JP2015178926A - 蓄熱システム - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の内部で重力により下方に移動した反応媒体を効果的に回収することができる蓄熱システムを得る。
【解決手段】凝縮器12が、容器22において重力方向の中央に対して下方の部分から水蒸気Wbを回収する。このため、蓄熱材44に蓄熱する場合に、蓄熱ユニット30、32の蓄熱材44から離脱して流路部36から放出され、容器22の内部で重力により重力方向の下方に移動した水蒸気Wbを回収することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄熱システムに関する。
特許文献1に記載の蓄熱反応器では、反応媒体が流れる主管部(流路部)と、反応媒体と結合して発熱及び反応媒体が脱離して蓄熱する蓄熱材(蓄熱部)と、蓄熱材に対する熱供給及び熱回収を行う熱媒流路(熱交換部)と、が積層されている。
特開2012−211713号公報
従来の構成では、流路部、蓄熱部、及び熱交換部が、夫々別体とされていなかった。しかし、蓄熱反応器を大型化させる場合に、夫々の部材を別体とし、反応媒体が内部に供給される容器のなかにこれらの部材を積層させることで蓄熱反応器を構成させることがある。
本発明の課題は、容器の内部で重力により下方に移動した反応媒体を効果的に回収することである。
請求項1に係るろう付け構造体の蓄熱システムは、反応媒体が内部に供給される容器と、前記容器の内部に配置され、前記反応媒体と結合して発熱及び前記反応媒体が脱離して蓄熱する蓄熱材を有する蓄熱部と、前記容器に気密状態で連通され、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方の部分から回収して凝縮する凝縮部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、凝縮部が、蓄熱材から脱離して重力方向の下方に移動する気相の反応媒体を、容器において重力方向の中央に対して下方の部分から回収する。このため、凝縮部が、容器において重力方向の中央に対して上方の部分から反応媒体を回収する場合と比して、容器の内部で重力により下方に移動した反応媒体を効果的に回収することができる。
請求項2に係る蓄熱システムは、請求項1に記載の蓄熱システムにおいて、前記容器の内部に配置され、前記蓄熱部と重力方向で重なり、前記蓄熱材から脱離した前記反応媒体が流れる流路部を備え、前記凝縮部は、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、前記容器において前記流路部に対して重力方向の下方の部分から回収することを特徴とする。
上記構成によれば、凝縮部は、気相の反応媒体を、容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、容器において流路部に対して重力方向の下方の部分から回収する。これにより、凝縮部は、蓄熱材から離脱して流路部から放出され、容器の内部で重力方向の下方に移動する気相の反応媒体を回収することができる。
請求項3に係る蓄熱システムは、請求項2に記載の蓄熱システムにおいて、前記流路部と、前記蓄熱部とを含んで単位ユニットとされ、前記容器の内部で、一方の前記単位ユニットの重力方向の上側に他方の前記単位ユニットが重ねられ、前記凝縮部は、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、前記容器において一方の前記単位ユニットに備えられた前記流路部に対して重力方向の下方の部分から回収することを特徴とする。
上記構成によれば、凝縮部は、気相の反応媒体を、容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、容器において一方の単位ユニットに備えられた流路部に対して重力方向の下方の部分から回収する。これにより、凝縮部は、他方の単位ユニットの流路部と一方の単位ユニットの流路部とから放出され、容器の内部で重力方向の下方に移動する気相の反応媒体を回収することができる。
請求項4に係る蓄熱システムは、請求項1〜3の何れか1項に記載の蓄熱システムにおいて、前記容器に気密状態で連通され、液相の媒体を蒸発させて気相の反応媒体を前記容器に供給する蒸発部を備え、前記蒸発部は、前記容器において重力方向の中央に対して上方の部分から、前記容器の内部に気相の前記反応媒体を供給することを特徴とする。
上記構成によれば、蒸発部は、容器において重力方向の中央に対して上方の部分から、容器の内部に気相の反応媒体を供給する。このため、容器の内部に供給された気相の反応媒体は、重力により下方に移動する。これにより、容器の内部に気相の反応媒体を効率良く供給することができる。
請求項5に係る蓄熱システムは、反応媒体が内部に供給される容器と、前記容器の内部に配置され、前記反応媒体と結合して発熱及び前記反応媒体が脱離して蓄熱する蓄熱材を有する蓄熱部と、前記容器に気密状態で連通され、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器から回収すると共に、気相の前記反応媒体を、前記容器に供給する蒸発凝縮器と、前記蒸発凝縮器が気相の反応媒体を前記容器から回収する際は、前記容器において重力方向の中央に対して下方の部分と前記蒸発凝縮器を連通させ、前記蒸発凝縮器が気相の反応媒体を前記容器に供給する際は、前記容器において重力方向の中央に対して上方の部分と前記蒸発凝縮器を連通させる切替部材と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、蒸発凝縮器が気相の反応媒体を容器から回収する際は、切替部材が、容器において重力方向の中央に対して下方の部分と蒸発凝縮器を連通させる。一方、蒸発凝縮器が気相の反応媒体を容器に供給する際は、切替部材が、容器において重力方向の中央に対して上方の部分と蒸発凝縮器を連通させる。
これにより、蒸発凝縮器が、容器の内部で重力により下方に移動した反応媒体を効果的に回収することができる。
本発明によれば、蓄熱反応器が内部に配置される容器の内部の反応媒体の量に起因して熱交換効率が低下するのを抑制することができる。
第1実施形態に係る蓄熱システムを示した概略構成図である。 第1実施形態に係る蓄熱システムに備えられる蓄熱反応器を示した概略構成図である。 (A)(B)第1実施形態に係る蓄熱システムにおいて水和反応によるエンジンオイルの加熱状態を示す説明図、及びエンジンオイルによる加熱で脱水反応を行うときの凝縮状態を示す説明図である。 (A)(B)第1実施形態に係る蓄熱システムの蓄熱反応器に備えられる熱交換部及び規制部材を示した分解斜視図、及び断面図である。 第1実施形態に係る蓄熱システムの蓄熱反応器に備えられる蓄熱部を示した斜視図である。 第1実施形態に係る蓄熱システムの蓄熱反応器に備えられる流路部を示した平面図及び断面図である。 第1実施形態に係る蓄熱システムの蓄熱反応器に備えられる拘束部を示した斜視図である。 第1実施形態に係る蓄熱システムにおける蓄熱材の反応平衡線及び水の気液平衡線を温度と平衡圧との関係で示す線図である。 第2実施形態に係る蓄熱システムを示した概略構成図である。
≪第1実施形態≫
本発明の第1実施形態に係る蓄熱システムの一例について図1〜図8を用いて説明する。
(全体構成)
図1には、第1実施形態の一例としての蓄熱システム10の概略構成が示されている。蓄熱システム10は、凝縮部の一例としての凝縮器12、蒸発部の一例としての蒸発器24と、蓄熱反応器の一例としての反応器20と、を備えている。凝縮器12では、反応媒体の一例としての水Wa(HO)の凝縮が行われ、蒸発器24では、反応媒体の一例としての水Wa(HO)の蒸発が行われるようになっている。
反応器20では、後述する蓄熱材44(図5参照)の水和反応(結合)又は脱水反応(離脱)が行われる。さらに、蓄熱システム10は、凝縮器12及び反応器20に接続され、これらの内部を連通させる水蒸気流路14と、蒸発器24及び反応器20に接続され、これらの内部を連通させる水蒸気流路26と、を有している。なお、本実施形態では一例として、蓄熱システム10を自動車(図示省略)に適用している。
〔凝縮器・蒸発器〕
凝縮器12は、内部に水Waを貯留した貯留容器16を有している。貯留容器16内には、水蒸気Wbの凝縮用の冷媒が流れる冷媒流路17が備えられている。
冷媒流路17は、貯留容器16内における少なくとも気相部16Aを含む部分で熱交換を行うように配置されている。
水蒸気流路14には、凝縮器12(貯留容器16)と反応器20(後述する容器22)との連通、非連通を切り替えるための開閉弁19が備えられている。貯留容器16、容器22、水蒸気流路14、及び開閉弁19は、互いの接続部位が気密に構成されており、これらの内部空間が予め真空脱気されている。
蒸発器24は、内部に水Waを貯留した貯留容器28を有している。貯留容器28内には、水Waの蒸発用のヒータ18が備えられている。ヒータ18は、貯留容器28内における少なくとも液相部(貯留部)28Bを含む部分で通電により加熱を行うように配置されている。
水蒸気流路26には、蒸発器24(貯留容器28)と反応器20(後述する容器22)との連通、非連通を切り替えるための開閉弁29が備えられている。貯留容器28、容器22、水蒸気流路26、及び開閉弁29は、互いの接続部位が気密に構成されており、これらの内部空間が予め真空脱気されている。
さらに、貯留容器16の液相部16B及び貯留容器28の液相部28Bに接続され、これらの内部を連通させる流路48が備えられ、流路48の途中には、液相部16Bの水Waを液相部28Bへ送るポンプ50が備えられている。
〔反応器〕
反応器20は、図2に示されるように、水蒸気Wbが内部に供給される容器22と、容器22内に封入された単位ユニットの一例としての蓄熱ユニット30、32と、を有している。即ち、本実施形態では、一例として、反応器20が2つの単位ユニットを有している。さらに、反応器20は、蓄熱ユニット30、32を拘束する拘束部62を有している。
なお、以後の説明では、反応器20を正面視して、水平方向であって反応器20の幅方向を容器幅方向(矢印X方向)とし、鉛直方向(重力方向)であって反応器20の上下方向を容器上下方向(矢印Y方向)とする。さらに、反応器20を正面視して、水平方向であって容器幅方向及び容器上下方向に直交する反応器20の奥行方向を容器奥行方向(矢印Z方向)とする。
<容器>
容器22は、全体が円筒状に形成されており、容器上下方向に見て矩形の底壁22Aと、底壁22Aから容器上下方向の上側に延びる側壁22Bと、容器上下方向から見て円形であり側壁22Bの上端を覆う天井壁22Cと、を有している(図2参照)。
また、容器22は、2つの部材に分割されており、蓄熱ユニット30、32を内部に配置した後、2つの部材の接合部(図示省略)で接合(溶接)されることで、蓄熱ユニット30、32が容器22の内部に封入されるようになっている。また、後述する配管57A、及び配管57Bは、天井壁22Cを容器上下方向に貫通するようになっている。
なお、側壁22Bにおいて水蒸気流路14の一端が接続される位置、及び側壁22Bにおいて水蒸気流路26の一端が接続される位置については、後述する。
<蓄熱ユニット>
蓄熱ユニット30、32は、図2に示されるように、容器22内で容器上下方向に重ねられている。なお、蓄熱ユニット30、32は、同じ構成となっている。このため、蓄熱ユニット30の構成について説明し、蓄熱ユニット32の構成については、蓄熱ユニット30と同じ符号を付与して説明を省略する。また、本実施形態では、一例として、蓄熱ユニット30、32が、容器22の内部において後述する配管57A、57Bによって吊り下げられた状態となっており、容器22の内面とは非接触状態とされている。
蓄熱ユニット30は、水蒸気Wbが流れる流路部36と、フィルタ39と、蓄熱部42と、蓄熱部42に対する熱供給及び熱回収の少なくとも一方を行う熱交換部52と、備えている。
[流路部]
流路部36は、図6(A)に示されるように、容器上下方向から見て矩形状の天板37と、天板37に固定される流路部材38と、を有している。流路部材38は、水蒸気Wbが流れる容器奥行方向に延び、容器幅方向に複数並んでいる。
流路部材38は、図6(B)に示されるように、天板37に対して下方に配置され、一例として、容器奥行方向から見て蓄熱部42(図2参照)側が開放された逆U字状とされている。具体的には、流路部材38は、板面が容器幅方向を向いた一対の側壁38Aと、一対の側壁38Aの上端部を繋ぐ上壁38Bとを有している。この流路部材38は、一例としてステンレス鋼板をプレス加工することで形成される。
そして、上壁38Bが天板37の下面に溶接されている。これにより、流路部材38の内側、及び隣り合う流路部材38の間が、全て水蒸気Wb(図2参照)が蓄熱部42に面して流れる拡散流路C1となっている。そして、複数の側壁38Aは、フィルタ39(図2参照)の上面に載せられるようになっている。
[フィルタ]
フィルタ39(図2参照)は、板面が容器上下方向を向いた一枚の板状に形成された単体の金属箔で構成され、一例として、ステンレス箔が用いられている。このフィルタ39は、容器上下方向から見て矩形状され、容器上下方向から見て、流路部36の天板37と同様の形状とされている。
また、フィルタ39には、容器上下方向を軸方向として貫通した断面円形の複数の貫通孔(図示省略)が形成されている。この複数の貫通孔の直径は、一例として、後述する蓄熱材44(図5参照)を構成する蓄熱粒子(図示省略)の平均粒子径の5倍以下で設定されている。
[蓄熱部]
蓄熱部42は、容器上下方向から見て矩形状とされ、図5に示されるように、蓄熱材44と、蓄熱材44を拘束する枠部材46とを有している。
蓄熱材44は、一例として、容器幅方向及び容器奥行方向に広がる扁平な直方体(ブロック)状に形成されている。
また、蓄熱材44は、一例として、アルカリ土類金属の酸化物の1つである酸化カルシウム(CaO)の成形体が用いられている。この成形体は、例えば、酸化カルシウム粉体をバインダ(例えば粘土鉱物等)と混練し、焼成することで形成されている。さらに、蓄熱材44は、フィルタ39(図2参照)に密着した状態で配置されている。
さらに、蓄熱材44は、図2に示す反応器20において、水蒸気Wbと結合する水和に伴って発熱(放熱)し、水蒸気Wbが脱離する脱水に伴って蓄熱(吸熱)するものである。そして、反応器20内では、以下に示す反応で放熱、蓄熱を可逆的に繰り返し得る構成とされている。
CaO + HO ⇔ Ca(OH)
この式に蓄熱量Q、発熱量Qを併せて示すと、
CaO + HO → Ca(OH) + Q
Ca(OH) + Q → CaO + H
となる。なお、蓄熱材44の1kg当たりの蓄熱容量は、一例として、1.86[MJ/kg]とされている。
この蓄熱材44は、発熱の際の水和により膨張し、蓄熱の際の脱水により収縮することで、膨張、収縮を繰り返すようになっている。
また、枠部材46は、容器上下方向が開放された枠状に形成され、蓄熱材44の容器幅方向、及び容器奥行方向の側面を囲んでいる。これにより、蓄熱材44における容器幅方向、及び容器奥行方向の膨張が拘束されるようになっている。
[熱交換部]
熱交換部52は、容器上下方向から見て矩形状とされ、図4(A)に示されるように、容器幅方向及び容器奥行方向に広がる扁平な直方体状の熱媒容器54と、熱媒容器54の内部に収容(固定)された伝熱壁である熱媒流路部材58と、を有している。熱媒容器54は、容器上下方向の上方が開放されており、熱交換部52は、熱媒容器54の開放口を覆う蓋部材80を有している。
この熱交換部52には、内部に熱媒体が流れる配管57A、57Bを介して、熱媒体が流れるようになっている。熱媒体は、蓄熱材44(図2参照)から得た熱を加熱対象に輸送するためのものであり、本実施形態では、一例として、自動車(図示省略)のエンジンオイルを用いている。なお、熱媒体の他の例として、水等の流体を用いてもよい。
熱媒容器54は、底板54Aと、底板54Aの縁部で容器上下方向の上方に立ち上がる側板54B、54C、54D、54Eとを有している。側板54Bと側板54Dとは、容器奥行方向で対向配置され、側板54Cと側板54Eとは、容器幅方向で対向配置されている。
また、側板54Bの容器幅方向の端部側(図中左側)には、容器奥行方向に貫通された貫通孔59Aが形成されている。さらに、側板54Dの容器幅方向の端部側(図中右側)には、容器奥行方向に貫通された貫通孔59Bが形成されている。貫通孔59Aには、配管57Aの一端が接続され、貫通孔59Bには、配管57Bの一端が接続されている。これにより、配管57Aから貫通孔59Aを通って熱媒容器54内に流入したエンジンオイル(図示省略)が、熱媒流路部材58の後述する熱媒流路C2及び貫通孔59Bを通って配管57Bへ流出するようになっている。
熱媒流路部材58は、図4(B)に示されるように、容器奥行方向から見て凹凸を繰り返す矩形波状とされ、一例として、ステンレス鋼板をプレス加工することで形成された波板で構成されている。
具体的には、熱媒流路部材58は、容器幅方向に間隔をあけて直立配置された複数の側壁58Aを有している。さに、熱媒流路部材58は、容器幅方向で1つおきに2つの側壁58Aの上端を繋ぐ上壁58Bと、上壁58Bとずらして容器幅方向で1つおきに2つの側壁58Aの下端を繋ぐ下壁58Cとを有している。
このように、熱媒流路部材58は、エンジンオイルが流れる容器奥行方向に沿うと共に、複数の側壁58Aが容器幅方向で並んでいる。そして、熱媒流路部材58では、複数の側壁58Aの間が、エンジンオイルが流れる熱媒流路C2となっている。
そして、蓄熱ユニット30では、熱交換部52、蓄熱部42、フィルタ39、及び流路部36が、容器上下方向においてこの順番で下方から上方へ積層されている(重ねられている)。即ち、本実施形態では、容器上下方向が、これらの積層方向となっている。
<拘束部>
拘束部62は、図7に示されるように、容器上下方向において蓄熱ユニット30、32の上側、下側に配置された拘束部材63、64と、拘束部材63、64を連結するボルト68及びナット69とを有する。なお、拘束部材63と拘束部材64は、一例として、同じ構成であるため、拘束部材63について説明し、拘束部材64の説明を省略する。また、図7では、ボルト68及びナット69を1組のみ示しており、残りの3組のボルト68及びナット69の図示を省略している。
拘束部材63は、容器幅方向を長手方向とし容器奥行方向に間隔をあけて並んだ複数の角筒材65と、容器奥行方向に沿って複数の角筒材65に溶接され複数の角筒材65を連結する複数の角筒材66とを有している。さらに、拘束部材63は、角筒材66と同軸で夫々の角筒材65から容器奥行方向の外側へ突出した複数の角筒材67を有している。
複数の角筒材65、66、67は、容器上下方向の高さがそろえられている。即ち、複数の角筒材65、66、67は、容器上下方向の面がほぼ同一面上に配置されている。
また、角筒材67には、容器上下方向に貫通された貫通孔67Aが形成されている。貫通孔67Aは、ボルト68を挿通可能な大きさとなっている。ここで、拘束部材63、64が蓄熱ユニット30、32を挟んだ状態で、拘束部材63の貫通孔67Aと拘束部材64の貫通孔67Aとにボルト68を挿通させ、ナット69を締結することで、蓄熱ユニット30、32が拘束部62に拘束される。即ち、拘束部62は、蓄熱ユニット30、32を容器上下方向(積層方向)で拘束するようになっている。なお、ボルト68は、蓄熱ユニット30、32に対して容器奥行方向の手前側と奥側に配置されている。
(全体構成の作用)
次に、第1実施形態の作用について説明する。
蓄熱システム10において反応器20に蓄熱された熱を放熱する際には、図3(A)に示されるように、開閉弁29を開放し、開閉弁19を閉止した状態で、蒸発器24のヒータ18により液相部28Bの水Waを蒸発させる。そして、生成された水蒸気Wbが、水蒸気流路26内を矢印B方向に移動して反応器20内に供給される。
続いて、図2に示されるように、反応器20内では、供給された水蒸気Wbが、蓄熱ユニット30の流路部36内、及び蓄熱ユニット32の流路部36内を流れる。そして、各流路部36内の水蒸気Wbが、フィルタ39を通って各蓄熱材44(図5参照)と接触することにより、蓄熱材44は、水和反応を生じつつ放熱する。この熱は、熱交換部52内を流れるエンジンオイルによって、加熱対象に輸送される。
一方、図3(B)に示されるように、蓄熱システム10において反応器20の蓄熱材44(図5参照)に蓄熱する際には、開閉弁19を開放し、開閉弁29を閉止した状態で、配管57A、熱交換部52、及び配管57B内に熱源(図示省略)によって加熱されたエンジンオイルを流通させる。このエンジンオイルによって加熱されることで、蓄熱材44が脱水反応を生じ、この熱が蓄熱材44に蓄熱される。このとき、蓄熱材44から脱水された水蒸気Wbは、流路部36から水蒸気流路14内を矢印A方向に流れて凝縮器12内に導入される(回収される)。そして、凝縮器12の気相部16Aにおいて、冷媒流路17を流通する冷媒によって水蒸気Wbが冷却され、凝縮された水Waが貯留容器16の液相部16Bに貯留される。
また、貯留容器16に貯留された水Waは、ポンプ50によって適宜、流路48を流れて貯留容器28に送られる。
以上説明した蓄熱材44の蓄熱、放熱について、蓄熱システム10のサイクル(一例)を参照しつつ補足する。図8には、PT線図に示された圧力平衡点における蓄熱システム10(図1参照)のサイクルが示されている。図8において、上側の等圧線が脱水(吸熱)反応を示し、下側の等圧線が水和(発熱)反応を示している。なお、蓄熱システム10の構成については、図1を参照する。
このサイクルでは、例えば、蓄熱材44の温度が410[℃]で蓄熱された場合、水蒸気Wbは50[℃]が平衡温度となる。そして、蓄熱システム10では、水蒸気Wbは凝縮器12において冷媒流路17の冷媒との熱交換によって50[℃]以下に冷却され、凝縮されて水Waになる。
一方、ヒータ18により加熱を行うことで、該ヒータ18の温度に応じた蒸気圧の水蒸気が発生する。例えば、図8のサイクルにおいて、5[℃]で水蒸気を発生させる場合、蓄熱材44は、315[℃]で放熱することが解る。このように、内部が真空脱気されている蓄熱システム10では、5[℃]付近の低温熱源から熱を汲み上げて、315[[℃]もの高温を得ることができる。
(要部構成)
次に、側壁22Bにおいて水蒸気流路14の一端が接続される位置、及び側壁22Bにおいて水蒸気流路26の一端が接続される位置について説明する。
側壁22Bにおいて水蒸気流路26の一端は、図1に示されるように、容器22において重力方向(容器上下方向と同一方向)の中央(図中線D)に対して上方の部分に接続されている。換言すれば、蒸発器24は、容器22において重力方向の中央に対して上方の部分から、容器22内に水蒸気Wbを供給するようになっている。
一方、側壁22Bにおいて水蒸気流路14の一端は、容器22において重力方向の中央に対して下方で、かつ、容器22において蓄熱ユニット30(一方の単位ユニットの一例)に備えられた流路部36に対して重力方向の下方の部分に接続されている。換言すれば、凝縮器12は、蓄熱材44から脱離した水蒸気Wbを、容器22において重力方向の中央に対して下方で、かつ、容器22において蓄熱ユニット30に備えられた流路部36に対して重力方向の下方の部分から回収するようになっている。
(要部構成の作用・まとめ)
以上説明したように、蒸発器24は、容器22において重力方向の中央に対して上方の部分から、容器22内に水蒸気Wbを供給する。このため、容器22の内部に供給された水蒸気Wbは、重力により重力方向の下方に移動する(容器22の内部は、水蒸気Wbが重力により下方に移動する程度に、真空脱気されている)。これにより、容器22の内部に水蒸気Wbを効率良く供給することができる。
また、凝縮器12が、容器22において重力方向の中央に対して下方の部分から水蒸気Wbを回収する。さらに、凝縮器12が、容器22において蓄熱ユニット30に備えられた流路部36に対して重力方向の下方の部分から水蒸気Wbを回収する。このため、蓄熱材44に蓄熱する場合に、蓄熱ユニット30、32の蓄熱材44から離脱して流路部36から放出され、容器22の内部で重力により重力方向の下方に移動した水蒸気Wbを回収することができる。
また、前述したように、容器22の内部の水蒸気Wbが凝縮器12に回収されることで、水蒸気Wbが容器22の内部に満遍なく移動する。このため、水蒸気Wbが容器22の内部を満遍なく移動しない場合と比して、水蒸気Wbと蓄熱材44とが反応する反応効率が低下するのを抑制することができる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の第2実施形態に係る蓄熱反応器及び蓄熱システムの一例について図9に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態の蓄熱システム100は、図9に示されるように、蒸発部及び凝縮部の一例としての蒸発凝縮器102を備えている。
蒸発凝縮器102は、貯留した水Waを蒸発させて反応器20に供給する(水蒸気を生成する)蒸発部、反応器20から導入された水蒸気Wbを凝縮する凝縮部、及び水蒸気が凝縮された水を貯留する貯留部としての各機能を兼ね備えている。
また、蒸発凝縮器102は、内部に水Waを貯留した貯留容器116を有している。貯留容器116内には、水蒸気Wbの凝縮用の冷媒が流れる冷媒流路117及び水Waの蒸発用のヒータ118が備えられている。冷媒流路117は、貯留容器116内における少なくとも気相部116Aを含む部分で熱交換を行うように配置されている。また、ヒータ118は、貯留容器116内における少なくとも液相部(貯留部)116Bを含む部分で通電により加熱を行うように配置されている。
さらに、蓄熱システム100は、蒸発凝縮器102及び反応器20に接続され、これらの内部を連通させる水蒸気流路120を備えている。
水蒸気流路120は、蒸発凝縮器102から容器22に向かって延び、途中の分岐部122で分岐している。そして、分岐部122から分岐した一方の端部120Aが容器22において重力方向の中央(図中線E)に対して下方の部分に接続され、分岐した他方の端部120Bが容器22において重力方向の中央に対して上方の部分に接続されている。さらに、一方の端部120Aが接続された位置については、蓄熱ユニット30に備えられる流動部36に対して重力方向の下方である。
また、分岐部122には、蒸発凝縮器102と一方の端部120Aを連通させるか、蒸発凝縮器102と他方の端部120Bを連通させるか、又は非連通を状態とするか、を選択することができる選択部材124(切替部材の一例)が備えられている。そして、この選択部材124は、重力方向において、一方の端部120Aと同等の高さ、又は一方の端部120Aより低く配置されている。なお、選択部材124は、所謂三方弁である。
この構成において、選択部材124は、蓄熱材44に蓄熱する際には、蒸発凝縮器102と一方の端部120Aを連通させ、蓄熱材44の熱を放熱する際には、蒸発凝縮器102と他方の端部120Bを連通させるようになっている。
ここで、水蒸気流路120において、分岐部122から蒸発凝縮器102までの部分は、蓄熱する際にも放熱する際にも水蒸気Wbが流れる。このように、蓄熱する際及び放熱する際に、水蒸気Wbが流れる流路の一部の共用することで、流路の合計長さを短くすることができる。
第2実施形態の他の作用については、第1実施形態と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、蓄熱ユニット30、32が2個備えられる場合を例にとって説明したが、蓄熱ユニットが3個以上の場合には、容器上下方向において、最も下方に配置された蓄熱ユニットの流動部に対して重力方向の下方の部分から水蒸気Wbを回収すれば好ましい。これにより、凝縮器(蒸発凝縮器)が、夫々の蓄熱ユニットの流動部から放出された水蒸気Wbを回収することができる。
また、上記実施形態では、凝縮器12(蒸発凝縮器102)が、容器22において蓄熱ユニット30に備えられた流路部36に対して重力方向の下方の部分から水蒸気Wbを回収した。しかし、流路部36に対して重力方向の下方の部分からでなくても、凝縮器(蒸発凝縮器)が、容器22において重力方向の中央に対して下方の部分から水蒸気Wbを回収すればよい。これにより、凝縮器(蒸発凝縮器)が、容器22の内部で重力により下方に移動した水蒸気Wbを回収することができる。
10 蓄熱システム
12 凝縮器(凝縮部の一例)
22 容器
24 蒸発器(蒸発部の一例)
30 蓄熱ユニット(単位ユニットの一例)
32 蓄熱ユニット(単位ユニットの一例)
42 蓄熱部
44 蓄熱材
100 蓄熱システム
102 蒸発凝縮器(蒸発部、及び凝縮部の一例)
124 選択部材(切替部材の一例)

Claims (5)

  1. 反応媒体が内部に供給される容器と、
    前記容器の内部に配置され、前記反応媒体と結合して発熱及び前記反応媒体が脱離して蓄熱する蓄熱材を有する蓄熱部と、
    前記容器に気密状態で連通され、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方の部分から回収して凝縮する凝縮部と、
    を備える蓄熱システム。
  2. 前記容器の内部に配置され、前記蓄熱部と重力方向で重なり、前記蓄熱材から脱離した前記反応媒体が流れる流路部を備え、
    前記凝縮部は、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、前記容器において前記流路部に対して重力方向の下方の部分から回収する請求項1に記載の蓄熱システム。
  3. 前記流路部と、前記蓄熱部とを含んで単位ユニットとされ、
    前記容器の内部で、一方の前記単位ユニットの重力方向の上側に他方の前記単位ユニットが重ねられ、
    前記凝縮部は、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器において重力方向の中央に対して下方で、かつ、前記容器において一方の前記単位ユニットに備えられた前記流路部に対して重力方向の下方の部分から回収する請求項2に記載の蓄熱システム。
  4. 前記容器に気密状態で連通され、液相の媒体を蒸発させて気相の反応媒体を前記容器に供給する蒸発部を備え、
    前記蒸発部は、前記容器において重力方向の中央に対して上方の部分から、前記容器の内部に気相の前記反応媒体を供給する請求項1〜3の何れか1項に記載の蓄熱システム。
  5. 反応媒体が内部に供給される容器と、
    前記容器の内部に配置され、前記反応媒体と結合して発熱及び前記反応媒体が脱離して蓄熱する蓄熱材を有する蓄熱部と、
    前記容器に気密状態で連通され、前記蓄熱材から脱離した気相の前記反応媒体を、前記容器から回収すると共に、気相の前記反応媒体を、前記容器に供給する蒸発凝縮器と、
    前記蒸発凝縮器が気相の反応媒体を前記容器から回収する際は、前記容器において重力方向の中央に対して下方の部分と前記蒸発凝縮器を連通させ、前記蒸発凝縮器が気相の反応媒体を前記容器に供給する際は、前記容器において重力方向の中央に対して上方の部分と前記蒸発凝縮器を連通させる切替部材と、
    を備える蓄熱システム。
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