JP2017154051A - エチレンのオキシ塩素化による1,2−ジクロロエタンの合成に用いる触媒 - Google Patents

エチレンのオキシ塩素化による1,2−ジクロロエタンの合成に用いる触媒 Download PDF

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【課題】特定の形状を有し、高い純度の1,2−ジクロロエタンを合成できる触媒の提供。【解決手段】アルミナ担体1と、アルミナ担体1に担持された触媒全体質量に対し1〜12質量%の銅化合物及び0.2〜5質量%のアルカリ金属化合物を含み、アルミナ担体1は、3つの円柱形の中空内孔2と、周縁部に3つの略半円柱形の溝3とを有する円筒形状で、円筒形状は、外径D1が3.5〜6.0mmで、高さHが外径D1の0.5〜1.5倍で、アルミナ担体1の底面と平行な断面で、3つの中空内孔2の中心は断面の中心を中心とする同心円上で正三角形の頂点を構成し、各々の中空内孔2は二つの溝3の間に位置して配置され、溝3の二つの端点間の直線距離Dgは中空内孔の直径Dhと同じ大きさで、断面の周縁部から中空内孔端部までの最短距離W1は0.5〜1.2mmで、中空内孔端部間の最短距離W2は0mm<W2≦1.2mmである触媒。【選択図】図1

Description

本発明は、エチレンのオキシ塩素化による1,2−ジクロロエタンの合成に用いる触媒に関する。
触媒を用い、エチレンをオキシ塩素化して1,2−ジクロロエタンを合成することは、例えば塩化ビニルモノマーを製造する工程の一部として広く用いられている。触媒としては、担体に銅化合物やアルカリ金属化合物を担持させた担体触媒を用い、固定床反応器でエチレンのオキシ塩素化を行っている。従来、1,2−ジクロロエタンの合成には、円柱型やリング状の触媒が用いられていた。近年、該合成工程の効率を高めるために、触媒の形状を改良することが行われている。
特許文献1には、3つの貫通孔を示し、それらの貫通孔の軸が互いにかつ顆粒の軸に実質的に平行であり、互いに実質的に等距離にある担持触媒が提案されている。また、特許文献2には、少なくとも1つの貫通通路を有する円筒形の中空成形体として存在し、6mmまでの直径の場合、高さ対外径の比が1.5より小さく、6mmを越える直径の場合、高さ対外径の比は0.6より小さい担持触媒が提案されている。特許文献3には、内部強化羽根を含む筒形の中空形状を備え、且つ、6.5ミリメートル(mm)より大きな範囲の直径を備えている担体を含む触媒が提案されている。特許文献4には、触媒ペレットの断面と同じ形状を有する1つの孔、または、任意に、前記1つの孔の内部に複数の内部強化翼を導入することによって得られる2つ以上の孔を有する触媒や、丸い形状を有する2つ以上の孔、そして4つ以上の孔が存在する場合、対をなす隣接していない孔同士の中心の間の距離は均一ではない触媒が提案されている。
特開平8−38903号公報 特開平11−221465号公報 特表平11−506113号公報 特開2004−74152号公報
本発明は、エチレンのオキシ塩素化による1,2−ジクロロエタンの合成に用いる新規な触媒として、特定の形状を有し、高い純度の1,2−ジクロロエタンを合成することができる触媒を提供する。
本発明は、エチレンのオキシ塩素化に用いる触媒であって、アルミナ担体と、アルミナ担体に担持された銅化合物及びアルカリ金属化合物を含み、前記銅化合物の担持量は銅元素換算で触媒の全体質量に対して1〜12質量%であり、前記アルカリ金属化合物の担持量はアルカリ金属元素換算で触媒の全体質量に対して0.2〜5質量%であり、前記アルミナ担体は、厚さ方向に貫通する3つの同じ形状の円柱形の中空内孔と、周縁部に3つの同じ形状の略半円柱形の溝を有する円筒形状であり、前記円筒形状は、外径が3.5〜6.0mmであり、高さが外径の0.5〜1.5倍であり、前記アルミナ担体の底面と平行な断面において、3つの中空内孔の中心は前記断面の中心を同心円の中心とする同心円上に正三角形の頂点を構成し、且つ各々の中空内孔は二つの溝の間に位置するように配置されており、各々の溝の二つの端点間の直線距離は各々の中空内孔の直径と同じ大きさであり、断面の周縁部から中空内孔端部までの最短距離は0.5〜1.2mmであり、中空内孔端部間の最短距離は0mmより大きく1.2mm以下であることを特徴とする触媒に関する。
本発明の特定の形状を有する触媒により、エチレンのオキシ塩素化により1,2−ジクロロエタンを合成する際の副生物の生成を抑制し、高い純度の1,2−ジクロロエタンを得ることができる。
図1Aは本発明で用いる一例のアルミナ担体の模式的平面図であり、図1Bは同模式的断面図である。 図2Aは従来のリング状のアルミナ担体の模式的平面図であり、図1Bは同模式的断面図である。 図3はエチレンのオキシ塩素化による1,2−ジクロロエタンの合成反応の説明図である。
本発明の触媒は、エチレンのオキシ塩素化によって1,2−ジクロロエタンを合成するのに用いる触媒であって、アルミナ担体と、アルミナ担体に担持された銅化合物及びアルカリ金属化合物を含む。
前記アルミナ担体は、α―アルミナ、γ―アルミナ及び活性アルミナなどのいずれの形態のアルミナ(水酸化アルミニウム)で構成されてもよい。比表面積が高いことから、活性アルミナやγ―アルミナで構成されることが好ましい。前記アルミナ担体は、水酸化アルミニウム粉末を打錠機で成形し500℃以上で焼成する事によって得られる。成形の際、水酸化アルミニウム粉末に滑剤、賦孔剤などの添加剤を含んでもよい。滑剤などの添加剤は、例えば、水酸化アルミニウム100質量部に対して8質量部以下添加してもよい。
以下、図面に基づいて、アルミナ担体の形状及びサイズについて説明する。図1Aは本発明で用いる一例のアルミナ担体の模式的平面図であり、図1Bは同模式的に断面図である。なお、本発明で用いるアルミナ担体は図1に示されたものに限定されない。
アルミナ担体1は、厚さ方向に貫通する3つの同じ形状の円柱形の中空内孔2と、周縁部に3つの同じ形状の略半円柱形の溝3を有する円筒形状であり、円筒形状の外径D1が3.5〜6.0mmであり、高さHが外径D1の0.5〜1.5倍である。外径D1が3.5mm以上であると、触媒の流体に対する抵抗が小さいうえ、成形コストを抑えることができる。外径D1が6mm以下であると、触媒活性や熱伝導性が良好になる。高さHが外径D1の0.5〜1.5倍であると、触媒の流体に対する抵抗が減少する。外径D1は、4〜5.5mmであることが好ましく、4.5〜5.5mmであることがより好ましい。高さHは外径D1の0.7〜1.3倍であることが好ましく、0.6〜1.2倍であることがより好ましい。
アルミナ担体1の底面と平行な断面(横断面)において、3つの中空内孔2の中心は前記断面の中心と同心円上に正三角形の頂点を構成し、かつ各々の中空内孔2は二つの溝の間に位置するように配置されている。各々の溝3の二つの端点間の直線距離Dgは各々の中空内孔2の直径Dhと同じ大きさである。溝3の二つの端点間の直線距離Dgが中空内孔2の直径Dhと同じ大きさであると、強度が安定化する。中空内孔2の直径Dhは、1〜2mmであってもよく、1.2〜2mmであってもよい。
アルミナ担体1の底面と平行な断面(横断面)において、断面の周縁部から中空内孔端部までの最短距離W1は0.5〜1.2mmであり、中空内孔端部間の最短距離W2は0mmより大きく1.2mm以下である。断面の周縁部から中空内孔端部までの最短距離W1及び中空内孔端部間の最短距離W2が上記の範囲であると、副生物が少なくなる。好ましくは、W1は0.5〜1mmであり、W2は0.1〜1mmである。
本発明において、アルミナ担体は、アルミナ粉末、又は、必要に応じてアルミナ粉末に滑剤などの添加剤を添加した混合物を圧縮成形することで所定の形状とサイズを有するものにすることができる。圧縮成形は、所定の形状及びサイズを有する金型を用い、打錠機などのタブレット成形機を用いて行なうことができる。
前記アルミナ担体は、副生物抑制の観点から、JIS R 1655に準拠して水銀圧入法で測定した細孔容積が0.25〜0.60cm3/gの範囲であることが好ましく、より好ましくは0.30〜0.50cm3/gの範囲である。
前記アルミナ担体は、触媒活性向上の観点から、JIS Z 8830に準拠してBET法で測定した比表面積が150〜300m2/gであることが好ましく、180〜250m2/gであることがより好ましい。
前記アルミナ担体には、触媒金属化合物として銅化合物及びアルカリ金属化合物が担持されている。前記銅化合物は、アルミナ担体及び触媒金属化合物の合計質量、すなわち触媒の全体質量に対して、銅元素換算で1〜12質量%担持されており、2〜10質量%担持されていることが好ましく、3〜9質量%担持されていることがより好ましい。前記アルカリ金属化合物は、アルミナ担体及び触媒金属の合計質量、すなわち触媒の全体質量に対して、アルカリ金属元素換算で0.2〜5質量%担持されており、0.3〜4.5質量%担持されていることが好ましく、0.5〜4質量%担持されていることがより好ましい。アルミナ担体に担持されている銅化合物及びアルカリ金属化合物の担持量が上述した範囲であると、触媒活性が良好になり、副生物の生成が抑制される。
前記銅化合物としては、硝酸銅、硫酸銅、炭酸銅、銅ハロゲン化物などの2価の銅化合物を用いることができる。銅ハロゲン化物としては、塩化銅、臭化銅などが挙げられる。中でも、銅ハロゲン化物を用いることが好ましく、塩化銅を用いることがより好ましい。これらの銅化合物は、一種で用いてもよく、二種以上を組合わせて用いてもよい。
前記アルカリ金属化合物としては、全てのイオン性のアルカリ金属化合物を用いることができる。例えば、アルカリ金属の塩化物、硫酸塩、炭酸塩及び硝酸塩などが挙げられる。前記アルカリ金属化合物において、アルカリ金属は、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウムのいずれであってもよい。ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウムのハロゲン化物からなる群から選ばれる一種以上が好ましく、塩化ナトリウム及び/又は塩化カリウムがより好ましく、塩化カリウムがさらに好ましい。
前記アルミナ担体への銅化合物及びアルカリ金属化合物の担持方法は、特に限定されない。操作が簡便であり、担持効率が高い観点から、銅化合物及びアルカリ金属化合物を含む水溶液をアルミナ担体に含浸させる浸漬法を用いることができる。銅化合物及びアルカリ金属化合物を含む水溶液をアルミナ担体に含浸させた後、乾燥することで、銅化合物及びアルカリ金属化合物がアルミナ担体に担持される。
本発明の触媒は、副生物抑制の観点から、JIS R 1655に準拠して水銀圧入法で測定した細孔容積が0.25〜0.60cm3/gの範囲であることが好ましく、より好ましくは0.30〜0.50cm3/gの範囲である。
本発明の触媒を、従来の触媒に代えて反応器に充填することで、一般的な固定床オキシ塩素化反応装置に用いることができる。本発明の触媒を用いることで、副生物の生成を抑え、高い純度の1,2−ジクロロエタンを製造することができる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<触媒の作製>
水酸化アルミニウム粉末に滑剤としてステアリン酸マグネシウムを加えて得られた混合物を打錠機にて金型成形後、550℃で2時間焼成し、図1及び表2に示す形状及びサイズを有するアルミナ担体を得た。得られたアルミナ担体の細孔容積をJIS R 1655に準拠して水銀圧入法で測定し、その結果を下記表2に示した。また、得られた担体の比表面積をJIS Z 8830に準拠してBET法で測定し、その結果を下記表2に示した。次に、得られたアルミナ担体をCuCl2及びKClを含む水溶液に浸漬した後乾燥することで、アルミナ担体にCuCl2及びKClを担持させ、CuCl2を16.5質量%及びKClを1.5質量%含む触媒を得た。得られた触媒の細孔容積をJIS R 1655に準拠して水銀圧入法で測定し、その結果を下記表2に示した。
<1,2−ジクロロエタンの合成反応>
反応器として、内径20.86mm、長さ1200mmのニッケル管と、ニッケル管の外周に直径が5.08cm(2インチ)のガス管にて溶接したジャケットを備え、ジャケット内は熱媒体(バーレルシリコンフルードST)を液状で循環できるように構成された竪型のものを用いた。ニッケル管の中心には外径4mmの温度測定用のニッケル管を挿入設置した。また、反応器入口に圧力計を取り付け、反応器内の圧力を測定できるようにした。上記で得られた触媒263mLを反応器の上端からの距離が205〜1005mmの中間部に充填し、反応器の上部及び下部にはグラファイトをそれぞれ26mL及び63mL充填した。
図3に示すように、反応器に、反応原料ガスとして、塩化水素、エチレン、空気及び窒素を混合して供給した。塩化水素の流量は38.2NL/hr、エチレンの流量は25.4NL/hr、空気の流量は58.0NL/hr、窒素の流量は453.3NL/hrであった。反応器の入口圧は3kg/cm2に保持した。供給空気中の酸素の反応率が約80%程度となるようにジャケット内の熱媒体温度を調整しながら試験を行った。温度測定用ニッケル管で反応器内の温度を36箇所にて測定し、一番高い温度をホットスポット温度とした。熱媒体温度が200℃の場合、熱媒体温度が210℃の場合の二種類の条件で反応を行った。
(比較例1)
水酸化アルミニウム粉末に滑剤としてステアリン酸マグネシウムを加えて得られた混合物を打錠機にて金型成形後、550℃で2時間焼成し、図2及び表2に示す形状及びサイズを有するアルミナ担体を得た。得られたアルミナ担体を用いた以外は、実施例1と同様にして触媒を作製し、1,2−ジクロロエタンの合成反応を行った。
実施例1及び比較例1において、反応器から出てくる反応生成物を分析した。反応生成物は、反応ガス及び反応液を含み、反応液は、水層と有機層に分かれるが、これらを下記表1に示す装置で分析した。分析した後、反応生成物における1,2−ジクロロエタン(以下において、「EDC」とも記す。)の純度(質量%)及びCO及びCO2の合計濃度(質量%)を算出し、その結果を下記表2に示した。下記表1において、GCはガスグロマトグラフを意味する。
Figure 2017154051
Figure 2017154051
上記表2の結果から分かるように、担体が特定の構造を有する実施例1の触媒を用いた方が、従来のリング状の担体を用いた比較例1の触媒を用いた場合より、1,2−ジクロロエタンの純度が高く、CO及びCO2の合計濃度が低かった。
1 アルミナ担体
2 中空内孔
3 溝

Claims (1)

  1. エチレンのオキシ塩素化に用いる触媒であって、アルミナ担体と、アルミナ担体に担持された銅化合物及びアルカリ金属化合物を含み、前記銅化合物の担持量は銅元素換算で触媒の全体質量に対して1〜12質量%であり、前記アルカリ金属化合物の担持量はアルカリ金属元素換算で触媒の全体質量に対して0.2〜5質量%であり、
    前記アルミナ担体は、厚さ方向に貫通する3つの同じ形状の円柱形の中空内孔と、周縁部に3つの同じ形状の略半円柱形の溝を有する円筒形状であり、前記円筒形状は、外径が3.5〜6.0mmであり、高さが外径の0.5〜1.5倍であり、
    前記アルミナ担体の底面と平行な断面において、3つの中空内孔の中心は前記断面の中心を同心円の中心とする同心円上に正三角形の頂点を構成し、且つ各々の中空内孔は二つの溝の間に位置するように配置されており、各々の溝の二つの端点間の直線距離は各々の中空内孔の直径と同じ大きさであり、断面の周縁部から中空内孔端部までの最短距離は0.5〜1.2mmであり、中空内孔端部間の最短距離は0mmより大きく1.2mm以下であることを特徴とする触媒。
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