JP2015101009A - 綴じ装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
綴じ装置、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015101009A JP2015101009A JP2013243616A JP2013243616A JP2015101009A JP 2015101009 A JP2015101009 A JP 2015101009A JP 2013243616 A JP2013243616 A JP 2013243616A JP 2013243616 A JP2013243616 A JP 2013243616A JP 2015101009 A JP2015101009 A JP 2015101009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- binding
- binding device
- water
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
【解決手段】積載部61においてジョガーフェンス68及びフェンス部66(整合手段)によって用紙Pが1枚ずつ整合されるたびに、整合処理後にその用紙Pの表面における綴じ処理部に加水する加水部94(加水手段)を設けて、加水部94によって加水された複数の用紙Pを用紙束PTとして綴じ装置本体91によって綴じ処理部に対して綴じ処理動作をおこなっている。
【選択図】図3
Description
これに対して、綴じ処理前に用紙の綴じ処理部を水で濡らしてやわらかくすることで、綴じ処理可能な枚数を増やす方策が考えられる。しかし、そのような場合に、加水された複数の用紙が不揃いな用紙束とならないように整合処理をおこなう必要がある。
図1〜図9にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を用紙P(用紙)に転写する転写部(画像形成部)、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の用紙Pが収納された給紙部、17、18は転写部7に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20は用紙P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30はオモテ面に画像が形成された後の用紙Pを反転して画像形成部に向けて搬送する両面搬送部、を示す。
また、50は画像形成装置本体1から排紙されて搬入された用紙Pに後処理を施す後処理装置、61は後処理装置50の内部に設置された積載部(内部トレイ)、71〜73は後処理後の用紙P(又は、用紙束)が排出されて積載されるトレイ(排紙トレイ)、90は後処理装置50の内部に設置された綴じ装置、91は綴じ装置における綴じ装置本体、を示す。後処理装置50は、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置されている。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17、18により搬送された用紙P上に転写される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、搬送経路K1の位置に向けて搬送される。
図1を参照して、本実施の形態1における後処理装置50は、装置本体1から搬送された用紙Pを3つの搬送経路K3〜K5のうちいずれかの搬送経路に搬送して、異なる後処理を施せるように構成されている。第1の搬送経路K3は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pに、後処理を施すことなくそのまま第1排紙トレイ71に排紙するための搬送経路である。第2の搬送経路K4は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pを積載部61(内部トレイ)に積載して、綴じ装置90(第1綴じ装置)における綴じ装置本体91による用紙後端への綴じ処理をおこない、処理後の用紙P(用紙束PT)を排紙ローラ55によって排紙口50bから外部トレイ72(第2排紙トレイ)に向けて排紙するための搬送経路である。第3の搬送経路K5は、画像形成装置本体1から搬送された用紙Pを一旦第2の搬送経路K4に搬送してスイッチバックした後に、綴じ装置83(第2綴じ装置)による用紙中央部への綴じ処理や、用紙折りブレード84等による折り処理をおこない、第3排紙トレイ73に排紙するための搬送経路である(図2をも参照できる)。
なお、上述した3つの搬送経路K3〜K5の切替は、分岐爪81の切替動作(回動)によっておこなわれる。
後処理を施さないモードが選択されている場合、第1の搬送経路K3に搬送された用紙Pは、第3搬送ローラ53によって排紙されて、第1排紙トレイ71上に排出される。
その後、綴じ処理が施された用紙P(用紙束PT)は、放出爪67の排紙方向の移動によって載置面の傾斜に沿って斜め上方に移動して、排紙ローラ55による搬送によって、外部トレイ72上に排出される。
なお、本実施の形態1では、積載部61において整合手段として機能するジョガーフェンス68やフェンス部66によって用紙Pが整合されるたびに加水部94(加水手段)によって用紙Pに加水処理がされて、その後に加水された所望枚数の用紙P(用紙束PT)に対して綴じ装置本体91によって綴じ処理がおこなわれることになるが、これについては後で詳しく説明する。
そして、用紙P(用紙束PT)は、図2の左方に移動する用紙折りブレード84によって中央部が折り込まれた状態で、その折込部が用紙折り板86によって圧接されて、折り処理が施されることになる。その後、折り処理後の用紙P(用紙束PT)は、第9搬送ローラ59によって搬送されて、第3排紙トレイ73上に排出されることになる。
先に図1、図2等を用いて説明したように、本実施の形態1における後処理装置50には、その内部に、用紙束PTに対して綴じ処理をおこなうための綴じ装置90が設置されている。そして、この綴じ装置90には、複数の用紙Pが用紙束PTとして積載される積載部61や、積載部61に用紙Pが載置されるたびにその用紙Pの幅方向(図2、図3の紙面垂直方向であって、図4の左右方向である。)の位置を揃える整合手段としてのジョガーフェンス68や、積載部61に用紙Pが載置されるたびにその用紙Pの搬送方向(図2、図3の積載部61の載置面に沿った方向であって、図4の上下方向である。)の位置を揃える整合手段としてのフェンス部66(エンドフェンス)や、複数の用紙Pを用紙束PTとして綴じ領域Mの綴じ処理部M1〜M3(綴じ部)に対して綴じ処理動作をおこなう綴じ装置本体91、が設置されている。
綴じ装置90(綴じ装置本体91)は、用紙束PTの幅方向に沿った所定の範囲を綴じ領域として用紙束PTに対して綴じ処理をおこなうものである。図3〜図5を参照して、綴じ装置90には、歯型状の凹凸部91a1、91b1を用紙束PTに押し当てて用紙束PTに厚さ方向の凹凸を形成して用紙P同士を噛み合わせる綴じ処理動作を、幅方向に移動しながら間欠的におこなう綴じ装置本体91が設けられている。
詳しくは、綴じ装置本体91には、第1部材91aと第2部材91bとが略上下方向に配設されている。第1部材91aには、歯型状の凹凸部91a1が上面に形成されている。第2部材91bには、第1部材91aの歯型状の凹凸部91a1に噛合する歯型状の凹凸部91b1が下面に形成されていて、第1部材91aとの間に用紙束PTを挟むように第1部材91aに対して相対的に移動可能に構成されている。そして、第1部材91aと第2部材91bとで用紙束PTを挟んだ状態で綴じ処理動作をおこなうことになる。なお、綴じ装置本体91は、不図示の移動機構によって幅方向(図4の両黒矢印方向である。)に移動可能に構成されている。
詳しくは、図4を参照して、本実施の形態1では、ジョガーフェンス68やフェンス部66によって幅方向及び搬送方向の位置が定められた用紙束PTに対して、搬送方向(図4の上下方向である。)の端部のほぼ全域を綴じ領域Mとして、3つの綴じ処理部M1〜M3に分割して綴じ処理をおこなうものである。
このような3つの綴じ処理部M1〜M3に対して、本実施の形態1では、まず、ホームポジション(図4の用紙束PTの右端よりも右方に位置する基準位置である。)から、最も右方(幅方向一端側)に位置する第1綴じ処理部M1の位置に、綴じ装置本体91を移動して、第1綴じ処理部M1への綴じ処理をおこなう。次に、左方に隣接する幅方向中央部の第2綴じ処理部M2の位置に向けて綴じ装置本体91を移動して、第2綴じ処理部M2への綴じ処理をおこなう。最後に、左方に隣接する幅方向一端側の第3綴じ処理部M3の位置に綴じ装置本体91を移動して第3綴じ処理部M3への綴じ処理をおこなった後に、綴じ装置本体91を移動してホームポジションに戻す。
また、本実施の形態1では、対向する2つの平板状の部材91a、91bの対向面にそれぞれ凹凸部91a1、91b1を形成して、それらの部材91a、91bによって用紙束PTを挟み込んで綴じ処理をおこなうように構成したが、歯型状の凹凸部が形成された2つの回転部材によって用紙束PTを挟み込んで2つの回転部材を回転させながら綴じ処理をおこなうように構成することもできる。
この加水手段としての加水部94は、積載部61においてジョガーフェンス68及びフェンス部66(整合手段)によって用紙Pが1枚ごと整合されるたびに整合処理後にその用紙Pの表面における綴じ処理部M1〜M3(綴じ処理が予定される部分である。)に加水するものである。本実施の形態1における加水部94は、制御部100による制御によって、水が貯留された貯留部の底部に形成された噴射口から適量の水を狙いの位置(綴じ処理部M1〜M3)に向けて直接的に噴射できるように構成されている。また、加水部94は、不図示の移動機構によって幅方向(図4の両黒矢印方向である。)に移動可能に構成されている。
具体的に、本実施の形態1では、積載部61に用紙Pが載置されて、その用紙Pがフェンス部66に突き当てられて搬送方向の整合処理を終えて、その後にジョガーフェンス68の移動によって幅方向の整合処理が終了するたびに、その用紙Pの綴じ処理部M1〜M3に向けて順次に加水部94が移動してそれぞれの綴じ処理部M1〜M3に加水処理をおこなうことになる。
そして、加水部94(加水手段)によって加水された複数の用紙Pを用紙束PTとして、その用紙束PTにおける綴じ処理部M1〜M3に対して、上述したような綴じ装置本体91による綴じ処理動作がおこなわれることになる。
さらに、本実施の形態1では、積載部61に用紙Pが1枚載置されるごとに整合処理後にその用紙Pに加水処理をおこなっているため、整合処理前に用紙Pに加水処理をおこなう場合に比べて、整合処理の精度を向上させることができる。すなわち、整合処理前に用紙Pに加水処理をおこなってしまうと、加水された部分が負荷となって整合処理をおこなっても用紙Pと用紙Pがきれいに揃わなくなってしまうことがある。これに対して、本実施の形態1では、加水処理がされた用紙Pの上に積載される用紙Pの整合処理を終えた後に、上方に積載される用紙Pに対して加水処理をおこなうことになるため、整合処理時における用紙P間の負荷を小さくすることができて、不揃いな用紙束PTとならないように整合処理をおこなうことができる。
これは、表面性の粗い用紙Pや剛性の高い用紙Pは、そうでない用紙Pに比べて綴じ処理を施しにくく、また、用紙Pの厚さが厚くなるほど綴じ処理を施しにくいためである。
詳しくは、図3を参照して、画像形成装置本体1の操作パネル101(操作部)にユーザーによって入力された用紙Pの情報に基いて用紙Pの種類(紙種)や厚さを制御部100にて取得して、その結果に基いて加水部94の加水量(例えば、加水時間である。)を可変制御する。具体的に、表面性の粗い用紙Pや剛性の高い用紙Pであったり、厚い用紙Pであったりする場合には、加水部94の加水量が増加するように可変制御する。
このような制御をおこなうことにより、用紙Pの種類や厚さに関わらず、綴じ力の安定した綴じ処理をおこなうことができる。
なお、用紙Pの種類や厚さの検知方法は、操作パネル101の入力情報に基いたものとせずに、紙厚や剛性、表面性などの紙特性を直接的に検知するセンサを給紙部12〜14などに設置して、そのセンサの検知結果に基いたものとすることもできる。
具体的に、図6に示す加水手段としての加水部95は、積載部61において搬送される用紙Pの表面に対して接離可能に移動するコロ状部材96や、コロ状部材96の表面層に含水される水を供給する給水手段などで構成されている。
コロ状部材96は、積載部61において搬送される用紙の搬送方向に沿うように、不図示の駆動モータによって図6の反時計方向に回転可能に形成されている。また、コロ状部材96は、不図示の駆動機構によって回転軸96aを中心にして上下に回動可能に構成されている。コロ状部材96は、回転軸部上に、含水可能な発泡材料からなる表面層(発泡層)が形成されたものである。また、給水手段は、水が貯留された貯留部97や、貯留部97の底部に設置されたバルブ弁97a、などで構成されている。
そして、用紙Pに対する加水処理をおこなわないときには、コロ状部材96は退避位置(図6の破線で示す位置である。)に移動して、その状態で上方に位置するバルブ弁97aが開放されて、貯留部97(給水手段)からコロ状部材96の表面層に水が供給されることになる。これに対して、用紙Pに対する加水処理をおこなうときには、コロ状部材96は退避位置から当接位置(図6の実線で示す位置である。)に移動して、その状態で用紙Pの綴じ処理部M1〜M3に対して加水処理をおこなう。なお、コロ状部材96は、綴じ処理部M1〜M3の数と位置に合わせて幅方向に複数に分割して形成することもできるし、幅方向全域にわたって1つ形成することもできる。
コロ状部材96を図6の反時計方向に回転駆動させながら加水処理をおこなうことで、さらに用紙Pがフェンス部66に向けて突き当てられることになるため、用紙Pの搬送方向の整合性がさらに高められることになる。
なお、図6〜図8のようにコロ状部材96を用いた場合において、用紙Pの種類や厚さに応じて用紙Pに対する加水量を可変するときには、加水処理時におけるコロ状部材96の回転回数(又は、回転数)を可変することで対応することができる。例えば、通常の加水処理時には用紙Pに対してコロ状部材96を2回回転させて加水して、加水量を減らすときには用紙Pに対してコロ状部材96を1回回転させて加水して、加水量を増やすときには用紙Pに対してコロ状部材96を3回回転させて加水するなどすることができる。また、その場合、コロ状部材96にロータリーエンコーダを設置して、コロ状部材96の回転位置を検知可能に構成することで、さらに高精度な回転制御をおこなうことができる。
このようなコロ状部材96を用いることで、用紙Pに対する加水性と搬送性とのバランスを微調整することができる。
図10及び図11にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図10は、実施の形態2における綴じ装置90の要部を示す概略図である。また、図11は、パドル状部材98の羽根部材98aを示す斜視図である。
本実施の形態2における綴じ装置90は、用紙Pに加水する加水手段としてパドル状部材98を用いている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
ここで、図10を参照して、本実施の形態2では、加水手段としての加水部95に、用紙Pの表面に対して接離可能に回転する複数の羽根部材98aを具備したパドル状部材98や、パドル状部材98の羽根部材98aの表面に含水される水を供給する給水手段、などが設置されている。
パドル状部材98は、積載部61において搬送される用紙Pの搬送方向に沿うように、不図示の駆動モータによって図10の反時計方向に回転可能に形成されている。パドル状部材98は、回転軸部上に、含水可能な複数の凹部98a1(又は、凸部)が形成された4つの羽根部98a(図11(A)又は図11(B)を参照できる。)が放射状に設置されたものである。また、本実施の形態2では、パドル状部材98は、不図示の移動機構によって上下に回動可能に構成されている。
また、給水手段は、水が貯留された貯留部97や、貯留部97の底部に設置された含水部97d、などで構成されている。なお、給水手段は、前記実施の形態1における変形例としての図6〜図8のいずれの形態のものをも採用することができる。
このように構成されたパドル状部材98は、図10の反時計方向に回転駆動させながら加水処理をおこなうときに、用紙Pに対してほとんど搬送方向の力を及ぼさないことになるため、用紙Pの搬送方向の整合性を叩きローラ64や補助搬送ローラ92による搬送性のみによって確保したい場合などに好適な部材となる。
これに対して、パドル状部材98を上下動させずに、加水処理時には羽根部材98aが用紙Pに接触して、非加水処理時には羽根部材98aが用紙Pに接触しないように、パドル状部材98の回転位置(回転角度)を制御するようにすることもできる。その場合、パドル状部材98にロータリーエンコーダを設置して、パドル状部材98の回転位置(回転角度)を検知可能に構成することで、高精度な回転制御をおこなうことができる。
また、前記各実施の形態では、モノクロの画像形成装置1における後処理装置50に設置される綴じ装置90に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置における後処理装置に設置される綴じ装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1における後処理装置50に設置される綴じ装置90に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷装置などである。)における後処理装置に設置される綴じ装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
さらには、後処理装置50に設置された綴じ装置90ではなく、単独の装置としての綴じ装置(たとえば、搬送口50aに給紙カセットがセットされていて、綴じ装置自体に処理モード等を入力する操作パネルが設置されているものである。)に対しても、本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態では、綴じ処理と仕分け処理と折り処理とをおこなうことができる後処理装置50に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、穿孔処理(パンチ処理)をもおこなう後処理装置や、上述した複数の処理のうち綴じ処理のみをおこなう後処理装置や別の組み合わせで処理をおこなう後処理装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、そのような場合であっても、前記各実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
50 後処理装置、
66 フェンス部(整合手段)、
68 ジョガーフェンス(整合手段)、
83 綴じ装置(第2綴じ装置)、
90 綴じ装置(第1綴じ装置)、
91 綴じ装置本体、
94、95 加水部(加水手段)、
96 コロ状部材、
96c 第1表面層、 96d 第2表面層、
97 貯留部(給水手段)、
98 パドル状部材、
98a 羽根部材、
M1〜M3 綴じ処理部(綴じ部)、
P 用紙(シート)、 PT 用紙束。
Claims (8)
- 用紙束に対して綴じ処理をおこなう綴じ装置であって、
複数の用紙が用紙束として積載される積載部と、
前記積載部に用紙が載置されるたびに当該用紙の幅方向又は/及び搬送方向の位置を揃える整合手段と、
前記積載部において前記整合手段によって用紙が整合されるたびに整合処理後に当該用紙の表面における綴じ処理部に加水する加水手段と、
前記加水手段によって加水された複数の用紙を用紙束として当該用紙束における前記綴じ処理部に対して綴じ処理動作をおこなう綴じ装置本体と、
を備えたことを特徴とする綴じ装置。 - 前記加水手段は、
前記積載部において搬送される用紙の搬送方向に沿うように回転可能に形成されて、当該用紙の表面に対して接離可能に移動するコロ状部材と、
水が貯留された貯留部を具備して、前記コロ状部材の表面層に含水される水を供給する給水手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。 - 前記コロ状部材の前記表面層は、発泡密度の大きな発泡材料からなる第1表面層と、発泡密度の小さな発泡材料からなる第2表面層と、が回転方向に交互に形成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の綴じ装置。
- 前記加水手段は、
前記積載部において搬送される用紙の搬送方向に沿うように回転可能に形成されて、当該用紙の表面に対して接離可能に回転する複数の羽根部材を具備したパドル状部材と、
水が貯留された貯留部を具備して、前記パドル状部材の前記羽根部材の表面に含水される水を供給する給水手段と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。 - 前記パドル状部材の前記羽根部材は、その表面に複数の凹凸が形成されたことを特徴とする請求項4に記載の綴じ装置。
- 前記加水手段は、前記積載部に載置される用紙の種類又は/及び厚さに応じて当該用紙に加水する加水量を可変することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の綴じ装置。
- 前記綴じ装置本体は、歯型状の凹凸部を前記用紙束に押し当てて厚さ方向の凹凸を形成して用紙同士を噛み合わせる綴じ処理動作をおこなうことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の綴じ装置。
- 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の綴じ装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243616A JP2015101009A (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 綴じ装置、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243616A JP2015101009A (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 綴じ装置、及び、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015101009A true JP2015101009A (ja) | 2015-06-04 |
Family
ID=53377140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013243616A Pending JP2015101009A (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 綴じ装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015101009A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017019592A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 紙綴じ装置、及び、画像形成システム |
CN108928668A (zh) * | 2017-05-26 | 2018-12-04 | 佳能精技立志凯株式会社 | 装订单元及片材处理装置 |
CN108928667A (zh) * | 2017-05-26 | 2018-12-04 | 佳能精技立志凯株式会社 | 片材处理装置及具备片材处理装置的图像形成装置 |
JP2018199553A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
JP2018199552A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 綴じユニット、シート処理装置およびこれらを備える画像形成装置 |
JP2019010810A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
JP2019010811A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート綴じ処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
CN112140764A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 浙江师范大学 | 一种批量自动订书机 |
WO2023073474A1 (en) | 2021-10-29 | 2023-05-04 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
EP4219366A1 (en) | 2022-02-01 | 2023-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
WO2023148689A1 (en) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system |
EP4300199A1 (en) * | 2022-06-27 | 2024-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
EP4428616A1 (en) * | 2023-03-06 | 2024-09-11 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301356A (ja) * | 2000-04-24 | 2001-10-31 | Fujitsu Autom Ltd | 冊子状書類作成装置 |
JP2008105318A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Canon Inc | 製本装置、及び製本装置を備える画像形成装置 |
-
2013
- 2013-11-26 JP JP2013243616A patent/JP2015101009A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301356A (ja) * | 2000-04-24 | 2001-10-31 | Fujitsu Autom Ltd | 冊子状書類作成装置 |
JP2008105318A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Canon Inc | 製本装置、及び製本装置を備える画像形成装置 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017019592A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 紙綴じ装置、及び、画像形成システム |
CN108928667B (zh) * | 2017-05-26 | 2022-06-07 | 佳能精技立志凯株式会社 | 片材处理装置及具备片材处理装置的图像形成装置 |
CN108928668A (zh) * | 2017-05-26 | 2018-12-04 | 佳能精技立志凯株式会社 | 装订单元及片材处理装置 |
JP2018199553A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
JP2018199552A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 綴じユニット、シート処理装置およびこれらを備える画像形成装置 |
US10654240B2 (en) * | 2017-05-26 | 2020-05-19 | Canon Finetech Nisca Inc. | Binding unit, sheet processing device, and image forming device provided with them |
CN108928667A (zh) * | 2017-05-26 | 2018-12-04 | 佳能精技立志凯株式会社 | 片材处理装置及具备片材处理装置的图像形成装置 |
JP2019010810A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
JP2019010811A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート綴じ処理装置およびこれを備える画像形成装置 |
CN112140764A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 浙江师范大学 | 一种批量自动订书机 |
WO2023073474A1 (en) | 2021-10-29 | 2023-05-04 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
EP4219366A1 (en) | 2022-02-01 | 2023-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
WO2023148689A1 (en) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system |
EP4300199A1 (en) * | 2022-06-27 | 2024-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
EP4428616A1 (en) * | 2023-03-06 | 2024-09-11 | Ricoh Company, Ltd. | Medium processing apparatus and image forming system incorporating same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015101009A (ja) | 綴じ装置、及び、画像形成装置 | |
JP6703760B2 (ja) | 綴じ装置、及び、画像形成装置 | |
JP4143578B2 (ja) | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2008024506A (ja) | スタッカ、該スタッカを備えた後処理装置、及び該後処理装置を接続した画像形成システム | |
JP2016037379A (ja) | 綴じ装置、及び、画像形成装置 | |
JP2008297111A (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP5595116B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6672732B2 (ja) | 後処理装置および画像形成装置 | |
JP2008303009A (ja) | カール矯正装置、画像形成装置及び後処理装置 | |
JP5699989B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2011219236A (ja) | 画像形成装置に内蔵の用紙後処理装置および画像形成装置 | |
JP5551135B2 (ja) | 後処理装置 | |
JP6102416B2 (ja) | 用紙揃え装置、後処理装置、及び、画像形成装置 | |
JP6179764B2 (ja) | 綴じ装置、及び、画像形成装置 | |
JP6274521B2 (ja) | 用紙処理装置、及び、画像形成装置 | |
JP7425995B2 (ja) | 後処理装置、及び、画像形成システム | |
JP2014141324A (ja) | パス切替装置とシート処理装置 | |
JP2020083633A (ja) | 後処理装置、画像形成システム | |
JP2016088733A (ja) | 用紙揃え装置、後処理装置、及び、画像形成装置 | |
JP5915357B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2014009054A (ja) | 用紙処理装置、及び画像形成装置 | |
JP7088752B2 (ja) | 用紙後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP7299694B2 (ja) | シート処理装置及びこれを備える画像形成システム | |
JP2012126466A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP4259451B2 (ja) | 画像形成システム及び後処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180510 |