JPWO2019043767A1 - モータ及び空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

シャフトが挿入されるロータ、ロータの外周側に設けられるステータ、及びステータの外周を覆うフレーム部からなる複数のコアモジュールと、を有するモータ。複数のコアモジュールは、シャフトの軸方向に沿って連結されている。また、複数のコアモジュールは、何れか一方の端部に設けられたコアモジュールを基準として、他のコアモジュールのステータ又はロータが、シャフトを中心として設定されるスキュー角度だけ回転された状態で取り付けられている。

Description

本発明は、インナーロータ型のモータ及びそのモータを備えた空気調和装置に関する。
インナーロータ型のモータは、ステータの内側に配置されたロータが回転するようになっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のモータにおいて、ロータコア及びステータコアは、それぞれ、複数枚の電磁鋼板が積層された積層鋼板により形成されている。そして、ロータは、ロータコアの外周側に永久磁石を有している。
モータは、空気調和装置などの種々の機器に搭載され、ファンなどの動力源として駆動する。空気調和装置は、ファン又は圧縮機などを駆動するための複数のモータを有しており、各モータに要求される出力範囲は、駆動する対象により異なっている。モータを搭載する機器の大型化が進むと共に、モータの出力の増大が求められている。そこで、従来から、モータの出力を増やすため、下記のような手法が採られている。
すなわち、ACモータの場合は、ステータの径及びロータの径を拡大することにより、モータの出力を増やしている。DCモータの場合は、ステータの径及びロータの径の拡大に伴い、さらに永久磁石を大きくする必要がある。また、従来は、ロータコア及びステータコアにおける積層鋼板の積厚を大きくすることにより、モータの出力を増やしている。具体的には、出力の増加倍数に比例させて積層鋼板の積厚を大きくしている。ACモータの場合は、渦電流を抑制するため、電磁鋼板の積層枚数を増やして積層鋼板の積厚を大きくする。
ただし、モータにおいては、従来から、ロータの回転脈動であるコギングトルクの発生が問題となっている。そして、モータを大型化すると、コギングトルクが増加し、コギングトルクに起因した振動により騒音が増大する。そこで、従来のモータでは、トルクリップルを抑制するために、ロータの磁石を傾け、ロータにスキューを施している(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−228736号公報 実開昭61−17876号公報
しかしながら、特許文献2のような構成を採る場合、永久磁石の材料となる磁性体に着磁するための着磁ヨークをモータのサイズごとに準備する必要がある。そのため、製造時における段取り替えに時間がかかり、生産性が低下するという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、出力の異なる種々のモータを製造する場合でも、生産性を向上させつつ騒音を抑制するモータ及び空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係るモータは、シャフトと、シャフトが挿入されるロータ、ロータの外周側に設けられるステータ、及びステータの外周を覆うフレーム部からなる複数のコアモジュールと、を有し、複数のコアモジュールは、シャフトの軸方向に沿って連結されており、何れか一方の端部に設けられたコアモジュールを基準として、他のコアモジュールのステータ又はロータが、シャフトを中心として設定されるスキュー角度だけ回転された状態で取り付けられている。本発明に係る空気調和装置は、上記のモータと、モータを動力源として回転するファンと、を有する。
本発明によれば、何れか一方の端部に設けられたコアモジュールを基準として、他のコアモジュールのステータ又はロータがスキュー角度だけ回転された状態で取り付けられている。よって、製造時の手間を省くと共に、コギングトルクの発生を抑制することができるため、発揮する出力の種類を増やす場合でも、生産性を向上させつつ騒音を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の外観斜視図である。 図1の空気調和装置を前面側からみた正面図である。 図1及び図2に示すモータの分解斜視図である。 図3のシャフトを部分的に示す斜視図である。 図3のロータを示す斜視図である。 図4のシャフトと図5のロータとを組み立てた状態を例示した斜視図である。 図3のロータを軸方向側からみた概略図である。 図3のロータを構成するロータコアの概略構成を示す説明図である。 図8のY−Y線に沿った概略断面図である。 図3のステータを示す斜視図である。 図3のステータを軸方向側からみた概略図である。 図3のフレームを示す斜視図である。 図3のモータを組み立てた状態を示す側面図である。 図13のA−A線に沿った概略断面図である。 図13のB−B線に沿った概略断面図である。 図15の位置決め溝及び突起部の周辺を部分的に抜き出した拡大図である。 図1及び図2のモータにおいて、コアモジュール単位でスキューを施す構成の概念図である。 図1及び図2のモータにおいて、コアモジュールのステータにスキューを施す場合の説明図である。 図1及び図2のモータにおいて、コアモジュールのロータにスキューを施す場合の説明図である。 本発明の実施の形態1のモータの他の構成を例示する概略断面図である。 図1及び図2のモータが搭載される他の空気調和装置の正面図である。 図21の空気調和装置に搭載されるモータ及びファンを示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置が有するモータの概略断面図である。 本発明の実施の形態2につき、2種類のコアモジュールで実現できるモータの構成を例示した表である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の外観斜視図である。図2は、図1の空気調和装置を前面側からみた正面図である。図1及び図2に基づき、本実施の形態の空気調和装置の全体的な構成について説明する。
本実施の形態1における空気調和装置100は、熱媒体を循環させる配管を介して、屋外などに設置された熱源機(図示せず)に接続されている。空気調和装置100は、熱源機にて排熱又は吸熱された熱媒体を循環させ、空調対象空間の空気を循環させることにより、空調対象空間の空気調和を行うものである。
図1及び図2に示すように、空気調和装置100は筐体101を有している。筐体101の上部には、空気を吹き出す吹出口102が設けられている。筐体101の前面側には、空気を吸い込む吸込口103が設けられている。加えて、図示はしていないが、筐体101の背面側には、空気を吸い込む背面吸込口が設けられている。空気調和装置100は、例えば、空調対象空間の床面に設置され、吹出口102の周囲に形成された吹出フランジ102aが、空調対象空間の天井などに配置された吹出ダクトに接続されている。
空気調和装置100は、モータ10と、モータ10を動力源として回転するファン150と、を有している。モータ10及びファン150は、筐体101の内部に設けられている。空気調和装置100は、図示はしていないが、熱源機から流入する熱媒体と、吸込口103などから吸い込まれる空気との間で熱交換させる熱交換器を有している。熱交換器は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、筐体101内に斜めに配置されている。
ファン150は、例えば遠心式のシロッコファンからなり、複数の羽根が円筒形状に配置されている。図1及び図2では、ファン150として、両吸込形のシロッコファンを例示している。ファン150は、吸込口103などから吸い込まれ、熱交換器を通過した空気を吹出口102へ送るものである。ファン150により吹出口102へ送られた空気は、吹出ダクトを通過し、再び空調対象空間へ供給される。
図3は、図1及び図2に示すモータの分解斜視図である。図3に示すように、モータ10は、シャフト21と、シャフト21が挿入されるロータ22、ロータ22の外周側に設けられるステータ31、及びステータ31の外周を囲うフレーム部35を備えた複数のコアモジュール80と、を有している。複数のコアモジュール80は、それぞれ、シャフト21の軸方向Axに沿って連結されている。言い換えると、モータ10は、ロータ組立体20と、複数のステータ組立体30と、を有している。また、モータ10は、第1蓋部40と、第2蓋部50と、を有している。
ロータ組立体20は、シャフト21と、シャフト21が挿入される複数のロータ22と、第1ベアリング24と、第2ベアリング25と、により構成されている。ロータ組立体20は、ステータ組立体30と同数のロータ22が一本のシャフト21に固定された構造となっている。
シャフト21は、例えばS45Cなどの機械構造用炭素鋼を材料とする鋼材で形成されている。シャフト21には、複数のロータ22が固定されている。複数のロータ22には、それぞれ、ロータ側キー溝22cが設けられている。
第1ベアリング24は、複数のロータ22の一端側において、シャフト21に圧入されて固定されている。第2ベアリング25は、複数のロータ22の他端側において、シャフト21に圧入されて固定されている。本実施の形態1では、シャフト21の軸方向Ax側に、負荷としてのファン150が設けられる。つまり、第1ベアリング24は、モータ10の負荷側において、第1蓋部40を介してシャフト21を支え、第2ベアリング25は、モータ10の反負荷側において、第2蓋部50を介してシャフト21を支える。ここで、本実施の形態1において、軸方向Axは、シャフト21における負荷側の方向であり、モータ10を取り付ける方向に応じて上下左右などの各方向となる。
ステータ組立体30は、ロータ22の外周側に設けられるステータ31と、ステータ31の外周を覆うフレーム部35と、により構成される。ステータ組立体30は、ステータ31とフレーム部35とが溶接などにより一体的に組立てられたものである。
フレーム部35は、ステータ組立体30の外郭を形成する外郭部品である。フレーム部35は、軸方向Axにおける一方の端部にオス部35aが形成され、他方の端部にメス部35bが形成されている。よって、2つのフレーム部35は、一方のフレーム部35のオス部35aが、他方のフレーム部35のメス部35bに嵌め込まれて連結されている。
フレーム部35は、ステータコアに対向する内側壁351に突起部35cを有している。フレーム部35のメス部35bの外周側には、突起部35cに対応する溝部35dが形成されている。すなわち、隣接する2つのフレーム部35では、一方のフレーム部35の突起部35cが、他方のフレーム部35の溝部35dに嵌められている。突起部35c及び溝部35dは、複数のフレーム部35同士の回転方向Rにおける位置を決めるためのものである。本実施の形態1において、突起部35c及び溝部35dは、軸方向Axに沿って形成されている。
第1蓋部40は、複数のステータ組立体30の一端側のフレーム部35に取り付けられる。すなわち、第1蓋部40は、複数のフレーム部35のうちで最も軸方向Ax側のフレーム部35に、ネジ止めなどによって取り付けられる。本実施の形態1において、第1蓋部40には、フレーム部35と対向する側に、フレーム部35のオス部35aが嵌め込まれる蓋側メス部40bが形成されている。蓋側メス部40bの内周側には、フレーム部35の溝部35dに嵌められる蓋側突起40dが形成されている。蓋側突起40dは、第1蓋部40の回転方向Rの位置決めに用いられる。
第2蓋部50は、複数のステータ組立体30の他端側のフレーム部35に取り付けられる。すなわち、第2蓋部50は、複数のフレーム部35のうちで最も反軸方向側のフレーム部35に、ネジ止めなどによって取り付けられる。ここで、反軸方向とは、軸方向Axとは反対側の方向である。本実施の形態1において、第2蓋部50には、フレーム部35と対向する側に、フレーム部35のメス部35bに嵌め込まれる蓋側オス部50aが形成されている。蓋側オス部50aの外周側には、フレーム部35の突起部35cが嵌められる蓋側溝部50cが形成されている。蓋側溝部50cは、第2蓋部50の回転方向Rの位置決めに用いられる。
第1蓋部40の中心部には、シャフト21が貫通する貫通穴41が形成されている。第1蓋部40のフレーム部35に対向する側には、第1ベアリング24が嵌め込まれるベアリングハウジング44が形成されている。第1ベアリング24は、ベアリングハウジング44に圧入される。第2蓋部50のフレーム部35に対向する側には、第2ベアリング25が嵌め込まれるベアリングハウジング55が形成されている。第2ベアリング25は、ベアリングハウジング55に圧入される。すなわち、ロータ組立体20は、第1ベアリング24と第2ベアリング25とにより固定されている。
第1蓋部40及び第2蓋部50は、鋼材又は繊維強化プラスチックなどの樹脂により形成される。第1蓋部40及び第2蓋部50は、材料として鋼材を用いる場合、アルミダイカスト製法により形成することができる。もっとも、第1蓋部40及び第2蓋部50は、アルミダイカスト製法以外の製法により形成された鋳物であってもよい。
図4は、図3のシャフトを部分的に示す斜視図である。図5は、図3のロータを示す斜視図である。図6は、図4のシャフトと図5のロータとを組み立てた状態を例示した斜視図である。図4〜図6に基づき、ロータ22をシャフト21の所定の位置に固定するための構造について説明する。
図6に示すように、ロータ組立体20は、シャフト21とロータ22との回転方向Rにおける位置を決めるための棒状のキー部23を有している。図4に示すように、シャフト21は、キー部23が嵌められる軸側キー溝21cを有している。図5に示すように、ロータ22は、シャフト21が挿入される挿入孔22aと、キー部23が嵌められるロータ側キー溝22cと、を有している。ロータ側キー溝22cは、各ロータ22同士の位相がズレないようにするためのものであり、後述するキー部23が嵌められる。
すなわち、図6のように、軸側キー溝21cとロータ側キー溝22cとの間にキー部23を嵌め込むことにより、複数のロータ22同士の回転方向Rにおける位置を揃えることができる。よって、ロータ組立体20の組立ばらつきと、複数のロータ22同士の位相のズレとを抑制することができる。すなわち、シャフト21と複数のロータ22とは、キー部23によって固定される。
また、モータ10において、キー部23は、ロータ22と同数であり、シャフト21は、ロータ22と同数の軸側キー溝21cを有している。そして、1つのキー部23と、1つの軸側キー溝21cと、1つのロータ側キー溝22cとが対応づけて配置される。かかる構造により、モータ10は、複数のロータ22の軸方向Axにおける位置決めも行うことができる。
図7は、図3のロータを軸方向側からみた概略図である。図7に示すように、ロータ22は、積層鋼板からなるロータコア220を有している。本実施の形態1では、モータ10として、IPM(Interior Permanent Magnet)モータを例示している。IPMモータは、ロータコアに永久磁石が埋め込まれたロータを有する永久磁石埋め込み型モータであり、三相巻線の各相を検知するセンサーマグネットと、磁気を検知するためのホールセンサと、を有している。
すなわち、ロータコア220には、複数の磁石挿入穴22dが形成されており、各磁石挿入穴22dには、それぞれ、永久磁石22eが挿入されている。永久磁石22eとしては、例えば、希土類磁石、フェライト磁石、又はアルニコ磁石などの焼結磁石が用いられる。
図8は、図3のロータを構成するロータコアの概略構成を示す説明図である。図9は、図8のY−Y線に沿った概略断面図である。ロータコア220は、渦電流の抑制を図るため、複数枚の板状の電磁鋼板が積層されて形成されている。ロータコア220において、複数の電磁鋼板は、カシメ部220aにより固定されている。すなわち、複数の電磁鋼板には、それぞれ、カシメ用の突起及び溝が形成されており、カシメ部220aは、図9に示すように、積層された電磁鋼板の溝に突起が嵌め込まれた部分である。
図9では、カシメ部220aにVカシメを適用した場合を例示しているが、カシメ部220aには丸カシメなどを適用してもよい。ところで、カシメによって固定できる電磁鋼板の枚数には限界がある。そのため、電磁鋼板の枚数が一定枚数を超える場合は、複数の電磁鋼板を、リベットなどを用いて固定してもよい。
図10は、図3のステータを示す斜視図である。図11は、図3のステータを軸方向側からみた概略図である。図10及び図11に示すように、ステータ31の外側壁311には、回転方向Rの位置を決めるための位置決め溝31cが設けられている。本実施の形態1において、位置決め溝31cは、軸方向Axに沿って形成されている。図11に示すように、ステータ31は、積層鋼板からなるステータコア310と、U相、V相、及びW相の三相からなる巻線320と、を有している。
つまり、ステータコア310は、ロータコア220と同様、渦電流の抑制を図るため、複数の電磁鋼板が積層されて形成されている。そして、ステータコア310を構成する複数の電磁鋼板は、ロータコア220と同様、カシメ又はリベットなどによって固定されている。また、図示はしていないが、ステータ31は、端子が設けられた端子台を有しており、ステータ31の巻線320から延びるリード線は端子に接続されている。ステータ31の端子からは、複数のステータ31を直列に接続するためのリード線などが外部に延びている。
図11に例示する18スロットのステータ31において、ステータコア310は、18個の分割コアが円環状に接続されたものである。そして、18個の分割コアの外周側に設けられたアリ溝のうちの1つが位置決め溝31cとなっている。
図12は、図3のフレームを示す斜視図である。フレーム部35は、一方の端部の外周に沿って形成された段差であるオス部35aを有している。また、フレーム部35は、他方の端部に、オス部35aが嵌められるメス部35bを有している。メス部35bは、図12のように、何ら加工が施されていなくてもよく、例えばオス部35aの先端部が当接する1又は複数の突起を有していてもよい。
フレーム部35は、鋼材を使用して形成されている。フレーム部35は、鉄管を輪切りにすることで形成してもよく、板状の部材を環状に加工することにより形成してもよい。ところで、図3では、突起部35cと溝部35dとが一体的に形成された構成を例示している。すなわち、突起部35c及び溝部35dは、フレーム部35が断面V字状に曲げられることにより、軸方向Axに沿った全域に形成されている。かかる構成の場合、フレーム部35の突起部35c及び溝部35dは、ステータ31に取り付ける際に、位置決め溝31cに合わせて形成するようにしてもよい。
図13は、図3のモータを組み立てた状態を示す側面図である。図14は、図13のA−A線に沿った概略断面図である。図13及び図14に示すように、コアモジュール80は、1つのロータ22と、1つのステータ31と、1つのフレーム部35とにより構成されている。図13及び図14の例において、モータ10は、2つのコアモジュール80を有している。
複数のコアモジュール80のそれぞれのロータ22は、シャフト21に一定の間隔を隔てて固定されている。各コアモジュール80において、ステータ31は、フレーム部35に固定されている。2つのフレーム部35は、一方のフレーム部35のメス部35bに、他方のフレーム部35のオス部35aが嵌め込まれた状態で、溶接などにより固定されている。すなわち、モータ10は、要求される出力に応じて任意の数のステータ31を組み合わせることができるよう、ステータ31を固定するフレーム部35が、オス形状であるオス部35aと、メス形状であるメス部35bと、を有している。
一方のコアモジュール80におけるステータ31の後端部からフレーム部35の後端部までの長さTと、他方のコアモジュール80におけるフレーム部35の先端部からステータ31に先端部までの長さTとは、リード線の接続作業用に確保されている。すなわち、複数のステータ31の間の隙間は、複数のステータ31を直列接続するために、各ステータ31の端子から延びるリード線を接続するための空間である。したがって、長さTと長さTとは、それぞれ1cm程度あればよい。長さT及び長さTを短くすれば、シャフト21及びフレーム部35の長さを短くすることができるため、コストの削減を図ることができる。なお、各ステータ31間の電気的接続は、端末線処理時に実施される。
第1蓋部40は、蓋側メス部40bに、一方のフレーム部35のオス部35aが嵌め込まれた状態で、ネジ止めなどにより固定されている。第2蓋部50は、他方のフレーム部35のメス部35bに蓋側オス部50aが嵌め込まれた状態で、ネジ止めなどにより固定されている。
図15は、図13のB−B線に沿った概略断面図である。図16は、図15の位置決め溝及び突起部の周辺を部分的に抜き出した拡大図である。図15及び図16に示すように、ステータ組立体30においては、フレーム部35の突起部35cが、ステータ31の位置決め溝31cに嵌められることにより、フレーム部35とステータ31との位置決めが行われる。すなわち、モータ10は、ステータ組立体30を組み合わせたとき、複数のステータ31のそれぞれの位相がズレないよう、ステータ31に位置決め溝31cを設け、ステータ31とフレーム部35との位置決めを行えるようになっている。そのため、ステータ組立体30の組立ばらつきと、複数のステータ31同士の位相のズレとを抑制することができる。
また、シャフト21とロータ22との位置決めは、キー部23を用いて行われる。すなわち、シャフト21の軸側キー溝21cと、ロータ22のロータ側キー溝22cとにより形成される空間に、キー部23を嵌め込むことで、回転方向R及び軸方向Axの位置決めが行われる。なお、図16では、位置決め溝31cと突起部35cとの間に間隙が生じている状態を例示しているが、これに限らず、突起部35cのステータ31側の面全体が、位置決め溝31cに接触するようにしてもよい。
ここで、上記の各図では、モータ10が2つのコアモジュール80を有する場合を例示したが、これに限らず、モータ10は、3つ以上のコアモジュール80を有してもよい。すなわち、本実施の形態1における構成を採れば、組み合わせるコアモジュール80の数量を変更することにより、様々な出力を発揮するモータ10を製作することができる。より具体的に、ロータコア220及びステータコア310の積厚をA[mm]とし、モータ10が有するコアモジュール80の数量をn(nは任意の自然数)とする。すると、モータ10は、ロータコア及びステータコアの積厚、すなわち積層鋼板の積厚が「nA」の場合と同等の出力を発揮することができる。例えば、ロータコア220及びステータコア310の積厚を40[mm]とした場合、モータ10は、複数のコアモジュール80を組み合わせることにより、40[mm]、80[mm]、120[mm]・・・といった積厚に応じた出力を発揮することができる。
図17は、図1及び図2のモータにおいて、コアモジュール単位でスキューを施す構成の概念図である。従来の構成では、モータを高出力化に伴うコギングトルクなどのトルク脈動を抑制するために、ロータの磁石を傾けるという対策を講じている。これに対し、本実施の形態1のモータ10は、コアモジュール80単位でのスキュー構造により、トルク脈動を抑制するようになっている。すなわち、モータ10は、コアモジュール80において、ステータ31とロータ22とが別体となっているため、コアモジュール80ごとに、ステータ31とロータ22との回転方向Rにおける位置関係を変更することができる。
図17では、モータ10が有する2つのコアモジュール80の相互間の位置関係を示している。一方のコアモジュール80の各相を、それぞれ、U相、V相、及びW相とし、他方のコアモジュール80の各相を、それぞれ、U相、V相、及びW相とする。本実施の形態1のモータ10は、一方のコアモジュール80を基準とした場合、他方のコアモジュール80の各相は、それぞれ、シャフト21の中心を回転中心として、スキュー角度αだけずれるようになっている。ここで、スキュー角度αは、下記の式(1)により定義される。したがって、例えば、図11に例示する18スロットのステータ31の場合、スキュー角度αは20°(360°/18)となる。
[数1]
スキュー角度α=360°/スロット数K
すなわち、モータ10を構成する複数のコアモジュール80は、何れか一方の端部に設けられたコアモジュール80を基準として、他のコアモジュール80のステータ31又はロータ22が、シャフト21を中心として設定されるスキュー角度αだけ回転された状態で取り付けられている。以下、コアモジュール80単位でのスキュー構造について具体的に説明する。
図18は、図1及び図2のモータにおいて、コアモジュールのステータにスキューを施す場合の説明図である。図18の回転中心Oは、シャフト21の中心に対応する。すなわち、モータ10は、コアモジュール80単位でのトルク脈動の対策として、ステータ31にスキューを施すことができる。図18において、2つのステータ31の間では、ステータコア310の斜線を入れた分割コアの相同士が対応しており、一方の分割コアの位置は、他方の分割コアの位置に対し、スキュー角度αだけずれている。
図18では、2つのステータ31を例示しているが、モータ10が3つ以上のコアモジュール80を有する場合も、何れか一方の端部に設けられたコアモジュール80を基準として、他のコアモジュール80のステータ31のスキュー角度αが設定される。例えば、複数のステータ31は、それぞれ、シャフト21に沿って並ぶ順に、隣接するステータ31に対し、スキュー角度αずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられてもよい。すなわち、例えば、最も軸方向Ax側に設けられたコアモジュール80のステータ31を基準とした場合、軸方向Axに沿った2番目のステータ31のスキュー角度が「α°」、3番目のステータのスキュー角度が「2α°」、・・・といったような設定としてもよい。この場合、あるステータ31は、軸方向Ax側に隣接するステータ31に対するスキュー角度が「α°」となる。
また、複数のステータ31は、2以上のステータ31の組み合わせごとに、シャフト21に沿って並ぶ順番で、隣接する組み合わせに対し、スキュー角度αずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられてもよい。より具体的に、例えば、最も軸方向Ax側に設けられたコアモジュール80のステータ31を基準とし、2つのステータ31が組みとなっている場合を想定する。すると、軸方向Axに沿った1番目及び2番目のステータ31のスキュー角度が「0°」、3番目及び4番目のステータ31のスキュー角度が「α°」、5番目及び6番目のステータ31のスキュー角度が「2α°」・・・といった設定となる。
本実施の形態1のモータ10は、上記のようなステータ31のスキューを、ステータ31のスロットごとに設けられた位置決め溝31cによって実現する(図11参照)。つまり、フレーム部35の突起部35cを嵌める位置決め溝31cの位置を1スロット分ずらすことにより、ステータ31をスキュー角度αだけ回転させることができる。もっとも、位置決め溝31cは、ステータ31のスロットごとではなく、構成上必要な数だけ設けてもよい。
図19は、図1及び図2のモータにおいて、コアモジュールのロータにスキューを施す場合の説明図である。ロータ22にスキューを施す場合、図4のように、複数の軸側キー溝21cの回転方向Rにおける位置がそろったシャフト21ではなく、図19のように、複数の軸側キー溝21cの回転方向Rにおける位置がずれたシャフト21を用いる。複数の軸側キー溝21cの位置は、ロータ22のスキュー角度αに対応しており、ロータ22のスキュー角度αは、ステータ31のスロット数に基づいて設定される。上記の構成により、モータ10は、コアモジュール80単位でのトルク脈動の対策として、ロータ22にスキューを施すことができる。すなわち、複数のロータ22のロータ側キー溝22cを、それぞれ、シャフト21の各軸側キー溝21cに対向させてキー部23を嵌め込むことにより、ロータ22によるスキュー構造を実現することができる。
図19では、2つの軸側キー溝21cを例示しているが、モータ10が3つ以上のコアモジュール80を有する場合も、何れか一方の端部に設けられたコアモジュール80を基準として、他のコアモジュール80のロータ22のスキュー角度αが設定される。例えば、複数のロータ22は、それぞれ、シャフト21に沿って並ぶ順に、隣接するステータ31に対し、スキュー角度αずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられてもよい。すなわち、例えば、最も軸方向Ax側に設けられたコアモジュール80のロータ22を基準とした場合、軸方向Axに沿った2番目のロータ22のスキュー角度が「α°」、3番目のロータ22のスキュー角度が「2α°」、・・・といったような設定としてもよい。この場合、あるロータ22は、軸方向Ax側に隣接するロータ22に対するスキュー角度が「α°」となる。
また、複数のロータ22は、2以上のロータ22の組み合わせごとに、シャフト21に沿って並ぶ順番で、隣接する組み合わせに対し、スキュー角度αずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられてもよい。より具体的に、例えば、最も軸方向Ax側に設けられたコアモジュール80のロータ22を基準とし、2つのロータ22が組みとなっている場合を想定する。すると、軸方向Axに沿った1番目及び2番目のロータ22のスキュー角度が「0°」、3番目及び4番目のロータ22のスキュー角度が「α°」、5番目及び6番目のロータ22のスキュー角度が「2α°」・・・といった設定となる。
図20は、本発明の実施の形態1のモータの他の構成を例示する概略断面図である。図20に示すように、モータ10は、フレーム部35は、軸方向Ax側にメス部35bが配置され、反軸方向側にオス部35aが配置されるようにしてもよい。このようにしても、ステータ31の位置決め溝31cに、フレーム部35の突起部35cを嵌めることができるため、ステータ31とフレーム部35との回転方向Rにおける位置決めを行うことができる。そして、隣接する2つのフレーム部35において、一方のフレーム部35のオス部35aを、他方のフレーム部35のメス部35bに嵌め込むことができる。
また、フレーム部35を図20のように配置する場合、モータ10は、第2蓋部50を軸方向Ax側に設け、第1蓋部40を反軸方向側に設けるとよい。そして、シャフト21が貫通する貫通穴51を第2蓋部50に設けるとよい。この場合、第1蓋部40には、貫通穴41を設けなくてもよい。第2蓋部50は、一方のフレーム部35のメス部35bに蓋側オス部50aを嵌め込んだ状態で、ネジ止めなどにより固定するとよい。第1蓋部40は、蓋側メス部40bに、一方のフレーム部35のオス部35aを嵌め込んだ状態で、ネジ止めなどにより固定するとよい。
ここで、図1及び図2では、ファン150として、両吸込形のシロッコファンを例示したが、これに限定されず、ファン150は、片吸込形のシロッコファンであってもよい。また、空気調和装置100は、図1及び図2の形状に限定されず、ファン150として、例えばプロペラファンを搭載するものであってもよい。
図21は、図1及び図2のモータが搭載される他の空気調和装置の正面図である。図22は、図21の空気調和装置に搭載されるモータ及びファンを示す正面図である。図21に例示する空気調和装置100は、箱状に形成され、吹出口102及び吸込口103が形成された筐体101を有している。また、空気調和装置100は、吹出口102を覆うように通風可能に設けられたファンガード104と、吸込口103に沿うように筐体101内に配置された熱交換器(図示せず)と、を有している。ファンガード104の内部には、モータ10により駆動されるファン150(図22参照)が設置されている。空気調和装置100において、ファン150が回転すると、吸込口103から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は、熱交換器を通過して吹出口102から吹き出される(図21の白抜き矢印参照)。図22に示すように、モータ10は、ネジなどの固定部材により、脚部12を利用して支持部材13に固定されている。シャフト21には、プロペラファンからなるファン150が取り付けられている。ファン150は、モータ10のロータ22が回転することにより駆動される。
以上のように、本実施の形態1のモータ10は、何れか一方の端部に設けられたコアモジュール80を基準として、他のコアモジュール80のステータ31又はロータ22がスキュー角度αだけ回転された状態で取り付けられている。すなわち、モータ10は、ステータ31とロータ22とがモジュール化されたコアモジュール80単位でのスキューにより、トルク脈動を抑え、トルクリップルによる振動を抑制することができる。つまり、従来のように、磁石の大きさ及び位置を変更することなく、トルク脈動の対策を講じることができる。よって、製造時の手間を省くと共に、コギングトルクの発生を抑制することができるため、発揮する出力の種類を増やす場合でも、生産性を向上させつつ騒音を抑制することができる。
また、モータ10は、複数のコアモジュール80のそれぞれのフレーム部35がシャフト21の軸方向Axに沿って連結されるため、2以上のコアモジュール80を組み合わせることにより、全体での出力を変化させることができる。よって、発揮する出力の種類を増やす場合でも、製造設備及び金型の新設等を抑制し、生産性の向上を図ることができる。つまり、モータ10は、ロータコア220とステータコア310とをモジュール化したコアモジュール80を組み合わせることにより、様々な出力を発揮することができるため、設備投資などのコストを削減することができる。
ところで、従来は、モータの出力を増やすため、ステータの径及びロータの径を拡大するという手法が採られている。かかる手法によれば、ステータ及びロータの厚みの増加を抑制することができる。しかしながら、ステータ及びロータの径の変更に応じて、金型を都度新規で作成する必要があるため、モータの製作に期間がかかり、コストがかさむという課題がある。
また、積層鋼板の固定には、一般に、プレス実施時にカシメを用いて行う方法、又はリベットを用いて固定する方法などが用いられる。ここで、カシメによって固定できる電磁鋼板の枚数には限界があり、その限界は、電磁鋼板に設けられた突起の高さとの間に相関がある。すなわち、積層鋼板の積厚が一定値を超えると、積層強度を保つことが難しくなる。そのため、従来は、積層鋼板の積厚が一定値を超える場合、積層時の倒れを抑制するために、リベットなどを用いた追加加工を行っている。加えて、電磁鋼板には厚み偏差があるため、要求される出力の実現に必要な高さまで電磁鋼板を積み上げた場合、電磁鋼板の厚み偏差により、ロータコアの平行度及び真円度を保つことが難しくなる。したがって、積層鋼板の積厚の増大は、ギャップ不均一によるコギングトルクの発生にも繋がり得る。
すなわち、従来のように、モータの出力拡大の要請に伴い、積層鋼板の径の拡大又は積厚の増加を行う場合、ACモータ及びDCモータの何れの場合でも、シャフト、外郭部品、及びベアリングフレームなどの部材を新規に作成する必要がある。例えば、シャフトの場合は、ロータの高さ変更に伴い、圧入用のローレット加工、もしくはキー部を嵌め込む溝の加工などが必要となる。また、巻線が集中巻により巻回される場合は、ステータ用絶縁紙も新規で作成する必要がある。DCモータの場合は、さらに磁石を新規で作成しなければならない。つまり、従来の手法によってモータの出力を拡大する場合は、手間と投資が増えるという課題がある。
この点、本実施の形態1のモータ10は、積層鋼板からなるロータコア220及びステータコア310をモジュール化した複数のコアモジュール80を直列に接続するようになっている。すなわち、モータ10は、基本出力を達成することができるコアモジュール80を接合させて、出力を拡大することができる。よって、出力拡大が必要な場合でも、新規に作成する部材の数を減らすことができるため、手間を軽減し、投資を抑えることができる。そして、1つのロータコア220及び1つのステータコア310を構成する電磁鋼板の枚数増加を防ぐことができるため、積層鋼板の安定化を図ることができる。加えて、ロータコア220及びステータコア310をカシメ加工のみで製作できるケースが増えるため、リベットなどを用いた固定作業を低減することができる。
ここで、モータ10は、図14のように、フレーム部35のオス部35aが軸方向Ax側を向くように配置してもよい。そして、モータ10では、第1蓋部40が、最も軸方向Ax側に配置されたコアモジュール80のフレーム部35に取り付けられ、第2蓋部50が、最も反軸方向側に配置されたコアモジュール80のフレーム部35に取り付けられてもよい。また、モータ10は、図17のように、フレーム部35のメス部35bが軸方向Ax側を向くように配置してもよい。そして、モータ10では、第2蓋部50が、最も軸方向Ax側に配置されたコアモジュール80のフレーム部35に取り付けられ、第1蓋部40が、最も反軸方向側に配置されたコアモジュール80のフレーム部35に取り付けられてもよい。このように、本実施の形態1のモータ10は、同一の部品の配置を変えることにより、構造を変更することができる。
実施の形態2.
図23は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置が有するモータの概略断面図である。本実施の形態2の空気調和装置の全体的な構成は、前述した実施の形態1と同様であるため、各構成部材については同一の符号を用いて説明は省略する。
実施の形態1のモータ10は、積層鋼板の積厚が等しい複数のコアモジュール80を組み合わせて構成されている。これに対し、本実施の形態2のモータ110は、積層鋼板の積厚が異なる少なくとも2種類のコアモジュールを有している。
図22の例において、モータ110は、出力が相対的に小さなコアモジュール80Aと、出力が相対的に大きなコアモジュール80Bと、を有している。コアモジュール80Aは、ロータ22Aと、ステータ31Aと、を有している。コアモジュール80Aのフレーム部35は、軸方向Axの長さが、ステータ31Aの軸方向Axの長さに応じて調整されている。コアモジュール80Bは、ロータ22Bと、ステータ31Bと、を有している。コアモジュール80Bのフレーム部35は、軸方向Axの長さが、ステータ31Bの軸方向Axの長さに応じて調整されている。したがって、積層鋼板の積厚が異なるコアモジュール80A及びコアモジュール80Bのそれぞれの数量を変更することにより、異なる複数の出力を発揮するモータ110を構成することができる。
ここで、ロータコア220A及びステータコア310Aの積厚をA[mm]とし、ロータコア220B及びステータコア310Bの積厚をB[mm]とする。また、モータ110が有するコアモジュール80Aの数量をn(nは0又は任意の自然数)とし、モータ110が有するコアモジュール80Bの数量をm(mは0又は任意の自然数)とする。すると、モータ110は、ロータコア及びステータコアの積厚、すなわち積層鋼板の積厚が「nA+mB」である場合と同等の出力を発揮することができる。
例えば、40[mm]、60[mm]、80[mm]、100[mm]、120[mm]の5種類の積層鋼板の積厚を有するモータ110を製作したい状況を想定する。この場合、例えば、A=40[mm]のロータコア220A及びステータコア310Aと、B=60[mm]のロータコア220B及びステータコア310Bとを製作しておけばよい。
図24は、本発明の実施の形態2につき、2種類のコアモジュールで実現できるモータの構成を例示した表である。図22及び図23を参照して、A=40[mm]とし、B=60[mm]とした場合に実現可能なモータ110の構成について具体的に説明する。
図24に示すように、1つのコアモジュール80Aを用いれば、積層鋼板の積厚が40[mm]のモータ110を製作することができる。1つのコアモジュール80Bを用いれば、積層鋼板の積厚が60[mm]のモータ110を製作することができる。2つのコアモジュール80Aを用いれば、積層鋼板の積厚が80[mm]のモータ110を製作することができる。1つのコアモジュール80Aと1つのコアモジュール80Bとを用いれば、積層鋼板の積厚が100[mm]のモータ110を製作することができる。
3つのコアモジュール80Aを用いれば、積層鋼板の積厚が120[mm]のモータ110を製作することができる。積層鋼板の積厚が120[mm]のモータ110は、2つのコアモジュール80Bを用いて製作することもできる。2つのコアモジュール80Aと1つのコアモジュール80Bとを用いれば、積層鋼板の積厚が140[mm]のモータ110を製作することができる。
4つのコアモジュール80Aを用いれば、積層鋼板の積厚が160[mm]のモータ110を製作することができる。積層鋼板の積厚が160[mm]のモータ110は、1つのコアモジュール80Aと2つのコアモジュール80Bを用いて製作することもできる。3つのコアモジュール80Aと1つのコアモジュール80Bを用いれば、積層鋼板の積厚が180[mm]のモータ110を製作することができる。積層鋼板の積厚が180[mm]のモータ110は、3つのコアモジュール80Bを用いて製作することもできる。
上記のとおり、図23に示す例の場合は、積層鋼板の積厚が20[mm]違いである複数のモータ110を製作することができる。そして、A[mm]とB[mm]とは任意に変更することができるため、A[mm]及びnと、B[mm]及びmとの組み合わせを変更することにより、様々な出力を発揮するモータ110を製作することができる。
ここで、本実施の形態2のモータ110には、実施の形態1のモータ10と同様、コアモジュール80単位でのスキューが施されている。すなわち、モータ110は、コアモジュール80単位でのトルク脈動の対策として、ステータ31又はロータ22にスキューが施されている。
以上のように、本実施の形態2のモータ110によっても、製造時の手間を省くと共に、コギングトルクの発生を抑制することができるため、発揮する出力の種類を増やす場合でも、生産性を向上させつつ騒音を抑制することができる。また、モータ110によっても、実施の形態1のモータ10と同様に、発揮する出力の種類を増やす場合でも、製造設備及び金型の新設等を抑制し、生産性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態2のモータ110は、負荷の駆動に求められる出力に応じて、2種類のロータコア及びステータコアを組み合わせることにより、様々な出力を発揮することができる。すなわち、従来のモータの構造では、要求される出力が変化した場合、モータを新たに製作する必要が生じるため、製造設備及び金型の新設などを要する。これに対し、モータ110は、ロータコア及びステータコアを含んでモジュール化された2種類のコアモジュールを組み合わせて製作される。よって、2種類のコアモジュールを製作するための製造設備及び金型があればよいため、従来よりも、金型の数量を減らすことができ、設備投資の費用を削減することができる。つまり、モータ110の構造を採れば、投資額を大きく削減することができる。
ところで、図23及び図24では、モータ110が2つのコアモジュールを組み合わせて構成される例を示したが、これに限らず、モータ110は、3つ以上のコアモジュールを組み合わせて構成してもよい。この場合、モータ110が有する複数のコアモジュールは、積層鋼板の積厚が全て異なっていてもよいし、積層鋼板の積厚が同じものが含まれていてもよい。このようにすれば、金型の数量は多少増えることになるが、さらに細かくモータ110の出力を変更することができる。また、モータ110は、図20の例と同様、フレーム部35、第1蓋部40、及び第2蓋部50の配置を反転させる構成を採ることができる。
上記実施の形態は、モータ及び空気調和装置における好適な具体例であり、本発明の技術的範囲は、これらの態様に限定されるものではない。例えば、上記の各実施の形態では、モータ10及び110として、ロータコアに永久磁石が埋め込まれたロータを有する永久磁石埋め込み型モータ、すなわちIPMモータを例示したが、これに限定されない。例えば、モータ10及び110は、ロータコアの外周面に永久磁石が貼着されたロータを有する表面磁石型モータ、すなわちSPM(Surface Permanent Magnet)モータであってもよい。つまり、モータ10及び110において、ロータ22は、ステータ31の巻線320に通電することにより形成される磁場に対し、表面もしくは内部に設けられた永久磁石が反発して回転するものである。ただし、IPMモータは、コイルと永久磁石との吸引力及び反発力に起因するマグネットトルクに加えてリラクタンストルクを得ることができる。そのため、モータ10及び110は、IPMモータの構造を採った方が、SPMモータの構成を採るよりも、高トルクかつ高効率となる。
また、上記の各実施の形態では、一方向だけに負荷が接続されるモータ10を例示したが、これに限らず、モータ10は、両方向に負荷が接続されるものであってよい。なお、この場合の軸方向Axは、シャフト21における何れか一方の負荷側の方向となる。例えば、図14及び図18に例示する構造であれば、第2蓋部50の中心部に、シャフト21を貫通させる貫通穴51を設ける。これにより、シャフト21は、第2ベアリング25よりも反軸方向側に延び、軸方向Ax側と同様、第2蓋部50の貫通穴51を通過して外部へ突出する。また、図17に例示する構造であれば、第1蓋部40の中心部に、シャフト21を貫通させる貫通穴41を設ける。これにより、シャフト21は、第2ベアリング25よりも反軸方向側に延び、軸方向Ax側と同様、第1蓋部40の貫通穴41を通過して外部へ突出する。さらに、上記の各実施の形態では、1つのコアモジュールが、1つのステータ31と1つのロータ22とを含む例を示したが、これに限らず、1つのコアモジュールは、1つのステータ31と複数のロータ22とを含んでいてもよい。この場合、1つのコアモジュールにおいて、複数のロータ22にスキューを施してもよい。
加えて、上記の各実施の形態では、キー部23がロータ22と同数であり、シャフト21がロータ22と同数の軸側キー溝21cを有する場合を例示したが、これに限らず、キー部23及び軸側キー溝21cの数は、ロータ22の数よりも少なくてよい。例えば、キー部23は1つであってもよく、軸側キー溝21cは1箇所に設けられもよい。この場合、キー部23及び軸側キー溝21cの軸方向Axの長さは、複数のロータ22の軸方向Axの長さに応じて決めるとよい。このようにしても、シャフト21と複数のロータ22との回転方向Rにおける位置を決めることができる。また、シャフト21には、予め決められた設定数の軸側キー溝21cが設けられていてもよい。このようにすれば、要求される出力に応じて、設定数以下の任意の数のロータ22をシャフト21に固定することができる。
10、110 モータ、20 ロータ組立体、21 シャフト、21c 軸側キー溝、22、22A、22B ロータ、22a 挿入孔、22c ロータ側キー溝、22d 磁石挿入穴、22e 永久磁石、23 キー部、24 第1ベアリング、25 第2ベアリング、30 ステータ組立体、31、31A、31B ステータ、31c 位置決め溝、35 フレーム部、35a オス部、35b メス部、35c 突起部、35d 溝部、40 第1蓋部、40b 蓋側メス部、40d 蓋側突起、41 貫通穴、44、55 ベアリングハウジング、50 第2蓋部、50a 蓋側オス部、50c 蓋側溝部、51 貫通穴、80、80A、80B コアモジュール、100 空気調和装置、101 筐体、102 吹出口、102a 吹出フランジ、103 前面吸込口、104 ファンガード、150 ファン、220、220A、220B ロータコア、220a カシメ部、310、310A、310B ステータコア、311 外側壁、320 巻線、330 インシュレータ、351 内側壁。

Claims (13)

  1. シャフトと、
    前記シャフトが挿入されるロータ、前記ロータの外周側に設けられるステータ、及び前記ステータの外周を覆うフレーム部からなる複数のコアモジュールと、を有し、
    複数の前記コアモジュールは、
    前記シャフトの軸方向に沿って連結されており、
    何れか一方の端部に設けられた前記コアモジュールを基準として、他の前記コアモジュールの前記ステータ又は前記ロータが、前記シャフトを中心として設定されるスキュー角度だけ回転された状態で取り付けられている、モータ。
  2. 複数の前記ステータは、それぞれ、前記シャフトに沿って並ぶ順に、隣接する前記ステータに対し、前記スキュー角度ずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられている、請求項1に記載のモータ。
  3. 複数の前記ステータは、
    2以上の前記ステータの組み合わせごとに、前記シャフトに沿って並ぶ順に、隣接する前記組み合わせに対し、前記スキュー角度ずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられている、請求項1に記載のモータ。
  4. 複数の前記ロータは、それぞれ、前記シャフトに沿って並ぶ順に、隣接する前記ロータに対し、前記スキュー角度ずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられている、請求項1に記載のモータ。
  5. 複数の前記ロータは、
    2以上の前記ロータの組み合わせごとに、前記シャフトに沿って並ぶ順に、隣接する前記組み合わせに対し、前記スキュー角度ずつ同じ方向に回転された状態で取り付けられている、請求項1に記載のモータ。
  6. 前記スキュー角度は、前記ステータのスロット数に基づいて設定される、請求項1〜5の何れか一項に記載のモータ。
  7. 前記フレーム部は、
    一方の端部に設けられたオス部と、
    他方の端部に設けられたメス部と、
    前記ステータに対向する内側壁に突起部と、を有し、
    前記ステータは、
    前記フレーム部の前記突起部が嵌まる複数の位置決め溝を有し、
    前記突起部は、
    複数の前記位置決め溝のうちの1つに嵌められている、請求項2又は3に記載のモータ。
  8. 前記フレーム部は、
    前記メス部の外周側に溝部を有し、
    前記突起部は、
    前記溝部に嵌められている、請求項7に記載のモータ。
  9. 前記ステータは、スロット数と同数の前記位置決め溝を有する、請求項8に記載のモータ。
  10. 連結された複数の前記コアモジュールの一方の端部に配置された前記フレーム部に取り付けられる第1蓋部と、
    連結された複数の前記コアモジュールの他方の端部に配置された前記フレーム部に取り付けられる第2蓋部と、を有し、
    前記第1蓋部は、
    前記フレーム部の前記オス部が嵌め込まれる蓋側メス部を有し、
    前記第2蓋部は、
    前記フレーム部の前記メス部に嵌め込まれる蓋側オス部を有する、請求項7〜9の何れか一項に記載のモータ。
  11. 前記ロータは、
    棒状のキー部が嵌められるロータ側キー溝を有し、
    前記シャフトは、
    前記キー部が嵌められる軸側キー溝を有し、
    前記キー部は、前記ロータと同数であり、
    前記軸側キー溝は、前記ロータと同数であると共に、前記各軸側キー溝は、それぞれ、前記各ロータの前記スキュー角度に対応する位置に設けられている、請求項4又は5に記載のモータ。
  12. 前記ステータは、積層鋼板からなるステータコアを有し、
    前記ロータは、積層鋼板からなるロータコアを有し、
    複数の前記コアモジュールは、
    前記ステータコア及び前記ロータコアの積厚が異なる少なくとも2種類の前記コアモジュールを含む、請求項1〜11の何れか一項に記載のモータ。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載のモータと、
    前記モータを動力源として回転するファンと、を有する空気調和装置。
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