JP2017123128A - カード処理装置 - Google Patents

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雅之 石井
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Abstract

【課題】利用者にとって、カードを容易に取り扱うことができるカード処理装置を提供する。【解決手段】カードに記録された情報を読み取り、所定の処理を実現可能なカード処理装置であって、カードを所定の向きに投入できるカード投入口と、前記投入口から投入されたカードの向きに拘わらず、当該カードから記録情報を読み取ることができるカードリーダと、前記カードリーダから送出されてカードの取出しを可能にするカード取出し口と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、カード処理装置に係り、特に、カードの取り扱いを利用者にとって容易になるようにしたカード処理装置に関する。
従来から、この種のカード処理装置として、現金自動預け払い機(ATM)、及び、現金自動支払い機(CD)が存在する。これらカード処理装置は、利用者によって挿入された磁気カード、ICカード等のカードをカードリーダまで搬送してカード情報を読み取り、その上で、利用者が望む金融サービスを提供するものとして知られている。さらに、カード取扱装置として、非接触ICカードを取扱うものもある(特開2005―352741)。
特開2005−352741号公報
従来の現金自動預け払い機(ATM)、及び、現金自動支払い機(CD)では、カードの挿入口の形態が、カードの縦横、そして、厚みよりも僅かに、例えば、1〜2mm大きい程度のサイズに制限され、利用者はカードをこの挿入口に押し込む必要があった。
そして、挿入口に挿入されるカードの向きは特定方向に規制され、カードが特定方向とは異なる向きに挿入されると、カード処理装置は、カードの取扱いを不可とし、挿入口からカードを利用者に返却していた。
以上のように、従来のカード処理装置は、利用者にとってみればカードの取扱が容易とはいえなかった。そこで、本発明は、利用者にとって、カードを容易に取り扱うことができるカード処理装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、カードに記録された情報を読み取り、所定の処理を実現可能なカード処理装置であって、カードを所定の向きに投入できるカード投入口と、前記投入口から投入されたカードの向きに拘わらず、当該カードから記録情報を読み取ることができるカードリーダと、前記カードリーダから送出されてカードの取出しを可能にするカード取出し口と、を備えるというものである。
本発明は、利用者にとって、カードを容易に取り扱うことができるカード処理装置を提供することができる。
第1の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 図1の正面図である。 カードリーダの構造をカードリーダの側面から描いた図である。 カードリーダの構造をカードリーダの正面から描いた図である。 第1の向きにあるカードの平面図である。 第2の向きにあるカードの平面図である。 第3の向きにあるカードの平面図である。 第4の向きにあるカードの平面図である。 第2の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 図1の正面図である。 第3の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第3の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第4の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第4の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第5の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第6の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第6の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。 第7の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図である。
次に、カード処理装置の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係るカード処理装置の一部縦断面図であり、図2は図1の正面図である。図2はカード処理装置の筐体の図示を省略している。破線で示された部分は、筐体の影になって利用者から直視できないことを示している。
カード処理装置の筐体2の利用者側正面には、利用者がカード1の向きを気にすることなく、カード1を投入できる投入口3が設けられている。
カード投入口3の幅W2はカード1の長手方向寸法よりも十分に大きく、カード投入口3の高さH2はカード1の短手寸法よりも十分に大きく設定されている。利用者(エンドユーザ)は、カード1をカード投入口3に投入する際、カード1の表裏及び前後、即ち、カード1の向きを気にしなくてもよい。図2は、カード1をカード投入口3に対して傾斜させても、カード1をカード投入口3に投入できることを示している。
カード投入口3は、カード搬送路9の開始端に接続されており、カード投入口3から投入されたカード1は、カード搬送路9に沿って落下する。カード搬送路9の終端は、カードリーダ4の上方端面に接続されている。カードリーダ4は、カード1の短手方向の端面を下にして、カード1を重力方向に搬送しながら、カード1の記録情報を読み込む。
カード搬送路9は、重力方向から傾斜する方向に延びる傾斜領域9aと、重力方向に延びる直下領域9bを備え、筐体2内に形成されている。カード投入口3から投入されたカード1は、傾斜領域9aを経て直下領域9bに沿って落下してカードリーダ4に供給される。
図2に示すように、傾斜領域9aは、カード投入口3から直下領域9bに至る過程で、経路幅W3が漸減され、傾斜領域9aの終端において、経路幅W3は、直下領域9bの開始端の幅W4になる。カード1は、傾斜領域9aから直下領域9bに至るまでに、カード1の短手の端面が下方になるように(カード1がカードリーダ4に進入できるように)、カード1の姿勢が変更、調整、或いは、整列される。この意味で、カード搬送路9(又は、傾斜領域9a)は、カード1を整列等させるカード姿勢制御部とも云い得る。
直下領域9bはカード1の幅よりも若干大きなサイズのW4の幅を持って直線状に延び、その終端は、カードリーダ4の上方端面のカード受入れ口4a(図3)に臨んでカードリーダ4に接続される。直下領域9bでは、カード1はその長手方向を重力方向にして落下してカードリーダの開口4aに到達する。傾斜領域9aから送出されたカード1は直下領域9bを通る間に、カード1の先端面がカード受入れ口4aに臨むように、カード1の落下姿勢が調整される。
カードリーダ4の下方のカード送出口にはカード送出路10が接続されている。カード送出路10はカードリーダ4から重力方向に延びた後、利用者側に直角に曲がるように構成されている(図1)。カード送出路10は、カードリーダ4から送り出されて落下したカード1を受け入れた後、これを利用者側に誘導して、利用者がカード送出路10の終端のカード取出口11にカード1を露出させる。利用者はカード取出口11から難なくカード1を取り出すことができる。
カードリーダ4は、磁気カードの読取り又は書込み処理、そして、ICカードの読取り又は書込み処理を実行する。図3及び図4にカードリーダ4の詳細を示す。図3は、カードリーダ4を側面から見たカードリーダの構造を示し、図4はカードリーダ4を正面から見たカードリーダの構造を示す。
カードリーダ4の搬送路9側の上部端面に、カード1の短手側端面からカード1を受け入れるカード受入れ口4aが設けられている。さらに、カード受入れ口4aから受け入れたカード先端の平面と背面に夫々当接して、カード1をカードリーダ4内で搬送させるための一対のカード搬送ローラ7aが存在する。
内側にテーパ面4cを持って、カード受入れ口4aから受け入れたカード1をカード搬送ローラ7aに誘導する誘導部材がある。カードリーダ4のカード1の送出口4bの側にも、一対のカード搬送ローラ7bが設けられている。一対のカード搬送ローラ7bの近傍には、カード搬送ローラ7bによって送出されるカード1を送出口に誘導するためのガイド4dが設けられている。
一対のカード搬送ローラ7aと一対のカード搬送ローラ7bとの間には、カード1の両面に夫々臨むように近接して、ICチップに対するIC接点ユニットと磁気ヘッドが設けられている。IC接点ユニットと磁気ヘッドは夫々情報リード及びライトモジュール、或いは、情報リード及びライト手段に相当する。
図3、4において、6a〜6dの夫々がIC接点ユニットである。6aのIC接点ユニットはカード1の基端側の第1面のためのものであり、6cのIC接点ユニットはカード1の基端側の第2面のためのものであり、6bのIC接点ユニットはカード1の先端端側の第1面のためのものであり、6dのIC接点ユニットはカード1の先端端側の第2面のためのものである。これらのIC接点ユニットは、カード1の短手方向に沿った形態を持っている。
そして、カード1の基端側のIC接点ユニットとカード1の先端側のIC接点ユニットとの間には、カード両面に夫々望むように近接して磁気ヘッドが設けられている。
図3、4において、5a〜5dの夫々が磁気ヘッドである。5aの磁気ヘッドはカード1の第2の面に臨み、そして、第1の側に設けられ、5bの磁気ヘッドはカード1の第1の面に臨み、そして、第1の側に設けられ、5cの磁気ヘッドはカード1の第2の面に臨み、そして、第2の側に設けられ、5dの磁気ヘッドはカード1の第1の面に臨み、そして、第2の側に設けられている。
図3、4において、符号8はカード1の先端に接して、カード1の落下を防ぐためのストッパであり、符号8aはストッパ8をカード先端に対して進退させるアクチュエータである。
図5Aに、カード1の平面図を示す。1aはICチップであり、1bはカード1の長手方向に沿って帯状に形成された磁気ストライプである。ICチップ及び磁気ストライプは情報記憶モジュール、情報記憶手段、又は、情報記録領域に相当する。
ICチップ1aは、カード1の先端より中央付近に存在し、磁気ストライプ1bはカード1の背面の左側面の側に形成されている。ICチップ、及び、磁気ストライプの位置はISO規格によって規定されている。図5Aに示す、ICチップ、及び、磁気ストライプ位置は、ISO規格の範囲内の一例である。カードリーダ4内で搬送されるカード1の向きの違いによって、即ち、カード1の前後の違い、カード1の表裏の違いによって、カード1はカードリーダ4に対して、図5Aから図5Dの4つのパターンの何れかの配置をとる。
カードリーダ4の磁気ヘッドは、カード1の表裏、そして、カード1の左右に存在し、IC接点ユニットは、カード1の前後、そして、カード1の表裏に存在するので、カード1がどのパターンであっても、カードリーダ4は、磁気ストライプ1bとICチップ1aにアクセスすることができる。
このように、カードリーダ4は、カードの向き、あるいは姿勢等がカードリーダ4に対してどのような態様になっているかに拘わらず、カードリーダ4は複数の磁気ヘッドを順番に動作させ、そして、複数のIC接点ユニットを順番に動作させることにより、いずれかの磁気ヘッド、そして、いずれかのIC接点ユニットから、カード1の情報にアクセスでき、又は、カード1へ情報を記録することができる。
カード1はカードリーダ4内を重力方向に搬送される過程で、カード1の表裏に配置した磁気ヘッド5a、5b、5c、5dの何れかによって、磁気ストライプから磁気データをリードすることができる。
カード1がICチップ1bを備える場合には、カードリーダ4は、磁気処理に続いて、ICチップに対する情報処理を行う。即ち、磁気ストライプ1aの終端が磁気ヘッドを越えるとカード搬送ローラ7bの回転を止め、一対のローラ7a、7b間にカード1を把持する。
次いで、カードリーダ4は、カード搬送ローラ7bを逆回転させて、カード1の基端をカード搬送ローラ7aの一対のローラ間に至った段階でカード搬送ローラ7a、7bを停止させて、カード1をカード搬送ローラ7a、7b間で保持させる。アクチュエータ8bはストッパ8をカード1側に突出させて、ストッパ8をカード1の先端に当接させ、カード1の落下を防止する。
カード1のICチップ1bは、カード1の向きがどのような場合でも、IC接点ユニット6a〜6dの何れかに向き合うことができ、IC接点ユニットはICチップに当接して、リード及び/又はライト処理を行うことができる。
その後、カードリーダ4は、ストッパ8をカード1から退避させ、カード搬送ローラ7a、7bを駆動させて、カード1を送出口4bから送り出せばよい。
既述の実施形態によれば、利用者がカード1を投入口3に投入するだけで、カード1をカード処理装置に適用させることができる。このため、未成年者や高齢者等であっても、従来のカード処理装置のように、狭い開口からカード1を差し入れなければならないような困難さが解消されるため、カード1の取扱が容易になる。
さらに、カード処理装置は、カード1の向き、或いは、方向の違いに拘わらず、カード1に対する処理を確実に達成することができる。さらに、カード処理装置は、カード1が投入されてから、カード1がカードリーダ4に到達するまでの間に、カード1の向きをカードリーダ4がカード1の処理ができるような態様に調整することができる。さらにまた、カード処理装置にカード1を投入してカード1の姿勢を不定にできるため、スキマーの不正ヘッドで磁気データが不正取得されることを排除することができる。
図6、図7に、カード処理装置の第2の実施形態を示す。図6は、カード処理装置の一部従断面図、図7はその正面図を示す。既述の第1の実施形態では、カード投入口3が矩形に形成されているが、第2の実施形態では、カード投入口3が、カード1を投入できる径を持った円形又は楕円形等の環状に形成されている。カード投入口3を円形又は楕円形にすることにより、利用者はカード1の向きを一層気にすることなく、カード1をカード処理装置に投入しやすくなる。
図8A、図8Bにカード処理装置の第3の実施形態を示す。図8A、図8Bは、カード処理装置の一部従断面図を示す。カード投入口3を、利用者がカード1の向きを気にすることなく投入できるように、カード1より十分に大きなサイズに形成された結果、カード以外の異物12が、カード投入口3からカード処理装置に入り込むおそれがある。そこで、図8A、図8Bに示すように、カード処理装置は、カード搬送路9から異物排出経路14を分岐させ、さらに、異物排出経路シャッタ13を備えることとした。異物排出経路シャッタ13は、カード搬送路9と異物排出経路14との分岐部に対して進退することにより、異物排出経路14を開閉する。
カード処理装置は、カード処理時、異物排出経路シャッタ13を、異物排出経路14を閉じる方向に制御して、カード1が異物排出経路14に行かないようにしてカード1をカード搬送路(直下領域9b)からカードリーダ4に供給されるようにしている。カード処理装置は、例えば、光センサによって異物12がカード搬送路9に進入したことを検知すると、異物排出経路シャッタ13を制御して異物排出経路14を開放する(図8B)。
異物排出経路14はカード搬送路9の傾斜領域9aと同様な傾斜度を持って形成されているため、異物12はカード搬送路9の傾斜領域9aに沿って落下する際の勢いを保ったまま、異物排出経路シャッタ13によって遮られることなく、異物排出経路14を落下して進むことになる。異物排出経路14は、その後重力方向に沿うように曲がり、最後は、カード処理装置の正面側に曲がる。したがって、カード処理装置の正面側の開口に異物排出経路14を繋げれば、カード処理装置外に異物を取り出すことができる。
この実施形態によれば、異物によって、カード1がカードリーダ4に導入されなくなることを防止することができる。
図9A、図9Bにカード処理装置の第4の実施形態を示す。図9A、図9Bは、カード処理装置の一部断面図を示す。この実施形態では、カード送出路10の基端がカード回収箱(カード回収路)16に分岐され、カード処理装置は、カード送出路10とカード回収路16とを切り替えるフラッパ15(経路切替装置)を備える。フラッパ15は、回転軸15Aを中心に回転する。フラッパ15は先端に向かって針状を呈し、回転軸15Aを中心に時計又は反時計方向に回転して、一方の通路を閉鎖する。
利用者がカード1をカード処理装置に適用してカード処理が終わると、フラッパ15はカード回収箱16を閉鎖する位置(図9A)にあるため、カードリーダ4から送出されたカード1はカード送出路10に送り出され、利用者に返却される。
一方、利用者が、カード1が返却される前にカード処理装置から立ち去ると、カード処理装置はこれを検知して、フラッパ15を時計方向に回転させて、カード送出路10をクローズする(図9B)。すると、カードリーダ4から送出されたカード1はカード送出路10に行かずに、カード回収箱16に収容される。
カードリーダ4が、カードの不正や不良を検出した場合でも、利用者にカードを返却することなく、回収するようにしてもよい。
この実施形態によれば、カードを自由落下させて利用者に返却するようにしても、利用者のカード取り忘れ等カードの返却を要しない場合に備えることができ、取り忘れたカード1−1を他人の手に亘ることなく安全に保管することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図10は、カード処理装置の一部従断面図を示す。カード処理装置がカード1を返却する場合に、カード処理装置からカード1を全て送出するのではなく、カード1−2の基部付近を保持し、カード送出口4bからカードを突出、即ち、カードの一部をカードリーダ4から露出させるようにしてカード1−2をカードリーダに留置するようにしている。
カード取出口11を大きく開口させることにより、利用者は、カードリーダ4から吊り下がっているカード1−2を視認でき、カード1−2を下方に引き抜いて取り出すことができる。
利用者がカード1を取り忘れた場合は、カード処理装置は、カードリーダ4内にカード1−2を返送させて回収し、カードリーダからカード1−3を取り出して保管できるようにした。
この実施形態によれば、カードを自由落下させて利用者に返却させないため、利用者がとり忘れたカード1−3を他人の手に亘ることなく確実に回収することができる。
図11A、図11Bにカード処理装置の第6の実施形態を示す。図11A、図11Bは、カード処理装置の一部縦断面図を示す。カード処理装置は、カード取引を休止する場合、又は、カード1が投入された後に次のカード、及び、異物が進入しないようにするため、カード投入口3を閉鎖するシャッタ17を備える(図11A)。処理が終了して次のカードの投入待ちになる時には、シャッタ駆動機構18によってシャッタ17を開放する(図11B)。
この実施形態によれば、カードの処理中に他のカードが投入されたり、異物の投入を防ぐことが出来る。
図12にカード処理装置の第7の実施形態を示す。図12は、カード処理装置の一部縦断面図を示す。この実施形態が既述の実施形態と異なる点は、複数のカードリーダ4A〜4Dを連結させた(直列に連結)ことである。カードリーダ4に対するカードの姿勢には、図5A〜図5Dに示すように、4つのパターンがある。カードリーダ4は、図3、図4に示すように、全てのパターンを包含するように、IC読取モジュール、磁気読取モジュールを配置していた。
この実施形態は、4つのカードリーダを連結し、一つのカードリーダが一つのパターンのカードに対応させて、IC読取モジュール、磁気読取モジュールを配置している。
実施形態1に係るカードリーダは、内部に4個の磁気ヘッド5、及び、4個のIC接点ユニット6を備えているため、部品の実装が厳しくなって、機構が複雑になる虞があるのに対して、この実施形態では、磁気ヘッドとIC接点が1つずつ搭載されたカードリーダを連結させればよいだけなので、カードリーダの全長が大きくなるものの、全体のコストやメンテナンスの点で有利である。
既述の実施形態に係るカード処理装置は、利用者がカードの向きを気にすることなく、カードを投入できればよく、投入口の形態は、既述のものに制限されない。そして、カードの態様(磁気ヘッド及びICチップの配置の違い)は、図5A〜図5Dのものに制限されない。
1 カード
2 カード処理装置の筐体
3 カード投入口
4 カードリーダ処理部
5 磁気ヘッド
6 IC接点ユニット
7 搬送ローラ
8 ストッパ
9 カード搬送路
10 カード送出路
11 カード取出口
12 異物
13 異物排出経路シャッタ
14 異物排出経路
15 フラッパ
16 カード回収箱
17 シャッタ
18 シャッタ駆動機構

Claims (9)

  1. カードに記録された情報を読み取り、所定の処理を実現可能なカード処理装置であって、
    カードを所定の向きに投入できるカード投入口と、
    前記投入口から投入されたカードの向きに拘わらず、当該カードから記録情報を読み取ることができるカードリーダと、
    前記カードリーダから送出されてカードの取出しを可能にするカード取出し口と、
    を備えるカード処理装置。
  2. 前記カードリーダは、当該カードリーダに対して前記カードがとり得る複数の向きの夫々において、前記カードの情報記録領域から記録情報を読み取ることができるように、情報読取モジュールを配置させている請求項1記載のカード処理装置。
  3. 前記投入口から投入されたカードを前記カードリーダに搬送する搬送路を備え、
    当該搬送路は、前記カードを搬送する過程で、前記カードリーダに当該カードが受け入れられるようカードの姿勢を変化させる請求項1記載のカード処理装置。
  4. 前記カード投入口は、利用者が前記カードの向きに拘わらず、当該カードを投入できる形態に形成されている請求項1記載のカード処理装置。
  5. 前記投入口から進入した異物を前記カードリーダに至ることなく排出させるための排出経路と、
    前記排出経路を開閉するシャッタと、
    を備え、
    前記異物を前記排出経路に排出させる場合には、前記シャッタを開放し、前記カードを前記カードリーダに搬送する場合には、前記シャッタを閉鎖して当該カードが前記排出経路に進まないようにした請求項1記載のカード処理装置。
  6. 前記カードを前記カードリーダから前記取出し口に送出する送出路と、
    前記送出路の途中から前記カードを回収する回収路と、
    前記カードの誘導を、前記送出路又は前記回収路を切り替える切替装置と、
    を備える請求項1記載のカード処理装置。
  7. 前記カードリーダは、
    前記取出し口に前記カードを送出しようとする際、当該カードの一部を前記カードリーダから露出させて当該カードを保持し、利用者が当該カードを引き抜くことによって当該カードの返却を可能とし、
    前記カードを、利用者への返却を要しない場合には、前記カードリーダから一部が露出されたカードを当該カードリーダ内に回収する
    請求項1記載のカード処理装置。
  8. 前記投入口を開閉する開閉装置を備える請求項1記載のカード処理装置。
  9. 前記カードリーダは、
    複数のモジュールを連結して構成され、
    前記カードの向きに応じて、当該複数のモジュールの少なくとも一つで前記カードの記録情報を読み取ることができる
    請求項1記載のカード処理装置。
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