JP2017149388A - 被牽引台車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台車10aは荷台底壁12下の前部に連結プレート30を有し、後端に連結解除部材を有する。連結プレート30は後端の軸32周りに回動可能で、前端にリリース部35を備え、連結解除部材は斜面を有する。連結プレート30に形成した前後方向のスリットに無人搬送車1のピン4が係合して連結する。牽引先において台車10aと同一構成で待機する台車10bの下に無人搬送車1が潜り込むと、リリース部35の丸棒38が台車10bの連結解除部材17の斜面Sに乗り上げて連結プレート30が回動し、スリットとピン4の係合が外れて連結が切り離される。無人搬送車1がさらに左方へ前進すると、ピン4が台車10bの連結プレートと係合して台車10bと連結するので、搬送作業の時間が短縮される。
【選択図】図6
Description
そして、無人搬送車と台車の連結構造として、無人搬送車が台車の荷台の下に潜り込んで連結するものがあり、たとえば特開平4−135905号公報には、台車の底壁に係合穴が設けられるとともに、底壁の下側に進入する無人搬送車の上面にピンが設置されて、ピンを係合穴に係止させることにより連結して無人搬送車が台車を牽引する構成が示されている。
進行方向前部に設けられた連結プレートと、進行方向後部に設けられた連結解除部材とを有し、
前記連結プレートは、後端に回動軸を有して前端側が上下に回動可能で、前記無人搬送車から上方に突出するピンと係合し、
前記連結解除部材は、後下方に延びる斜面を備え、
前記連結プレートが前記斜面に乗り上げて回動することにより前記ピンとの係合が解除されるものとした。
図1は実施の形態にかかる台車と無人搬送車を前方から見た斜視図、図2は台車の下面図、図3は台車と無人搬送車の高さ関係を示す説明図で、台車は一部断面で示している。
ここでは無人搬送車の牽引方向を前方とする。
台車10は、荷台11の底壁12から下方に延びる側壁13、13を前後に延ばし、各側壁13の下縁前後にキャスタ16を備えており、底壁12と両側壁13、13とで前後に延びるトンネルTを形成している。
無人搬送車1は、全4輪(車輪6)を備え、車体2の平坦な上壁3からピン4を垂直に立ち上げている。ピン4は車体2の幅方向中央に位置している。
とくに図3に示すように、上壁3はピン4を含めて台車10の底壁12と干渉しない最大地上高を有することはもちろん、さらにピン4の上端は後述する連結解除部材17のロッド18(図6参照)の先端よりも低く設定されて間隙h1を設け、後述する連結装置20との間にも間隙h2を設けている。
これにより、無人搬送車1は台車10の底壁12の下、すなわちトンネルT内に進入可能となっている。
底壁12の下面には後端部から前方連結装置20に向かって先狭まりのガイド板15が設けられ、無人搬送車1のピン4を連結装置20へ案内するようになっている。
なお、図2ではキャスタ16を省略している。また図3ではガイド板15を省略している。
連結装置20は、底壁12にボルト結合されるブラケット21と、ブラケット21に支持されるとともに無人搬送車1のピン4を受容する連結プレート30と、連結プレート30上でピン4を抜け止めする抜け止め機構40と、連結プレート30と一体に設けられたリリース部35とからなる。
連結プレート30はその後端の側部にフランジ31を有してこのフランジ31部から外方に延びる軸32を一体に備え、該軸32をブラケット21の軸孔24に支持されて回動自在となっている。
ブラケット21には連結プレート30を自由状態で水平(底壁12と平行)に保持するため、連結プレート30のフランジ31の上端縁に当接するストッパ25が設けられている。
そして、連結プレート30の幅方向中央には、後端に開口し前端近傍まで延びてピン4がスライド可能なスリット33が設けられている。スリット33の後端開口部は面取り(33a)してある。
前述の底壁12のガイド板15は無人搬送車1のピン4を上記スリット33の後端開口へ案内する。
レバー部材41、41は連結プレート30上の前半部においてスリット33を挟んで対向し、それぞれ後端部でレバー支持軸42周りに回動自在に配置されている。
スプリング43は引張りばねで、その一端をレバー部材41に設けた支持脚44に係止し、他端を連結プレート30に設けた支持脚45に係止して、レバー支持軸42よりもスリット33側に位置して、常にレバー部材41の先端を互いに接近させる方向に付勢する。
これにより、レバー部材41、41はスリット33内に進出してそれぞれの前端の角部で互いに当接しスリット33を閉じている。レバー部材41は矩形で、とくに前端縁41aが直線をなしており、前端縁41a、41aのなす角度αは90°以上となっている。
連結プレート30上には、両レバー部材41がスリット33の幅内で当接するように各レバー部材41の回動限度を規定する規制ブロック46を設けてある。
とくに図2、図3に示すように、連結装置20は、このリリース部35が台車10の前端壁14から前方へ突出するように設置されている。
これにより、2つの台車10がほぼ直列に並んだとき、互いに近接するに伴って前方の台車10のロッド18が後方の台車10のリリース部35の丸棒38をすくい上げて、当該後方の台車10の連結プレート30を回動させるようになっている。
連結プレート30が回動して前端が高くなると無人搬送車1のピン4はスリット33の保持部Rから解放される。
なお、丸棒38はロッド18に乗り上げるので、丸棒38が固定される天壁37の高さは、ロッド18の先端よりもさらに高く設定されている。
まず連結するに際しては、無人搬送車1を進行方向で台車10aの後方からそのトンネルT内に進入させる。無人搬送車1のピン4は連結解除部材17のロッド18の先端よりも低く設定されているので障害なく進入する。
トンネルT内では、無人搬送車1の進行に従って、ピンが底壁12のガイド板15により連結装置20における連結プレート30のスリット33へ案内される。
こうして、台車10aが無人搬送車1に連結され、無人搬送車1の前進により牽引される。
ここでは、図6の(a)に示すように、牽引してきた台車10aを連結したまま、無人搬送車1は新たな台車10bのトンネルに後方から進入する。
そうすると、図6の(b)に示すように、進行に伴って台車10aのリリース部35の丸棒38が前方の台車10b後端のロッド18にすくい上げられて、台車10aの連結プレート30が前上がりに回動する。
ここで、ロッド18の斜面Sに乗り上げてすくい上げられるリリース部35(天壁37が)連結プレート30のスリット33形成面から高い位置にオフセットしているため、保持部Rを連結プレート30の前端近傍まで近づけることができ、ピン4は連結プレート30の比較的小さな回動角度で容易にスリット33の保持部Rから解放される。
このあと、無人搬送車1はそのまま前進を続行することにより、先の図5の過程を繰り返し、新たな台車10bと自動的に連結するから、新たな牽引に移行することができる。
また抜け止め機構40が抜け止め手段に該当する。
(請求項1に対応する効果)
(請求項2に対応する効果)
また、連結解除部材17は高い位置の丸棒38と当接可能な高さにあればよいので、無人搬送車1が荷台11の下に進入する際、そのピン4と干渉するおそれがない。
(請求項4に対応する効果)
(請求項3に対応する効果)
また、抜け止め機構40は、2つのレバー部材41、41を有するものとしたが、1方向への通過は許すが逆方向の通過を禁止するものであれば、レバー部材1本のみの構成でもよい。
2 車体
3 上壁
4 ピン
6 車輪
10、10a、10b 台車
11 荷台
12 底壁
13 側壁
14 前端壁
15 ガイド板
16 キャスタ
17 連結解除部材
18 ロッド
19 ブラケット
20 連結装置
21 ブラケット
22 取り付け部
23 支持部
24 軸孔
25 ストッパ
30 連結プレート
31 フランジ
32 軸
33 スリット
33a 面取り
33b 前端縁
35 リリース部
36 側壁
37 天壁
38 丸棒
40 抜け止め機構
41 レバー部材
41a 前端縁
42 レバー支持軸
43 スプリング
44、45 支持脚
46 規制ブロック
R 保持部
S 斜面
T トンネル
Claims (4)
- 荷台の下に進入する無人搬送車により牽引される台車であって、
進行方向前部に設けられた連結プレートと、進行方向後部に設けられた連結解除部材とを有し、
前記連結プレートは、後端に回動軸を有して前端側が上下に回動可能で、前記無人搬送車から上方に突出するピンと係合し、
前記連結解除部材は、後下方に延びる斜面を備え、
前記連結プレートが前記斜面に乗り上げて回動することにより前記ピンとの係合が解除されることを特徴とする被牽引台車。 - 前記連結プレートが前記荷台の前端壁よりも前方に突出していることを特徴とする請求項1に記載の被牽引台車。
- 前記連結プレートは、後端に開口し前方側で閉じたスリットの閉じ側端部に設定した保持部に前記ピンを受容して係合するとともに、前記保持部への前記ピンの通過を許し前記保持部から後方への通過を禁止する抜け止め手段が付設されていることを特徴とする請求項1また2に記載の被牽引台車。
- 前記連結プレートは、前端に前記ピンの上端より高い位置に設定されて前記連結解除部材の斜面に当接する斜面当接部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の被牽引台車。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020179804A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 株式会社キーレックス | 台車の牽引装置 |
WO2021125167A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | Ntn株式会社 | 連結機構および搬送システム |
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- 2016-02-26 JP JP2016036231A patent/JP6552432B2/ja active Active
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