JP2017119457A - ロッキングタング - Google Patents

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【課題】車両衝突時のクランプ性能の向上を図るロッキングタングを提供する。【解決手段】ロッキングタングにおいて、ウェビング挿通孔12の対向する面のいずれか一方の面21は、ロック部材30を案内可能な案内面21aを有し、ウェビング3は、ロック部材30と、互いに対向する他方の面22との間を通過するように、ウェビング挿通孔12内を挿通し、ロック部材30は、案内面21aと摺接可能なスライド面31と、凸面形状のバンプ部32を有し、バンプ部32は、通常時、案内面21aと対向する位置から離間して、仮想平面Pと交差するように配置され、ウェビング3に所定値以上の力が作用したとき、ロック部材30はウェビング3の張力によって押圧され、スライド面31が案内面21aに沿ってショルダー側開口12aにスライドした後に、バンプ部32が案内面21aに乗り上げて、ロック部材30が回転することで、ウェビング3をクランプする。【選択図】図3

Description

本発明は、ロッキングタングに関し、より詳細には、シートベルト装置のバックルに着脱可能に結合されるロッキングタングに関する。
従来、自動車などの車両において、車両衝突時に、運転者や同乗者を保護するための、いわゆる三点式シートベルト装置が提案されている。三点式シートベルト装置では、タングがバックルに適切に結合されたとき、座席に座っている乗員の腰部を横切るように延在するラップベルトと、乗員の胸部を横切るように延在するショルダーベルトとによって乗員を保護している。
また、ウェビングは、通常は、リトラクタから自由に引き出すことができ、乗員が、所定位置に締められるようになっている。車両衝突時には、リトラクタは、例えば慣性機構によってロックされ、ウェビングがそれ以上引き出されることを防止する。その結果、衝突時にあっては、ウェビングは乗員を座席上の所定位置にしっかりと保持する。
車両衝突時においては、基本的には、リトラクタはロックされ、ウェビングは引き出されない。このとき、ラップ側(腰ベルト側)の張力が大きくなるが、ショルダー側(肩ベルト側)の張力もラップ側の張力増加に引きずられて増大する。これを防止するために、タング内に配置されたロック部材を移動させて、タングのウェビング挿通孔に挿通されるウェビングをクランプしてウェビングの移動を防止し、ショルダーベルトとラップベルトとを分離するロッキングタングが考案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
国際公開WO2012/105762号 特開2015−3568号公報
ところで、ロッキングタングでは、車両衝突時、ロック部材によるウェビングのクランプ性能において更なる改善が求められている。特に、ロック部材のストローク量が長くなるにつれて、タングのサイズや重量が大きくなるという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両衝突時のクランプ性能の向上を図ることのできるロッキングタングを提供することにある。
(1) バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通されるウェビング挿通孔を有するタング本体と、
前記ウェビング挿通孔内を移動可能に前記タング本体に保持されるロック部材と、
を有し、前記ロック部材が所定の方向に移動することで、前記ウェビング挿通孔に挿通される前記ウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロッキングタングであって、
前記ウェビング挿通孔を構成する互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記ロック部材の移動を案内可能な案内面を有し、
前記ウェビングは、前記ロック部材と、前記互いに対向する面のいずれか他方の面との間を通過するように、前記ウェビング挿通孔内を挿通し、
前記ロック部材は、前記案内面と摺接可能なスライド面と、該スライド面から前記ウェビング挿通孔の案内面側に突出する凸面形状のバンプ部を有し、
前記バンプ部は、通常時、前記案内面と対向する位置から離間して、前記案内面を含む仮想平面と交差するように配置されており、
前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記ロック部材は前記ウェビングの張力によって押圧され、前記ロック部材のスライド面が前記ウェビング挿通孔の案内面に沿って前記所定の方向にスライドした後に、前記バンプ部が前記案内面に乗り上げて、前記ロック部材が回転することで、前記ウェビングを前記ロック部材と前記他方の面とでクランプし、前記ウェビングの移動を防止することを特徴とするロッキングタング。
(2) バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通されるウェビング挿通孔を有するタング本体と、
前記ウェビング挿通孔内を移動可能に前記タング本体に保持されるロック部材と、
を有し、前記ロック部材が所定の方向に移動することで、前記ウェビング挿通孔に挿通される前記ウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロッキングタングであって、
前記ウェビング挿通孔を構成する互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記ロック部材の移動を案内可能な案内面を有し、
前記ウェビングは、前記ロック部材と、前記互いに対向する面のいずれか他方の面との間を通過するように、前記ウェビング挿通孔内を挿通し、
前記ロック部材は、前記案内面と摺接可能なスライド面と、該スライド面から前記ウェビング挿通孔の案内面側に突出する凸面形状のバンプ部を有し、
前記バンプ部は、通常時、前記案内面と対向する位置から離間して、前記スライド面を延長した仮想平面から突出するように設けられており、
前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記ロック部材は前記ウェビングの張力によって押圧され、前記ロック部材のスライド面が前記ウェビング挿通孔の案内面に沿って前記所定の方向にスライドした後に、前記バンプ部が前記案内面に乗り上げて、前記ロック部材が回転することで、前記ウェビングを前記ロック部材と前記他方の面とでクランプし、前記ウェビングの移動を防止することを特徴とするロッキングタング。
(3) 前記ウェビング挿通孔の前記案内面および前記ロック部材の前記スライド面の少なくともいずれかの面は、平らな表面であることを特徴とする(1)または(2)に記載のロッキングタング。
(4) 前記ウェビング挿通孔は、前記互いに対向する面によって前記所定の方向に向かって幅狭となるくさび形状を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のロッキングタング。
(5) 前記ロック部材は、前記所定の方向に向かって徐々に幅狭となるくさび形状を有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のロッキングタング。
(6) 前記互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記互いに対向する面のいずれか他方の面よりも前記所定の方向に延出している(1)〜(5)のいずれかに記載のロッキングタング。
(7) (1)〜(6)のいずれかに記載のロッキングタングを備えることを特徴とするシートベルト装置。
本発明のロッキングタングによれば、ウェビング挿通孔を構成する互いに対向する面のいずれか一方の面は、ロック部材の移動を案内可能な案内面を有し、ウェビングは、ロック部材と、互いに対向する面のいずれか他方の面との間を通過するように、ウェビング挿通孔内を挿通する。また、ロック部材は、案内面と摺接可能なスライド面と、該スライド面からウェビング挿通孔の案内面側に突出する凸面形状のバンプ部を有し、バンプ部は、通常時、案内面と対向する位置から離間して、案内面を含む仮想平面と交差するように配置されている。或いは、バンプ部は、通常時、案内面と対向する位置から離間して、スライド面を延長した仮想平面から突出するように設けられている。
そして、ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、ロック部材はウェビングの張力によって押圧され、ロック部材のスライド面がウェビング挿通孔の案内面に沿って所定の方向にスライドした後に、バンプ部が案内面に乗り上げて、ロック部材が回転することで、ウェビングをロック部材と他方の面とでクランプし、ウェビングの移動を防止する。これにより、ロック部材のストローク量が短くなり、タングのサイズや重量を低減することができる。また、同じ量ストロークさせた場合には、強いクランプ力を得ることができる。
本発明によるロッキングタングを備えたシートベルト装置の一例を模式的に示した斜視図である。 (a)は、ロッキングタングの斜視図であり、(b)は、ウェビングが挿通されたロッキングタングの斜視図である。 (a)は、通常使用時のロッキングタングを示す断面図であり、(b)は、ロック時のロッキングタングを示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るロッキングタングについて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、ロッキングタング10が適用される三点式のシートベルト装置1の一例を示す。シートベルト装置1は、車両の座席(図示せず)に対して片側の床に取り付けられたリトラクタ2を備えている。ウェビング3の片端は、リトラクタ2の内部にあるバネ付勢された慣性リールに巻き取られ、ウェビング3の他端は、ラップアンカー4によって車体に固定されている。ウェビング3には、ロッキングタング10が摺動自在に設けられており、ロッキングタング10は、座席に対してリトラクタ2とは反対側に設けられたバックル7と着脱可能に結合される。
ウェビング3は、リトラクタ2から、ショルダーアンカー5へと、実質的に垂直上方に延びる。また、ウェビング3は、ショルダーアンカー5からバックル7へと斜め下方へ延びて、乗員の肩部から腰部にかけて斜めに掛け渡されるショルダーベルト6を構成する。さらに、ウェビング3は、バックル7からラップアンカー4へと車幅方向に延びて、乗員の腰部を跨ぐラップベルト8を構成する。
図2及び図3に示すように、ロッキングタング10は、バックル7に結合可能であると共に、ウェビング3が挿通されるウェビング挿通孔12を有するタング本体11と、ウェビング挿通孔12内を移動可能にタング本体11に保持されるロック部材30と、を有する。そして、ロッキングタング10は、ロック部材30が所定の方向、即ち、ウェビング挿通孔12のショルダー側開口12aに移動することで、ウェビング挿通孔12に挿通されるウェビング3をクランプしてウェビング3の移動を防止する。
タング本体11は、金属製のタングプレート15と、該タングプレート15を部分的に覆い、ウェビング挿通孔12を形成する樹脂モールド16と、を有する。タングプレート15は、金属板材等をプレス加工などすることにより、略T字形に形成され、タングプレート15の幅広部分に幅方向に沿った幅方向孔15aを有する。また、タングプレート15の幅狭部分には、バックル7の内部に設けられるロック要素(図示せず)に係合する開口部14が形成されている。
具体的に、樹脂モールド16は、幅方向孔15aの周囲を含めてタングプレート15の幅広部分を覆い、幅方向孔15aに対して開口部14寄りの開口部側部分17と、タングプレート15のブランク20を覆い、ウェビング3が折り返される折り返し部分18と、ウェビング挿通孔12の幅方向両側で、開口部側部分17と折り返し部分18とを繋ぐ一対の連結部分19と、を備える。これにより、ウェビング挿通孔12は、開口部側部分17と折り返し部分18の互いに対向する面21、22によって構成され、これらの面21、22はいずれも樹脂によって構成されている。
また、ウェビング挿通孔12は、互いに対向する面21、22によってショルダー側開口12aに向かって幅狭となるくさび形状を有する。さらに、互いに対向する面21、22のいずれか一方の面(折り返し側表面)21は、ロック部材30の移動を案内可能な平らな表面である案内面21aを有する。
ウェビング3は、ロック部材30と、互いに対向する面21、22のいずれか他方の面(開口部側表面)22との間を通過するように、ウェビング挿通孔12内を挿通する。
ロック部材30は、ウェビング挿通孔12の案内面21aと摺接可能な平らな表面であるスライド面31と、該スライド面31から案内面側に突出する凸曲面形状のバンプ部32を有する。また、ロック部材30は、ショルダー側開口12aに向かって徐々に幅狭となるくさび形状を有する。
なお、ロック部材30は、樹脂によって構成されているが、金属材料など、他の材料によって構成されてもよい。また、バンプ部32は、凸曲面形状が好ましいが、凸面形状であればよく、傾斜平面を有する形状であってもよい。
図3(a)に示すように、通常時では、ロック部材30のスライド面31とウェビング挿通孔12の案内面21aとが当接し、バンプ部32は、ウェビング挿通孔12の案内面21aと対向する位置から離間して、案内面21aを含む仮想平面Pと交差するように配置されている。また、ロック部材30は、通常時に上記位置に配置されるように、タング本体11に保持され、例えば、一対の連結部分19によってスライド可能にガイドされる。
また、本実施形態のバンプ部32は、通常時、案内面21aと対向する位置から離間して、スライド面31を延長した仮想平面P1から突出するように設けられている。なお、図3(a)では、ロック部材30のスライド面31とウェビング挿通孔12の案内面21aとが当接しているので、仮想平面Pと仮想平面P1とは、一致している。
なお、樹脂モールド16の折り返し部分18によって構成されるいずれか一方の面21は、ウェビング挿通孔12のラップ側開口12bにおいて、いずれか他方の面22よりも短くなるので、通常時、バンプ部32が仮想平面Pと交差するように配置してもロック部材30がウェビング挿通孔12から大きく突出することがない。具体的には、ロック部材30は側面視において、樹脂モールド16の連結部分19に覆われた領域内を移動する。
したがって、ウェビング3は、通常時、タング本体11に対する相対移動が規制されずに、ウェビング挿通孔12を通って自由に移動可能である。
一方、ロッキングタング10がバックル7に装着された状態で、車両衝突時など、ウェビング3(即ち、乗員の上半身を拘束するショルダーベルト6)に所定値以上の力が作用したときには、図3(b)に示すように、ロック部材30はウェビング3の張力によって押圧され、ロック部材30のスライド面31がウェビング挿通孔12の案内面21aに沿ってショルダー開口12aに向かってスライドした後に(矢印A方向)、バンプ部32が案内面21aに乗り上げて、ロック部材30が回転することで(矢印B方向)、ウェビング3をロック部材30と他方の面22とでクランプし、ウェビング3の移動を防止することができる。
したがって、本実施形態のロッキングタング10によれば、ラップベルト8側の張力が大きくなっても、ウェビング3はロック部材30によって拘束されているので、ラップベルト8側の張力がショルダーベルト6側に伝わることはない。ロードリミッタ作動時など緊急時にショルダー側でベルトの引き出しがある場合などでは、ラップ側のウェビング3がロックされているので、引き出されたウェビング3がすべてショルダー側で使われる。従って、ウェビング3による乗員胸部への必要以上の圧迫を回避することができる。
また、車両衝突時などにおいて、ロック部材30は、スライドするだけでなく、回転することで、ロック部材30のストローク量が短くなるので、ロッキングタング10のサイズや重量を低減することができる。また、同じ量ストロークさせた場合には、強いクランプ力を得ることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
例えば、ウェビング挿通孔の案内面およびロック部材のスライド面は、本実施形態のような平らな表面であることが好ましいが、ロック部材が本実施形態のように作動するものであれば、平らな表面に限定されない。
1 シートベルト装置
2 リトラクタ
3 ウェビング
4 ラップアンカー
5 ショルダーアンカー
6 ショルダーベルト
7 バックル
8 ラップベルト
10 ロッキングタング
11 タング本体
12 ウェビング挿通孔
12a ショルダー側開口
12b ラップ側開口
15 タングプレート
16 樹脂モールド
30 ロック部材
31 スライド面
32 バンプ部

Claims (7)

  1. バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通されるウェビング挿通孔を有するタング本体と、
    前記ウェビング挿通孔内を移動可能に前記タング本体に保持されるロック部材と、
    を有し、前記ロック部材が所定の方向に移動することで、前記ウェビング挿通孔に挿通される前記ウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロッキングタングであって、
    前記ウェビング挿通孔を構成する互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記ロック部材の移動を案内可能な案内面を有し、
    前記ウェビングは、前記ロック部材と、前記互いに対向する面のいずれか他方の面との間を通過するように、前記ウェビング挿通孔内を挿通し、
    前記ロック部材は、前記案内面と摺接可能なスライド面と、該スライド面から前記ウェビング挿通孔の案内面側に突出する凸面形状のバンプ部を有し、
    前記バンプ部は、通常時、前記案内面と対向する位置から離間して、前記案内面を含む仮想平面と交差するように配置されており、
    前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記ロック部材は前記ウェビングの張力によって押圧され、前記ロック部材のスライド面が前記ウェビング挿通孔の案内面に沿って前記所定の方向にスライドした後に、前記バンプ部が前記案内面に乗り上げて、前記ロック部材が回転することで、前記ウェビングを前記ロック部材と前記他方の面とでクランプし、前記ウェビングの移動を防止することを特徴とするロッキングタング。
  2. バックルに結合可能であると共に、ウェビングが挿通されるウェビング挿通孔を有するタング本体と、
    前記ウェビング挿通孔内を移動可能に前記タング本体に保持されるロック部材と、
    を有し、前記ロック部材が所定の方向に移動することで、前記ウェビング挿通孔に挿通される前記ウェビングをクランプして前記ウェビングの移動を防止するロッキングタングであって、
    前記ウェビング挿通孔を構成する互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記ロック部材の移動を案内可能な案内面を有し、
    前記ウェビングは、前記ロック部材と、前記互いに対向する面のいずれか他方の面との間を通過するように、前記ウェビング挿通孔内を挿通し、
    前記ロック部材は、前記案内面と摺接可能なスライド面と、該スライド面から前記ウェビング挿通孔の案内面側に突出する凸面形状のバンプ部を有し、
    前記バンプ部は、通常時、前記案内面と対向する位置から離間して、前記スライド面を延長した仮想平面から突出するように設けられており、
    前記ウェビングに所定値以上の力が作用したとき、前記ロック部材は前記ウェビングの張力によって押圧され、前記ロック部材のスライド面が前記ウェビング挿通孔の案内面に沿って前記所定の方向にスライドした後に、前記バンプ部が前記案内面に乗り上げて、前記ロック部材が回転することで、前記ウェビングを前記ロック部材と前記他方の面とでクランプし、前記ウェビングの移動を防止することを特徴とするロッキングタング。
  3. 前記ウェビング挿通孔の前記案内面および前記ロック部材の前記スライド面の少なくともいずれかの面は、平らな表面であることを特徴とする請求項1または2に記載のロッキングタング。
  4. 前記ウェビング挿通孔は、前記互いに対向する面によって前記所定の方向に向かって幅狭となるくさび形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロッキングタング。
  5. 前記ロック部材は、前記所定の方向に向かって徐々に幅狭となるくさび形状を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロッキングタング。
  6. 前記互いに対向する面のいずれか一方の面は、前記互いに対向する面のいずれか他方の面よりも前記所定の方向に延出している請求項1〜5のいずれか1項に記載のロッキングタング。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のロッキングタングを備えることを特徴とするシートベルト装置。
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