JP2017126664A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を向上できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係る半導体装置の製造方法は、第1工程と、第2工程と、第3工程と、を含む。第1工程では、ゲート電極の上に設けられ、第1絶縁層と、前記第1絶縁層と組成が異なる第2絶縁層と、が交互に第1方向に積層された積層体に対して、第1位置に第1深さの第1開口を形成し、第2位置に前記第1深さの第2開口を形成する。第2工程では、前記第2位置に前記第1深さよりも深い第2深さの前記第2開口を形成し、第3位置に第3深さの第3開口を形成する。第3工程では、前記第1開口、前記第2開口、および前記第3開口の内部に金属材料を配する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置を製造する際に、絶縁層に互いに深さの異なる複数の開口を形成し、それらの開口の内部に金属材料を配する場合がある。このような半導体装置の製造方法は、生産性が高いことが望まれる。
特開2009−253126号公報
本発明が解決しようとする課題は、生産性を向上できる半導体装置の製造方法を提供することである。
実施形態に係る半導体装置の製造方法は、第1工程と、第2工程と、第3工程と、を含む。
第1工程では、ゲート電極の上に設けられ、第1絶縁層と、前記第1絶縁層と組成が異なる第2絶縁層と、が交互に第1方向に積層された積層体に対して、第1位置に第1深さの第1開口を形成し、第2位置に前記第1深さの第2開口を形成する。
第2工程では、第2位置に前記第1深さよりも深い第2深さの前記第2開口を形成し、第3位置に第3深さの第3開口を形成する。
第3工程では、前記第1開口、前記第2開口、および前記第3開口の内部に金属材料を配する。
実施形態に係る半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の一例を表す断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 参考例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 参考例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 実施形態の変形例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。 実施形態の変形例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
各実施形態の説明には、XYZ直交座標系を用いる。絶縁層31と絶縁層32とが積層されている方向をZ方向(第1方向)とし、Z方向に対して垂直な方向であって相互に直交する2方向をX方向(第2方向)およびY方向とする。
図1は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の一例を表す断面図である。
半導体装置100は、例えば、横型のHEMT(High Electron Mobility Transistor)である。
図1に表すように、半導体装置100は、基板1、バッファ層2、チャネル層3、バリア層4、絶縁層21、絶縁層22、ゲート電極23、フィールドプレート電極24、絶縁層31(第1絶縁層)、絶縁層32(第2絶縁層)、ソース電極41、ドレイン電極42、絶縁層50、ソースパッド51、およびドレインパッド52を有する。
バッファ層2は、基板1の主面Sの上に設けられている。バッファ層2は、基板1とチャネル層3との間の格子不整合を緩和するために設けられている。
チャネル層3は、バッファ層2の上に設けられている。
バリア層4は、チャネル層3の上に設けられている。バリア層4のバンドギャップは、チャネル層3のバンドギャップよりも大きい。チャネル層3とバリア層4とはヘテロ接合界面を形成し、このヘテロ接合界面に二次元電子ガスが発生する。
ソース電極41とドレイン電極42は、バリア層4の上に互いに離間して設けられている。ソース電極41およびドレイン電極42は、バリア層4にオーミック接触している。
絶縁層21は、バリア層4の上であって、ソース電極41とドレイン電極42との間に設けられている。ゲート電極23は、絶縁層21の上に、ソース電極41およびドレイン電極42と離間して設けられている。
絶縁層22は、絶縁層21の上に設けられ、ゲート電極23を覆っている。
フィールドプレート電極(以下、FP電極という)24は、絶縁層22の上に設けられ、ドレイン電極42に向かって延びている。FP電極24の一部は、絶縁層22を貫通し、ゲート電極23に接している。ゲート電極23とFP電極24は、電気的に接続されている。FP電極24を設けることで、ゲート電極23のX方向の端部近傍における電界集中を抑制することができる。
絶縁層31および32は、ソース電極41とドレイン電極42との間であって、絶縁層22、ゲート電極23、およびFP電極24の上に設けられている。絶縁層31と絶縁層32とは、Z方向において交互に設けられ、積層体LSを構成している。
それぞれの絶縁層31の厚みは、互いに異なっていても良いし、同じでも良い。同様に、それぞれの絶縁層32の厚みは、互いに異なっていても良いし、同じでも良い。また、絶縁層31の厚みと絶縁層32の厚みとは、互いに異なっていても良いし、同じでも良い。
絶縁層31および32の層数は任意であり、図1に表す例に限られず適宜変更可能である。また、積層体LSの下端および上端には、絶縁層31および32のいずれが設けられていてもよい。すなわち、図1に表す例と異なり、積層体LSの下端に絶縁層32が設けら、積層体LSの上端に絶縁層31が設けられていても良い。
ソース電極41は、積層体LS中に設けられた第1部分411、第2部分412、および第3部分413を有する。第1部分411〜第3部分413は、それぞれのZ方向における長さが互いに異なる。具体的には、Z方向において、第1部分411の長さは、第2部分412の長さよりも短く、第3部分413の長さよりも長い。また、第1部分411〜第3部分413のそれぞれのX方向における位置は、ゲート電極23のX方向における位置と、ドレイン電極42のX方向における位置との間にある。すなわち、半導体装置100を平面視した場合、第1部分411〜第3部分413は、X方向においてゲート電極23とドレイン電極42との間に位置するように、設けられている。
第1部分411〜第3部分413は、FP電極24のX方向の端部よりも上方に設けられている。また、第1部分411〜第3部分413は、X方向に向かうほど、それぞれの深さが浅くなるように並べられている。従って、第1部分411とゲート電極23との間のX方向における距離は、第2部分412とゲート電極23との間のX方向における距離よりも長く、第3部分413とゲート電極23との間のX方向における距離よりも短い。
このような構成を採用することで、FP電極24のX方向における端部近傍における電界集中を抑制することができる。すなわち、第1部分411〜第3部分413は、フィールドプレート電極として機能する。
絶縁層50は、ソース電極41と、ドレイン電極42と、これらの電極の間に位置する積層体LSの上面と、を覆っている。ソースパッド51は、ソース電極41の上に設けられ、ソース電極41と電気的に接続されている。ドレインパッド52は、ドレイン電極42および絶縁層50の上に設けられ、ドレイン電極42と電気的に接続されている。
ここで、半導体装置100が有する各構成要素の材料の一例について説明する。
基板1は、シリコン、炭化珪素、またはサファイア(Al)を含む。
バッファ層2は、複数の窒化アルミニウムガリウム層(AlGa1−WN(0<W<1))が積層された構造を有する。
チャネル層3は、アンドープのAlGa1−XN(0≦X<1)を含む。
バリア層4は、アンドープのAlGa1−YN(0<Y≦1、X<Y)を含む。
ゲート電極23、FP電極24、ソース電極41、およびドレイン電極42は、アルミニウム、ニッケル、銅、チタンなどの金属を含む。
絶縁層21、22、および50は、窒化シリコンなどの絶縁材料を含む。
絶縁層31および32は、酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコンなどの絶縁材料を含む。
ソースパッド51およびドレインパッド52は、金などの金属を含む。
なお、ここでは、アンドープとは、不純物が意図的に導入されていないことを意味している。
ここで、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を、半導体装置100の製造工程に適用した場合の一例について、図2〜図4を用いて説明する。
図2〜図4は、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
まず、基板1上に、バッファ層2、チャネル層3、およびバリア層4を順にエピタキシャル成長させる。次に、バリア層4を覆う絶縁層21を形成する。続いて、バリア層4の一部の上にゲート電極23を形成する。続いて、図2(a)に表すように、ゲート電極23を覆う絶縁層22を形成する。
次に、絶縁層22に開口を形成してゲート電極23の上面の一部を露出させ、絶縁層22の上にゲート電極23に接するFP電極24を形成する。続いて、絶縁層31および32を、絶縁層22およびFP電極24の上に交互に形成する。この工程により、複数の絶縁層31および複数の絶縁層32を有する積層体LSが形成される。続いて、積層体LSの上にフォトレジストを設け、フォトリソグラフィを行うことで、図2(b)に表すように、マスクM1を形成する。マスクM1は、第1部分411が設けられる位置(第1位置)に開口OP4を有し、第2部分412が設けられる位置(第2位置)に開口OP5を有する。開口OP4と開口OP5とは、互いに離間している。
次に、マスクM1を用いて、積層体LSの一部をエッチングすることで、図3(a)に表すように、積層体LSに第1開口OP1および第2開口OP2を形成する。第1開口OP1は第1位置に形成され、第2開口OP2は第2位置に形成される。また、第1開口OP1および第2開口OP2は、第1深さD1を有する。図3(a)に表す例では、第1深さD1は、1つの絶縁層31の厚みと1つの絶縁層32の厚みとの計と等しい。
次に、マスクM1を除去する。続いて、積層体LSの上に再度フォトレジストを設け、フォトリソグラフィを行うことで、図3(b)に表すように、マスクM2を形成する。マスクM2は、第2位置に開口OP6を有し、第3部分413が設けられる位置(第3位置)に開口OP7を有する。
次に、マスクM2を用いて、図4(a)に表すように積層体LSの一部をエッチングする。この工程により、第2開口OP2の深さは、第1深さD1よりも深い、第2深さD2となる。また、第3位置に、第1深さD1および第2深さD2と異なる第3深さD3を有する第3開口OP3が形成される。続いて、マスクM2を除去する。
以上の工程により、積層体LSに、互いに深さの異なる第1開口OP1〜第3開口OP3が形成される。
次に、積層体LSの一部を除去し、ソース電極41およびドレイン電極42を設けるための開口を形成する。この工程により、バリア層4の一部が露出する。続いて、第1開口OP1〜第3開口OP3の内部、およびソース電極41およびドレイン電極42を形成するための開口の内部に金属材料を配し、金属層を形成する。この金属層をパターニングすることで、図4(b)に表すように、第1部分411〜第3部分413を有するソース電極41と、ドレイン電極42と、が形成される。
次に、ソース電極41の一部およびドレイン電極42の一部を覆う絶縁層50を形成する。その後、ソース電極41の上にソースパッド51を形成し、ドレイン電極42の上にドレインパッド52を形成することで、半導体装置100が得られる。
なお、上述した製造工程において、半導体層および絶縁層の形成には、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、スパッタ法、蒸着法などを用いることができる。金属層の形成には、上述した方法に加え、電界めっき法を用いることも可能である。
また、それぞれの層のエッチングには、RIE(Reactive Ion Etching)法を用いることができる。
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法の効果について説明する。
3つの互いに異なる深さの開口を形成する場合、典型的には、それぞれの開口を形成するために、1つずつマスクを用意する方法が考えられる。この方法を用いる場合、3つの互いに異なる深さの開口を形成するためには、3つのマスクが必要となる。
これに対して、本実施形態に係る半導体装置の製造方法では、第1位置および第2位置に第1深さD1の第1開口OP1および第2開口OP2を形成した後、第2位置および第3位置をエッチングすることで、第2位置に第2深さD2の第2開口OP2を形成し、第3位置に第3深さD3の第3開口OP3を形成する。この方法によれば、3つの互いに異なる深さの開口を、2つのマスクM1およびM2で形成することが可能となる。すなわち、従来の半導体装置の製造方法に対して必要なマスク数を減らし、工程数を削減することが可能となる。
また、第1開口OP1〜第3開口OP3が形成される積層体LSは、交互に積層された絶縁層31および32を有する。それぞれの開口を形成する際に、RIE法を用い、絶縁層31および32のそれぞれに対する選択性(エッチングレートの差)を利用することで、第1開口OP1〜第3開口OP3を形成する際の深さのばらつきを低減することができる。
例えば、絶縁層31が酸化シリコンを含み、絶縁層32が窒化シリコンを含む場合について考える。この場合、酸化シリコンを含む絶縁層に対しては、C、C、Cなどを含むガスを用いたRIE法を用い、窒化シリコンを含む絶縁層に対しては、CH、CHF、CFなどを含むガスを用いたRIE法を用いるにより、一方の絶縁層を他方の絶縁層に対して選択的にエッチングすることが可能となる。
絶縁層31と32が同じ絶縁材料を含む場合であっても、絶縁層31に含まれる絶縁材料の組成を、絶縁層32に含まれる絶縁材料の組成と異ならせることで、一方の絶縁層を他方の絶縁層に対して選択的にエッチングすることが可能となる。ただし、エッチングの選択性を高めるためには、絶縁層31に含まれる絶縁材料と、絶縁層32に含まれる絶縁材料と、が異なることが望ましい。
以上の通り、本実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、マスク数を減らして工程数を削減し、かつ、各開口の深さのばらつきを低減して歩留まりを向上させることで、生産性を向上させることが可能となる。
また、第1位置〜第3位置は互いに離間しており、第1開口OP1〜第3開口OP3が互いに離間して形成されることが望ましい。この点について、具体的に、図5および図6を参照して説明する。
図5および図6は、参考例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
参考例に係る半導体装置の製造方法では、まず、図5(a)に表すように、マスクM1を用いて積層体LSをエッチングすることで、互いに隣接する第1位置および第2位置に、第1深さD1を有する1つの開口を形成する。次に、図5(b)に表すように、マスクM2を用いて積層体LSをエッチングすることで、第2位置に第2深さD2の開口を形成し、第3位置に第3深さD3の開口が形成する。その後、マスクM2を除去することで、各部の深さが異なる1つの開口が形成される。このような方法を半導体装置100の製造方法に適用した場合でも、FP電極として機能する部分を含むソース電極41を形成することが可能である。
しかし、この場合、例えばマスクM2の開口の幅W2および幅W3が狭くなると、図6(a)に表すように、図5(b)に表す例に対して第1深さD1の部分の幅W1が広く、第2深さD2の部分の幅W2および第3深さD3の部分の幅W3が狭くなる。一方、幅W2および幅W3が広くなると、図6(b)に表すように、図5(b)に表す例に対して第1深さD1の部分の幅W1が狭くなる。
すなわち、マスクM2の開口の位置や寸法のばらつきによって、幅W1〜幅W3が全て影響を受けるため、幅W1〜W3のばらつきが大きくなる。
幅W1〜幅W3が変動すると、FP電極24のX方向の端部近傍における電界強度が変動し、半導体装置の耐圧が低下する場合がある。
これに対して、本実施形態によれば、第1位置〜第3位置が互いに離間し、第1開口OP1〜第3開口OP3が互いに離間して形成される。このため、例えばマスクM2が有する開口OP6やOP7の位置や幅にばらつきが生じた場合であっても、第1開口OP1の幅は影響を受けない。すなわち、本実施形態によれば、互いに離間した位置に開口を形成することで、各マスクが有する開口の位置や寸法にばらつきが生じた場合でも、第1開口OP1〜第3開口OP3のそれぞれの深さや幅の変動を抑制することが可能となる。
(変形例)
図7および図8は、実施形態の変形例に係る半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
図2〜図4に表す製造方法では、まず、第1部分411および第2部分412が設けられる位置に開口を形成した。この方法に代えて、まず、第2部分412および第3部分413が設けられる位置に開口を形成してもよい。
具体的には、まず、図2(a)および図2(b)に表す工程と同様の工程を実行し、図7(a)に表すように、積層体LSの上に、開口OP4およびOP5を有するマスクM1を形成する。開口OP4は、第2部分412が設けられる位置(第2位置)に形成され、開口OP5は、第3部分413が設けられる位置(第1位置)に形成される。
次に、マスクM1を用いて、積層体LSの一部をエッチングすることで、図7(b)に表すように、積層体LSに第1開口OP1および第2開口OP2を形成する。第1開口OP1は第1位置に形成され、第2開口OP2は第2位置に形成される。また、第1開口OP1および第2開口OP2は、第1深さD1を有する。図7(b)に表す例では、第1深さD1は、1つの絶縁層32の厚みと等しい。
次に、マスクM1を除去し、図8(a)に表すように、マスクM2を形成する。マスクM2は、第2位置に開口OP6を有し、第1部分411が設けられる位置(第3位置)に開口OP7を有する。続いて、マスクM2を用いて、図8(b)に表すように積層体LSの一部をエッチングする。この工程により、第2開口OP2の深さは、第1深さD1よりも深い、第2深さD2となる。また、第3位置に、第1深さD1および第2深さD2と異なる第3深さD3を有する第3開口OP3が形成される。続いて、マスクM2を除去する。
以上の工程により、実施形態に係る半導体装置の製造方法と同様に、積層体LSに、互いに深さの異なる第1開口OP1〜第3開口OP3が形成される。
その後、ソース電極41、ドレイン電極42、絶縁層50、ソースパッド51、およびドレインパッド52を形成することで、半導体装置100が得られる。
本変形例によっても、実施形態と同様に、工程数を削減し、かつ歩留まりを向上させることで、生産性を向上させることが可能である。
なお、上述した例では、電流がソース電極41からドレイン電極42に向けて半導体層の面内方向に流れる、横型の半導体装置に対して実施形態に係る製造方法を適用した場合について説明した。しかし、実施形態に係る製造方法は、これに限らず、電流が半導体層の面内方向に対して垂直方向に流れる、縦型の半導体装置に対して実施形態に係る製造方法を適用することも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態に含まれる、例えば、絶縁層31、絶縁層32、マスクM1、マスクM2などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の技術から適宜選択することが可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
100…半導体装置 1…基板 2…バッファ層 3…チャネル層 4…バリア層 23…ゲート電極 24…フィールドプレート電極 31…絶縁層 32…絶縁層 41…ソース電極 42…ドレイン電極 51…ソースパッド 52…ドレインパッド LS…積層体 M1、M2…マスク

Claims (6)

  1. ゲート電極の上に設けられ、第1絶縁層と、前記第1絶縁層と組成が異なる第2絶縁層と、が交互に第1方向に積層された積層体に対して、第1位置に第1深さの第1開口を形成し、第2位置に前記第1深さの第2開口を形成する工程と、
    前記第2位置に前記第1深さよりも深い第2深さの前記第2開口を形成し、第3位置に第3深さの第3開口を形成する工程と、
    前記第1開口、前記第2開口、および前記第3開口の内部に金属材料を配する工程と、
    を備えた半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1位置および前記第2位置を形成する工程において、前記第1開口および前記第2開口を形成することで前記第1深さに位置する前記第2絶縁層を露出させ、
    前記第2位置および前記第3位置を形成する工程において、前記第2開口を形成することで前記第2深さに位置する前記第1絶縁層を露出させ、前記第3開口を形成することで前記第3深さに位置する前記第1絶縁層を露出させる請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1深さは、前記第2深さより浅く、前記第3深さより深い請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1位置および前記第2位置を形成する工程において、前記第1開口および前記第2開口を形成することで前記第1深さに位置する前記第1絶縁層を露出させ、
    前記第2位置および前記第3位置を形成する工程において、前記第2開口を形成することで前記第2深さに位置する前記第1絶縁層を露出させ、前記第3開口を形成することで前記第3深さに位置する前記第2絶縁層を露出させる請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1深さは、前記第2深さより浅く、前記第3深さより浅い請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1位置、前記第2位置、および前記第3位置は、互いに離間している請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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