JP2009254517A - 遊技球払出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグを短くして余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる遊技球払出装置及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球払出装置10において、計数スイッチ50が、回転体30が通路下流側に送り出した遊技球を計数するために、その回転体30の回転軸線O1よりも上方で検知するように配置されることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技球払出装置及びそれを備えた遊技機に関する。
従来よりぱちんこ機などの遊技機では、入賞口に応じて払い出される賞球数が予め設定されており、所定の入賞口に遊技球が入賞した際にその設定された賞球数分の遊技球を計数して払い出す、または金額に応じて貸し出される貸し球としての遊技球を計数して払い出す遊技球払出装置を設けている。
このような遊技球払出装置としては、例えば、モータなどの駆動源によって駆動するスプロケット形状などの回転体の回転を制御して、供給通路に整列して待機する遊技球から、その回転体の回転量(回数,角度)に応じた所定個数の遊技球を払出通路に払い出すタイプのものがある(特許文献1参照)。
特開2000−300780号公報
特許文献1に記載のぱちんこ球(遊技球)の払出装置は、複数の供給通路と、遊技球を1個ずつ受け入れ又は受け支える凹凸部を有する回転体と、その回転体の回転により供給通路で待機する遊技球が払い出される払出通路とを備えており、その払出通路には、供給通路から供給された遊技球を受け入れて回転体の回転軸位置よりも上方で回転体と分離させる球受棚(球受壁)が設けられている。これによって、供給通路で待機している遊技球が球受棚で支持されるので、その球圧が回転軸に直接掛からなくなって駆動モータへの負荷を減少させ、遊技球を払い出す動作において回転体の回転を高速でスムーズに、そして正確に行うことを目的としたものである。
図9は従来の遊技球払出装置の一例を示す説明図である。ここで、図9(a)に示すように、例えば特許文献1に記載のような従来の払出装置100では、供給通路101の中心線Lの延長線上に回転軸104aの軸心(回転軸線)Mが位置するとともに、払出通路102の球受棚(球受壁)103の下方に回転軸104aが位置するように回転体104が配置されている。そして、回転体104は、回転軸104aの周りに凹部104bと凸部104cとが交互に並んで形成されている。
そして、払出装置100は、図9(a)に示すように、回転体104の凹部104bが払出通路102に臨んで遊技球Pを受け入れて定位置で停止するとき、その受け入れた遊技球Pは凹部104bを形成する先後両側の凸部104cで支持されるとともに、球受棚103によっても支持されることとなる。
ところで、球受棚103(払出通路102)は、図9(b)に示すように、回転体104の回転領域内で下方に曲線状に傾斜し始めているので、回転体104が少しでも(例えば、角度θだけ)往き過ぎ停止した場合には、遊技球Pの流れ方向に対して球圧が掛かり、モータだけでは回転体104の回転を抑制することができなくなる。特に、特許文献1のように供給通路101が複数設けられる場合には、それぞれの回転体104の位相をずらして同軸に設けられるので、一旦回転体104が回転し始めてしまうと、連続的にそれぞれの回転体104に球圧が掛かり過剰に余分な遊技球が払い出されてしまう恐れがある。なお、この問題は、遊技者にとって不利益行為でないため、遊技場側としては見て見ぬ振りをして、涙を呑んでいるというのが現状である。
したがって、払出装置においては、正確に所定個数の遊技球を払い出すために、すなわち、回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグを短くして余分な遊技球の払い出しを抑制するために、回転体によって下流側に払い出された遊技球を出来る限り回転体(払い出し位置)に近い位置で計数することが望まれる。しかしながら、回転体は遊技球を受け入れ又は受け支える凹凸部が払出通路内に回転突入するため、計数スイッチは、その回転領域との干渉を回避させた状態で配置しなければならず、回転体の回転領域の高さよりも低い位置にしか配置できないというジレンマがある。
本発明の課題は、上記実情に鑑みてなされたものであり、回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグを短くして余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる遊技球払出装置及びそれを備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の遊技球払出装置は、
球通路と、
その球通路の外側に位置する回転軸線周りで回転可能に配置され、所定個数の遊技球を払い出すために、球通路内に回転突入して該球通路を流下する遊技球を受け止める球受面と、その球受面で受け止めた遊技球を収容して該球通路の下流側に送り出す球受凹部とを有する回転体と、
その回転体を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動源と、を備えた遊技球払出装置であって、
球通路は、回転軸線の上方に位置して該球通路を流下する遊技球を受け止める球受壁と、その球受壁で受け止めた遊技球の流れ方向を回転体の一方の回転方向が順方向となるように規制するとともに、その球受壁で受け止めた遊技球を支持する支持壁とを有する方向変換通路を含み、
球通路には、方向変換通路において回転体が通路下流側に送り出した遊技球を回転体の回転軸線よりも上方で検知するように計数スイッチが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、回転体が通路下流側に送り出した遊技球を計数する計数スイッチが、その回転体の回転軸線よりも上方で検知するように配置されるので、回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグが短くなり、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる。
また、遊技球払出装置における計数スイッチは、回転体の軸線方向からみて、検知位置における遊技球の流れ方向が回転軸線周りの接線方向となるように設けられている。これによれば、払い出された遊技球の計数スイッチ通過がスムーズになるので、同じ遊技球を複数回検知してしまうなどの誤検知を防止し、正確に設定された所定個数の遊技球の払出を実施することができる。ひいては、遊技球の計数スイッチ通過がスムーズとなるので、回転体を高速に回転させて遊技球を払い出すことが可能となり、回転体による払い出しから計数までのタイムラグを短縮するとともに短時間に多くの遊技球の払い出しが可能となる。
また、方向変換通路は、回転体の軸線方向に並ぶ2列で遊技球を導入するとともに、その導入した各遊技球を球受壁で受け止めて回転体が下流側に送り出す際に1列に収斂する収斂部を有しており、
計数スイッチは、方向変換通路の下流端に1個設けられている。これによれば、短時間に多くの遊技球を払い出すことができるとともに、方向変換通路より下流側の通路が1列となり、省スペース化を図ることができる。そして、回転体が主動となって球受凹部の押出面が遊技球を球受壁に沿って送り出す際に、同時に収斂部によって1列に収斂される形態となるので、球詰りなどの不具合を発生することなく、遊技球を無理なく短い距離で収斂することが可能となる。したがって、払出装置をコンパクト化、小型化することができる。
このとき、方向変換通路において、収斂部によって回転体の回動軸線よりも上方で遊技球を収斂する構成とすることが望ましい。これによれば、回転体の回転軸線の上方で下流側の通路が1列となるので、回転軸線の上方に配置する計数スイッチが1個で足り、部品点数が少なくなりコスト低減に繋がる。
回転体の回転軸線が、軸線方向からみて、球受壁に受け止められつつ支持壁に支持された遊技球の球心よりも支持壁側に位置するように当該回転体が配置される構成とすることができる。
具体的には、回転体の球受凹部は、球受面で受け止めた遊技球を収容する際に、該遊技球に接触して内部に誘導する一方の回転方向先行側の支持面と、その収容した遊技球を球通路の下流側に送り出す際に、遊技球に接触して方向変換通路の球受壁に沿って押し出す一方の回転方向後続側の押出面とを含み、
回転体が、回転軸線周りで一方に回転し、球受凹部が方向変換通路に臨んで遊技球を収容し、その遊技球を球受壁、支持壁及び球受凹部の規制面で支持した状態で停止したとき、回転体の回転軸線が、軸線方向からみて、その支持した遊技球の球心よりも支持壁側に位置するように当該回転体が配置される構成とすることができる。
これによれば、回転体が支持壁側に近づいて位置するように配置されるので、方向変換通路の流れ方向に対して相対的に反対側に回転体(回転領域)が下がり、効率よく計数スイッチを回転体(払い出し位置)に近づけて配置することができる。
ここで、図9(b)に示すように、従来の払出装置100は、短時間で多くの遊技球を払い出すために、回転体104を高速で回転させるので、その回転を停止する際に惰性などで定位置よりも、例えば角度θだけ往き過ぎて停止するといった状態が発生する場合がある。これにより、後行側の凸部104cによって遊技球Pが払出通路102の下流側に送り出され、設定された個数よりも余分に遊技球が払い出されてしまうという問題がある。
また、特許文献1の払出装置では、回転軸には球受棚によって球圧が掛からないとしているが、図9(c)に示すように、通常、回転体104は、一時的に凸部104cで遊技球Pを受け支えており、供給通路101の中心線Lの延長上に回転軸104aの軸心Mが位置する回転体104の配置では、供給通路101に待機する遊技球Pからの球圧が分散されず、その球圧が直接的な負荷として回転体104(回転軸104a)に掛かることとなる。従来では、凹部104bでの遊技球の球圧による負荷にばかり気をとられ、凸部104cで受け支えることによる回転軸104aへの荷重(負荷)についてはなんら考慮されていない。
また、図9(c)に示すように、回転体104の上記配置位置(軸心Mが中心線L上)では、凸部104cで遊技球Pを支えたとき、供給通路101の中心位置(中心線L)が凸部104cの頂部Tとなるため、遊技球Pが支持される支持位置が頂部Tを境に画一的に定まらず、その球圧が回転体104を回転させることになりかねない。さらには、遊技球Pが通路の壁に衝突して経時的な劣化を早める恐れがある。
したがって、回転体を方向変換通路における支持壁側に近づけることで、押出面に代わって支持壁で遊技球を支持するため、球受凹部の押出面が遊技球から離間した状態となるように構成することができる。
すなわち、上記構成の前提として、払出装置において回転体が、回転軸線周りで一方に回転し、球受凹部が方向変換通路に臨んで遊技球を収容し、その遊技球を球受壁、支持壁及び球受凹部の規制面で支持した状態で停止したとき、球受凹部の押出面がその遊技球から離間するように構成することができる。これによれば、球受凹部が遊技球を受け入れたときにその球受凹部の押出面が遊技球と離間するので、回転体が予め定められた停止位置よりも往き過ぎて停止した場合にも、その離間した間隔(角度)だけ遊びがあり、押出面による遊技球の送り出しを抑制することができる。ひいては、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数を払い出すことができる。
そして、回転体が、方向変換通路において球受壁と支持壁とで支持される遊技球の球心よりも、軸線方向からみて、支持壁側に回転軸線が位置するように配置されるので、球受面で受け止める(受け支える)際の遊技球の球圧が分散され、回転体に掛かる負荷を低減することができる。また、通常、球受面(回転軌跡)の頂部が回転軸線の位置に対応して位置するので、その頂部を境に画一的な支持位置で遊技球を支持することができる。これにより、球受面で安定して遊技球を受け支えることができ、回転体の回転の影響で遊技球が通路に衝突するのを抑制することができる。
なお、球受凹部の押出面を遊技球から離間した状態を形成する他の方法としては、球受凹部自体の大きさ(形成角度)を大きくすることにより実施することができる。また、回転体を下方にずらし、回転軸線から方向変換通路までの距離を長くすることにより通路に対応する球受凹部の大きさを調整することができる。
また、方向変換通路の球受壁は、回転軸線の軸線方向からみて、下流側端部が回転体の回転領域を越えるとともに、横方向に直線的に延設されており、回転体が一方に回転するとき、球受凹部の規制面全体が、球受壁の形成領域内で方向変換通路の下方へと退避される構成とすることができる。
これによれば、球受壁が回転体の回転領域を越えて横方向に直線的に延設されるので、方向変換通路の流れ方向に対して相対的に反対側に回転体(回転領域)が下がり、効率よく計数スイッチを回転体に近づくように、回転体の回転軸線よりも上方に配置することができる。
また、方向変換通路の球受壁を、例えば遊技球1個分という十分な長さを有して横方向に直線的に延設することにより、球受凹部が方向変換通路に臨む定位置で停止したときに、その球受壁で遊技球を確実に受け止めて、遊技球が下流側にこぼれることなく安定的に支持(待機)することができる。ひいては、待機する遊技球からの球圧により回転体が回転してしまうのを抑制することでき、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数を払い出すことができる。
また、球受凹部の規制面全体が、球受壁の形成領域内で方向変換通路の下方へと退避されるので、遊技球(球圧)を直接的に球受凹部(規制面)だけで支持するということがなくなり、球圧により回転体が回転することを抑制することができる。したがって、例えば、回転体が同軸に位相をずらして複数設けられる場合にも、一旦回転体が回転し始めて連続的にそれぞれの回転体に球圧が掛かり過剰に余分な遊技球が払い出されてしまうという問題を解消できる。
そして、球受凹部の規制面全体が、回転軸線より上方に形成される球受壁の形成領域内で方向変換通路の下方へと退避されるので、遊技球と回転体との接触時間(距離)が短くなり、遊技球を早く下流側に払い出すことができる。すなわち、遊技球と回転体との接触時間が短くなるので、遊技球を球受壁で受け止めてから計数スイッチ(検知位置)までの距離を短くすることが可能となり、より正確に所定個数の遊技球を払い出すことができる。
なお、回転体が主動となって押出面が遊技球を球受壁に沿って送り出す形態となるので、回転体から計数スイッチまでの短い距離にも上述の収斂部を形成することが可能となり、球詰まりなどなく正確に所定個数の遊技球を払い出すことができる。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上に示すような遊技球払出装置を備えることを特徴とする。
上記本発明によれば、回転体が通路下流側に送り出した遊技球を計数する計数スイッチが、その回転体の回転軸線よりも上方で検知するように配置されるので、回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグが短くなり、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる。
本発明によれば、遊技球払出装置及びそれを備えた遊技機において、該遊技球払出装置において、回転体が通路下流側に送り出した遊技球を計数する計数スイッチが、その回転体の回転軸線よりも上方で検知するように配置されるので、回転体による払い出しから計数(検知)までのタイムラグが短くなり、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る遊技機の一例を示す背面図、図2は図1の縦断面図である。図1及び図2に示すように、ぱちんこ機1(遊技機)は、そのぱちんこ機1の外形をなす枠状の外枠2と、その外枠2に対してヒンジ機構Hによって前面側に開閉可能な内枠3と、その内枠3に対してヒンジ機構Hによって前面側に開閉可能な前面枠4とを備えている。
内枠3には、遊技盤5が支持されている。また、内枠3において遊技盤5の後側(背面側)には、上端部に幅広状の補給球タンク6が配設され、その下方には一端側(例えば図1の左側)から他端側(同じく右側)へ遊技球を整列するタンクレール7が連結されている。このタンクレール7の他端側には、ほぼ垂直上下方向に長く延びる球樋8の上端部が接続され、その下端部は遊技盤5直下の上皿9に連通連接されている。なお、球樋8は、筒状(一般的には角筒状)に形成されている。
球樋8の上下中間位置には、払出制御基板11等により所定個数の賞球又は貸球を払い出すための遊技球払出装置(以下、単に払出装置ともいう)10が介装されている(詳しくは後述する)。また、球樋8は、払出装置10よりも上流側が前後方向に並設された2列(一対)で構成される一方、払出装置10よりも下流側が1列で構成されている(以下、払出装置10よりも上流側の球樋8を上流樋8a,8a、下流側の球樋8を下流樋8bという)。また、上流樋8a,8aの中間位置において、前後2列の上流樋8a,8aに跨って空切り検知スイッチ8sが設けられている。この空切り検知スイッチ8sは、払出可能球数の有無(すなわち、上流樋8a,8aの2列合わせて最低貸球個数(一般に25個)以上の遊技球が払出装置10の供給通路21,21(図5参照)及び上流樋8a,8a内に存在すること)を検出する。なお、上皿9の下方には、その上皿9が遊技球で一杯になったときに溢れ球通路12を通って溢流する下皿13が形成されており、溢れ球通路12には、下皿10から溢れ球通路12まで一杯になったことを検出する満タンスイッチ12sが設けられている。
次に、払出装置10について詳しく説明する。図3は本発明の実施形態に係る遊技球払出装置の平面図、正面図及び底面図、図4は図3の遊技球払出装置の分解斜視図、図5ないし図7は図3の断面図である。払出装置10は、図3ないし図7に示すように、上流樋8a,8aと下流樋8bとを連通させる球通路20と、その球通路20を流下する遊技球の個数を調整して払い出すための回転体30と、その回転体30を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動源としてのモータ40と、回転体30によって払い出された遊技球を計数する計数センサ50とを備えている。なお、モータ40は、パルス信号によって回転制御可能なステッピングモータが用いられる。また、計数スイッチ50は、近接センサ(非接触式センサ)が用いられる。
また、払出装置10は、球通路20を形成する一対の通路ケース20F,20Rと、その一対の通路ケース20F,20Rに狭持される形で固定保持される仕切部材60と、モータ40を収容するモータケース41と、モータ40を固定するためのモータ固定部材42などを備えており、適宜、ビスなどの締結部材によって固定されている。
次に、図4ないし図6に示すように、回転体30は、所定個数の遊技球を払い出すために、モータ40の出力軸40aに装着され、回転軸線O1が球通路20の外側に位置するように配置される筒状の回転軸31と、回転軸線O1周りで球通路20内に回転突入して球通路20を流下する遊技球を受け止める球受面32aを有する羽根32と、その羽根32の球受面32aで受け止めた遊技球を収容して球通路20の下流側に送り出す球受凹部33とを備えている。
具体的には、羽根32は、回転軸31において回転軸線O1方向に所定間隔離間した2箇所で放射状に複数(本実施例においては3枚ずつ)突出形成され、その羽根32の外周縁によって球受面32aを構成している。そして、球受凹部33は、羽根32の球受面32aで受け止めた遊技球を収容する際に、遊技球に接触して凹部内部に誘導する一方の回転方向先行側の規制面33aと、その収容した遊技球を球通路20の下流側に送り出す際に、遊技球に接触して後述する方向変換通路23の球受壁24に沿って押し出す一方の回転方向後続側の押出面33bとを含み形成されている。
見方を換えると、球受凹部33は、一方の回転方向における回転方向先行側の羽根32の周方向後面側を規制面33aとし、同じく回転方向後行側の羽根32の周方向前面側を押出面33bとして形成されている。すなわち、球受凹部33は、回転軸線O1周りの周方向で隣り合う羽根32によって遊技球を部分的に収容可能に形成される。なお、回転軸線O1方向に所定間隔離間した2箇所の羽根32及び球受凹部33は、回転軸線O1周りで位相(本実施例においては60度)をずらして形成されている。また、羽根32の球受面32aは、回転軸線O1を中心とする円弧形状に形成されている。これによれば、回転体が回転したときに、球受面で支持する遊技球をさらに安定して支持することができ、回転体に掛かる遊技球の球圧を抑制することができる。
なお、回転体30は、一対の通路ケース20F,20Rに形成された軸支孔28a及び軸支部28bによって回転軸31が軸支されて保持されている。
続いて、球通路20は、図5ないし図7に示すように、回転体30の回転軸線O1の上方に位置して球通路20を流下する遊技球を受け止める球受壁24と、その球受壁24で受け止めた遊技球の流れ方向を回転体30の一方の回転方向が順方向(本実施例では図5において時計回り)となるように規制するとともに、その球受壁24で受け止めた遊技球を支持する支持壁25とを有する方向変換通路23を含み構成されている。
また、球通路20は、方向変換通路23によって連絡される上流側の供給通路21と、下流側の払出通路22とを含み構成されている。そして、供給通路21は、上流樋8a,8aに対応して前後方向に並んで開口する2つの供給口21a,21a(図3(a)参照)から連続的に2列で形成され、払出通路22は、下流樋8bに対応して開口する1つの払出口22a(図3(c)参照)に連続的に1列で形成されている。なお、本実施形態における供給通路21は、払出装置10をコンパクトに形成するために、通路ケース20F,20Rの肉厚分のみとして実質上省略されているが、図9に示したような従来の払出装置100の供給通路101のように長く形成してもよい。
図4に戻り、球通路20は、通路ケース20F,20Rにおける、略クランク状に折れ曲がった形態で立ち上がる区画壁20w,20wと、仕切部材60における、区画壁20w,20wに対応して屈曲形態をなすように形成された底板部61及び背板部62とによって、通路ケース20F,20Rを重ね合わせたときの内部空間を、回転体30を収容する収容空間と区画して筒状に形成される。また、仕切部材60には、底板部61及び背板部62から起立する仕切部63が形成され、その仕切部63が供給口21a、供給通路21及び方向変換通路23の上流部分を2列(2個)に形成する。また、仕切部材60の背板部62には、ビス64によって仕切部材60を通路ケース20Rに固定するための固定部62aが設けられている。なお、通路ケース20F,20Rには、球通路20と交差するように計数スイッチ50を収容する収容部51,51が設けられており、区画壁20w,20w及び仕切部材60の底板部61に、計数スイッチ50を係止する係止凹部29,29,69が形成されている。
したがって、本実施形態において、球受壁24は、通路ケース20F,20Rの区画壁20w,20w及び仕切部材60の底板部61によって構成され、支持壁25は、通路ケース20F,20Rの区画壁20w,20w及び仕切部材60の背板部62によって構成される。そして、区画壁20w,20wには、切欠状の凹部26a,26aが形成されており、この凹部26a,26aによって回転体30の羽根32(球受凹部33)を球通路20内に臨ませるための長孔26が球受壁24及び支持壁25に跨って形成される。なお、この長孔26は、図7に示すように、球通路20(方向変換通路23)の流れ方向に沿って中央に形成されており、遊技球のレール(ガイド)としても使用することができる。そして、球受壁24で遊技球を受け止めたときに、その遊技球が長孔26に嵌るので、球受凹部33の押出面33bが遊技球を押し出す際にブレる事なく球心で安定して下流側に押し出すことができる。
また、図5ないし図7に示すように、方向変換通路23には、仕切部材60の仕切部63によって、回転体30の軸線O1方向に並ぶ2列で遊技球を導入するとともに、その導入した各遊技球を球受壁24で受け止めて回転体30が下流側に送り出す際に1列に収斂する収斂部27が設けられている。具体的には、収斂部27は、仕切部63(仕切部材60)の終点位置近傍から、漸次通路幅を狭くするように平面視で傾斜して形成されている。したがって、回転体30が、回転軸線O1周りで一方に回転し、供給通路21,21から方向変換通路23に導入された遊技球を球受凹部33(押出面33b)で払出通路22へ送り出すとき、その遊技球が球受壁24に支持されつつ収斂部27によって、払出通路22(計数スイッチ50)が位置する通路中央寄りに誘導される。なお、回転体30の羽根32は、上述したように回転軸線O1周りに位相がずれた形態で2箇所に設けられているので、それぞれの通路から交互にタイミングよく送り出すことができる。
続いて、計数スイッチ50は、図5及び図6に示すように、方向変換通路23(球通路20)において回転体30が通路下流側に送り出した遊技球を回転体30の回転軸線O1よりも上方で検知するように配置されている。また、計数スイッチ50は、回転体30の軸線O1方向からみて、計数スイッチ50の検知位置Sにおける遊技球の流れ方向fが回転軸線O1周りの接線方向となるように設けられている。すなわち、回転体30は、計数スイッチ50の上面の延長上に回転軸線O1が位置するように設けられている。これによって、計数スイッチ50の通過孔を遊技球の流れに対して正対して配置することにより、遊技球のスイッチ通過をスムーズにすることができる。なお、本実施形態において、計数スイッチの検知位置とは、球通路に配設された検知部(通過孔)における球の入口を検知位置としている。
ここで、収斂部27は、回転軸線O1よりも上方に形成されている。すなわち、方向変換通路23は、収斂部27によって回転軸線O1よりも上方で2列の通路から1列に収斂している。具体的には、方向変換通路23において、遊技球の流れ方向に遊技球3個分以内の距離で収斂している。そして、計数スイッチ50が、方向変換通路23の下流端(払出通路22の上流端)に1個設けられている。これによって、部品点数が低減されるのは言うまでもなく、計数スイッチ50が、球通路20において回転体30(払い出し位置)に相対的に近づくので、払い出す遊技球の計数を迅速に行うことができる。なお、計数スイッチ50は、方向変換通路23及び回転体30を後述する位置関係で形成することで、効率よく配置することができる。
次に、方向変換通路23(球通路20)及び回転体30の位置関係について詳しく説明する。まず、図6に示すように、回転体30は、回転軸線O1周りで一方に回転し、球受凹部33が方向変換通路23に臨んで遊技球P1を収容し、その遊技球P1を球受壁24、支持壁25及び球受凹部33の規制面33aで支持した状態で停止したとき、球受凹部33の押出面33bが遊技球P1から離間するように配置されている。
具体的には、回転体30は、回転軸線O1が、軸線O1方向からみて、球受壁24及び支持壁25に接触する遊技球P1の球心O2よりも距離dだけ支持壁25側に位置するように配置されている。すなわち、回転体30が、回転軸線O1周りで一方に回転し、球受凹部33が方向変換通路23に臨んで遊技球P1を収容し、その遊技球P1を球受壁24、支持壁25及び球受凹部33の規制面33a若しくは後続の遊技球P2で支持した状態で停止したとき、回転体30の回転軸線O1が、軸線O1方向からみて、その支持した遊技球P1の球心O2よりも距離dだけ支持壁25側に位置するように回転体30が配置されている。これによって、上記のように遊技球P1を支持したとき、球受凹部33の押出面33bが支持壁25の背後(方向変換通路23の外側)に位置して遊技球P1と離間した状態となる。これにより、回転体30が図6に示すような予め定められた停止位置よりも往き過ぎて停止した場合にも、この離間した間隔(角度)だけ遊びがあり、押出面33bによる遊技球P1の送り出しを抑制することができる。
また、最先の遊技球P1が支持壁25に当接するように支持されると、整列した2番目の遊技球P2が支持壁25とは反対側(方向変換通路23における流れ方向下流側)に支持されるので、遊技球P1が受ける球圧が支持壁25側に向かう矢印F2のようになり、球受凹部33の規制面33aが受ける球圧が低減し、遊技球を安定して待機(整列)させることができる。ひいては、球こぼれなどの発生を抑制し、正確な個数の遊技球の払い出しを実施することができる。
さらには、図5に示すように、回転体30が上記の如く支持壁25側に近づくことで、それに対応して円弧状をなす羽根32の球受面32aによる回転軌跡(回転領域)の頂部Tも支持壁25側に近づくので、球受面32aで受け支える遊技球P3を、ほぼ画一的に回転軸線O1よりも支持壁25とは反対側で支持することができる。これによれば、球受面32aで支持する遊技球P3が回転軸線O1から位置ずれした状態となるので、遊技球P1が受ける球圧が矢印F1のようになり、回転体30(回転軸31)が受ける球圧が分散され、モータ40への負荷を減少させ、遊技球を払い出す動作において回転体30の回転を高速でスムーズに、そして安定的にかつ正確に行うことが可能となる。
また、図5及び図6に示すように、方向変換通路23の球受壁24は、回転軸線O1の軸線方向からみて、少なくとも遊技球1個分の長さを有するとともに、下流側端部24a(傾斜開始部)が回転体30の回転領域を越えて横方向(例えば、水平方向)に直線的に延設されており、回転体30が一方に回転するとき、軸線O1方向からみて、球受凹部33の規制面33a全体が、球受壁24の形成領域内で方向変換通路23の下方へと退避するように形成されている。
したがって、回転体30を支持壁25に近づけて位置させることにより、又は、球受壁24を直線的に横方向に延設することにより、計数スイッチ50を、回転体30の回転領域の干渉を回避して合理的に、回転軸線O1よりも上方に配置することができる。
これにより、回転体30が方向変換通路23(球通路20)下流側に送り出した遊技球を計数する計数スイッチ50が、その回転体30の回転軸線O1よりも上方で検知するように配置されるので、回転体30による払い出しから計数(検知)までのタイムラグが短くなり、余分な遊技球を払い出すことなく正確に設定された所定個数の遊技球を払い出すことができる。
次に、以上のような構成を有する払出装置10の作動を説明する。図8は本発明の実施形態に係る遊技球払出装置に係る作動説明図である。ここで、払出装置10は、遊技球を球通路20に2列で導入して、その各列で回転体30によって遊技球を下流側に送り出すが、以下の作動説明では、一方の通路における回転体30の一連の作動について説明する。なお、図8は、図5に対応した図を用いている。
まず、補給球タンク6に遊技球が補給されると、それら複数の遊技球は、補給球タンク6からタンクレール7及び上流樋8aを介して整列されつつ払出装置10まで流下する(図1,図2参照)。そして、払出装置10まで流下した遊技球は、上流樋8aに連続するように配置された供給通路21(供給口21a)から遊技球を導入する。そして、図8(a)に示すように、球通路20(方向変換通路23)に回転突入した羽根32(回転体30)の球受面32aによって最先の遊技球Paが受け止められる。これにより、遊技球は、供給通路21、上流樋8a及びタンクレール7に順に整列されて待機(貯留)される。
次に、遊技者による貸球の要求があった場合や、遊技において遊技球の入賞が検出された場合に、払出制御基板11の制御信号に基づいて、モータ40が駆動制御され回転体30を回転軸線O1周りに回転させる。これによって、回転体30は、図8(b)に示すように、図中時計回りに回転し始める。このとき、球受面32aは回転軸線O1を中心とする円弧状に形成されているため、遊技球Paが球受面32aの径によって上下に振動(移動)することなく、回転体30は一定の回転力でスムーズに回転できる。すなわち、遊技球Paは、球受面32a上を一定の場所で転動或いは滑動する。
そして、図8(b)に示すように、球受面32aが遊技球Paを支持した状態で、そのまま回転体30が一方に回転し、図8(c)に示すように、球受面32aの回転方向後端部が、遊技球Paの支持位置(接触位置)に差し掛かると、すなわち、球受凹部33が遊技球Paの支持位置に差し掛かると、遊技球Paは、球受面32の支持が解除されて球受凹部33の規制面33aに接触・支持しながら球受凹部33内部に誘導される。このとき、方向変換通路23には支持壁25が設けられているので、規制面33aに誘導されて流下する遊技球Paは、支持壁25に接触した後、回転体30の回転とともに、支持壁25に沿って下方に流下し球受壁24で受け止められる(図8(d)参照)。このとき、遊技球Paの上側には2番目の遊技球Pbが待機しているので、上述のごとく、規制面33aが離間した状態でも、球圧が支持壁25側に掛かっているため、球こぼれせず安定して静止可能となる。
さらに、図8(e)に示すように、回転体30が一方に回転すると、規制面33aが遊技球Paから離間するとともに、方向変換通路23(球通路20)から下方に退避し、球受凹部33の押出面33bが方向変換通路23に入り込んで遊技球Paを押し出すように球受壁24(長孔26;図7参照)に沿って下流側に送り出される(図8(f)参照)。これにより、払出通路22に払い出された遊技球Paが計数スイッチ50を通過して計数される。このとき、球受凹部33の押出面33bが遊技球Paを押し始める時には規制面33aが球受壁24から下方に退避するよう構成すれば、球受壁24上に障害物(規制面33a)がなくなり、遊技球はスムーズに流下することができる。このように、回転体30が回転することにより、遊技球を球受凹部33で1個ずつ収容して下流側に送り出すことが可能となる。
なお、回転体30の羽根32は、位相ずれ(例えば60度)した状態で回転軸31の軸線O1方向に所定間隔離間した2箇所に形成されているので、遊技球を下流側に送り出すタイミングが交互となる。具体的には、図6に示すように、一方の通路が羽根32の球受面32aで遊技球を支持するとき(図5,図8(a)参照)、他方の通路が球受凹部33で遊技球を支持しており(図6,図8(d)参照)、一方の通路で球受面32aから球受凹部33で収容すると同時に、他方の通路で球受凹部33遊技球を下流側に送り出し、次の遊技球を球受面32aで受け止めることとなる。
本発明では遊技機の一例としてぱちんこ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、雀球遊技機等の払出装置が設けられる遊技機に適用することができる。
本発明の実施形態に係る遊技機の一例を示す背面図。 図1の縦断面図。 本発明の実施形態に係る遊技球払出装置の平面図、正面図及び底面図。 図3の遊技球払出装置の分解斜視図。 図3の拡大A−B−C断面図。 図3の拡大D−B−C断面図。 図3の拡大E−E断面図。 図3の遊技球払出装置に係る作動説明図。 従来の遊技球払出装置の一例を示す説明図。
符号の説明
1 ぱちんこ機(遊技機)
10 払出装置(遊技球払出装置)
20 球通路
20F,20R 通路ケース
20w 区画壁
21 供給通路
21a 供給口
22 払出通路
22a 払出口
23 方向変換通路
24 球受壁
25 支持壁
26 長孔
27 収斂部
30 回転体
31 回転軸
32 羽根
32a 球受面
33 球受凹部
33a 規制面
33b 押出面
40 モータ(回転体駆動源)
50 計数スイッチ
60 仕切部材
61 底板部
62 背板部
63 仕切部
O1 回転軸線
O2 球心
P,P1〜P3,Pa,Pb 遊技球
S 検知位置
T 頂部

Claims (6)

  1. 球通路と、
    その球通路の外側に位置する回転軸線周りで回転可能に配置され、所定個数の遊技球を払い出すために、前記球通路内に回転突入して該球通路を流下する遊技球を受け止める球受面と、その球受面で受け止めた遊技球を収容して該球通路の下流側に送り出す球受凹部とを有する回転体と、
    その回転体を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動源と、を備えた遊技球払出装置であって、
    前記球通路は、前記回転軸線の上方に位置して該球通路を流下する遊技球を受け止める球受壁と、その球受壁で受け止めた遊技球の流れ方向を前記回転体の一方の回転方向が順方向となるように規制するとともに、その球受壁で受け止めた遊技球を支持する支持壁とを有する方向変換通路を含み、
    前記球通路には、前記方向変換通路において前記回転体が通路下流側に送り出した遊技球を前記回転体の回転軸線よりも上方で検知するように計数スイッチが配置されていることを特徴とする遊技球払出装置。
  2. 前記計数スイッチは、前記回転体の軸線方向からみて、前記検知位置における遊技球の流れ方向が前記回転軸線周りの接線方向となるように設けられている請求項1に記載の遊技球払出装置。
  3. 前記方向変換通路は、前記回転体の軸線方向に並ぶ2列で遊技球を導入するとともに、その導入した各遊技球を前記球受壁で受け止めて前記回転体が下流側に送り出す際に1列に収斂する収斂部を有しており、
    前記計数スイッチは、前記方向変換通路の下流端に1個設けられている請求項1又は2に記載の遊技球払出装置。
  4. 前記回転体の回転軸線が、軸線方向からみて、前記球受壁に受け止められつつ前記支持壁に支持された遊技球の球心よりも前記支持壁側に位置するように当該回転体が配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技球払出装置。
  5. 前記回転体の球受凹部は、前記球受面で受け止めた遊技球を収容する際に、該遊技球に接触して内部に誘導する前記一方の回転方向先行側の規制面と、その収容した遊技球を前記球通路の下流側に送り出す際に、前記遊技球に接触して前記方向変換通路の球受壁に沿って押し出す前記一方の回転方向後続側の押出面とを含み、
    前記方向変換通路の球受壁は、前記回転軸線の軸線方向からみて、下流側端部が前記回転体の回転領域を越えるとともに、横方向に直線的に延設されており、前記回転体が一方に回転するとき、前記球受凹部の規制面全体が、前記球受壁の形成領域内で前記方向変換通路の下方へと退避される請求項1ないし4に記載の遊技球払出装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技球払出装置を備えることを特徴とする遊技機。
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