JP2017135862A - プロテクタ付電線及びプロテクタ付電線の配設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、中空板材を材料として形成され、荷重のかかる場所に配設される電線に外装されるプロテクタにおいて、潰れにくくすることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】プロテクタ付電線20は、荷重のかかる箇所に配設される電線22と前記電線22に外装されるプロテクタ30とを備える。前記プロテクタ30は、複数の板状部分と前記複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて前記複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に前記電線22を覆う壁部36を複数備える。複数の前記壁部36は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部40を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、電線に取付けられるプロテクタに関する。
特許文献1は、直線状に敷設される電線束を配設経路に整合する直線状に支持する電線支持部材として、中空部の延在方向が配設経路の延在方向と一致するように裁断されたプラスチック段ボールシートを使用することを開示されている。
車両に搭載されるワイヤーハーネスでは、人又は荷物等の荷重がかかる場所に配設される電線が存在する。このような電線には、通常荷重のかかる方向と交差する方向に延びるように配設される部分が存在する。
特開2014−117099号公報
しかしながら、上記のように荷重のかかる箇所に特許文献1に記載のワイヤーハーネスを適用した場合、中空部の延在方向が荷重のかかる方向と交差する方向に設定されるため、荷重を支え切れない恐れが生じる。
そこで、本発明は、中空板材を材料として形成され、荷重のかかる場所に配設される電線に外装されるプロテクタにおいて、潰れにくくすることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るプロテクタ付電線は、荷重のかかる箇所に配設される電線と前記電線に外装されるプロテクタとを備えるプロテクタ付電線であって、前記プロテクタは、複数の板状部分と前記複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて前記複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に前記電線を覆う壁部を複数備え、複数の前記壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部を含む。
第2の態様に係るプロテクタ付電線は、第1の態様に係るプロテクタ付電線であって、複数の前記壁部は、互いに平行でない2つの前記耐荷重壁部を含む。
第3の態様に係るプロテクタ付電線は、第2の態様に係るプロテクタ付電線であって、前記プロテクタは三角筒状に形成されている。
第4の態様に係るプロテクタ付電線は、第1から第3のいずれか1つの態様に係るプロテクタ付電線であって、前記耐荷重壁部に、前記プロテクタが配設される箇所に突設された第1ロック部とロック可能な第1被ロック部が設けられ、前記第1被ロック部は、前記耐荷重壁部が前記第1ロック部によって荷重がかかる方向に支持されるように前記第1ロック部とロック可能に形成されている。
第5の態様に係るプロテクタ付電線は、第4の態様に係るプロテクタ付電線であって、前記第1被ロック部は、前記第1ロック部のロック爪が前記耐荷重壁部に対して前記介在部分の延在方向を横切りつつ前記介在部分の延在方向に引っ掛かるように形成された引掛り部を含む。
第6の態様に係るプロテクタ付電線は、第4又は第5の態様に係るプロテクタ付電線であって、前記プロテクタに前記第1被ロック部に対して前記電線を挟んで反対側に第2被ロック部が設けられ、前記第2ロック部は、前記プロテクタが配設される箇所に突設され、前記第1ロック部と共に前記プロテクタを挟み込み可能な前記第2ロック部とロック可能である。
第7の態様に係るプロテクタ付電線は、第1から第6のいずれか1つの態様に係るプロテクタ付電線であって、前記耐荷重壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向と一致するように設けられた垂直壁部を含む。
第8の態様に係るプロテクタ付電線は、第1から第7のいずれか1つの態様に係るプロテクタ付電線であって、前記耐荷重壁部は、前記中空板材が2重に設けられている部分を含む。
第9の態様に係るプロテクタ付電線の配設構造は、電線と前記電線に外装されるプロテクタとを備えるプロテクタ付電線が荷重のかかる箇所に配設されたプロテクタ付電線の配設構造であって、前記プロテクタは、複数の板状部分と前記複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて前記複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に前記電線を覆う壁部を複数備え、複数の前記壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部を含む。
第1から第8の態様によると、耐荷重壁部において介在部分の延在方向が、荷重がかかる方向を含む方向に沿うため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部が潰れにくくなることによって、プロテクタが潰れにくくなる。
特に、第2の態様によると、互いに平行でない2つの耐荷重壁部によって荷重を支えることができる。
特に、第3の態様によると、プロテクタは三角筒状に形成されているため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部が回動するような変形が生じにくくなることによって、プロテクタがつぶれにくくなる。
特に、第4の態様によると、第1ロック部と第1被ロック部とがロックすることによって、耐荷重壁部が第1ロック部に支持される。このため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部がよりつぶれにくくなる。
特に、第5の態様によると、第1被ロック部が、第1ロック部のロック爪が耐荷重壁部に対して介在部分の延在方向を横切りつつ介在部分の延在方向に引っ掛かるように形成された引掛り部を含むため、第1ロック部と第1被ロック部とをロックしてもプロテクタが変形し難くなる。
特に、第6の態様によると、第1ロック部と第1被ロック部とがロックすると共に、第2ロック部と第2被ロック部とがロックすることによって、プロテクタが第1ロック部と第2ロック部とに挟み込まれる。このため、荷重がかかった場合でもプロテクタが変形し難くなる。
特に、第7の態様によると、垂直壁部において介在部分の延在方向が、荷重がかかる方向と一致するように設けられているため、荷重がかかった場合でも垂直壁部はつぶれにくい。
特に、第8の態様によると、耐荷重壁部は、中空板材が2重に設けられている部分を含むため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部がよりつぶれにくくなる。
第9の態様によると、耐荷重壁部において介在部分の延在方向が、荷重がかかる方向を含む方向に沿うため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部は、つぶれにくい。
実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す正面図である。 実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す側面図である。 実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す平面図である。 図2のIV−IV線に沿って切断した断面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す正面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す側面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す平面図である。 図6のVIII−VIII線に沿って切断した断面図である。 中空板材を示す斜視図である。 実施形態に係るプロテクタを展開した様子を示す図である。 取付用部材を示す正面図である。 取付用部材を示す側面図である。 取付用部材を示す平面図である。
{実施形態}
以下、実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造について説明する。図1は、図1は、実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す正面図である。図2は、実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す側面図である。図3は、実施形態に係るプロテクタ付電線及びその配設構造を示す平面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿って切断した断面図である。
プロテクタ付電線20は、電線22と電線22に外装されるプロテクタ30とを備える。プロテクタ付電線20が車両において荷重のかかる箇所に配設されてプロテクタ付電線の配設構造10をなしている。車両において荷重のかかる箇所としては、例えば、乗員に踏まれる箇所又は物が載置される箇所などが考えられる。
電線22は、少なくとも1本含まれていればよい。本実施形態では、プロテクタ付電線20が、複数の電線22を含む電線22の束を備える場合を説明する。各電線22は、例えば、芯線と、芯線の周囲に形成された被覆とを備える。芯線は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電性材料によって線状に形成されている。ここでは、芯線は、複数の素線が撚り合わされた構成とされている。もっとも、芯線は、単線によって構成されていてもよい。被覆は、絶縁性樹脂材料が押出装置等により芯線の周りに押し出されることによって形成される。電線22の端部には、コネクタ等が接続される。電線22は、車両等の配設対象箇所に配設された状態で、コネクタ等を介して車両等に搭載された各種電気機器に接続される。そして各種電気機器同士を電気的に接続するものとして用いられる。なお、ここでは、複数の電線22が束ねられているものとして説明するが、電線22は、束ねられていない場合もあり得る。
プロテクタ30について、図1乃至図4に加えて図5乃至図8を参照しつつ詳述する。図5は、実施形態に係るプロテクタ30を示す正面図である。図6は、実施形態に係るプロテクタ30を示す側面図である。図7は、実施形態に係るプロテクタ30を示す平面図である。図8は、図6のVIII−VIII線に沿って切断した断面図である。
プロテクタ30は、中空板材32を材料として形成されている。中空板材32について図9を参照しつつ詳述する。図9は、中空板材32を示す斜視図である。
中空板材32は、複数(ここでは2つ)の板状部分33と、複数の板状部分33の間に配設されて複数の板状部分33の間に中空空間を形成する介在部分34とを含む。
複数の板状部分33及び介在部分34を形成する材質は特に限定されない。即ち、複数の板状部分33及び介在部分34は、紙によって形成されていてもよいし、樹脂によって形成されていてもよいし、また、これらの組み合わせによって構成されていてもよい。複数の板状部分33及び介在部分34の少なくとも1つを紙によって形成する場合には、その表面に撥水処理等を施すことが好ましい。中空板材32は、例えば、樹脂で構成された部材であることが考えられる。
板状部分33は、平板状に形成されている。複数の板状部分33が介在部分34を介して間隔をあけた状態で連結されている。
ここでは、複数の板状部分33の間に、複数の介在部分34が相互間に間隔をあけた並列状態で設けられている。
各介在部分34は、細長い板状に形成されており、両側の板状部分33に対して直交する姿勢で、当該板状部分33に対して繋がっている。
このため、中空板材32を、介在部分34の延在方向に対して直交する面で切断すると、一対の板状部分33の間に複数の介在部分34が並列状に存在するはしご状断面を示す。
このような中空板材32は、例えば、はしご状断面に応じた押出孔から樹脂を押出す押出成型装置によって、連続的に製造することができ、これにより、中空板材32を容易に低コストで製造することができる。或いは、並列状態に配設される複数の介在部分34の両側部に、2つの板状部分33を熱溶着、接着剤等で接合することによっても、中空板材32を製造することができる。
中空構造を有する板材の例は上記例に限られない。例えば、板材は、複数の板状部の間に、山部と谷部とが波状に連続する介在部が挟込まれた構成であってもよい。或は、板材は、複数の板状部の間に存在する介在部が三角柱等の多角柱状の中空形状を形成するものであってもよく、特に、ハニカム構造を形成するものであってもよい。
これらの中空構造を有する板材のうち樹脂によって形成されたものは、プラスチックダンボールと呼ばれることもある。
プロテクタ30を形成するための材料として中空板材32を採用することにより、以下の利点を得ることができる。即ち、中空板材32は、複数の介在部分34が間隙を設けて並列に配置されているため、介在部分34の延在方向に沿って曲がり難い反面、介在部分34の並列方向に沿って曲がり易い。この際に、中空板材32は、介在部分34を挟み込む一方の板状部分33のうち介在部分34と接していない部分に介在部分34の延在方向に沿ってスリットを設けることで、他方の板状部分33のうちスリットに対向する部分を折り目としてさらに曲がり易くなる。また、中空構造を形成する構造体によって、中空板材32の強度は優れたものとなっている。さらに、中空板材32は、中空構造を有するため、強度の割に比較的軽量である。また、中空板材32に使用される材料も、強度の割に少ない。このため、材料費を抑えることができる。
プロテクタ30は、中空板材32が折り曲がった状態に形成されている。プロテクタ30は、電線22を覆う壁部36を複数備える。
複数の壁部36は、少なくとも1つの耐荷重壁部40、50を含む。ここでは、複数の壁部36は、互いに平行でない2つの耐荷重壁部40、50を含む。耐荷重壁部40、50は、介在部分34の延在方向が、荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられている。耐荷重壁部40、50は、介在部分34の延在方向が、荷重がかかる方向と一致するように設けられた垂直壁部40を含む。耐荷重壁部40、50は、中空板材32が2重に設けられている部分を含む。
具体的には、プロテクタ30は三角筒状に形成されている。ここでは、プロテクタ30は断面直角三角形状に形成されている。直角三角形の斜辺を構成する壁部36と、直角三角形の他の一辺を構成する壁部36とが耐荷重壁部40、50とされる。耐荷重壁部40、50のうち直角三角形の斜辺でない辺を構成する耐荷重壁部40が、垂直壁部40とされる。ここでは、垂直壁部40において、中空板材32が2重に設けられている部分が存在する。また、直角三角形の残りの一辺を構成する壁部36が底壁部60とされる。以下では、図1に示すように、直角三角形における底壁部60の延在方向をx軸方向、x軸方向に直交し且つ相互に直交する2方向をy軸方向及びz軸方向とし、特に、直角三角形における垂直壁部40の延在方向をz軸方向とする。荷重は、z軸方向負の向きにかかるものとして説明する。もっとも、荷重は、z軸方向負の向きから若干傾斜した向きにかかることもあり得る。以下では、z軸方向が鉛直方向に沿った方向であるものとして説明する。
底壁部60は、垂直壁部40に対してz軸方向負の側に位置する。中空板材32が2重となっている垂直壁部40において、一方の中空板材32は底壁部60に連なり、他方の中空板材32は耐荷重壁部50に連なる。そして、他方の中空板材32が外面側に位置する。つまり、垂直壁部40は、内側部分41aと外側部分41bとを含む。内側部分41aが底壁部60に連なっている。外側部分41bが耐荷重壁部50に連なっている。
プロテクタ30には、第1被ロック部42及び第2被ロック部52が設けられている。第1被ロック部42及び第2被ロック部52については、第1ロック部82及び第2ロック部86と共に詳しくは、後述する。
中空板材32を用いてプロテクタ30を製造するには、まず、中空板材32を図10に示すようにプロテクタ30の形状に応じた形状に裁断する。その後、裁断した中空板材32を所定の位置で折り曲げる。なお、折り曲げる部分には、折り曲げる前に予め折り目Lが設けられているとよい。図10では、折り目Lが仮想線(二点鎖線)で示されている。折り目Lとしては、例えば、一方の板状部分33及び介在部分34を切断することが考えられる。また、例えば、熱プレスを線状にかけて介在部分34を潰すことが考えられる。
中空板材32を折り目Lに沿って折り曲げることで三角筒状を呈しプロテクタ30をなす。三角筒状を維持するには、プロテクタ30のうち例えば後述する引掛り部43、53以外の部分などにテープを巻くことが考えられる。もっとも内側部分41aの外面と外側部分41bの内面とを両面テープまたは接着剤等で貼り合わせてもよい。また、プロテクタ30に後述するロック爪84及び引掛り部43のような引掛り構造を設けてもよい。
プロテクタ付電線20を配設するに当たって、ここでは、プロテクタ付電線20には規制部材70が取付けられている。規制部材70について図11乃至図13を参照しつつ詳述する。
規制部材70は、プロテクタ付電線20の上方を覆うように設けられる。規制部材70は、本体部72と、ロック部80と、リブ90とを備える。
本体部72は、xz平面に沿って切断した断面においてz軸方向から僅かに傾斜しつつ延びる第1面部74と、x軸方向に延びる第2面部76と、第1面部74と第2面部76とを緩やかに連結する連結面部78とを含む。
ロック部80は、第1ロック部82と第2ロック部86とを含む。第1ロック部82は第1被ロック部42とロック可能に設けられている。第2ロック部86は、第2被ロック部52とロック可能に設けられている。ここで、第1ロック部82と第1被ロック部42とのロック構造、及び第2ロック部86と第2被ロック部52とのロック構造について詳述する。
第1ロック部82は、プロテクタ30が配設される箇所に突設されている。具体的には、第1ロック部82は、第2面部76のうち連結面部78とは反対側の端部に設けられている。第1ロック部82は、z軸方向に沿って延びる基部83と基部83の先端からx軸方向負の側に突出するロック爪84とを含む。第1ロック部82の基部83は、垂直壁部40を構成する外側部分41bの外面に当接している。
垂直壁部40に、第1ロック部82とロック可能な第1被ロック部42が設けられている。第1被ロック部42は、垂直壁部40が第1ロック部82によって荷重がかかる方向に対して支持されるように第1ロック部82とロック可能に形成されている。
より詳細には、第1ロック部82のロック爪84は、第1被ロック部42の引掛り部43に引っかかる。引掛り部43は、垂直壁部40に凹部44が形成されることによって形成されている。凹部44は、垂直壁部40を構成する外側部分41bのうちy軸方向に沿った中間部分がz軸方向に凹むように形成されている。従って、ロック爪84は、垂直壁部40に対して介在部分34の延在方向を横切りつつ介在部分34の延在方向に引っ掛かる。ここでは、ロック爪84は、x軸方向に突出しつつz軸方向に引っ掛かる。
第2ロック部86は、プロテクタ30が配設される箇所に突設されている。第2ロック部86は、第1ロック部82と共にプロテクタ30を挟み込み可能に設けられている。具体的には、第2ロック部86は、連結面部78のうち第2面部76側に設けられている。第2ロック部86は、z軸方向に沿って延びる基部87と基部87の先端からx軸方向正の側に突出するロック爪88とを含む。第2ロック部86は、耐荷重壁部50に設けられた第2被ロック部52とロックする。この際、第2ロック部86は、耐荷重壁部50のうち底壁部60側で第2被ロック部52とロックする。これにより、x軸方向に沿って電線22の一方側方に第1ロック部82が位置すると共に、他方側方に第2ロック部86が位置する。また、このため、第2ロック部86は、第1ロック部82よりも底壁部60側で第2被ロック部52とロックする。
第2被ロック部52は、プロテクタ30において第1被ロック部42に対して電線22を挟んで反対側に設けられている。第2被ロック部52は、耐荷重壁部50に貫通孔54が形成されることによって設けられた引掛り部53を含む。なお、貫通孔54は、軸心方向が中空板材32の主面に直交する方向と一致するように形成されているがこのことは必須ではない。貫通孔54は、軸心方向が中空板材32の主面に直交する方向と交差する方向、例えば、配設状態でz軸方向に沿う方向と一致するように形成されていてもよい。
第2ロック部86のロック爪88は、第2被ロック部52の引掛り部53に引っかかる。従って、ロック爪88は、耐荷重壁部50に対して介在部分34の延在方向を横切りつつ介在部分34の延在方向を含む方向に引っ掛かる。ここでは、ロック爪88は、x軸方向に突出しつつz軸方向に引っ掛かる。
上記のように、ロック爪84(88)が介在部分34の延在方向を横切りつつ介在部分34の延在方向を含む方向に引っ掛かるようなロック構造は、中空板材32を留めるのに有効と考えられる。即ち、本実施形態では、荷重のかかる箇所に配設される電線と前記電線に外装されるプロテクタとを備えるプロテクタ付電線であって、プロテクタは、複数の板状部分と複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に電線を覆う壁部を複数備え、複数の壁部は、介在部分の延在方向が、荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部を含むようなプロテクタ付電線に適用されているものとして説明したが、これ以外の中空板材を用いたものに適用されてもよい。
つまり、ロック爪84(88)が設けられた第1の部材と、ロック爪84(88)が引っ掛かる引掛り部43(53)を含む第2の部材とを留めるのに上記ロック構造を適用することができる。この場合、第1の部材としては、第2の部材と別部材であってもよいし、同じ部材であってもよい。第1の部材と第2の部材とが別部材である例としては、上記と同様に、第2の部材がプロテクタであって第1の部材がプロテクタを固定する相手側部材であることが考えられる。また、第1の部材と第2の部材とが同じ部材である例としては、中空板材32において筒状に折り曲げたものを維持すること等を目的として第1の部分を第2の部分に留める際に、第1の部分にロック爪84(88)を形成し、第2の部分に引掛り部43(53)を形成することが考えられる。
リブ90は、第1リブ92と第2リブ94と第3リブ96とを含む。
第1リブ92は、第2面部76からz軸方向に沿って延びるように設けられている。図11に示すように、第1リブ92は、第2面部76のうちx軸方向に沿って第1ロック部82と第2ロック部86との間の部分に設けられている。図12に示すように、第1リブ92は、y軸方向に沿って第1ロック部82(第2ロック部86)の両側に2つずつ設けられている。第1リブ92は、先端面92aが耐荷重壁部50の外面に応じた形状に形成され、耐荷重壁部50のうち垂直壁部40側を押えている。
第2リブ94は、図11に示すように、第1面部74及び連結面部78から内周側に広がるように設けられている。図12に示すように、第2リブ94は、y軸方向に沿って第1リブ92と同じ位置に設けられている。第2リブ94は、z軸方向に沿った先端面94aが耐荷重壁部50の外面に応じた形状に形成され、耐荷重壁部50の外面のうち底壁部60側を押えている。第2リブ94は、x軸方向に沿った先端面94bが第2ロック部86の基部87の内向きの面の位置まで張り出している。
第1リブ92と第2リブ94とは、プロテクタ30を押えるように設けられている。これにより、耐荷重壁部50が底壁部60に対して底壁部60から離れる方向に回動することが抑制され、プロテクタ30が変形し難くなっている。なお、第1リブ92と第2リブ94とは、プロテクタ30が規制部材70に取付けられた状態で荷重がかかる前からプロテクタ30と当接していてもよいし、荷重がかかってプロテクタ30又は規制部材70が僅かに変形して初めてプロテクタ30に当接するものであってもよい。
第3リブ96は、第2ロック部86の基部87の外向きの面と本体部72とを連結するように設けられている。図12に示すように、第3リブ96は、第2ロック部86のうちy軸方向に沿った両端側とその間の部分との3箇所に設けられている。第3リブ96が設けられることによって、第2ロック部86の剛性が向上している。
<動作>
プロテクタ付電線の配設構造10に荷重がかかったときの動作について説明する。
規制部材70の外面側(第2面部76の外面側)にz軸方向に沿った荷重がかかると、その荷重は分散されて少なくとも一部がプロテクタ30にかかる。ここでは、荷重の一部は、第2面部76を介して垂直壁部40にかかると共に、第1リブ92及び第2リブ94を介して耐荷重壁部50にかかる。
このとき垂直壁部40は、介在部分34の延在方向が荷重のかかる方向と一致しているため、荷重がかかっても折れ曲がりにくい。この場合、垂直壁部40は変形したとしても、中間部分が若干反るような変形に抑えられると考えられる。また、垂直壁部40がz軸方向負の向きに変位した場合、第1被ロック部42の引掛り部43が第1ロック部82のロック爪84からz軸方向正の向きの反力を受ける。つまり、ロック爪84がz軸方向に引っ掛かる。しかしながらこの方向は、介在部分34の延在方向と一致しているため、垂直壁部40のうち引掛り部43に対してz軸方向正の側の部分が変形し難い。第2ロック部86と第2被ロック部52についても同様である。これに対して、仮に、介在部分34がy軸方向に沿って延在していたとすると、垂直壁部40のうち引掛り部43に対してz軸方向正の側の部分の中間部分に介在部分34が部分的に存在しない箇所が生じ、その箇所の板状部分33に応力が集中して、曲がり易くなる。
また、耐荷重壁部50は、介在部分34の延在方向が荷重のかかる方向を含む方向に沿うため、荷重がかかっても折れ曲がりにくい。さらに、耐荷重壁部50において荷重がかかる場所が、底壁部60側に近い場所と垂直壁部40側に近い場所とであるため、耐荷重壁部50が底壁部60及び垂直壁部40に支持されることによって耐荷重壁部50は折れ曲がりにくい。この場合、耐荷重壁部50は変形したとしても、中間部分が若干反るような変形に抑えられると考えられる。
また、垂直壁部及び耐荷重壁部50が底壁部60との連結部分周りに回動するような変形に対しては、2つのロック部80で挟み込むことで抑えることができる。特に、耐荷重壁部50が底壁部60との連結部分周りに底壁部60に近づく向きに回動するような変形に対しては、第1ロック部82の基部83が垂直壁部40の外面を押えていることによって効果的に抑えることができる。また、耐荷重壁部50が底壁部60との連結部分周りに底壁部60から遠ざかる向きに回動するような変形に対しては、第1リブ92と第2リブ94とが耐荷重壁部50の外面を押えていることによって効果的に抑えることができる。
本実施形態に係るプロテクタ付電線20及びその配設構造10によると、耐荷重壁部40、50において介在部分34の延在方向が、荷重がかかる方向を含む方向に沿うため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部40、50が潰れにくくなることによって、プロテクタ30が潰れにくくなる。
また、互いに平行でない2つの耐荷重壁部40、50によって荷重を支えることができる。特に、プロテクタ30は三角筒状に形成されているため、荷重がかかった場合でも耐荷重壁部40、50が回動するような変形が生じにくくなることによって、プロテクタ30がつぶれにくくなる。
第1ロック部82と第1被ロック部42とがロックすることによって、垂直壁部40が第1ロック部82に支持される。このため、荷重がかかった場合でも垂直壁部40がよりつぶれにくくなる。第1被ロック部42が、第1ロック部82のロック爪84が垂直壁部40に対して介在部分34の延在方向を横切りつつ介在部分34の延在方向に引っ掛かるように形成された引掛り部43を含むため、第1ロック部82と第1被ロック部42とをロックしてもロックにかかる力によってプロテクタ30が変形することが抑制される。より詳細には、第1ロック部82と第1被ロック部42とをロックした状態で、ロックのかかる方向に力が加わった場合でも、当該力のかかる方向に介在部分が延在しているため、垂直壁部40において当該力のかかる方向に沿って同一断面が連続することによって垂直壁部40の中間部分に応力が集中しにくくなり、垂直壁部40が途中で折れ曲がることが抑制される。
第1ロック部82と第1被ロック部42とがロックすると共に、第2ロック部86と第2被ロック部52とがロックすることによって、プロテクタ30が第1ロック部82と第2ロック部86とに挟み込まれる。このため、荷重がかかった場合でもプロテクタ30が変形し難くなる。
垂直壁部40において介在部分34の延在方向が、荷重がかかる方向と一致するように設けられているため、荷重がかかった場合でも垂直壁部40はつぶれにくい。
垂直壁部40は、中空板材32が2重に設けられている部分を含むため、荷重がかかった場合でも垂直壁部40がよりつぶれにくくなる。
{変形例}
実施形態において、プロテクタ30が三角筒状に形成されているものとして説明したがこのことは必須ではない。プロテクタ30は、四角筒状など他の筒形状に形成されていてもよい。プロテクタが四角筒状に形成される場合、直角を含む台形状に形成され、両端に位置する角が直角の辺に相当する壁部が垂直壁部とされることが考えられる。プロテクタが直角を含む台形状に形成される場合、平行な一対の辺のうち少なくとも一方の辺を構成する壁部の外側に当該壁部に沿った支持面が設けられるとよい。もっとも、プロテクタ30は、L字状又はU字状等、筒状以外の形状に形成されることも考えられる。
また、実施形態において、プロテクタ付電線の配設構造10が規制部材70を備えるものとして説明したが、このことは必須ではない。規制部材が設けられずに、プロテクタ付電線20がそのまま配設されることもあり得る。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 プロテクタ付電線の配設構造
20 プロテクタ付電線
22 電線
30 プロテクタ
32 中空板材
33 板状部分
34 介在部分
36 壁部
40 垂直壁部(耐荷重壁部)
42 第1被ロック部
43 引掛り部
50 耐荷重壁部
52 第2被ロック部
53 引掛り部
60 底壁部
70 取付用部材
72 本体部
82 第1ロック部
83 基部
84 ロック爪
86 第2ロック部
87 基部
88 ロック爪
92 第1リブ
94 第2リブ
96 第3リブ
L 折り目

Claims (9)

  1. 荷重のかかる箇所に配設される電線と前記電線に外装されるプロテクタとを備えるプロテクタ付電線であって、
    前記プロテクタは、複数の板状部分と前記複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて前記複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に前記電線を覆う壁部を複数備え、
    複数の前記壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部を含む、プロテクタ付電線。
  2. 請求項1に記載のプロテクタ付電線であって、
    複数の前記壁部は、互いに平行でない2つの前記耐荷重壁部を含む、プロテクタ付電線。
  3. 請求項2に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記プロテクタは三角筒状に形成されている、プロテクタ付電線。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記耐荷重壁部に、前記プロテクタが配設される箇所に突設された第1ロック部とロック可能な第1被ロック部が設けられ、
    前記第1被ロック部は、前記耐荷重壁部が前記第1ロック部によって荷重がかかる方向に支持されるように前記第1ロック部とロック可能に形成されている、プロテクタ付電線。
  5. 請求項4に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記第1被ロック部は、前記第1ロック部のロック爪が前記耐荷重壁部に対して前記介在部分の延在方向を横切りつつ前記介在部分の延在方向に引っ掛かるように形成された引掛り部を含む、プロテクタ付電線。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記プロテクタに前記第1被ロック部に対して前記電線を挟んで反対側に第2被ロック部が設けられ、
    前記第2ロック部は、前記プロテクタが配設される箇所に突設され、前記第1ロック部と共に前記プロテクタを挟み込み可能な前記第2ロック部とロック可能である、プロテクタ付電線。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記耐荷重壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向と一致するように設けられた垂直壁部を含む、プロテクタ付電線。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプロテクタ付電線であって、
    前記耐荷重壁部は、前記中空板材が2重に設けられている部分を含む、プロテクタ付電線。
  9. 電線と前記電線に外装されるプロテクタとを備えるプロテクタ付電線が荷重のかかる箇所に配設されたプロテクタ付電線の配設構造であって、
    前記プロテクタは、複数の板状部分と前記複数の板状部分の間で一方に延在するように配設されて前記複数の板状部分の間に中空空間を形成する介在部分とを含む中空板材が折り曲がった状態に形成されると共に前記電線を覆う壁部を複数備え、
    複数の前記壁部は、前記介在部分の延在方向が、前記荷重がかかる方向を含む方向に沿うように設けられた少なくとも1つの耐荷重壁部を含む、プロテクタ付電線の配設構造。
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