JP2017112687A - 誘導モータ - Google Patents

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【課題】起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良い分布巻の誘導モータを提供する。【解決手段】周方向に複数のスロット83を有し、コイル82が分布巻されたステータ80と、周方向に複数のスロット92を有するロータ90と、を備え、ロータ90にスキューを有する。ロータ90のスロット数は、ステータ80のスロット数から極対数を減算して得られる値であるとともに、ロータ90のスキュー角度は、360度をロータ90のスロット数で除算して得られる値である。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導モータに関するものである。
特許文献1に開示の集中巻方式の回転電機においては、固定子の極数と固定子のスロット数の比が1:3となる構成とすることにより効率よく運転できるとともに占積率が高いものとしている。
特開2006−271187号公報
ところで、起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良い分布巻の誘導モータが望まれている。
本発明の目的は、起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良い分布巻の誘導モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、周方向に複数のスロットを有し、コイルが分布巻されたステータと、周方向に複数のスロットを有するロータと、を備え、前記ロータまたは前記ステータにスキューを有する誘導モータにおいて、前記ロータのスロット数は、前記ステータのスロット数から極対数を減算して得られる値であるとともに、前記ロータまたは前記ステータのスキュー角度は、360度を前記ロータのスロット数で除算して得られる値であることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ロータのスロット数は、ステータのスロット数から極対数を減算して得られる値であるので、ステータのスロット数に起因した高調波である起磁力高調波の影響を少なくすることができ、効率向上が図られる。また、ロータまたはステータのスキュー角度は、360度をロータのスロット数で除算して得られる値であるので、騒音を抑制することができる。その結果、起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良いものとなる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の誘導モータにおいて、前記ステータのスロット数が54であるとともに前記極対数が3であるとよい。
本発明によれば、起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良いものとなる。
実施形態における誘導モータの概略縦断面図。 ステータコアの側面図。 (a)はロータの正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 ステータにおけるコイルの巻線状態を示す展開図。 ステータにおける結線側から見たときのコイルの収納状態を示す側面図。 (a),(b),(c),(d)は各スキュー角度での周波数に対する電磁力の解析結果を示す図。 スキュー角度に対するトルクの解析結果を示す図。 ステータスロット数、ロータスロット数、極対数、スキュー角度の組み合わせ例を示す図。
以下、本発明を、かご形三相6極誘導モータに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、誘導モータ60は、ハウジング70と、周方向に複数のスロット83を有するステータ80と、周方向に複数のスロット92を有するロータ90を備えている。
ハウジング70は、全体の概略形状として、両端面が塞がれた円筒状をなしている。詳しくは、ハウジング70は、円筒状の本体部71と、本体部71の両端開口部を閉塞する円板状のプレート72を有する。ハウジング70は金属材料(例えばアルミニウム)により形成されている。
ハウジング70の本体部71にはステータ80が固定されている。ステータ80は、円筒状をなすステータコア81と、銅線よりなるコイル82を備える。ステータコア81は、例えば電磁鋼板を積層して構成することができる。ステータコア81は、図2に示すように、内周面に開口し周方向に並設されたスロット83、および、スロット83の間に形成されたティース84を有する。
図1に示すように、コイル82がステータコア81のスロット83に挿入されている。つまり、ステータ80は、ハウジング70の本体部71に固定されたステータコア81のティース84にコイル82が巻回されて構成されている。コイル82はステータコア81における一方の端面から突出しているとともにステータコア81における他方の端面から突出している。
ハウジング70に固定されたステータ80の内方においてロータ90が配設されている。ロータ90はロータコア91を備えている。ロータコア91は円柱状をなしている。ロータコア91は、例えば電磁鋼板を積層して構成することができる。ロータコア91の中心にはモータシャフト100が貫通する状態で固定されている。モータシャフト100はハウジング70に対し軸受101,102により回転可能に支持されている。
図3(a),(b),(c)に示すように、ロータコア91にはスロット92が周方向に多数形成され、スロット92は軸方向に貫通するように延びている。
図1および図3(a),(b),(c)に示すように、ロータ90は二次導体93を有する。二次導体93は、ロータバー94とエンドリング95,96を有する。ロータバー94はロータコア91の内部のスロット92に埋設され、軸方向に貫通するように配置されている。エンドリング95はロータコア91の一端面に配置され、エンドリング95はロータバー94の一端と連結されている。エンドリング96はロータコア91の他端面に配置され、エンドリング96はロータバー94の他端と連結されている。二次導体93(ロータバー94、エンドリング95,96)はアルミよりなり、詳しくは、アルミダイキャストで製作している。
図2に示すように、ステータ80(ステータコア81)におけるスロット83の数は54である。
周方向に複数のスロット83を有するステータ80においては、図4,5に示すように、コイル82が分布巻されている。
詳しくは、図4のコイル巻線図および図5のコイル収納図において、図5での時計の文字盤におけるほぼ12時に位置するスロットをスロット番号1とし、以下、時計回りにスロット番号を2,3,4,…,53,54としている。
図4に示すように、U相における第1極として、スロット番号1とスロット番号2とスロット番号8とスロット番号9を用いてコイル82が巻回されている。U相における第2極として、スロット番号10とスロット番号11とスロット番号17とスロット番号18を用いてコイル82が巻回されている。U相における第3極として、スロット番号19とスロット番号20とスロット番号26とスロット番号27を用いてコイル82が巻回されている。U相における第4極として、スロット番号28とスロット番号29とスロット番号35とスロット番号36を用いてコイル82が巻回されている。U相における第5極として、スロット番号37とスロット番号38とスロット番号44とスロット番号45を用いてコイル82が巻回されている。U相における第6極として、スロット番号46とスロット番号47とスロット番号53とスロット番号54を用いてコイル82が巻回されている。
よって、図5に示すように、スロット番号1〜9、スロット番号10〜18、スロット番号19〜27、スロット番号28〜36、スロット番号37〜45、スロット番号46〜54において、U相における回転磁界が作られる。
また、図4に示すように、V相における第1極として、スロット番号7とスロット番号8とスロット番号14とスロット番号15を用いてコイル82が巻回されている。V相における第2極として、スロット番号16とスロット番号17とスロット番号23とスロット番号24を用いてコイル82が巻回されている。V相における第3極として、スロット番号25とスロット番号26とスロット番号32とスロット番号33を用いてコイル82が巻回されている。V相における第4極として、スロット番号34とスロット番号35とスロット番号41とスロット番号42を用いてコイル82が巻回されている。V相における第5極として、スロット番号43とスロット番号44とスロット番号50とスロット番号51を用いてコイル82が巻回されている。V相における第6極として、スロット番号52とスロット番号53とスロット番号5とスロット番号6を用いてコイル82が巻回されている。
よって、図5に示すように、スロット番号7〜15、スロット番号16〜24、スロット番号25〜33、スロット番号34〜42、スロット番号43〜51、スロット番号52〜6において、V相における回転磁界が作られる。
また、図4に示すように、W相における第1極として、スロット番号13とスロット番号14とスロット番号20とスロット番号21を用いてコイル82が巻回されている。W相における第2極として、スロット番号22とスロット番号23とスロット番号29とスロット番号30を用いてコイル82が巻回されている。W相における第3極として、スロット番号31とスロット番号32とスロット番号38とスロット番号39を用いてコイル82が巻回されている。W相における第4極として、スロット番号40とスロット番号41とスロット番号47とスロット番号48を用いてコイル82が巻回されている。W相における第5極として、スロット番号49とスロット番号50とスロット番号2とスロット番号3を用いてコイル82が巻回されている。W相における第6極として、スロット番号4とスロット番号5とスロット番号11とスロット番号12を用いてコイル82が巻回されている。
よって、図5に示すように、スロット番号13〜21、スロット番号22〜30、スロット番号31〜39、スロット番号40〜48、スロット番号49〜3、スロット番号4〜12において、W相における回転磁界が作られる。
図3(a),(b),(c)に示すように、ロータ90におけるスロット92について、ロータ90のスロット数は、ステータ80のスロット数から極対数を減算して得られる値である。具体的には、本実施形態では、ステータ80のスロット数が54であり、極数が6であり、極対数が3(=6/2)であり、ロータ90のスロット数が51(=54−3)である。
また、図3(a),(b),(c)に示すように、ロータ90にスキューを有する。ロータ90のスキュー角度θsは、360度をロータ90のスロット数で除算して得られる値である。具体的には、本実施形態では、ロータ90のスロット数が51であり、スキュー角度θsが7.06(=360/51)度である。
次に、誘導モータ60の作用について説明する。
コイル82が通電されるとステータ80において回転磁界が作られる。回転磁界が発生すると、電磁誘導作用により二次導体93(ロータバー94、エンドリング95,96)に二次電流が流れる。このようにロータ90のトルク発生経路用の二次導体93に誘導電流、即ち、二次電流が流れると、ロータ90において磁極が生じる。このロータ90に発生した磁極とステータ80の作る回転磁界の間には電磁力が働き、ロータ90が回転する。
ステータ80のスロット数と極対数により発生する起磁力高調波は、一般的に次の式(1)で表される。
(Ns/P)−1・・・(1)
ただし、Nsはステータのスロット数であり、Pは極対数である。
ロータ90の二次導体間の位相差電気角、即ち、スロットとスロットの間の電気角は、一般的に次の式(2)で表される。
(360/Nr)×P・・・(2)
ただし、Nrはロータのスロット数であり、Pは極対数である。
ステータの起磁力高調波に起因した電流がロータの二次導体に流れ、効率が悪くなる。
そのため、ステータ80の起磁力高調波による二次電流を打ち消すべく、ロータ90の二次導体93間ピッチ(ロータバーとロータバーとの間のピッチ)を次の式(3)のようにする。
(360/Nr)×P×{(Ns/P)−1}=360n・・・(3)
ただし、Nrはロータのスロット数であり、Pは極対数であり、Nsはステータのスロット数であり、nは1,2,3,…である。
式(3)を変形すると、次の式(4)
Nr=(Ns−P)/n・・・(4)
を得る。
これにより、ステータの起磁力高調波に起因した電流がロータの二次導体に流れることが抑制され、効率向上が図られる。
さらに、上記式(4)においてn=1としている。
n=1であることからロータのスロット数Nrが最も大きくなり、小型化が容易となる。このようにして、ステータの起磁力高調波に起因した電流が最小となるロータのスロット数Nrとしている。
更に、誘導モータは騒音対策として、通常、ロータにスキューを施しており、上述した式(4)によりロータのスロット数Nrを決定した場合、小型化にも最適なスキュー量を設定する必要がある。
そのために、ロータのスキュー量を次の式(5)で表される角度(スキュー角度)θsとしている。
θs=360/(Ns−P)=360/(n×Nr)・・・(5)
ただし、Nsはステータのスロット数であり、Pは極対数であり、Nrはロータのスロット数であり、nは上述したように1である。
これにより、ステータのスロット数Nsとロータのスロット数Nrの組合せにより一律に決まる電磁加振力を打ち消すようにロータのスキュー角度θsが施されるので、電磁加振力が小さくなり騒音の低減が図られる。また、スキュー角度θsが大きいとトルクが減少して小型化の阻害要因となるが、スキュー角度θsが小さいことによりトルクの減少を抑制して小型化が図られる。
以下、スキュー角度の最適化について詳しく説明する。
図6(a),(b),(c),(d)は、本実施形態のステータ54スロットとロータ51スロットの組合せでのスキュー角度を変えたときの電磁力(電磁加振力)の解析結果である。図6(a),(b),(c),(d)において横軸に周波数をとり、縦軸に電磁力(電磁加振力)をとっている。図6(a)には、ロータのスキュー角度=0度での周波数に対する電磁力の解析結果を示す。即ち、ロータにスキューを施さないときの電磁力の解析結果を示す。図6(b)には、ロータのスキュー角度=3.53度での周波数に対する電磁力の解析結果を示す。即ち、上記の式(5)において仮にn=2としたときの電磁力の解析結果を示す。図6(c)には、ロータのスキュー角度=7.06度での周波数に対する電磁力の解析結果を示す。即ち、上記の式(5)においてn=1のときの電磁力の解析結果を示す。図6(d)には、ロータのスキュー角度=14.12度での周波数に対する電磁力の解析結果を示す。即ち、上記の式(5)において仮にn=0.5としたときの電磁力の解析結果を示す。
図6(a),(b),(c),(d)において低周波から高周波に向けて第1ピーク、第2ピーク、第3ピーク、第4ピーク、第5ピークを有する。第1ピーク値は図6(a),(b),(c),(d)においてほぼ等しい。第2ピーク値はスキュー角度が大きくなるほど小さい。第3ピーク値、第4ピーク値および第5ピーク値はスキュー角度が大きくなるほど小さくなる傾向にあるが、図6(c)のスキュー角度=7.06度と図6(d)のスキュー角度=14.12度ではほとんど差がない。
図7は、本実施形態のステータ54スロットとロータ51スロットの組合せでのトルクの解析結果である。図7において横軸にスキュー角度をとり、縦軸にトルクをとっている。
スキュー角度に対するトルクの解析結果を示す図7において、スキュー角度が大きくなるほどトルクが小さくなる。特に、スキュー角度が7度以上でトルクが大きく低下する。よって、体格最小という観点からスキュー角度は7度以下が良いことが分かる。
このように、図6(a),(b),(c),(d)から分かるように、電磁力のピーク値を小さくするためにはスキュー角度は0度よりも3.53度が良く、3.53度よりも7.06度が良く、7.06度と14.12度では大差がない。一方、図7に示すようにトルクの低下を抑制するにはスキュー角度が小さいほうが良い。その結果、トルクの低下を抑制しつつ電磁力のピーク値を小さくするためにはスキュー角度を7.06度とすることが良いことが分かる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)誘導モータの構成として、周方向に複数のスロット83を有し、コイル82が分布巻されたステータ80と、周方向に複数のスロット92を有するロータ90と、を備え、ロータ90にスキューを有する。ロータ90のスロット数は、ステータ80のスロット数から極対数を減算して得られる値であるとともに、ロータ90のスキュー角度は、360度をロータ90のスロット数で除算して得られる値である。
即ち、ロータ90のスロット数Nr、ステータ80のスロット数Ns、極対数Pが下記式(6)
Nr=Ns−P・・・(6)
を満たし、かつ、ロータ90のスキュー角度θs、ロータ90のスロット数Nrが下記式(7)
θs=360/Nr・・・(7)
を満たす。
よって、ロータ90のスロット数は、ステータ80のスロット数から極対数を減算して得られる値であるので、ステータ80のスロット数に起因した高調波である起磁力高調波の影響を少なくすることができ、効率向上が図られる。また、ロータ90のスキュー角度は、360度をロータ90のスロット数で除算して得られる値であるので、騒音を抑制することができる。その結果、起磁力高調波の影響を少なくするとともに騒音を抑制した効率の良いものとなる。
(2)ステータ80のスロット数が54であるとともに極対数が3であるので、実用的である。つまり、本実施形態では、極数が6、極対数が3、ステータ80のスロット数が54、ロータ90のスロット数が51、スキュー角度が7.06度である。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図8には、ステータのスロット数、ロータのスロット数、極対数、スキュー角度の組み合わせ例を示す。
図8において、ステータのスロット数を54、極対数を3、ロータのスロット数を51、スキュー角度を7.06度にする以外にも、例えば、ステータのスロット数を54、極対数を1、ロータのスロット数を53、スキュー角度を6.79度にする。ステータのスロット数を54、極対数を2、ロータのスロット数を52、スキュー角度を6.92度にする。ステータのスロット数を54、極対数を6、ロータのスロット数を48、スキュー角度を7.50度にする。ステータのスロット数を54、極対数を9、ロータのスロット数を45、スキュー角度を8.00度にする。
他にも、ステータのスロット数を48、極対数を1、ロータのスロット数を47、スキュー角度を7.66度にする。ステータのスロット数を48、極対数を2、ロータのスロット数を46、スキュー角度を7.83度にする。ステータのスロット数を48、極対数を4、ロータのスロット数を44、スキュー角度を8.18度にする。ステータのスロット数を48、極対数を8、ロータのスロット数を40、スキュー角度を9.00度にする。
他にも、ステータのスロット数を36、極対数を1、ロータのスロット数を35、スキュー角度を10.29度にする。ステータのスロット数を36、極対数を2、ロータのスロット数を34、スキュー角度を10.59度にする。ステータのスロット数を36、極対数を3、ロータのスロット数を33、スキュー角度を10.91度にする。ステータのスロット数を36、極対数を4、ロータのスロット数を32、スキュー角度を11.25度にする。ステータのスロット数を36、極対数を6、ロータのスロット数を30、スキュー角度を12.00度にする。
・ステータ(ステータコア)に対してロータのスキュー量に相当する斜め角度を施してもよい。つまり、ロータ90にスキューを有する誘導モータについて説明したが、ステータ80にスキューを有する場合に適用し、ステータのスキュー角度は、360度をロータのスロット数で除算して得られる値としてもよい。
・スキュー角度は製造公差があってもよい。例えば、上記実施形態ではロータのスロット数が51の場合においてスキュー角度が7.06度であったが、スキュー角度に製造公差があってもよい。
・かご形誘導モータ以外にも、巻線形誘導モータに適用してもよい。
60…誘導モータ、80…ステータ、82…コイル、83…スロット、90…ロータ、92…スロット。

Claims (2)

  1. 周方向に複数のスロットを有し、コイルが分布巻されたステータと、
    周方向に複数のスロットを有するロータと、
    を備え、
    前記ロータまたは前記ステータにスキューを有する誘導モータにおいて、
    前記ロータのスロット数は、前記ステータのスロット数から極対数を減算して得られる値であるとともに、前記ロータまたは前記ステータのスキュー角度は、360度を前記ロータのスロット数で除算して得られる値であることを特徴とする誘導モータ。
  2. 前記ステータのスロット数が54であるとともに前記極対数が3であることを特徴とする請求項1に記載の誘導モータ。
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