JP6081040B1 - 回転電動機 - Google Patents

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Abstract

回転電動機は、コイル20が巻かれた電機子コア21を有するステータ2と、ステータ2に対して回転可能に設けられたロータ3と、ステータ2に電力を供給する電力供給部と、を備え、ステータ2は、中心軸AXの軸線方向に複数並んで配置され、複数のステータ2のうち中心軸AXの軸線方向に沿って隣り合うステータ2のコイル20同士が電気的に接続され、電力供給部は、中心軸AXの軸線方向の端部に配置されるステータ2のコイル20に電気的に接続され、端部のステータ2に電力を供給することで複数のステータ2を同期して駆動可能である。

Description

本発明は、ステータ及びロータを有する回転電動機に関する。
減速機を介さずに直接駆動できる回転電動機のうち、例えばダイレクトドライブモータが知られている。ダイレクトドライブモータは、減速機を介したモータと比べて、ガタやバックラッシュが小さく、高剛性であり、高精度な制御が可能である。近年、例えば液晶装置及び半導体装置の分野において、装置の小型化及び扁平化が要求されている。装置の小型化及び扁平化を図るため、ダイレクトドライブモータの小型化及び扁平化を図ることが求められる。
例えば、特許文献1には、複数のモータユニットを中心軸の軸線方向に積み重ねた構成が記載されている。
特表2012−518376号公報
特許文献1の構成では、モータユニットを複数積み重ねた構成とすることにより、部品の共通化を図ることができ、かつ顧客要求トルクを満たすことができる。しかしながら、複数のモータユニットから電力供給部に複数のモータユニット分だけ配線が引き出されるため、配線の本数が増加する。そのため、配線の銅損が増加して効率が低下する可能性がある。また、各モータユニットにおいて結線をする必要があるため、結線スペースが増加する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、効率の低下を抑制しつつ小型化及び扁平化を図ることができ、結線スペースを縮小可能な回転電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コイルが巻かれた電機子コアを有するステータと、ステータに対して回転可能に設けられたロータと、ステータに電力を供給する電力供給部と、を備え、ステータは、ロータの中心軸の軸線方向に複数並んで配置され、複数のステータのうち中心軸の軸線方向に沿って隣り合うステータのコイル同士が電気的に接続され、電力供給部は、ステータのコイルに電気的に接続され、ステータに電力を供給することで複数のステータを駆動可能である。
本発明によれば、効率の低下を抑制しつつ小型化及び扁平化を図ることができ、結線スペースを縮小可能となる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る回転電動機を示す断面図 実施の形態1に係る電機子コアの構成を示す斜視図 実施の形態1に係る複数のステータにおける電機子コアの配置を示す図 実施の形態1に係る複数のステータにおける電機子コアの配置を示す図 実施の形態1に係る回転電動機の結線の状態を模式的に示す図 実施の形態2に係る回転電動機を示す断面図 実施の形態2に係る回転電動機の結線の状態を模式的に示す図 実施の形態3に係る回転電動機を示す断面図
以下に、本発明の実施の形態に係る回転電動機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、一般的な回転電動機にも適用可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電動機1を示す断面図である。実施の形態1において、回転電動機1は、ダイレクトドライブモータである。回転電動機1は、ステータ2及びロータ3を有するモータユニットを複数有している。実施の形態1では、2つのモータユニット11及び12が、回転電動機1の中心軸AXの軸線方向D1に沿って2段に設けられている。回転電動機1は、2段のモータユニット11及び12を有することにより、1段のモータユニットに比べて得られる出力トルクが二倍となる。1段目のモータユニット11と2段目のモータユニット12とは、ボルト36aによって固定されている。このように、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うモータユニット11及び12は、一体に連結されている。したがって、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うステータ2同士は、一体に連結されている。
ステータ2は、中心軸AXの軸線周り方向D2に並んで配置された複数の電機子コア21を有している。ステータ2は、複数の電機子コア21により環状に形成されている。ステータ2は、外周面がフレーム36に固定されている。電機子コア21には、電線が多重に巻かれてコイルを形成する。このように、ステータ2は、コイル20が巻かれた電機子コア21を有する。電機子コア21は、板状のコア部材が複数積層され、抜きカシメによって固定されている。電機子コア21には、インシュレータ24と、スロットセル27とが設けられている。インシュレータ24は、電機子コア21に対して、回転電動機1の中心軸AXの軸線方向D1の両側に1つずつ配置されている。インシュレータ24は、絶縁体であり、合成樹脂を用いて形成されている。スロットセル27は、コイル20のうち中心軸AXの軸線周り方向D2の両側を覆う位置に配置されている。スロットセル27は、絶縁体であり、PPS樹脂、PET樹脂を用いて形成された複合フィルムが用いられる。
ロータ3は、シャフト6に固定されたロータスリーブ33と、ロータスリーブ33に固定された複数の永久磁石30とを有している。ロータスリーブ33は、円筒状に形成されている。モータユニット11に配置されるロータスリーブ33と、モータユニット12に配置されるロータスリーブ33との間は、ボルト33aによって固定されている。したがって、ロータ3は、中心軸AXの軸線方向D1に一体に設けられている。永久磁石30は、ロータスリーブ33の外周面に固定されている。ロータ3は、永久磁石30が電機子コア21と対向して配置される。図1では、ロータ3の外周側にステータ2が配置されているが、ロータ3の内周側にステータ2が配置されてもよい。回転電動機1は、電機子コア21と永久磁石30との間のエアギャップに磁極を形成し反発吸引力を発生させることで、ロータ3を回転させる。
ベアリング7は、ロータ3とシャフト6の間に固定されている。ブラケット4は、ボルト4aによってフレーム36に固定されている。ブラケット4からは配線が引き出されており、当該配線の引出部を覆った状態で電源コネクタ5が取り付けられている。なお、配線の引出部及び電源コネクタ5は、1つの回転電動機1に対し、1つ設けられる。また、シャフト6のうち中心軸AXの軸線方向D1において反負荷側の端部には、検出器8が取り付けられている。
図2は、実施の形態1に係る電機子コア21の構成を示す斜視図である。図2は、1つの電機子コア21を示している。図3及び図4は、複数のステータ2における電機子コア21の配置を示す図である。図4は、図3の一部を拡大して示している。
図2に示すように、電機子コア21のインシュレータ24には、一段目のモータユニット11と二段目のモータユニット12とを導通させるためのピン9が設けられている。ピン9は、電機子コア21から中心軸AXの軸線方向D1の両側に突出して設けられる。2つのピン9の一方にはコイル20の巻き始めの端部が接続され、他方にはコイル20の巻き終わりの端部が接続されている。モータユニット11の電機子コア21と、モータユニット12の電機子コア21との間は、ピン9によって電気的に接続されている。ピン9は、モータユニット11とモータユニット12とを接続可能な寸法を有している。コイル20とピン9との接続構成については特に限定されない。
図3に示すように、モータユニット12及びモータユニット11では、複数の電機子コア21が中心軸AXの軸線周りに等しいピッチPで並んで配置されている。これにより、複数の電機子コア21に設けられるコイル20は、中心軸AXの軸線周りに等しいピッチPで並んで配置されることになる。
図4に示すように、モータユニット12では、モータユニット11に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2に電機子コア21の位相、つまりコイル20の位相が異なっている。実施の形態1では、モータユニット12では、モータユニット11に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2にピッチPの半分の位相、つまりP/2ずれた位置にコイル20が配置されている。ピッチPの半分の位相P/2は、電機子コア21の個数によって異なる。つまり、電機子コア21の個数をNとすると、
P/2=180°/N
となる。
中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うモータユニット11とモータユニット12との間で、電機子コア21をピッチPの半分の位相P/2だけ中心軸AXの軸線周り方向D2にずらすことにより、モータユニット11の電機子コア21におけるコイルエンドと、モータユニット12の電機子コア21におけるコイルエンドとの干渉を抑制できる。つまり、モータユニット11及びモータユニット12の一方のコイルエンドが、他方のコイルエンドの間に入り込んだ状態となる。このため、回転電動機1の小型化及び扁平化を図ることができる。
図5は、実施の形態1に係る回転電動機1の結線の状態を模式的に示す図である。図5において、電機子コア21が並ぶ方向が中心軸AXの軸線周り方向D2である。図5では、U相における結線状態を説明する。モータユニット11の複数の電機子コア21のうち図5の右端の電機子コア21Aでは、コイル20の一端部がピン9aに接続されている。ピン9aには、リード線A0が接続されている。リード線A0は、電力供給部40に接続されている。電力供給部40は、電機子コア21に電力を供給する。電力供給部40は、コントローラ50に接続されている。コントローラ50は、電力供給部40に指令信号を供給する。また、コイル20の他端部がピン9bに接続されている。ピン9bには、リード線A1が接続されている。
モータユニット12の複数の電機子コア21のうち図5の右端の電機子コア21Bでは、コイル20の一端部がピン9cに接続されている。ピン9cには、リード線A1が接続されている。モータユニット11の電機子コア21Aと、モータユニット12の電機子コア21Bとの間は、リード線A1を介して電気的に接続されている。また、コイル20の他端部がピン9dに接続されている。なお、ピン9dには、リード線A2が接続されている。
モータユニット12の複数の電機子コア21のうち、電機子コア21Bと隣り合う電機子コア21Cでは、コイル20の一端部がピン9eに接続されている。ピン9eには、リード線A2が接続されている。電機子コア21Cは、リード線A2を介して電機子コア21Bと電気的に接続されている。電機子コア21Cは、コイル20の巻線方向が電機子コア21Bのコイル20とは逆方向となるU´相である。また、コイル20の他端部がピン9fに接続されている。ピン9fには、リード線A3が接続されている。
モータユニット11の複数の電機子コア21のうち、電機子コア21Aと隣り合う電機子コア21Dでは、コイル20の一端部がピン9gに接続されている。ピン9gには、リード線A3が接続されている。電機子コア21Dは、リード線A3を介して電機子コア21Cと電気的に接続されている。電機子コア21Dは、コイル20の巻線方向が電機子コア21Aのコイル20とは逆方向となるU´相である。また、コイル20の他端部がピン9hに接続されている。ピン9hには、リード線A4が接続されている。このように、U相においては、リード線A0及びA4がモータユニット11から集約されて引き出される。V相及びW相についても、U相と同様の結線状態である。このため、リード線は、モータユニット12からは引き出されず、モータユニット11から集約されて引き出される。電力供給部40は、モータユニット11から引き出されたリード線A0及びA4を含むリード線に電力を供給することで、複数のステータ2を同期して駆動可能である。
実施の形態1によれば、ステータ2は、中心軸AXの軸線方向D1に複数並んで配置され、複数のステータ2のうち中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うステータ2のコイル20同士が電気的に接続され、電力供給部40は、中心軸AXの軸線方向D1の端部に配置されるステータ2のコイル20に電気的に接続され、端部のステータ2に電力を供給することで複数のステータ2を同期して駆動可能であるため、リード線の引出部がモータユニット11に集約される。このため、効率の低下を抑制でき、結線スペースを縮小可能となる。このため、回転電動機1の小型化が可能となる。また、回転電動機1に接続する電力供給部40が1つで済むため、顧客側において設備投入費用の削減が可能である。
また、実施の形態1によれば、ステータ2及びロータ3を有するモータユニット11及び12が中心軸AXの軸線方向D1に2段に並んで配置されるため、1段に配置した場合の2倍の出力トルクを得ることが可能となる。また、ロータ3及びステータ2がユニット化されており、同一部品として分割可能な構造であるため、部品の共通化が可能となり、部品点数を削減することが可能となる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る回転電動機1Aを示す断面図である。実施の形態2において、回転電動機1Aは、ダイレクトドライブモータである。実施の形態2では、実施の形態1に係る回転電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡素化する。
図6に示すように、回転電動機1Aは、ステータ2及びロータ3を有するモータユニットを複数有している。実施の形態2では、3つのモータユニット11,12及び13が、回転電動機1Aの中心軸AXの軸線方向D1に3段に設けられている。3段のモータユニット11,12及び13を設けることにより、1段のモータユニットに比べて得られる出力トルクが3倍となる。1段目のモータユニット11と2段目のモータユニット12との間、2段目のモータユニット12と3段目のモータユニット13との間は、ボルト36aによって固定されている。このように、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うモータユニット11,12及び13は、一体に連結されている。したがって、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うステータ2同士は、一体に連結されている。
ロータ3においては、モータユニット11に配置されるロータスリーブ33と、モータユニット12に配置されるロータスリーブ33とが、ボルト33aによって固定されている。また、モータユニット12に配置されるロータスリーブ33と、モータユニット13に配置されるロータスリーブ33とが、ボルト33bによって固定されている。したがって、ロータ3は、中心軸AXの軸線方向D1に一体に設けられている。
図7は、実施の形態2に係る回転電動機1Aの結線の状態を模式的に示す図である。図7において、電機子コア21が並ぶ方向が中心軸AXの軸線周り方向D2である。図7では、U相における結線状態を説明する。モータユニット11の複数の電機子コア21のうち図7の右端の電機子コア21Aでは、コイル20の一端部がピン9aに接続されている。ピン9aには、リード線A0が接続されている。リード線A0は、電力供給部40に接続されている。電力供給部40は、電機子コア21に電力を供給する。電力供給部40は、コントローラ50に接続されている。コントローラ50は、電力供給部40に指令信号を供給する。また、コイル20の他端部がピン9bに接続されている。ピン9bには、リード線A1が接続されている。
モータユニット12の複数の電機子コア21のうち図7の右端の電機子コア21Bでは、コイル20の一端部がピン9cに接続されている。ピン9cには、リード線A1が接続されている。モータユニット11の電機子コア21Aと、モータユニット12の電機子コア21Bとの間は、リード線A1を介して電気的に接続されている。また、コイル20の他端部がピン9dに接続されている。ピン9dには、リード線A5が接続されている。
モータユニット13の複数の電機子コア21のうち図7の右端の電機子コア21Eでは、コイル20の一端部がピン9iに接続されている。ピン9iには、リード線A5が接続されている。モータユニット12の電機子コア21Bと、モータユニット13の電機子コア21Eとの間は、リード線A5を介して電気的に接続されている。また、コイル20の他端部がピン9jに接続されている。なお、ピン9jには、リード線A6が接続されている。
モータユニット13の複数の電機子コア21のうち、電機子コア21Eと隣り合う電機子コア21Fでは、コイル20の一端部がピン9kに接続されている。ピン9kには、リード線A6が接続されている。電機子コア21Fは、リード線A6を介して電機子コア21Eと電気的に接続されている。電機子コア21Fは、コイル20の巻線方向が電機子コア21Eのコイル20とは逆方向となるU´相である。また、コイル20の他端部がピン9lに接続されている。ピン9lには、リード線A7が接続されている。
モータユニット12の複数の電機子コア21のうち、電機子コア21Bと隣り合う電機子コア21Cでは、コイル20の一端部がピン9eに接続されている。ピン9eには、リード線A7が接続されている。電機子コア21Cは、リード線A7を介して電機子コア21Fと電気的に接続されている。電機子コア21Cは、コイル20の巻線方向が電機子コア21Bのコイル20とは逆方向となるU´相である。また、コイル20の他端部がピン9fに接続されている。ピン9fには、リード線A3が接続されている。
モータユニット11の複数の電機子コア21のうち、電機子コア21Aと隣り合う電機子コア21Dでは、コイル20の一端部がピン9gに接続されている。ピン9gには、リード線A3が接続されている。電機子コア21Dは、リード線A3を介して電機子コア21Cと電気的に接続されている。電機子コア21Dは、コイル20の巻線方向が電機子コア21Aのコイル20とは逆方向となるU´相である。また、コイル20の他端部がピン9hに接続されている。ピン9hには、リード線A4が接続されている。このように、U相においては、リード線A0及びA4がモータユニット11から集約されて引き出される。V相及びW相についても、U相と同様の結線状態である。このため、リード線は、モータユニット12及び13からは引き出されず、モータユニット11から集約されて引き出される。
図7に示すように、モータユニット11,12及び13では、複数の電機子コア21が中心軸AXの軸線周りに等しいピッチPで並んで配置されている。これにより、複数の電機子コア21に設けられるコイル20は、中心軸AXの軸線周りに等しいピッチPで並んで配置されることになる。
モータユニット12では、モータユニット11に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2に電機子コア21の位相、つまりコイル20の位相が異なっている。実施の形態2では、モータユニット12では、モータユニット11に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2にピッチPの半分の位相、つまりP/2ずれた位置にコイル20が配置されている。
モータユニット13では、モータユニット12に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2に電機子コア21の位相、つまりコイル20の位相が異なっている。実施の形態2では、モータユニット13では、モータユニット12に対して、中心軸AXの軸線周り方向D2にピッチPの半分の位相、つまりP/2ずれた位置にコイル20が配置されている。なお、モータユニット13では、中心軸AXの軸線周り方向D2におけるコイル20の位相が、モータユニット11と等しくなっている。
実施の形態2によれば、リード線の引出部がモータユニット11に集約される。このため、電力供給部40に引き出されるリード線の本数を減少させることができる。よって、結線スペースを縮小することができ、効率の低下を抑制できる。これにより、回転電動機1Aの小型化が可能となる。また、回転電動機1Aに接続する電力供給部40が1つで済むため、低コストでの製造が可能である。また、ステータ2及びロータ3を有するモータユニット11,12及び13が中心軸AXの軸線方向D1に3段に並んで配置されるため、1段に配置した場合の3倍の出力トルクを得ることが可能となる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る回転電動機1Bを示す断面図である。実施の形態3において、回転電動機1Bは、ダイレクトドライブモータである。実施の形態3では、実施の形態1に係る回転電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡素化する。
図8に示すように、回転電動機1Bは、ステータ2及びロータ3を有するモータユニットを複数有している。実施の形態3では、4つ以上のモータユニット10が、回転電動機1Bの中心軸AXの軸線方向D1に複数段に設けられている。複数段のモータユニット10を設けることにより、1段のモータユニットに比べて得られる出力トルクが複数倍となる。隣り合うモータユニット10同士の間は、ボルト36mによって固定されている。このように、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うモータユニット10同士は、一体に連結されている。したがって、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うステータ2同士は、一体に連結されている。
また、ロータ3においては、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うモータユニット10に配置されるロータスリーブ33同士が、ボルト33mによって固定されている。したがって、ロータ3は、中心軸AXの軸線方向D1に一体に設けられている。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
上記の回転電動機1,1A,1Bは、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合うステータ2の電機子コア21のピン9同士がリード線によって接続されることで、電機子コア21同士が電気的に接続される構成であるが、これに限定するものではない。回転電動機1,1A,1Bは、中心軸AXの軸線方向D1にステータ2を配置した場合に、ピン9同士が直接接触する構成であってもよい。これにより、電機子コア21同士が電気的に接続される。また、回転電動機1,1A,1Bは、電機子コア21がピン9に代えてコネクタを有し、中心軸AXの軸線方向D1にステータ2を配置した場合に、中心軸AXの軸線方向D1に沿って隣り合う電機子コア21の間でコネクタ同士が嵌合する構成であってもよい。これにより、電機子コア同士が電気的に接続される。
上記の回転電動機1A,1Bは、電力供給部40が中心軸AXの軸線方向D1に沿って配置される端部のステータ2のコイル20に電気的に接続された構成であるが、これに限定するものではない。回転電動機1A,1Bは、中心軸AXの軸線方向D1の端部以外のステータ2に設けられるコイル20に電気的に接続された構成であってもよい。
上記の回転電動機1,1A,1Bは、電力供給部40が複数のステータ2を同期して駆動する構成であるが、これに限定するものではない。回転電動機1,1A,1Bは、複数のステータ2を個別に駆動する構成であってもよい。
A0,A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7 リード線、AX 中心軸、D1 軸線方向、D2 軸線周り方向、P ピッチ、1,1A,1B 回転電動機、2 ステータ、3 ロータ、4 ブラケット、5 電源コネクタ、6 シャフト、7 ベアリング、9,9a,9b,9c,9d,9e,9f,9g,9h,9i,9j,9k,9l ピン、10,11,12,13 モータユニット、20 コイル、21,21A,21B,21C,21D,21E,21F 電機子コア、24 インシュレータ、27 スロットセル、30 永久磁石、33 ロータスリーブ、36 フレーム、40 電力供給部、50 コントローラ。

Claims (7)

  1. コイルが巻かれた電機子コアを有するステータと、
    前記ステータに対して回転可能に設けられたロータと、
    前記ステータに電力を供給する電力供給部と、を備え、
    前記ステータは、前記ロータの中心軸の軸線方向に複数並んで配置され、
    前記コイルは、一端が前記ステータに設けられる接続用部材に接続され、
    複数の前記ステータのうち前記中心軸の軸線方向に沿って隣り合う前記ステータの前記コイル同士は、前記接続用部材同士が接続されることで電気的に接続され、
    前記電力供給部は、前記ステータの前記コイルに電気的に接続され、前記ステータに電力を供給することで複数の前記ステータを駆動可能である
    ことを特徴とする回転電動機。
  2. 前記ロータは、前記中心軸の軸線方向に一体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電動機。
  3. 前記コイルは、前記中心軸の軸線方向に等しいピッチで複数並んで配置され、
    少なくとも1つの前記ステータは、前記中心軸の軸線方向の隣に配置される前記ステータに対して、前記中心軸の軸線周りの方向について前記コイルの位相が異なる状態で配置される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電動機。
  4. 少なくとも1つの前記ステータは、前記中心軸の軸線方向の隣に配置される前記ステータに対して、前記コイルの位相が前記ピッチの半分の位相分ずれた状態で配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電動機。
  5. 前記中心軸の軸線方向に沿って隣り合う前記ステータ同士は、一体に連結されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電動機。
  6. 前記電力供給部は、前記中心軸の軸線方向の端部に配置される前記ステータの前記コイルに電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の回転電動機。
  7. 前記電力供給部は、複数の前記ステータを同期して駆動可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の回転電動機。
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