JP2017132003A - 鉄筋結束機 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋結束機の組立作業性をより向上することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書は、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機を開示する。鉄筋結束機は、ハウジングと、送りモータを備える送り機構と、案内機構と、切断機構と、捩りモータを備える捩り機構を備えている。ハウジングは、第1アウタハウジングと、第2アウタハウジングと、インナハウジングを備えている。第1アウタハウジングとインナハウジングによって規定される空間に、捩りモータが配置されている。インナハウジングと第2アウタハウジングによって規定される空間に、送りモータが配置されている。第1アウタハウジングのインナハウジングに対向する面に、捩りモータを保持する捩りモータ保持部が形成されている。インナハウジングの第2アウタハウジングに対向する面に、送りモータを保持する送りモータ保持部が形成されている。【選択図】図25

Description

本明細書で開示する技術は、鉄筋結束機に関する。
特許文献1には、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機が開示されている。この鉄筋結束機は、ハウジングと、送りモータの回転によって、ワイヤが巻回されたリールからワイヤを送る送り機構と、送り機構から送られたワイヤを複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、送り機構から送られたワイヤを切断する切断機構と、捩りモータの回転によって、複数の鉄筋の周りのワイヤを捩る捩り機構を備えている。
特開2010−185184号公報
鉄筋結束機を組み立てる際には、送り機構、案内機構、切断機構、捩り機構を、それぞれハウジングに組み付ける必要があり、組立作業の労力が大きい。特に、特許文献1のような鉄筋結束機では、捩りモータを備える捩り機構を組み付ける作業は鉄筋結束機の左側から行わなければならず、送りモータを備える送り機構を組み付ける作業は鉄筋結束機の右側から行わなければならず、組立作業に多大な労力を必要としている。鉄筋結束機の組立作業性をより向上することが可能な技術が期待されている。
本明細書は、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機を開示する。鉄筋結束機は、ハウジングと、送りモータを備えており、送りモータによってワイヤが巻回されたリールからワイヤを送る送り機構と、送り機構から送られたワイヤを複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、送り機構から送られたワイヤを切断する切断機構と、捩りモータを備えており、捩りモータによって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩る捩り機構を備えている。ハウジングは、第1アウタハウジングと、第2アウタハウジングと、第1アウタハウジングと第2アウタハウジングの間を遮るように配置されるインナハウジングを備えている。第1アウタハウジングとインナハウジングによって規定される空間に、捩りモータが配置されている。インナハウジングと第2アウタハウジングによって規定される空間に、送りモータが配置されている。第1アウタハウジングのインナハウジングに対向する面に、捩りモータを保持する捩りモータ保持部が形成されている。インナハウジングの第2アウタハウジングに対向する面に、送りモータを保持する送りモータ保持部が形成されている。
上記の鉄筋結束機では、捩り機構の捩りモータが、第1アウタハウジングの捩りモータ保持部に保持されて、第1アウタハウジングとインナハウジングによって規定される空間に配置されており、送り機構の送りモータが、インナハウジングの送りモータ保持部に保持されて、インナハウジングと第2アウタハウジングによって規定される空間に配置されている。上記の鉄筋結束機を組み立てる際には、まず第1アウタハウジングに捩り機構を組み付け、その後にインナハウジングを組み付け、その後にインナハウジングに送り機構を組み付け、その後に第2アウタハウジングを組み付けることになる。上記の鉄筋結束機によれば、鉄筋結束機の一方側(すなわち、第2アウタハウジング側)からの作業によって、捩りモータを備える捩り機構の組み付けと、送りモータを備える送り機構の組み付けを行なうことができる。鉄筋結束機の組立作業性をより向上することができる。
本明細書が開示する別の鉄筋結束機は、ワイヤが巻回されたリールと、ワイヤを送る送りモータを備えており、送りモータによってリールからワイヤを送り、ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、複数の鉄筋の周りのワイヤを捩ることで複数の鉄筋をワイヤによって結束する。鉄筋結束機は、第1ハウジングプレートと、鉄筋結束機の外面をなし、リールと送りモータを覆う第2ハウジングプレートを備えている。リールと送りモータは、第1ハウジングプレートと第2ハウジングプレートの間に配置されている。
上記の鉄筋結束機では、リールと送りモータとを第1ハウジングに組み付けた後、第2ハウジングを組み付けることで、鉄筋結束機を完成させることができる。リールと送りモータを別個のハウジングプレートで覆う場合に比べて、鉄筋結束機の組立作業性を向上することができる。
本明細書が開示するさらに別の鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りモータと、ワイヤを捩る捩りモータを備えており、送りモータによってワイヤを送り、ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、捩りモータによって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩ることで複数の鉄筋をワイヤによって結束する。鉄筋結束機は、ハウジングプレートと、送りモータの制御と捩りモータの制御を行なう制御基板を備えている。送りモータは、ハウジングプレートから見て一方の側に配置されている。捩りモータは、ハウジングプレートから見て他方の側に配置されている。制御基板の一部は、ハウジングプレートから見て一方の側に配置されている。制御基板の別の一部は、ハウジングプレートから見て他方の側に配置されている。
上記の鉄筋結束機では、送りモータと制御基板の間の結線を、ハウジングプレートから見て一方の側の空間で行なうことができ、捩りモータと制御基板の間の結線を、ハウジングプレートから見て他方の側の空間で行なうことができる。ハウジングプレートの一方の側と他方の側の間で配線を通す必要がないため、ハウジングプレートに配線を通すための孔や接続用端子を設ける必要がない。また、ハウジングプレートの一方の側と他方の側の間で配線を通す必要がないため、鉄筋結束機の組立作業性を向上することができる。
本明細書が開示するさらに別の鉄筋結束機は、ワイヤを捩る捩りモータを備えており、ワイヤを送り、ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、捩りモータによって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩ることで複数の鉄筋をワイヤによって結束する。鉄筋結束機は、ハウジングプレートと、ワイヤの送りを制動するブレーキ機構と、ブレーキ機構の制御と捩りモータの制御を行なう制御基板を備えている。ブレーキ機構は、ハウジングプレートから見て一方の側に配置されている。捩りモータは、ハウジングプレートから見て他方の側に配置されている。制御基板の一部は、ハウジングプレートから見て一方の側に配置されており、制御基板の別の一部は、ハウジングプレートから見て他方の側に配置されている。
上記の鉄筋結束機では、ブレーキ機構と制御基板の間の結線を、ハウジングプレートから見て一方の側の空間で行なうことができ、捩りモータと制御基板の間の結線を、ハウジングプレートから見て他方の側の空間で行なうことができる。ハウジングプレートの一方の側と他方の側の間で配線を通す必要がないため、ハウジングプレートに配線を通すための孔や接続用端子を設ける必要がない。また、ハウジングプレートの一方の側と他方の側の間で配線を通す必要がないため、鉄筋結束機の組立作業性を向上することができる。
実施例に係る鉄筋結束機2の外観を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4の内部構造を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の送り機構32の外観を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4の内部構造を示す断面図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4およびグリップ6の内部構造を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の下側カールガイド62を開いた状態を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の下側カールガイド62を閉じた状態を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の開閉検出機構78の当接片80aと左アウタハウジング14の開閉検出用開口80dを示す図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のブレーキ機構36のオフの状態を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のブレーキ機構36のオンの状態を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のブレーキ機構36のブレーキアーム92とインナハウジング16のブレーキ用開口92aを示す図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の捩り機構40を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の第1減速機構98の内部構造を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の第2減速機構100の内部構造を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の把持機構102を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のスクリューシャフト120、先端軸132、右フック134および左フック136を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の右フック134および左フック136を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の回転制限機構156を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の把持機構102の動作を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の把持機構102の動作を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の把持機構102の動作を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の把持機構102の動作を示す断面斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の組み立て作業の様子を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の組み立て作業の様子を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の組み立て作業の様子を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の組み立て作業の様子を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の組み立て作業の様子を示す斜視図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、捩り機構は、スクリューシャフトと、スクリューシャフトの回転に連動してワイヤを把持する把持部材と、捩りモータの回転を減速して中継軸に伝達する第1減速機構と、中継軸の回転を減速してスクリューシャフトに伝達する第2減速機構を備えていてもよく、第1減速機構は、同軸減速機構であってもよく、第2減速機構は、平行軸減速機構であってもよい。なお、ここでいう同軸減速機構とは、入力軸と出力軸が同一直線上に配置される減速機構を意味しており、例えば遊星歯車機構などであってもよい。また、ここでいう平行軸減速機構とは、入力軸と出力軸がそれぞれ互いに平行な直線上に配置される減速機構を意味しており、例えば平歯車減速機構や、捩れ歯車減速機構、ベルト式減速機構などであってもよい。
スクリューシャフトの後端近傍は、鉄筋結束機の本体部分の中央付近に位置することになる。このため、スクリューシャフトに回転を伝達する第2減速機構を同軸減速機構とした場合、鉄筋結束機の本体部分の中央付近に、サイズの大きな同軸減速機構を配置しなければならず、鉄筋結束機の内部のレイアウトに大きな制約を生じる。上記の構成によれば、スクリューシャフトに回転を伝達する第2減速機構に、サイズの小さな平行軸減速機構を用いている。また、上記の構成では、平行軸減速機構によって中央部分からオフセットした位置に、サイズの大きな同軸減速機構が配置される。このため、鉄筋結束機の本体部分の中央付近のスペースを確保することができ、鉄筋結束機の内部のレイアウトの自由度を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、捩り機構は、ユニット化されていてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機を組み立てる際に、捩り機構の組み付けを容易に行なうことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、捩り機構は、把持部材とカム機構を介して連結している先端軸と、前端側に先端軸が挿入されており、後端側にスクリューシャフトが挿入されており、スクリューシャフトと回転直動変換機構を介して連結しているスリーブと、スリーブの内部で先端軸とスクリューシャフトの間に配置されたバンパをさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、スリーブの後端側にバンパを配置する構成に比べて、スクリューシャフトの後端近傍における捩り機構のサイズを小さくすることができる。このため、鉄筋結束機の本体部分の中央付近におけるレイアウトの自由度を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回転直動変換機構は、ボールねじ機構であってもよい。
上記の構成によれば、安価な構成によって、スクリューシャフトの回転運動をスリーブの直線運動に変換することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、鉄筋結束機は、リールの回転を停止するブレーキ機構をさらに備えていてもよく、ブレーキ機構は、リールに係合するブレーキアームと、アクチュエータと、ブレーキアームとアクチュエータを連結するリンクを備えていてもよく、ブレーキ機構はユニット化されていてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機を組み立てる際に、ブレーキ機構の組み付けを容易に行なうことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、リールは、ハウジングのリール室内に配置されていてもよく、ブレーキ機構は、ハウジングのブレーキ室内に配置されていてもよく、リール室を画定するハウジングの壁が、ブレーキアームが通過するブレーキ用開口を有していてもよく、ブレーキ室は、ブレーキ用開口のみを介してブレーキ室の外部と連通していてもよい。
上記の構成によれば、外部からの異物がブレーキ室の内部に侵入することを抑制することができる。ブレーキ機構や、ブレーキ機構の周囲に存在する他の機構が異物の影響を受けることを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、アクチュエータは、送りモータの後方であってリールの前方に配置されていてもよく、送りモータ、アクチュエータおよびリールは、前後方向に重なるように配置されていてもよい。
上記の構成によれば、送りモータとリールを前後方向に並べて配置したときに形成されるデッドスペースにブレーキ機構のアクチュエータが配置されるので、鉄筋結束機をより小型化することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、案内機構は、ワイヤを複数の鉄筋の上方で案内する上側カールガイドと、上側カールガイドから送られたワイヤを、複数の鉄筋の下方で案内する下側カールガイドを備えていてもよく、下側カールガイドは、ハウジングに開閉可能に支持されていてもよく、鉄筋結束機はさらに、下側カールガイドの開閉状態を検出する開閉検出機構をさらに備えていてもよく、開閉検出機構は、当接片を備えており、当接片と下側カールガイドの当接を検出することで、下側カールガイドの開閉状態を検出するように構成されていてもよく、ハウジングに、当接片が通過する開閉検出用開口が形成されていてもよく、開閉検出用開口の幅は、当接片の幅に略等しいものであってもよい。
上記の構成によれば、下側カールガイドの開閉状態を検出するために、ハウジングに形成する必要がある開閉検出用開口を、可能な限り小さくすることができる。このため、鉄筋結束機の内部に開閉検出用開口を介して異物が侵入することを防止することができる。
(実施例)
実施例に係る鉄筋結束機2について図面を参照して説明する。図1に示す鉄筋結束機2は、複数の鉄筋RをワイヤWによって結束するための電動工具である。
鉄筋結束機2は、結束機本体4と、結束機本体4の下部に設けられたグリップ6と、グリップ6の下部に設けられたバッテリ取り付け部8を備えている。グリップ6の前方上部には、トリガ7が設けられている。バッテリ取り付け部8の下部には、ターミナル9(図24−図27参照)を介して、バッテリBが着脱可能に取り付けられている。
鉄筋結束機2は、ハウジング3を備えている。ハウジング3は、右アウタハウジング12と、左アウタハウジング14と、インナハウジング16を備えている。右アウタハウジング12には、結束機本体4の右半面と、グリップ6の右半面と、バッテリ取り付け部8の右半面が、一体的に形成されている。左アウタハウジング14には、結束機本体4の左半面と、グリップ6の左半面と、バッテリ取り付け部8の左半面が、一体的に形成されている。右アウタハウジング12と左アウタハウジング14は、鉄筋結束機2の外面をなしている。インナハウジング16は、結束機本体4の内部の上部から中間部において、右アウタハウジング12と左アウタハウジング14の間を遮る形状に形成されている。右アウタハウジング12、左アウタハウジング14およびインナハウジング16は、それぞれハウジングプレートということができる。結束機本体4の内部は、左アウタハウジング14とインナハウジング16によって規定される空間と、右アウタハウジング12とインナハウジング16によって規定される空間に区画されている。左アウタハウジング14とインナハウジング16によって規定される空間と、右アウタハウジング12とインナハウジング16によって規定される空間は、結束機本体4の下部で連通している。また、結束機本体4の後方には、リール10(図2参照)を収容するリール室19が別途形成されている。リール室19は、右方向が右アウタハウジング12により規定されており、左方向、下方向および前方向がインナハウジング16により規定されている。リール室19は、開閉式のカバー17によって、上方向を覆われている。
結束機本体4の上面には、第1操作表示部18が設けられている。第1操作表示部18は、鉄筋結束機2の電源のオン/オフを切り換えるメインスイッチ20および鉄筋結束機2の電源のオン/オフの状態を表示する主電源LED22が設けられた第1操作表示基板21(図5、図24、図25参照)と、第1操作表示基板21のメインスイッチ20および主電源LED22を覆う第1スイッチプレート23を備えている。バッテリ取り付け部8の前方上面には、第2操作表示部24が設けられている。第2操作表示部24は、ワイヤWの送り出し量や捩り強さなどを設定する設定ボタン26および設定ボタン26によって設定された内容を表示する表示部28が設けられた第2操作表示基板25(図24−図27参照)と、第2操作表示基板25の設定ボタン26および表示部28を覆う第2スイッチプレート27を備えている。バッテリBが接続するターミナル9、トリガ7、第1操作表示基板21および第2操作表示基板25は、後述する制御基板180に接続されている。
結束機本体4は、主に、図2に示す、収容機構30と、送り機構32と、案内機構34と、ブレーキ機構36と、制御基板180と、図4に示す、切断機構38と、図5に示す、捩り機構40を備えている。なお、図2では、図示の明瞭化のために、右アウタハウジング12、カバー17、鉄筋結束機2の内部の配線等の図示を省略している。図4では図示の明瞭化のために、鉄筋結束機2の内部の配線の図示を省略している。また、図5では、図示の明瞭化のため、左アウタハウジング14、鉄筋結束機2の内部の一部の配線等の図示を省略している。制御基板180は、結束機本体4の中央下部にインナハウジング16を跨いで配置されている。制御基板180の一部は、インナハウジング16から見て一方の側(右アウタハウジング12側)に配置されており、制御基板180の別の一部は、インナハウジング16から見て他方の側(左アウタハウジング14側)に配置されている。
図2に示すように、収容機構30は、ワイヤWが巻回されたリール10を着脱可能に保持する。リール10は、リール室19において、収容機構30により回転可能に支持されている。
送り機構32は、収容機構30のリール10から供給されるワイヤWを、結束機本体4の前方の案内機構34へと送り出す。送り機構32は、ガイド部材42と、ベース部材43と、送りモータ44と、主動ギヤ46と、減速機構47と、従動ギヤ48と、リリースレバー50と、圧縮バネ52(図3参照)と、レバーホルダ54(図3参照)と、固定レバー56を備えている。送り機構32は、ユニット化されており、インナハウジング16に取り付けられている。ガイド部材42は、後端が広く先端が狭いテーパ状の貫通孔42aを備えている。ガイド部材42は、ベース部材43に固定されている。主動ギヤ46と従動ギヤ48は、ガイド部材42よりも前方に配置されている。主動ギヤ46は、減速機構47を介して送りモータ44に連結されており、送りモータ44の駆動によって回転する。送りモータ44は、図示しない配線によって制御基板180に接続されている。制御基板180は、送りモータ44の動作を制御することができる。主動ギヤ46の側面には、高さ方向中央で径方向に伸びるV字形状溝46aが形成されている。図3に示すように、従動ギヤ48は、リリースレバー50のギヤアーム50aに回転可能に支持されている。従動ギヤ48の側面には、高さ方向中央で径方向に伸びるV字形状溝48aが形成されている。リリースレバー50は、ギヤアーム50aと、操作アーム50bを備える、略L字型の部材である。リリースレバー50は、揺動軸50cを介してベース部材43に揺動可能に支持されている。リリースレバー50の操作アーム50bは、圧縮バネ52を介してレバーホルダ54のバネ受け部54aに連結している。レバーホルダ54は、インナハウジング16と左アウタハウジング14に挟み込まれて固定されている。圧縮バネ52は、操作アーム50bをバネ受け部54aから離れる方向に付勢する。通常時は、圧縮バネ52の付勢力によって、リリースレバー50に従動ギヤ48を主動ギヤ46に近づける方向のトルクが作用し、従動ギヤ48が主動ギヤ46に押し当てられている。これによって、従動ギヤ48の側面の歯と主動ギヤ46の側面の歯が係合するとともに、主動ギヤ46のV字形状溝46aと従動ギヤ48のV字形状溝48aの間に、ワイヤWが挟持される。この状態で、送りモータ44が主動ギヤ46を回転させると、従動ギヤ48が逆方向に回転するとともに、主動ギヤ46と従動ギヤ48により挟持されたワイヤWが案内機構34へと送り出され、リール10からワイヤWが引き出される。
固定レバー56は、揺動軸56aを介してレバーホルダ54に揺動可能に支持されている。固定レバー56は、図示しない捩りバネによって、リリースレバー50の操作アーム50bに当接する方向に付勢されている。固定レバー56には、リリースレバー50の操作アーム50bの先端と係合する凹部56bが形成されている。
鉄筋結束機2の使用者が、圧縮バネ52の付勢力に抗して操作アーム50bを押し込むと、リリースレバー50が揺動軸50cの周りで揺動して、従動ギヤ48が主動ギヤ46から離反する。この際に、固定レバー56が揺動軸56aの周りで揺動して、操作アーム50bの先端が凹部56bに係合することで、操作アーム50bは押し込まれた状態で保持される。リール10から伸びるワイヤWを送り機構32にセットする際には、使用者は、操作アーム50bを押し込んで従動ギヤ48を主動ギヤ46から離反させ、その状態でリール10から引き出したワイヤWの先端をガイド部材42の貫通孔42aを通して主動ギヤ46と従動ギヤ48の間に配置させる。そして、使用者が固定レバー56を操作アーム50bから離反する方向に揺動させると、リリースレバー50が揺動軸50cの周りで揺動して、従動ギヤ48が主動ギヤ46に係合するとともに、主動ギヤ46のV字形状溝46aと従動ギヤ48のV字形状溝48aの間にワイヤWが挟持される。
図4、図5に示すように、案内機構34は、送り機構32から送られたワイヤWを、鉄筋Rの周囲に円環状に案内する。案内機構34は、案内パイプ58と、上側カールガイド60と、下側カールガイド62を備えている。案内パイプ58と上側カールガイド60は、ユニット化されており、左アウタハウジング14とインナハウジング16の前方に取り付けられている。案内パイプ58の後方側の端部は、主動ギヤ46と従動ギヤ48の間に向けて開口している。送り機構32から送られたワイヤWは、案内パイプ58の内部へと送り込まれる。案内パイプ58の前方側の端部は、上側カールガイド60の内部に向けて開口している。上側カールガイド60には、案内パイプ58から送られるワイヤWを案内するための第1案内通路64と、下側カールガイド62から送られるワイヤWを案内するための第2案内通路66が設けられている。
図4に示すように、第1案内通路64には、ワイヤWに下向きの巻きぐせをつけるようにワイヤWを案内する複数の案内ピン68と、後述する切断機構38の一部を構成するカッタ70が設けられている。案内パイプ58から送られたワイヤWは、第1案内通路64において案内ピン68で案内され、カッタ70を通過して、上側カールガイド60の前端から下側カールガイド62に向けて送り出される。
図5に示すように、下側カールガイド62には、第3案内通路72とガード板74が設けられている。第3案内通路72は、上側カールガイド60の前端から送られたワイヤWを案内する右側案内壁72aおよび左側案内壁72bを備えている。ガード板74は、第3案内通路72の両側で上方に伸びる形状に形成されており、複数の鉄筋Rが捩り機構40と干渉することを防止するとともに、結束機本体4の内部に異物が侵入することを防止する。また、ガード板74は、円環状に巻回されたワイヤWを捩り機構40が捩る際に、ワイヤWが左右に暴れることを防止する。下側カールガイド62によって案内されたワイヤWは、上側カールガイド60の第2案内通路66に向けて送られる。
上側カールガイド60の第2案内通路66には、下側カールガイド62から送られたワイヤWを案内して、上側カールガイド60の前端から下側カールガイド62に向けて送る、上側案内壁76が設けられている。
下側カールガイド62は、左アウタハウジング14とインナハウジング16の前方に取り付けられている。下側カールガイド62は、左アウタハウジング14とインナハウジング16に、揺動軸62aを介して揺動可能に支持されている。下側カールガイド62は、図6に示す開いた状態と、図7に示す閉じた状態の間で、揺動可能である。なお、図6、図7では、図示の明瞭化のために、左アウタハウジング14と、鉄筋結束機2の内部の配線等の図示を省略している。下側カールガイド62は、捩りバネ62bによって、閉じる方向に付勢されている。鉄筋結束機2を使用する際には、下側カールガイド62は閉じた状態とされている。鉄筋結束機2を使用中に、ワイヤWが捩り機構40に絡まってしまった場合には、使用者は、下側カールガイド62を開いて、捩り機構40に絡まったワイヤWを取り除くことができる。
結束機本体4の内部の前方下部には、下側カールガイド62の開閉状態を検出する開閉検出機構78が設けられている。開閉検出機構78は、左アウタハウジング14に取り付けられている。開閉検出機構78は、開閉検出レバー80と、捩りバネ82と、センサ基板84を備えている。センサ基板84は、図示しない配線によって制御基板180に接続されている。開閉検出レバー80は、当接片80aと、検出片80bを備えている。開閉検出レバー80は、左アウタハウジング14に揺動軸80cを介して揺動可能に支持されている。図8に示すように、当接片80aは、左アウタハウジング14に形成された開閉検出用開口80dを通過して、結束機本体4の外部に突出している。なお、図8では、図示の明瞭化のために、上側カールガイド60と下側カールガイド62の図示を省略している。図6、図7に示す検出片80bには、永久磁石(図示せず)が設けられている。センサ基板84は、左アウタハウジング14に固定されている。センサ基板84の検出片80bと対向する面には、例えばホール素子といった磁気センサ(図示せず)が設けられている。図6に示すように、下側カールガイド62が開いた状態では、捩りバネ82の付勢力によって開閉検出レバー80が揺動して、検出片80bの永久磁石がセンサ基板84の磁気センサから外れた位置に配置される。この状態から、下側カールガイド62を閉じると、下側カールガイド62の後方に設けられた当接片62cが開閉検出レバー80の当接片80aに当接して、開閉検出レバー80の当接片80aが押し下げられることで開閉検出レバー80が揺動して、検出片80bの永久磁石がセンサ基板84の磁気センサと対向する位置に配置される。センサ基板84の磁気センサが検出した信号は、制御基板180に入力される。鉄筋結束機2は、センサ基板84の磁気センサの検出信号に基づいて、下側カールガイド62の開閉状態を判別することができる。
図8に示すように、左アウタハウジング14に形成された開閉検出用開口80dの左右方向の幅は、開閉検出レバー80の当接片80aの左右方向の幅と略等しい。このような構成とすることによって、異物が開閉検出用開口80dを介して結束機本体4の内部に侵入することを防止することができる。また、左アウタハウジング14に形成された開閉検出用開口80dの上下方向の幅は、当接片80aの可動範囲と略等しい。このような構成とすることによって、異物が開閉検出用開口80dを介して結束機本体4の内部に侵入することを防止することができる。
図1に示すように、上側カールガイド60は複数の鉄筋Rの前方上方から下方へワイヤWを送り出し、下側カールガイド62は上側カールガイド60から送られたワイヤWを複数の鉄筋Rの後方下方から上方へ送り出す。これによって、送り機構32から送られたワイヤWは、複数の鉄筋Rの周囲に円環状に巻回される。送り機構32は、使用者によって設定されたワイヤWの送り出し量だけワイヤWを送り出すと、送りモータ44を停止してワイヤWの送り出しを停止する。
図2に示すブレーキ機構36は、送り機構32がワイヤWの送り出しを停止するのと連動して、リール10の回転を停止する。ブレーキ機構36は、ソレノイド86と、リンク88(図9、図10参照)と、捩りバネ90(図9、図10参照)と、ブレーキアーム92を備えている。ブレーキ機構36のソレノイド86は、図示しない配線によって制御基板180に接続されている。制御基板180は、ブレーキ機構36の動作を制御することができる。ブレーキ機構36は、ユニット化されており、インナハウジング16に取り付けられている。リール10には、ブレーキアーム92が係合する係合部10aが、径方向に所定の角度間隔で形成されている。図9に示すように、ソレノイド86への通電がされていない状態では、捩りバネ90の付勢力によって、ブレーキアーム92がリール10の係合部10aから離反している。図10に示すように、ソレノイド86への通電がされた状態では、リンク88によってブレーキアーム92がリール10に向けて揺動し、ブレーキアーム92がリール10の係合部10aに係合する。ブレーキ機構36は、送り機構32がワイヤWの送り出しを行なう際には、ソレノイド86へ通電せずに、ブレーキアーム92をリール10の係合部10aから離反させている。これにより、リール10は自由に回転することができ、送り機構32はリール10からワイヤWを引き出すことができる。また、ブレーキ機構36は、送り機構32がワイヤWの送り出しを停止する際には、ソレノイド86へ通電して、ブレーキアーム92をリール10の係合部10aに係合させる。これにより、リール10の回転が禁止される。これによって、送り機構32がワイヤWの送り出しを停止した後も、リール10が慣性により回転し続け、リール10と送り機構32の間でワイヤWが弛緩してしまうことを防ぐことができる。
図2に示すように、ブレーキ機構36は、結束機本体4の内部であって、右アウタハウジング12とインナハウジング16により区画されるブレーキ室37内に収容されている。図11に示すように、インナハウジング16には、ブレーキアーム92の先端が通過するブレーキ用開口92aが形成されている。ブレーキアーム92をリール10の係合部10aに係合させる際には、ブレーキ用開口92aを介してブレーキアーム92の先端のみがブレーキ用開口92aを通過して、リール10の係合部10aに係合する。ブレーキ用開口92aの左右方向の幅は、ブレーキアーム92の先端の幅と略等しい。また、ブレーキ用開口92aの前後方向の幅は、ブレーキアーム92の先端の可動範囲と略等しい。このような構成とすることによって、異物がブレーキ用開口92aを介して結束機本体4の内部に侵入してしまうことを防ぐことができる。また、ブレーキ室37は、ブレーキ用開口92aのみを介してブレーキ室37の外部と連通している。このような構成とすることによって、異物がブレーキ室37の内部に侵入することを抑制することができる。ブレーキ機構36や、ブレーキ機構36の周囲に存在する他の機構が異物の影響を受けることを防止することができる。
図4に示す切断機構38は、ワイヤWを鉄筋Rの周囲に巻回した状態で、ワイヤWを切断する。切断機構38は、カッタ70と、リンク94を備えている。リンク94は、後述する捩り機構40と連動して、カッタ70を回転させる。カッタ70が回転することによって、カッタ70の内部を通過するワイヤWが切断される。
図5に示す捩り機構40は、複数の鉄筋Rの周囲に巻回されたワイヤWを捩ることで、複数の鉄筋RをワイヤWで結束する。図12に示すように、捩り機構40は、捩りモータ96と、第1減速機構98と、第2減速機構100と、把持機構102を備えている。捩りモータ96は、図示しない配線によって制御基板180に接続されている。制御基板180は、捩りモータ96の動作を制御することができる。捩り機構40は、ユニット化されており、左アウタハウジング14に取り付けられている。
図13に示すように、第1減速機構98は、遊星歯車減速機構である。第1減速機構98は、ギヤブラケット104と、インターナルギヤ106と、プラネタリギヤ108と、サンギヤ110を備えている。ギヤブラケット104は、メインブラケット112(図12参照)に固定されている。インターナルギヤ106は、ギヤブラケット104に固定されている。サンギヤ110は、捩りモータ96の出力軸に連結している。プラネタリギヤ108は、プラネタリキャリア(図示せず)を介して、中継軸114(図14参照)に連結している。第1減速機構98は、捩りモータ96の回転を減速して中継軸114に伝達する。
図14に示すように、第2減速機構100は、平歯車減速機構である。第2減速機構100は、第1平歯車116と、第2平歯車118を備えている。第1平歯車116は、中継軸114に連結している。第2平歯車118は、スクリューシャフト120に連結している。第2減速機構100は、中継軸114の回転を減速してスクリューシャフト120に伝達する。
図15−図17に示すように、把持機構102は、スクリューシャフト120と、インナスリーブ122(図19−図22参照)と、アウタスリーブ124と、プッシュプレート126と、プッシュスリーブ128(図19−図22参照)と、支持スリーブ130と、先端軸132と、右フック134と、左フック136を備えている。
図16に示すように、スクリューシャフト120は、後方が太径部120aとなっており、前方が細径部120bとなっている。太径部120aの外面には、螺旋状のボール溝120cが形成されている。太径部120aと細径部120bの段差の部分には、円環状の弾性材料からなるバンパ138が設けられている。細径部120bの周囲には、圧縮バネ140が設けられている。圧縮バネ140は、先端軸132をバンパ138から遠ざける方向に付勢する。さらに、細径部120bの先端には、先端軸132のストッパ142が係合する係合溝120d(図19−図22参照)が形成されている。
図19−図22に示すインナスリーブ122は、内部にスクリューシャフト120が挿入される円筒状の部材である。インナスリーブ122には、図16に示すボール144が嵌合するボール穴(図示せず)が形成されている。スクリューシャフト120とインナスリーブ122は、ボール溝120cとボール穴の間に嵌合したボール144を介して連結している。すなわち、スクリューシャフト120とインナスリーブ122は、ボールねじを介して連結されている。ボール溝120cが形成されている範囲では、スクリューシャフト120がインナスリーブ122に対して相対的に回転すると、インナスリーブ122はスクリューシャフト120に対して相対的に前後方向に移動する。
図15に示すように、アウタスリーブ124は、内部にインナスリーブ122と、先端軸132が挿入される円筒状の部材である。アウタスリーブ124はインナスリーブ122に、止めねじ146を介して固定されている。
右フック134と左フック136は、ワイヤWを把持する把持部材である。図15に示すように、左フック136は揺動軸136aを介してアウタスリーブ124に揺動可能に支持されている。図16に示すように、左フック136には、カム溝136bが形成されている。同様に、右フック134は揺動軸134aを介してアウタスリーブ124に揺動可能に支持されている。右フック134には、カム溝134b(図17参照)が形成されている。図15に示すように、先端軸132は、アウタスリーブ124に摺動可能に挿入されている。先端軸132には、右フック134のカム溝134bおよび左フック136のカム溝136bと係合するカムピン148が設けられている。図17に示すように、先端軸132がアウタスリーブ124に対して相対的に前進すると、カムピン148がカム溝134bおよびカム溝136bから抜け出る方向に右フック134と左フック136が揺動し、右フック134と左フック136は開いた状態となる。なお、右フック134と左フック136が最大に開いた状態では、右フック134に形成されたストッパ部134cと、左フック136に形成されたストッパ部136cが互いに当接して、右フック134と左フック136はそれ以上開くことができなくなる。その結果、先端軸132はアウタスリーブ124に対して、それ以上前進することが禁止される。先端軸132がアウタスリーブ124に対して相対的に後退すると、カムピン148がカム溝134bおよびカム溝136bに入り込むように右フック134と左フック136が揺動し、右フック134と左フック136は閉じた状態となる。図19−図22に示すように、先端軸132には、スクリューシャフト120の係合溝120dと係合するストッパ142が設けられている。先端軸132はスクリューシャフト120に対して、ストッパ142が係合溝120dの前端および後端に係合する範囲で、相対的に前後方向に移動可能である。
図19−図22に示すように、プッシュスリーブ128は、インナスリーブ122の周囲を覆う円筒状の部材である。プッシュスリーブ128は、インナスリーブ122の後端に形成されたリブ122aと、アウタスリーブ124の間に挟持されている。プッシュスリーブ128は、インナスリーブ122に対して、回転可能である。プッシュプレート126は、プッシュスリーブ128に形成されたリブ128aと、アウタスリーブ124の間に挟持されている。図12に示すように、プッシュプレート126は、メインブラケット112から伸びるピン150によって回転を禁止されるとともに、前後方向にガイドされている。プッシュプレート126は、アウタスリーブ124とともに、前後方向に移動する。プッシュプレート126が前方に移動すると、図4の切断機構38のリンク94が駆動されて、カッタ70がワイヤWを切断する。その後、プッシュプレート126が後方に移動すると、切断機構38のリンク94が逆方向に駆動されて、カッタ70が初期姿勢に戻る。また、図12に示すように、プッシュプレート126には、永久磁石152が設けられている。永久磁石152に対応して、メインブラケット112には、磁気センサ154が設けられている。磁気センサ154は、図示しない配線によって制御基板180に接続されている。磁気センサ154が検出した信号は、制御基板180に入力される。鉄筋結束機2は、磁気センサ154の検出結果に基づいて、プッシュプレート126が初期位置にあるか否かを判別することができる。
図15に示すように、支持スリーブ130は、アウタスリーブ124の周囲を覆う円筒状の部材である。支持スリーブ130は、アウタスリーブ124に対して、回転可能であり、かつ前後方向に移動可能である。支持スリーブ130は、左アウタハウジング14とインナハウジング16に、回転可能であり、かつ前後方向に移動不能に支持されている。
アウタスリーブ124の後方の外面には、前後方向に沿って伸びる、ショートフィン124aとロングフィン124bが形成されている。ショートフィン124aとロングフィン124bは、回転制限機構156(図12参照)と協働して、アウタスリーブ124の回転を許容または禁止する。本実施例の鉄筋結束機2では、アウタスリーブ124の外面において、2つのロングフィン124bが180度の間隔で配置されており、それらのロングフィン124bの間に、6つのショートフィン124aが45度間隔で配置されている。
図18に示すように、回転制限機構156は、ベース部材158と、上側アーム部材160と、下側アーム部材162を備えている。ベース部材158は、インナハウジング16に固定されている。上側アーム部材160は、揺動軸160aを介してベース部材158に揺動可能に支持されている。上側アーム部材160は、規制片160bを備えている。上側アーム部材160は、捩りバネ160cによって、規制片160bを外側に開く方向に付勢されている。スクリューシャフト120が右ねじの方向に回転する場合(捩り機構40がワイヤWを捩り終わって、初期姿勢に復帰する場合)、ショートフィン124aやロングフィン124bは上側アーム部材160を押し込むので、上側アーム部材160がアウタスリーブ124の回転を禁止することはない。アウタスリーブ124が左ねじの方向に回転する場合(捩り機構40がワイヤWを把持して捩る場合)、ショートフィン124aやロングフィン124bは規制片160bの端面と当接するので、上側アーム部材160がアウタスリーブ124の回転を禁止する。下側アーム部材162は、揺動軸162aを介してベース部材158に揺動可能に支持されている。下側アーム部材162は、規制片162bを備えている。下側アーム部材162は、捩りバネ162cによって、規制片162bを外側に開く方向に付勢されている。アウタスリーブ124が左ねじの方向に回転する場合(捩り機構40がワイヤWを把持して捩る場合)、ショートフィン124aやロングフィン124bは下側アーム部材162を押し込むので、下側アーム部材162がアウタスリーブ124の回転を禁止することはない。アウタスリーブ124が右ねじの方向に回転する場合(捩り機構40がワイヤWを捩り終わって、初期姿勢に復帰する場合)、ショートフィン124aやロングフィン124bは規制片162bの端面と当接するので、下側アーム部材162がアウタスリーブ124の回転を禁止する。図18に示すように、上側アーム部材160の規制片160bの後端は、下側アーム部材162の規制片162bの後端よりも後方に配置されている。また、下側アーム部材162の規制片162bの前端は、上側アーム部材160の規制片160bの前端よりも前方に配置されている。
図19−図22は、把持機構102の動作の様子を示している。図19に示すように、捩りモータ96が駆動する前の初期姿勢では、スクリューシャフト120の大部分がインナスリーブ122の内部に配置されているとともに、アウタスリーブ124のロングフィン124bが、回転制限機構156の上側アーム部材160と下側アーム部材162の間に挟持されている。また、先端軸132はアウタスリーブ124に対して前進した状態となっており、右フック134と左フック136は最大に開いた状態となっている。
この状態から、捩りモータ96の駆動によりスクリューシャフト120が左ねじの方向に回転すると、ロングフィン124bが上側アーム部材160の規制片160bと当接しており、アウタスリーブ124の回転が禁止されているため、図20に示すように、インナスリーブ122とアウタスリーブ124はスクリューシャフト120に対して前進する。アウタスリーブ124の前進に伴って、圧縮バネ140の付勢力によって、先端軸132もスクリューシャフト120に対して前進する。先端軸132はスクリューシャフト120に対して、ストッパ142が係合溝120dの前端と当接するまで、前進可能である。
この状態から、スクリューシャフト120がさらに左ねじの方向に回転すると、図21に示すように、アウタスリーブ124はスクリューシャフト120に対してさらに前進する。しかしながら、先端軸132は、ストッパ142が係合溝120dの前端と当接しているので、スクリューシャフト120に対してそれ以上前進することができない。このため、先端軸132がアウタスリーブ124の内部に相対的に引きこまれ、右フック134と左フック136が閉じていく。
この状態から、スクリューシャフト120がさらに左ねじの方向に回転すると、アウタスリーブ124がスクリューシャフト120に対してさらに前進する。図22に示すように、先端軸132がアウタスリーブ124の内部に完全に引き込まれ、右フック134と左フック136が完全に閉じた状態となる。これによって、右フック134と左フック136によりワイヤWが把持される。
右フック134と左フック136が完全に閉じる少し前のタイミングで、回転制限機構156では、ロングフィン124bと上側アーム部材160が当接しなくなる。このため、その後はスクリューシャフト120の回転に伴って、アウタスリーブ124が回転し、右フック134と左フック136も回転する。これによって、右フック134と左フック136によって把持されたワイヤWが捩られる。捩り機構40は、所定の捩り強さまでワイヤWを捩ると、捩りモータ96を逆方向に回転させる。
捩りモータ96を逆方向に、すなわち右ねじの方向に回転させると、スクリューシャフト120も右ねじの方向に回転する。この際、アウタスリーブ124がわずかに回転したときに、ショートフィン124aまたはロングフィン124bが下側アーム部材162の規制片162bと当接してアウタスリーブ124の回転が禁止されるので、右フック134と左フック136がワイヤWを捩り終わった回転角度とほぼ同じ回転角度のまま、アウタスリーブ124はスクリューシャフト120に対して相対的に後退する。この際に、圧縮バネ140の付勢力によって先端軸132はスクリューシャフト120に対して前進した状態を維持するので、先端軸132がアウタスリーブ124から相対的に引き出されて、右フック134と左フック136は開き始める。
その後、さらにスクリューシャフト120が右ねじの方向に回転すると、アウタスリーブ124がスクリューシャフト120に対してさらに後退し、先端軸132がアウタスリーブ124から完全に引き出されて、右フック134と左フック136が完全に開いた状態となる。この状態となると、その後は、先端軸132はアウタスリーブ124とともに、スクリューシャフト120に対して相対的に後退する。
その後、さらにスクリューシャフト120が右ねじの方向に回転すると、アウタスリーブ124と先端軸132がスクリューシャフト120に対してさらに後退し、スクリューシャフト120の大部分がインナスリーブ122の内部に配置される。この際に、回転制限機構156の下側アーム部材162と当接しているのがショートフィン124aである場合には、ショートフィン124aが下側アーム部材162と当接しなくなり、アウタスリーブ124の回転が許容される。この際に、圧縮バネ140とバンパ138が強く圧縮されており、圧縮バネ140とバンパ138から強い付勢力が作用する。その結果、スクリューシャフト120のボール溝120cと、インナスリーブ122のボール穴に嵌合したボール144の間に強い摩擦力が作用するので、スクリューシャフト120が回転すると、アウタスリーブ124はスクリューシャフト120に対して後退することなく、スクリューシャフト120とともに回転する。アウタスリーブ124が回転して、ロングフィン124bが回転制限機構156の下側アーム部材162と当接すると、アウタスリーブ124の回転が再び禁止されて、アウタスリーブ124がさらに後退する。磁気センサ154によって、アウタスリーブ124が完全に後退したことを検出すると、捩り機構40は捩りモータ96の回転を停止する。これによって、捩り機構40は初期姿勢に復帰する。
図1に示すように、使用者が、上側カールガイド60と下側カールガイド62の間に複数の鉄筋Rが位置するように鉄筋結束機2を配置して、トリガ7を引き操作すると、鉄筋結束機2は、送り機構32、案内機構34およびブレーキ機構36によって、ワイヤWを鉄筋Rの周囲に巻回するとともに、切断機構38および捩り機構40によって、ワイヤWを切断して、鉄筋Rに巻回されたワイヤWを捩る、一連の動作を実行する。
以下では図23−図27を参照しながら、鉄筋結束機2の組み立て作業について説明する。なお、図23−図27においては、図示の明瞭化のために、配線等の図示を省略している。まず、図23に示す左アウタハウジング14にカバー17を組み付ける。そして、図24に示すように、左アウタハウジング14に、トリガ7、ターミナル9、第1操作表示部18の第1操作表示基板21および第1スイッチプレート23、第2操作表示部24の第2操作表示基板25および第2スイッチプレート27、案内機構34、切断機構38、捩り機構40、開閉検出機構78、制御基板180等を組み付ける。左アウタハウジング14の内面、すなわちインナハウジング16と対向する面には、捩りモータ96を保持する捩りモータ保持部164と、第1減速機構98を保持する第1減速機構保持部166と、支持スリーブ130を保持する支持スリーブ保持部168を備える捩り機構保持部170が形成されており、捩り機構40は捩り機構保持部170によって保持される。また、案内機構34、切断機構38、開閉検出機構78は、ねじ182を介して左アウタハウジング14に固定される。この際に、トリガ7、ターミナル9、第1操作表示基板21、第2操作表示基板25、捩り機構40および開閉検出機構78のそれぞれと、制御基板180の間の配線の結線作業も合わせて行なう。その後、図25に示すように、左アウタハウジング14にインナハウジング16をねじ184およびなべ小ねじ185により組み付ける。その後、図26に示すように、インナハウジング16に、収容機構30と、送り機構32と、ブレーキ機構36を、それぞれ組み付ける。インナハウジング16の右アウタハウジング12と対向する面には、送りモータ44を保持する送りモータ保持部172を備える送り機構保持部174と、ソレノイド86を保持するソレノイド保持部176を備えるブレーキ機構保持部178が形成されており、送り機構32は送り機構保持部174によって保持され、ブレーキ機構36はブレーキ機構保持部178によって保持される。収容機構30とブレーキ機構36は、ねじ184を介してインナハウジング16に固定される。この際に、送り機構32およびブレーキ機構36のそれぞれと、制御基板180の間の配線の結線作業も合わせて行なう。その後、図27に示すように、左アウタハウジング14およびインナハウジング16に、右アウタハウジング12をねじ186により組み付けることで、鉄筋結束機2を組み立てることができる。このように、鉄筋結束機2を組み立てる際には、鉄筋結束機2を裏返すことなく、鉄筋結束機2の一方向からの作業によって、捩り機構40、切断機構38、案内機構34、送り機構32、ブレーキ機構36等の各構成要素を組み付けることができる。組立作業を容易に行なうことができる。
本実施例では、制御基板180がインナハウジング16を跨いで配置されており、制御基板180の一部がインナハウジング16から見て一方の側(右アウタハウジング12側)に配置されており、制御基板180の別の一部がインナハウジング16から見て他方の側(左アウタハウジング14側)に配置されている。このため、送り機構32の送りモータ44と制御基板180の間の結線や、ブレーキ機構36のソレノイド86との間の結線を、インナハウジング16から見て一方の側(右アウタハウジング12側)の空間で行なうことができる。また、捩り機構40の捩りモータ96と制御基板180の間の結線を、インナハウジング16から見て他方の側(左アウタハウジング14側)の空間で行なうことができる。このような構成とすることによって、インナハウジング16に送りモータ44、ソレノイド86および捩りモータ96のそれぞれと制御基板180の間の配線を通すための孔や接続用端子を設ける必要がない。また、インナハウジング16の一方の側と他方の側の間で配線を通す必要がないため、鉄筋結束機2の組立作業性を向上することができる。なお、制御基板180は、送りモータ44を制御するための送りモータ用制御基板と、ソレノイド86を制御するためのソレノイド用制御基板と、捩りモータ96を制御するための捩りモータ用制御基板が、それぞれ別個に設けられていてもよい。この場合、送りモータ用制御基板と、ソレノイド用制御基板と、捩りモータ用制御基板のそれぞれについて、一部がインナハウジング16から見て一方の側(右アウタハウジング12側)に配置されており、別の一部がインナハウジング16から見て他方の側(左アウタハウジング14側)に配置されているように構成することで、上記と同様の効果が得られる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :鉄筋結束機
3 :ハウジング
4 :結束機本体
6 :グリップ
7 :トリガ
8 :バッテリ取り付け部
9 :ターミナル
10 :リール
10a :係合部
12 :右アウタハウジング
14 :左アウタハウジング
16 :インナハウジング
17 :カバー
18 :第1操作表示部
19 :リール室
20 :メインスイッチ
21 :第1操作表示基板
22 :主電源LED
23 :第1スイッチプレート
24 :第2操作表示部
25 :第2操作表示基板
26 :設定ボタン
27 :第2スイッチプレート
28 :表示部
30 :収容機構
32 :送り機構
34 :案内機構
36 :ブレーキ機構
37 :ブレーキ室
38 :切断機構
40 :捩り機構
42 :ガイド部材
42a :貫通孔
43 :ベース部材
44 :送りモータ
46 :主動ギヤ
46a :V字形状溝
47 :減速機構
48 :従動ギヤ
48a :V字形状溝
50 :リリースレバー
50a :ギヤアーム
50b :操作アーム
50c :揺動軸
52 :圧縮バネ
54 :レバーホルダ
54a :バネ受け部
56 :固定レバー
56a :揺動軸
56b :凹部
58 :案内パイプ
60 :上側カールガイド
62 :下側カールガイド
62a :揺動軸
62b :捩りバネ
62c :当接片
64 :第1案内通路
66 :第2案内通路
68 :案内ピン
70 :カッタ
72 :第3案内通路
72a :右側案内壁
72b :左側案内壁
74 :ガード板
76 :上側案内壁
78 :開閉検出機構
80 :開閉検出レバー
80a :当接片
80b :検出片
80c :揺動軸
80d :開閉検出用開口
82 :捩りバネ
84 :磁気センサ
86 :ソレノイド
88 :リンク
90 :捩りバネ
92 :ブレーキアーム
92a :ブレーキ用開口
94 :リンク
96 :捩りモータ
98 :第1減速機構
100 :第2減速機構
102 :把持機構
104 :ギヤブラケット
106 :インターナルギヤ
108 :プラネタリギヤ
110 :サンギヤ
112 :メインブラケット
114 :中継軸
116 :第1平歯車
118 :第2平歯車
120 :スクリューシャフト
120a :太径部
120b :細径部
120c :ボール溝
120d :係合溝
122 :インナスリーブ
122a :リブ
124 :アウタスリーブ
124a :ショートフィン
124b :ロングフィン
126 :プッシュプレート
128 :プッシュスリーブ
128a :リブ
130 :支持スリーブ
132 :先端軸
134 :右フック
134a :揺動軸
134b :カム溝
134c :ストッパ部
136 :左フック
136a :揺動軸
136b :カム溝
136c :ストッパ部
138 :バンパ
140 :圧縮バネ
142 :ストッパ
144 :ボール
146 :止めねじ
148 :カムピン
150 :ピン
152 :永久磁石
154 :磁気センサ
156 :回転制限機構
158 :ベース部材
160 :上側アーム部材
160a :揺動軸
160b :規制片
160c :捩りバネ
162 :下側アーム部材
162a :揺動軸
162b :規制片
162c :捩りバネ
164 :捩りモータ保持部
166 :第1減速機構保持部
168 :支持スリーブ保持部
170 :捩り機構保持部
172 :送りモータ保持部
174 :送り機構保持部
176 :ソレノイド保持部
178 :ブレーキ機構保持部
180 :制御基板
182 :ねじ
184 :ねじ
185 :なべ小ねじ
186 :ボルト
本明細書は、改良された鉄筋結束機を提供することを目的とする。
本明細書は、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機を開示する。鉄筋結束機は、ハウジングと、捩りモータを備えており、捩りモータによって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩る捩り機構を備えていてもよい。捩り機構は、スクリューシャフトと、スクリューシャフトの回転に連動してワイヤを把持する把持部材と、捩りモータの回転を減速して中継軸に伝達する第1減速機構と、中継軸の回転を減速してスクリューシャフトに伝達する第2減速機構を備えていてもよい。第1減速機構は、同軸減速機構であってもよく、第2減速機構は、平行軸減速機構であってもよい。なお、ここでいう同軸減速機構とは、入力軸と出力軸が同一直線上に配置される減速機構を意味しており、例えば遊星歯車機構などであってもよい。また、ここでいう平行軸減速機構とは、入力軸と出力軸がそれぞれ互いに平行な直線上に配置される減速機構を意味しており、例えば平歯車減速機構や、捩れ歯車減速機構、ベルト式減速機構などであってもよい。
スクリューシャフトの後端近傍は、鉄筋結束機の本体部分の中央付近に位置することになる。このため、スクリューシャフトに回転を伝達する第2減速機構を同軸減速機構とした場合、鉄筋結束機の本体部分の中央付近に、サイズの大きな同軸減速機構を配置しなければならず、鉄筋結束機の内部のレイアウトに大きな制約を生じる。上記の構成によれば、スクリューシャフトに回転を伝達する第2減速機構に、サイズの小さな平行軸減速機構を用いている。また、上記の構成では、平行軸減速機構によって中央部分からオフセットした位置に、サイズの大きな同軸減速機構が配置される。このため、鉄筋結束機の本体部分の中央付近のスペースを確保することができ、鉄筋結束機の内部のレイアウトの自由度を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、捩り機構は、ユニット化されていてもよい
上記の構成によれば、鉄筋結束機を組み立てる際に、捩り機構の組み付けを容易に行なうことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、捩り機構は、把持部材とカム機構を介して連結している先端軸と、前端側に先端軸が挿入されており、後端側にスクリューシャフトが挿入されており、スクリューシャフトと回転直動変換機構を介して連結しているスリーブと、スリーブの内部で先端軸とスクリューシャフトの間に配置されたバンパをさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、スリーブの後端側にバンパを配置する構成に比べて、スクリューシャフトの後端近傍における捩り機構のサイズを小さくすることができる。このため、鉄筋結束機の本体部分の中央付近におけるレイアウトの自由度を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回転直動変換機構は、ボールねじ機構であってもよい。
上記の構成によれば、安価な構成によって、スクリューシャフトの回転運動をスリーブの直線運動に変換することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、鉄筋結束機は、送りモータを備えており、送りモータによってワイヤが巻回されたリールからワイヤを送る送り機構と、リールの回転を停止するブレーキ機構をさらに備えていてもよく、ブレーキ機構は、リールに係合するブレーキアームと、アクチュエータと、ブレーキアームとアクチュエータを連結するリンクを備えていてもよく、ブレーキ機構はユニット化されていてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機を組み立てる際に、ブレーキ機構の組み付けを容易に行なうことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、リールは、ハウジングのリール室内に配置されていてもよく、ブレーキ機構は、ハウジングのブレーキ室内に配置されていてもよく、リール室を画定するハウジングの壁が、ブレーキアームが通過するブレーキ用開口を有していてもよく、ブレーキ室は、ブレーキ用開口のみを介してブレーキ室の外部と連通していてもよい。
上記の構成によれば、外部からの異物がブレーキ室の内部に侵入することを抑制することができる。ブレーキ機構や、ブレーキ機構の周囲に存在する他の機構が異物の影響を受けることを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、アクチュエータは、送りモータの後方であってリールの前方に配置されていてもよく、送りモータ、アクチュエータおよびリールは、前後方向に重なるように配置されていてもよい。
上記の構成によれば、送りモータとリールを前後方向に並べて配置したときに形成されるデッドスペースにブレーキ機構のアクチュエータが配置されるので、鉄筋結束機をより小型化することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、鉄筋結束機は、送りモータを備えており、送りモータによってワイヤが巻回されたリールからワイヤを送る送り機構をさらに備えていてもよく、ハウジングは、第1アウタハウジングと、第2アウタハウジングと、第1アウタハウジングと第2アウタハウジングの間を遮るように配置されるインナハウジングを備えていてもよく、第1アウタハウジングとインナハウジングによって規定される空間に、捩りモータが配置されていてもよく、インナハウジングと第2アウタハウジングによって規定される空間に、送りモータが配置されていてもよく、第1アウタハウジングのインナハウジングに対向する面に、捩りモータを保持する捩りモータ保持部が形成されていてもよく、インナハウジングの第2アウタハウジングに対向する面に、送りモータを保持する送りモータ保持部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、捩り機構の捩りモータが、第1アウタハウジングの捩りモータ保持部に保持されて、第1アウタハウジングとインナハウジングによって規定される空間に配置されており、送り機構の送りモータが、インナハウジングの送りモータ保持部に保持されて、インナハウジングと第2アウタハウジングによって規定される空間に配置されている。上記の構成の鉄筋結束機を組み立てる際には、まず第1アウタハウジングに捩り機構を組み付け、その後にインナハウジングを組み付け、その後にインナハウジングに送り機構を組み付け、その後に第2アウタハウジングを組み付けることになる。上記の構成によれば、鉄筋結束機の一方側(すなわち、第2アウタハウジング側)からの作業によって、捩りモータを備える捩り機構の組み付けと、送りモータを備える送り機構の組み付けを行なうことができる。鉄筋結束機の組立作業性をより向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、鉄筋結束機は、ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内する案内機構をさらに備えていてもよく、案内機構は、ワイヤを複数の鉄筋の上方で案内する上側カールガイドと、上側カールガイドから送られたワイヤを、複数の鉄筋の下方で案内する下側カールガイドを備えていてもよく、下側カールガイドは、ハウジングに開閉可能に支持されていてもよく、鉄筋結束機はさらに、下側カールガイドの開閉状態を検出する開閉検出機構をさらに備えていてもよく、開閉検出機構は、当接片を備えており、当接片と下側カールガイドの当接を検出することで、下側カールガイドの開閉状態を検出するように構成されていてもよく、ハウジングに、当接片が通過する開閉検出用開口が形成されていてもよく、開閉検出用開口の幅は、当接片の幅に略等しいものであってもよい。

Claims (12)

  1. 複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機であって、
    ハウジングと、
    送りモータを備えており、前記送りモータによって前記ワイヤが巻回されたリールから前記ワイヤを送る送り機構と、
    前記送り機構から送られた前記ワイヤを前記複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、
    前記送り機構から送られた前記ワイヤを切断する切断機構と、
    捩りモータを備えており、前記捩りモータによって前記複数の鉄筋の周りの前記ワイヤを捩る捩り機構を備えており、
    前記ハウジングが、
    第1アウタハウジングと、
    第2アウタハウジングと、
    前記第1アウタハウジングと前記第2アウタハウジングの間を遮るように配置されるインナハウジングを備えており、
    前記第1アウタハウジングと前記インナハウジングによって規定される空間に、前記捩りモータが配置されており、
    前記インナハウジングと前記第2アウタハウジングによって規定される空間に、前記送りモータが配置されており、
    前記第1アウタハウジングの前記インナハウジングに対向する面に、前記捩りモータを保持する捩りモータ保持部が形成されており、
    前記インナハウジングの前記第2アウタハウジングに対向する面に、前記送りモータを保持する送りモータ保持部が形成されている、鉄筋結束機。
  2. 前記捩り機構が、
    スクリューシャフトと、
    前記スクリューシャフトの回転に連動して前記ワイヤを把持する把持部材と、
    前記捩りモータの回転を減速して中継軸に伝達する第1減速機構と、
    前記中継軸の回転を減速して前記スクリューシャフトに伝達する第2減速機構をさらに備えており、
    前記第1減速機構が、同軸減速機構であって、
    前記第2減速機構が、平行軸減速機構である、請求項1の鉄筋結束機。
  3. 前記捩り機構が、ユニット化されている、請求項2の鉄筋結束機。
  4. 前記捩り機構が、
    前記把持部材とカム機構を介して連結している先端軸と、
    前端側に前記先端軸が挿入されており、後端側に前記スクリューシャフトが挿入されており、前記スクリューシャフトと回転直動変換機構を介して連結しているスリーブと、
    前記スリーブの内部で前記先端軸と前記スクリューシャフトの間に配置されたバンパを備えている、請求項2または3の鉄筋結束機。
  5. 前記回転直動変換機構が、ボールねじ機構である、請求項4の鉄筋結束機。
  6. 前記リールの回転を停止するブレーキ機構をさらに備えており、
    前記ブレーキ機構が、
    前記リールに係合するブレーキアームと、
    アクチュエータと、
    前記ブレーキアームと前記アクチュエータを連結するリンクを備えており、
    前記ブレーキ機構がユニット化されている、請求項1から5の何れか一項の鉄筋結束機。
  7. 前記リールが、前記ハウジングのリール室内に配置されており、
    前記ブレーキ機構が、前記ハウジングのブレーキ室内に配置されており、
    前記リール室を画定する前記ハウジングの壁が、前記ブレーキアームが通過するブレーキ用開口を有しており、
    前記ブレーキ室が、前記ブレーキ用開口のみを介して前記ブレーキ室の外部と連通している、請求項6の鉄筋結束機。
  8. 前記アクチュエータが、前記送りモータの後方であって前記リールの前方に配置されており、
    前記送りモータ、前記アクチュエータおよび前記リールが、前後方向に重なるように配置されている、請求項6または7の鉄筋結束機。
  9. 前記案内機構が、
    前記ワイヤを前記複数の鉄筋の上方で案内する上側カールガイドと、
    前記上側カールガイドから送られた前記ワイヤを、前記複数の鉄筋の下方で案内する下側カールガイドを備えており、
    前記下側カールガイドが、前記ハウジングに開閉可能に支持されており、
    前記鉄筋結束機がさらに、前記下側カールガイドの開閉状態を検出する開閉検出機構をさらに備えており、
    前記開閉検出機構は、当接片を備えており、前記当接片と前記下側カールガイドの当接を検出することで、前記下側カールガイドの開閉状態を検出するように構成されており、
    前記ハウジングに、前記当接片が通過する開閉検出用開口が形成されており、
    前記開閉検出用開口の幅が、前記当接片の幅に略等しい、請求項1から8の何れか一項の鉄筋結束機。
  10. ワイヤが巻回されたリールと、前記ワイヤを送る送りモータを備えており、前記送りモータによって前記リールから前記ワイヤを送り、前記ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、前記複数の鉄筋の周りの前記ワイヤを捩ることで前記複数の鉄筋を前記ワイヤによって結束する鉄筋結束機であって、
    第1ハウジングプレートと、
    前記鉄筋結束機の外面をなし、前記リールと前記送りモータを覆う第2ハウジングプレートを備えており、
    前記リールと前記送りモータが、前記第1ハウジングプレートと前記第2ハウジングプレートの間に配置されている、鉄筋結束機。
  11. ワイヤを送る送りモータと、前記ワイヤを捩る捩りモータを備えており、前記送りモータによって前記ワイヤを送り、前記ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、前記捩りモータによって前記複数の鉄筋の周りの前記ワイヤを捩ることで前記複数の鉄筋を前記ワイヤによって結束する鉄筋結束機であって、
    ハウジングプレートと、
    前記送りモータの制御と前記捩りモータの制御を行なう制御基板を備えており、
    前記送りモータが、前記ハウジングプレートから見て一方の側に配置されており、
    前記捩りモータが、前記ハウジングプレートから見て他方の側に配置されており、
    前記制御基板の一部が、前記ハウジングプレートから見て前記一方の側に配置されており、前記制御基板の別の一部が、前記ハウジングプレートから見て前記他方の側に配置されている、鉄筋結束機。
  12. ワイヤを捩る捩りモータを備えており、前記ワイヤを送り、前記ワイヤを複数の鉄筋の周りに案内し、前記捩りモータによって前記複数の鉄筋の周りの前記ワイヤを捩ることで前記複数の鉄筋を前記ワイヤによって結束する鉄筋結束機であって、
    ハウジングプレートと、
    前記ワイヤの送りを制動するブレーキ機構と、
    前記ブレーキ機構の制御と前記捩りモータの制御を行なう制御基板を備えており、
    前記ブレーキ機構が、前記ハウジングプレートから見て一方の側に配置されており、
    前記捩りモータが、前記ハウジングプレートから見て他方の側に配置されており、
    前記制御基板の一部が、前記ハウジングプレートから見て前記一方の側に配置されており、前記制御基板の別の一部が、前記ハウジングプレートから見て前記他方の側に配置されている、鉄筋結束機。
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