JP2017138039A - 反応器本体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
蓄熱材層は、枠状の拘束枠を備えており、この拘束枠の中に蓄熱材成形体が配置されている。蓄熱材成形体は、例えば、酸化カルシウム粉体をバインダ(例えば粘土鉱物等)と混練し、焼成することでブロック状に形成したものであり、内部には、粉体と粉体との間に微小な空隙が形成されているものである。水分は、この微小な空隙を通過して蓄熱材成形内の内部に至り、粉体となっている各々の酸化カルシウムと結合するようになっている。
このように、蓄熱材成形体は、放熱、蓄熱を可逆的に繰り返すことができる。
これは、フィルタ、反応媒体拡散層、及び熱交換部等が積層方向に変形し、蓄熱材成形体と熱交換部との間に隙間が生じると、熱交換効率が低下してしまうからである。
ここで、反応器本体を製造しようとした場合、蓄熱材と反応媒体との1回目の結合で生ずる最大膨張力によるセットの変形を抑えるためには、拘束部材の拘束力を大きくする必要がある。即ち、拘束部材が大型化してしまう。
蓄熱材層の蓄熱材は、拘束枠の内部に配置されているため、拘束枠の方向への膨張が抑制されているため、拘束枠で拘束されていない方向、即ち、積層方向に膨張しようとする。
また、第2拘束部材は、反応器本体の外周を覆っているが、反応媒体が通過する開口部が形成されているので、第2拘束部材の内側に配置された反応器本体の蓄熱材に対して、開口部を介して反応媒体を供給することができる。
なお、開口部を複数形成することで、第2拘束部材を軽量化することができると共に、第2拘束部材の熱容量を小さくすることができる。これにより、顕熱分を減らすことができ、蓄熱材と反応媒体とが反応する反応時間を短縮することもできる。
また、第2拘束部材が、第1の棒状部材と第2の棒状部材で構成されているので、セットの外周を覆うような板状部材で構成した場合に比較して、軽量化を図ることができると共に、第2拘束部材の熱容量を小さくすることができる。これにより、顕熱分を減らすことができ、蓄熱材と反応媒体とが反応する反応時間を短縮することができる。さらに、第2拘束部材を棒状の部材で構成することで、板材で構成する場合に比較して材料を減らすことができ、コストを低減することができる。
図1乃至図9にしたがって、化学蓄熱システム10に用いる本発明の第1実施形態に係る反応器本体23の製造方法を説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
先ず最初に、化学蓄熱システム10の全体構成を説明する。
図1(A)、(B)に示すように、本実施形態に係る化学蓄熱システム10は、水の蒸発、水蒸気(反応媒体の一例)Wの凝縮が行われる蒸発凝縮器12と、反応器20と、蒸発凝縮器12と反応器20とを連通する連通路14とを含んで構成されている。
蒸発凝縮器12は、貯留した水を蒸発させて反応器20に供給する(水蒸気Wを生成する)蒸発部、反応器20から受け取った水蒸気Wを凝縮する凝縮部、及び水蒸気Wが凝縮された水を貯留する貯留部、としての各機能を備えている。
連通路14は、蒸発凝縮器12(容器16)と反応器20(後述する反応容器22)との連通、非連通を切り替えるための開閉弁19を備えている。そして、容器16、反応容器22、連通路14、及び開閉弁19は、互いの接続部位が気密に構成されており、これらの内部空間が予め真空脱気されている。
反応器20は、図2に示すように、反応容器22と、反応容器22の内部に収容される後述する本実施形態の製造方法によって製造された反応器本体23とを含んで構成されている。
反応器本体23は、発熱又は蓄熱する蓄熱材反応部30と、蓄熱材反応部30に積層されている熱交換部の一例としての熱流動部50と備えている。そして、蓄熱材反応部30と熱流動部50とを含んで積層体ユニット60が構成され、本実施形態では、この積層体ユニット60が、複数積層(本実施形態では3層積層)されている。本実施形態では、積層体ユニット60を複数積層したものを積層セット90と呼び、積層セット90を第1拘束部材100で拘束したものを反応器本体23と呼ぶ。
図3に示すように、蓄熱材反応部30は、蓄熱材層32と、蓄熱材層32に上方側から積層されるフィルタ34と、フィルタ34に上方側から積層される反応媒体拡散層36とを備えている。
蓄熱材層32は、複数のブロック状の蓄熱材成形体40と、蓄熱材成形体40が内部に配置される枠状の拘束枠の一例としてのフレーム部材44とを備えている。
この式に蓄熱量、発熱量Qを併せて示すと、
CaO + H2O → Ca(OH)2 + Q
Ca(OH)2 + Q → CaO + H2O
となる。
フィルタ34は、反応媒体拡散層36と蓄熱材層32との間に挟まれ、一例としてφ200〔μm〕の微小貫通孔(図示せず)が、フィルタ全面に多数形成されたエッチングフィルターである。
反応媒体拡散層36は、図4(A)に示すように、矩形状の天板37と、天板37に固定される複数の流路部材38とを備えている。流路部材38は、水蒸気が流れる装置幅行方向に延び、装置奥行方向に間隔をあけて並んでいる(図4(B)参照)。
熱流動部50は、図3に示すように、下方側から蓄熱材反応部30に積層されている。熱流動部50は、図5(A)、(B)に示すように、装置上下方向から見て矩形状の本体部52を備えている。また、本体部52の内部には、熱媒体が流れる流路54が、本体部52の側壁に沿うように形成されている。そして、流路54の両方の流路端54A、54Bは、本体部52において、装置奥行方向の手前側を向いた側面52Aで開放されている。また、一方の流路端54Aと、他方の流路端54Bとは、装置幅方向に並んでいる。
熱媒が流れる熱媒体流路70は、装置上下方向に延びる一対の配管70A、70Bと、配管70A、70Bと熱流動部50の流路54とを連通させる複数の連通部材70Cとを備えている。
図6に示すように、積層セット90は、積層セット90を構成する複数の反応媒体拡散層36、フィルタ34、蓄熱材層32、及び熱流動部50が第1拘束部材100で拘束されている。
第1拘束部材100は、積層セット90を装置上下方向から挟む一対の挟持プレート106と、横方向から見て、一対の挟持プレート106で挟まれた積層セット90を囲むように巻回して積層方向に拘束する無端状とされた一対の拘束ベルト108、110とを含んで構成されている。
拘束ベルト108、最上部の挟持プレート106の上面、最下部の挟持プレート106の下面、積層セット90の側面に接触している。
また、拘束ベルト110は、一方の拘束ベルト108と交差するように配置され、積層セット90の前記一方の拘束ベルト108が接触していない方の側面に接触している。
なお、拘束ベルト108、110は、ステンレススチール等の金属材料で形成されている。
上記反応器20は、以下の工程を経て製造される。
(1)第1工程
第1工程では、反応媒体結合前の蓄熱材成形体40、即ち、1回も水和反応を生じていない蓄熱材成形体40がフレーム部材44の内部に配置されている蓄熱材層32と、反応媒体拡散層36と、フィルタ34と、熱流動部50とを積層して積層体ユニット60を構成し、この積層体ユニット60を複数個、本実施形態では3個積層して積層セット90を形成する。また、積層セット90の熱流動部50に熱媒体流路70を取り付ける。
第2工程では、積層セット90を第1拘束部材100で拘束する。より具体的には、
積層セット90の最上部、および最下部に挟持プレート106を配置して拘束ベルト108、及び拘束ベルト110を順に装着して、積層セット90を拘束する。
一方の拘束ベルト108は、最上部の挟持プレート106の上面、最下部の挟持プレート106の下面、積層セット90の側面に接触している。また、他方の拘束ベルト110は、一方の拘束ベルト108と交差するように配置され、積層セット90の前記一方の拘束ベルト108が接触していない方の側面に接触している。これにより、積層セット90は、積層方向、及び積層方向と交差する水平方向の動き、即ち、ズレを拘束することができる。
このようにして積層セット90を第1拘束部材100で拘束したものが、後に製品となる反応器20の内部に収容される反応器本体23となる。
第3工程では、積層セット90を第1拘束部材100で拘束した製品となる前の反応器本体23を、図7に示すように、第2拘束部材112で拘束する。
第2拘束部材112は、底板114、天板116、一対の第1側板118、一対の第2側板120、スペーサ122を含んで構成されており、底板114、天板116、一対の第1側板118、及び一対の第2側板120をボルト124で連結することで箱状に形成されるものである。第1拘束部材100で拘束された製品となる前の反応器本体23は、この箱状の第2拘束部材112に収納されて拘束される。
なお、第2側板120には、スリット状の開口部126が形成されており、この開口部126を介して第2拘束部材112の内部と外部とが連通している。
第4工程では、第2拘束部材112で拘束された反応器本体23を、例えば、図9に示すように、タンク128に収容し、タンク128を密閉して真空状態とした後、蒸発凝縮器130から発生させた反応媒体となる水蒸気をタンク128内に充填する。タンク128内に充填された水蒸気は、第2拘束部材112の開口部126を介して第2拘束部材112の内部に侵入し、反応媒体拡散層36、及びフィルタ34を介して反応器本体23の内部に収容された蓄熱材成形体40の蓄熱材に結合する。
第5工程では、第2拘束部材112で拘束された反応器本体23をタンクから取り出し、ボルト124を外して第2拘束部材112を分解し、反応器本体23を取り出す。これにより、第1回目の水和反応を終了した蓄熱材を有する反応器本体23が得られ、該反応器本体23は、製品として使用するのに好適なものとなる(詳しくは後述する。)。
第1回目の水和反応を終了した蓄熱材を有する反応器本体23は、図2に示すように反応容器22に収納され、反応容器22が密閉されて反応器20の完成となる。
次に、化学蓄熱システム10の作用、効果について説明する。
化学蓄熱システム10において反応器20に蓄熱された熱を蓄熱材層32から発熱(放熱)させる際には、図1(B)に示すように、切替部材76により熱媒体流路70の連通先が熱利用対象物96に切り替えられる。さらに、開閉弁19を開放し、この状態で、蒸発凝縮器12の熱媒流路17に中温媒体を流し、液相部16Bの水を蒸発させる。そして、生成された水蒸気Wが連通路14内を矢印D方向に移動して、反応容器22内に供給される。
したがって、製品として使用する反応器本体23は、積層セット90を第1拘束部材100のみで拘束したものでよくなる。
これにより、高性能な反応器本体23を実現できる。
次に、図10にしたがって、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
本実施形態の第1側板118に用いた中空部118Aが形成されている材料は、中空部118Aが形成されていない材料に比較して熱容量を小さくすることができる。このため、顕熱分(第2拘束部材112の温度を変化させるために費やす熱量)を減らすことができ、製造時において水和反応の時間を短縮することができる。
次に、図11にしたがって、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
これにより、本実施形態の第2拘束部材112は、第1の実施形態の第2拘束部材112に比較して部材使用量が減り、熱容量を小さくすることができる。このため、顕熱分を減らすことができ、製造時において水和反応の時間を短縮することができる。
次に、図12にしたがって、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
これにより、本実施形態の第2拘束部材112は、第1の実施形態の第2拘束部材112に比較して部材使用量が減るので、熱容量を小さくすることができる。このため、顕熱分を減らすことができ、製造時において水和反応の時間を短縮することができる。また、本実施形態の第2拘束部材112は、第1の実施形態の第2拘束部材112に比較して部材使用量が減るので、コストを低減することが可能となる。
次に、図13にしたがって、本発明の第5実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
次に、図14にしたがって、本発明の第6実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
また、本実施形態の第2拘束部材112は、板材のみで構成する場合に比較して、使用材料が少なくて済み、コストを低減可能となる。
次に、図15にしたがって、本発明の第7実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
本実施形態の第2拘束部材112は、上側の挟持プレート106を貫通させた長尺ボルト144を、下側の挟持プレート106に形成した螺子孔(図示せず)に捩じ込むことで、一対の挟持プレート106で反応器本体23を挟んで拘束している。本実施形態の第2拘束部材112では、反応器本体23は、積層方向両端が挟持プレート106に接触して、積層方向のみが拘束されている。
また、本実施形態の第2拘束部材112は、第1の実施形態の第2拘束部材112に比較して部材使用量が減るので、コストを低減することが可能となる。
次に、図16にしたがって、本発明の第7実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
次に、図17にしたがって、本発明の第8実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
図17に示すように、本実施形態の第2拘束部材112は、円柱状で、内部に立方体形状の凹部146が形成された本体部148と、凹部146を塞ぐ蓋部材150を含んで構成されている。なお、水蒸気を通過させるために、本体部148には凹部146と外部とを連通する開口152が形成されている。
反応器本体23は、凹部146に収容され、蓋部材150をボルト124で本体部148に固定することで拘束される。
なお、第2拘束部材112の作用効果は、第1の実施形態と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。
蓄熱材成形体40の厚みをフレーム部材44の厚みと同じ厚みにすると、1回目の水和反応時においては、蓄熱材成形体40自体は厚み方向の膨張が拘束された状態であり、その状態で酸化カルシウムの粉体が膨張するので、粉体と粉体との間の空隙が狭くなる。
一方、蓄熱材成形体40の厚みをフレーム部材44の厚みよりも若干薄くすると、1回目の水和反応時においては、酸化カルシウムの粉体が膨張し、蓄熱材成形体40自体も厚み方向に若干膨張するので、粉体と粉体との間の空隙が狭くなる割合は、蓄熱材成形体40の厚みをフレーム部材44の厚みと同じ厚みにした場合に比較して、小さくなる。即ち、最終的には、蓄熱材成形体40の厚みをフレーム部材44の厚みよりも若干薄くした方が空隙は広くなる。
このように、最初に蓄熱材層32を形成する際に、フレーム部材44に収容する蓄熱材成形体40の厚みを調整することで、蓄熱材成形体40の空隙の広さを調整することができる。
23 反応器本体
32 蓄熱材層
34 フィルタ
36 反応媒体拡散層
40 蓄熱材成形体(蓄熱材)
44 フレーム部材(拘束枠)
50 熱流動部(熱交換部の一例)
60 積層体ユニット(ユニット)
90 積層セット(セット)
100 第1拘束部材
106 挟持プレート(第1部材、第2部材)
112 第2拘束部材
118A 中空部
126 開口部
132 棒状部材(第1の棒状部材)
134 棒状部材(第1の棒状部材)
136 棒状部材(第2の棒状部材)
138 棒状部材(第1の棒状部材)
140 支柱(第3部材)
Claims (10)
- 反応媒体と結合することで膨張し発熱又は反応媒体が脱離して蓄熱する反応媒体結合前の蓄熱材が拘束枠の内部に配置されている蓄熱材層と、前記蓄熱材層の一方側に配置され、前記蓄熱材へ供給される又は前記蓄熱材から排出される反応媒体が流れる反応媒体拡散層と、前記蓄熱材層と前記反応媒体拡散層との間に配置され、前記反応媒体の通過を許容し、前記蓄熱材の通過を阻止する複数の細孔が形成されたフィルタと、前記蓄熱材層において前記フィルタとは反対側に積層され、前記蓄熱材への熱供給及び前記蓄熱材からの熱回収のうち少なくとも一方を行う熱交換部と、を積層してユニットを形成する第1工程と、
前記ユニットを複数積層したものを1つのセットとして、前記セットを積層方向に拘束する第1拘束部材を前記セットに装着して反応媒体結合前の前記蓄熱材を有する反応器本体を得る第2工程と、
第2拘束部材を、前記反応器本体に装着する第3工程と、
前記第2拘束部材が装着された前記反応器本体の前記蓄熱材に反応媒体を付与して前記蓄熱材と前記反応媒体とを結合させると共に、前記第2拘束部材で前記反応器本体を拘束する第4工程と、
前記蓄熱材と前記反応媒体とを結合させた後に前記第2拘束部材を取り外して反応媒体結合済みの前記蓄熱材を有する前記反応器本体を得る第5工程と、
を有する反応器本体の製造方法。 - 前記第2拘束部材は、前記反応器本体の外周を覆うと共に、前記反応媒体が通過する開口部が形成されている、請求項1に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、内部に中空部を備えている、請求項1に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、前記反応器本体の積層方向の両端側に配置される第1の棒状部材と、積層方向の一端側の前記第1の棒状部材と積層方向の他端側の前記第1の棒状部材とを連結する第2の棒状部材と、を含んで構成されている、請求項1に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、前記反応器本体に対して、着脱可能に設けられている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、前記反応器本体の積層方向に分離可能に設けられている、請求項5に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第3工程では、前記反応器本体の積層方向端部と前記第2拘束部材との間に隙間が設けられている、請求項1〜請求項6何れか1項に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、複数の前記反応器本体を拘束する、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、前記反応器本体の積層方向の両端部のみに接触する、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の反応器本体の製造方法。
- 前記第2拘束部材は、前記反応器本体の積層方向の一端側に配置される第1部材と、前記反応器本体の積層方向の他端側に配置される第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に配置される第3部材とを備え、
前記第3部材は、前記第1部材と前記第2部材との何れか一方に固定され、何れか他方に着脱可能に設けられている、請求項1に記載の反応器本体の製造方法。
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