JP6589721B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関する。
従来、環状のステータコアにトロイダル状に巻き回された巻線を備える回転電機が知られている。例えば、特許文献1に開示された回転電機では、巻線は、周方向に並ぶ複数のトロイダル巻き部から構成されている。トロイダル巻き部は、ステータコアの内周部と外周部とに掛けられるようにトロイダル状に巻かれた電線からなる。ステータコアの外周部には、ステータコアの内周部と同数の電線が設けられている。
このような巻線を備える回転電機では、ステータコアの外周部から径方向外側への漏れ磁束による性能低下が懸念される。これに対して、特許文献1では、ステータコアに対して径方向外側に非磁性金属製のシールド部材を設けている。これにより、シールド部材での渦電流によるシールド作用を利用して巻線の径方向外側への漏れ磁束の低減が図られている。
特開2003−79115号公報
特許文献1では、シールド部材で積極的に渦電流を発生させている。このことは、巻線の径方向外側への漏れ磁束を低減するには有効である。しかし、上記の方策は、渦電流損が増加して回転電機の効率が低下するという新たな問題を招く。渦電流損は、巻線を流れる交流電流の周波数の二乗に比例して大きくなるため、高速回転する回転電機ほど効率低下の問題が深刻になる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、渦電流損による効率低下が抑制された回転電機を提供することである。
本発明による回転電機は、ロータと、ステータコアと、巻線とを備えている。ステータコアは、ロータに対して径方向外側に設けられている環状部材であり、内周部に形成されている内スロットおよび外周部に形成されている外スロットを有する。巻線は、内スロットおよび外スロットを軸方向へ挿通するようにステータコアにトロイダル状に巻き回されている。内スロットの数をNsとし、巻線の相数をmとし、ロータの極数をPとすると、(Ns≧2mP)である。巻線のうち内スロットを挿通している部分を内側挿通線とし、巻線のうち外スロットを挿通している部分を外側挿通線とすると、外側挿通線の数は内側挿通線の数の半分である。
トロイダル状の巻線を備える従来の回転電機では、外側挿通線の数は内側挿通線の数と同じである。これに対して、本発明の回転電機では、外側挿通線の数は内側挿通線の数の半分である。そのため、本発明では、ステータコアの径方向外側に設けられるハウジングで発生する渦電流損が従来と比べて半減する。したがって、本発明によれば、渦電流損による効率低下を抑制することができる。
本発明の第1実施形態による回転電機の縦断面図である。 図1のII−II線断面のステータを示す図である。 図1のステータを矢印III方向から見た図である。 図1のステータを矢印IV方向から見た図である。 図3のステータを矢印V方向から見た図である。 図5のVI−VI線断面のステータを示す図である。 図5のVII−VII線断面のステータを示す図である。 図2の巻線のU相巻線について説明する図である。 本発明の第1実施形態の変形例の巻線のU相巻線について説明する図である。 本発明の第2実施形態による回転電機のステータを示す図である。 本発明の第3実施形態による回転電機の巻線の断面を拡大して示す図である。 本発明の第4実施形態による回転電機のステータを示す図である。 本発明の第5実施形態による回転電機のステータおよびハウジングを示す断面図である。 比較形態の巻線のU相巻線について説明する図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による回転電機を図1に示す。回転電機10は、例えば車両などに搭載され、モータ、発電機、またはモータジェネレータとして使用される。
<全体構成>
先ず、回転電機10の全体的な構成について図1および図2を参照して説明する。
回転電機10は、ハウジング11、シャフト12、ロータ13、およびステータ14を備えている。
ハウジング11は、有底筒状の第1ケース15および第2ケース16を有している。第1ケース15および第2ケース16は、アルミニウム合金からなり、互いに開口端部が組み合わされた状態で固定されている。第1ケース15の底部の中央部には軸受17が設けられている。第2ケース16の底部の中央部には軸受18が設けられている。
シャフト12は、軸受17、18により回転可能に支持されている。
ロータ13は、インナーロータであり、ロータコア21および複数の永久磁石22を有している。ロータコア21は、シャフト12に嵌合して固定されている。永久磁石22は、ロータコア21の外周部に固定されており、ロータ13の磁極を構成している。ロータ13は、シャフト12と共に回転する。
ステータ14は、ステータコア23および巻線24を有している。ステータコア23は、ロータ13に対して径方向外側に設けられている環状部材である。ステータコア23の内周部には複数の第1内スロット251および第2内スロット252が形成されている。ステータコア23の外周部には複数の外スロット26が形成されている。以降、第1内スロット251および第2内スロット252を区別しない場合には「内スロット25」と記載する。内スロット25および外スロット26は、軸方向へ貫通するように延びている溝である。
巻線24は、内スロット25および外スロット26を軸方向へ挿通するようにステータコア23にトロイダル状に巻き回されている。本実施形態では、巻線24は、一端部同士が互いに結線されたU相巻線27、V相巻線28およびW相巻線29からなる。各相巻線の他端部は、外部の駆動回路に接続される。
このように構成された回転電機10は、各相巻線への通電が所定の通電パターンで切り替えられると回転磁界を発生させてロータ13を回転させる。
<特徴構成>
次に、回転電機10の特徴的な構成について図2〜図9を参照して説明する。図8および図9において、一点鎖線は紙面よりも手前にある電線を示しており、また、破線は紙面よりも奥にある電線を示している。以降、ステータコア23の軸方向を単に「軸方向」と記載し、ステータコア23の径方向を単に「径方向」と記載する。
(内スロット数、極数、相数の関係)
回転電機10では、内スロット数(すなわち、内スロット25の数)Nsと、ロータ13の極数Pと、巻線の相数mとの関係は、(Ns≧2mP)が成り立つ。
(スロット)
図2に示すように、第1内スロット251および第2内スロット252は、周方向において交互に配置されている。第2内スロット252は、第1内スロット251よりも径方向外側に深くなるように形成されている。つまり、第2内スロット252の径方向長さ(すなわち溝深さ)は第1内スロット251の径方向長さよりも長い。外スロット26は、第1内スロット251と同じ周方向位置に形成されている。外スロット26の数は、内スロット25の数の半分であり、第1内スロット251の数と同じである。ステータコア23のバックヨークのうち、第1内スロット25の外側の磁気透過領域の幅Wb1と、第2内スロット25の外側の磁気透過領域の幅Wb2は同じである。
(巻線の構造)
図3〜図7に示すように、巻線24は、平角線から構成されている複数のセグメント導体同士を電気的に接続してなるセグメント巻線である。
また、巻線24は、第1内スロット251を挿通している第1内側挿通線311と、第2内スロット252を挿通している第2内側挿通線312と、外スロット26を挿通している外側挿通線32と、第1内側挿通線311と外側挿通線32とを接続している径方向接続線33と、コイルエンド部で周方向へ延びている渡り線とを有している。
上記渡り線には、周方向で隣接する第2内側挿通線312と外側挿通線32とを接続している隣接スロット接続線34と、周方向で離れた第2内側挿通線312同士を接続している極対内接続線35と、周方向で離れた第1内側挿通線311同士を接続している極対間接続線36(図8参照)または倍スロット間接続線37(図9参照)とが含まれている。極対間接続線36、倍スロット間接続線37については、極数Pおよび内スロット数Nsによって有無が決定する。以降、第1内側挿通線311と第2内側挿通線312とを区別しない場合には「内側挿通線31」と記載する。
各相巻線は、上記各種の線の組み合わせにより構成されている。以下、各相巻線を代表して、U相巻線27の構造について説明する。
先ずは、図8に示すように、極数Pが4であり、内スロット数Nsが24である本実施形態について説明する。本実施形態の場合、U相巻線27は、周方向において互いに約90度離れた4箇所に1つずつ設けられている4つの第1内側挿通線311と、第1内側挿通線311に隣接している4つの第2内側挿通線312と、第1内側挿通線311に対して径方向外側に位置している4つの外側挿通線32と、それらを接続している4つの径方向接続線33および4つの隣接スロット接続線34と、極対内に設けられている2つの極対内接続線35と、極対間に設けられている1つの極対間接続線36とから構成されている。
続いて、図9に示すように、極数Pが2であり、内スロット数Nsが24である変形例について説明する。この変形例の場合、U相巻線27は、周方向において互いに約180度離れた2箇所に2つずつ設けられている4つの第1内側挿通線311と、第1内側挿通線311に隣接している4つの第2内側挿通線312と、第1内側挿通線311に対して径方向外側に位置している4つの外側挿通線32と、それらを接続している4つの径方向接続線33および4つの隣接スロット接続線34と、極対内に設けられている2つの極対内接続線35と、一巡目の巻線部と二巡目の巻線部との間に設けられている1つの倍スロット間接続線37とから構成されている。
図8および図9のどちらの場合であっても、巻線24は、第1内側挿通線311から径方向接続線33と外側挿通線32と隣接スロット接続線34とを経て第2内側挿通線312まで接続された後は、渡り線を経て他の極に向かうように構成されている。巻線24は、2つの内側挿通線31および1つの外側挿通線32を含むトロイダル巻き部と、トロイダル巻き部同士を接続している渡り線とから構成されている。これにより、外側挿通線32の数は、内側挿通線31の数の半分となっている。
(渡り線の形状)
巻線24の渡り線は、周方向へ延びているため、他の渡り線と干渉しないように形成する必要がある。本実施形態では、図8および図9に示すように、極対内接続線35、極対間接続線36および倍スロット間接続線37(以下、内側接続線)は、中間部38が両端部39と比べて径方向外側に位置するように形成されている。つまり、内側接続線の中間部38は、隣接する他の内側接続線の両端部39と干渉しないように径方向外側へ逃がされている。
(渡り線の総合長さ)
巻線24の渡り線は、その総合長さが長いほど構造が複雑化し、コイルエンド部の高さも増大してしまう。この点において、本実施形態では、図14に示すように従来からある通常の分布巻きの巻線(以下、通常巻線)91を備える比較形態と比べて、渡り線の総合長さが短くなるように設計されている。つまり、(Ns/3P)で表される値を倍スロット数Nmsとし、(m/3)で表される値を系統数Nsysとすると、式(1)を満たすように各パラメータが設定されている。
Figure 0006589721
式(1)は、「巻線24の渡り線の総合長さが通常巻線91の渡り線の総合長さよりも小さい」という関係式から導かれている。以下、具体的に説明する。
図8、図9に示すように、巻線24の渡り線の総合長さは、式(2)で表される隣接スロット接続線34の総合長さと、式(3)で表される極対内接続線35の総合長さと、式(4)で表される極対間接続線36の総合長さと、式(5)で表される倍スロット間接続線37の総合長さとを足し合わせて、倍スロット数Nms、系統数Nsys、および基本巻線ピッチLcpについてまとめた式(6)で表される。渡り線平均直径Dcは、ロータ13の回転軸心AXから渡り線までの距離の平均値を二倍した値である。また、基本巻線ピッチLcpは、(πDc/P)で表される値である。
Figure 0006589721
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Figure 0006589721
Figure 0006589721
Figure 0006589721
図14に示すように、比較形態のステータ92は、内周部にスロット93を有するステータコア94と、通常巻線91とを備えている。比較形態の極数は4であり、スロット93の数は24である。通常巻線91のU相巻線は、8つの挿通線95と、4つの極対内接続線96と、2つの極対間接続線97と、倍スロット間接続線98とから構成されている。
通常巻線91の渡り線の総合長さは、式(7)で表される極対内接続線96の総合長さと、式(8)で表される極対間接続線97の総合長さと、式(9)で表される倍スロット間接続線98の総合長さとを足し合わせて、倍スロット数Nms、系統数Nsys、および基本巻線ピッチLcpについてまとめた式(10)で表される。
Figure 0006589721
Figure 0006589721
Figure 0006589721
Figure 0006589721
そして、式(6)が式(10)よりも小さいという関係式(11)から、式(1)が導かれる。
Figure 0006589721
(効果)
以上説明したように、第1実施形態では、外側挿通線32の数は内側挿通線31の数の半分である。
これに対して、トロイダル状の巻線を備える従来の回転電機では、外側挿通線の数は内側挿通線の数と同じである。したがって、本実施形態によれば、ステータコア23の径方向外側に設けられるハウジング11で発生する渦電流損が従来と比べて半減するので、渦電流損による効率低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、「巻線24の渡り線の総合長さが通常巻線91の渡り線の総合長さよりも小さい」という関係を示す前記の式(1)を満たす。
したがって、干渉を避けるように渡り線を配策することが比較的容易になり、巻線24のコイルエンド部の構造を簡素化することができる。そのため、コイルエンド高さが低くなり搭載性が向上する。
また、第1実施形態では、巻線24は、複数のセグメント導体同士を電気的に接続してなるセグメント巻線である。
したがって、巻線24の断面に占める導体の割合である占積率を高めて、損失を低減することができる。
また、第1実施形態では、巻線24のうち内側挿通線31同士を接続している部分である内側接続線は、中間部38が両端部39と比べて径方向外側に位置している。
これにより、内側接続線31同士の干渉を避けることができる。
また、第1実施形態では、内スロット25は、周方向において交互に配置された第1内スロット251および第2内スロット252から構成されている。外スロット26は、第1内スロット25と同じ周方向位置に形成されている。第2内スロット252は、第1内スロット251よりも径方向外側に深くなるように形成されている。
これにより、第1内スロット251の外側の磁気透過領域の幅Wb1と第2内スロット252の外側の磁気透過領域の幅Wb2とを同じにして、ステータコア23のバックヨークに磁気絞り部を設けることなく、第2内側挿通線312をロータ13から離して配置することができる。つまり、第2内側挿通線312をロータ13から離して配置しつつも、ステータコア23のバックヨークの磁気透過領域をできるだけ径方向へ拡大させることができる。第2内側挿通線312をロータ13から離して配置することで、第2内側挿通線312を透過する磁束による渦電流損が低減する。バックヨークの磁気透過領域の拡大により、ステータ14の磁気飽和が緩和され力率が向上する。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態では、図10に示すように、外側挿通線51は、平角線であり、厚み方向がステータコア52の径方向と一致するように設けられている。
これにより、外スロット53は、第1実施形態における外スロット26よりも径方向長さが短くて済む。したがって、第2実施形態では、第1実施形態と比べて、ステータコア52のバックヨークの磁気透過領域を径方向へ拡大させることができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、図11に示すように、巻線61は、複数の平角線62を厚み方向に積層してなる積層線63から構成されている。
これにより、巻線61で生じる渦電流損が低減され、回転電機の効率が向上する。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態では、図12に示すように、ステータコア71は、複数の分割コア72を環状に連結してなる。
これにより、各分割コア72が分割された状態で巻線作業(電線を分割コア72に巻き回す作業)をすることができるので、巻線作業が単純化され、生産性が向上する。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態では、図13に示すように、ハウジング11の第1ケース15は、ステータコア23に対して径方向外側に隣接して設けられている。このハウジング11と外側挿通線32と間には放熱材81が設けられている。
これにより、巻線24の放熱性が向上する。また、冷却装置を別途設ける場合、この冷却装置の簡素化が可能となる。
[他の実施形態]
本発明の他の実施形態では、内スロットの数は24以外であってもよい。また、外スロットの数は12以外であってもよい。
本発明の他の実施形態では、巻線は、セグメント巻線に限らない。同一のスロットに複数本の電線が挿通していてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1内スロットおよび第2内スロットの径方向長さが同じであってもよい。
第1〜第5実施形態では、隣接スロット接続線でセグメント導体同士が溶接されていた。これに対して、本発明の他の実施形態では、隣接スロット接続線以外の例えば径方向接続線などでセグメント導体同士が溶接されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
13・・・ロータ
23、52、71・・・ステータコア
24、61・・・巻線
251・・・第1内スロット(内スロット)
252・・・第2内スロット(内スロット)
26、53・・・外スロット
311・・・第1内側挿通線(内側挿通線)
312・・・第2内側挿通線(内側挿通線)
32、51・・・外側挿通線

Claims (9)

  1. ロータ(13)と、
    前記ロータに対して径方向外側に設けられている環状部材であり、内周部に形成されている内スロット(251、252)および外周部に形成されている外スロット(26、53)を有するステータコア(23、52、71)と、
    前記内スロットおよび前記外スロットを軸方向へ挿通するように前記ステータコアにトロイダル状に巻き回されている巻線(24、61)と、
    を備えており、
    前記内スロットの数をNsとし、前記巻線の相数をmとし、前記ロータの極数をPとすると、(Ns≧2mP)であり、
    前記巻線のうち前記内スロットを挿通している部分を内側挿通線(311、312)とし、前記巻線のうち前記外スロットを挿通している部分を外側挿通線(32、51)とすると、前記外側挿通線の数は、前記内側挿通線の数の半分である回転電機。
  2. (Ns/3P)で表される値を倍スロット数Nmsとし、(m/3)で表される値を系統数Nsysとすると、次式の関係を満たす請求項1に記載の回転電機。
    Figure 0006589721
  3. 前記巻線は、複数のセグメント導体同士を電気的に接続してなるセグメント巻線である請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記巻線のうち前記内側挿通線同士を接続している部分を内側接続線(35、36、37)とすると、
    前記内側接続線の中間部(38)は両端部(39)と比べて径方向外側に位置している請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記内スロットは、周方向において交互に配置された第1内スロット(251)および第2内スロット(252)から構成されており、
    前記外スロットは、前記第1内スロットと同じ周方向位置に形成されており、
    前記第2内スロットは、前記第1内スロットよりも径方向外側に深くなるように形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記外側挿通線は、平角線であり、厚み方向が前記ステータコアの径方向と一致するように設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記巻線(61)は、複数の平角線(62)を厚み方向に積層してなる積層線(63)から構成されている請求項1に記載の回転電機。
  8. 前記ステータコア(71)は、複数の分割コア(72)を環状に連結してなる請求項1に記載の回転電機。
  9. 前記ステータコアに対して径方向外側に隣接して設けられているハウジング(11)と、
    前記外側挿通線(51)と前記ハウジングとの間に設けられている放熱材(81)と、
    をさらに備える請求項1に記載の回転電機。
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