JP2017136732A - 綴じ装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙束がズレた状態で綴じ処理がおこなわれることなく、比較的簡易かつ短時間に、厚さや枚数が異なる用紙束に対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる、綴じ装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】積載部61に積載された用紙束PTに対して綴じ処理をおこなう第2綴じ装置本体92(綴じ装置本体)に、一対の歯形状の凹凸部93a1、93b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて用紙束PTの第1綴じ部N1への綴じ処理をおこなう第1綴じ処理部93と、第1綴じ処理部93に比べて噛合い深さが大きな一対の歯形状の凹凸部94a1、94b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて用紙束PTの第2綴じ部N2への綴じ処理をおこなう第2綴じ処理部94と、が設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、用紙束に対して綴じ処理をおこなう綴じ装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に設置された綴じ装置において、金属針を用いることなく綴じ処理をおこなうものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
このような綴じ装置は、複数の用紙からなる用紙束に対して、一対の歯型状の凹凸部を用紙束を挟むように噛み合わせて、用紙束に厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなうものであって、環境にやさしい装置として知られている。
一方、特許文献1、2には、用紙束を所定方向に搬送しながら、一対の歯型状の凹凸部が形成された回転部材を回転させて、用紙束を挟むように噛み合わせて綴じ処理をおこなう綴じ装置が開示されている。
また、特許文献3には、用紙束を搬送しながら綴じ処理をおこなうのではなく、用紙束を積載部に一旦積載した状態で、一対の歯型状の凹凸部が形成された綴じ装置本体を用紙束の綴じ部に移動させた後に、一対の凹凸部を用紙束を挟むように噛み合わせて綴じ処理をおこなう綴じ装置が開示されている。また、特許文献3には、厚さや枚数が異なる用紙束に対して、それぞれ、最適な綴じ力で綴じ処理をおこなうために、綴じ力の異なる複数の綴じ処理部(綴じ部材対)が支持板上に設置されたリボルバ方式の綴じ装置が開示されている。
上述した特許文献1、2の綴じ装置は、用紙束を所定方向に搬送しながら、一対の歯型状の凹凸部が形成された回転部材を回転させて、用紙束を挟むように噛み合わせて綴じ処理をおこなっているため、搬送時の抵抗によって用紙束がズレた状態で綴じ処理がおこなわれてしまう可能性があった。
これに対して、上述した特許文献3の綴じ装置は、用紙束を搬送しながら綴じ処理をおこなうのではなく、用紙束を積載部に積載した状態で、綴じ装置本体を用紙束の綴じ部に移動させた後に、一対の凹凸部を用紙束を挟むように噛み合わせて綴じ処理をおこなっているため、用紙束がズレた状態で綴じ処理がおこなわれる不具合が軽減される効果が期待できる。しかし、厚さや枚数が異なる用紙束に対して、それぞれ、最適な綴じ力で綴じ処理がおこなわれるように、用紙束の厚さや枚数を検出した後に、複数の綴じ処理部(綴じ部材対)が設置された支持板を回転させて、最適な綴じ処理部を用紙束の綴じ位置に対向させているため、綴じ処理に時間がかかってしまうとともに、装置の構成や制御が複雑化してしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、用紙束がズレた状態で綴じ処理がおこなわれることなく、比較的簡易かつ短時間に、厚さや枚数が異なる用紙束に対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる、綴じ装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における綴じ装置は、複数の用紙が用紙束として積載される積載部と、移動手段によって所定の綴じ位置に向けて移動して停止した状態で、前記積載部に積載された用紙束に対して綴じ処理をおこなう綴じ装置本体と、を備え、前記綴じ装置本体は、一対の歯形状の凹凸部を前記用紙束を挟むように噛み合わせて、前記用紙束の第1綴じ部に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなう第1綴じ処理部と、前記第1綴じ処理部に比べて噛合い深さが大きな一対の歯形状の凹凸部を前記用紙束を挟むように噛み合わせて、前記第1綴じ部とは異なる前記用紙束の第2綴じ部に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなう第2綴じ処理部と、を具備したものである。
本発明によれば、用紙束がズレた状態で綴じ処理がおこなわれることなく、比較的簡易かつ短時間に、厚さや枚数が異なる用紙束に対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる、綴じ装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 後処理装置を示す概略構成図である。 綴じ装置を示す概略構成図である。 綴じ装置の要部を幅方向に示す概略上面図である。 第2綴じ装置本体の、(A)第1綴じ処理部を示す拡大図と、(B)第2綴じ処理部を示す拡大図と、である。 第2綴じ装置本体を示す概略構成図である。 第2綴じ装置本体の動作を示す概略図である。 変形例としての、綴じ装置の要部を幅方向に示す概略上面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を用紙P(シート)に転写する転写部(画像形成部)、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の用紙Pが収納された給紙部、17は転写部7に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20は用紙P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30はオモテ面に画像が形成された後の用紙Pを反転して画像形成部に向けて搬送する両面搬送部、を示す。
また、50は画像形成装置本体1から排紙されて搬入された用紙Pに後処理を施す後処理装置、61は後処理装置50の内部に設置された積載部(内部トレイ)、71〜73は後処理後の用紙P(又は、用紙束PT)が排出されて積載されるトレイ(排紙トレイ)、90は後処理装置50の内部に設置された綴じ装置、91、92は綴じ装置における綴じ装置本体、を示す。後処理装置50は、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置されている。
図1を参照して、画像形成装置本体1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17により搬送された用紙P上に転写される。
一方、転写部7(画像形成部)に搬送される用紙Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、搬送経路K1の位置に向けて搬送される。
その後、用紙Pは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路K1を通過して、レジストローラ17の位置に達する。そして、レジストローラ17の位置に達した用紙Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7(画像形成部)に向けて搬送される。
そして、転写工程後の用紙Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
なお、用紙Pの両面(オモテ面とウラ面とである。)へのプリントをおこなう「両面プリントモード」が選択されている場合には、オモテ面への定着工程が終了した用紙Pは、上述した「片面プリントモード」が選択されているときのようにそのまま排紙されることなく、両面搬送経路K2に導かれて、両面搬送部30で搬送方向が反転された後に、再び転写部7(画像形成部)の位置に向けて搬送される。そして、転写部7の位置で先に説明したものと同様の画像形成プロセスによって用紙Pのウラ面への画像形成がおこなわれ、その後に定着装置20での定着工程を経て、搬送経路を通過して、画像形成装置本体1から排出される。
ここで、本実施の形態では、画像形成装置1に後処理装置50が設置されていて、画像形成装置本体1から排出された用紙Pが後処理装置50に搬送されて、搬送された用紙Pに対して後処理が施されることになる。
図1を参照して、本実施の形態における後処理装置50は、装置本体1から搬送された用紙Pを3つの搬送経路K3〜K5のうちいずれかの搬送経路に搬送して、異なる後処理を施せるように構成されている。第1の搬送経路K3は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pに、後処理を施すことなくそのまま第1排紙トレイ71に排紙するための搬送経路である。第2の搬送経路K4は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pを積載部61(内部トレイ)に積載して、綴じ装置90(第1綴じ装置)における2つの綴じ装置本体91、92(綴じ手段)のうちいずれかによって用紙後端への綴じ処理をおこない、処理後の用紙P(用紙束PT)を排紙ローラ55によって排紙口50bから外部トレイ72(第2排紙トレイ)に向けて排紙するための搬送経路である。第3の搬送経路K5は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pを一旦第2の搬送経路K4に搬送してスイッチバックした後に、綴じ装置83(第2綴じ装置)による用紙中央部への綴じ処理や、用紙折りブレード84等による折り処理をおこない、第3排紙トレイ73に排紙するための搬送経路である(図2をも参照できる)。
なお、上述した3つの搬送経路K3〜K5の切替は、分岐爪81の切替動作(回動)によっておこなわれる。
さらに詳しくは、図2を参照して、後処理装置50の搬入口50aの近傍には、第1搬送ローラ51や紙検知センサが設置されていて、紙検知センサによって検知された用紙Pが第1、第2搬送ローラ51、52によって装置50内に搬送される。そして、予めユーザーによって選択された後処理のモードに基いて、用紙Pが所望の搬送経路K3〜K5に導かれるように分岐爪81が回動する。
後処理を施さないモードが選択されている場合、第1の搬送経路K3に搬送された用紙Pは、第3搬送ローラ53によって排紙されて、第1排紙トレイ71上に排出される。
「ソートモード(仕分け処理モード)」が選択されている場合、第2の搬送経路K4に搬送された用紙Pは、幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に移動可能に構成された第4搬送ローラ54によって用紙Pごとに所定量だけ幅方向にシフト移動されながら搬送されて、排紙ローラ55(第5搬送ローラ)によって搬送されて外部トレイ72(第2排紙トレイ)上に順次積載される。
図2を参照して、外部トレイ72の上方にはフィラー82が上端の支軸を中心にして回動可能に設けられていて、外部トレイ72は移動機構によって上下動可能に構成されている。そして、外部トレイ72上に順次積載される用紙Pの搬送方向中央部がフィラー82に接触した状態が、フィラー82の支軸近傍に設置されたセンサによって検知されることで、外部トレイ72上に積載された用紙Pの高さが認識される。そして、外部トレイ72上に積載される用紙Pの枚数の増減に合わせて、外部トレイ72の上下位置が調整されることになる。また、外部トレイ72の上下位置が下限位置に達した場合には、外部トレイ72上に積載された用紙Pの枚数が上限(満杯)に達したものとして、後処理装置50から画像形成装置1に停止信号を送信して、画像形成動作を停止させる。
「綴じ処理モード(ステイプルモード)」が選択されている場合、第2の搬送経路K4に搬送された用紙Pは、第4搬送ローラ54によってシフト移動をおこなうことなく搬送されて、積載部61(内部トレイ)上に順次積載される。そして、積載部61の載置面上に用紙P(用紙束PT)が載置されると、そのたびに、その上方に配置された叩きローラ64と補助搬送ローラ65(図3を参照できる。)とが退避位置から最上方の用紙Pに当接する位置に移動して、叩きローラ64と補助搬送ローラ65とがそれぞれ図2の反時計方向に回転駆動されることで、その用紙Pがフェンス部66(エンドフェンス)に向けて搬送(移動)される。これにより、複数枚の用紙P(用紙束PT)の後端(搬送方向後端)がフェンス部66に突き当たって、複数枚の用紙Pの搬送方向の位置が揃えられることになる。
このとき、図2〜図4を参照して、積載部61の幅方向両端部に設置されたジョガーフェンス68(サイドフェンス)が、積載部61上に用紙Pが載置されるたびに(又は、所望の枚数の用紙Pが積載された後に)、用紙P(用紙束PT)を挟み込むように幅方向に移動して、用紙P(用紙束PT)の幅方向の位置が揃えられることになる。そして、搬送方向と幅方向とがそれぞれ揃えられた用紙P(用紙束)の後端に対して、綴じ装置90によって綴じ処理が施されることになる。
その後、綴じ処理が施された用紙P(用紙束PT)は、放出爪67の排紙方向の移動によって載置面の傾斜に沿って斜め上方に移動して、排紙ローラ55による搬送によって、外部トレイ72上に排出される。
なお、本実施の形態における綴じ装置90には、金属針を用いて綴じ処理をおこなう第1綴じ装置本体91と、金属針を用いないで綴じ処理をおこなう第2綴じ装置本体92と、が設置されていて、いずれかの綴じ装置本体を1つ選択して用紙束PT(シート束)に対して綴じ処理動作をおこなうことになるが、これについては後で詳しく説明する。
「折り処理モード」が選択されている場合、用紙Pは、まず第2の搬送経路K4に搬送されて、その後端部が第4搬送ローラ54に挟持された状態で、第4搬送ローラ54を逆回転させることでスイッチバックさせて、第3の搬送経路K5に搬送される。そして、第3の搬送経路K5に搬送された用紙Pは、第6〜第8搬送ローラ56〜58によって、用紙Pの中央部が第2綴じ装置83に対向する位置(搬送ガイド板が積載部として機能する位置である。)まで搬送される。そして、その位置に所望の枚数の用紙P(用紙束PT)が積載された後に、第2綴じ装置83によって用紙束の中央部に綴じ処理が施される。その後、綴じ処理が施された複数枚の用紙P(用紙束PT)は、第7、第8搬送ローラ57、58によって、用紙P(用紙束PT)の中央部が用紙折りブレード84に対向する位置まで搬送される。このとき、用紙P(用紙束PT)は、その先端部がストッパ部85(移動機構によって搬送方向に移動可能に構成されている。)に突き当たった状態になっている。
そして、用紙P(用紙束PT)は、図2の左方に移動する用紙折りブレード84によって中央部が折り込まれた状態で、その折込部が用紙折り板86によって圧接されて、折り処理が施されることになる。その後、折り処理後の用紙P(用紙束PT)は、第9搬送ローラ59によって搬送されて、第3排紙トレイ73上に排出されることになる。
以下、主として図3、図4を用いて、本実施の形態における綴じ装置90(シート処理装置)の構成・動作について詳述する。
先に図1、図2等を用いて説明したように、本実施の形態における後処理装置50には、その内部に、用紙束PTに対して綴じ処理をおこなうための綴じ装置90が設置されている。そして、この綴じ装置90には、複数の用紙Pが用紙束PTとして積載される積載部61や、積載部61に積載された用紙束PTの幅方向(図2、図3の紙面垂直方向であって、図4の左右方向である。)の位置を揃える整合手段としてのジョガーフェンス68や、積載部61に積載された用紙束PTの搬送方向(図2、図3の積載部61の載置面に沿った方向であって、図4の上下方向である。)の位置を揃える整合手段としてのフェンス部66(エンドフェンス)や、積載部61に積載された用紙束PTの綴じ部M1〜M3に対して金属針を用いた綴じ処理をおこなう第1綴じ装置本体91や、積載部61に積載された用紙束PTの綴じ部N1、N2に対して金属針を用いない綴じ処理をおこなう綴じ装置本体としての第2綴じ装置本体92、が設置されている。
詳しくは、積載部61は、その載置面が一端側(図2、図3の右方である。)から他端側(図2、図3の左方である。)に向けて上方に傾斜するように形成されている。積載部61は、用紙が用紙束として集積される集積手段として機能する。そして、排紙口50bから離れた積載部61の傾斜面下方には、綴じ装置本体91、92が設けられている。
ここで、本実施の形態における綴じ装置90には、2つの綴じ装置本体91、92が設置されている。
詳しくは、図4を参照して、非綴じ処理動作時において、幅方向(図3の紙面垂直方向であって、図4、図6の左右方向である。)の一端側には、針(金属針)を用いた綴じ処理(綴じ処理動作)をおこなうように構成された第1綴じ装置本体91が退避していて、幅方向の他端側には、針(金属針)を用いない綴じ処理(綴じ処理動作)をおこなうように構成された第2綴じ装置本体92が退避している。また、綴じ装置90には、第1綴じ装置本体91と第2綴じ装置本体92とがそれぞれ所定方向(用紙Pの搬送方向に直交する幅方向である。)に移動するように案内する案内部材として機能するガイドシャフトや、第1綴じ装置本体91と第2綴じ装置本体92とをそれぞれ幅方向に移動させる送りネジ、などが設けられている。
第1綴じ装置本体91は、第1駆動部から駆動力が伝達されて、積載部61に積載された用紙束PTに対して幅方向一端側に位置する第1基準位置(図4において実線で示した位置である。)から幅方向他端側(図4の右方である。)に向けて移動して、その用紙束PTにおける綴じ部M1〜M3に対して綴じ処理(針ありの綴じ処理)をおこなうものである。
詳しくは、図4(A)を参照して、本実施の形態では、ジョガーフェンス68やフェンス部66によって幅方向及び搬送方向の位置が定められた用紙束PTに対して、搬送方向(図4の上下方向である。)の端部(後端部)のほぼ全域を綴じ領域として、3つの綴じ部M1〜M3に分割して綴じ処理をおこなうものである。このような3つの綴じ部M1〜M3に対して、本実施の形態では、まず、第1基準位置(図4の用紙束PTの左端よりも左方に位置する基準位置である。)から、最も左方(幅方向一端側)に位置する綴じ部M3の位置(図4(A)において破線で示した位置である。)に、第1綴じ装置本体91を移動して、その綴じ部M3への綴じ処理をおこなう。次に、右方に隣接する幅方向中央部の綴じ部M2の位置(図4(A)において破線で示した位置である。)に向けて第1綴じ装置本体91を移動して、その綴じ部M2への綴じ処理をおこなう。最後に、右方に隣接する幅方向他端側の綴じ部M1の位置(図4(A)において破線で示した位置である。)に第1綴じ装置本体91を移動して、その綴じ部M1への綴じ処理をおこなった後に、第1綴じ装置本体91を逆方向に移動して第1基準位置に戻す。
なお、本実施の形態では、幅方向にほぼ均等に分割した3つの綴じ部M1〜M3に対して第1綴じ装置本体91による綴じ処理をおこなったが、綴じ部の数や位置はこれに限定されることはなく、種々の形態で綴じ処理をおこなうことができる。
また、金属針を用いた綴じ処理動作をおこなう第1綴じ装置本体91としては、公知のものを用いることができる。
これに対して、第2綴じ装置本体92は、第2駆動部(移動手段)から駆動力が伝達されて、積載部61に積載された用紙束PTに対して幅方向他端側に位置する第2基準位置(図4において実線で示した位置である。)から幅方向一端側(図4の左方である。)に向けて移動して、その用紙束PTにおける綴じ部N1、N2に対して綴じ処理(針なしの綴じ処理)をおこなうものである。
図5をも参照して、第2綴じ装置本体92は、一対の歯型状の凹凸部93a1、93b1(又は、94a1、94b1)を用紙束PTを挟むように噛み合わせて用紙束PTに厚さ方向の凹凸を形成して用紙P同士を噛合させて綴じ処理をおこなうものである。
なお、本実施の形態において、第2綴じ装置本体92には、用紙束PTの2つの綴じ部N1、N2に対して綴じ処理をおこなうための、2つの綴じ処理部93、94(それぞれ一対の凹凸部が設けられている。)が設けられているが、これについては後で詳しく説明する。
図4(B)を参照して、本実施の形態では、ジョガーフェンス68やフェンス部66によって幅方向及び搬送方向の位置が定められた用紙束PTに対して、搬送方向(図4の上下方向である。)の端部の隅部を綴じ部N1、N2として綴じ処理をおこなうものである。このような隅部の綴じ部N1、N2に対して、本実施の形態では、まず、第2基準位置(図4の用紙束PTの右端よりも右方に位置する基準位置である。)から、それよりも左方に位置する所定の綴じ位置(図4(B)において破線で示した綴じ部N1、N2の位置である。)に向けて、第2綴じ装置本体92を移動して、綴じ部N1、N2への綴じ処理をおこなう。そして、綴じ部N1、N2への綴じ処理をおこなった後に、第2綴じ装置本体92を逆方向に移動して第2基準位置に戻す。
そして、このように構成された綴じ装置90において、ユーザーによって2つの綴じ装置本体91、92のうちいずれかが選択されて、それに応じた綴じ処理動作がおこなわれることになる。具体的に、ユーザーは、画像形成装置本体1(又は、後処理装置50)の外装部に設置された操作パネルを操作して、「綴じ処理(針あり)」と「綴じ処理(針なし)」とのうちいずれかを選択することになる。そして、「綴じ処理(針あり)」が選択された場合には、第1綴じ装置本体91による綴じ処理動作がおこなわれ、「綴じ処理(針なし)」が選択された場合には、第2綴じ装置本体92による綴じ処理動作がおこなわれることになる。そして、選択された綴じ装置本体によって綴じ処理動作がおこなわれているときに、選択されていない綴じ装置本体は、その基準位置に退避した状態になる。
このように複数の綴じ装置本体91、92を設けることで、綴じ処理に対するユーザーの選択肢の幅を広げることができる。
以下、図4〜図7等を用いて、本実施の形態における綴じ装置90(後処理装置50)において特徴的な、第2綴じ装置本体92(綴じ装置本体)の構成・動作について詳述する。
先に図4等を用いて説明したように、綴じ装置本体としての第2綴じ装置本体92は、移動手段によって所定の綴じ位置に向けて移動して停止した状態で、積載部61に積載された用紙束Pに対して綴じ処理をおこなうものである。
ここで、図4〜図6等を参照して、本実施の形態において、第2綴じ装置本体92には、噛合い深さがそれぞれ異なる複数の綴じ処理部(第1綴じ処理部93と第2綴じ処理部94とである。)が設けられている。
詳しくは、第1綴じ処理部93は、図5(A)に示すように、一対の歯形状の凹凸部93a1、93b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて、用紙束PTの第1綴じ部N1(図4(B)を参照)に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなうものである。
さらに具体的に、第1綴じ処理部93には、第1部材93aと第2部材93bとが略上下方向に配設されている。第1部材93aには、歯型状の凹凸部93a1が上面に形成されている。第2部材93bには、第1部材93aの歯型状の凹凸部93a1に噛合する歯型状の凹凸部93b1が下面に形成されていて、第1部材93aとの間に用紙束PTを挟むように第1部材93aに対して相対的に移動可能に構成されている。そして、第1部材93aと第2部材93bとで用紙束PTを挟んだ状態で第1綴じ部N1への綴じ処理をおこなうことになる。
これに対して、第2綴じ処理部94は、図5(B)に示すように、一対の歯形状の凹凸部94a1、94b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて、用紙束PTの第2綴じ部N2(図4(B)を参照)に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなうものである。
さらに具体的に、第2綴じ処理部94には、第1部材94aと第2部材94bとが略上下方向に配設されている。第1部材94aには、歯型状の凹凸部94a1が上面に形成されている。第2部材94bには、第1部材94aの歯型状の凹凸部94a1に噛合する歯型状の凹凸部94b1が下面に形成されていて、第1部材94aとの間に用紙束PTを挟むように第1部材94aに対して相対的に移動可能に構成されている。そして、第1部材94aと第2部材94bとで用紙束PTを挟んだ状態で第2綴じ部N2への綴じ処理をおこなうことになる。
ここで図5を参照して、第2綴じ処理部94の凹凸部94a1、94b1の噛合い深さH2は、第1綴じ処理部93の凹凸部93a1、93b1の噛合い深さH1に比べて、大きくなるように形成されている(H2>H1である。)。
また、第2綴じ装置本体92によって用紙束PTに形成される第1綴じ部N1と第2綴じ部N2とは、互いに異なる位置になるように構成されている。すなわち、第2綴じ部N2は第1綴じ部N1とは異なる位置になり、用紙束Pに針なしの2つの綴じ部N1、N2が形成されることになる。
詳しくは、図4(B)に示すように、第1綴じ部N1と第2綴じ部N2とは、用紙束PTの隅部において、その隅部を形成する2辺が交差する角部に対して近い側と遠い側とに間隔をあけて並んだ位置である。本実施の形態では、用紙束PTの角部に近い側に第1綴じ部N1が形成されて、用紙束PTの角部から遠い側に第1綴じ部N1とは間隔をあけて第2綴じ部N2が形成されている。第1綴じ部N1と第2綴じ部N2とは、互いの綴じ力に影響しない程度に離れていて、用紙束PTの余白からはみ出ない程度に近い位置に形成されている。
そして、このような2つの綴じ部N1、N2への綴じ処理は、先に図4(B)を用いて説明したように、第2綴じ装置本体92が第2基準位置(図4の用紙束PTの右端よりも右方に位置する基準位置である。)から、それよりも左方に位置する所定の綴じ位置(図4(B)において破線で示した綴じ部N1、N2の位置である。)に向けて、第2綴じ装置本体92を移動して停止した状態で、一連の綴じ処理動作としておこなわれることになる。
このように、本実施の形態における綴じ装置90(第2綴じ装置本体92)は、用紙束PTを搬送しながら綴じ処理をおこなうのではなく、用紙束PTを積載部61に積載した状態で、停止した状態の用紙束PTに対して、第2綴じ処理本体92を用紙束PTの綴じ位置(綴じ部N1、N2)に移動させた後に、2つの綴じ処理部93、94によってそれぞれ用紙束PTを挟むように噛み合わせて綴じ処理をおこなっている。そのため、用紙束PTが搬送時の抵抗を受けてズレた状態で綴じ処理がおこなわれる不具合が軽減されることになる。
特に、本実施の形態では、先に説明したように、用紙束PTに対して第2綴じ装置本体92(又は、第1綴じ装置本体91)による綴じ処理がおこなわれる前に、整合手段として機能するフェンス部66及びジョガーフェンス68によって、積載部61に積載された用紙束PTに対して整合処理がおこなわれるため、用紙束PTがズレた状態で綴じ処理がおこなわれる不具合がさらに確実に軽減されることになる。
また、本実施の形態では、第2綴じ装置本体92による一連の綴じ処理動作において、噛合い深さH1、H2の異なる2つの綴じ処理部93、94を用いて、用紙束PTの異なる綴じ部N1、N2にそれぞれ針なしの綴じ処理を施している。そのため、装置の構成や制御が複雑化することなく、綴じ処理に要する時間が長くなることなく、厚さや枚数が異なる用紙束PTに対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる。
補足して説明すると、厚い用紙Pで用紙束PTが構成されたり、用紙束PTを構成する用紙Pの枚数が多かったりして、用紙束PTの厚さが厚くなってしまう場合には、噛合い深さH1の小さな第1綴じ処理部93による第1綴じ部N1の綴じ力が小さくて綴じ不良が生じる可能性があるが、噛合い深さH2の大きな第2綴じ処理部94による第2綴じ部N2の綴じ力が良好に保たれるため、全体として第2綴じ装置本体92による良好な綴じ力(綴じ品質)を確保することができる。これに対して、薄い用紙Pで用紙束PTが構成されたり、用紙束PTを構成する用紙Pの枚数が少なかったりして、用紙束PTの厚さが薄くなってしまう場合には、噛合い深さH2の大きな第2綴じ処理部94による第2綴じ部N2の綴じ力が大きくて用紙束PTを構成する用紙Pが破断してしまう可能性があるが、噛合い深さH1の小さな第1綴じ処理部93による第1綴じ部N1の綴じ力が良好に保たれるため、全体として第2綴じ装置本体92による良好な綴じ力(綴じ品質)を確保することができる。
ここで、本実施の形態において、第2綴じ装置本体92(綴じ装置本体)は、第1綴じ処理部93によって綴じ処理がおこなわれるときに用紙束PTの第1綴じ部N1に最大の加圧力が生じるタイミングと、第2綴じ処理部94によって綴じ処理がおこなわれるときに用紙束PTの第2綴じ部N2に最大の加圧力が生じるタイミングと、が一致しないように構成されている。すなわち、第1綴じ処理部93による第1綴じ部N1への綴じ処理と、第2綴じ処理部94による第2綴じ部N2への綴じ処理と、は同じタイミングでおこなわれるのではなくて、図7に示すように、少しズレたタイミングでおこなわれる。
なお、上述した「綴じ部N1、N2に最大の加圧力が生じるタイミング」とは、概ね、一対の凹凸部が用紙束PTを挟むように噛合い始めて、用紙束PTに凹凸が形成され始めるタイミングか、それよりも少し遅れたタイミングである。
詳しくは、図6を参照して、第2綴じ装置本体92は、上プレート96と下プレート97とが側板に固定されていて、それらの部材で装置の筐体(フレーム)が構成されている。上プレート96には、第1綴じ処理部93の第2部材93bと、第2綴じ処理部94の第2部材94bと、が固定して設置されている。第2綴じ処理部94の第1部材94aは、支軸95aを中心に回転可能に設置されたアーム95に固定して設置されている。第1綴じ処理部93の第1部材93aは、上下方向に移動可能にアーム95に保持されている。
第1偏心カム99と第2偏心カム98とは、偏心軸98aを中心に回転可能に設置されていて、互いにズレた偏心回転をおこなうように構成されている。第1コンロッド102は、第1リンク104の節部104aと、第1偏心カム99と、に連結されている。第1リンク104は、第1綴じ処理部93の第1部材93aと、下プレート97と、に連結されている。第2コンロッド101は、第2リンク103の節部103aと、第2偏心カム98と、に連結されている。第2リンク103は、アーム95と、下プレート97と、に連結されている。
また、図6に示すように、2つの綴じ処理部93、94のいずれも第1部材93a、94aと第2部材93b、94bとが離間した待機状態は、第2偏心カム98上に設置された被検知部98bを光学センサ110が光学的に検知することで判別される。
そして、第2綴じ装置本体92において、駆動モータによって第1偏心カム99と第2偏心カム98とが偏心軸98aを中心に位相がズレて図7の時計方向(矢印方向)に偏心回転することで、図6の待機状態から、まず、図7(A)に示すように、第2綴じ処理部94の第1部材94aと第2部材94bとが離間した状態で、第1綴じ処理部93の第1部材93aと第2部材93bとが噛み合って第1綴じ部N1への綴じ処理がおこなわれる。そして、第1偏心カム99と第2偏心カム98とがさらに偏心回転することで、図7(B)に示すように、第1綴じ処理部93の第1部材93aと第2部材93bとが離間した状態で、第2綴じ処理部94の第1部材94aと第2部材94bとが噛み合って第2綴じ部N2への綴じ処理がおこなわれる。
このように、本実施の形態では、第1綴じ処理部93による第1綴じ部N1への綴じ処理と、第2綴じ処理部94による第2綴じ部N2への綴じ処理と、が少しズレたタイミングでおこなわれるため、同じタイミングでおこなわれる場合に比べて、第2綴じ装置本体92の駆動源(2つの偏心カム98、98を回転駆動する駆動モータである。)にかかる最大負荷を小さくすることができる。そのため、第2綴じ装置本体92を小型化、低コスト化することができる。
<変形例>
図8は、変形例としての綴じ装置90の要部を幅方向に示す概略上面図であって、本実施の形態における図4(B)に相当する図である。
図8に示すように、変形例では、第1綴じ部N1と第2綴じ部N2とが、用紙束PTの隅部において、隅部を形成する2辺のうち一方の1辺に近い側と他方の1辺に近い側とに間隔をあけて並んだ位置となっている。具体的に、フェンス部66に突き当たる後端側に第2綴じ部N2が形成されて、ジョガーフェンス68に突き当たる側端側に第2綴じ部N2とは間隔をあけて斜め方向に平行に第1綴じ部N1が形成されている。第1綴じ部N1と第2綴じ部N2とは、互いの綴じ力に影響しない程度に離れていて、用紙束PTの余白からはみ出ない程度に近い位置に形成されている。
このように構成した場合であっても、本実施の形態のものと同様に、比較的簡易かつ短時間に、厚さや枚数が異なる用紙束PTに対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態における綴じ装置90は、積載部61に積載された用紙束PTに対して綴じ処理をおこなう第2綴じ装置本体92(綴じ装置本体)に、一対の歯形状の凹凸部93a1、93b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて用紙束PTの第1綴じ部N1への綴じ処理をおこなう第1綴じ処理部93と、第1綴じ処理部93に比べて噛合い深さが大きな一対の歯形状の凹凸部94a1、94b1を用紙束PTを挟むように噛み合わせて用紙束PTの第2綴じ部N2への綴じ処理をおこなう第2綴じ処理部94と、が設けられている。
これにより、用紙束PTがズレた状態で綴じ処理がおこなわれることなく、比較的簡易かつ短時間に、厚さや枚数が異なる用紙束PTに対して、それぞれ、良好な綴じ力で綴じ処理をおこなうことができる。
なお、本実施の形態では、第1綴じ装置90に対して本発明を適用したが、第2綴じ装置83に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、針なしで綴じ処理をおこなう第2綴じ装置本体92に加えて、針を用いて綴じ処理をおこなう第1綴じ装置本体91が設置された綴じ装置90に対して本発明を適用したが、針なしで綴じ処理をおこなう綴じ装置本体のみが設置された綴じ装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1における後処理装置50に設置される綴じ装置90に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置における後処理装置に設置される綴じ装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1における後処理装置50に設置される綴じ装置90に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷装置などである。)における後処理装置に設置される綴じ装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
さらには、後処理装置50に設置された綴じ装置90ではなく、単独の装置としての綴じ装置(たとえば、搬入口50aに給紙カセットがセットされていて、綴じ装置自体に処理モード等を入力する操作パネルが設置されているものである。)に対しても、本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態において、画像形成装置本体1と後処理装置50との間に、別の後処理装置(例えば、用紙Pに対してZ折り処理をおこなう装置である。)を設置することもできる。
また、本実施の形態では、綴じ処理と仕分け処理と折り処理とをおこなうことができる後処理装置50に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、穿孔処理(パンチ処理)をもおこなう後処理装置や、上述した複数の処理のうち綴じ処理のみをおこなう後処理装置や別の組み合わせで処理をおこなう後処理装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、幅方向(綴じ装置本体91、92が移動する方向である。)を搬送方向に直交する方向とした綴じ装置90に対して本発明を適用したが、幅方向(綴じ装置本体91、92が移動する方向である。)を搬送方向とした綴じ装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、そのような場合であっても、用紙束PTを停止した状態で綴じ処理をおこなうものであれば、本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、用紙束PTの隅部に2つの綴じ部N1、N2が位置するように第2綴じ装置本体92を構成したが、2つの綴じ部N1、N2の位置は用紙束PTの隅部に限定されることはなく、2つの綴じ部N1、N2の位置を用紙束PTの後端部(図4(A)の綴じ部M1〜M3の位置である。)とすることもできる。その場合、2つの綴じ部N1、N2を、幅方向に沿って並設することもできるし、幅方向に直交する方向に並設することもできる。
また、本実施の形態では、第2綴じ装置本体92に、噛合い深さH1、H2の異なる2つの綴じ処理部93、94を設けたが、噛合い深さの異なる3つ以上の綴じ処理部を設けることもできる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本願明細書等において「用紙」とは、転写紙はもちろんのこと、その表面に画像が形成される対象となるすべてのシートを含むものと定義し、「用紙束」はそれらの用紙が束になったものと定義する。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
50 後処理装置、
61 積載部(集積手段)、
66 フェンス部(整合手段)、
68 ジョガーフェンス(整合手段)、
90 綴じ装置(シート処理装置)、
91 第1綴じ装置本体、
92 第2綴じ装置本体(綴じ装置本体)、
93 第1綴じ処理部、
93a 第1部材、 93a1 凹凸部、
93b 第2部材、 93b1 凹凸部、
94 第2綴じ処理部、
94a 第1部材、 94a1 凹凸部、
94b 第2部材、 94b1 凹凸部、
M1〜M3 綴じ部、
N1 第1綴じ部、 N2 第2綴じ部、
P 用紙(シート)、 PT 用紙束(シート束)。
特開2015−171935号公報 特許第5253453号公報 特許第5312200号公報

Claims (6)

  1. 複数の用紙が用紙束として積載される積載部と、
    移動手段によって所定の綴じ位置に向けて移動して停止した状態で、前記積載部に積載された用紙束に対して綴じ処理をおこなう綴じ装置本体と、
    を備え、
    前記綴じ装置本体は、
    一対の歯形状の凹凸部を前記用紙束を挟むように噛み合わせて、前記用紙束の第1綴じ部に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなう第1綴じ処理部と、
    前記第1綴じ処理部に比べて噛合い深さが大きな一対の歯形状の凹凸部を前記用紙束を挟むように噛み合わせて、前記第1綴じ部とは異なる前記用紙束の第2綴じ部に、厚さ方向の凹凸を形成して綴じ処理をおこなう第2綴じ処理部と、
    を具備したことを特徴とする綴じ装置。
  2. 前記第1綴じ部と前記第2綴じ部とは、前記用紙束の隅部において、当該隅部を形成する2辺が交差する角部に対して近い側と遠い側とに間隔をあけて並んだ位置であることを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。
  3. 前記第1綴じ部と前記第2綴じ部とは、前記用紙束の隅部において、当該隅部を形成する2辺のうち一方の1辺に近い側と他方の1辺に近い側とに間隔をあけて並んだ位置であることを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。
  4. 前記綴じ装置本体は、前記第1綴じ処理部によって綴じ処理がおこなわれるときに前記用紙束の前記第1綴じ部に最大の加圧力が生じるタイミングと、前記第2綴じ処理部によって綴じ処理がおこなわれるときに前記用紙束の前記第2綴じ部に最大の加圧力が生じるタイミングと、が一致しないように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の綴じ装置。
  5. 前記用紙束に対して前記綴じ装置本体による綴じ処理がおこなわれる前に、前記積載部に積載された前記用紙束に対して整合処理をおこなう整合手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の綴じ装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の綴じ装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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