JP2017124794A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックやアンロックの不正作動を生じ難くすることができるステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ステアリングロック装置1は、ハウジング2外からの部品18(フレーム体20のコネクタ19)への破壊の攻撃を受け止めることが可能なプロテクタ31を備える。プロテクタ31は、ハウジング2の側壁22に並設された板状のプロテクタ本体34と、プロテクタ本体34と交差する方向に延びるようにプロテクタ本体34と一体形成された曲がり部35とを備えた形状(本例はL字形状)をなしている。プロテクタ31は、フレーム体20に取り付け固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング操作をロック可能なステアリングロック装置に関する。
従来、ステアリング操作をロック可能な車載用の電動ステアリングロック装置が周知である(特許文献1等参照)。この種の電動ステアリングロック装置は、ステアリングシャフトに係止可能なロックバーをモータによってロック方向に作動させ、ステアリング操作をロックする。
特開2015−214228号公報
ところで、この種の電動ステアリングロック装置では、モータに電気を送るためにコネクタが設けられるが、このコネクタは電動ステアリングロック装置の外部に露出する構造をとる。このため、例えば第三者が電動ステアリングロック装置のロック状態を不正に解除することを試みた場合、コネクタが破壊の対象となる可能性があった。この場合、コネクタが破壊されると、ハウジング内へ手等を入れることを可能としてしまい、ロックバーを不正にアンロック側に戻されてしまう懸念があった。
本発明の目的は、ロックやアンロックの不正作動を生じ難くすることができるステアリングロック装置を提供することにある。
前記問題点を解決するステアリングロック装置は、車両のステアリングホイールの回動操作をロック可能な構成において、ハウジング内の部品をハウジングの外部に引き出す開口部の内側に配置され、ハウジング外からの前記部品への破壊の攻撃を受け止めることが可能なプロテクタを備え、当該プロテクタは、前記攻撃により変形して動いた場合でも前記ハウジングに対する組み付け状態を保持する曲がり部を備える。
本構成によれば、ハウジング内にプロテクタを設けたので、ハウジング外からの部品への破壊の攻撃を受けたとしても、これをプロテクタで受け止めることが可能となる。よって、ハウジング内への不正な侵入を抑止することが可能となるので、ロックやアンロックの不正作動を生じ難くすることが可能となる。また、プロテクタに曲がり部を設けたので、攻撃を受けたときにプロテクタが動かされる状況が生じても、曲がり部がハウジングに係止するので、その場から動き難くなる。すなわち、攻撃をプロテクタでしっかりと受け止めることが可能となる。よって、ロックやアンロックの不正作動を生じ難くするのに一層有利となる。
前記ステアリングロック装置において、前記部品は、前記ハウジングの外部にコネクタが設けられたフレーム体であることが好ましい。この構成によれば、フレーム体のコネクタが不正に破壊されても、その内側に配置されたプロテクタによって攻撃を受け止め、ロックやアンロックの不正作動を生じ難くすることが可能となる。
前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記ハウジング内に収納された前記部品に取り付け固定され、当該ハウジングに対しては隙間を有するように配置されていることが好ましい。この構成によれば、プロテクタがハウジングではなくハウジング内の部品に取り付け固定されていたとしても、プロテクタに曲がり部を設けるので、プロテクタが破壊の攻撃を受けたとき、曲がり部がハウジングに係止する状態をとる。よって、プロテクタを取り付け状態の位置、すなわち初期位置で維持することが可能となる。
前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記ハウジングの内部において、当該ハウジングの側壁に隣接配置されていることが好ましい。この構成によれば、ハウジング外から部品が破壊の攻撃を受けたとき、開口部の近傍に位置するプロテクタによって、攻撃を直ちに受け止めることが可能となる。よって、ロックやアンロックの不正作動の防止に一層有利となる。
前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記ハウジングの側壁に並設された板状のプロテクタ本体と、当該プロテクタ本体に対して交差する方向に延びるように前記プロテクタ本体と一体形成された前記曲がり部とを備えることが好ましい。この構成によれば、破壊の攻撃を受けてプロテクタが変形して動こうとしたとき、プロテクタを曲がり部によってハウジングにしっかりと係止することが可能となる。
前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記攻撃により変形して動いた場合に、前記ハウジングの内部に収納されたモータに支持されるように配置されていることが好ましい。この構成によれば、ハウジング外から破壊の攻撃を受けてプロテクタが変形して動いたとき、プロテクタをモータで支持する。ところで、外部から攻撃を受けたとき、プロテクタをハウジングで支持する構造をとると、ハウジングの肉厚を厚くとる必要があり、これがステアリングロック装置の体格や質量の大型化を招くおそれがある。しかし、本構成のように、プロテクタをモータで支持可能とすれば、ハウジングの肉厚が薄く済むので、ステアリングロック装置の体格や質量を小さく抑えるのに有利となる。
本発明によれば、ロックやアンロックの不正作動を生じ難くすることができる。
一実施形態のステアリングロック装置の斜視図。 ステアリングロック装置の平断面図。 ステアリングロック装置の分解斜視図。 ステアリングロック装置のロック機構の斜視図。 プロテクタの斜視図。 カバーを外したハウジング内の構造を示す構成図。 ハウジング内の形状を示す斜視図。 ハウジング外から破壊の攻撃を受けたときのプロテクタの作用を示す説明図。 別例のステアリングロック装置のハウジング内の構成図。
以下、ステアリングロック装置の一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、ステアリングロック装置1は、ステアリングロック装置1の本体部分をなすハウジング2と、ステアリングシャフト(図示略)への係止箇所となるロックバー3とを備える。本例のステアリングロック装置1は、車両用(車載用)であるとともに、ロックバー3を電動で作動させる電動式(電動ステアリングロック装置)となっている。ハウジング2は、例えばマグネシウムダイカストから形成されることが好ましい。
図2に示すように、ハウジング2は、開口6を有するハウジング本体7と、開口6を閉じるカバー8とを備える。ステアリングロック装置1は、ロック作動及びアンロック作動の駆動源となるモータ9をハウジング2の内部に備える。モータ9は、モータ軸10がステアリングロック装置1の幅方向(図2のY軸方向)に沿う向きに配置されている。モータ軸10の先端のギヤ11には、ボールねじ機構を構築するシャフト12を介してスライダ13が連結されている。スライダ13は、モータ軸に対して交差する方向(直交方向:図2のX軸方向)に往復直線移動する。スライダ13の突出片14には、ロックバー3がスライダ13に対して直線移可能に取り付けられている。ロックバー3とスライダ13との間には、ロックバー3をロック方向に付勢することによりロックバー3のロック位置への移動を確保するスプリング15が介装されている。
モータ9が一方向に回動すると、ロックバー3がロック方向(図2の+X軸方向)に移動する。そして、ロックバー3がハウジング2から飛び出したロック位置をとると、ロックバー3がステアリングシャフトの係止穴(図示略)に係止して、ステアリングロック装置1がロック状態となる。また、モータ9が他方向に回動すると、ロックバー3がアンロック方向(図2の−X軸方向)に移動する。そして、ロックバー3がハウジング2の内部に収まったアンロック位置をとると、ステアリングロック装置1がアンロック状態となる。
図3に示すように、ハウジング2には、ハウジング2の内部から外部に引き出される部品18が取り付けられている。本例の部品18は、コネクタ19を有するフレーム体20であって、例えば樹脂によって形成されている。フレーム体20は、ハウジング2の内部に収納される板状の本体部21が設けられ、本体部21の端にコネクタ19が一体形成されている。フレーム体20のコネクタ19は、ハウジング2の側壁22に形成された開口部23からハウジング2の外部に露出する。本例の開口部23は、スリット状に形成されている。
フレーム体20の本体部21の上面には、スライダ13の往復直線移動を案内するガイド26が凹設されている。フレーム体20の本体部21の裏面には、ステアリングロック装置1の電装品が実装された基板27が取り付けられている。フレーム体20の本体部21には、カバー8側の端部において、モータ9の取り付け場所となるモータ取付部28が設けられている。
図3及び図4に示すように、ステアリングロック装置1は、ハウジング2外からの部品18(フレーム体20のコネクタ19)への破壊の攻撃を受け止めることが可能なプロテクタ31を備える。プロテクタ31は、前述の部品18(本例はフレーム体20)に取り付け固定され、具体的には、部品18に形成された係止爪32をプロテクタ31の孔33に係止するスナップフィット構造によって固定されている。
図3〜図5に示すように、プロテクタ31は、ステアリングロック装置1の高さ方向(図3〜図5のZ軸方向)に延びるプロテクタ本体34と、プロテクタ本体34に対して交差する方向(直交方向:図3〜図5のY軸方向)に延びるようにプロテクタ本体34に一体形成された曲がり部35とを備える。本例の曲がり部35は、破壊の攻撃によってプロテクタ31が変形した場合でもハウジング2に対する組み付け状態を保持するためのものである。
プロテクタ31は、フレーム体20への挿し込み部分となる挿込片36と、フレーム体20と係止可能な係止片37とを備える。挿込片36及び係止片37は、プロテクタ本体34に一体形成され、プロテクタ本体34に対してそれぞれ反対側の位置に配置されている。本例の場合、挿込片36が図3〜図5の+X軸方向に延びるように形成され、係止片37が図3〜図5の−Z軸方向に延びるように形成されている。
図3に示すように、プロテクタ31は、フレーム体20の端部に形成された溝部40に挿し込むようにしてフレーム体20に取り付け固定される。このとき、挿込片36がフレーム体20のスリット41に挿し込まれるとともに、係止爪32が孔33に引っ掛かることにより、プロテクタ31がフレーム体20にしっかりと固定される。また、係止片37がフレーム体20に接触することによっても、プロテクタ31がフレーム体20に位置決めされる。
図6に示すように、プロテクタ31は、ハウジング2の内部において、ハウジング2(ハウジング本体7)の側壁22に隣接配置されている。プロテクタ31は、ハウジング2内に収納された部品18(本例はフレーム体20)に取り付け固定され、ハウジング2に対しては隙間44を有するように配置されている。これにより、曲がり部35は、プロテクタ31が攻撃を受けて変形して動いてもハウジング2の内壁面45に接触可能となるように、ハウジング2の内部に形成された隙間44に配置される。隙間44は、ハウジング2の上壁を肉取りすることで形成され、プロテクタ31の形状に合わせて略L字状に形成されている。内壁面45は、ハウジング2内の壁面から構成されている。
図7に示すように、ハウジング本体7内には、内部の壁によって区画することにより第1収納部47及び第2収納部48が設けられている。ハウジング2内の上部寄りの位置に設けられた第1収納部47には、ロックバー3、シャフト12及びスライダ13等を要素とするロック系の部品群が収納される。このように、第1収納部47は、ロック系部品収納部となっている。第1収納部47の底壁には、スライダ13の直線往復動を案内するガイド49が貫設されている。
また、ハウジング2内の下部寄りの位置に設けられた第2収納部48には、モータ9、フレーム体20及び基板27等を要素とする駆動系の部品群が収納される。このように、第2収納部48は、駆動系部品収納部となっている。本例の場合、第2収納部48が開口部23に導通されていて、フレーム体20が第2収納部48に収納されたとき、フレーム体20のコネクタ19は開口部23を通じてハウジング2外に引き出される。
次に、本例のステアリングロック装置1(プロテクタ31)の作用及び効果を説明する。
図8に示すように、例えば工具等でコネクタ19が破壊され、その工具等をハウジング2内に挿し込もうとしたとする。本例の場合、ハウジング2の内部において、コネクタ19と収納部品(ロック系部品群、駆動系部品群)との間にプロテクタ31が配置されているので、この攻撃をプロテクタ31で受け止めることが可能となる。このように、仮にコネクタ19が工具等で破壊されても、プロテクタ31で保護することにより、ハウジング2内への不正な浸入を防ぐことが可能となるので、ロック状態の不正解除を生じ難くすることができる。
ところで、一般的には、プロテクタ31をハウジング2に取り付けて保持することが想定されるが、製造上の都合(例えば部品構成や組み立て順)により、プロテクタ31をハウジング2に固定することが困難な場合がある。この場合、プロテクタ31をハウジング2以外の他の部材に固定することになる。本例においては、プロテクタ31をフレーム体20に取り付け、ハウジング2とは隙間44を有する構造としている。そして、フレーム体20のコネクタ19が破壊の攻撃を受けてプロテクタ31が変形して動いたとしても、プロテクタ31をハウジング2で支持するようにし、攻撃に対する防御を確保する。
しかし、この構造の場合、プロテクタ31がハウジング2に固定されていないので、破壊の攻撃を受けたとき、プロテクタ31が取り付け状態の初期位置から移動し、本来期待した防御効果を発揮できない可能性がある。すなわち、工具等でプロテクタ31を無理にずらして、ハウジング2内への浸入を許容する隙などが形成され、ロック状態を不正に解除されてしまう問題に繋がる。
そこで、本例の場合、プロテクタ31をL字形状とすることにより曲がり部35を設け、この曲がり部35を、変形時のプロテクタ31とハウジング2との接触箇所に設定した。このため、プロテクタ31が工具等による攻撃を受けたとき、プロテクタ31の下部(図8のP点)に力が加わり、プロテクタ31が支点P’を中心にして、変形しながら回動する動きをとったとしても、曲がり部35がハウジング2の内壁面45にしっかりと係止する。これにより、プロテクタ31とハウジング2との組み付け状態が維持される。よって、ロック状態の不正解除の防止に一層有利となる。
破壊の攻撃対象として想定する部品18は、ハウジング2外にコネクタ19が設けられたフレーム体20とした。よって、フレーム体20のコネクタ19が工具等により破壊されても、その内側に配置されたプロテクタ31によって攻撃を受け止め、ロック状態の不正解除を抑制することができる。
プロテクタ31は、ハウジング2内に収納された部品18(本例はフレーム体20)に取り付け固定され、ハウジング2に対しては隙間44を有するように配置されている。本例の場合、プロテクタ31がこのような構造をとっていても、プロテクタ31に曲がり部35を設けるので、プロテクタ31が破壊の攻撃を受けたとしても、曲がり部35がハウジング2に係止する状態をとることにより、プロテクタ31を初期位置で維持することができる。
プロテクタ31は、ハウジング2の内部において、ハウジング2の側壁22に隣接配置されている。これにより、コネクタ19が破壊の攻撃を受けたとき、開口部23の近傍に位置するプロテクタ31によって、攻撃を直ちに受け止めることが可能となる。よって、ロック状態の不正解除の防止に一層有利となる。
プロテクタ31は、ハウジング2の側壁22に並設された板状のプロテクタ本体34と、プロテクタ本体34と交差する方向に延びるようにプロテクタ本体34と一体形成された曲がり部35とを備えた形状(本例はL字形状)をなしている。これにより、破壊の攻撃を受けてプロテクタ31が変形して動こうとしたとき、プロテクタ31を曲がり部35によってハウジング2にしっかりと係止することが可能となる。
また、本例の場合、プロテクタ31は、プロテクタ31の係止爪32をフレーム体20の孔33に係止することにより、フレーム体20に固定される。よって、プロテクタ31をフレーム体20にしっかりと固定することができる。また、プロテクタ31に挿込片36が形成され、プロテクタ31をフレーム体20に取り付けるにあたり、これをフレーム体20のスリット41に挿し込む。よって、このことも、プロテクタ31をフレーム体20にしっかり固定するのに有利となる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・図9に示すように、プロテクタ31は、攻撃により変形して動いた場合に、ハウジング2の内部に収納されたモータ9に支持されるように配置さてもよい。なお、本例の場合、モータ9をプロテクタ31寄りの位置に配置し、プロテクタ31が変形して動いたとき、モータ9の端面51で支持する。ところで、破壊の攻撃時にプロテクタ31をハウジング2の内壁面45で支持する構造の場合、ハウジング2に十分な肉厚が必要となり、ステアリングロック装置1の体格や質量が大きくなる懸念がある。そこで、本例のようにプロテクタ31をモータ9で支持する構造をとれば、前述の問題を考慮せずに済み、ステアリングロック装置1の体格や質量の低減を満足することができる。
・プロテクタ31の配置箇所は、開口部23の直ぐ隣に限定されず、ハウジング2内であれば他の位置に変更してもよい。
・プロテクタ31は、侵入側から少なくともロック機構(ロック系の部品群)の手前に配置されていればよい。
・プロテクタ31の形状は、実施形態で述べたような形状に限定されず、少なくとも曲がり部35を有していればよい。
・プロテクタ31は、ハウジング2に対し、隙間44のない状態で組み付けられてもよい。
・曲がり部35は、プロテクタ本体34に対して直交する方向(略90度)に延びる形状に限定されず、プロテクタ本体34に交差する方向に突出していればよい。
・曲がり部35は、板状に限定されず、例えば単なる突起状としてもよい。
・曲がり部35は、プロテクタ本体34に対し、どの位置に形成されてもよい。
・プロテクタ31が接触可能なハウジング2の内壁面45は、ハウジング2内の壁であれば、どの場所でもよい。
・部品18は、フレーム体20に限らず、ハウジング2内に収納されるものであればよい。
・コネクタ19(開口部23)は、ハウジング2の側壁22に配置されることに限らず、他の場所に変更してもよい。
・ハウジング2は、種々の形状のものに変更可能である。
・スナップフィット形状以外の係止機構により、プロテクタ31をフレーム体20に固定してもよい。
・ロック機構(ロック系の部品群)は、ステアリングシャフトに係止可能な機構をいい、少なくともロックバー3を有していればよい。
・駆動機構(駆動系の部品群)は、ロックやアンロックを切り替えるときの駆動源となる機構をいい、少なくともモータ9を有していればよい。
・ステアリングロック装置1は、電動式に限らず、ユーザの手動操作によってロックやアンロックが切り替わる機械式としてもよい。
・ステアリングロック装置1は、車両に搭載されることに限らず、他の装置や機器に適用してもよい。
・実施形態は、ロックの不正解除について述べたが、本例のプロテクタ31を使用すれば、アンロックを不正にロック状態に切り替えることも防止することができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記開口部を内側から閉じるように配置されている。この構成によれば、破壊の攻撃に対する防御を向上することが可能となる。
(ロ)前記ステアリングロック装置において、前記プロテクタは、前記部品に係止された取り付け状態をとる。この構成によれば、ハウジングの形状によらず、プロテクタ及び部品が一体となったユニットを提供することが可能となる。
1…ステアリングロック装置、2…ハウジング、9…モータ、18…部品、19…コネクタ、20…部品の一例であるフレーム体、23…開口部、31…プロテクタ、34…プロテクタ本体、35…曲がり部、44…隙間。

Claims (6)

  1. 車両のステアリングホイールの回動操作をロック可能なステアリングロック装置において、
    ハウジング内の部品をハウジングの外部に引き出す開口部の内側に配置され、ハウジング外からの前記部品への破壊の攻撃を受け止めることが可能なプロテクタを備え、
    当該プロテクタは、前記攻撃により変形して動いた場合でも前記ハウジングに対する組み付け状態を保持する曲がり部を備える
    ことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 前記部品は、前記ハウジングの外部にコネクタが設けられたフレーム体である
    請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 前記プロテクタは、前記ハウジング内に収納された前記部品に取り付け固定され、当該ハウジングに対しては隙間を有するように配置されている
    請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。
  4. 前記プロテクタは、前記ハウジングの内部において、当該ハウジングの側壁に隣接配置されている
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
  5. 前記プロテクタは、前記ハウジングの側壁に並設された板状のプロテクタ本体と、当該プロテクタ本体に対して交差する方向に延びるように前記プロテクタ本体と一体形成された前記曲がり部とを備えた
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
  6. 前記プロテクタは、前記攻撃により変形して動いた場合に、前記ハウジングの内部に収納されたモータに支持されるように配置されている
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
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