JPH085277A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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JPH085277A
JPH085277A JP6140065A JP14006594A JPH085277A JP H085277 A JPH085277 A JP H085277A JP 6140065 A JP6140065 A JP 6140065A JP 14006594 A JP14006594 A JP 14006594A JP H085277 A JPH085277 A JP H085277A
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heat
space
tray
heat storage
port
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JP6140065A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Ota
田 博 重 太
Keiji Suzumura
村 恵 司 鈴
Keiichi Ishida
田 啓 一 石
Fumihiko Asakawa
川 史 彦 浅
Takamitsu Matsuno
野 孝 充 松
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄熱容量が大きく、放熱,蓄熱の立上り速度
が高い蓄熱装置を提供する。蓄熱物質と熱交換チュ−ブ
との伝熱効率を高くする。 【構成】 底壁から起立した側壁を有する複数個の、隣
り合うものの底壁面と側壁端部開口の間に所定の空隙を
置いて重ね配列された伝熱性のトレイ7a〜7r;トレイの
それぞれの底壁を貫通かつ底壁に固着された、複数個の
熱交換チュ−ブ81〜890;各トレイの内空間に収納され
た蓄熱物質9;熱交換チュ−ブの一端の開口とトレイ空
間との間を遮断し、熱交換チュ−ブの他端の開口とトレ
イ空間との間を遮断し、トレイ空間を気密に区画するト
レイ空間遮蔽手段1〜5;および、トレイ空間に対して、
蓄熱物質9に温度変化をもたらす作用流体を出し入れす
るための、作用流体ポ−ト13;を備える蓄熱装置(HS
T)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄熱物質とそれに温度
変化をもたらす作用流体を用いる蓄熱装置に関し、特
に、これに限定する意図ではないが、作用流体の吸収/
放出に伴って放熱/吸熱又は吸熱/放熱する蓄熱物質を
用いる蓄熱槽に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭53−148753号公報
には、硫化ナトリウムの水和反応を利用する蓄熱装置が
提示されている。硫化ナトリウムは、 Na2S+nH2O ⇔ Na2S・nH2O+14.3Kcal/水1モル ・・・(1) 0<n≦9 なる関係により、結晶水が少い硫化ナトリウムに水を与
えることにより発熱する(放熱)。結晶水が多い硫化ナト
リウム側を加熱すると結晶水を放出する(蓄熱)。前記特
開昭53−148753号公報に開示の蓄熱槽は、蓄熱
容器の中心に穴開き筒を配置しその外周面に電気ヒ−タ
を筒状に配置し、電気ヒ−タの外側に硫化ナトリウムを
充填したものである。この蓄熱容器の内空間を水容器の
内空間に連通とするための開閉弁がある。開閉弁を開に
して、蓄熱容器の内空間を水容器の内空間に連通として
電気ヒ−タに電力を投入すると、硫化ナトリウムが加熱
されて結晶水を放出する。放出された水(気体)は水容
器が低温であるとあるいは水容器を冷却することによ
り、水容器内で液化する(蓄熱および水の回収)。所要
の加熱(蓄熱)を行なった後に、電気ヒ−タへの電力投
入を停止し開閉弁を閉じると、熱保存状態となる。その
後電気ヒ−タには電力を投入しないで開閉弁を開にする
と、水容器で気化した水が蓄熱容器で硫化ナトリウムに
吸収され、硫化ナトリウムの結晶水が増えることによ
り、硫化ナトリウムが放熱する(放熱)。開閉弁を閉じ
て硫化ナトリウムへの水(気体)の供給を停止すると硫
化ナトリウムの放熱が停止する。このように、硫化ナト
リウムの加熱により硫化ナトリウムが水を放出して蓄熱
し、逆に水を供給することにより硫化ナトリウムが水を
結晶水の形で吸収して放熱するので、繰返し蓄熱/放熱
を行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の蓄熱槽
は、蓄熱容器の中心に穴開き筒を配置しその外周面に電
気ヒ−タを筒状に配置し、電気ヒ−タの外側に硫化ナト
リウムを充填したものであり、蓄熱のときには筒状電気
ヒ−タの外周にやはり筒状に分布する硫化ナトリウムを
筒の内側から温めるように加熱し、電気ヒ−タの内空間
に水(気体)通流用の穴開き筒体があるので、硫化ナト
リウム全体への熱伝播効率が悪く、筒状に分布する硫化
ナトリウムの最外周部すなわち蓄熱容器近くのものの蓄
熱効率が悪い。放熱のときには、蓄熱容器の中心の穴開
き筒から電気ヒ−タ空間を通って供給される水(気体)
を、筒状に分布する硫化ナトリウムの内側のものから吸
収するので、硫化ナトリウム全体への水の拡散効率が悪
く、筒状に分布する硫化ナトリウムの蓄熱容器近くのも
のの放熱効率が悪い。加えて、硫化ナトリウムと水通流
用の穴開き筒との間に電気ヒ−タが存在するので、これ
が硫化ナトリウムへの水の拡散を妨げるという問題もあ
る。蓄熱効率,放熱効率が低いことは、蓄熱容量が小さ
いことを意味し、また水や熱の拡散効率が悪いことは、
放熱,蓄熱の立上り速度が低いことを意味する。
【0004】これらの問題を改善する1つの蓄熱装置
を、特願平6−50687号にて提示した。この蓄熱装
置の蓄熱槽は、槽内に複数個の、多数のフィン付の熱交
換流体通流用のパイプを並設し、隣り合うフィン間に蓄
熱物質(例えば硫化ナトリウム)を充填し、これにより
フィンと蓄熱物質でなる筒体を形成し、この筒体の側周
面をスクリ−ンで被覆したものである。この蓄熱槽によ
れば、フィン間のド−ナッツ状の蓄熱物質は、その上下
端面(フィン当接面)および内周面(パイプ接触面)で
熱伝達用のフィンおよびパイプに接触するので、熱伝播
効率が高い。また、作用流体(例えば水蒸気)とは外周
面で接触するので直接接触面積が広く、発熱効率が高
い。したがって、蓄熱容量が大きく、放熱,蓄熱の立上
り速度が高い。
【0005】ところが、蓄熱槽に開いた作用流体(水蒸
気)通流口の近傍の蓄熱物質(硫化ナトリウム)には過
剰な水蒸気が作用してこれにより多量の結晶水を吸収し
て融点が低下し、ド−ナッツ状の硫化ナトリウムがその
外周面から融解してフィンから脱落しド−ナッツ形状が
くずれて、フィンから離脱し、これが伝熱効率を低下さ
せることが分かった。また、フィン間への硫化ナトリウ
ムの充填は、多量の結晶水を含み融点が低い硫化ナトリ
ウムを融解状態でフィン間に充填し、そして冷却して凝
固させた後、真空下において脱水を行っているが、この
脱水処理時、およびその後の蓄熱のための脱水反応時
に、硫化ナトリウムの体積が収縮してフィンから剥離す
ることにより伝熱効率が低下することが分かった。
【0006】本発明は、蓄熱容量が大きく、放熱,蓄熱
の立上り速度が高い蓄熱装置を提供することを第1の目
的とし、蓄熱物質とその放熱時にはそれより熱を吸収し
蓄熱時にはそれに熱を与える伝熱性の筒体との伝熱効率
を高くすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄熱装置(HST)
は、底壁から起立した側壁を有する複数個の、隣り合う
ものの底壁面と側壁端部開口の間に所定の空隙を置いて
重ね配列された伝熱性のトレイ(7a〜7r);前記複数個の
トレイ(7a〜7r)のそれぞれの底壁を貫通しかつ底壁に固
着された、複数個の伝熱性の筒体(81〜890);各トレイ
の内空間に収納された蓄熱物質(9);前記複数個の筒体
(81〜890)の一端の開口と前記複数個のトレイが存在す
るトレイ空間との間を遮断し、筒体の他端の開口とトレ
イ空間との間を遮断し、トレイ空間を気密に区画するト
レイ空間遮蔽手段(1〜5);および、前記トレイ空間に対
して、前記蓄熱物質(9)に温度変化をもたらす作用流体
を出し入れするための、トレイ空間遮蔽手段(1〜5)に設
けられた作用流体ポ−ト(13);を備える。なお、カッコ
内には、理解を容易にするために、図面に示し後述する
実施例の対応要素の記号を、参考までに付記した。
【0008】
【作用】後述の一実施例では蓄熱物質として硫化ナトリ
ウムを、作用流体として水蒸気を用いている。そこで、
ここでは、理解を容易にするために、蓄熱物質は硫化ナ
トリウム、作用流体は水蒸気であると想定して説明する
が、本発明の蓄熱装置は蓄熱槽の構造に要旨があり、蓄
熱物質および作用流体にそれぞれ硫化ナトリウムおよび
水蒸気を用いるものに限らず、他の、化学的又は物理的
作用により発熱又は放熱と,吸熱又は蓄熱を行なう蓄熱
物質および作用流体の組合せも、また、熱は一般に高温
エネルギ−を指すが、この「熱」を低温エネルギ−すな
わち冷熱と読み替える蓄熱装置すなわち冷熱蓄熱装置を
も含むものである。
【0009】本発明の蓄熱装置によれば、複数個の伝熱
性の筒体(81〜890)の温度が高いと、筒体(81〜890)およ
びそれらが固着された伝熱性のトレイ(7a〜7r)の温度が
上昇し、各トレイ内の蓄熱物質(9)が加熱され、蓄熱物
質(9)から作用流体をトレイ空間に放出する。トレイ空
間に出た作用流体は作用流体ポ−ト(13)を通してトレイ
空間遮蔽手段(1〜5)の外に出る(蓄熱工程)。逆に、トレ
イ空間遮蔽手段(1〜5)の外部から作用流体ポ−ト(1
3)を通してトレイ空間に作用流体を供給すると、トレ
イ間の空隙を通ってトレイ内蓄熱物質(9)の上表面に作
用物質が拡散し、蓄熱物質(9)が発熱する。この熱は、
蓄熱物質(9)を収納したトレイと筒体(81〜890)に伝
播すると共に、蓄熱物質(9)の上表面の熱は空隙を介し
て隣り合うトレイにも伝播する。すなわちトレイおよび
筒体(81〜890)の温度が上昇する(放熱工程)。
【0010】トレイ(7a〜7r)は底面積が広く深さは浅い
ので、蓄熱物質(9)の体積に対して、蓄熱物質(9)のトレ
イとの接触面積が広いので、蓄熱物質(9)/トレイ(7a〜
7r)間の熱伝達効率が高い。複数個の伝熱性の筒体(81
890)が伝熱性のトレイ(7a〜7r)をそれらの底板と垂直に
貫通しかつ相対的に固着されているので、トレイ(7a〜7
r)/筒体(81〜890)間の熱伝達効率が高い。また一部の
蓄熱物質(9)は直接に筒体(81〜890)に接触する。以上に
より蓄熱物質(9)/筒体(81〜890)間の熱伝達効率が高
い。
【0011】一方、トレイ内蓄熱物質(9)の体積に対し
て、蓄熱物質(9)の表面積(空隙に接する表面積)が大
きいので、蓄熱物質(9)/作用流体間の直接接触面積
(放熱時)および作用流体直接放出面積(蓄熱時)が広
いので、蓄熱物質(9)/作用流体間の作用効率が高い。
その結果、比較的に小さいトレイ空間で比較的に多量の
蓄熱を行なうことができ、かつ、蓄熱,放熱の立上り速
度が高い。
【0012】加えて、蓄熱物質(9)がトレイに収納され
ているので、仮に作用流体ポ−ト近傍の蓄熱物質(9)に
過剰な作用流体が作用してこれにより蓄熱物質(9)が融
解しても、トレイで受けられているので流出することは
ない。すなわち蓄熱物質(9)の脱落を生じない。
【0013】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0014】
【実施例】図1に本発明の一実施例の外観を示す。図1
に示す蓄熱槽HSTが本発明の一実施例である。図1に
おいて蓄熱槽HSTの作用流体ポ−ト13には開閉弁O
CVの1つのポ−トが接続され、開閉弁OCVのもう1
つのポ−トは冷却槽WCRに接続されている。蓄熱槽H
STの内部には多数のトレイとそれらの重ね配列を貫通
する多数の熱交換チュ−ブがあり、トレイのそれぞれに
は蓄熱物質として、硫化ナトリウムが収納されている。
【0015】冷却槽WCRは水タンクであり、内空間に
水が収納され、かつ、熱交換用コアが収納されている。
蓄熱槽HSTおよび冷却槽WCR共に気密であり、比較
的に低温度でも、開閉弁OCVを通して両槽HST,W
CR間に水蒸気が通流するように、両槽HST,WCR
は予め低圧に真空引きされている。したがって冷却槽W
CRの内空間には槽内温度および圧力に対応する水蒸気
がある。
【0016】開閉弁OCVを開くと、冷却槽WCRから
蓄熱槽HSTに、作用流体である水蒸気が流れて、冷却
槽WCR内の蓄熱物質である硫化ナトリウムが水和反応
してその結晶水が増え、このとき熱を放出する。この熱
は、供給ポ−ト10から蓄熱槽HSTの熱交換チュ−ブ
に低温の熱交換媒体(例えば液体の水)を供給し、排出
ポ−ト11(図2)から取り出すことにより、外部に取
り出すことができる(蓄熱槽HSTにおける放熱工
程)。水蒸気は冷却槽WCR内で発生し、蓄熱槽HST
の硫化ナトリウムに吸収される。なお、冷却槽WCRの
熱交換用コアに高温の熱交換媒体(例えば液体の水)を
通すことにより、冷却槽WCRは該熱交換媒体を冷却す
る冷却器として機能することになる。開閉弁OCVが閉
じられると、蓄熱槽HSTへの水蒸気の供給が止まり、
蓄熱槽HST内の空間の水蒸気が実質上なくなったとき
に、蓄熱槽HSTから外部への放熱が止まる。また、開
閉弁OCVが開であっても、硫化ナトリウムの水和反応
が飽和すると、放熱は止まる。開閉弁OCVを開き、し
かも供給ポ−ト10から蓄熱槽HSTの熱交換チュ−ブ
に高温の熱交換媒体を供給し、排出ポ−ト11から取り
出すことにより、蓄熱槽HSTの内部が加熱され、これ
により硫化ナトリウムが熱を吸収し結晶水を放出する
(蓄熱槽HSTの蓄熱工程)。これにより蓄熱槽HST
に生じた水蒸気は冷却槽WCRに流れ、そこで水に液化
する。この液化を助けるために、熱交換用コアに常に低
温の熱交換媒体を通す必要がある。蓄熱槽HSTに十分
に熱供給した後、熱供給を停止しかつ開閉弁OCVを閉
じておくことにより、上述の放熱工程をいつでも開始し
うる。
【0017】図2に、図1に示す本発明の一実施例であ
る蓄熱槽HST、の上面を拡大して示し、図3には、図
2の3A−3A線断面(縦断面)を示す。図3を参照す
ると、深さ(側壁の上下方向zの高さ)が7mm、直径
230mm、板厚0.2mmのステンレス製丸盆形状の
トレイ7a〜7rが、2mmの空隙を置いて上下方向z
に配列されている。すなわちz方向に9mmのピッチで
重ね配列されている。以下、トレイ7a〜7rの全体を
トレイスタックと称す。トレイスタックを、90個の熱
交換チュ−ブ81〜890が上下方向zに貫通し、ロ−付
けにより各トレイに固着されている。図3には一部の熱
交換チュ−ブ81,83のみを示し、他の熱交換チュ−ブ
の図示は省略しているが、熱交換チュ−ブ81〜8
90は、水平面(x,y平面)において図2に点線で示す
ように分布する。
【0018】熱交換チュ−ブ81〜890は、肉厚が0.
3mmのステンレス製偏平チュ−ブである。図3を参照
すると、熱交換チュ−ブ81〜890の上端は、ステンレ
ス製の内上板2を貫通しかつそれにロ−付けで固着され
ている。また、熱交換チュ−ブ81〜890の下端は、ス
テンレス製の内下板3を貫通しそれにロ−付けで固着さ
れている。
【0019】図3に示す内上板2は、リング状のフラン
ジ4と外上板6で挟まれ、複数個のボルトでそれら4,
6に一体かつ気密に固着されている。フランジ4にはス
テンレス製の外筒1の上端が溶接にて気密に固着されて
おり、外筒1の下端はリング状の外フランジ5に溶接に
て気密に固着されている。内下板3は、外フランジ5の
内部に気密に圧入されたリングに溶接にて気密に固着さ
れている。外下板17は外フランジ5に、複数個のボル
トで気密に固着されている。
【0020】図3において、トレイスタックの各トレイ
には、その深さのレベルに蓄熱物質である硫化ナトリウ
ム粉末9が収納されている。トレイスタックは外観が略
円柱状であり、その外周面に、通気性が高いが、硫化ナ
トリウム粉末9の通過は妨げる円筒状のスクリ−ン12
が密着している。
【0021】図2および図3を参照する。外上板6は大
略で下向きの丸盆形状であるが、熱交換媒体供給ポ−ト
10を装着した上突の流路壁6i,熱交換媒体供給ポ−
ト10を装着した上突の流路壁6e、ならびに、水平方
向yに延び外上板6の下空間を2分する内壁6aを有す
る。この内壁6aは、中間部でわずかにx方向に延び、
下面は内上板2に、シ−ルシ−トを介して圧接してい
る。流路壁6iおよび6eの流路中心線は水平であり、
しかも内壁6aの中点(トレイスタックの、z方向に延
びる中心線)に指向している。しかも、これらの流路中
心線は、図5に示すように、y軸に平行な内壁6aに対
してそれぞれ22.5°の角度をなす。
【0022】外上板6と内上板2で閉じられた第1空間
(6f+6b)は、内壁6aで第1区画6fと第2区画
6bに2等分され、供給ポ−ト10から流入する熱交換
媒体は第1区画6fに入る。第1区画6fの供給ポ−ト
10に近い右半分はx方向の幅が狭く、供給ポ−ト10
から遠い左半分はx方向の幅が広いので、大略で、該右
半分では熱交換媒体の圧力が高く、左半分では圧力が低
い。第1区画6fに入った熱交換媒体は、該区画6fに
上端が開いた熱交換チュ−ブ890,889,・・・(図5
に示す第1組のチュ−ブ)を通って、内下板3と外下板
17で閉じられた第2空間(17b)に至り、第2空間
から、第2区画6bに上端が開いた熱交換チュ−ブ
1,82,・・・(図5に示す第2組のチュ−ブ)を通
って、第1空間(6f+6b)の第2区画6bに出て、
そして排出ポ−ト11に至る。第2区画6bは、排出ポ
−ト11に近い右半分はx方向の幅が広く、排出ポ−ト
11から遠い左半分はx方向のル−トの流速は比較的に
速い。供給ポ−ト10より遠い熱交換チュ−ブに入った
熱交換媒体は排出ポ−ト11に遠い熱交換チュ−ブを通
って排出ポ−ト11に至り、このル−トの流速は比較的
に遅い。これにより、トレイスタックは、それを水平面
(x,y2次元面)に上から下(z方向)に投影した平
面(図2,4,5)において、供給ポ−ト10および排
出ポ−ト11に近い場所(図5でx方向に延びるリブ1
7aの右側の領域)において熱交換媒体との熱交換効率
が比較的に高く、遠い場所(図5でx方向に延びるリブ
17aの左側の領域)で熱交換効率が比較的に低い。外
下板17は大略で上向きの丸盆形状である。
【0023】外筒1(図3)には、それを水平面(x,
y2次元面)に上から下(z方向)に投影した平面(図
2,5)において、供給ポ−ト10と排出ポ−ト11の
中間位置、ならびに、z方向では図3に2点線鎖で示す
位置に、作用流体ポ−ト13が、気密に固着されてお
り、また、外筒1内の圧力を検出する圧力センサを装着
するためのポ−ト(圧力検出ポ−ト)14(図2,図
3)が気密に固着されている。
【0024】作用流体ポ−ト13には、図1に示すよう
に開閉弁OCVが接続され、放熱工程では、これらを通
して外筒1の内空間すなわちトレイ空間に、作用流体で
ある水蒸気が冷却槽WCRから供給され、外筒1内で拡
散して、トレイ間空隙を通してトレイ間空間に進入し、
そこに露出している硫化ナトリウム9上表面に触れ、硫
化ナトリウム9が結晶水として水蒸気を吸収しこのとき
発熱する。この熱はトレイおよび熱交換チュ−ブを通し
てチュ−ブ内を流れる比較的に低温の熱交換媒体に伝わ
る。硫化ナトリウム上表面から上方に放射した熱は上方
のトレイの下面をあたためる。したがって、放熱工程で
は、作用流体ポ−ト13の近くの硫化ナトリウム9から
水蒸気を吸収して発熱するので、作用流体ポ−ト13近
くの熱交換チュ−ブが分布する領域で発熱が多い。これ
らの熱交換チュ−ブがこの熱をすみやかに吸収して蓄熱
槽HSTの外部に放出する。仮にこの熱の持ち出しが遅
いと、該熱により水蒸気の吸収能力が低下し、放熱効率
が低下する。
【0025】蓄熱工程では、供給ポ−ト10に比較的に
高温の熱交換媒体が供給され、その熱が熱交換チュ−ブ
およびトレイを介してトレイ内の硫化ナトリウム9に伝
わり、硫化ナトリウムがその結晶水を放出しかつ吸熱す
る。放出された結晶水は水蒸気となってトレイ間空隙を
通って作用流体ポ−ト13および開閉弁OCVを通って
冷却槽WCRに流れる。したがって、蓄熱工程では、作
用流体ポ−ト13の近くの硫化ナトリウム9から水蒸気
を放出し吸熱するので、作用流体ポ−ト13の近くの熱
交換チュ−ブ(図5参照)が分布する領域で吸熱が大き
い。これらの熱交換チュ−ブの熱交換媒体の流速が高い
ので、この熱を蓄熱槽HSTの外部からすみやかに供給
する。仮にこの熱供給が遅いと、硫化ナトリウムからの
結晶水の放出と蓄熱効率が低下する。
【0026】図1および図5に示す15は、空気抜き用
のポ−トであり、熱交換媒体用回路中の空気抜きに使用
される。
【0027】以上に説明した実施例(蓄熱槽HST)の
特徴を以下に要約すると、まず、複数個の筒体(81
890)の一端(上端)の開口が開いた第1空間(6b+6f)を
気密にする第1の熱交換媒体遮蔽手段(6);筒体(81〜8
90)の他端(下端)の開口が開いた第2空間(17b)を気
密にする第2の熱交換媒体遮蔽手段(17);ならびに、第
1空間(6b+6f),前記複数個の筒体(81〜890)および第2
空間(17b)に対して熱交換媒体を給排するための供給ポ
−ト(10)および排出ポ−ト(11);を備えるので、外部空
間から遮断して筒体(81〜890)に熱交換媒体を通流させ
て、離れた場所のヒ−タ(熱供給源)の熱を筒体(81〜8
90)に与えて蓄熱工程を行なうことができ、また離れた
場所のヒ−タ(熱放出器)に熱を与える放熱工程を行な
うことができる。
【0028】第1の熱交換媒体遮蔽手段(6)は、第1空
間(6b+6f)を複数(6b,6f)に区分する空間分割手段(6a)を
含み、供給ポ−ト(10)は第1空間の該区分された1つの
区画(6f)に連通し、排出ポ−ト(11)は他の1つの区画(6
b)に連通するので、供給ポ−ト(10)から第1空間(6b+6
f)の1つの区画(6f)に流入した熱交換媒体は、該区画(6
f)に一端(上端)が開いた筒体を通して第2空間(17b)
に出て、そして他の筒体を通って第1空間(6b+6f)の他
の区画(6b)に出て、次いで排出ポ−ト(11)に出るという
通流により、蓄熱工程においては熱交換媒体から筒体(8
1〜890)への熱供給が、放熱工程においては筒体(81〜8
90)から熱交換媒体への熱供給が行なわれる。空間分割
手段(6a)により、筒体(81〜890)が熱交換媒体の往流通
用と戻り流通用の2組に分けられることになる。供給ポ
−ト(10)と排出ポ−ト(11)が共に第1空間(6b+6f)に結
合され、第2空間に熱交換媒体通流用のポ−トを配する
必要がない。
【0029】空間分割手段(6a)は、トレイ(7a〜7r)の底
壁に対して垂直であって第1空間(6b+6f)を実質上2等
分(6b,6f)する区画壁(6a)である。第1空間(6b+6f)の1
つの区画(6f)に流入した熱交換媒体は、そこに一端(上
端)が開いた筒体を通して第2空間(17b)に入り、他の
筒体を通して第1空間(6b+6f)の他の区画(6b)に出て、
次いで排出ポ−ト(11)に出る。区画壁(6a)により、筒体
(81〜890)が熱交換媒体の往流通用の第1組と戻り流通
用の第2組に分けられる。
【0030】供給ポ−ト(10)の熱交換媒体流路はトレイ
(7a〜7r)の底壁に実質上平行に延びかつその中心線は第
1区画壁(6a)が延びる方向yに対して45°以下の角度
(22.5°)をなし、排出ポ−ト(11)の熱交換媒体流路はト
レイ(7a〜7r)の底壁に実質上平行に延びかつその中心線
は、供給ポ−ト(10)の熱交換媒体流路の中心線に対して
90°以下の角度(45°)であり;しかも、供給ポ−ト(1
0)の熱交換媒体流路の中心線,排出ポ−ト(11)の熱交換
媒体流路の中心線および作用流体ポ−ト(13)の作用流体
流路の中心線を、方向yおよびxに直交する方向zで
x,y平面に投影したとき、作用流体流路の中心線の投
影線が、前記2つの熱交換媒体流路の中心線の投影線が
なす角の2等分線となる位置に、作用流体ポ−ト(13)を
設けている。 トレイ空間遮蔽手段(1〜5)の内部にあっ
て、前記複数個の、トレイの重ね配列(7a〜7r)の側面す
なわちトレイ側壁の外表面およびトレイ間空隙を覆う、
蓄熱物質(9)は実質上遮断し作用流体は実質上通すスク
リ−ン(12)を備える。これにより、例えば装置が傾斜し
てトレイ内の蓄熱物質(9)の厚み分布が不均一になり、
一部の蓄熱物質(9)が空隙を通って漏出しようとする場
合、スクリ−ン(12)がこれを防止する。装置を水平に戻
し、水平振動を加えることにより、トレイ内の蓄熱物質
(9)が均一な厚み分布に戻る。
【0031】
【発明の効果】本発明の蓄熱装置(HST)によれば、複数
個の伝熱性の筒体(81〜890)の温度が高いと、筒体(81
890)およびそれらが固着された伝熱性のトレイ(7a〜7r)
の温度が上昇し、各トレイ内の蓄熱物質(9)が加熱さ
れ、蓄熱物質(9)から作用流体をトレイ空間に放出す
る。トレイ空間に出た作用流体は作用流体ポ−ト(13)を
通してトレイ空間遮蔽手段(1〜5)の外に出る(蓄熱工
程)。逆に、トレイ空間遮蔽手段(1〜5)の外部から作用
流体ポ−ト(13)を通してトレイ空間に作用流体を供給す
ると、トレイ間の空隙を通ってトレイ内蓄熱物質(9)の
上表面に作用物質が拡散し、蓄熱物質(9)が発熱する。
この熱は、蓄熱物質(9)を収納したトレイと筒体(81〜8
90)に伝播すると共に、蓄熱物質(9)の上表面の熱は空隙
を介して隣り合うトレイにも伝播する。そしてトレイお
よび筒体(81〜890)の温度が上昇する(放熱工程)。
【0032】トレイ(7a〜7r)は底面積が広く深さは浅い
ので、蓄熱物質(9)の体積に対して、蓄熱物質(9)のトレ
イとの接触面積が広いので、蓄熱物質(9)/トレイ(7a〜
7r)間の熱伝達効率が高い。複数個の伝熱性の筒体(81
890)が伝熱性のトレイ(7a〜7r)をそれらの底板と垂直に
貫通しかつ相対的に固着されているので、トレイ(7a〜7
r)/筒体(81〜890)間の熱伝達効率が高い。また一部の
蓄熱物質(9)は直接に筒体(81〜890)に接触する。以上に
より蓄熱物質(9)/筒体(81〜890)間の熱伝達効率が高
い。
【0033】一方、トレイ内蓄熱物質(9)の体積に対し
て、蓄熱物質(9)の表面積(空隙に接する表面積)が大
きいので、蓄熱物質(9)/作用流体間の直接接触面積
(放熱時)および作用流体直接放出面積(蓄熱時)が広
いので、蓄熱物質(9)/作用流体間の作用効率が高い。
その結果、比較的に小さいトレイ空間で比較的に多量の
蓄熱を行なうことができ、かつ、蓄熱,放熱の立上り速
度が高い。
【0034】加えて、蓄熱物質(9)がトレイに収納され
ているので、仮に作用流体ポ−ト近傍の蓄熱物質(9)に
過剰な作用流体が作用してこれにより蓄熱物質(9)が融
解しても、トレイで受けられているので流出することは
ない。すなわち蓄熱物質(9)の脱落を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の蓄熱槽HSTを用いた蓄
熱システムの主要部の構成を示す側面図である。
【図2】 図1に示す蓄熱槽HSTの拡大平面図であ
る。
【図3】 図2の3A−3A線断面図である。
【図4】 図3に示す内上板2の平面図である。
【図5】 図3に示す内上板2における熱交換チュ−ブ
の分布と組別を示す平面図である。
【符号の説明】
1:外筒 2:内上板 2r:補強用のプレス突起 3:内下板 4,5:フランジ 6:外上板 6a:内壁 6f:第1空間
の第1区画 6b:第1空間の第2区画 7a〜7r:ト
レイ 81〜890:熱交換チュ−ブ 9:硫化ナト
リウム粉末 10:供給ポ−ト 11:排出ポ−
ト 12:スクリ−ン 13:作用流体
ポ−ト 14:圧力センサポ−ト 15:空気抜き
用のポ−ト 17:外下板 17a:リブ 17b:第2空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 田 啓 一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 浅 川 史 彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松 野 孝 充 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁から起立した側壁を有する複数個の、
    隣り合うものの底壁面と側壁端部開口の間に所定の空隙
    を置いて重ね配列された伝熱性のトレイ;前記複数個の
    トレイのそれぞれの底壁を貫通しかつ底壁に固着され
    た、複数個の伝熱性の筒体;各トレイの内空間に収納さ
    れた蓄熱物質;前記複数個の筒体の一端の開口と前記複
    数個のトレイが存在するトレイ空間との間を遮断し、筒
    体の他端の開口とトレイ空間との間を遮断し、トレイ空
    間を気密に区画するトレイ空間遮蔽手段;および、 前記トレイ空間に対して、前記蓄熱物質に温度変化をも
    たらす作用流体を出し入れするための、トレイ空間遮蔽
    手段に設けられた作用流体ポ−ト;を備える蓄熱装置。
  2. 【請求項2】前記複数個の筒体の一端の開口が開いた第
    1空間を気密に区画する第1の熱交換媒体遮蔽手段;筒
    体の他端の開口が開いた第2空間を気密に区画する第2
    の熱交換媒体遮蔽手段;ならびに、第1空間,前記複数
    個の筒体および第2空間に対して熱交換媒体を給排する
    ための供給ポ−トおよび排出ポ−ト;を更に備える請求
    項1記載の蓄熱装置。
  3. 【請求項3】第1の熱交換媒体遮蔽手段は、第1空間を
    複数に区分する空間分割手段を含み、供給ポ−トは第1
    空間の該区分された1つの区画に連通し、排出ポ−トは
    他の1つの区画に連通する、請求項2記載の蓄熱装置。
  4. 【請求項4】空間分割手段は、トレイの底壁に対して垂
    直であって第1空間を実質上2等分する区画壁である;
    請求項3記載の蓄熱装置。
  5. 【請求項5】供給ポ−トの熱交換媒体流路はトレイの底
    壁に実質上平行に延びかつその中心線は区画壁が延びる
    方向yに対して45°以下の角度をなし、排出ポ−トの
    熱交換媒体流路はトレイの底壁に実質上平行に延びかつ
    その中心線は、供給ポ−トの熱交換媒体流路の中心線に
    対して90°以下の角度をなし;供給ポ−トの熱交換媒
    体流路の中心線,排出ポ−トの熱交換媒体流路の中心線
    および作用流体ポ−トの作用流体流路の中心線を、方向
    yおよびxに直交する方向zでx,y平面に投影したと
    き、作用流体流路の中心線の投影線が、前記2つの熱交
    換媒体流路の中心線の投影線がなす角の2等分線となる
    位置に、作用流体ポ−トを設けた;請求項4記載の蓄熱
    装置。
  6. 【請求項6】トレイ空間遮蔽手段の内部にあって、前記
    複数個の、トレイの重ね配列の側面すなわちトレイ側壁
    の外表面およびトレイ間空隙を覆う、蓄熱物質は実質上
    遮断し作用流体は実質上通すスクリ−ンを更に備える、
    請求項1又は請求項2記載の蓄熱装置。
JP6140065A 1994-06-22 1994-06-22 蓄熱装置 Pending JPH085277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249412A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Denso Corp 蓄熱装置
JP2015178926A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社豊田中央研究所 蓄熱システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249412A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Denso Corp 蓄熱装置
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