JP2017126634A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017126634A
JP2017126634A JP2016004284A JP2016004284A JP2017126634A JP 2017126634 A JP2017126634 A JP 2017126634A JP 2016004284 A JP2016004284 A JP 2016004284A JP 2016004284 A JP2016004284 A JP 2016004284A JP 2017126634 A JP2017126634 A JP 2017126634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
terminal electrode
winding
wires
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016004284A
Other languages
English (en)
Inventor
信雄 ▲高▼木
信雄 ▲高▼木
Nobuo Takagi
大井 康裕
Yasuhiro Oi
康裕 大井
祐 御子神
Yu Mikogami
祐 御子神
せつ 土田
Setsu Tsuchida
せつ 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2016004284A priority Critical patent/JP2017126634A/ja
Priority to US15/401,504 priority patent/US10366823B2/en
Priority to CN201710026201.2A priority patent/CN106971825B/zh
Publication of JP2017126634A publication Critical patent/JP2017126634A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2823Wires
    • H01F27/2828Construction of conductive connections, of leads
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/263Fastening parts of the core together
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2823Wires
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits

Abstract

【課題】ワイヤの引き出し部における絶縁耐圧が改善されたコイル部品を提供する。
【解決手段】巻芯部21に巻回され、一端が端子電極E2に接続され、他端が端子電極E6に接続されたコイルC2と、巻芯部21に巻回され、一端が端子電極E3に接続され、他端が端子電極E4に接続されたコイルC4とを備える。コイルC2,C4は、巻芯部21において規則的に巻回された巻回部Caと、巻回部Caと鍔部22との間に位置する第1の引き出し部Cbと、巻回部Caと鍔部23との間に位置する第2の引き出し部Ccとを含む。コイルC2,C4は、第1の引き出し部Cbにおいて交差し、コイルC2は2本のワイヤW3,W4によって構成されている。ワイヤの交差部分における電界強度が緩和されることから、引き出し部における絶縁耐圧が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明はコイル部品に関し、特に、ドラム型コアを用いたコイル部品に関する。
近年、スマートフォンなどの情報端末に用いられる電子部品に対しては、小型化及び低背化が強く求められている。このため、パルストランスなどのコイル部品についても、トロイダル型コアではなく、ドラム型コアを用いた表面実装型のコイル部品が数多く使用されている。例えば、特許文献1にはドラム型コアを用いた表面実装型のパルストランスが開示されている。
特許文献1に記載されたパルストランスは、1次側コイルを構成する2本のワイヤ及び2次側コイルを構成する2本のワイヤを備えており、1次側コイルを構成するワイヤの1本と2次側コイルを構成するワイヤの1本が右回り(時計回り)に巻回され、1次側コイルを構成するワイヤの残りの1本と2次側コイルを構成するワイヤの残りの1本が左回り(反時計回り)に巻回されている。このため、1次側コイルを構成するワイヤと2次側コイルを構成するワイヤは、ドラム型コアの巻芯部において複数回に亘って交差することになる。
特開2015−65272号公報
パルストランスにおいては、1次側コイルと2次側コイルを確実に絶縁する必要があるが、巻芯部上においてはワイヤが規則的に巻回されているため、1次側コイルと2次側コイルが複数回交差しても、両者間に強い電界が生じることはない。一方、ワイヤの端部は、端子電極に接続するために巻芯部から鍔部へと引き出され、引き出し部において1次側コイルを構成するワイヤと2次側コイルを構成するワイヤが交差することがある。引き出し部において1次側コイルを構成するワイヤと2次側コイルを構成するワイヤが交差すると、交差部分において強い電界がかかることがあり、この部分において絶縁耐圧が不足することがあった。特に、ワイヤが端子電極に熱圧着される場合、圧着時の熱がワイヤの引き出し部に伝導することで絶縁被覆が劣化することがあり、これによって交差部分の絶縁耐圧が低下することがあった。
したがって、本発明は、ワイヤの引き出し部における絶縁耐圧が改善されたコイル部品を提供することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、巻芯部と、前記巻芯部の軸方向における一端に設けられた第1の鍔部と、前記巻芯部の前記軸方向における他端に設けられた第2の鍔部とを含むドラム型コアと、前記第1の鍔部に設けられた第1及び第2の端子電極と、前記第2の鍔部に設けられた第3及び第4の端子電極と、前記巻芯部に巻回され、一端が前記第1の端子電極に接続され、他端が前記第3の端子電極に接続された第1のコイルと、前記巻芯部に巻回され、一端が前記第2の端子電極に接続され、他端が前記第4の端子電極に接続された第2のコイルと、を備え、前記第1及び第2のコイルは、前記巻芯部において規則的に巻回された巻回部と、前記巻回部と前記第1の鍔部との間に位置する第1の引き出し部と、前記巻回部と前記第2の鍔部との間に位置する第2の引き出し部とを含み、前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第1の引き出し部において交差し、前記第1のコイルは、少なくとも2本のワイヤによって構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1のコイルが少なくとも2本のワイヤによって構成されていることから、第1の引き出し部において第1のコイルと第2のコイルが交差するものの、交差部分における電界強度が緩和される。これにより、引き出し部における絶縁耐圧を向上させることができる。
この場合、前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに逆であっても構わない。また、前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第2の引き出し部において交差しなくても構わない。
本発明によるコイル部品は、前記巻芯部に巻回された第3及び第4のコイルをさらに備え、前記第3及び第4のコイルは、前記巻芯部において規則的に巻回された巻回部と、前記巻回部と前記第1の鍔部との間に位置する第1の引き出し部と、前記巻回部と前記第2の鍔部との間に位置する第2の引き出し部とを含み、前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第2の引き出し部において交差し、前記第3のコイルは、少なくとも2本のワイヤによって構成されていることが好ましい。これによれば、第3のコイルが少なくとも2本のワイヤによって構成されていることから、第2の引き出し部において第3のコイルと第4のコイルが交差するものの、交差部分における電界強度が緩和される。
この場合、前記第1のコイルと前記第4のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに同じであり、前記第2のコイルと前記第3のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに同じであり、前記第1及び第4のコイルと前記第2及び第3のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに逆であっても構わない。また、前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第1の引き出し部において交差しなくても構わない。
本発明において、前記第1の引き出し部の前記軸方向における距離は、前記第2の引き出し部の前記軸方向における距離よりも広くても構わない。この場合、前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第1の引き出し部において前記第1のコイルが前記巻芯部上において前記第2のコイルを覆うように交差し、前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第2の引き出し部において前記第4のコイルが前記巻芯部上において前記第3のコイルを覆うように交差することが好ましい。これによれば、ワイヤの交差部分における物理的ストレスを緩和することができる。
本発明によるコイル部品は、前記第1の鍔部に設けられた第5の端子電極と、前記第2の鍔部に設けられた第6の端子電極とをさらに備え、前記第3のコイルの一端は、前記第5の端子電極に接続され、前記第3のコイルの他端は、前記第3の端子電極に接続され、前記第4のコイルの一端は、前記第2の端子電極に接続され、前記第4のコイルの他端は、前記第6の端子電極に接続されていることが好ましい。これによれば、6端子型のパルストランスとして用いることができる。
本発明によるコイル部品は、前記第1の鍔部に設けられた第5及び第6の端子電極と、前記第2の鍔部に設けられた第7及び第8の端子電極とをさらに備え、前記第3のコイルの一端は、前記第5の端子電極に接続され、前記第3のコイルの他端は、前記第7の端子電極に接続され、前記第4のコイルの一端は、前記第6の端子電極に接続され、前記第4のコイルの他端は、前記第8の端子電極に接続されているもまた好ましい。これによれば、8端子型のパルストランスとして用いることができる。
本発明によれば、ワイヤの引き出し部における絶縁耐圧が改善されたコイル部品を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品10Aの外観構造を示す略斜視図である。 図2は、コイル部品10Aをz方向から見た平面図である。 図3は、コイル部品10Aの等価回路図である。 図4はワイヤW1〜W6の交差部分の拡大図であり、(a)は第1の引き出し部Cbにおける交差部分を示し、(b)は第2の引き出し部Ccにおける交差部分を示している。 図5は、PoE回路を示す回路図である。 図6は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品10Bの外観構造を示す略斜視図である。 図7は、コイル部品10Bをz方向から見た平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品10Aの外観構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるコイル部品10Aは表面実装型のパルストランスであり、図1に示すように、ドラム型コア20と、ドラム型コア20に接着された板状コア30と、ドラム型コア20の巻芯部21に巻回された6本のワイヤW1〜W6とを備えている。但し、本発明によるコイル部品がパルストランスに限定されるものではなく、バルントランスや昇圧トランスなどの他のトランス部品であっても構わないし、コモンモードチョークコイルなどのフィルタ部品であっても構わない。
ドラム型コア20及び板状コア30は、比較的透磁率の高い磁性材料、例えばNi−Zn系フェライトや、Mn−Zn系フェライトの焼結体によって構成されている。なお、Mn−Zn系フェライトなどの透磁率の高い磁性材料は、固有抵抗が低く導電性を有しているのが通常である。
ドラム型コア20は、y方向を軸方向とする棒状の巻芯部21と、巻芯部21のy方向における両端に設けられた第1及び第2の鍔部22,23とを備え、これらが一体化された構造を有している。鍔部22は、巻芯部21に接続される内側面22iと、内側面22iの反対側に位置する外側面22oと、巻芯部21の軸方向と平行な底面22bと、底面22bの反対側に位置する上面22tとを有する。同様に、鍔部23は、巻芯部21に接続される内側面23iと、内側面23iの反対側に位置する外側面23oと、巻芯部21の軸方向と平行な底面23bと、底面23bの反対側に位置する上面23tとを有する。内側面22i,23i及び外側面22o,23oはxz平面を構成し、底面22b,23b及び上面22t,23tはxy平面を構成する。
コイル部品10Aは、実使用時においてプリント基板上に表面実装される部品であり、鍔部22,23の底面22b,23bを基板に対向させた状態で実装される。鍔部22,23の上面22t,23tには、板状コア30が接着剤により固着されている。このような構造により、ドラム型コア20と板状コア30によって閉磁路が構成される。
図1に示すように、鍔部22の底面22b及び外側面22oには3つの端子電極E1〜E3がy方向にこの順に設けられ、鍔部23の底面23b及び外側面23oには3つの端子電極E4〜E6がy方向にこの順に設けられる。端子電極E1〜E6はいずれもL字型の端子金具からなり、接着剤を介して鍔部22又は23に接着されている。L字型の端子金具を用いることにより、ペースト状の金属を焼き付けることによって端子電極E1〜E6を形成する場合と比べて製造コストを低減することが可能となる。
本実施形態においては、端子電極E1と端子電極E2のx方向における距離よりも、端子電極E2と端子電極E3のx方向における距離の方が長い。同様に、端子電極E4と端子電極E5のx方向における距離よりも、端子電極E5と端子電極E6のx方向における距離の方が長い。これは、鍔部22,23において1次側と2次側の絶縁耐圧を確保するためである。
巻芯部21には6本のワイヤW1〜W6が巻回されている。ワイヤW1,W2の一端はいずれも端子電極E1に接続され、ワイヤW1,W2の他端はいずれも端子電極E6に接続される。これにより、2本のワイヤW1,W2は、1つのコイルC1を構成する。また、ワイヤW3,W4の一端はいずれも端子電極E2に接続され、ワイヤW3,W4の他端はいずれも端子電極E6に接続される。これにより、2本のワイヤW3,W4は、1つのコイルC2を構成する。さらに、ワイヤW5,W6の一端はいずれも端子電極E3に接続され、ワイヤW5,W6の他端はそれぞれ端子電極E5,E4に接続される。これにより、ワイヤW5,W6は、それぞれ別のコイルC3,C4を構成する。ワイヤW1〜W6の継線は、端子電極E1〜E6のうち底面22b,23bを覆う部分にて行われる。継線の方法については特に限定されないが、熱圧着又はレーザー接合により行うことができる。
図2は、コイル部品10Aをz方向から見た平面図である。
図2に示すように、6本のワイヤW1〜W6によって構成されるコイルC1〜C4は、巻芯部21において規則的に巻回された巻回部Caと、巻回部Caと鍔部22との間に位置する第1の引き出し部Cbと、巻回部Caと第2の鍔部23との間に位置する第2の引き出し部Ccとを含む。第1の引き出し部Cbは、ワイヤW1〜W6の一端を端子電極E1〜E3に接続するために巻回部Caから引き出された部分である。同様に、第2の引き出し部Ccは、ワイヤW1〜W6の他端を端子電極E4〜E6に接続するために巻回部Caから引き出された部分である。特に限定されるものではないが、本実施形態においては、第1の引き出し部Cbのy方向における距離は、第2の引き出し部Ccのy方向における距離よりも広い。
ここで、コイルC1を構成するワイヤW1,W2は、端子電極E1から端子電極E6に向かって左回り(反時計回り)に巻回される。コイルC2を構成するワイヤW3,W4は、端子電極E2から端子電極E6に向かって右回り(時計回り)に巻回される。コイルC3を構成するワイヤW5は、端子電極E3から端子電極E5に向かって右回り(時計回り)に巻回される。コイルC4を構成するワイヤW6は、端子電極E3から端子電極E4に向かって左回り(反時計回り)に巻回される。コイルC1は例えば第3のコイルを構成し、コイルC2は例えば第1のコイルを構成し、コイルC3は例えば第4のコイルを構成し、コイルC4は例えば第2のコイルを構成する。
かかる構成により、本実施形態によるコイル部品10Aは図3に示す回路を構成する。つまり、端子電極E4,E5を一対の1次側端子とし、端子電極E1,E2を一対の2次側端子とし、端子電極E3を1次側センタータップとし、端子電極E6を2次側センタータップとするパルストランス回路が構成される。これにより、1次側と2次側を直流的に絶縁しつつ、信号成分を通過させることができる。
パルストランスにおいては、当然ながら、1次側のコイルC3,C4と2次側のコイルC1,C2との間で絶縁を確保する必要がある。ここで、絶縁耐圧の低下は、1次側のコイルC3,C4と2次側のコイルC1,C2が近接する部分で生じるが、コイルC1〜C4が規則的に巻回された巻回部Caでは、1次側のコイルC3,C4と2次側のコイルC1,C2との間に生じる電界が分散されるため、この部分における絶縁耐圧は問題とならない。
これに対し、第1の引き出し部Cbにおいては、1次側のコイルC4を構成するワイヤW6と2次側のコイルC2を構成するワイヤW3,W4が交差することから、交差部分において電界が集中し、絶縁耐圧が低下するおそれがある。同様に、第2の引き出し部Ccにおいては、1次側のコイルC3を構成するワイヤW5と2次側のコイルC1を構成するワイヤW1,W2が交差することから、交差部分において電界が集中し、絶縁耐圧が低下するおそれがある。
しかしながら、本実施形態によるコイル部品10Aにおいては、交差する2つのコイルの一方(C1,C2)が2本のワイヤ(W1とW2又はW3とW4)によって構成されていることから、交差する2つのコイルの両方が1本のワイヤによって構成されている場合と比べ、電界の集中が緩和される。これにより、各コイルC1〜C4をいずれも1本のワイヤによって構成した場合と比べ、高い絶縁耐圧を確保することが可能となる。
尚、第2の引き出し部Ccにおいては、1次側のコイルC4を構成するワイヤW6と2次側のコイルC2を構成するワイヤW3,W4は交差しない。同様に、第1の引き出し部Cbにおいては、1次側のコイルC3を構成するワイヤW5と2次側のコイルC1を構成するワイヤW1,W2は交差しない。
ワイヤW1〜W6は、次の方法で巻回することができる。まず、ワイヤW1,W2の他端を端子電極E6に継線し、ワイヤW6の他端を端子電極E4に継線した状態で、ドラム型コア20を回転させることによってこれらワイヤW1,W2,W6を巻芯部21に同方向に巻回する。そして、ワイヤW1,W2の一端を端子電極E1に継線し、ワイヤW6の一端を端子電極E3に継線することにより、コイルC1,C4が完成する。継線は例えば熱圧着により行われ、圧着時に印加される熱がワイヤW1,W2,W6を伝送するため、第1の引き出し部Cbや第2の引き出し部Ccにおいては、ワイヤW1,W2,W6の絶縁被覆に劣化が生じることがある。
次に、ワイヤW3,W4の一端を端子電極E2に継線し、ワイヤW5の一端を端子電極E3に継線した状態で、再びドラム型コア20を回転させることによってこれらワイヤW3,W4,W5を巻芯部21に同方向に巻回する。そして、ワイヤW3,W4の他端を端子電極E6に継線し、ワイヤW5の他端を端子電極E5に継線することにより、コイルC2,C3が完成する。ワイヤW3,W4,W5の継線も例えば熱圧着により行われ、圧着時に印加される熱がワイヤW3,W4,W5を伝送するため、第1の引き出し部Cbや第2の引き出し部Ccにおいては、ワイヤW3,W4,W5の絶縁被覆に劣化が生じることがある。
このため、第1の引き出し部Cbにおいて交差するワイヤW6とワイヤW3,W4は、交差部分において絶縁耐圧が不足するおそれがある。同様に、第2の引き出し部Ccにおいて交差するワイヤW5とワイヤW1,W2は、交差部分において絶縁耐圧が不足するおそれがある。しかしながら、上述の通り、本実施形態においては交差する一方のコイルが2本のワイヤで構成されていることから、電界の集中が緩和され、絶縁耐圧の低下が防止される。
また、上述した巻回方法によれば、1回目の巻回工程でワイヤW1,W2,W6が左回り(反時計回り)に巻回され、2回目の巻回工程でワイヤW3,W4,W5が右回り(時計回り)に巻回される。そして、巻回部CaにおいてワイヤW1〜W6をより規則的に配列するためには、第2の引き出し部Ccのy方向における距離を短くすることが好ましい。つまり、ワイヤW1,W2,W6の第1ターンを鍔部23により近接させることによって、鍔部23の内側面23iをワイヤW1,W2,W6の巻始めにおける位置決め部として用いれば、巻回部CaにおいてワイヤW1〜W6をより規則的に配列することができる。この場合、第1の引き出し部Cbのy方向における距離は、設計マージンに応じた余裕が生じるため、第2の引き出し部Ccのy方向における距離よりも広くなる。
図4はワイヤW1〜W6の交差部分の拡大図であり、(a)は第1の引き出し部Cbにおける交差部分を示し、(b)は第2の引き出し部Ccにおける交差部分を示している。
上述の通り、第1の引き出し部Cbのy方向における距離は、第2の引き出し部Ccのy方向における距離よりも広いため、図4に示すように、第1の引き出し部Cbにおいて交差するワイヤW3,W4とワイヤW6の交差角度θ1は、第2の引き出し部Ccにおいて交差するワイヤW1,W2とワイヤW5の交差角度θ2よりも大きくなる。
ワイヤの交差角度は、上側に位置するワイヤが下側に位置するワイヤに与える物理的なストレスに影響する。これは、ワイヤの交差角度が小さくなるほど交差するワイヤの接触範囲が長くなるため、上側に位置するワイヤが下側に位置するワイヤに与える物理的なストレスが大きくなるためである。
この点を考慮し、本実施形態では、交差角度θ1の大きい第1の引き出し部Cbにおいては2本のワイヤW3,W4が1本のワイヤW6を覆うように配置し、交差角度θ2の小さい第2の引き出し部Ccにおいては、1本のワイヤW5が2本のワイヤW1,W2を覆うように配置している。これにより、物理的なストレスが大きい第2の引き出し部Ccにおいて、上側のワイヤが1本、下側のワイヤが2本となることから、上側のワイヤからの物理的なストレスが低減されるとともに、下側のワイヤにかかる物理的なストレスが2本のワイヤに分散される。その結果、ワイヤの断線や継線部分の剥離などの不良が生じにくくなる。
さらに、本実施形態によるコイル部品10Aは、コイルC1,C2がそれぞれ2本のワイヤによって構成されていることから、コイルC3,C4に比べてコイルC1,C2の直流抵抗が低いという特徴を有している。このような特徴を考慮すれば、本実施形態によるコイル部品10AをPower over Ethernet(PoE)用のパルストランスとして用いることが好ましい。
図5は、PoE回路を示す回路図である。
図5に示すPoE回路は、2つのイーサネットチップセット40A,40Bを8ラインのイーサネットケーブル50によって接続した回路であり、イーサネットケーブル50の両端は、コネクタ41A,41Bを介してそれぞれイーサネットチップセット40A,40Bに接続されている。そして、イーサネットチップセット40Aとコネクタ41Aの間には、4個のパルストランスPTAと、4個のコモンモードフィルタCMAが接続されている。同様に、イーサネットチップセット40Bとコネクタ41Bの間には、4個のパルストランスPTBと、4個のコモンモードフィルタCMBが接続されている。
ここで、パルストランスPTAを構成する端子のうち、イーサネットチップセット40A側を1次側、コネクタ41A側を2次側とした場合、パルストランスPTAの2次側センタータップが電源回路PSEに接続されている。電源回路PSEは、直流電圧をパルストランスPTAの2次側センタータップに供給する回路である。
一方、パルストランスPTBを構成する端子のうち、イーサネットチップセット40B側を1次側、コネクタ41B側を2次側とした場合、パルストランスPTBの2次側センタータップが負荷回路PDに接続されている。負荷回路PDは、パルストランスPTBの2次側センタータップから供給される直流電圧を電源として動作する回路である。
これにより、電源回路PSEから供給される直流電圧は、イーサネットケーブル50を介して負荷回路PDに供給される。
このようなパルストランスPTA,PTBにおいては、1次側には信号成分のみが印加されるのに対し、2次側には信号成分に電源電圧が重畳されるため、2次側を構成するコイルにはできる限り低い直流抵抗が求められる。このため、パルストランスPTA,PTBとして本実施形態によるコイル部品10Aを使用し、コイルC1,C2を2次側として使用すれば、電源回路PSEから負荷回路PDに至る電源経路の直流抵抗を低減することが可能となる。
尚、コイルC1,C2の直流抵抗を下げる別の方法として、1つのコイルを2本のワイヤによって構成するのではなく、より径の太い1本のワイヤを用いる方法も考えられる。しかしながら、コイルC1,C2を構成するワイヤとコイルC3,C4を構成するワイヤの径が相違すると、巻回作業や継線作業が難しくなるだけでなく、巻芯部21においてこれらのワイヤを規則的に整列させて巻回することが困難となり、結合特性が低下する。これに対し、本実施形態においては、同じ径を有する6本のワイヤW1〜W6を用いていることから、このような問題が生じることがない。
また、本実施形態によるコイル部品10Aは、コイルC3,C4をそれぞれ1本のワイヤによって構成していることから、全てのコイルC1〜C4をそれぞれ2本のワイヤによって構成する場合と比べてコイル間の寄生容量の増加を抑制することができる。このため、パルストランスとして用いた場合に高い信号品質を確保することが可能となる。
図6は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品10Bの外観構造を示す略斜視図である。また、図7は、コイル部品10Bをz方向から見た平面図である。
図6及び図7に示すように、第2の実施形態によるコイル部品10Bは、端子電極E7,E8が追加されている点において、第1の実施形態によるコイル部品10Aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるコイル部品10Aと基本的に同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
端子電極E7は第1の鍔部22に設けられ、端子電極E2と端子電極E3の間に配置される。端子電極E7と端子電極E3のx方向における距離は、端子電極E1と端子電極E2のx方向における距離と同程度であるが、端子電極E7と端子電極E2のx方向における距離は、端子電極E1と端子電極E2のx方向における距離よりも長い。これは、鍔部22において1次側と2次側の絶縁耐圧を確保するためである。
端子電極E8は第2の鍔部23に設けられ、端子電極E5と端子電極E6の間に配置される。端子電極E8と端子電極E6のx方向における距離は、端子電極E4と端子電極E5のx方向における距離と同程度であるが、端子電極E8と端子電極E5のx方向における距離は、端子電極E4と端子電極E5のx方向における距離よりも長い。これは、鍔部23において1次側と2次側の絶縁耐圧を確保するためである。
端子電極E7には、コイルC4を構成するワイヤW6の一端が継線される。また、端子電極E8には、コイルC1を構成するワイヤW1,W2の他端が継線される。これにより、プリント基板上で端子電極E3,E7を短絡するとともに、プリント基板上で端子電極E6,E8を短絡すれば、第1の実施形態によるコイル部品10Aと同じ機能を果たすことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記の実施形態ではコイルC1,C2をそれぞれ2本のワイヤによって構成しているが、これらをそれぞれ3本以上のワイヤによって構成しても構わない。
また、上記実施形態によるコイル部品10A,10Bは、端子電極E1〜E8としてL字型の端子金具を用いているが、L字型の端子金具を用いる代わりに、鍔部22,23にペースト状の金属を焼き付けることによって端子電極E1〜E8を形成しても構わない。
また、上記実施形態によるコイル部品10A,10Bは板状コア30を備えているが、本発明によるコイル部品がこれを備えることは必須でない。
さらに、端子電極E1〜E8がL字型であることも必須ではない。例えば、コイル部品10Aにおいて、端子電極E1〜E3については鍔部22の上面22tをさらに覆い、端子電極E4〜E6については鍔部23の上面23tをさらに覆うような、コの字型であっても構わない。
10A,10B コイル部品
20 ドラム型コア
21 巻芯部
22,23 鍔部
22b,23b 底面
22i,23i 内側面
22o,23o 外側面
22t,23t 上面
30 板状コア
40A,40B イーサネットチップセット
41A,41B コネクタ
50 イーサネットケーブル
C1〜C4 コイル
Ca 巻回部
Cb 第1の引き出し部
Cc 第2の引き出し部
CMA,CMB コモンモードフィルタ
E1〜E8 端子電極
PD 負荷回路
PSE 電源回路
PTA,PTB パルストランス
W1〜W6 ワイヤ

Claims (10)

  1. 巻芯部と、前記巻芯部の軸方向における一端に設けられた第1の鍔部と、前記巻芯部の前記軸方向における他端に設けられた第2の鍔部とを含むドラム型コアと、
    前記第1の鍔部に設けられた第1及び第2の端子電極と、
    前記第2の鍔部に設けられた第3及び第4の端子電極と、
    前記巻芯部に巻回され、一端が前記第1の端子電極に接続され、他端が前記第3の端子電極に接続された第1のコイルと、
    前記巻芯部に巻回され、一端が前記第2の端子電極に接続され、他端が前記第4の端子電極に接続された第2のコイルと、を備え、
    前記第1及び第2のコイルは、前記巻芯部において規則的に巻回された巻回部と、前記巻回部と前記第1の鍔部との間に位置する第1の引き出し部と、前記巻回部と前記第2の鍔部との間に位置する第2の引き出し部とを含み、
    前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第1の引き出し部において交差し、
    前記第1のコイルは、少なくとも2本のワイヤによって構成されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに逆であることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第2の引き出し部において交差しないことを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記巻芯部に巻回された第3及び第4のコイルをさらに備え、
    前記第3及び第4のコイルは、前記巻芯部において規則的に巻回された巻回部と、前記巻回部と前記第1の鍔部との間に位置する第1の引き出し部と、前記巻回部と前記第2の鍔部との間に位置する第2の引き出し部とを含み、
    前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第2の引き出し部において交差し、
    前記第3のコイルは、少なくとも2本のワイヤによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記第1のコイルと前記第4のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに同じであり、
    前記第2のコイルと前記第3のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに同じであり、
    前記第1及び第4のコイルと前記第2及び第3のコイルは、前記巻回部における巻回方向が互いに逆であることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
  6. 前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第1の引き出し部において交差しないことを特徴とする請求項4又は5に記載のコイル部品。
  7. 前記第1の引き出し部の前記軸方向における距離は、前記第2の引き出し部の前記軸方向における距離よりも広いことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のコイル部品。
  8. 前記第1のコイルと前記第2のコイルは、前記第1の引き出し部において前記第1のコイルが前記巻芯部上において前記第2のコイルを覆うように交差し、
    前記第3のコイルと前記第4のコイルは、前記第2の引き出し部において前記第4のコイルが前記巻芯部上において前記第3のコイルを覆うように交差することを特徴とする請求項7に記載のコイル部品。
  9. 前記第1の鍔部に設けられた第5の端子電極と、前記第2の鍔部に設けられた第6の端子電極とをさらに備え、
    前記第3のコイルの一端は、前記第5の端子電極に接続され、
    前記第3のコイルの他端は、前記第3の端子電極に接続され、
    前記第4のコイルの一端は、前記第2の端子電極に接続され、
    前記第4のコイルの他端は、前記第6の端子電極に接続されていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一項に記載のコイル部品。
  10. 前記第1の鍔部に設けられた第5及び第6の端子電極と、前記第2の鍔部に設けられた第7及び第8の端子電極とをさらに備え、
    前記第3のコイルの一端は、前記第5の端子電極に接続され、
    前記第3のコイルの他端は、前記第7の端子電極に接続され、
    前記第4のコイルの一端は、前記第6の端子電極に接続され、
    前記第4のコイルの他端は、前記第8の端子電極に接続されていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一項に記載のコイル部品。
JP2016004284A 2016-01-13 2016-01-13 コイル部品 Pending JP2017126634A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004284A JP2017126634A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 コイル部品
US15/401,504 US10366823B2 (en) 2016-01-13 2017-01-09 Coil component
CN201710026201.2A CN106971825B (zh) 2016-01-13 2017-01-13 线圈部件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004284A JP2017126634A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 コイル部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017126634A true JP2017126634A (ja) 2017-07-20

Family

ID=59275226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016004284A Pending JP2017126634A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 コイル部品

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10366823B2 (ja)
JP (1) JP2017126634A (ja)
CN (1) CN106971825B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111009398A (zh) * 2018-10-05 2020-04-14 Tdk株式会社 线圈装置、脉冲变压器和电子部件
WO2023276658A1 (ja) * 2021-07-02 2023-01-05 株式会社村田製作所 複合コイル部品及び電子回路ユニット

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6631481B2 (ja) * 2016-11-18 2020-01-15 株式会社村田製作所 インダクタ部品
TWI650782B (zh) * 2018-08-01 2019-02-11 西北臺慶科技股份有限公司 整合式多電感元件
JP6965862B2 (ja) * 2018-09-28 2021-11-10 株式会社村田製作所 コイル部品
DE102018130504B4 (de) * 2018-11-30 2023-11-23 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Primärspulenkörper für eine Zündspule und Zündspule mit einem solchen Primärspulenkörper
JP7081561B2 (ja) * 2019-04-19 2022-06-07 株式会社村田製作所 コイル部品
JP7180559B2 (ja) * 2019-07-10 2022-11-30 株式会社村田製作所 コモンモードチョークコイル
JP7156327B2 (ja) * 2020-03-12 2022-10-19 株式会社村田製作所 電極付き巻線用コアおよびコイル部品

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191747U (ja) * 1975-01-21 1976-07-22
JPS612311A (ja) * 1984-06-15 1986-01-08 Hitachi Seiko Ltd 溶接用高周波変圧器
JPH06196336A (ja) * 1991-11-29 1994-07-15 Matsushita Electric Works Ltd 高圧パルストランス
JP2006151701A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Hitachi Metals Ltd Mn−Zn系フェライト及びそれを用いた電子部品
JP2011138914A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Tdk Corp コイル部品
JP2015230968A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 Tdk株式会社 コイル部品及びその製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008139756A1 (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. コモンモードチョークコイル
JP4737268B2 (ja) * 2008-10-31 2011-07-27 Tdk株式会社 表面実装型パルストランス並びにその製造方法及び製造装置
CN202258716U (zh) * 2011-08-22 2012-05-30 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 脉冲变压器
JP5809199B2 (ja) 2012-10-16 2015-11-10 Tdk株式会社 パルストランス
CN203456223U (zh) * 2012-10-16 2014-02-26 Tdk株式会社 脉冲变压器
TWI473127B (zh) * 2013-03-29 2015-02-11 Delta Electronics Inc 變壓裝置
JP6086018B2 (ja) * 2013-04-22 2017-03-01 Tdk株式会社 コイル部品
JP6264805B2 (ja) 2013-09-25 2018-01-24 Tdk株式会社 パルストランス
CN105097189B (zh) 2014-05-21 2017-08-29 杭州天明电子有限公司 一种脉冲变压器及包括该脉冲变压器的静电除尘器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191747U (ja) * 1975-01-21 1976-07-22
JPS612311A (ja) * 1984-06-15 1986-01-08 Hitachi Seiko Ltd 溶接用高周波変圧器
JPH06196336A (ja) * 1991-11-29 1994-07-15 Matsushita Electric Works Ltd 高圧パルストランス
JP2006151701A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Hitachi Metals Ltd Mn−Zn系フェライト及びそれを用いた電子部品
JP2011138914A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Tdk Corp コイル部品
JP2015230968A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 Tdk株式会社 コイル部品及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111009398A (zh) * 2018-10-05 2020-04-14 Tdk株式会社 线圈装置、脉冲变压器和电子部件
JP2020061421A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 Tdk株式会社 コイル装置、パルストランスおよび電子部品
US11545294B2 (en) 2018-10-05 2023-01-03 Tdk Corporation Coil device, pulse transformer, and electronic component
JP7286936B2 (ja) 2018-10-05 2023-06-06 Tdk株式会社 コイル装置、パルストランスおよび電子部品
CN111009398B (zh) * 2018-10-05 2023-10-20 Tdk株式会社 线圈装置、脉冲变压器和电子部件
WO2023276658A1 (ja) * 2021-07-02 2023-01-05 株式会社村田製作所 複合コイル部品及び電子回路ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US10366823B2 (en) 2019-07-30
US20170200548A1 (en) 2017-07-13
CN106971825A (zh) 2017-07-21
CN106971825B (zh) 2019-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017126634A (ja) コイル部品
US10553348B2 (en) Pulse transformer
JP5771232B2 (ja) パルストランス
US10123422B2 (en) Coil component and circuit board having the same
US9865386B2 (en) Coil component and circuit board having the same
TW201128942A (en) Filter
CN201927466U (zh) 磁性元件
US10679783B2 (en) Network transformer apparatus and methods of making and using the same
TW201351453A (zh) 扁平線圈平面變壓器及方法
JP2016149503A (ja) コイル部品
JP2017147321A (ja) コイル部品、コイル部品を内蔵した回路基板、並びに、コイル部品を備える電源回路
JP5298755B2 (ja) コイル部品の製造方法
JP6493425B2 (ja) コイル装置
JP2006049383A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2010093153A (ja) トランス
JP6369577B2 (ja) コイル装置
US9536652B2 (en) Inductor
US11322296B2 (en) Pulse transformer and circuit module having the same
US11521787B2 (en) Coil component
CN107025990B (zh) 光纤激光电源用高功率密度变压器
CN210722706U (zh) 滤波变压装置
JP4021746B2 (ja) 電源装置用コイル部品の基板実装構造
JP2009170737A (ja) 電子部品
US11373799B2 (en) Choke coil
US7808354B2 (en) Magnetic element

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190709

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191119