JP2005253784A - 球払出ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる機構の遊技機を構成する場合にも、設計変更をほとんど行うことなく対応することができる球払出ユニットを提供すること。
【解決手段】球払出ユニット1は、ケース2、払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5を有している。ケース2は、遊技球8を球皿63へと導くための払出通路21と、遊技球8をパチンコ遊技機6の外部へと導くための球抜き通路22とを形成してなる。通路切替部材4は、払出通路21の一部を形成する払出位置401と球抜き通路22の一部を形成する球抜き位置402との間で回動可能である。ストッパー部材5は、通路切替部材4の回動を阻止する回動阻止位置501と通路切替部材4の回動を可能にする回動許可位置502との間でスライド可能である。払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5は、ケース2に一体的に配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、遊技球を遊技媒体として使用するスロットマシーン等の遊技機に関し、所定個数の遊技球を遊技機における球皿に払い出すことができる球払出ユニットに関する。
例えば、パチンコ遊技機においては、外枠の前面側に、遊技領域を形成する遊技盤を備えた前枠を開閉可能に配設して構成されており、前枠の裏面側には、各種制御部品等を備えた機構板を配設している。上記機構板には、遊技球を収容する球タンクが配設されており、この球タンクの下方には、賞球又は貸球を行う際に所定数の遊技球を球皿ユニットに払い出すための球払出通路と、メンテナンスのときなどに球タンク内の遊技球をパチンコ遊技機の外部に抜き出すための球抜き通路とが形成されている。
また、球払出通路には、遊技球を1球ずつ払い出す払出機構が配設されており、球払出通路と球抜き通路との分岐部分には、上記球タンクから流下する遊技球を球払出通路へと流下させるための球払出位置と、球タンクから流下する遊技球を球抜き通路へと流下させるための球抜き位置との間で移動可能な通路切替部材が配設されている。
そして、通路切替部材は、パチンコ遊技を行う際には、上記球払出位置にあり、上記機構板に設けたレバー部材を押したときだけ上記球抜き位置に移動するよう構成されている。このような遊技球の払出及び抜出を行う機構としては、特許文献1、2に示すものがある。
しかしながら、遊技機を構成する際の制約は多く、遊技機においては、限られたスペースにおいて動作する各構成部品の動作形態が重要になる。すなわち、多種多様な機構で構成される遊技機の裏機構において、上記遊技球の払出及び抜出を行う機構の配設位置等の設計変更が柔軟に対応できることが望まれていた。特許文献1、2においては、上記レバー部材を回動させて用いており、遊技機に対する上記払出及び抜出を行う機構の配設位置等の変更があったときには、レバー部材の回動する向きが異なったりすることがあり、設計変更が必要とされていた。
特開平10−155999号公報 特開2001−239036号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、異なる機構の遊技機を構成する場合にも、設計変更をほとんど行うことなく対応することができる球払出ユニットを提供しようとするものである。
本発明は、遊技機における球払出ユニットであって、
該球払出ユニットは、遊技球を上記遊技機における球皿へと導くための払出通路と、遊技球を上記遊技機の外部へと導くための球抜き通路とを形成してなるケースと、
遊技球を所定個数ずつ流下させるための払出機構と、
上記払出通路の一部を形成する払出位置と、上記球抜き通路の一部を形成する球抜き位置との間で回動可能である通路切替部材と、
該通路切替部材の回動を阻止する回動阻止位置と、該通路切替部材の回動を可能にする回動許可位置との間でスライド可能であるストッパー部材とを有しており、
上記払出機構、上記通路切替部材及び上記ストッパー部材を、上記ケースに一体的に配設してなることを特徴とする球払出ユニットにある(請求項1)。
本発明の球払出ユニットは、上記払出通路と球抜き通路とをケースに形成してなるものであり、このケースに上記払出機構、通路切替部材及びストッパー部材を一体的に配設して、遊技球の払出及び抜出を行う機構を構成するものである。
そのため、遊技機に対する払出及び抜出を行う機構の配設位置等に変更が生じたときでも、球払出ユニットの配設位置等を変更するだけでよく、球払出ユニットの構成をほとんど変えることなく対応することができる。
また、上記ストッパー部材は、スライドすることによって上記回動阻止位置と上記回動許可位置とに移動することができる。そのため、ストッパー部材は直線的に移動することになり、ストッパー部材及びこれを配設するケースの動作形態の設計が容易である。
それ故、異なる機構の遊技機を構成する場合、例えば、ケースに対するストッパー部材の配設方向等を変更する場合でも、球払出ユニットは、設計変更をほとんど行うことなく対応することができる。
また、上記球払出ユニットは、遊技機に取り付けた状態で以下のように動作することができる。
すなわち、遊技者が遊技を行う際には、上記通路切替部材は上記払出位置に回動させておき、上記ストッパー部材は上記回動阻止位置にスライドさせておく。そして、通路切替部材は、ストッパー部材によって上記球抜き位置に回動してしまうことが阻止されており、上記払出通路の一部を形成している。
また、遊技者が遊技を行う際には、払出通路の上流側に接続された球供給通路内及び球タンク内等には遊技球が充填されており、上記払出機構が作動すると、この払出機構は、払出通路を介して上記遊技機における球皿へと1球ずつ遊技球を払い出す。こうして、払出機構は、賞球又は貸球として球皿へ払出数をカウントしながら遊技球を払い出すことができる。
そして、例えば、メンテナンスを行うときなどに、球供給通路内及び球タンク内等の遊技球を遊技機の外部に抜き出す必要が生じたときには、ストッパー部材を回動阻止位置から回動許可位置にスライドさせる。このとき、通路切替部材は、球供給通路内における遊技球からの球圧を受けて、払出位置から球抜き位置へと回動する。そして、ストッパー部材を回動許可位置から回動阻止位置に復帰させることで、ストッパー部材と通路切替部材とが係合し、通路切替部材は、払出位置に回動してしまうことを阻止され、上記球抜き通路の一部を形成する。こうして、球供給通路内及び球タンク内の遊技球を、球抜き通路から遊技機の外部へと抜き出すことができる。
なお、賞球とは、入賞価値に応じて遊技球を払い出すことをいい、貸球とは、支払代価に応じて遊技球を払い出すことをいう。
また、上記球供給通路とは、球払出ユニット内における払出通路よりも上流側の通路や、球タンク内の遊技球を球払出ユニットまで供給するための通路等のことをいう。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記球払出ユニットは、島設備からの球供給ノズルに直接接続することができ、また、この球供給ノズルから供給された遊技球を貯留する球タンクの球流下口に接続することもできる。また、球払出ユニットは、球タンクの球流下口から流下する遊技球を整流するタンクレールの下方に接続することもできる。
また、上記通路切替部材は、上記ストッパー部材を上記回動阻止位置から上記回動許可位置にスライドさせたときには、上記払出通路の上流側に接続された球供給通路における遊技球の球圧を受けて、上記払出位置から上記球抜き位置へと回動し、上記球供給通路内に遊技球がなくなった状態で、当該通路切替部材の自重により上記球抜き位置から上記払出位置へと回動するよう構成することが好ましい。
この場合には、通路切替部材は、何らのアクチュエータを用いることなく容易に回動させることができる。そのため、球払出ユニットの構造を簡単にすることができる。
また、上記球払出ユニットは、パチンコ遊技を行う遊技領域を形成する遊技盤を配設する本体枠(前枠)の裏面側から遊技機に取り付けることができる。そして、上記本体枠には、その前面からストッパー部材の摺動本体部の一部に向けて操作孔を形成することができる。この場合には、操作孔に差し込んだ操作棒によってストッパー部材の一部を押圧することにより、ストッパー部材を回動阻止位置と回動許可位置とにスライドさせることができる。
また、ストッパー部材は、本体枠の裏面側からその一部を押圧することによっても、回動阻止位置と回動許可位置とにスライドさせることができる。
また、上記払出機構は、通路切替部材の配設位置よりも下流側の位置に配設することができる。そして、払出機構は、球タンク内等の遊技球を払出通路から上記球皿へ払い出すときに動作させることができる。一方、球タンク内の遊技球を球抜き通路から遊技機の外部へ払い出すときには、払出機構は介さずに、直接遊技球を流下させることができる。
また、上記払出機構は、通路切替部材の配設位置よりも上流側の位置に配設することもできる。この場合には、球タンク内等の遊技球を払出通路から上記球皿へ払い出すとき、球タンク内等の遊技球を球抜き通路から遊技機の外部へ払い出すときのいずれにおいても、払出機構を動作させて遊技球を流下させることができる。また、この場合には、球払出ユニット内に遊技球を1球も残すことなく球抜きを行うことが可能になる。
また、上記ストッパー部材は、上記ケースに対して摺動する摺動本体部と、上記ケースに形成された掛止部に掛止され、当該ストッパー部材が上記ケースから外れることを防止する外れ防止部と、上記通路切替部材に形成された切替係合部と係合するストッパー係合部と、該ストッパー係合部と上記切替係合部との係合状態を付勢する付勢手段と、外部からの力を受ける受圧部とを、一体的に樹脂成形してなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、通路切替部材が払出位置にある状態において、付勢手段により、ストッパー部材が回動阻止位置に維持されるように、ストッパー係合部と切替係合部との係合状態を付勢することができる。
そして、ストッパー部材を付勢手段の付勢力に抗して、回動阻止位置から回動許可位置にスライドさせ、通路切替部材が球抜き位置に回動した後には、ストッパー部材は、付勢手段の付勢力によって再び回動阻止位置に戻り、通路切替部材が払出位置に回動することを阻止することができる。
また、ストッパー部材を、1つの部材により一体的に樹脂成形することにより、このストッパー部材の製造及びケースへの組付が容易になる。
また、上記ストッパー部材の上記外れ防止部と、上記ケースの上記掛止部とは、一方が弾性変形可能な掛止爪であると共に、他方が該掛止爪を掛止する掛止凹部であることが好ましい(請求項3)。
この場合には、外れ防止部又は掛止部として形成した掛止爪を弾性変形させることによって、容易にストッパー部材をケースに容易に取り付けることができる。また、掛止爪を弾性変形させることによって、ストッパー部材をケースから容易に取り外すこともできる。
また、上記通路切替部材は、遊技球の流下を案内する流下案内部と、上記回動の支点となる回動支点部と、上記切替係合部とを有しており、また、上記払出通路は、上記球抜き通路との分岐部に、曲線状に折れ曲った折曲通路部を有しており、上記通路切替部材が上記払出位置にあるときには、上記流下案内部は、上記折曲通路部の折曲外周方向に位置する外側壁部を形成していると共に、上記流下案内部及び上記切替係合部は、上記回動支点部の斜め下方に位置し、かつ、上記切替係合部と上記回動支点部とを結ぶ仮想線は、該回動支点部から水平に引かれる仮想水平線に対して、20〜45°の角度を有していることが好ましい(請求項4)。
この場合には、通路切替部材は、上記球タンク又は球供給通路にある遊技球からの球圧を受けて、上方向、すなわち上記仮想水平線に対する仮想線の角度が小さくなる方向に回動して、払出位置から球抜き位置へ容易に回動することができ、また、その自重によって球抜き位置から払出位置へと容易に回動することもできる。
また、上記仮想水平線に対する仮想線の角度を20〜45°とすることにより、通路切替部材が回動支点部を中心に回動する際に、切替係合部が水平方向に移動する距離と、上下方向に移動する距離とのバランスをよくすることができる。そのため、通路切替部材及びストッパー部材をコンパクトに形成することができる。
なお、上記仮想水平線に対する仮想線の角度は、30〜40°とすることがさらに好ましい。
また、上記ケースには、上記ストッパー部材の上記摺動本体部を挿入配置するための挿入配置部が、上記ストッパー部材のスライド方向における一端面から他端面に向けて貫通形成されており、上記ストッパー部材の上記摺動本体部を、上記ケースにおけるいずれの端面から上記挿入配置部へ挿入配置したときでも、上記ケースの上記掛止部は、上記ストッパー部材の上記外れ防止部を掛止し、かつ上記通路切替部材の上記切替係合部は、上記ストッパー部材の上記ストッパー係合部と係合するよう構成することが好ましい(請求項5)。
この場合には、ケースに対する払出機構及び通路切替部材の組付状態は変更することなく、ケースに対するストッパー部材の組付方向を変更することができる。そのため、例えば、球流下通路を遊技機の正面から見て右側に形成した場合には、ストッパー部材は、ケースの一端面から組み付けて使用し、球流下通路を遊技機の正面から見て左側に形成した場合には、ストッパー部材は、ケースの他端面から組み付けて使用することができる。
これにより、上記球払出ユニットは、左右いずれの側に球流下通路を形成した遊技機に対しても、ストッパー部材の組付方向を変更するだけで容易に対応することができる。
また、上記通路切替部材の上記切替係合部は、上記ストッパー部材のスライド方向における両方向に向けて、上記ストッパー係合部と当接することができる係合突起をそれぞれ突出形成してなることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記ストッパー部材をケースにおけるいずれの端面から組み付けたときでも、このストッパー部材のストッパー係合部と、通路切替部材の切替係合部におけるいずれかの係合突起とを容易に係合させることができ、ストッパー部材及び通路切替部材の構造を簡単にすることができる。
また、上記ストッパー部材の上記ストッパー係合部は、上記摺動本体部に対して突出形成されていると共に、その係合先端部が屈曲形状を有しており、該係合先端部が、上記払出位置にある上記通路切替部材の上記切替係合部に当接することによって、通路切替部材が上記球抜き位置に回動しないように阻止し、上記摺動本体部とストッパー係合部との間に形成された係合凹部内に、切替係合部を配置させることによって、通路切替部材が上記払出位置に回動しないように阻止するよう構成することが好ましい。
この場合には、ストッパー部材の構造を簡単にすることができる。
また、上記ストッパー部材は、上記遊技機における盤面の面方向に沿って略水平方向にスライドするよう構成されており、上記通路切替部材は、上記ストッパー部材のスライド方向に対して直交する方向における上下に向けて回動するよう構成することが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記ストッパー部材を盤面の面方向に沿って略水平方向にスライドするよう構成したことにより、ストッパー部材を遊技機の裏面側と前面側とのいずれからも操作することが容易になる。
また、この場合には、ストッパー部材のスライド方向と、通路切替部材の回動方向とが直交していることにより、通路切替部材に作用する遊技球の球圧がストッパー部材をスライドさせる方向に直接働くことがなく、ストッパー部材を、安定して回動阻止位置と回動許可位置とに維持することができる。
以下に、本発明の球払出ユニットにかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の球払出ユニット1は、図1、図8に示すごとく、パチンコ遊技機6に用いるものであって、球タンク71に貯留した遊技球8を流下させるためのタンクレール72の球出口部721の下流側に接続して使用するものである。
すなわち、球払出ユニット1は、タンクレール72内を流下する遊技球8をパチンコ遊技機6における球皿63へと導くための払出通路21と、タンクレール72内を流下する遊技球8をパチンコ遊技機6の外部へと導くための球抜き通路22とを形成してなるケース2を有している。
また、球払出ユニット1は、図1、図4、図6に示すごとく、上記球供給通路20内における遊技球8を所定個数ずつ流下させるための払出機構3と、上記払出通路21の一部を形成する払出位置401と上記球抜き通路22の一部を形成する球抜き位置402との間で回動可能である通路切替部材4を有している。また、球払出ユニット1は、通路切替部材4の回動を阻止する回動阻止位置501と通路切替部材4の回動を可能にする回動許可位置502との間でスライド可能であるストッパー部材5を有している。そして、上記払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5は、上記ケース2に一体的に配設されている。
以下に、これを詳説する。
図1、図4に示すごとく、本例の通路切替部材4は、アクチュエータ等の動力源を用いることなく回動させて使用する。すなわち、通路切替部材4は、ストッパー部材5を回動阻止位置501から回動許可位置502にスライドさせたときに、払出通路21内における遊技球8の球圧を受けて、払出位置401から球抜き位置402へと回動するよう構成されている(図1参照)。また、通路切替部材4は、これに衝突して流下する遊技球8がなくなった状態で、当該通路切替部材4の自重により球抜き位置402から払出位置401へと回動復帰できるよう構成されている(図4参照)。
また、図1に示すごとく、通路切替部材4は、遊技球8の流下を案内する流下案内部41と、回動の支点となる回動支点部42と、ストッパー部材5の後述するストッパー係合部53と係合する切替係合部43とを有している。また、払出通路21は、球抜き通路22との分岐部に、曲線状に折れ曲った形状を有する折曲通路部211を有している。
そして、通路切替部材4が払出位置401にあるときには、流下案内部41は、折曲通路部211の折曲外周方向に位置する外側壁部を形成していると共に、流下案内部41及び切替係合部43は、回動支点部42の斜め下方に位置している。さらに、通路切替部材4が払出位置401にあるときには、切替係合部43の後述する係合突起431の中心と回動支点部42の中心とを結ぶ仮想線L1は、回動支点部42から水平に引かれる仮想水平線L0に対して、30〜40°の角度θを有している。
また、図1に示すごとく、ケース2には、タンクレール72の球出口部721に接続される球供給通路20が形成されており、払出通路21は、球供給通路20から折曲通路部211を介して連続形成されている。また、球抜き通路22は、払出通路21の折曲通路部211から分岐して形成されており、通路切替部材4の流下案内部41は、球抜き通路22が払出通路21に開口する球抜き開口部221に回動可能に配設されている。また、本例の払出機構3は、払出通路21において通路切替部材4の配設位置よりも下流側の位置に配設されている。
図2に示すごとく、ストッパー部材5は、ケース2に形成された挿入配置部23に挿入配置して摺動する摺動本体部51と、ケース2に形成された掛止部24に掛止され、当該ストッパー部材5がケース2から外れることを防止する外れ防止部52とを有している。この外れ防止部52は、摺動本体部51に略U字状のスリット穴521を介して形成された弾性変形可能な掛止爪52である。
また、ケース2における掛止部24は、挿入配置部23の一壁面(本例では上壁面)に形成された掛止凹部としての掛止穴24である。そして、ストッパー部材5は、掛止爪52を弾性変形させることにより、ケース2に対する取付け、取外しが容易となる構造を有している。
また、図2に示すごとく、ストッパー部材5は、通路切替部材4における切替係合部43と係合するストッパー係合部53と、このストッパー係合部53と切替係合部43との係合状態を付勢する付勢手段54とを有している。ストッパー係合部53は、摺動本体部51に対して立設形成されていると共に、その係合先端部531が屈曲形状を有している。そして、ストッパー係合部53は、摺動本体部51との間に、切替係合部43を配置することができる係合凹部532を形成している。
また、付勢手段54は、摺動本体部51から立設形成された立設部541と、この立設部541から約180°に折り返された折返し部542とを有しており、立設部541と折返し部542との間における間隔を縮小させたときに付勢力を発生させることができる。また、付勢当接面25に接触する折返し部542の接触部543を、付勢当接面25に対して上下方向に若干移動可能とすることにより、付勢手段54に生ずる抵抗を少なくし上記間隔の縮小をスムーズに行うことができる。
また、摺動本体部51においては、ケース2の後述する挿入配置部23の外部に配置される部分には、後述する連結部材76に当接する受圧部511が形成されている。
また、摺動本体部51、受圧部511、外れ防止部52、ストッパー係合部53及び付勢手段54のいずれもは、同一の樹脂材料を用いて一体成形されており、ストッパー部材5は、1つの部品からなる。
図5に示すごとく、球払出ユニット1におけるケース2には、ストッパー部材5の摺動本体部51を挿入配置するための挿入配置部23が、ストッパー部材5のスライド方向D1における一端面201から他端面202に向けて貫通形成されている。本例の挿入配置部23は、ケース2の一端面201から他端面202に向けて貫通形成され貫通口23である。
そして、図2、図10に示すごとく、挿入配置部23は、上記ストッパー部材5の摺動本体部51を、上記一端面201及び他端面202のいずれの端面201、202からでも挿入配置することが可能になっている。すなわち、ストッパー部材5の摺動本体部51を、ケース2におけるいずれの端面201、202から挿入配置部23へ挿入配置したときでも、ケース2の掛止部24は、ストッパー部材5の外れ防止部52を掛止し、かつ通路切替部材4の切替係合部43は、ストッパー部材5のストッパー係合部53と係合するよう構成されている。
より具体的には、図5に示すごとく、ケース2においては、ストッパー部材5の付勢手段54と当接する付勢当接面25が、上記一端面201及び他端面202の両端面に形成されており、各付勢当接面25から掛止部24までの距離X1が略同一になっている。
また、通路切替部材4の切替係合部43は、ストッパー部材5のスライド方向D1における両方向に向けて、ストッパー係合部53と当接することができる係合突起431をそれぞれ突出形成してなる。そして、各付勢当接面25から切替係合部43の各係合突起431までの距離も略同一になっている。
そのため、ストッパー部材5をケース2におけるいずれの端面201、202から組み付けたときでも、このストッパー部材5のストッパー係合部53と通路切替部材4の切替係合部43におけるいずれかの係合突起431とを容易に係合させることができる。
また、本例のストッパー部材5及び通路切替部材4は、いずれも単品で左右対称に形成されている。
図3に示すごとく、本例のパチンコ遊技機6は、このパチンコ遊技機6における外枠60(図8参照)と、この外枠60の前面側に配設した本体枠61(前枠)と、この本体枠61の前面側に開閉可能に配設したガラス扉62とを有している。本体枠61は、遊技領域を形成する遊技盤(図示略)を配設してなり、ガラス扉62は、プラスチック製の枠部の内側にガラス板を配設してなる。
また、図8に示すごとく、上記球皿63は、本体枠61の前面側に配設されており、球払出ユニット1から払い出された遊技球8を貯留し、これを遊技盤の遊技領域に向けて発射させるための発射装置(図示略)へと供給することができるものである。
また、上記球タンク71は、本体枠61の裏面側の上部に配設されており、多数の遊技球8を貯留することができるものである。球タンク71の下方には、この球タンク71から流下した遊技球8を1球ずつ整列して流下させるためのタンクレール72が接続されており、上記球払出ユニット1は、タンクレール72の下方に接続されている。
また、図8に示すごとく、本体枠61の裏面側には、球皿63と球払出ユニット1における払出通路21とを連通する球排出通路73と、球払出ユニット1における球抜き通路22に接続されて、遊技球8をパチンコ遊技機6の外部へ導くための球抜き接続路74とが形成されている。
そして、球払出ユニット1をパチンコ遊技機6の本体枠61に取り付けた状態においては、球払出ユニット1における球供給通路20は、上記タンクレール72の球出口部721に接続される。
また、図3に示すごとく、球払出ユニット1を本体枠61に取り付けた状態において、ストッパー部材5は、本体枠61における遊技盤の盤面の面方向に沿って略水平方向D1にスライドする向きに配置される。また、図1に示すごとく、払出通路21と球抜き通路22とは、パチンコ遊技機6の前後方向D2に並んで配置され、通路切替部材4は、ストッパー部材5のスライド方向D1に対して直交する方向における上下に向けて回動する。
こうして、払出通路21と球抜き通路22とをパチンコ遊技機6の前後方向D2に並べて配置したことにより、球払出ユニット1が本体枠61の左右方向(横方向)D1において占める割合を小さくすることができる。また、本例では、払出通路21が球抜き通路22の後方に位置しており、球払出ユニット1を透明部材で構成することにより、パチンコ遊技機6の裏面側から払出通路21内の遊技球8の流下状態を容易に視認することができる。
また、ストッパー部材5のスライド方向D1と、通路切替部材4の回動方向とが直交していることにより、通路切替部材4に作用する遊技球8の球圧がストッパー部材5をスライドさせる方向に直接働くことがなく、ストッパー部材5を、安定して回動阻止位置501と回動許可位置502とに維持することができる。
また、図3に示すごとく、ガラス扉62には、球払出ユニット1におけるストッパー部材5に向けて開口する操作孔611が貫通形成されている。本例では、操作孔611の後方には、パチンコ遊技機6の前後方向にスライドして、ストッパー部材5と当接するよう構成された連結部材76が配設されている。この連結部材76は、差込棒によって押圧される押圧部761と、この押圧部761から立設形成した軸部762とを有している。そして、軸部762は、ストッパー部材5の受圧部511と当接する先端部が、環状テーパ面763を有している。一方、ストッパー部材5の受圧部511は、連結部材76の環状テーパ面763と当接する部分が、テーパ面512を有している。
そして、管理者が、ガラス扉62の操作孔611に差込棒を差し込み、この差込棒により連結部材76の押圧部761を押圧したときには、連結部材76の軸部762における環状テーパ面763が、ストッパー部材5の受圧部511におけるテーパ面512上を摺動する。これにより、ストッパー部材5が回動阻止位置501から回動許可位置502へとスライドすることができる。
また、ストッパー部材5は、管理者が、本体枠61の裏面側から受圧部511を直接押圧することによっても、連結部材76を介さずに、回動阻止位置501から回動許可位置502へとスライドさせることもできる。
なお、ガラス扉62に操作孔611を設けず、ガラス扉62を開けたときに本体枠61に設けた連結部材76を露出させ、この連結部材76を差込棒を用いずに直接操作するようにしてもよい。
また、図1、図11、図12に示すごとく、上記払出機構3は、払出通路21内における遊技球8を1球ずつ払い出して流下させるための整流板31と、この整流板31を所定の回転数で回転させるための払出モータ32と、整流板31から払い出した遊技球8の数をカウントする払出検出スイッチ33とを有している。
本例の整流板31は、1つの遊技球8を配置することができる配置凹部311を、円周方向に等間隔に3つ、すなわち120°ピッチ間隔で有している。そして、整流板31は、タンクレール72から2条に分流された球供給通路20にそれぞれ繋がる各払出通路21にそれぞれ配置されており、各整流板31は、各配置凹部311の形成間隔が60°ずれるようにして配設されている。
また、払出モータ32は、制御装置によって制御可能であり、制御装置から出力される出力パルス数に応じ、ステータに対してロータを所定角度ずつ回転させるステッピングモータにより構成されている。この払出モータ32は、励磁(印加)を行う励磁相が、当該払出モータ32における各励磁相のうち1つの特定励磁相にあるときに、整流板31の回転が停止されるよう構成されている。
すなわち、例えば、A相、B相、C相及びD相の4相の励磁相を有し、ロータ1回転当たり48極の磁極を有するステッピングモータを払出モータ32として使用する場合を仮定し、上記特定励磁相をA相とする。そして、払出モータ32は1ステップ当たり7.5°回転することになり、A相に励磁を行ってから再びA相に励磁を行うまでには、払出モータ32は30°回転する。
図13〜図16は、払出モータ32における一方の整流板31が30°ずつ回転したときの状態を示す説明図である。図13は、ロータの回転位置が0°であり、一方の整流板31の凸部312に遊技球8が当接している状態を示す。図14は、ロータが30°回転した状態を示す。図15は、ロータが60°回転し、一方の整流板31の配置凹部311に遊技球8が配置された状態を示す。そして、図16は、ロータが90°回転し、一方の整流板31の配置凹部311から払出通路21へ遊技球8が払い出された状態を示す。
また、ロータが120°回転したときには、0°の状態と同様に、一方の整流板31における次の凸部312に遊技球8が当接した状態が形成され、以降同様に、ロータが30°、60°、90°回転したときと同様の状態が繰り返し形成される。
上記のごとく、本例では、整流板31の配置凹部311は120°ピッチ間隔で形成されており、2つの整流板31は、各配置凹部311の形成間隔が60°ずれている。また、ロータの回転位置が0°、30°、60°及び90°のいずれの位置にあるときも、励磁を行う励磁相は、特定励磁相であるA相となっている。また、ロータが30°回転したときには、他方の整流板31における配置凹部311から払出通路21へ遊技球8を払い出すことができ、ロータが90°回転したときには、一方の整流板31における配置凹部311から払出通路21へ遊技球8を払い出すことができる。
そのため、払出モータ32は、励磁を行う励磁相が特定励磁相であるA相にあり、かつ、回転位置が、30°、90°、150°、210°、270°及び330°であるときにロータを停止させると、確実に遊技球8を払出通路21へ払い出すことができる。そのため、払出モータ32の回転制御が容易であると共に、遊技球8の払出を確実に行うことができる。
また、図16に示すごとく、本例では、この払出モータ32の回転制御を行うために、各配置凹部311同士の間に形成された凸部312の形状は、円周方向(回転方向)D3の前側と後側とで非対称に形成されている。すなわち、整流板31が遊技球8を払出通路21へ払い出す回転位置にあるときに、いずれかの凸部312の回転方向D3の前側端部313は、配置凹部311における遊技球8を払出通路21へ払い出すことができる形状に形成されており、上記いずれかの凸部312の前方に位置する凸部312の回転方向D3の後側端部314は、払出通路21内に位置しない形状に形成されている。
また、図14に示すごとく、凸部312の外周端部315は、回転方向の後側端部314近傍に位置する部分が、各凸部312の外周端部315を通る仮想円C1よりも内側に位置している。これにより、整流板31における配置凹部311への遊技球8の流下を滑らかにすることができる。
また、上記タンクレール72は、遊技球8を流下させる流下レーン(図示略)を複数(本例では2つ)有している。
また、図12に示すごとく、球払出ユニット1におけるケース2は、球供給通路20及び払出通路21をそれぞれ2つ有しており、各球供給通路20は、タンクレール72の各流下レーンにおける球出口部721に接続されている。また、2つ(2条)の払出通路21は、払出機構3の下流側において1つ(1条)に収束されており、上記球排出通路73は、収束された払出通路21の下流側に接続されている。また、球抜き通路22は、各払出通路21にそれぞれ開口しており、通路切替部材4を球抜き位置402に回動させたときには、2つの払出通路21と1つの球抜き通路22とが連通される(図4参照)。
また、上記球払出通路21は、払出検出スイッチ33の上方で1条に収束され、遊技球8は払出検出スイッチ33に対して略鉛直方向に流下される。これにより、払出通路21内を流下する遊技球8が払出機構3における払出検出スイッチ33に直接衝突してしまうことを防止し、この払出検出スイッチ33を保護することができる。
また、図11に示すごとく、払出モータ32は、ケース2に対して着脱可能なモータ用カバー34内に収納される。すなわち、モータ用カバー34とケース2とは、一方が弾性変形可能な弾性変形爪261を有しており、他方が弾性変形爪261を掛止する掛止片部341を有している。そして、弾性変形爪261を弾性変形させることにより、モータ用カバー34を開放させて、ケース2に対する払出モータ32の着脱を容易に行うことができる。
また、図12に示すごとく、本例の払出検出スイッチ33は、ケース2のスイッチ配置部262に挿入配置した後、モータ用カバー34に形成された抜け防止部342によってスイッチ配置部262から抜け出すことが防止される。
また、図17、図18に示すごとく、タンクレール72の球出口部721には、このタンクレール72内に遊技球8が存在する状態で、球払出ユニット1をパチンコ遊技機6から取り外したときに、タンクレール72から遊技球8がこぼれ出してしまうことを防止するシャッター部材77が配設されている。このシャッター部材77は、本体枠61に固定して弾性変形可能なシャッター本体部771と、このシャッター本体部771から屈曲形成され、タンクレール72の球出口部721の開閉を行うシャッター開閉部772とを有している。
そして、図17に示すごとく、球払出ユニット1を本体枠61に取り付けた際には、球払出ユニット1におけるケース2の一部が、シャッター本体部771を弾性変形させることによって、シャッター開閉部772がタンクレール72の球出口部721を開口することができる。
一方、図18に示すごとく、球払出ユニット1を本体枠61から取り外した際には、シャッター本体部771の弾性変形が復帰することによって、シャッター開閉部772がタンクレール72の球出口部721を閉口することができる。
また、図19に示すごとく、通路切替部材4には、これが払出位置401にある(球抜き通路22の球抜き開口部221が閉じている)か、又は球抜き位置402にある(球抜き通路22の球抜き開口部221が開いている)かを表示する位置表示部44を形成することができる。一方、ケース2には、通路切替部材4が払出位置401にあるときの位置表示部44の位置に対応する位置に「閉」なる文字を付しておき、通路切替部材4が球抜き位置402にあるときの位置表示部44の位置に対応する位置に「開」なる文字を付しておくことができる。
次に、上述した球払出ユニット1を動作させる方法につき詳説する。
図1、図2に示すごとく、遊技者がパチンコ遊技を行う際には、上記ストッパー部材5は、付勢手段54によって回動阻止位置501に付勢されており、上記通路切替部材4は払出位置401に維持されている。
この状態において、ストッパー部材5のストッパー係合部53における係合先端部531は、通路切替部材4の切替係合部43における一方の係合突起431と当接している。そして、通路切替部材4は、ストッパー部材5によって球抜き位置402に回動してしまうことが阻止されている。そして、当該通路切替部材4の流下案内部41が上記払出通路21の一部を形成しており、球抜き通路22の球抜き開口部221が通路切替部材4の流下案内部41によって閉じられている。
また、上記球タンク71内には、遊技球8が貯留されていると共に、この球タンク71から遊技球8がタンクレール72内及び球供給通路20内まで流下して充填されている。
そして、遊技者がパチンコ遊技を行い、遊技領域に配置された役物等に遊技球8が入賞すると、払出機構3が作動し、賞球としての遊技球8の払い出しが行われる。すなわち、払出機構3は、球タンク71からタンクレール72、払出通路21を介して、払出数をカウントしながら上記球皿63へと1球ずつ遊技球8を払い出すことができる。
この遊技球8の払出のとき、通路切替部材4の流下案内部41に遊技球8による球圧が加わっても、通路切替部材4の切替係合部43における係合突起431が、ストッパー部材5のストッパー係合部53と当接することによって、通路切替部材4の回動が阻止されており、通路切替部材4は払出位置401に維持されている。
そして、図6に示すごとく、パチンコ遊技機6の管理者が、メンテナンス等を行うときに、球タンク71内及びタンクレール72内の遊技球8をパチンコ遊技機1の外部に抜き出す必要が生じたときには、ストッパー部材5を、付勢手段54の付勢力に抗して、回動阻止位置501から回動許可位置502にスライドさせる。
このとき、図4に示すごとく、通路切替部材4の流下案内部41には、球供給通路20内に存在する遊技球8の自重による球圧を受けるため、通路切替部材4は、払出位置401から球抜き位置402へと回動する。そして、この回動が行われると同時に、球抜き通路22の球抜き開口部221が開口され、通路切替部材4の流下案内部41が球抜き通路22の一部を形成する。
その後、図7に示すごとく、管理者がストッパー部材5から手を放したときには、ストッパー部材5は、付勢手段54の付勢力によって回動許可位置502から回動阻止位置501へとスライドする。そして、通路切替部材4の切替係合部43における係合突起431が、ストッパー部材5のストッパー係合部53における係合凹部532内に収納されることによって、通路切替部材4が払出位置401に回動してしまうことが阻止され、通路切替部材4は球抜き位置402に維持される。
こうして、球タンク71内及びタンクレール72内の遊技球8を、球抜き通路22及び球抜き接続路74を介してパチンコ遊技機1の外部へと抜き出すことができる。
次に、上記球払出ユニット1による作用効果につき詳説する。
本例の球払出ユニット1は、払出通路21と球抜き通路22とを、本体枠61とは別部材であるケース2にも形成してなるものであり、このケース2に払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5を一体的に配設して、遊技球8の払出及び抜出を行う機構を構成するものである。
そのため、パチンコ遊技機1に対する払出及び抜出を行う機構の配設位置等に変更が生じたときでも、球払出ユニット1の配設位置等を変更するだけでよく、球払出ユニット1の構成を変えることなく対応することができる。
特に、本例においては、上記のごとく、通路切替部材4及びストッパー部材5を左右対称に構成し、ケース2を、そのいずれの端面201、202からでもストッパー部材5を組み付けることができるよう構成し、通路切替部材4を、ケース2におけるいずれの端面201、202から組み付けたストッパー部材5に対しても係合することができるよう構成した。
そのため、球払出ユニット1においては、ケース2に対する払出機構3及び通路切替部材4の組付状態は変更することなく、ケース2に対するストッパー部材5の組付方向を変更することができる。
そして、図8に示すごとく、球排出通路73をパチンコ遊技機6の裏面側から見て左側に形成した場合(正面から見て右側に形成した場合)には、ストッパー部材5は、ケース2の一端面201から組み付けて使用することができる。
一方、図9に示すごとく、球排出通路73をパチンコ遊技機6の裏面側から見て右側に形成した場合(正面から見て左側に形成した場合)には、ストッパー部材5は、ケース2の他端面202から組み付けて使用することができる。
なお、図8、図9は、パチンコ遊技機6を裏面側から見た状態で示す説明図である。
これにより、上記球払出ユニット1は、左右いずれの側に球排出通路73を形成したパチンコ遊技機1に対しても、ケース2、払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5等の各部品の設計変更を行うことなく、ストッパー部材5の組付方向を変更するだけで容易に対応することができる。
また、上記ストッパー部材5は、スライドすることによって上記回動阻止位置501と上記回動許可位置502とに移動することができる。そのため、ストッパー部材5は直線的に移動することになり、ストッパー部材5及びこれを配設するケース2の動作形態の設計が容易である。また、ストッパー部材5の摺動本体部51を挿入配置するケース2の挿入配置部23は、1つだけ貫通口23として形成しておくことにより、極めて簡単に形成することができ、ストッパー部材5をケース2の左右いずれの側からも挿入配置することが容易である。
それ故、本例の球払出ユニット1によれば、異なる機構のパチンコ遊技機1を構成する場合にも、設計変更をほとんど行うことなく対応することができる。
また、払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5等は、パチンコ遊技機6の本体枠61から離れた状態のケース2に対して組み付けることができ、この組付が容易である。そして、本体枠61に対しては、完成後の球払出ユニット1を取り付けることによって、払出機構3、通路切替部材4及びストッパー部材5を容易に配設することができる。また、払出機構3、通路切替部材4又はストッパー部材5等のメンテナンス又は部品交換等を行うときには、これらを配設したケース2を本体枠61から取り外した状態で行うことができ、このメンテナンス等が容易である。
(実施例2)
本例においては、上記球払出ユニット1の細部の構造について種々の工夫を行った例である。
具体的には、図20に示すごとく、上記払出通路21において、上記折曲通路部211よりも下流側に形成された下流通路部212に、遊技球8の球圧を分散させる工夫をしている。すなわち、下流通路部212を蛇行して形成することにより、下方向(重力方向)への遊技球8の球圧の一部を水平方向への球圧に分散させることができる。また、本例の下流通路部212は、遊技球8の約1個分の間隔で蛇行させて形成している。
これにより、払出機構3の整流板31に加わる負荷を小さくすることができる。
また、同図に示すごとく、上記球供給通路20には、球供給通路20及び払出通路21内に所定数(例えば、2つの球供給通路20及び払出通路21を合わせて25〜30個)の遊技球8が充填されていることを検出する充填検出スイッチ27を配設することができる。
また、図21に示すごとく、本体枠61又はケース2には、ストッパー部材5を上方及び側方から覆うストッパーカバー55を配設することができる。これにより、万が一、球タンク71又は球供給ノズル等から遊技球8が零れだしたときに、誤ってストッパー部材5をスライドさせてしまうことを防止することができる。
また、図22〜図24に示すごとく、タンクレール72は、その2つの流下レーン720を直線状に形成し、各流下レーン720の下流側端部に形成された2つの球出口部721の配置は、パチンコ遊技機6の左右方向D1及び前後方向D2のそれぞれにずらして形成することができる。これにより、一方の流下レーン720の下流側端部を他方の流下レーン720の下流側端部に向けて、水平方向に折曲げ形成する必要がなく、各流下レーン720内の遊技球8を円滑に流下させることができる。
そして、図20に示すごとく、2つの球供給通路20の少なくとも一方を、球入口部205の下方付近において、パチンコ遊技機1の前後方向D2に向けて傾斜形成することにより、2つの球供給通路20及び払出通路21をパチンコ遊技機1の左右方向D1に並べて形成することができる。
また、図25、図26に示すごとく、本例の球払出ユニット1は、本体枠61に対して下方からスライドさせて取り付けるよう構成されている。
すなわち、図25、図26に示すごとく、球払出ユニット1のケース2には、上方に向けて突出する突出嵌入部282が形成されており、本体枠61の裏面側には、突出嵌入部282を嵌入するための嵌入凹部612が形成されている。また、本体枠61の裏面側には、弾性変形可能で、ケース2の下方角部283を係止することができる弾性係止爪613が形成されている。
また、図24に示すごとく、ケース2における球供給通路20の球入口部205の周囲には、タンクレール72の各球出口部721を挿入配置することができる挿入ガイド部281が形成されている。この挿入ガイド部281の形成により、タンクレール72の球出口部721と、ケース2における球供給通路20の球入口部205との間に隙間が形成されることを防止し、これらの位置合わせを容易に行うことができる。
また、図27に示すごとく、本体枠61の裏面側には、これに取り付けた球払出ユニット1が外れて落下してしまうことを防止するための落下防止部材614が配設されている。この落下防止部材614は、本体枠61に対して水平方向に回動可能に配設されており、球払出ユニット1との干渉を避ける退避位置615と、球払出ユニット1の落下を防止する落下防止位置616とに移動可能である。
また、本例の落下防止部材614は、ケース2における払出通路21の球出口部215の下方から球払出ユニット1を支持する。そのため、落下防止部材614には、球出口部215と対向して遊技球8を通過させることができる通過穴617が形成されている。
また、落下防止部材614には、弾性変形を行って、当該落下防止部材614を落下防止位置616に固定するための弾性突起618が形成されており、本体枠61には、弾性突起618と係合する係合穴619が形成されている。
そして、図25に示すごとく、球払出ユニット1を、本体枠61に取り付ける際には、落下防止部材614を退避位置615に退避させる。そして、球払出ユニット1を本体枠61の下方からスライドさせ、図26に示すごとく、タンクレール72の球出口部721をケース2の挿入ガイド部281内に挿入し、かつ、ケース2の突出嵌入部282を本体枠61の嵌入凹部612内に嵌入させる。また、球払出ユニット1を本体枠61に取り付けたときには、本体枠61の弾性係止爪613が、ケース2の下方角部283を係止することができる。
その後、落下防止部材614を退避位置615から落下防止位置616に回動させたときには、本体枠61に取り付けた球払出ユニット1が外れてしまうことを防止することができる。
本例においても、その他は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、通路切替部材が払出位置にあり、ストッパー部材が回動阻止位置にある球払出ユニットを、パチンコ遊技機の左右方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、ケースにおける一端面からストッパー部材を組み付け、かつ、通路切替部材が払出位置にあり、ストッパー部材が回動阻止位置にある状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、球払出ユニットをパチンコ遊技機の上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、通路切替部材が球抜き位置にあり、ストッパー部材が回動阻止位置にある球払出ユニットを、パチンコ遊技機の左右方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、ストッパー部材を組み付ける前の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、通路切替部材が球抜き位置にあり、ストッパー部材が回動許可位置にある状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、通路切替部材が球抜き位置にあり、ストッパー部材が回動阻止位置にある状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、球流下通路を左側に形成した場合のパチンコ遊技機を、その裏面側から見た状態で示す説明図。 実施例1における、球流下通路を右側に形成した場合のパチンコ遊技機を、その裏面側から見た状態で示す説明図。 実施例1における、ケースにおける他端面からストッパー部材を組み付け、かつ、通路切替部材が払出位置にあり、ストッパー部材が回動阻止位置にある状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、払出機構を、パチンコ遊技機の上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、ケースにおける払出通路を、パチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例1における、ロータの回転位置が0°である場合の払出機構を示す説明図。 実施例1における、ロータの回転位置が30°である場合の払出機構を示す説明図。 実施例1における、ロータの回転位置が60°である場合の払出機構を示す説明図。 実施例1における、ロータの回転位置が90°である場合の払出機構を示す説明図。 実施例1における、タンクレールの球出口部に配設したシャッター部材がタンクレールの球出口部を開口している状態を示す説明図。 実施例1における、タンクレールの球出口部に配設したシャッター部材がタンクレールの球出口部を閉口している状態を示す説明図。 実施例1における、通路切替部材に位置表示部を形成し、ケースに「閉」及び「開」なる文字を付した球払出ユニットを示す説明図。 実施例2における、球払出ユニットをパチンコ遊技機の左右方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、球払出ユニットをパチンコ遊技機の前後方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、パチンコ遊技機を上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、タンクレールにおける球出口部及び球払出ユニットにおける挿入ガイド部を、パチンコ遊技機の上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、タンクレールにおける球出口部及び球払出ユニットにおける挿入ガイド部を、パチンコ遊技機の後方から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、本体枠に取り付ける状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の左右方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、本体枠に取り付けた状態の球払出ユニットを、パチンコ遊技機の左右方向から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、本体枠における落下防止部材を、パチンコ遊技機の上方から見た状態で示す断面説明図。
符号の説明
1 球払出ユニット
2 ケース
201 一端面
202 他端面
21 払出通路
22 球抜き通路
221 球抜き開口部
23 挿入配置部(貫通口)
24 掛止部(掛止穴)
3 払出機構
31 整流板
4 通路切替部材
401 払出位置
402 球抜き位置
41 流下案内部
42 回動支点部
43 切替係合部
431 係合突起
5 ストッパー部材
501 回動阻止位置
502 回動許可位置
51 摺動本体部
52 外れ防止部(掛止爪)
53 ストッパー係合部
54 付勢手段
6 パチンコ遊技機
61 本体枠
63 球皿
71 球タンク
72 タンクレール
73 球流下通路
8 遊技球

Claims (7)

  1. 遊技機における球払出ユニットであって、
    該球払出ユニットは、遊技球を上記遊技機における球皿へと導くための払出通路と、遊技球を上記遊技機の外部へと導くための球抜き通路とを形成してなるケースと、
    遊技球を所定個数ずつ流下させるための払出機構と、
    上記払出通路の一部を形成する払出位置と、上記球抜き通路の一部を形成する球抜き位置との間で回動可能である通路切替部材と、
    該通路切替部材の回動を阻止する回動阻止位置と、該通路切替部材の回動を可能にする回動許可位置との間でスライド可能であるストッパー部材とを有しており、
    上記払出機構、上記通路切替部材及び上記ストッパー部材を、上記ケースに一体的に配設してなることを特徴とする球払出ユニット。
  2. 請求項1において、上記ストッパー部材は、上記ケースに対して摺動する摺動本体部と、上記ケースに形成された掛止部に掛止され、当該ストッパー部材が上記ケースから外れることを防止する外れ防止部と、上記通路切替部材に形成された切替係合部と係合するストッパー係合部と、該ストッパー係合部と上記切替係合部との係合状態を付勢する付勢手段と、外部からの力を受ける受圧部とを、一体的に樹脂成形してなることを特徴とする球払出ユニット。
  3. 請求項1又は2において、上記ストッパー部材の上記外れ防止部と、上記ケースの上記掛止部とは、一方が弾性変形可能な掛止爪であると共に、他方が該掛止爪を掛止する掛止凹部であることを特徴とする球払出ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記通路切替部材は、遊技球の流下を案内する流下案内部と、上記回動の支点となる回動支点部と、上記切替係合部とを有しており、また、上記払出通路は、上記球抜き通路との分岐部に、曲線状に折れ曲った折曲通路部を有しており、
    上記通路切替部材が上記払出位置にあるときには、上記流下案内部は、上記折曲通路部の折曲外周方向に位置する外側壁部を形成していると共に、上記流下案内部及び上記切替係合部は、上記回動支点部の斜め下方に位置し、かつ、上記切替係合部と上記回動支点部とを結ぶ仮想線は、該回動支点部から水平に引かれる仮想水平線に対して、20〜45°の角度を有していることを特徴とする球払出ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記ケースには、上記ストッパー部材の上記摺動本体部を挿入配置するための挿入配置部が、上記ストッパー部材のスライド方向における一端面から他端面に向けて貫通形成されており、
    上記ストッパー部材の上記摺動本体部を、上記ケースにおけるいずれの端面から上記挿入配置部へ挿入配置したときでも、上記ケースの上記掛止部は、上記ストッパー部材の上記外れ防止部を掛止し、かつ上記通路切替部材の上記切替係合部は、上記ストッパー部材の上記ストッパー係合部と係合するよう構成されていることを特徴とする球払出ユニット。
  6. 請求項5において、上記通路切替部材の上記切替係合部は、上記ストッパー部材のスライド方向における両方向に向けて、上記ストッパー係合部と当接することができる係合突起をそれぞれ突出形成してなることを特徴とする球払出ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記ストッパー部材は、上記遊技機における盤面の面方向に沿って略水平方向にスライドするよう構成されており、上記通路切替部材は、上記ストッパー部材のスライド方向に対して直交する方向における上下に向けて回動するよう構成されていることを特徴とする球払出ユニット。
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