを傾動させる構成を採用することも可能である。この場合、フィードバック演算部10cとフィードフォワード演算部10eとは、傾動角度θ’を求める。この傾動角度θ’は、例えば、下式(4)によって算出することができる。なお、下式(4)において、Wは帯状体の幅を示している。
Figure 2017154886
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図7〜図11を参照して説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図7は、本実施形態の帯状体搬送装置1Aの概略構成を模式的に示す斜視図である。なお、図7においては、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4が軸芯を帯状体Wの幅方向に対して傾斜された状態を図示している。また、図8(a)は、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3と反転ターンバー4とを上方(非接触案内部に供給される前における帯状体の表面の垂線に沿う方向)から見た模式図である。また、図8(b)は、下流側ターンバー2と反転ターンバー4とを側方から見た模式図である。
これらの図に示すように、本実施形態の帯状体搬送装置1Aにおいては、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4の各々とが異なる回動角度で回動され、さらに反転ターンバー4が傾動される。これにより、帯状体Wをさらに幅方向に移動させる。なお、本実施形態において、下流側ターンバー2の回動角度をα、上流側ターンバー3の回動角度をβ、反転ターンバー4の回動角度をγ1、反転ターンバー4の傾動角度をγ2とする。
図9は、本実施形態の帯状体搬送装置1Aにおいて、フィードバック制御のみにより制御を行う場合の制御系統図である。なお、説明の便宜上、図9においては、反転アクチュエータ7と反転ターンバー4とを各々2つずつ図示しているが、これらはいずれも同一のものである。この図に示すように、本実施形態の帯状体搬送装置1Aでは、制御部10は、目標値設定部10hと、減算器10iと、フィードバック演算部10jと、減算器10kと、加算器10mとしてさらに機能する。
目標値設定部10hは、下流側ターンバー2を通過した後の帯状体Wのエッジ位置(図7の手前側のエッジの位置)を設定する。この目標値設定部10hは、予め記憶された値あるいは外部より入力される値を、目標値として設定する。減算器10iは、第1下流側エッジセンサ8a(第2下流側エッジセンサ8bの検出結果でも良い)の検出結果と目標値設定部10hで設定された目標値との差分を計算する。フィードバック演算部10jは、減算器10iで算出された第1下流側エッジセンサ8aの検出結果と目標値設定部10hで設定された目標値との差分に基づいて例えばPID処理を行い、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4との回動角度を算出する。
減算器10kは、フィードバック演算部10jで算出された回動角度と、上記第1実施形態で説明したフィードバック演算部10cで算出された回動角度との差分を算出し、回動角度βとして上流側アクチュエータ6に入力する。また、加算器10mは、フィードバック演算部10jで算出された回動角度と、上記第1実施形態で説明したフィードバック演算部10cで算出された回動角度とを加算して回動角度αとして下流側アクチュエータ5に入力する。なお、フィードバック演算部10jで算出された回動角度は、回動角度γ1として反転アクチュエータ7に入力される。また、上記第1実施形態で説明したフィードバック演算部10cで算出された傾動角度も傾動角度γ2として反転アクチュエータ7に入力される。
このようにして制御部10によって算出された回動角度及び傾動角度に基づいて、下流側アクチュエータ5と、上流側アクチュエータ6と、反転アクチュエータ7との制御が行われ、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4とが回動される。
このような本実施形態の帯状体搬送装置1Aにおいては、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4を傾けるのみで帯状体Wの傾き及び位置を修正することができる。このため、外力を加えて帯状体Wの傾き及び位置を修正する場合と比較して、帯状体Wを低張力で搬送することができ、帯状体Wに過大な応力を発生させることがない。すなわち、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4よりも上流側の帯状体Wが、ある基準となる方向及び位置に対してどの程度傾いているかまたは変位しているかに関わらず、下流側ターンバー2、上流側ターンバー3及び反転ターンバー4よりも下流側の帯状体Wを、目標の方向及び位置に過大な応力を発生させることなく向けて搬送することができる。例えば、帯状体搬送装置1Aよりもさらに下流側に、帯状体Wに対する加工を行うエリアがある場合、下流側の帯状体Wを、一定の方向に搬送し、加工位置からずれないよう、加工位置に向かって適切な角度及び位置で搬入させることができる。
このような本実施形態の帯状体搬送装置1Aによれば、図7に示すように、帯状体Wが上流側ターンバー3に沿って大きく螺旋状に捩られ、上流側ターンバー3を通過した後の帯状体Wの走行方向が、上流側ターンバー3に供給される前の帯状体Wの法線に対して帯状体Wの幅方向に大きく傾く。このようにして、上流側ターンバー3によって走行方向が傾いた帯状体Wは、反転ターンバー4によって走行方向が反転され、上流側ターンバー3に供給される前の帯状体Wの法線に対して走行方向が大きく傾いたまま下流側ターンバー2に到達する。下流側ターンバー2では、上流側ターンバー3と反対方向に帯状体Wが螺旋状に捩られ、帯状体Wの捩れが解消される。ここで、帯状体Wは、上流側ターンバー3から下流側ターンバー2に到達するまでの間、上流側ターンバー3に供給される前の帯状体Wの法線に対して傾いた状態で走行するため、この結果、下流側ターンバー2を通過した後の帯状体Wの部位が、上流側ターンバー3に供給される前の帯状体Wの部位に対して、幅方向に移動される。なお、幅方向の位置について、下流側では第1エッジセンサ第1下流側エッジセンサ8aで計測し、上流側では第1上流側エッジセンサ9aで計測する。
図10は、本実施形態の帯状体搬送装置1Aにおいて、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合の制御系統図である。この図に示すように、フィードバック制御に加えてフィードフォワード制御を行う場合には、制御部10は、フィードフォワード演算部10nと、加算器10oとして機能する。
フィードフォワード演算部10nは、第1下流側エッジセンサ8aの検出結果(第2下流側エッジセンサ8bの検出結果でも良い)と第1上流側エッジセンサ9a(第2上流側エッジセンサ9bの検出結果でも良い)の検出結果とに基づいて回動角度を算出する。
加算器10oは、フィードバック演算部10jで算出された回動角度とフィードフォワード演算部10nで算出された回動角度とを加算する。また、本制御系統では、減算器10kは、加算器10oで得られた算出結果と、上記第1実施形態で説明した加算器10fで得られた算出結果との差分を算出し、回動角度βとして上流側アクチュエータ6に入力する。また、加算器10mは、加算器10oで得られた算出結果と、上記第1実施形態で説明した加算器10fで得られた算出結果とを加算し、回動角度αとして下流側アクチュエータ5に入力する。なお、加算器10oで得られた算出結果は、回動角度γ1として反転アクチュエータ7に入力される。また、加算器10fは、フィードバック演算部10cで算出された傾動角度とフィードフォワード演算部10eで算出された傾動角度とを加算し、傾動角度γ2として反転アクチュエータ7に入力する。このような制御によれば、フィードバック制御のみを行う場合よりも応答性能を向上させることが可能となる。
図11は、図7において本実施形態の帯状体搬送装置1における帯状体Wの上流側と下流側との傾斜角度Δθと、回動角度α、回動角度β及び回動角度γ1との関係、及び、帯状体Wの上流側と下流側とエッジ位置の移動量Δhと、回動角度α、回動角度β及び回動角度γ1との関係との関係を示す展開図である。なお、図11において、軸芯Lcと直線LAとの交点をA”とし、軸芯Lcと直線LBとの交点をB”としている。なお、点Aから点A”までの距離と、点A”から点Bまでの距離は等しい。また、点A’から点B”までの距離と、点B”から点B’までの距離は等しい。
この図から分かるように、移動量Δhは、下式(5)で示すことができる。また、傾斜角度Δθは、下式(6)で示すことができる。さらに、回動角度αと回動角度βとが十分に小さい場合には下式(7)及び下式(8)を得ることができる。例えば、これらの式に基づいて、制御部10は、回動角度α、回動角度β及び回動角度γ1を算出することができる。
Figure 2017154886
Figure 2017154886
Figure 2017154886
Figure 2017154886
また、反転ターンバー4aの回動角度γ1は、下式(9)に基づき、第1下流側エッジセンサ8aの検出結果y1と、第1上流側エッジセンサ9aの検出結果y3と、図6における点Aから点Bまでの経路長Lとを用いて決定することができる。
Figure 2017154886
また、上流側ターンバー3の回動角度αは、下式(10)に基づき、第1下流側エッジセンサ8aの検出結果y1と、第1上流側エッジセンサ9aの検出結果y3と、図6における点Aから点Bまでの経路長Lと、下流側傾角θ1と、上流側傾角θ2とを用いて決定することができる。
Figure 2017154886
また、下流側ターンバー4の回動角度βは、下式(11)に基づき、上流側ターンバー3の回動角度αと、図6に示す回動角度θとを用いて決定することができる。
Figure 2017154886
さらに、下流側ターンバー2と上流側ターンバー3とを帯状体Wの幅方向の修正のみに寄与させ、反転ターンバー4を帯状体Wの幅方向の修正及び傾きの修正に寄与させる構成を採用する場合には、下式(12)及び下式(13)に基づいて、回動角度αと、回動角度βと、回動角度γ1と、回動角度γ2とを決定する。
Figure 2017154886
Figure 2017154886
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の非接触案内部として、下流側ターンバー2と、上流側ターンバー3と、反転ターンバー4とを備える構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、棒状ではない他の形状の非接触案内部を備える構成を採用することも可能である。この場合、全ての非接触案内部が同一形状である必要はない。
また、非接触案内部を2つのみあるいは4つ以上備える(複数備える)構成を採用することも可能である。また、非接触案内部を3つ以上備える構成を採用する場合には、これらの全ての非接触案内部を回動させる必要はなく、1つの非接触案内部を移動させて、帯状体Wの幅方向の一方のエッジが通る経路長と上記幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるようにすれば良い。
また、上記実施形態においては、下流側エッジセンサユニット8及び上流側エッジセンサユニット9を備える構成を採用した。しかしながら、帯状体Wのエッジ位置を検出可能なセンサであれば、配置箇所及び設置数は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、流体を噴出することによって帯状体Wを非接触支持する構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば磁力や静電気力によって帯状体Wを非接触支持する構成を採用することも可能である。
上記実施形態における帯状体Wは、例えば、ガラス、セラミック、又はシリコン等の脆性材料からなる帯状体であってもよく、また、有機材料等のフィルムであってもよい。ガラスからなる帯状体の場合、厚みが例えば0.2mm以下の、極薄ガラスであってもよい。
また、上記実施形態においては、帯状体Wの主たる搬送方向が水平方向である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上記実施形態の装置構成の全体を傾ける等により、帯状体Wの主たる搬送方向を水平方向以外の方向とすることも可能である。
また、上記実施形態において、制御部10は、フィードバック制御、あるいは、フィードバック制御と共にフィードフォワード制御を行っている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、制御部10がフィードフォワード制御のみで制御を行うようにしても良い。
1 帯状体搬送装置
1A 帯状体搬送装置
2 下流側ターンバー(非接触案内部)
2a 非接触支持面
3 上流側ターンバー(非接触案内部)
3a 非接触支持面
4 反転ターンバー(非接触案内部)
4a 非接触支持面
5 下流側アクチュエータ(駆動部)
6 上流側アクチュエータ(駆動部)
7 反転アクチュエータ(駆動部)
8 下流側エッジセンサユニット
8a 第1下流側エッジセンサ
8b 第2下流側エッジセンサ
9 上流側エッジセンサユニット
9a 第1上流側エッジセンサ
9b 第2上流側エッジセンサ
10 制御部
10a 目標値設定部
10b 減算器
10c フィードバック演算部
10d 下流側傾角算出部
10e フィードフォワード演算部
10f 加算器
10g 上流側傾角算出部
10h 目標値設定部
10i 減算器
10j フィードバック演算部
10k 減算器
10m 加算器
10n フィードフォワード演算部
10o 加算器
W 帯状体

Claims (4)

  1. 帯状体の一部が掛け回されると共に前記帯状体を非接触支持する非接触案内部を複数備える帯状体搬送装置であって、
    複数の前記非接触案内部のうち1つあるいは2つ以上の非接触案内部を移動させる駆動部と、
    前記帯状体の幅方向の一方のエッジが通る経路長と前記幅方向の他方のエッジが通る経路長とが異なるように前記非接触案内部を前記駆動部により移動させる制御部と
    を備えることを特徴とする帯状体搬送装置。
  2. 前記非接触案内部として、
    複数の前記非接触案内部のうち前記帯状体の走行方向の最も上流側に配置されると共に前記帯状体の走行方向を変更する上流側ターンバーと、
    複数の前記非接触案内部のうち前記帯状体の走行方向の最も下流側に配置されると共に前記帯状体の厚み方向の位置を前記上流側ターンバーに供給される前の位置に合わせる下流側ターンバーと、
    前記上流側ターンバーによって変更された前記帯状体の走行方向を前記下流側ターンバーに向けて反転する反転ターンバーと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の帯状体搬送装置。
  3. 前記上流側ターンバーと前記下流側ターンバーとが、非接触案内部に供給される前における前記帯状体の表面の垂線に沿う方向から見て、反対方向に回動されることを特徴とする請求項2記載の帯状体搬送装置。
  4. 前記上流側ターンバーよりも上流側に配置されると共に前記帯状体のエッジの傾きを検出する上流側エッジセンサユニットと、
    前記下流側ターンバーよりも下流側に配置されると共に前記帯状体のエッジの傾きを検出する下流側エッジセンサユニットと
    を備え、
    前記制御部は、前記上流側エッジセンサユニットの検出結果と前記下流側エッジセンサユニットの検出結果との少なくともいずれかに基づいて前記駆動部を制御する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の帯状体搬送装置。
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