JP2017127622A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機の構成を簡略化し、スペースに余裕ができるようにすることで、従来よりも大型の演出装置が設けられるようにする。【解決手段】遊技場の島台に固設される筐体40と、遊技盤2に演出装置および可変入賞口を設けているとともに該演出装置を制御する遊技制御基板および該可変入賞口の開閉動を司る主制御基板23が設けられた遊技盤ユニット1と、遊技盤2の前面に設けられた前面枠と、該前面枠を閉状態に施錠する施錠装置とを備え、前記遊技盤ユニット1は筐体40内に交換可能なるように装着され、前記筐体40の内側縁には球発射装置49,電源装置等の交換不要部品を固設してなる。【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機,アレンジボール遊技機,雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機等の弾球遊技機は、一般に下記特許文献1に示したように、方形枠状の機枠(外枠とも称される)と、該機枠の向かって左側縁に水平面内で回転可能(開閉可能)なるように軸支された本体枠(遊技機本体または遊技板取付枠、機構板等とも称される)と、該本体枠の前面に着脱可能なるように取り付けられた遊技盤と、該遊技盤の前面を覆うように前記本体枠の向かって左側縁に水平面内で回転可能なるように軸支された前面枠(透明板保持枠、ガラス枠または前面扉とも称される)とからなり、前記本体枠に球発射装置、球払出装置、賞球タンク等が設けられ、前記前面枠には透明板が設けられているほか、球皿等が設けられている。また、前記本体枠の向かって右側縁に施錠装置が設けられ、該施錠装置により該本体枠と前記機枠とを閉状態に施錠するとともに該本体枠と前記前面枠とを閉状態に施錠し得るようにしている。そして前記前面枠の前面に設けられた鍵孔に特定のキーを挿入してシリンダ錠を一方向に回転操作することにより該本体枠と前記前面枠と解錠されて該前面枠が前方に開放可能となり、シリンダ錠を反対方向に回転操作することによっては該本体枠と前記機枠とが解錠されて該本体枠が前方に開放可能となるように構成されている。
また、近年のパチンコ遊技機は、リサイクルや経済性の観点から前記遊技盤が交換可能に構成され、例えば下記特許文献2および特許文献3に示されたパチンコ遊技機では、遊技盤を固定するためのクランプ装置が本体枠に設けられ、該クランプ装置を操作することにより、該遊技機の前面側から該遊技盤を交換できるようにしている。
そして、一般に遊技盤に、前面の球誘導レールによって囲われた遊技領域に多数の釘、可変入賞口、風車、等が突設されているほか、大型の液晶表示装置やギミックと称される電動式の大型の演出装置が設けられるが、このような演出装置は、遊技にインパクトを持たせ、娯楽性に富んだ演出をするために、益々大型化する傾向にある。
また、こうした演出装置や液晶表示装置を制御する遊技制御基板、および、可変入賞口を開閉制御する主制御基板(メイン基板)等の制御基板は、例えば特許文献3の図4に示されたように一般に遊技盤の背面に配設されていることから、これらの制御基板が大型の演出装置を設ける際の邪魔になっていた。
特許第5769917号公報 特開2010−22591号公報 特開2013−85804号公報
ところで、一般にパチンコ遊技機は全体の大きさが幅、奥行きともに一定以下に制限されているために、上記のように遊技盤に大型の演出装置を設けるためのスペースを十分に確保することができず、大型であって奥行きもあるような演出装置を設けることができないという問題がある。
なお、特許文献1に示された遊技機では、施錠装置を平面視にて傾斜状に配置することにより、遊技盤を大きくし得るようにしている。しかし、遊技盤にいっそう大型の演出装置が設けられるようにし、娯楽性が高められるようにすることが求められている。
また、上記のように従来の弾球遊技機は、機枠に本体枠と前面枠をそれぞれ回転可能に軸支し、該本体枠には、遊技盤だけでなく、球発射装置,球払出装置および電源装置等の重量のある装置が設けられるので、前面枠と本体枠とを前方に開くと重心が大きく前方に移動して重量バランスが悪くなり、遊技機全体が前方に倒れ易くなるなど取扱が難しいとともに、軸支部を介して機枠に常に大きな重量が掛かるので、機枠や軸支部を頑強に構成する必要があり、そのために、製造コストが高くなるといった問題があると同時に、強度を確保するために機枠を構成する材料を幅厚のものにする必要があるので、大型の演出装置等の構成部品を設け得るスペースが狭くならざるを得ないという問題があった。
本発明に係る弾球遊技機は上記課題を解決しようとするもので、遊技場の島台に固設し得るように前面が開口し縦長矩形状に形成された筐体と、遊技盤に演出装置および可変入賞口が設けられているとともに該演出装置を制御する遊技制御基板および該可変入賞口の開閉動を司る主制御基板が設けられた遊技盤ユニットと、一側縁を前記筐体に軸支することにより遊技盤の前面に開閉可能に設けられる透明板が保持された前面枠と、該前面枠を閉状態に施錠する施錠装置とを備え、前記遊技盤ユニットは前記筐体内に交換可能なるように装着され、前記筐体の内側縁には前記遊技盤ユニットを交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置,球払出装置、およびこれらの制御基板,電源装置等の交換不要部品を固設してなることを特徴とする。
また、本発明は上記弾球遊技機において、遊技盤ユニットに遊技球を貯留する払出球タンクを設けたことを特徴とする。
また、本発明は上記弾球遊技機において、払出球タンクの下流端部に開閉シャッタを設け、前記筐体に対し前記遊技盤ユニットを開放した際に該開閉シャッタが閉じるようにしたことを特徴とする。
このように、遊技盤ユニットに払出球タンクを設けることで、払出球タンクを点検し易くすることができる。
本発明によれば、球発射装置,球払出装置、および、これらの制御基板,電源供給装置等の交換不要部品を筐体内に固設し、該筐体が島台に固設されるようにしたことから、これらの交換不要部品の重量負荷が軽減され、構成が大幅に簡略化されるとともに、より大型の演出装置を設けられるようになるので、弾球遊技機の遊興性が高められる。
本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットを右側から見た斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットを左側から見た斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットの縦断面図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットの分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットのケース体の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットの封印ケース取付部の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットと筐体との分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の筐体の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の筐体とその内部に設けられる装置の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の筐体に設けられる球出口部および組付部材の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットを筐体に組み付ける際の水平断面図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤ユニットを筐体に組み付けた際の水平断面図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠を開いた際の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠に設けられる施錠装置および球入口部の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠に設けられる施錠装置および球入口部の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠を閉じた際の施錠装置および球入口部の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠を閉じた際の施錠装置および球入口部の正面図。 図17のA−A線断面図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠の裏面の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の縦断面図。 本発明に係る弾球遊技機の裏面の斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の遊技盤ユニットの斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の遊技盤ユニットの分解斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の払出球タンクの下流端部の縦断面図。 図25のA−A線断面矢視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の下流端部の分解斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の筐体の斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の筐体とその内部に設けられる装置の分解斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の前面枠および遊技盤ユニットを開いた際の斜視図。 本発明の他の実施形態を示す弾球遊技機の払出球タンクと球払出装置の斜視図。 図31に示した払出球タンクと球払出装置の連通状態を示した斜視図。 図32に示した払出球タンクと球払出装置の連通部の縦断面図。 図33のB−B線断面矢視図。
実施形態1
次に本発明に係る弾球遊技機の実施形態1を先ず遊技盤ユニット1から図1〜図6に従い説明する。遊技盤ユニット1は、図4,図5に分解斜視図を示したように、合成樹脂により板状に成形した遊技盤2と、該遊技盤2よりも縦長の箱状であって前面が開口した合成樹脂製のケース体3とからなる。遊技盤2の前面は、外周部分に合成樹脂製の遊技球受枠4およびステンレス製の遊技球誘導レール5が固着され、該球受枠4および該レール5の内側の遊技領域に図1に示したように多数の釘6,風車7,電飾8,通過チャッカー9,始動入賞口10,普通入賞口10a,可変入賞口11,アウト球排出口12等が設けられる。また、該遊技盤2の中央部に大型で奥行きがある演出装置13が設けられ、該演出装置13は前方から見ることができる広い内部空間に円盤状の可動体13aおよびその両側の動物形の可動体13bがそれぞれモータによって複雑な動きをするように設けられ、さらにその背後に液晶表示装置13cが設けられ、該液晶表示装置13cや演出装置13を制御する遊技制御基板(図示しない)がこの近辺に設けられる。また、該遊技盤2の向かって左側縁の上下部に一対の軸受片15a,15bが突設される。なお、上記の釘6、風車7、電飾8、通過チャッカー9、始動入賞口10、普通入賞口10a、可変入賞口11、および演出装置13等の配置は機種によって様々であるので図2以降では図示を省略した。
一方、ケース体3は、後述する球発射装置との干渉を避けるために図5に示されるように向かって左側の下縁部30は切除され、向かって右側の下縁部31は後述する電源装置および遊技球払出基板との干渉を避けるために凹窪状に形成されている。また、ケース体3の向かって右側奥部は後述する球払出装置との干渉を避けるために縦溝状の凹窪部32が形成され、また該ケース体3の上縁には後述する払出球タンクとの干渉を避けるため部分的凹窪部33が形成される。なお、ケース体3の内面に形成されたボス34は、次に説明する組付板20を固着するためのものである。
図4〜図6に示したように、組付板20は合成樹脂により横長板状に成形され、その一端部に前記下縁部30と合致する曲面部20bが一体に形成されている。そして、該組付板20の周縁部に形成された透孔20aにビスを貫挿し、前記ボス34により該組付板20を支持することにより、該組付板20は前記ケース体3の前面開口の下縁部寄りに固着される。なお、組付板20の上縁部に前記アウト球排出口12と合致する枠状部20cが形成され、図6に示したように、該組付板20の裏面に該枠状部20cと連なる蛇行溝状の通路構成部26aが形成され、該通路構成部26aと隣接するように屈折溝状の通路構成部27aが形成されている。また、該組付板20の裏面にビス止される板部材28の表面に蛇行溝状の通路構成部26bおよび屈折溝状の通路構成部27bが一体に形成され、該板部材28を該組付板20の裏面に固着することにより、該組付板20の裏側に前記アウト球排出口12と連通する蛇行状のアウト球排出路26、および、前記始動入賞口10,可変入賞口11等と連通する屈折状の入賞球排出路27が形成される。このため、アウト球排出路26の下端26cからアウト球が排出され、入賞球排出路27の下端27cからセーフ球が排出され、該アウト球およびセーフ球は、直接機外(遊技場の島台に設置されるアウト球タンク)に排出されるようになる。要するに、このように構成したことで、アウト球およびセーフ球は、該遊技盤ユニットから他の通路を経ることなく直接機外に排出されるようになるので、遊技盤上の演出装置等の構成に応じてアウト球排出路および入賞球排出路の形状を自由に設定することが可能となる。
また、組付板20の前面に合成樹脂製の封印ケース21がビス22により固着される。該封印ケース21は前面が透明な合成樹脂板により形成され内部が透視されるようにしている。そして、主制御基板23が該封印ケース21内に設けられる。該主制御基板23は、前記始動入賞口10等の特定の入賞口に遊技球が入賞するとその入賞信号に対して所定の確率で前記可変入賞口11を開閉動させるといった遊技者にとって有利または不利に拘わる重要な制御をする。なお、該封印ケース21には、いったん開けると外部にその痕跡が残るように封止ピン24が設けられている。これにより主制御基板23のロムを交換するといったような不正改造が防止されるようにしている。25は該主制御基板23の入出力用コネクタを示す。
そして、ケース体3は、周縁部に形成された複数の透孔3aにビス(図示せず)を貫挿し、該ビスを遊技盤2の背面に形成された螺子孔に螺合することにより遊技盤2の背面を覆うように固着される。こうすることで、前記封印ケース21は図1〜図3に示したように遊技盤2の下縁より下方に位置し、該封印ケース21内の主制御基板23を前方から視認することができる。このため、主制御基板23について、ROMを交換するなどといった不正な改造が行なわれていないかどうかなどの検査が前面枠70を開放するだけで前面から容易に行なえる。また、図3に2点差線で示したように、ケース体3により遊技盤2の裏側に大きな収容空間37が形成され、封印ケース21の裏側にも該収容空間37と連なる収容空間38が形成される。このため上記のように大型で奥行きがある演出装置13やその駆動機構をこれらのスペースに収容することができる。また、前記可動体13bを内部に隠すためのスペースも確保される。また、大きな遊技制御基板もこれらの収容空間37,38に余裕をもって収容することが可能となる。
次に遊技盤ユニット1が交換可能に組み込まれる筐体40の構成を図7〜図13に従い説明する。該筐体40は遊技場の島台に固設し得るように前面が開口する縦長の矩形状なるように鉄板をプレス加工することにより成形され、その前面下縁部に幕板41が固設され、後側下縁部には高さ調節可能なるようにネジ脚42が設けられ、該ネジ脚42により該筐体40の後方への転倒が防止されるようにしている。なお、筐体40の上辺部および下辺部に釘を打ち込むことが可能な合板等の木片39が設けられ、該筐体40を釘によって島台に固定し得るようにしている。
該筐体40の向かって左側縁の内面には一対の受金具43a,43bが固着され、該受金具の上面に前記軸受片15a,15bに貫挿し得る支軸44a,44bが突設され、該受金具43a,43bの少し後側には止片45a,45bが固着される。また、該筐体40の右側縁寄りに遊技盤2を押さえるためのクランプ装置46a,46bが設けられる。なお、クランプ装置46bと略々同高さに遊技盤2の下縁部に当接し得るように斜面状に形成されたガイド部材47が突設される。また、該筐体40の向かって左側縁の上下部に後述する多軸蝶番を固着するための一対の固着基部材48a,48bが固設される。
また、図9に分解斜視図を示すように、筐体40内の向かって左側下隅に前側から順に球発射装置49と中継基板50と球貸制御基板51が固設される。なお、52は球発射装置49を収容するために筐体40内に固設された板金製の箱体である。また、該筐体40内の向かって右側下隅に前側から順にプラスチック製の透明な封印ケース53と電源装置54が固設され、該封印ケース53内に球払出装置55を制御する球払出制御基板56が設けられる。また、該筐体40内の向かって右側奥隅に縦長形状の球払出装置55が固設され、該筐体40の上縁奥部に払出球タンク58が設けられ、該払出球タンク58の底部に該球払出装置55へ連なる球供給樋が形成され、該球払出装置55の下端部から前方に伸びるように球払出樋57が設けられ、該球払出樋57の下流前端に2つの球出口59a,59bが左右に並んで前記封印ケース53の上部にて該筐体40の前面部に露呈するように開口している。なお、該筐体40の上縁奥部で前記払出球タンク58の隣に外部通信用コネクタ60が設けられている。また、該筐体40の右側縁上部に電源スイッチおよびヒューズが入った電源ボックス61が固設される。62はリード線収納用溝である。また、該筐体40の右側縁の上下部に係合片63a,63bが設けられている。また、該係合片63aの直下に斜面状のガイド部材64が突設される。
このように筐体40には、球発射装置49,中継基板50,球貸制御基板51,球払出制御基板56,電源装置54,球払出装置55、および、これらに付随する装置など、遊技盤ユニット1を交換する際であっても該遊技盤ユニット1と一緒に交換する必要がなく、かつまた重量のある交換不要部品が固設される。
また、図10に分解斜視図を示したように、前記球払出樋57の球出口59a,59bに出口シャッタ装置66が設けられる。即ち、シャッタ部材66aが該球出口59a,59bの下方に垂下状に形成された2本のガイド軸66bに沿って上下動自在なるように設けられ、ビス65aによって止着された組付部材65内にバネ67を設け、該バネ67の弾性によって該シャッタ部材66aを上向きに付勢することで該球出口59a,59bが常態では閉じられるようにする。なお、該シャッタ部材66aの前面に係合孔68が形成され、後述するように、該係合孔68に嵌合する連動ピン100bによって、該シャッタ部材66aを該バネ67の弾性に抗して下動させることにより球出口59a,59bは開かれる。
また、図10に示したように、鉄板をプレス加工して鈎状に形成された組付枠69の一部に前記係合片63aおよび前記ガイド部材64は形成され、該組付枠69を筐体40の向かって右側縁上部内面に固着することにより、該係合片63aおよびガイド部材64が該筐体40内所定位置に設定される。また、該組付枠69の内側に前記クランプ装置46aおよび電源ボックス61も固設される。また、前記封印ケース53は鉄板をプレス加工して箱状に形成された組付枠88に収容され、該組付枠88の一部に前記ガイド部材47および係合片63bが形成されるとともに、上縁部に前記球払出樋57を支持するための一対の鈎状折曲部88aが形成され、前記ガイド部材47の上部に位置決めピン88bが突設され、該組付枠88の下縁折曲部88cを前記幕板41の裏面に固着することにより、該組付枠88が筐体40の向かって右側縁下部内面に固着されるようにしている。そして該組付枠88の上部に前記クランプ装置46bが固着される。
このように構成した筐体40に前記遊技盤ユニット1を装着するに際しては、前記軸受片15a,15bに前記支軸44a,44bを貫挿することにより、該遊技盤ユニット1を図11に示したように先ず該支軸44a,44bを支点として開閉可能にヒンジし、続いて該遊技盤ユニット1を矢印の方向に回転させる。これにより、前記ガイド部材47上に該遊技盤ユニット1が支持され、遊技盤2の自由端側上下縁がそれぞれ前記クランプ装置46a,46bに把握されて押し込まれ、前記位置決めピン88bが遊技盤2の下縁部裏面に予め形成された位置決め孔に嵌合することで、該遊技盤ユニット1は図12に示したように該筐体40内の定位置に固定される。その際、ケース体3に前記凹窪部32が形成されているので、該ケース体3は前記球払出装置55と衝突することなく、また、ケース体3の左側の下縁部30は切除されているので、球発射装置49,中継基板50,球貸制御基板51等と干渉することなく、ケース体3の右側の下縁部31は凹窪状に形成されているので、球払出制御基板56が収容された封印ケース53,電源装置54と干渉することなく、さらにケース体3の上縁に部分的凹窪部33が形成されているので払出球タンク58と干渉することなく筐体40内に収容される。
このため図13に示したように、該遊技盤2の下部に前記主制御基板23が入った封印ケース21が位置し、その隣に並ぶように前記球払出制御基板56が入った封印ケース53が位置する。このように封印ケース21と封印ケース53とが隣接して正面視で互いに重なることなく配置されることで、前面枠70を開いた状態では主制御基板23だけでなく球払出制御基板56も前面から視認され検査が容易になる。
次に前面枠70の構成を図13〜図21に従い説明する。前面枠70は図13、図20、図21に示したように、遊技盤2の前面を覆い得る複層ガラスからなる透明板71を保持するもので、下方部の裏側に打球供給装置72および中継基板ケース73が設けられ、前面には上部球受皿74と下部球受皿75が形成され、該前面枠70の向かって右側下部に打球発射操作用ハンドル76が突設される。82aは遊技者が操作し得るように前面に設けられた球貸操作用ボタン、82bはカードなどの記憶媒体の返却操作用ボタンである。また、図13に示したように、前記遊技球誘導レール5に沿って落下したファウル球を受けるために前面枠70の下方部の裏側に球受口85が設けられ、該球受口85に入った遊技球は前面枠70の一部に形成される誘導樋85a(図19に示す)を通って前記下部球受皿75に誘導される。
該前面枠70の上部には前方に突出するケース部81が形成され、該ケース部81内にも適宜演出装置を設けられるようにしている。そして、該前面枠70の向かって左側縁の上下部には一対の多軸蝶番77a,77bが設けられ、該多軸蝶番77a,77bを前記固着基部材48a,48bに止着することにより該前面枠70は図13に示されるように筐体40に開閉可能にヒンジされる。
また、前記球出口59a,59bと相対するように前面枠70の下方部の裏側に2つの球入口84a,84b(図13に示す)が並設され、一方の球入口84aは図19に示した傾斜樋74aを介して上部球受皿74と連通し、他方の球入口84bは傾斜樋75aを介して下部球受皿75と連通する。このため前記球払出装置55から流出した遊技球は、球入口84a,傾斜樋74aを通って上部球受皿74に払い出され、該上部球受皿74が遊技球でいっぱいになると球入口84b,傾斜樋75aを通って下部球受皿75に払い出されるようになる。なお、上部球受皿74の底部に開閉弁83a(図19に示す)が設けられ、前面枠70の前面に設けられたスライド式の操作ボタン83を操作することにより、該開閉弁83aが開き、上部球受皿74中の遊技球を縦樋83bを通して下部球受皿75に流落させられるようにしている。
なお、上部球受皿74内に溜まった遊技球は、前記打球供給装置72を通すことにより一個ずつ前記球発射装置49に補給され、該球発射装置49によって前記遊技球誘導レール5に沿って打ち上げられ、前記遊技領域に達する。
また、図13に示したように、前面枠70の向かって右側縁にラッチ機構付きの施錠装置78が設けられ、図20に示したように該施錠装置78のシリンダ錠79の鍵孔が該前面枠70の前面に開口している。このため該シリンダ錠79に所定のキーを差し込んで回転することにより、該施錠装置78の係合部材80a,80bが前記係合片63a,63bに係脱する。これにより該前面枠70を図13に示した開状態とすることができる。
次にこのラッチ機構付きの施錠装置78の構成を詳しく説明する。該施錠装置78は、図14に分解斜視図を示したように、前面枠70に固着される縦長板90と、該縦長板90の下部に固設される前記シリンダ錠79と、該シリンダ錠79に設けられた回転片91と、該縦長板90の上部と下部にそれぞれピン92a,92bを貫挿することにより回転自在に装着される板状の一対の前記係合部材80a,80bと、長孔93a〜93cが形成され該長孔93a〜93cにピン94a〜94cを貫挿することにより縦長板90の一側に上下動自在に装着される作動杆95と、引張バネ96a,96bを備えている。前記係合部材80a,80bは外周縁がカム状に形成されているとともに、係合用溝80cと錠溝80dとが略々平行に形成され、その背部にバネ掛部80eが形成されている。そして一端を前記作動杆95のバネ掛部95dに掛止した引張バネ96a,96bの他端を該係合部材80a,80bのバネ掛部80eに掛止する。また、前記回転片91の先端部を作動杆95の下部に形成された係合孔95cに係合する。さらに前記係合部材80a,80bの錠溝80dにそれぞれ係脱し得るラッチピン95a,95bを該作動杆95の側面に突設してなる。
このためシリンダ錠79にキーを差し込んで回転片91を時計方向に回転させ、作動杆95を上動させると、前記ラッチピン95a,95bは前記錠溝80dから抜脱し係合部材80a,80bは引張バネ96a,96bの弾性により回転し係合用溝80cが前記係合片63a,63bと相対する回転状態になる。このときシリンダ錠79にキーを差し込んだままで手を離すと、引張バネ96a,96bの弾性によりラッチピン95a,95bが該係合部材80a,80bのカム状の外周縁に当接した状態となることから該係合部材80a,80bはその回転状態が維持される。即ち、係合用溝80cが係合片63a,63bと相対した状態でラッチされる。また、このときピン95a,95bが該係合部材80a,80bの外周縁に当接することにより作動杆95は上動状態に維持される。このラッチ状態にて前面枠70を閉じると、係合片63a,63bが係合部材80a,80bの係合用溝80cに入って該係合部材80a,80bを上向きに回転させ、図18に示したように該各係合用溝80cに係合片63a,63bが係合し、ラッチピン95a,95bが該係合部材80a,80bの錠溝80dに係合し、作動杆95は下動する。そこでキーを元の回転状態に戻し、該キーをシリンダ錠79から抜くことにより、該前面枠70は閉状態に施錠される。
なお、縦長板90の上部に上向突起86が固着部材86aを介して固着され、該上向突起86は前記ガイド部材64と相対するように該前面枠70の裏面に突出する。このため前面枠70を閉じたときに該上向突起86が前記ガイド部材64上に乗上げることで、重量のある前面枠70が容易に筐体40に閉止されるようにしている。なお、前面枠70を閉止した時に遊技盤2の前面に当接するように該前面枠70の裏側上縁部に弾性突起87が突設されている。
また、閉状態に施錠された前面枠70のシリンダ錠79にキーを差し込んで回転片91を回転させ作動杆95を引張バネ96a,96bの弾性に抗して上動させることで、ラッチピン95a,95bが錠溝80dから抜脱するので係合部材80a,80bは回転自在となり、その状態で前面枠70を前方に引くことにより係合用溝80cから係合片63a,63bが抜けて該前面枠70を開けることができ、該前面枠70を開状態としたときは前記のようにラッチピン95a,95bが該係合部材80a,80bの外周縁に当接することから作動杆95は下動が阻止され上動状態に維持、ラッチされる。要するに、キーから手を離しても施錠装置78の開状態は維持される。なお、作動杆95の下端部には次に説明する連動用のタブ95eが折曲形成され、該タブ95eに係合孔95fが開設されている。
次に、図14の分解斜視図にて示した入口シャッタ装置100の構成を説明する。該入口シャッタ装置100は、前面枠70の前記球入口84a,84bに設けられるもので、上部に球入口84a,84bが形成された箱状体101の内部にシャッタ部材100aを上下動自在に設けるとともに、該箱状体101内に伝動杆102の基端部102aを回転自在に軸支し、該伝動杆102の略中間部に突設されたピン102bの先端を前記シャッタ部材100aに係合するとともに、該伝動杆102の他端に形成された短軸部102cを前記タブ95eの係合孔95fに遊嵌する。103および104は該箱状体101にビス止めされる蓋体を示す。また前記シャッタ部材100aに連動ピン100bを固着し、該連動ピン100bを該蓋体104に形成された切欠部104aから突出させ、前面枠70を閉じた際に該連動ピン100bの先端部が前記係合孔68に嵌入するようにする。このため、前記作動杆95が下動すると伝動杆102が基端部102aを支点として下方に動き、該伝動杆102に設けられたピン102bが下動しシャッタ部材100aを下動させる。このため、球入口84a,84bが開かれる。また、前面枠70が閉じられたときは、球出口59a,59bに球入口84a,84bが合致するとともに、前記シャッタ部材100aと前記シャッタ部材66aとが連動ピン100bを介して繋がるので、シャッタ部材100aが下動し球入口84a,84bが開かれると同時にシャッタ部材66aが下動し球出口59a,59bが開かれる。このため、前記球払出装置55から払い出された遊技球は、球出口59a,59bから球入口84a,84bに流れ、上部球受皿74または下部球受皿75に払い出されるようになる。
一方、施錠装置78が開操作されることで作動杆95およびシャッタ部材100aが上動すると球入口84a,84bが閉じられる。また同時に連動ピン100bが上動しシャッタ部材66aが上動するので球出口59a,59bが閉じられる。そして前面枠70を開くと連動ピン100bは係合孔68から離脱するが、バネ67の弾性によりシャッタ部材66aは上動状態に維持される。このため、前面枠70を開いた際に球出口59a,59bや球入口84a,84bから遊技球が外部にこぼれ出ることはない。
また、前面枠70を閉じれば、前記係合片63a,63bが係合部材80a,80bを介して作動杆95を下動させ、シャッタ部材66aおよびシャッタ部材100aが下動するので、球出口59a,59bおよび球入口84a,84bが開き、遊技球が払い出されるようになる。
実施形態2
次に、本発明に係る弾球遊技機の実施形態2を図23〜図34に従い説明する。この実施形態2は、遊技盤ユニット1に遊技球を貯留する払出球タンク110を設けたものである。即ち、実施形態1では筐体40に払出球タンク58を設けていたが、実施形態2では遊技盤ユニット1を構成するケース体3の上縁部に払出球タンク110を設け、該払出球タンク110から前記球払出装置55に遊技球が供給されるようにしている。なお、該払出球タンク110には、貯留した遊技球を一列に整列させて流出させるための球供給樋111が一体に形成され、該球供給樋111の下流端部112に開閉シャッタ113を設けている。該開閉シャッタ113は、遊技盤ユニット1を筐体40内から離脱させた際に閉じるようにすることで、該払出球タンク110内の遊技球が該下流端部112から外にこぼれ落ちることがないようにするものである。
この開閉シャッタ113の構成をさらに詳しく説明すると、図25〜図27に示したように、該開閉シャッタ113は、長方形枠状部113aが前記下流端部112の前後方向の外径寸法よりも大きい内径を有するように形成され、該長方形枠状部113aの前側隅角部内面に弁部113bを一体に形成し、該長方形枠状部113aの隣に枠状のバネ収容部113cを形成し、該バネ収容部113c内一端部にバネ止用突起113dを形成し、さらに長孔113eを該バネ収容部113cの外側に一体に形成してなる。また、前記払出球タンク110の前記球供給樋111の下面に垂下壁111aおよびボス111bを形成し、前記下流端部112の開口縁の前側隅角に前記弁部113bが進入し得る切欠112aを形成してなる。そして、該下流端部112が前記長方形枠状部113aによって囲われるように該開閉シャッタ113を該下流端部112に装着し、前記垂下壁111aを前記バネ収容部113cに遊挿し、前記ボス111bを前記長孔113eに遊挿し、該長孔113eに下側から貫挿した頭付ビス111cを前記ボス111bに螺着することで、該開閉シャッタ113を前後方向に摺動可能に支持するとともに、前記垂下壁111aの内側面に形成されたバネ止用突起111dと前記バネ止用突起113dとに両端部を係合してバネ収容部113cにコイルバネ113fを圧縮状態で収容し、該コイルバネ113fの弾性により該開閉シャッタ113が図25、図26に示したように常には後方に付勢されるようにする。この付勢により前記弁部113bが前記切欠112aに臨み、該弁部113bが該下流端部112の球通路内に突出することから、該下流端部112から遊技球が落下するのが防止される。
一方、筐体40内に固設される球払出装置55には、図29、図31に示したように、上端面に前記下流端部112と合致し得る入球口55aが形成されるとともに、該球払出装置55の上部後側に位置するように当片55bを筐体40の向かって右側内側面に固設し、該当片55bが前記開閉シャッタ113に当接し得るようにしている。
なお、この実施形態2のその他の構成は概ね実施形態1と同様であるので、実施形態1と同一部分または相当部分に実施形態2の図面に同一符号を付すことにより詳しい説明は省略する。
実施形態2に示した弾球遊技機では、筐体40内に遊技盤ユニット1が装着された状態で、図32〜図34に示したように、開閉シャッタ113が当片55bに当たり、該開閉シャッタ113を前記コイルバネ113fの弾性に抗して前方に移動させることで、前記弁部113bが切欠112aから退避するので、払出球タンク110内の遊技球は該下流端部112から球払出装置55の入球口55aに供給される。従って、遊技中に該球払出装置55が作動することで、払出球タンク110内に貯留されていた遊技球が遊技機前面の球受皿に払い出される。
一方で図30に示したように前面枠70および遊技盤ユニット1を開放状態とすると、開閉シャッタ113は当片55bから離間するとともにコイルバネ113fの弾性により後方に押されるので、弁部113bが切欠112aに進入することから該下流端部112が閉鎖される。このため、例えば遊技中に球詰まりが起きて払出球タンク110を点検しようとして図30に示したように遊技盤ユニット1を開放状態としても該下流端部112から遊技球が外に落下するおそれはなく、ホール従業員が該払出球タンク110を視認可能な状態で素早く球詰まり解消の作業をすることができる。このように、実施形態2に示した弾球遊技機では、遊技球を貯留する払出球タンク110を遊技盤ユニット1に設けたことにより、該遊技盤ユニット1を開放すれば、弾球遊技機の前方から該払出球タンク110の状況を容易に点検できるようになり、遊技中に該払出球タンク110にて球詰まり等が発生した際に迅速に対処することが可能となる。
以上、実施形態1および2について説明したように、本発明では、従来の弾球遊技機の機枠および本体枠に代えて、遊技場の島台に筐体40を固設し、該筐体40の内側縁には遊技盤2を交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置49,球払出装置55、およびこれらの制御基板56,電源装置54等の交換不要部品を固設したので、該筐体40にこれら交換不要部品の重量が負担されるようになり、従来の機枠や本体枠のように頑強な軸支部により大重量のものを回転可能に軸支する必要がなくなり、コストが軽減されると同時に、スペースが広くなり、より大型の演出装置13を遊技盤2に設けることが可能となる。これにより遊技を一層面白く迫力のあるものにすることができ、弾球遊技機の娯楽性が高められる。
また、本発明に係る弾球遊技機では、施錠装置78については、筐体40に対して前面枠70を閉状態に保持する機能を具備しておればよいので、従来の弾球遊技機の施錠装置のようにキーを時計方向に回転するかまたは反時計方向に回転するかによって前面枠のみを開放するか或いは本体枠をも同時に開放するかといった複雑なキー操作を要しない。このため施錠装置の構成が簡略化されコストも軽減される。そして、キー操作によって前面枠70のみが簡単に開閉されるので、遊技中における遊技盤2前面の遊技領域での球詰まりに対処できる。また、主制御基板23および球払出制御基板56の検査、点検も容易になる。さらには、前面枠70を開状態としてクランプ装置46a,46bを操作することにより、遊技盤2の交換も遊技機の前面から容易に行うことができる。
なお、以上示した実施形態では、前面枠70に打球発射操作ハンドル76を設けたが、筐体40の前面下部から遊技球発射操作ハンドルを突出させる構成にしてもよい。また、以上示した実施形態では前面枠70に施錠装置78,シリンダ錠79を設けたが、該施錠装置78やシリンダ錠79は筐体40の前面一側縁に固設するようにしてもよい。さらに、打球供給装置72,中継基板ケース73,上部球受皿74,下部球受皿75等についても、遊技盤ユニット1を交換する際に同時に交換を要するものではないので、筐体40の前面下部に形成されていてもよい。
このように、前面枠70に設ける部品を少なくすることにより、前面枠70を軽くすることができるので、その軸支部である多軸蝶番77a,77bの重量負担を一層軽減することができると同時に該前面枠70を開けたときの重量バランスを改善することができる。
また、筐体40については、必ずしも実施形態に示したような背面が閉じられたボックス形に形成しなくてもよいが、実施形態に示したようなボックス形に形成することによっては、強度が増し、比較的薄手の鉄板により成形しても頑強に製作し得るので、大型の演出装置等を収納し得る広いスペースを確保できるとともに、重量のある前面枠でも軸支可能な強度を保持し得る。
1…遊技盤ユニット、 2…遊技盤、 3…ケース体、 3a…透孔、 4…遊技球受枠、 5…遊技球誘導レール、 6…釘、 7…風車、 8…電飾、 9…通過チャッカー、 10…始動入賞口、 10a…普通入賞口、 11…可変入賞口、 12…アウト球排出口、 13…演出装置、 13a,13b…可動体、 13c…液晶表示装置、 15a,15b…軸受片、 20…組付板、 20a…透孔、 20b…曲面部、 20c…枠状部、 21…封印ケース、 22…ビス、 23…主制御基板、 24…封止ピン、 25…入出力用コネクタ、 26…アウト球排出路、 27…入賞球排出路、 26a,27a,26b,27b…通路構成部、 26c,27c…下端、 28…板部材、 30,31…下縁部、 32…凹窪部、 33…凹窪部、 34…ボス、 37,38…収容空間、 39…木片、 40…筐体、 41…幕板、 42…ネジ脚、 43a,43b…受金具、 44a,44b…支軸、 45a,45b…止片、 46a,46b…クランプ装置、 47…ガイド部材、 48a,48b…固着基部材、 49…球発射装置、 50…中継基板、 51…球貸制御基板、 52…箱体、 53…封印ケース、 54…電源装置、 55…球払出装置、 55a…入球口、 55b…衝突片、 56…球払出制御基板、 57…球払出樋、 58…払出球タンク、 59a,59b…球出口、 60…外部通信用コネクタ、 61…電源ボックス、 62…リード線収納用溝、 63a,63b…係合片、 64…ガイド部材、 65…組付部材、 65a…ビス、 66…出口シャッタ装置、 66a…シャッタ部材、 66b…ガイド軸、 67…バネ、 68…係合孔、 69…組付枠、 70…前面枠、 71…透明板、 72…打球供給装置、 73…中継基板ケース、 74…上部球受皿、 74a…傾斜樋、 75…下部球受皿、 75a…傾斜樋、 76…打球発射操作用ハンドル、 77a,77b…多軸蝶番、 78…施錠装置、 79…シリンダ錠、 80a,80b…係合部材、 80c…係合用溝、 80d…錠溝、 80e…バネ掛部、 81…ケース部、 83…操作ボタン、 83a…開閉弁、 83b…縦樋、 84a,84b…球入口、 85…球受口、 85a…誘導樋、 86…上向突起、 86a…固着部材、 87…弾性突起、 88…組付枠、 88a…鈎状折曲部、 88b…位置決めピン、 88c…下縁折曲部、 90…縦長板、 91…回転片、 92a,92b…ピン、 93a〜93c…長孔、 94a〜94c…ピン、 95…作動杆、 95a,95b…ラッチピン、 95c…係合孔、 95d…バネ掛部、 95e…タブ、 95f…係合孔、 96a,96b…引張バネ、 100…入口シャッタ装置、 100a…シャッタ部材、 100b…連動ピン、 101…箱状体、 102…伝動杆、 102a…基端部、 102b…ピン、 102c…短軸部、 103,104…蓋体、 104a…切欠部、 110…払出球タンク、 111…球供給樋、 111a…垂下壁、 111b…ボス、 111c…頭付ビス、 111d…バネ止用突起、 112…下流端部、 112a…切欠、 113…開閉シャッタ、 113a…長方形枠状部、 113b…弁部、 113c…バネ収容部、 113d…バネ止用突起、 113e…長孔、 113f…コイルバネ

Claims (3)

  1. 遊技場の島台に固設し得るように前面が開口し縦長矩形状に形成された筐体と、遊技盤に演出装置および可変入賞口が設けられているとともに該演出装置を制御する遊技制御基板および該可変入賞口の開閉動を司る主制御基板が設けられた遊技盤ユニットと、一側縁を前記筐体に軸支することにより遊技盤の前面に開閉可能に設けられる透明板が保持された前面枠と、該前面枠を閉状態に施錠する施錠装置とを備え、前記遊技盤ユニットは前記筐体内に交換可能なるように装着され、前記筐体の内側縁には前記遊技盤ユニットを交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置,球払出装置、およびこれらの制御基板,電源装置等の交換不要部品を固設してなることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技盤ユニットに遊技球を貯留する払出球タンクを設けたことを特徴とする請求項1に記載した弾球遊技機。
  3. 前記払出球タンクの下流端部に開閉シャッタを設け、前記筐体に対し前記遊技盤ユニットを開放した際に該開閉シャッタが閉じるようにしたことを特徴とする請求項2に記載した弾球遊技機。
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