JP2019080885A - 弾球遊技機 - Google Patents

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末廣 義典
Yoshinori Suehiro
義典 末廣
原 徳昭
Tokuaki Hara
徳昭 原
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Abstract

【課題】遊技盤を交換するに要するコストを軽減するとともに、遊技盤の裏側に電動演出装置等を収容するのに十分なスペースが確保されるようにする。【解決手段】筺体40と、遊技盤2と、前面枠70とを備え、筺体40の内側縁に遊技盤2を交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置49,球払出装置55,電源装置54等の交換不要部品を固設し、該筺体40の背板部40aに液晶等の板状の電子表示装置65を固設し、遊技盤2の前面に少なくとも可変入賞口12を配設した遊技領域を形成し、該可変入賞口12の開閉動を司る主制御基板25が収容された封印ボックス24を遊技盤2の下縁より下方に固設し、該封印ボックス24の後方に電子表示装置65の表示を制御する演出制御基板27を設けてなる。【選択図】図4

Description

本発明は、液晶等の電子表示装置を具備したパチンコ遊技機,アレンジボール遊技機,雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
一般にパチンコ遊技機等の弾球遊技機の遊技盤には、球誘導レールによって囲われた遊技領域に多数の釘、始動入賞口、可変入賞口、風車等が突設されているとともに、該遊技盤の中央部に形成された窓孔を通して視認できるようにギミックと称される電動式の演出装置や液晶等の表示装置が設けられ、さらに該表示装置の裏側に該演出装置の作動や該表示装置の表示を制御する演出制御基板を固着している。そして該遊技盤は交換可能に設けられ、例えば下記特許文献1乃至3に示されたパチンコ遊技機では、遊技機本体に遊技盤を着脱可能に固定するためのクランプ等の締着具が設けられ、該締着具を該遊技機の前面側から操作し、遊技盤を交換することで、遊技機がリニューアル(新装)されるようにしている。
特許第5769917号公報 特開2010−22591号公報 特開2011−10777号公報
ところで、上記遊技盤は、盤面に描かれたキャラクタや図柄、および液晶等の表示装置に表示されるキャラクタ等の人気や流行に従い頻繁に交換されるが、例えば上記特許文献3の図160に示されたように、液晶等の表示装置が遊技盤に一体的に設けられ、さらに該表示装置の表示、および、電動演出装置を制御する演出制御基板を該表示装置の裏側に一体的に設けた構造であった。このため、遊技盤を交換する際に、高価で未だ十分に使用し得るにも拘わらず表示装置も遊技盤と同時に交換され廃棄されてしまうといった無駄が生じるとともに、リニューアルに要するコストが高くなるといった問題がある。なお、上記表示装置は、普通は遊技盤と演出制御基板の間に固着されているので、リサイクルしようとしても分解して表示装置のみを取り出すのが容易でないといった問題がある。
また、周知のようにパチンコ遊技機は全体の大きさが幅、奥行きともに一定以下に制限されているが、上記のように表示装置の裏側に演出制御基板を設けていると、該表示装置の前側のスペースが十分でなくなるので、遊技盤の裏側に大型の電動式演出装置等を設け得るような十分なスペースを確保できないという問題もある。
本発明に係る弾球遊技機は上記課題を解決しようとするもので、前面が開放された縦長矩形状の筺体と、該筺体の前面に交換可能なるように装着される遊技盤と、一側縁を前記筺体に軸支することにより開閉可能に設けられる前面枠とを備え、前記筺体の内側縁に前記遊技盤を交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置,球払出装置,電源装置等の交換不要部品を固設し、該筺体の背板部に前記遊技盤を通して視認し得る液晶等の板状の電子表示装置を固設し、前記遊技盤の前面に少なくとも可変入賞口を配設した遊技領域を形成し、該可変入賞口の開閉動を司る主制御基板が収容された封印ボックスを該遊技盤の下縁より下方に固設し、該封印ボックスの後方に前記電子表示装置の表示を制御する演出制御基板を設けてなることを特徴とする。
また、本発明は上記弾球遊技機において、前記遊技盤よりも縦長の箱状であって前面が開口したケース体を形成し、前記遊技盤の背面を覆うように該ケース体を固着し、該ケース体の下縁部前面に前記封印ボックスを配設し、該封印ボックスの後方に前記電子表示装置の表示を制御する演出制御基板を設けてなることを特徴とする。
遊技盤を交換するに際して電子表示装置を容易に再利用できるので、遊技盤交換に要するコストを軽減できる。また、遊技盤の裏側に十分なスペースが確保され、大型の電動式演出装置等を設けることも可能となる。
本発明に係る弾球遊技機の遊技盤の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の遊技盤の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の前面枠および遊技盤を開いた状態の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の縦断面図。 本発明に係る弾球遊技機の筺体の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の筺体の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の筺体に設けられる交換不要部品の分解斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の払出球タンクと球払出装置の斜視図。 本発明に係る弾球遊技機の縦断面図。
次に本発明の実施形態を図面に従い説明する。先ず、遊技盤ユニット1の構成を図1〜図4に従い説明する。遊技盤ユニット1は、合成樹脂により板状に成形した遊技盤2と、該遊技盤2よりも縦長の箱状であって前面が開口したケース体3とを備えていて、該ケース体3の周縁部に形成されたボス孔3aにビスを貫挿することにより該ケース体3が該遊技盤2の背面を覆うように固着される。該遊技盤2は、前面の外周部分に合成樹脂製の遊技球受枠4およびステンレス製の遊技球誘導レール5が固着され、該球受枠4および該レール5の内側の遊技領域に多数の釘6,風車7,入賞口8,通過チャッカー9,始動入賞口10,普通入賞口11,可変入賞口12,アウト球排出口13およびLED電飾装置等が設けられる。なお、該各入賞口に入賞した遊技球は該遊技盤2の裏側に設けられた入賞球集合樋のセンサ(図示せず)によって入賞が検出される。
また、該遊技盤2の中央部に大きな開口14が形成され、該開口14の内周縁に装飾枠体15が設けられる。また、該遊技盤2の裏側に円盤状体16aおよびその両側の動物形体16bからなる電動式の演出装置16が設けられ、該円盤状体16aおよび該動物形体16bはモータの作動によって上下および左右に動くことで開口14中に出没するとともに、該円盤状体16aが回転する状況が該開口14を通して該遊技盤2の前面から遊技者に視認されるようにしている。
また、該遊技盤2の向かって左側縁の上下部に一対の軸受片17a,17bが突設される。
なお、上記の遊技領域における釘6,風車7,入賞口8,通過チャッカー9,始動入賞口10,普通入賞口11,可変入賞口12等の配置、および装飾枠体15,演出装置16等の形状および構造は、遊技機の機種によって様々であるので、図2以下では図示を簡略にする。
また、ケース体3の上縁部の向かって右側に凹部18aが形成され、該凹部18a上に払出球タンク18が載置される。なお該払出球タンク18には、整流樋19が一体に形成され、該整流樋19の下流端に開閉シャッタ20を設けている。このため該払出球タンク18に貯留された遊技球は開閉シャッタ20が開くと整列状態で該整流樋19の下流端から流出し得る。また、ケース体3の背板部の中央に前記開口14と相対する同様の開口21を形成する。また、該ケース体3の下方部3cは幅狭に形成されているとともに、該下方部3cの内容積を大きくできるように後方に段状に拡張されている。そして該下方部3cの両側縁にボス3dが形成される。
また、合成樹脂により横長板状に成形された組付板22が前記ボス3dにビス止され、前記下方部3cの前側部に配置される。該組付板22は、裏面に排出球ガイド板23を固着することにより、上縁部に前記アウト球排出口13と合致する枠状部22aが一体に形成され、該枠状部22aと連なる蛇行状排出路23aが該組付板22の裏面に形成され、該蛇行状排出路23aの下端部23bからアウト球が排出されるようになる。なお、該排出球ガイド板23と隣接するようにセーフ球排出路(図示せず)が形成され、前記始動入賞口10,普通入賞口11,可変入賞口12等の入賞口に入った入賞球も該アウト球と同様に該セーフ球排出路を通って機外に排出されるようになる。
また、該組付板22の前面に合成樹脂製の封印ボックス24がビス止される。該封印ボックス24は前面を透明な合成樹脂板により形成することで内部が透視されるようにし、主制御基板(メイン基板)25を該封印ボックス24内に設けている。該主制御基板25は、前記始動入賞口10等の特定の入賞口に遊技球が入賞するとその入賞信号に応じて所定の確率で前記可変入賞口12を開閉動させるといった制御をするなど、遊技者にとって有利または不利に拘わる重要な制御を司る。従って、該主制御基板25は、予め実装された認証済みの正規のROMが他の不明なROMに交換するなどの不正な改造が行なわれていないかどうかといった検査を常に必要とする。なお、該封印ボックス24の一側縁には封止ピン26が設けられ、該封止ピン26を破壊して該封印ボックス24をいったん開けると、その痕跡が残るようにしている。このためROMが不正に交換されていると、封止ピン26の状況からもこれが容易に判別される。
このように、可変入賞口12の開閉動を司る主制御基板25を収容した封印ボックス24を遊技盤2の下縁より下方に固設したことで、該主制御基板25は前方から視認できるようになる。このため該主制御基板25に不正な改造が行なわれていないかどうかといった検査を後述する前面枠70を開放するだけで容易に行なえるようにする。
また、ケース体3の下方部3c内であって前記封印ボックス24の後方には演出制御基板(サブ基板)27を基板ケース28に容れてビス止めすることにより固着する。なお、該演出制御基板27は後述する電子表示装置65の表示を制御するとともに、前記演出装置16の作動を制御し、さらには遊技盤2に設けられたLED電飾装置の点灯等を制御するなど、この遊技を盛り上げるための演出全般に係る制御をするものである点で前記主制御基板25とは明確に区別される。
このように、遊技盤ユニット1は、主制御基板25を収容する封印ボックス24を遊技盤2の下縁より下方に固設しているとともに、該封印ボックス24の後方に演出制御基板27を設け、該遊技盤2の裏側に演出装置16を設け、該遊技盤2の背面をケース体3によって覆ってなる。そして、リニューアル時に通常は該遊技盤ユニット1ごと遊技盤2を交換し得るようにしている。
次に遊技盤ユニット1を交換可能に組み込む筐体40の構成を図5〜図7に従い説明する。筐体40は遊技場の島台に固設し得るように前面が開口する縦長の矩形状なるように金属板をプレス加工することによりボックス状に成形され、その前面下縁部に幕板41を固設し、後側下縁部には高さ調節可能なるようにネジ脚42を設けている。なお、筐体40の上辺部および下辺部には、釘を打ち込むことが可能な合板等の木片39が設けられ、遊技場の島台に該筐体40を釘によって固定し得るようにしている。
筐体40の向かって左側縁の内面には一対の受金具43a,43bが固着され、該受金具の上面に前記軸受片17a,17bに貫挿し得る支軸44a,44bが突設され、該受金具43a,43bの少し後側には止片45a,45bが固着される。また、該筐体40の右側縁寄りに遊技盤2を押さえるためのクランプ装置46a,46bが設けられる。なお、クランプ装置46bと略々同高さに遊技盤2の下縁部に当接し得るように斜面状に形成されたガイド片47が突設される。また、該筐体40の向かって左側縁の上下部に軸受部材48a,48bが形成される。
また、筐体40内の向かって左側下隅に前側から順に球発射装置49とサブ中継基板50と球貸機中継基板51が固設される。52は球発射装置49を収容するために筐体40内に固設された板金製箱体である。なお、サブ中継基板50には前記演出制御基板27を繋ぐためのコネクタ、および、後述する電子表示装置65を繋ぐためのコネクタが設けられている。
また、筐体40内の向かって右側下隅に前側から順にプラスチック製の透明な封印ボックス53と電源装置54が固設され、該封印ボックス53内に球払出装置55を制御する球払出制御基板56が設けられる。また、該筐体40内の向かって右側奥隅に縦長形状の球払出装置55が固設される。該球払出装置55は、上端面に流入口55aが形成され、該球払出装置55の下端部に前方に伸びるように球払出樋57が形成され、該球払出樋57の下流前端に2つの球出口59a,59bが左右に並んで該筐体40の前面部に露呈するように開口している。また、該球払出装置55の上部に前記開閉シャッタ20を開作動させる係合片55bが固設される。また、該筐体40の上縁奥部に前記払出球タンク18の上面を開放する開口部18cを形成すると共に、該開口部18cの向かって左隣に外部通信用コネクタ60が設けられる。61は筐体40の右側縁上部に固設した電源スイッチおよびヒューズが入った電源ボックスである。62は筐体40の両角部内面に設けられたリード線収納部材である。また、該筐体40の右側縁の上下部に係合片63a,63bが設けられている。また、該係合片63aの直下に斜面状のガイド部材64が設けられている。
そして、筐体40の背板部40aの内面に液晶等の板状の電子表示装置65をビス等の固着手段を用いて固設し、該電子表示装置65の前面を前記開口14,開口21と相対させる。このように筐体40には、球発射装置49,中継基板50,球貸制御基板51,球払出制御基板56,電源装置54,球払出装置55等の交換不要部品を固設するとともに、電子表示装置65を該筐体40の背板部40aに固設する。68は該電子表示装置65の隣で筐体40の背板部40a内面に設けられた電子表示装置65用の中継基板を示す。
なお、このように筐体40の背板部40aに設ける電子表示装置65としては、液晶に限らず、7セグ、ドットマトリックス、有機EL等のパネル状表示装置であればよい。
一方、前面枠70は、図3、図4に示したように、遊技盤2の前面を覆い得る複層ガラスからなる透明板71を保持するものであり、下方部の裏側に打球供給装置72および中継基板ケース73が設けられ、また、該前面枠70の前面に球受皿74が形成され、該前面枠70の向かって右側下部に打球発射操作用ハンドル(図示せず)を突設してなる周知の構造である。該前面枠70は向かって左側縁を前記軸受部材48a,48bに軸支することにより、該前面枠70は前記筐体40の前面に開閉可能に支持される。そして図示しないが該前面枠70に向かって右側縁に施錠装置が設けられ、該施錠装置を施錠することにより、該前面枠70を閉状態に保持できるようにしている。
また、図8に示したように、前記球払出樋57の球出口59a,59bには開閉シャッタが設けられ、該開閉シャッタを作動させるシャッタ作動片66が該球出口59a,59bの下辺部に設けられる。また、該球出口59a,59bと相対するように前面枠70の下方部の裏側に2つの球入口84a,84bが並設され、該球入口84a,84bの下辺部に該前面枠70を閉じたときに該シャッタ作動片66を開作動させる係合部67が形成されている。
前記遊技盤ユニット1は、遊技盤2に設けられた軸受片17a,17bに前記受金具43a,43bの支軸44a,44bを貫挿し、該遊技盤2をクランプ装置46a,46bで押さえることにより筐体40内の定位置に着脱可能に固定され、前面枠70を開状態にすることで該遊技機の前面から該遊技盤ユニット1を容易に交換できるようにしている。このように遊技盤ユニット1を固定したときに、前記整流樋19の下流端が球払出装置55の流入口55aに合致するとともに、係合片55bが開閉シャッタ20に当接して該開閉シャッタ20を開作動させ、払出球タンク18に貯留された遊技球を流入口55aから球払出装置55に流入させる。
また、前面枠70を閉じることにより、球出口59a,59bが球入口84a,84bに合致するとともに、係合部67がシャッタ作動片66を押圧して該球出口59a,59bを開状態にする。このため、球払出装置55から払い出された遊技球が該球入口84a,84bに入り、球受皿74に払い出されるようになる。なお、遊技者が打球発射操作用ハンドルを操作したときに、球受皿74内に溜まっていた遊技球は前記打球供給装置72を通って一個ずつ前記球発射装置49に補給され、該球発射装置49によって前記遊技球誘導レール5に沿って打ち上げられ、遊技盤2前面に前記遊技領域を流下する。
なお、球払出制御基板56が入った封印ボックス53は前記主制御基板25が入った封印ボックス24の隣に並ぶように位置する。このように封印ボックス24と封印ボックス53とを正面視で互いに重なることなく隣接するように配置することで、前面枠70を開けば、主制御基板25だけでなく球払出制御基板56も同時に前面から視認され、該球払出制御基板56についても改造の有無等の検査をすることが容易になる。
なお、この実施形態では、電子表示装置65を前面から視認できるように遊技盤2に開口14を形成したが、遊技盤2の一部または全部を透明な樹脂によって成形した透明なものとした場合には、開口を形成していなくても電子表示装置65を透視できるようになる。
また、図9に示した本発明に係る他の実施形態は、演出制御基板27が入った基板ケース28をケース体3の下方部3cの裏面にビス止めしたものであるが、この実施形態のように演出制御基板27はケース体3の裏側外面に設けてもよい。図9中のその他の構成は図4と同様である。このように配置することで演出制御基板27をケース体3の裏面側から直接保守点検することが容易になる。
これらの実施形態では、遊技盤2の裏面を覆うケース体3を設けたが、遊技盤2は必ずしもこのようなケース体によって覆わなくても、遊技盤2の下縁より下方に封印ボックス24を固設し、該封印ボックス24の後方に演出制御基板27が設けられるようにすればよい。ただし、ケース体3を設けたことによっては、この実施形態で示した遊技盤ユニット1のように、交換の対象が一纏めにユニット化されるので、リニューアル作業をより簡単に短時間でできるようにする利点がある。
また、前記払出球タンク18は、必ずしも実施形態に示したように遊技盤ユニット1に設けなくても筐体40に設けるようにしてもよい。
なお、電子表示装置65は、必ずしも筐体40の背板部40aの内面に固設しなくてもよく、例えば背板部40aに開口を形成し、該背板部40aの裏側に電子表示装置65を固設し、該開口を通して電子表示装置65が見られるようにしてもよい。ちなみに、筐体40を実施形態に示したようにボックス形に形成することによっては、該筐体40の強度が増し、比較的薄手の金属板により成形しても頑強に製作し得る利点がある。
このように本発明に係る弾球遊技機は、遊技場の島台に固設される筐体40の内側縁に遊技盤2を交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置49,球払出装置55,電源装置54等の交換不要部品を固設し、該筐体40の背板部40aに遊技盤2を通して視認し得る液晶等の板状の電子表示装置65を固設したので、リニューアルのために遊技盤2を交換するに際しても、これらの交換不要部品および電子表示装置65は再利用される。このため遊技機をリニューアルするために要するコストが大幅に軽減される。
また、このように電子表示装置65を筐体40の背板部40aに設けたことで、電子表示装置65が従来のように遊技盤2に設けていたものと比較して遊技機の奥方に位置するようになるので、遊技者からすると電子表示装置65を距離を離して見られ、そのために、広い奥行空間が感じられ、該電子表示装置65に表示される様々な画像がより望ましく効果的に見られるようになる。
また、筐体40に上記のような交換不要部品や電子表示装置65の重量が負担されるようになるので、従来の弾球遊技機のようにこれらの重量物を頑強な軸支部により回転可能に軸支する必要がなくなり、頑強な軸支部等を構成するために要していた遊技機の製造コストも軽減される。
さらには、主制御基板25が収容された封印ボックス24を遊技盤2の下縁より下方に固設したことで、前面枠70を開けるだけで該主制御基板25の検査が容易にできるようになるとともに、該封印ボックス24の後方に電子表示装置65の表示を制御する演出制御基板27を設けたことで、従来の主制御基板25や演出制御基板27の厚さに相当する分だけ該電子表示装置65と遊技盤2の裏面との間隔が広くなる。このため、このスペースに大型の演出装置、或いはキャラクタ等が広範囲に動く演出装置等を設けることが可能となり、遊技機をいっそう魅力的で娯楽性の高いものにすることができる。
1…遊技盤ユニット、 2…遊技盤、 3…ケース体、 3a…ボス孔、 3c…下方部、 3d…ボス、 4…遊技球受枠、 5…遊技球誘導レール、 6…釘、 7…風車、 8…入賞口、 9…通過チャッカー、 10…始動入賞口、 11…普通入賞口、 12…可変入賞口、 13…アウト球排出口、 14…開口、 15…装飾枠体、 16…演出装置、 16a…円盤状体、 16b…動物形体、 17a,17b…軸受片、 18…払出球タンク、 18a…凹部、 18c…開口部、 19…整流樋、 20…開閉シャッタ、 21…開口、 22…組付板、 22a…枠状部、 23…ガイド板、 23a…蛇行状排出路、 23b…下端部、 24…封印ボックス、 25…主制御基板、 26…封止ピン、 27…演出制御基板、 28…基板ケース、 39…木片、 40…筺体、 40a…背板部、 41…幕板、 42…ネジ脚、 43a,43b…受金具、 44a,44b…支軸、 45a,45b…止片、 46a,46b…クランプ装置、 47…ガイド片、 48a,48b…軸受部材、 49…球発射装置、 50…サブ中継基板、 51…球貸機中継基板、 52…板金製箱体、 53…封印ボックス、 54…電源装置、 55…球払出装置、 55a…流入口、 55b…係合片、 56…球払出制御基板、 57…球払出樋、 59a,59b…球出口、 60…外部通信用コネクタ、 61…電源ボックス、 62…リード線収納部材、 63a,63b…係合片、 64…ガイド部材、 65…電子表示装置、 66…シャッタ作動片、 67…係合部、 68…中継基板、 70…前面枠、 71…透明板、 72…打球供給装置、 73…中継基板ケース、 74…球受皿、 84a,84b…球入口

Claims (2)

  1. 前面が開放された縦長矩形状の筺体と、該筺体の前面に交換可能なるように装着される遊技盤と、一側縁を前記筺体に軸支することにより開閉可能に設けられる前面枠とを備え、前記筺体の内側縁に前記遊技盤を交換する際にも同時に交換する必要がない球発射装置,球払出装置,電源装置等の交換不要部品を固設し、該筺体の背板部に前記遊技盤を通して視認し得る液晶等の板状の電子表示装置を固設し、前記遊技盤の前面に少なくとも可変入賞口を配設した遊技領域を形成し、該可変入賞口の開閉動を司る主制御基板が収容された封印ボックスを該遊技盤の下縁より下方に固設し、該封印ボックスの後方に前記電子表示装置の表示を制御する演出制御基板を設けてなることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技盤よりも縦長の箱状であって前面が開口したケース体を形成し、前記遊技盤の背面を覆うように該ケース体を固着し、該ケース体の下縁部前面に前記封印ボックスを配設し、該封印ボックスの後方に前記電子表示装置の表示を制御する演出制御基板を設けてなることを特徴とした請求項1に記載した弾球遊技機。
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