JP2015201260A - コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジングの外部に露出させた端子接続部の折り曲げ部分に応力が集中してかかるような回路体とハウジングとの相対移動を抑制する。【解決手段】トロイダルコイル3を実装したシールド板5の端子接続部5eを、2箇所の折り曲げ部5g,5hによってクランク状に形成し、シールド板5をハウジング7の本体7aの内部空間に収容した収容状態において、端子接続部5eの先端部分5iを、ハウジング7の本体7aの貫通孔7hを貫通してコネクタ部7eに露出させる。また、シールド板5の係止部5kを本体7aの係止部7fに係止させる。これにより、本体7aへの挿入方向Xにおいてシールド板5と基板7とが相対移動しても、貫通孔7hにおいて本体7aに位置決めされた端子接続部5eの先端部分5iと樹脂部材5bとの間に存在する端子接続部5eの折り曲げ部5g,5hに、応力が集中してかかるのを抑制できる。【選択図】図1
Description
本発明は、バスバーを樹脂部材にインサート成形した回路体のバスバーの一部を、回路体を収容したハウジングの外側に引き出してコネクタ部に露出させるコネクタ装置に関する。
例えば、大電流のパワー機器において、電流の平滑化やノイズフィルタ等の用途でチョークコイルを用いる場合は(例えば、特許文献1)、コイルを流れる大電流に備えて、中間層にメタルプレートを有するメタルコア基板にチョークコイルが実装される。メタルコア基板は、樹脂部材にバスバーをインサート成形した回路体であり、チョークコイルを実装したメタルコア基板は、ノイズ遮断のためにシールドハウジングに収容される。
この場合、シールドハウジングに収容したメタルコア基板上のチョークコイルへの電気的接続は、シールドハウジングの外側に形成したコネクタ部において行う。詳しくは、メタルコア基板の樹脂部材から突出させたバスバーの一部を、シールドハウジングを貫通させてコネクタ部に露出させ、チョークコイルの接続対象をコネクタ部に嵌合させることで、コネクタ部内でバスバーと接続対象とを電気的に接続させる。
ところで、チョークコイルを実装したメタルコア基板を収容するスペースをシールドハウジング内に確保するのに当たっては、シールドハウジングの大型化を極力避けるために、メタルコア基板がシールドハウジングのいずれかの内壁に当接するような配置とすることが合理的である。
そのように配置したメタルコア基板の樹脂部材から突出したバスバーの端子接続部を、シールドハウジングを貫通させてその外側に引き出すと、引き出した端子接続部は、シールドハウジングのメタルコア基板が内壁に当接する面に近い箇所に位置することになる。つまり、シールドハウジングの外側に引き出した端子接続部の位置が、シールドハウジングの高さ方向(メタルコア基板に対するチョークコイルの実装方向)において偏る。
このように端子接続部の位置が偏ると、端子接続部を保護するコネクタ部を、シールドハウジングのメタルコア基板が内壁に当接する面よりもシールドハウジングの外側にはみ出した形状とせざるを得なくなる。そのような形状は、シールドハウジングの成型を困難にするだけでなく、コネクタ部周りの強度を下げる可能性があり、好ましくない。
したがって、シールドハウジング内でバスバーを折り曲げて、シールドハウジングの高さ方向におけるできるだけ中央に近い箇所をバスバーが貫通するようにすることが望ましい。
上述したように、シールドハウジングに収容したメタルコア基板のバスバーをシールドハウジング内で折り曲げてコネクタ部に引き出す場合、シールドハウジングとメタルコア基板とが相対移動すると、その応力がバスバーの折り曲げ部分に集中してかかる可能性がある。特に、チョークコイルのように重量がある電気部品をメタルコア基板に実装している場合は、シールドハウジングとメタルコア基板との相対移動によりバスバーの折り曲げ部分に加わる応力が大きくなる。
このような問題は、チョークコイルに合わせてノイズ遮断機能を有するシールドハウジングにメタルコア基板を収容する場合に限らず、バスバーを樹脂部材にインサート成形した回路体のバスバーの一部を、回路体を収容したハウジングの外側に引き出してコネクタ部に露出させる場合に共通して発生するものである。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、バスバーを樹脂部材にインサート成形した回路体のバスバーの端子接続部を、回路体を収容したハウジングの内部空間において折り曲げて、その先端をハウジングを貫通して外部に露出させても、端子接続部の折り曲げ部に応力が集中してかかるような相対移動が回路体の挿入方向においてハウジングと回路体との間に発生するのを抑制することができるコネクタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため請求項1に記載した本発明のコネクタ装置は、
樹脂部材にバスバーをインサート成形して形成され電気部品が実装された回路体と、
前記回路体が開口から内部空間に挿入され、該内部空間に前記回路体上の前記電気部品が収容されるハウジングと、
前記ハウジングの外部に形成され、前記回路体の前記樹脂部材からクランク状に突出した前記バスバーの接続端子部のうち、前記回路体が前記内部空間に収容された収容状態において該内部空間に対する前記回路体の挿入方向に沿って延在し前記ハウジングを貫通した先端部分が露出するコネクタ部と、
前記回路体及び前記ハウジングにそれぞれ設けられ、前記収容状態において互いに係止して、前記挿入方向に沿った前記回路体の前記ハウジングに対する相対移動を規制する係止部と、
を備えることを特徴とする。
樹脂部材にバスバーをインサート成形して形成され電気部品が実装された回路体と、
前記回路体が開口から内部空間に挿入され、該内部空間に前記回路体上の前記電気部品が収容されるハウジングと、
前記ハウジングの外部に形成され、前記回路体の前記樹脂部材からクランク状に突出した前記バスバーの接続端子部のうち、前記回路体が前記内部空間に収容された収容状態において該内部空間に対する前記回路体の挿入方向に沿って延在し前記ハウジングを貫通した先端部分が露出するコネクタ部と、
前記回路体及び前記ハウジングにそれぞれ設けられ、前記収容状態において互いに係止して、前記挿入方向に沿った前記回路体の前記ハウジングに対する相対移動を規制する係止部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のコネクタ装置において、ハウジングの開口から挿入された回路体が内部空間に収容されて収容状態になると、バスバーの接続端子部の先端部分がハウジングを貫通してハウジング外部のコネクタ部に露出する。そして、ハウジングの貫通箇所においてバスバーの端子接続部の先端部分がハウジングに対し位置決めされる。
このような収容状態において、仮に、回路体がハウジングに対して内部空間への挿入方向に相対移動すると、ハウジングに対して位置決めされた端子接続部の先端部分よりも回路体側に存在する端子接続部のクランク状の折り曲げ部に、応力が集中してかかるようになる。
ところが、請求項1に記載した本発明のコネクタ装置によれば、回路体が上述したような内部空間に対する収容状態になると、ハウジング及び回路体の双方の係止部同士が係止され、この係止によって、ハウジングの内部空間に対する回路体の挿入方向への相対移動が規制される。
したがって、接続端子部のクランク状に折り曲げた部分に応力が集中してかかるような相対移動が回路体の挿入方向においてハウジングと回路体との間に発生するのを抑制することができる。
また、請求項2に記載した本発明のコネクタ装置は、請求項1に記載した本発明のコネクタ装置において、前記回路体は、前記収容状態において前記開口に圧入される圧入部をさらに備えていることを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のコネクタ装置によれば、請求項1に記載した本発明のコネクタ装置において、回路体がハウジングの内部空間に収容されて収容状態になると、回路体の圧入部がハウジングの開口に圧入される。
そして、圧入部の開口への圧入により、回路体の挿入方向と直交する1方向、又は、回路体の挿入方向と直交しかつ互いに直交する2方向において、ハウジングの内部空間に対する回路体の挿入方向への相対移動が規制される。また、圧入部の開口への圧入により両者間に生じる摩擦力で、ハウジングの内部空間に対する回路体の挿入方向への相対移動も規制される。
このため、ハウジングの接続端子部のクランク状に折り曲げた部分に応力が集中してかかるような相対移動が回路体の挿入方向においてハウジングと回路体との間に発生するのを、より一層抑制することができる。
本発明によれば、回路体の樹脂部材にインサート成形したバスバーを、回路体を収容したハウジングの内部空間においてクランク状に折り曲げて、その先端をハウジングを貫通して外部に露出させても、バスバーの折り曲げ部分に応力が集中してかかるような相対移動が回路体の挿入方向においてハウジングと回路体との間に発生するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係るトロイダルコイルユニットについて図面を参照して説明する。本実施形態では、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV、エンジンとモータ−ジェネレータの併用車)等の車両の大電流が流れる回路において、ノイズフィルタとして用いるチョークコイルのユニットに、本発明を適用した場合を例に取って説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るトロイダルコイルユニットを示す分解斜視図である。図1に示す本実施形態のトロイダルコイルユニット1(請求項中のコネクタ装置に相当)は、2つのトロイダルコイル3(請求項中の電気部品に相当)、これらのトロイダルコイル3が実装されるシールド板5(請求項中の回路体に相当)、及び、トロイダルコイル3を実装したシールド板5が収容されるハウジング7を有している。
各トロイダルコイル3は、円環状のトロイダルコア3aに巻線3bを巻回してそれぞれ構成されている。各トロイダルコイル3は、トロイダルコア3aの中心軸方向における下半分を、シールド板5に2つ形成されたコイル収容部5aにそれぞれ収容される。
シールド板5は、矩形状の樹脂部材5bに2本のバスバー5c,5dをインサート成形して形成されており、シールド板5の上面に、トロイダルコイル3を収容するコイル収容部5aが2つ形成されている。
各バスバー5c,5dは、大半の部分が樹脂部材5b内に埋設されており、各バスバー5c,5dの一部の部分は、樹脂部材5bの各長辺からそれぞれ突出して端子接続部5e,5fを構成している。
一方のバスバー5c(請求項中のバスバーに相当)の端子接続部5e(請求項中の端子接続部に相当)は、図2に示すように、2箇所の折り曲げ部5g,5hによってクランク状に形成されており、端子接続部5eの先端部分5iは、樹脂部材5bと平行に延在している。図1に示す他方のバスバー5dの端子接続部5fは、車両のアースポイント(図示せず)にねじ止めするためのねじ孔を有している。
各コイル収容部5aにそれぞれ挿入されたトロイダルコイル3の巻線3bの両端は、不図示のコンデンサを介して各バスバー5c,5dにそれぞれ電気的に接続される。各コイル収容部5aに挿入したトロイダルコイル3は、巻線3bを各バスバー5c,5dに電気的に接続することで、シールド板5に実装された状態となる。
なお、バスバー5cの端子接続部5eが突出している樹脂部材5bの一方の長辺側の両隅部には、長辺及び短辺の両延在方向に延出した薄板状のガイド部5jがそれぞれ突設されている。樹脂部材5bの短辺の延在方向における各ガイド部5jの先端には係止部5kが形成されている。
また、バスバー5dの端子接続部5fが突出している樹脂部材5bの他方の長辺の両端には、長辺の延在方向に延出した薄板状の圧入部5lがそれぞれ突設されている(図1中では片方のみ示している。図5参照)。樹脂部材5bの長辺の延在方向における両圧入部5lの先端間の寸法は、同方向における両ガイド部5jの先端間の寸法よりも若干長い。
ハウジング7は、トロイダルコイル3を実装したシールド板5が開口7bから内部空間に挿入される本体7aと、本体7aの開口7bを開閉するカバー7cとで構成されている。開口7bは、シールド板5が通過可能な矩形状を呈しており、開口7bの両短辺に連なる本体7aの両側壁の内側面には、シールド板5の樹脂部材5bのガイド部5jを案内するガイド溝7dが、本体7aの底壁と平行にそれぞれ形成されている。
本体7aの両側壁のガイド溝7dは、開口7bから本体7aにシールド板5を挿入するときに、シールド板5の各ガイド部5jが各ガイド溝7dにより、図3に矢印Xで示す挿入方向にガイドされるように構成されている。また、ガイド溝7dは、シールド板5の本体7aに対する挿入時に、本体7aのガイド溝7dを形成した各側壁にシールド板5の各圧入部5lが圧接されるように構成されている。
本体7aの開口7cと対向する壁の外側面には、筒状のコネクタ部7eが突設されている。また、本体7aのコネクタ部7eが突設された壁の内側面には、図3に示すように、シールド板5の樹脂部材5bの係止部5kに対応する係止部7fが、本体7aの底壁に沿って突設されている。
カバー7cは、本体7aの開口7bを閉じた状態で本体7aの両側壁の外側面の係止突起(図示せず)に係止される係止片7gを有している。このカバー7cは、開口7bを通じてシールド板5を本体7aに出し入れする際に開かれる。
次に、トロイダルコイル3を実装したシールド板5をハウジング7の本体7aに収容する手順について説明する。まず、シールド板5を、バスバー5cの端子接続部5eが突出している樹脂部材5bの一方の長辺側から、開口7bを通じて本体7aに挿入する。このとき、シールド板5の樹脂部材5bの各ガイド部5jや各圧入部5lを、本体7aの各ガイド溝7dに挿入し、本体7aに対するシールド板5の挿入をガイド溝7dにガイドさせる。
図4(a)に示すように、シールド板5が全て収容されるまでシールド板5を本体7aに挿入したシールド板5の収容状態では、図4(b)に示すように、シールド板5の各係止部5kが本体7aの係止部7fに係止される。これにより、シールド板5のハウジング7の本体7aに対する挿入方向Xにおける、シールド板5のハウジング7に対する相対移動が規制される。
また、図4(a)に示すようなシールド板5の収容状態では、図5に示すように、シールド板5の樹脂部材5bの各圧入部5lが、本体7aの各ガイド溝7dを形成した両側壁に圧接して、シールド板5が本体7aの開口7bに圧入された状態となる。これにより、シールド板5の挿入方向Xと開口7bの長辺の延在方向とにおけるシールド板5のハウジング7に対する相対移動が規制される。
さらに、図4(a)に示すようなシールド板5の収容状態では、図4(b)に示すように、シールド板5の端子接続部5eの先端部分5iが、本体7aの開口7cと対向する壁に形成された貫通孔7hを貫通して本体7aの外側に突出し、コネクタ部7eの内側に露出する。
シールド板5が全て収容されるまで本体7aにシールド板5を挿入したら、本体7aの開口7bをカバー7cによって閉じ、トロイダルコイルユニット1を完成させる。この状態で、シールド板5の樹脂部材5bの端子接続部5fは、図4(a)に示すように、カバー7cに形成した切り欠き部7iを介して本体7aの外部に延出する。
このように構成された本実施形態のトロイダルコイルユニット1では、ハウジング7のコネクタ部7eに露出させるシールド板5の端子接続部5eを、2箇所の折り曲げ部5g,5hによってクランク状に形成した。したがって、ハウジング7の本体7aに収容したシールド板5の端子接続部5eの先端部分5iが、本体7aの底壁から離れた高さ位置に配置される。
このため、端子接続部5eの先端部分5iが貫通する本体7aの貫通孔7hやコネクタ部7eを、本体7aの開口7bの短辺の延在方向における本体7aの中央かそれに近い箇所に配置して、ハウジング7が、本体7aからコネクタ部7eがはみ出したような形状となるのを防ぐことができる。
また、本実施形態のトロイダルコイルユニット1では、トロイダルコイル3を実装したシールド板5をハウジング7の本体7aの内部空間に収容した収容状態では、端子接続部5eの先端部分5iが貫通する貫通孔7hにおいて、端子接続部5eの先端部分5iが本体7aに対して位置決めされる。
このような収容状態において、シールド板5の樹脂部材5bがハウジング7に対してシールド板5の挿入方向Xに相対移動すると、本体7aに対して位置決めされた端子接続部5eの先端部分5iと樹脂部材5bとの間に存在する端子接続部5eの折り曲げ部5g,5hに、応力が集中してかかるようになる。
ところが、本実施形態のトロイダルコイルユニット1では、シールド板5を収容状態となるまで本体7aに挿入すると、本体7aの係止部7fにシールド板5の係止部5kが係止され、この係止によって、本体7aに対するシールド板5の挿入方向Xへの相対移動が規制される。
したがって、接続端子部5eの2箇所の折り曲げ部5g,5hに応力が集中してかかるような相対移動がシールド板5の挿入方向Xにおいて本体7aとシールド板5との間に発生するのを抑制することができる。
なお、本体7aに対するシールド板5の収容状態において、シールド板5の圧入部5lが本体7aの両側壁に圧接してシールド板5が本体7aの開口7bに圧入されるようにするための構成は、省略してもよい。
しかし、本実施形態のように、本体7aに対するシールド板5の収容状態においてシールド板5が本体7aの開口7bに圧入されるようにすると、圧入部5lの圧接箇所においても、シールド板5のハウジング7に対する相対移動が、シールド板5の挿入方向Xや開口7bの長辺の延在方向について規制される。このため、接続端子部5eの2箇所の折り曲げ部5g,5hに応力が集中してかかるのを、より一層抑制することができる。
また、上述した実施形態では、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV、エンジンとモータ−ジェネレータの併用車)等で用いるチョークコイルユニットに本発明を適用した場合を例にとって説明した。しかし、本発明は、バスバーを樹脂部材にインサート成形した回路体のバスバーの一部を、回路体を収容したハウジングの外側に引き出してコネクタ部に露出させる場合に広く適用可能である。
本発明は、バスバーを樹脂部材にインサート成形した回路体のバスバーの一部を、回路体を収容したハウジングの外側に引き出してコネクタ部に露出させるコネクタ装置に適用して極めて有用である。
1 トロイダルコイルユニット(コネクタ装置)
3 トロイダルコイル(電気部品)
3a トロイダルコア
3b 巻線
5 シールド板(回路体)
5a コイル収容部
5b 樹脂部材
5c,5d バスバー
5e,5f 端子接続部
5g,5h 折り曲げ部
5i 先端部分
5j ガイド部
5k,7f 係止部
5l 圧入部
7 ハウジング
7a 本体
7b 開口
7c カバー
7d ガイド溝
7e コネクタ部
7g 係止片
7h 貫通孔
7i 切り欠き部
X 挿入方向
3 トロイダルコイル(電気部品)
3a トロイダルコア
3b 巻線
5 シールド板(回路体)
5a コイル収容部
5b 樹脂部材
5c,5d バスバー
5e,5f 端子接続部
5g,5h 折り曲げ部
5i 先端部分
5j ガイド部
5k,7f 係止部
5l 圧入部
7 ハウジング
7a 本体
7b 開口
7c カバー
7d ガイド溝
7e コネクタ部
7g 係止片
7h 貫通孔
7i 切り欠き部
X 挿入方向
Claims (2)
- 樹脂部材にバスバーをインサート成形して形成され電気部品が実装された回路体と、
前記回路体が開口から内部空間に挿入され、該内部空間に前記回路体上の前記電気部品が収容されるハウジングと、
前記ハウジングの外部に形成され、前記回路体の前記樹脂部材からクランク状に突出した前記バスバーの接続端子部のうち、前記回路体が前記内部空間に収容された収容状態において該内部空間に対する前記回路体の挿入方向に沿って延在し前記ハウジングを貫通した先端部分が露出するコネクタ部と、
前記回路体及び前記ハウジングにそれぞれ設けられ、前記収容状態において互いに係止して、前記挿入方向に沿った前記回路体の前記ハウジングに対する相対移動を規制する係止部と、
を備えることを特徴とするコネクタ装置。 - 前記回路体は、前記収容状態において前記開口に圧入される圧入部をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
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