JP6277787B2 - 用紙処理装置、及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents
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Description
上記の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。
本発明に係る用紙束綴じ装置を備えた画像形成システムの全体構成を図1〜図6を参照して説明する。
図示の画像形成システムは、画像形成装置100と、用紙後処理装置200を備えている。画像形成装置100と用紙後処理装置200とは、相互に通信可能に接続されている。この画像形成システムでは、画像形成装置100が用紙に画像を形成し、用紙後処理装置200が画像形成装置100から用紙を受け入れて、受け入れた用紙に後処理を施す。後処理は、例えば、端部綴じ処理である。本実施形態では、端部綴じ処理は用紙束を針を用いずに用紙束の一部を用いて綴じるものとして以下説明する。
画像形成装置100によって画像が形成された用紙は、用紙後処理装置200に搬送され、用紙後処理装置200にて端部綴じ等の処理が選択的に施される。具体的には用紙後処理装置200の所定位置(例えばスタックトレイ)に積載され、整合される。整合された複数枚の用紙からなる用紙束は、綴じ手段により端部に凹凸を形成することで用紙同士が接合されて綴じられる。用紙束は、排出ローラ対によって用紙後処理装置200の排紙部201へ排紙される。
用紙後処理装置200は、複数枚の用紙束を針などの部材を使用することなく、用紙を綴じる装置であり、図2に示す通り、外周部が連続した凹凸の突起部で構成された回転部材対203a、203b、204a、204bを備え、対となった凹部と凸部で用紙束を挟んで綴じを行う。
図5〜図8を用いて、実施形態2に係る、複数の綴じ手段により用紙束端部に凹凸を形成する用紙後処理装置について説明する。
本実施形態は、図5に示す通り、外周部が連続した凹凸の突起部で構成された回転部材対219a、219b、220aおよび220bを備え、対となった凹部と凸部で用紙束を挟んで綴じを行う。
図9に示すように、複数ある回転部材対(501−1a、b、501−2a,b…501−Na、b)のうち1つ乃至複数個の回転部材を図示しない加圧手段により離間させた状態(図10、図11)で他の加圧している回転部材のみで綴じ処理を行う。
画像形成装置100より用紙種類(以下紙種とする)情報が通知され、この紙種情報を元に離間する回転部材の個数を決定する。
例えば図12に示すように、画像形成装置100から紙種情報通知を得て(ステップS1)、紙種が紙種1〜紙種Nのいずれかを判断する(ステップS2−1〜ステップS2−N)。例えば、紙種1であれば回転部材を1個離間させ(ステップS3−1)、紙種2であれば回転部材を2個離間させ(ステップS3−2)、紙種Nであれば回転部材をN個離間させる(ステップS3−N)。なおステップS2−Nで紙種Nではない(本実施形態では紙種1〜Nのいずれでもない)と判断したら(ステップS2−NでNO)、回転部材を0個離間させる。本実施形態では紙種により綴じ力を調整できるようにしている。
図13は用紙Pと回転部材311、312の位置関係を上方から見て示した図である。図中に矢印で示した方向に用紙Pは搬送され、搬送方向に対して上流側に仮綴じ用の回転部材311、下流側に本綴じ用の回転部材312が配置されている。2つの回転部材311、312には、用紙を加圧変更させるために既述のような凹凸部が形成されている。
図14は用紙Pと回転部材331、332の位置関係を上方から見て示した図である。図中矢印で示した方向に用紙Pは搬送され、搬送方向に対して上流側に仮綴じ用の回転部材331下流側に本綴じ用の回転部材332が配置されている。2つの回転部材331、332には、用紙を加圧変更させるために既述のような凹凸部が形成されている。
図15に実施形態6を示す。装置構成は、例えば特許文献1に開示されているような公知の構成とする。例えば、用紙束に凹凸を形成する一対の回転部材(回転部材1、回転部材2)と、回転部材を回転駆動する回転駆動用モータと、回転部材1と回転部材2との間隔を変更できるように回転部材1を移動させる間隔制御用モータとを備える。そして、前記各モータを制御する制御装置と、用紙束を移動させる移動手段などをも備えているものとする。
図16に実施形態7を示す。装置構成は、例えば特許文献1に開示されているような公知の構成とする。例えば、用紙束に凹凸を形成する一対の回転部材(回転部材1、回転部材2)と、回転部材を回転駆動する回転駆動用モータと、回転部材1と回転部材2との間隔を変更できるように回転部材1を移動させる間隔制御用モータと、前記モータを制御する制御装置と、用紙束を移動させる移動手段などを備えている。
図17に示すように、用紙Pの一縁にある斜線部301・・・に対して綴じ処理を行う場合、回転部材302a、302bを離間状態(図18の状態)のまま図示しない用紙束搬送手段により用紙束の搬送を行う。そして、用紙束搬送手段のモータのパルス数などにより回転部材(302a、302b)の位置に用紙束の斜線部301が到達したと判断した時、図示しない加圧手段により加圧状態(図19の状態)にして斜線部に対して綴じ処理を行う。用紙束の斜線部が回転部材を通過したと判断したら、回転部材を図示しない加圧手段により圧を弱めて離間状態(図18)にして綴じ処理を行わない。これを繰り返し行い、図17に示すように斜線部301に対してのみ綴じ処理を行う。
200 :用紙後処理装置
201 :排紙部
203a、203b、204a、204b :回転部材
205 :モータ
206 :タイミングベルト
207 :プーリ
208〜211 :ギア
212 :モータ
213 :タイミングベルト
214 :プーリ
215〜218 :ギア
219 :回転部材対
220 :回転部材対
221、222 :凹凸部
223 :モータ
224 :タイミングベルト
225 :プーリ
226〜229 :ギア
230 :モータ
231 :タイミングベルト
232 :プーリ
233〜236 :ギア
301 :斜線部
302a、302b :回転部材
311、312 :回転部材
331、332 :回転部材
P :用紙束
Claims (8)
- 複数枚の用紙からなる用紙束の一部を凹凸状に加圧変形させることで前記用紙束を綴じる用紙処理装置であって、
外周部に凹凸部を有し、一方の前記凹凸部と他方の前記凹凸部が互いに噛み合うように位相を合わせて前記用紙束を挟んで回転することによって前記用紙束の一部を一列に並んだ凹凸状に加圧変形させる回転部材対を有し、
前記回転部材対によって前記用紙束の同一箇所に対して複数回加圧変形を行い、前記複数回の加圧変形において時間的に先行する加圧変形の綴じ力を、後続する加圧変形の綴じ力より弱くし、
前記用紙束の同一箇所への加圧変形は、複数の回転部材によって行い、
前記回転部材の凹凸部の高さ、幅、間隔は、いずれも前記用紙束との接触において時間的に先行する回転部材よりも後続する回転部材の方が大きい、
ことを特徴とする用紙処理装置。 - 前記複数の回転部材のうち一つ乃至複数の回転部材を離間させた状態で綴じ処理を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。 - 前記用紙の紙種により複数ある回転部材を離間させる個数を決める、
ことを特徴とする請求項2に記載の用紙処理装置。 - 複数枚の用紙からなる用紙束の一部を凹凸状に加圧変形させることで前記用紙束を綴じる用紙処理装置であって、
外周部に凹凸部を有し、一方の前記凹凸部と他方の前記凹凸部が互いに噛み合うように位相を合わせて前記用紙束を挟んで回転することによって前記用紙束の一部を一列に並んだ凹凸状に加圧変形させる回転部材対を有し、
前記回転部材対によって前記用紙束の同一箇所に対して複数回加圧変形を行い、前記複数回の加圧変形において時間的に先行する加圧変形の綴じ力を、後続する加圧変形の綴じ力より弱くし、
前記用紙束の同一箇所への加圧変形は、複数の回転部材によって行い、
前記回転部材の外周部に形成する凹凸部の幅は、前記先行する回転部材の幅をMとし、後続する回転部材対の幅をM’とした場合、M≦M’の関係が成り立つ、
ことを特徴とする用紙処理装置。 - 一対の回転部材と、一対の回転部材によって用紙束を挟み又は挟んだ状態を解除するように前記一対の回転部材のうち少なくとも一方を移動させるための移動手段を有し、
前記一対の回転部材により前記用紙束の同一部位を複数回加圧変形させる、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の用紙処理装置。 - 一対の回転部材を有し、前記一対の回転部材により用紙束の同一部位を複数回加圧変形する用紙処理装置であって、
一列に並んだ凹凸状に変形させた部位の形成に際して、最初に一列の間欠的な凹凸状の変形させた部位を形成し、
次に連続的な凹凸状の変形させた部位の形成を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の用紙処理装置。 - 前記加圧変形させる一対の回転部材を離間させ得る、
ことを特徴とする請求項1、5又は6に記載の用紙処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の用紙処理装置を備えた、ことを特徴とする画像形成システム。
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JP2014048831A JP6277787B2 (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 用紙処理装置、及びこれを備えた画像形成システム |
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