JP2011223676A - 永久磁石式電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コギングトルクを低減し小型化した永久磁石式電動機を提供する。
【解決手段】永久磁石式電動機は、P個の磁極が等間隔配置された可動子と、m相に励磁されるN個の巻線コイルの巻回中心が略等間隔に配置された固定子とを備え、可動子の磁極数Pと固定子の巻線コイル数NとをP=2n(以下nは自然数)かつN=2n±1あるいはN=2(n±1)となるように選択し、Nはmの整数倍ではなくしてあり、各相間の位相差が等しくなるように巻線コイルのターン数を巻線コイル間で異なるように設定し、巻線コイルの一つの巻回中心に対して1相分の巻線コイルのみを巻回した。
【選択図】図1

Description

この発明は永久磁石式電動機に関し、特にサーボモータ等に用いるのに適した永久磁石式回転電機などの永久磁石式電動機に関するものである。
一般的な永久磁石式回転電動機においては、固定子の内側に回転子が回転可能に設けられている。固定子は、電磁鋼板の積層体や圧粉鉄心で形成された固定子鉄心と固定子鉄心に巻かれた固定子巻線とを備えており、回転子は、回転子鉄心と回転子鉄心に貼り付けあるいは埋設されたリング状あるいはセグメント状の永久磁石とを備えている。このような永久磁石式同期電動機は、固定子の固定子巻線が作る回転磁界と回転子の永久磁石が作る磁束との相互作用により回転トルクを発生させる。
強力な磁石を用いた永久磁石型モータは、小型で高トルクを発生させるというメリットがあるが、永久磁石の磁束と固定子ティースとの相互作用によって、無負荷時や負荷時に関係なく脈動トルクが発生する。特に、無負荷時の脈動トルクはコギングトルクと呼ばれており、位置決め精度低下や振動騒音等の原因となることがある。
コギングトルクの脈動数は永久磁石の磁極数と固定子のティース数の最小公倍数によって決定される。例えば、永久磁石の磁極数が4で、固定子のティース数が6のモータの場合、一回転当たり12山のコギングトルクが発生することとなる。また、コギングトルクの大きさとしては、一回転当たりの脈動数が少ない程大きく、一回転当たりの脈動数が多い程小さくなる。
また、小型モータでは、スロット数を大きく設計することができない場合がある。更に、高速モータでは、極数を大きく設計することができない場合がある。このような小型モータの場合、極数とスロット数の最小公倍数を十分に大きく設計することができず、コギングトルクが大きくなるという課題があった。
これに対し、従来、コギングトルクを低減する技術として提案されているモータにおいては、永久磁石の磁極数をPとしスロット数をNとした場合、P=2n、N=2n±1(以下、nは自然数)とし、Nを相数φの整数倍とならないように設定することで、極数とスロット数の最小公倍数が大きくなるように設計しコギングトルクの低減を図っている。また、このモータでは、1つのティースに1つの相の巻線あるいは2つの相の巻線を施すことで、UVW相の誘起電圧を3相平衡させ、3相モータとして動作するように構成されている。(例えば特許文献1参照。)
特開平4−208039号公報
しかしながら、上述の従来のモータにおいては、1つのティースに2つの相の巻線を施したティースの存在により、誘起電圧が低下するためトルク密度が低下し、また、相間絶縁が必要となってモータを小型化することができないという課題があった。
従ってこの発明の目的は、コギングトルクの低減とモータの小型化を両立させた永久磁石式電動機を提供することである。
この発明による永久磁石式電動機は、P個の磁極が略等間隔に配置された可動子と、m相に励磁されるN個の巻線コイルの巻回中心が移動方向に対し略等間隔となるように配置された固定子とを備え、上記可動子の磁極数Pと固定子の巻線コイル数Nの組み合わせがP=2n(以下nは自然数)かつN=2n±1あるいはN=2(n±1)となるようにPとNを選択し、Nは相数mの整数倍ではないようにした永久磁石式電動機において、上記巻線コイルのターン数を上記巻線コイル間で異なル用に設定し、上記巻線コイルの一つの巻回中心に対して1相分の巻線コイルのみを巻回したことを特徴とするものである。
この発明によれば、コギングトルクを低減しつつ、トルク密度を向上させると共に、生産性をも向上させることが可能である。
この発明の実施の形態1による永久磁石式電動機の概略断面図である。 図1の永久磁石式電動機の結線図である。 図1の永久磁石式電動機の誘起電圧ベクトル図である。 実施の形態1による永久磁石式電動機の各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合を示す図である。 実施の形態1による永久磁石式電動機の巻線係数である。 実施の形態1による永久磁石式電動機のシミュレーションによる誘起電圧解析結果である。 実施の形態1による永久磁石式電動機のシミュレーションによるトルク波形解析結果である。 実施の形態2による永久磁石式電動機の回転子の斜視図である。 実施の形態3による永久磁石式電動機の可動子の断面図である。 実施の形態4による永久磁石式リニア電動機の断面図である。 実施の形態4による永久磁石式リニア電動機の断面図拡大図である。 実施の形態5による永久磁石式電動機の断面図である。 実施の形態5による永久磁石式電動機の結線図である。 実施の形態5による永久磁石式電動機の誘起電圧ベクトル図である。 実施の形態5による永久磁石式電動機の各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合を示す図である。 実施の形態6による永久磁石式電動機の結線図である。 実施の形態6による永久磁石式電動機の各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1にこの発明の実施の形態1による永久磁石式電動機の断面図を、図2に結線図を、図3に誘起電圧のベクトル図を、図4に各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合の関係を示す。
図1において、この発明の永久磁石式電動機は、固定子20と、固定子20の内側に回転可能に設けられた回転子である可動子30とを備えている。固定子20は、電磁鋼板の積層体や圧粉鉄心で形成された固定子鉄心21と、固定子鉄心21のティース22に巻かれた固定子巻線である巻線コイル23とを備えている。可動子30は、可動子鉄心31と、可動子鉄心31に取り付けられたリング磁石である永久磁石32とを備えている。図示の例では永久磁石式電動機は、磁石極数が4、固定子ティース数が5であり、磁石極数と固定子ティース数の最小公倍数は20であるため、1回転当たり20山のコギングトルクが発生することとなる。
一方、小型モータの磁石極数が4の場合の一般的なスロット数は3あるいは6であり、最小公倍数は12となる。よって4極5スロット構造を適用することで、従来の4極6スロットのモータに比べ、最小公倍数が20/12=1.6倍となり、コギングトルクの大きさはおよそ1/1.6倍に低減できる。
図2には、本発明により、各ティースに所定の巻数比を満足するような巻線を施した結線を示してある。これは、UVW相での誘起電圧を3相平衡させ、3相モータとして動作するように構成するためである。
図2には、図1の4極5スロットモータで、1ティースに1相分の巻線のみを巻回する場合の結線を示し、各ティースの番号を#1、#2、#3、#4、#5とすると、#1に100ターン、#2および#5に35ターン、#3および#4に69ターンの巻線が必要であり、結線方法は、#1をU相、#2をV相、#3を−V相、#4を−W相、#5をW相となるように結線することが必要である。
図3にはこのような巻数を巻回した場合の誘起電圧ベクトル図を示し、図3より、UVW相の合成ベクトルは120度ずつ位相差を有していると共に、振幅も同等となっていることが分かる。よって、この巻線方法とすることで3相電源での駆動が可能となる。
また、本発明では、1ティースに1つの巻線を施すため、コイル間絶縁も不要となり、従来に比べ高トルク密度化が可能となる。
一方、特許文献1に示されている従来の方法で4極5スロットモータを構成した場合には、1つのティースに2つの相の巻線を施すことが必要となる。具体的には、従来の巻線方法では、#2でU相とV相が巻回され、#4ではV相とW相が巻回されている。このため、従来の巻線方法では、#2と#4のティースでは、異なる相の巻線が施されることから、相間絶縁が必要となり、巻線の占積率低下を招いていた。
図4に各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合の関係を示す。図1および図4に示すように、本発明では、各ティースには所定の線径比を満足するような巻線を施している。これは、UVW相での抵抗値を平衡させると共に、高占積率化を図るためである。
4極5スロットモータで、1ティースに1相分の巻線のみを巻回する場合、図4に示したように各ティースの番号を#1、#2、#3、#4、#5とすると、#1の線径を1とした場合、#2および#5の線径は約1.68、#3および#4の線径は約1.20となるように設定することで、抵抗値も3相平衡し、高占積率化が可能となる。換言すれば、巻線コイル23の巻数は、巻線コイルの移動方向すなわち回転方向配置の順(図4で反時計方向)に巻線コイル23に第1〜第5巻線コイルと名付けると、第1巻線コイルが100ターン、第2および第5巻線コイルが35ターン、第3および第4巻線コイルが69ターンであり、巻線コイル23が、第1巻線コイルがU相、第2巻線コイルがV相、第3巻線コイルが−V相、第4巻線コイルが−W相、第5巻線コイルがW相となるように結線されており、巻線コイル23の線径は、第1巻線コイルの線径を1とした場合、第2および第5巻線コイルが約1.68、第3および第4巻線コイルが約1.20である。
図5には本発明の永久磁石式電動機の巻線係数を示す。本発明の巻線方法を採用することで、例えば特許文献1に記載の従来技術によれば0.897であった巻線係数が、0.923に向上できていることが分かる。
図6および図7には、発明者らが本発明による電動機のモータ特性をシミュレーションにより検証した結果を示す。図6より、誘起電圧はUVW相で三相平衡状態であることが確認できる。
また、3相電源を接続した場合のモータのトルク波形解析結果を示す図7より、トルク波形には、電気角度一回転あたり10山および6山の脈動成分が観測される。これは、10山成分は4極5スロット構造に起因するものであり、6山成分は3相駆動に起因するものである。
このように、この永久磁石式電動機は、P個の磁極が略等間隔に配置された可動子である可動子30と、m相に励磁されるN個の巻線コイル23の巻回中心が移動方向に対し略等間隔となるように配置された固定子20とを備え、可動子30の磁極数Pと固定子20の巻線コイル数Nの組み合わせがP=2n(以下nは自然数)かつN=2n±1となるようにPとNを選択し、Nは相数mの整数倍ではないようにした永久磁石式電動機において、各相間の位相差が等しくなるように巻線コイル23のターン数を巻線コイル間で異なるように設定し、巻線コイル23の一つの巻回中心に対して1相分の巻線コイル23のみを巻回したことを特徴とする構成を持っており、この構成により、モータのコギングトルクの低減を図ると共に、小型化し、トルク密度と生産性を向上させることができるのである。
実施の形態2.
図8に示す永久磁石式電動機の回転子においては、可動子30の永久磁石32にスキューが設けられていて、その他の構成は実施の形態1のものと同様である。なお、スキュー角度は、360/(PとNの最小公倍数)となるように設定した。これは、4極5スロット構造に起因するトルク脈動成分低減のためであり、スキューを併用することで更なるコギングトルク低減が可能となる。
実施の形態3.
図9に示す永久磁石式電動機においては、固定子が固定子巻線である巻線コイル23とティース部を持たない固定子鉄心21とから構成されている。このようなスロットレスモータの場合、4極モータでは、4極3コイル構造が一般的であるが、この場合3コイルであるため、コイルエンド部が長くなり、トルク密度が低下するということがあった。これに対し、本発明では、6極5コイル構造としているため、コイルエンド部を短くすることが可能となる。また、巻数や線径についても、実施の形態1と同様、巻線コイル23毎に変化させることで高トルク密度化を図ることが可能となる。
実施の形態4.
図10および図11に実施の形態4による永久磁石式リニア電動機の断面図を示す。本実施の形態では、可動子側に巻線コイルが、固定子側に永久磁石が配置されているが、動作原理については、実施の形態1による永久磁石式電動機と同様である。図10に示したように、リニア電動機の場合も電動機と同様に巻線コイル毎に巻数や線径を変化させることで、コギングトルク低減とトルク密度向上が可能となる。
実施の形態5.
図12〜図15には、磁石極数が6、固定子ティース数が7の永久磁石式電動機を示す。図12にはこの永久磁石式電動機のモータ断面図を、図13に結線図を、図14に誘起電圧のベクトル図を、図15に各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合を示す。
本実施例の場合、磁石極数と固定子ティース数の最小公倍数は42となり、1回転当たり42山のコギングトルクが発生することとなる。一方、小型モータ(集中巻モータ)の磁石極数が6の場合の一般的なスロット数は9であり、最小公倍数は18となる。よって6極7スロット構造を適用することで、従来の6極9スロットのモータに比べ、最小公倍数が42/18=2.6倍となり、コギングトルクの大きさはおよそ1/2.6倍に低減できる。
また、本発明では、図12に示したように、各ティースには所定の巻数比を満足するような巻線コイルを施している。これは、UVW相での誘起電圧を3相平衡させ、3相モータとして動作するように構成するためである。
6極7スロットモータで、1ティースに1相分の巻線のみを巻回する場合、図12、図13および図15に示したように各ティースの番号を#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7とすると、#1に100ターン、#2および#7に56ターン、#3および#6に137ターン、#4および#5に69ターンの巻線が必要であり、結線方法は、#1をU相、#2を−U相、#3を−V相、#4をV相、#5をW相、#6を−W相、#7を−U相となるように結線することが必要である。
このような巻数コイルを巻回した場合の誘起電圧ベクトル図である図14より、UVW相の合成ベクトルは120度ずつ位相差を有していると共に、振幅も同等となっていることが分かる。よって、この巻線方法とすることで3相電源での駆動が可能となる。
また、本発明では、図12に示したように、各ティースには所定の線径比を満足するような巻線コイルを施している。これは、UVW相での抵抗値を平衡させると共に、高占積率化を図るためである。
6極7スロットモータで、1ティースに1相分の巻線のみを巻回する場合、図12、図13および図15に示したように各ティースの番号を#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7とすると、#1の線径を1とした場合、#2および#7の線径は約1.33、#3および#6の線径は約0.85、#4および#5は約1.20となるように設定することで、抵抗値も3相平衡し、高占積率化が可能となる。この構成により小型モータのコギングトルクの低減を図ると共に、トルク密度と生産性を向上させることができる。
実施の形態6.
図16および図17に示す永久磁石式電動機は、磁石極数が8、固定子ティース数が10の電動機である。図16はこの永久磁石式電動機のモータ断面図を示し、図17は各ティースの巻線コイルの接続する相と巻数および線径の割合を示す。本実施の形態による永久磁石式電動機は、実施の形態1の永久磁石式電動機の磁極数およびティース数を2倍したものであるため、巻線方法や結線方法は実施の形態1と同様のパターンとなるように図17のように設定すればよい。
このように、この永久磁石式電動機においては、可動子30の磁極数Pと固定子20の巻線コイル数N(Nは相数mの整数倍ではない)との組み合わせが、P=2n(以下nは自然数)かつN=2(n±1)となるようにPとNを選択した巻線方法とすることで、モータを大型化させる場合でもコギングトルクを低減しつつ3相電源での駆動が可能となる。
さらに、実施の形態1では、U相、V相およびW相の巻線が集中的に存在するため、局所的な電磁力(電磁加振力)が発生することとなり、これにより電磁音が発生する可能性がある。これに対し、本実施の形態では、U相・V相・W相の巻線が機械角度180毎に分散的に存在しているため、局所的な電磁力を低減することが可能となり、実施の形態1よりも電磁音を低減可能である。
以上に図示して説明した永久磁石式電動機は単なる例であって様々な変形が可能であり、またそれぞれの具体例の特徴を全てあるいは選択的に組み合わせて用いることもできる。
この発明は永久磁石式電動機として利用できるものである。
20 固定子、21 固定子鉄心、22 ティース、23 巻線コイル、30 可動子、31 可動子鉄心、32 永久磁石。

Claims (8)

  1. P個の磁極が略等間隔に配置された可動子と、m相に励磁されるN個の巻線コイルの巻回中心が移動方向に対し略等間隔となるように配置された固定子とを備え、上記可動子の磁極数Pと固定子の巻線コイル数Nの組み合わせがP=2n(以下nは自然数)かつN=2n±1あるいはN=2(n±1)となるようにPとNを選択し、Nは相数mの整数倍ではないようにした永久磁石式電動機において、
    上記巻線コイルのターン数を上記巻線コイル間で異なるように設定し、上記巻線コイルの一つの巻回中心に対して1相分の巻線コイルのみを巻回したことを特徴とする永久磁石式電動機。
  2. 上記固定子がティースあるいはスロットを有し、上記固定子のティース数を巻線コイル数Nと同一としたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石式電動機。
  3. 上記ティース毎の上記巻線コイルの巻数が異なることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石式電動機。
  4. 上記ティース毎の上記巻線コイルの線径が異なることを特徴とする請求項3に記載の永久磁石式電動機。
  5. 上記巻線コイル数Nを5とし、上記磁極数Pを4あるいは6としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の永久磁石式電動機。
  6. 上記巻線コイル数Nを7とし、上記磁極数を6あるいは8としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の永久磁石式電動機。
  7. 上記巻線コイルの上記巻数が、上記巻線コイルの移動方向配置の順に名付けて第1巻線コイルが100ターン、第2および第5巻線コイルが35ターン、第3および第4巻線コイルが69ターンであり、上記巻線コイルが、第1巻線コイルがU相、第2巻線コイルがV相、第3巻線コイルが−V相、第4巻線コイルが−W相、第5巻線コイルがW相となるように結線されており、上記巻線コイルの線径は、第1巻線コイルの線径を1とした場合、第2および第5巻線コイルが約1.68、第3および第4巻線コイルが約1.20であることを特徴とする請求項5に記載の永久磁石式電動機。
  8. 上記固定子が、巻線コイルとティースを持たない固定子鉄心とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石式電動機。
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