JP2017106274A - 交通施設における仮設足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、鉄道等の交通施設においてプラットホーム等の乗降場に設置された建造物の補修や整備点検、その他の高所作業のために構築される仮設足場を提供する。【解決手段】走行路に移動可能に設置されるステージ(4)と、前記ステージの上に構築される走行路側足場構築体(5)と、乗降場の上に構築される建造物側足場構築体(6)とから成り、前記建造物側足場構築体(6)は、前記乗降場に移動可能に設置される脚柱(14)と、前記脚柱と前記走行路側足場構築体(5)を連結する梁枠部材(15)を備え、該梁枠部材の上方に作業床を形成するように構成されており、前記梁枠部材(15)は、足場支柱(7b)を立設する立設手段と、脚柱を垂設する垂設手段を設けており、立設手段及び垂設手段は、走行路側足場構築体(5)から離間する距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択可能とするように構成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、鉄道等の交通施設においてプラットホーム等の乗降場に設置された建造物の補修や整備点検、その他の高所作業のために構築される仮設足場に関する。
例えば、鉄道駅においては、低位置で線路を敷設した車両の走行路に対し、高位置でプラットホームの乗降場が臨んでおり、該乗降場に屋根等の建造物が設置されている。
ところで、前記建造物の補修や整備点検、その他の高所作業を行うために、仮設足場の構築を必要とする場合がある。しかしながら、通常、乗降場のスペースは狭小なため、該乗降場の上に安定した足場を構築することは困難である。特に、建造物は、乗降場のほぼ全域を被うように屋根の軒先が延びているため、乗降場のスペースだけでは、作業者が高所作業を行う足場を構築することは極めて困難である。
この点に関して、鉄道施設に関連する仮設足場は、線路に敷設された軌条に台車を設置し、該台車の上に足場を構築することが知られており、これによれば、台車の上で安定した足場を構築することが可能になる。ところが、単に線路の軌条の上に足場を構築しても、作業者が乗降場の建造物にアクセスすることはできないから、該建造物の補修や整備点検等を行うためには役に立たない。
そこで、線路の軌条に設置した台車の上に足場を構成し、該足場からプラットホームに向けて張出し床やレールを延設させた技術が提案されている(特許文献1及び2)。
特開2001−159232号公報 特開2002−370644号公報
特許文献1は、線路の軌条に設置した台車の上に設けた足場から張出し床を延設し、該張出し床により作業床を形成する技術を開示している。この際、張出し床は、片持ち支持状態とされ、不安定なため、張出し床をプラットホームと面一状に突き合わせ、押出し装置で連結すると共に、張出し床の下面を線路の上にサポート装置で支持するように構成されている。しかしながら、特許文献1は、張出し床の上方に高所作業用の足場を構築するものではないから、作業者がプラットホーム上の建造物にアクセスできる高所作業用の足場が構築されるものではない。しかも、本発明に関して後述するように、近年、鉄道駅のプラットホームの端縁には、安全柵等の設置物が設けられているから、前記張出し床とプラットホームに跨って仮設足場を構築することは困難である。更に、特許文献1の場合、張出し床は、押出し装置によりプラットホームに固定されると共に、サポート装置により線路に固定されるので、これらの固定状態を解除しなければ、台車と共に足場を線路に沿って移動させることができず、移動式足場とした意義がない。
特許文献2は、線路の軌条に設置した台車の上に設けた組立足場からガイドレールを延設し、該ガイドレールをプラットホームの上にオーバーラップさせ、該ガイドレールに走行可能な組立作業車を搭載し、該組立作業車により高所作業を可能にした技術を開示している。特許文献2は、主として地下鉄の駅構内作業を目的とするため、組立作業車を線路側に移動することにより、トンネル側面の改修作業等を可能とし、反対に組立作業車をプラットホーム側に移動することにより、広告板の据え付け作業等を可能にするという利点がある。しかしながら、前述と同様に、プラットホームの端縁に安全柵等の設置物が設けられている場合は、特許文献2のようにガイドレールをプラットホームにオーバーラップさせて設置することができず、しかも、組立作業車を線路側からプラットホーム側に移動させることは不可能である。更に、特許文献2の足場を構成する部材は、全て専用品が必要であり、従来の建築建設現場等で使用されている仮設足場の部材を兼用品として利用することができないので、高コストである。
本発明は、上記課題を解決した交通施設における仮設足場を提供する者であり、第1発明が手段として構成したところは、相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路と、高位置でX方向から前記走行路に臨む乗降場と、前記乗降場に設置された建造物を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージと、前記ステージの上に構築される走行路側足場構築体と、前記乗降場の上に構築される建造物側足場構築体とから成り、前記建造物側足場構築体は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材を備え、該梁枠部材の下方に門形空間を形成しており、前記脚柱及び梁枠部材をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結すると共に、該梁枠部材に足場支柱を立設することにより、作業床を形成するように構成されており、前記梁枠部材は、前記足場支柱を立設する立設手段を設けており、該立設手段は、前記走行路側足場構築体からX方向に離間する距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で足場支柱を立設可能とするように構成されて成る点にある。
この際、前記立設手段は、X方向に間隔をあけて梁枠部材の複数個所に設けることができる。
好ましい実施形態において、前記立設手段は、梁枠部材に設けられた上向きに開口する筒軸により形成され、該筒軸と前記足場支柱の下端部を相互に継手管を介して連結するように構成されており、該継手管を前記筒軸に着脱自在に嵌着するように構成している。
また、本発明の第2発明が手段として構成したところは、相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路と、高位置でX方向から前記走行路に臨む乗降場と、前記乗降場に設置された建造物を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージと、前記ステージの上に構築される走行路側足場構築体と、前記乗降場の上に構築される建造物側足場構築体とから成り、前記建造物側足場構築体は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材を備え、該梁枠部材の下方に門形空間を形成しており、前記脚柱及び梁枠部材をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結することにより、作業床を形成するように構成されており、前記梁枠部材は、前記脚柱を垂設する垂設手段を設けており、該垂設手段は、前記走行路側足場構築体からX方向に離間する距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で脚柱を垂設可能とするように構成されて成る点にある。
この際、前記垂設手段は、X方向に間隔をあけて梁枠部材の複数個所に設けることができる。
好ましい実施形態において、前記垂設手段は、梁枠部材に設けられた下向きに開口する筒軸により形成され、該筒軸と前記脚柱の延長上端部を相互に継手管を介して連結するように構成されており、該継手管を前記筒軸に着脱自在に嵌着するように構成している。
更に、本発明の第3発明が手段として構成したところは、相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路と、高位置でX方向から前記走行路に臨む乗降場と、前記乗降場に設置された建造物を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージと、前記ステージの上に構築される走行路側足場構築体と、前記乗降場の上に構築される建造物側足場構築体とから成り、前記建造物側足場構築体は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材を備え、該梁枠部材の下方に門形空間を形成しており、前記脚柱及び梁枠部材をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結すると共に、該梁枠部材に足場支柱を立設することにより、作業床を形成するように構成されており、前記梁枠部材は、専用梁枠と延長梁枠から成り、前記専用梁枠の基端部を走行路側足場構築体に連結した状態で、該専用梁枠の先端部に前記延長梁枠を着脱自在に延設するように構成され、前記専用梁枠及び延長梁枠は、それぞれ、上部及び下部に立設手段と垂下手段を設けた端部筒軸を先端部に固設すると共に、上部に立設手段を設けた中間筒軸を先端部と基端部の間に固設しており、前記専用梁枠及び延長梁枠に設けられた複数の立設手段から選択した立設手段に足場支柱を立設し、前記専用梁枠の垂設手段と延長梁枠の垂設手段から選択した垂設手段に脚柱を垂設するように構成されて成る点にある。
本発明によれば、走行路1に設けた移動可能なステージ4の上に構築した走行路側足場構築体5に対して、乗降場2に移動可能な脚柱14と梁枠部材15を介して建造物側足場構築体6を構築することができ、この際、梁枠部材15を所定高さH2の位置で乗降場2の設置物2aを跨ぐようにして配置し、該梁枠部材15の下方に門形空間Sを形成した状態で前記脚柱14と走行路側足場構築体5を連結することにより、該梁枠部材15の上に作業床を形成するものであるから、乗降場2に設けられた建造物3の補修や整備点検、その他の高所作業を好適に行うことができる。そして、建造物3に対する作業の経過に従って必要であれば、走行路側足場構築体5を走行路1に沿って移動させれば、これに追従して建造物側足場構築体6を移動させることが可能であるから、前記作業床を建造物3に沿って移動させた所望の位置で高所作業を行うことができるという効果がある。
この点に関して、請求項1ないし3に記載の本発明によれば、梁枠部材15は、走行路側足場構築体5からの離間距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で足場支柱7bを立設可能とする立設手段23(23a、23b)を設けているので、所望の位置に足場支柱7bを立設することにより、建造物3の外形や大きさに応じて、所望の個所及び広さの作業床を形成することが可能になる。この際、作業床は、梁枠部材15の上に形成することができ、或いは、上方に延長した足場支柱7bを介して高所位置に形成することができる。
また、請求項4ないし6に記載の本発明によれば、梁枠部材15は、走行路側足場構築体5からの離間距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で脚柱14を垂設可能とする垂設手段22(22a、22b)を設けているので、所望の位置に脚柱14を垂設することにより、乗降場2の広さや、作業を要する空間の奥行D等に応じて自在とした作業床を形成することが可能になる。
更に、請求項7に記載の本発明によれば、梁枠部材15は、専用梁枠15aと延長梁枠15bにより構成されているので、専用梁枠15aに延長梁枠15bを延設することにより、前記立設手段23による足場支柱7bの立設位置の選択と、前記垂設手段22による脚柱14の垂設位置の選択の自由度を大きく構成することが可能になる。
本発明の1実施形態に関して、第1構築例を示す説明図である。 本発明の1実施形態に係る脚柱と梁枠部材を示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係る建造物側足場構築体の要部を示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係る梁枠部材の機能を説明する斜視図である。 本発明の1実施形態に係る梁枠部材と脚柱及び足場支柱の連結構成を示しており、(A)は相互関係を示す斜視図、(B)(C)は継手管の構成と作用を示す断面図である。 本発明の1実施形態に係る梁枠部材と脚柱及び足場支柱の連結構成を示しており、(A)は端部筒軸の垂設手段及び起立手段と継手管を分離した状態の斜視図、(B)は端部筒軸の垂設手段及び起立手段に継手管を嵌着した状態の斜視図、(C)は端部筒軸に嵌着した継手管に更に脚柱及び足場支柱を嵌着した状態の斜視図である。 本発明の1実施形態に関して、第2構築例を示す説明図である。 本発明の1実施形態に関して、第3構築例を示す説明図である。 本発明の1実施形態に関して、第4構築例を示す説明図である。 本発明の1実施形態に係る梁枠部材の変形実施例を示しており、(A)は第1変形実施例を示す斜視図、(B)は第2変形実施例を示す斜視図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい1実施形態を詳述する。図面は、公共交通施設の1例として、鉄道駅を例示しており、相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置GLでY方向に延びる線路として軌条1aを敷設した車両の走行路1に対し、高位置FLでX方向からプラットホームの乗降場2が臨んでいる。従って、低位置GLとされた走行路1と高位置FLとされた乗降場2の間には高さH1で示すような高低差がある。
前記乗降場2は、屋根3aや、その他の構造物を有する建造物3を設置しており、該乗降場2の端縁には、安全柵等の設置物2aが設けられている。
(全体構成と第1構築例)
図1ないし図3に示すように、仮設足場は、前記走行路1に設置されY方向に移動可能なステージ4と、該ステージ4の上に構築される走行路側足場構築体5と、前記建造物3に臨んで前記乗降場2の上に構築される建造物側足場構築体6とから構成されている。
(走行路側足場構築体)
前記ステージ4は、線路の軌条1aに搭載され、該軌条1aに沿って移動自在な車輪を備えた台車4aにより構成されている。台車4aは、1台でも良いが、複数台を連結した状態で軌条1aに搭載しても良く、これにより必要十分な広さのステージ4を形成することができる。
前記走行路側足場構築体5は、従来から建築建設現場等で使用されている仮設足場の構成部材を利用することにより構築することが可能であり、上下方向に連結される足場支柱7aや、該足場支柱7aを水平方向に連結する横架材8aや、該横架材8aに架設されるフック付きの足場板9aや、前記横架材等の下側を足場支柱7aから補強支持する短管斜材10aや、作業者の昇降を容易とする梯子11等、既製品としての足場構成部材を必要に応じて組み合わせることにより構築される。
従って、図示実施形態の場合、図1に示すように、走行路側足場構築体5は、実線で示す台車4a以外の構成部材(足場支柱7a、横架材8a、足場板9a、短管斜材10a、梯子11)は、従来の仮設足場に使用される既製品としての構成部材を利用することができるので、鎖線で示している。
尚、図示実施形態において、横架材8aと足場支柱7aの連結手段は、公知の楔緊結方式を例示しており、足場支柱7aに固設したフランジから成る固定部12に対し、横架材8aの端部に固設した二股状の嵌合部13を嵌合させ、該嵌合部13の楔片をフランジの孔に打ち込むことにより緊結するように構成しているが、楔緊結方式以外の方式を採用しても良い。
(建造物側足場構築体)
前記建造物側足場構築体6は、前記乗降場2に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱14と、前記脚柱14の上端部と前記走行路側足場構築体5をX方向に連結する梁枠部材15を備え、該梁枠部材15の下方に門形空間Sを形成することにより、安全柵等の設置物2aを跨いで構築されている。前記脚柱14及び梁枠部材15は、Y方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材15、15を横架材8bによりY方向に連結し、該梁枠部材15に足場支柱7bが立設される。そして、隣り合う梁枠部材15、15は、フック付きの足場板9bを架設することにより、最下層の作業床を形成するように構成されている。因みに、上層に作業床を形成する場合は、前記梁枠部材15から立設した足場支柱7bを横架材8bにより連結し、隣り合う横架材8b、8bにフック付きの足場板9bを架設すれば良い。尚、必要に応じて、足場支柱7a及び脚柱14から梁枠部材15の下側を補強支持する短管斜材10bを設けても良い。
前記脚柱14は、下端部に乗降場2の床面に沿って移動自在なキャスタ等の車輪手段16を備えた移動支柱14aにより構成されており、図示実施形態の場合、該移動支柱14aの上方に足場支柱7bと同一構成とされた延長部材14bを着脱自在に延設し、該延長部材14bの上端部を梁枠部材15に連結するように構成している。従って、図例の場合、脚柱14は、前記移動支柱14aと延長部材14bの組み合わせにより長さを変更することができるように構成されているが、延長部材14bを使用せず、移動支柱14aを所望の長さとすることにより脚柱14を構成しても良い。
図示実施形態の場合、所定長さから選択した足場支柱7bを延長部材14bとして、該延長部材14bを移動支柱14aに連結することにより、乗降場2の設置物2aの高さに応じて、梁枠部材15を所定高さH2に支持することができ、これにより、梁枠部材15の下方に設置物2aを跨ぐ門形空間Sを自在に形成することができるという利点がある。
図1に示すように、建造物側足場構築体6は、実線で示す脚柱14(移動支柱14a)と梁枠部材15以外の構成部材(足場支柱7b、延長部材14b、横架材8b、足場板9b、短管斜材19b)は、従来の仮設足場に使用される既製品としての構成部材を利用することができるので、鎖線で示している。
(梁枠部材)
好ましい実施形態において、前記梁枠部材15は、図4に示すように、専用梁枠15aと延長梁枠15bにより構成されている。
(専用梁枠)
前記専用梁枠15aは、走行路側足場構築体5に向かうX1方向の基端部に上述した楔緊結方式の連結手段を構成する嵌合部13aを設けた上梁材17aと、該上梁材17aの下側に平行配置された下梁材18aを備えており、前記X1方向と反対のX2方向の先端部に上下方向の端部筒軸19aを設け、該端部筒軸19aは、上下梁材17a、18aの先端部に溶接等により固設されている。また、前記先端部と基端部の間に位置して、上下方向の中間筒軸20a、21aが設けられ、上下梁材17a、18aに溶接等により固設されている。
図4及び図5に示すように、前記専用梁枠15aは、前記嵌合部13aを走行路側足場構築体5の足場支柱7aのフランジ等の固定部12に楔片等を介して連結固定される。前記端部筒軸19aは、下向きに開口する垂設手段22aと、上向きに開口する立設手段23aを構成している。
図示実施形態の場合、上下に配置される一対の継手管24、24を使用することにより、前記垂設手段22aは、該継手管24を介して脚柱14の上端部を着脱自在に連結し垂設するように構成され、前記立設手段23aは、該継手管24を介して足場支柱7bの下端部を着脱自在に連結し立設するように構成されている。
前記継手管24は、従来の仮設足場において足場支柱を上下に連結するために提供されている既製品を使用することができるが、念のため、その構成を説明すると、図5(B)に示すように、上下方向の中間部に設けられた大径部25の上下にそれぞれ上管部26と下管部27を形成している。上管部26は、前記大径部25を貫通する係止ピン28のフック部28aを外側から挿入させる孔26aを設けており、前記係止ピン28は、スプリング29により、前記フック部28aを孔に挿入するように付勢されている。また、下管部27は、内部に装入したほぼU形の板バネ30の両端に爪ピン31、31を設け、該爪ピン31、31を下管部27の直径方向に形成された一対の孔27aから出没自在に突出させている。
そこで、図5(C)に示すように、下側の継手管24により前記垂設手段22aに前記脚柱14(図例では移動支柱14aに延設した延長部材14b)の上端部を垂設する場合、上管部26は、前記係止ピン28をスプリング29に抗して移動することによりフック部28aを引き出した状態で、該上管部26を垂設手段22aに挿入し、該垂設手段22aの端部を大径部25に当接した状態で、係止ピン28をスプリング29により元の位置に復帰させれば良い。この際、図5(A)及び図6に示すように、垂設手段22aには係止孔32aが設けられており、該係止孔32aに前記フック部28aが挿入係止される。下管部27は、脚柱14(図例では移動支柱14aに延設した延長部材14b)に挿入すると、前記板バネ30に抗して爪ピン31、31が没入されるので、前記大径部25が脚柱14の端部に当接するまで挿入すれば良い。この際、図5(A)及び図6に示すように、脚柱14には係止孔33、33が設けられており、前記爪ピン31、31が板バネ30により復帰することにより、該係止孔33、33に挿入係止される。
上側の継手管24により前記立設手段23aに足場支柱7bを立設する場合も、前述の下側の継手管24について説明した方法と同様であり、下管部27を立設手段23aに挿入し、上管部26を足場支柱7bの下端部に挿入することにより、連結が可能である。従って、図5(C)の図示符号の括弧内に立設手段23aと足場支柱7bの符号を示すことにより、詳述を省略する。尚、図5(A)及び図6に示すように、立設手段23aには、前記爪ピン31、31を挿入係止するための係止孔34aが設けられており、足場支柱7bの下端部には、前記係止ピン28のフック部28aを挿入係止するための係止孔35が設けられている。
前記中間筒軸20a、21aは、図示のようにX方向に所定間隔をあけて配置され、それぞれ前記端部筒軸19aと同様の上向きに開口する立設手段23aを形成しており、前記継手管24を使用することにより、選択可能な位置で足場支柱7bを立設することができるように構成されている。この際、専用梁枠15aの基端部の嵌合部13aを走行路側足場構築体5の足場支柱7aに連結固着した状態で、該嵌合部13aからX2方向の距離、つまり、足場支柱7aから離間する離間距離Lに関して、図4に示すように、端部筒軸19aの立設手段23aの離間距離L1と、第1中間筒軸20aの立設手段23aの離間距離L2と、第2中間筒軸21aの立設手段23aの離間距離L3をL1>L2>L3とするように構成している。尚、前記端部筒軸19aの立設手段23aと同様に、中間筒軸20a、21aの立設手段23aにもそれぞれ前記継手管24の爪ピン31、31を挿入係止する係止孔34aが設けられている。
前記端部筒軸19a並びに中間筒軸20a、21aは、図示のように、足場支柱7a、7bのフランジと同様のフランジから成る固定部12aを固設していることが好ましい。図3に示すように、複数の専用梁枠15a、15aは、Y方向に列設した状態で、横架材8bの両端の嵌合部13を楔片等により前記固定部12aに緊結することにより、相互に連結される。そして、このような連結状態で、専用梁枠15a、15aの上梁材17a、17aにフック付き足場板9bを架設することにより、作業床を形成することができる。
(延長梁枠)
前記延長梁枠15bは、必要に応じて使用されるものであり、前記専用梁枠15aに連結自在に構成され、専用梁枠15aの上下梁材17a、18aと同軸状に延長される上下梁材17b、18bを備え、該上下梁材17b、18bのX1方向の基端部には、前記専用梁枠15aの端部筒軸19aに設けたフランジから成る固定部12aに着脱自在に緊結される嵌合部13bが設けられている。上下梁材17b、18bのX2方向の先端部には、上下方向の端部筒軸19bが固設されている。該端部筒軸19bは、前記専用梁枠15aの端部筒軸19aと同様の構成とされており、下向きに開口する垂設手段22bと、上向きに開口する立設手段23bを設け、更に、フランジから成る固定部12bが固設されている。
そこで、前記嵌合部13bを専用梁枠15aの端部筒軸19aの固定部12aに緊結することにより、延長梁枠15bを専用梁枠15aに延設したとき、該延長梁枠15bの立設手段23bは、図4に示すように、走行路側足場構築体5の足場支柱7aからの離間距離LXをLX>L1とするように構成され、上記と同じ継手管24を使用することにより、該立設手段23bに足場支柱7bを立設することができるように構成されている。このため、該立設手段23bには、継手管24の爪ピン31、31を挿入係止する係止孔34bが設けられている。また、延長梁枠15bの垂設手段22bは、上記と同じ継手管24を使用することにより、該垂設手段22bに脚柱14の上端部(図例では移動支柱14aに延設した足場支柱7b)を垂設することができるように構成されている。このため、該垂設手段22bには、継手管24の係止ピン28のフック部28aを挿入係止する係止孔32bが設けられている。
専用梁枠15aに延長梁枠15bを延設した場合、該両梁枠15a、15bから成る梁枠部材15は、Y方向に列設した状態で、横架材8bにより連結される。横架材8bは、両端の嵌合部13を楔片等により前記固定部12bに緊結することにより、隣り合う梁枠部材15を相互に連結する。この連結状態で、隣り合う梁枠部材15の上梁材17a、17bにフック付き足場板9bを架設することにより、専用梁枠15a及び延長梁枠15bの上に作業床を形成することができる。
尚、梁枠部材15に足場支柱7bを立設するための上側の継手管24は、上述の端部筒軸19b及び端部筒軸19aと中間筒軸20a、21aに設けられた4個の立設手段23aに対して、1個の継手管24を差し替えることにより使用することができる。このため、足場支柱7bを前記端部筒軸19a又は端部筒軸19bの立設手段23aに立設する場合は、上側の継手管24は、専用梁枠15aの中間筒軸20a、21aに挿着されておらず、該中間筒軸20a、21aの上部が開放されている。従って、上梁材17aに足場板9bを搭載したとき、該足場板9bの作業床から継手管24が突出するようなことはない。この際、中間筒軸20a、21aは、足場板9bの作業床から上方に突出せず、作業床を歩行する作業者の障害とならないように低く形成されていることが好ましい。
(第1構築例)
図1は、上記仮設足場の第1構築例を示している。この第1構築例においては、走行路側足場構築体5に対して、乗降場2の設置物2aを跨いで、専用梁枠15aが連結されている。この場合、延長梁枠15bは使用されていない。専用梁枠15aは、端部筒軸19aの垂設手段22aに脚柱14を垂設し、車輪手段16を乗降場2の床面に接地し、該端部筒軸19aの立設手段23aに足場支柱7bを立設しており、横架材8bで連結した状態でY方向に列設された専用梁枠15a、15aに足場板9bを搭載することにより、建造物側足場構築体6が構築されている。
従って、第1構築例の場合、専用梁枠15aの高さH2の位置で、離間距離L1(図4参照)に相当する広さの作業床が形成されている。尚、走行路側足場構築体5は、台車4aを介してY方向に移動可能であり、これに追従して、建造物側足場構築体6もY方向に移動可能であるから、建造物3に対する作業経過に従って、両足場構築体5、6を移動しながら作業を行うことが可能である。
(第2構築例)
図7は、上記仮設足場の第2構築例を示している。この第2構築例は、基本的には前記第1構築例と同様であるが、専用梁枠15aの上に足場支柱7bを延長することにより、高さH3とした高所に作業床を形成している。延長した足場支柱7bは、横架材8bにより走行路側足場構築体5の足場支柱7aに連結することができる。
(第3構築例)
図8は、上記仮設足場の第3構築例を示している。この第3構築例は、前記第2構築例と同様に高さH3とした高所に作業床を形成しているが、建造物3が看板その他の障害物3bを備えており、該障害物3bを回避して建造物側足場構築体6を構築するため、足場支柱7bの立設位置を変更し、専用梁枠15aの中間筒軸20a又は20bの立設手段23aに立設することにより、離間距離L2又はL3(図4参照)に相当する狭い作業床を形成している。
(第4構築例)
図9は、上記仮設足場の第4構築例を示している。この第4構築例は、基本的には前記第1構築例と同様であるが、建造物3の必要とする作業領域の奥行Dが広いため、専用梁枠15aに延長梁枠15bを延設し、延長梁枠15bの端部筒軸19bの垂設手段22bに脚柱14を垂設すると共に、該端部筒軸19bの立設手段23bに足場支柱7bを立設することにより、両梁枠15a、15bの上に、前記奥行Dに対応し、離間距離LX(図4参照)に相当する広い作業床を形成している。尚、延長梁枠15bは、延長方向に複数個を使用しても良く、専用梁枠15aに延設した延長梁枠15bに対して、更に、別の延長梁枠15bを延設することも可能であり、これにより、延長方向の長さを自由に構成することができる。
(梁枠部材の変形実施例)
上記実施形態は、別個独立に構成した専用梁枠15aに延長梁枠15bを延設可能とした梁枠部材15について説明したが、図10に示す変形実施例のように構成しても良い。
(第1変形実施例)
図10(A)に示す第1変形実施例は、前述の専用梁枠15aと同様に構成したベース梁枠15cに前述の延長梁枠15bと同様に構成した付加梁枠15dを一連一体に結合することにより梁枠部材15を構成している。
(第2変形実施例)
図10(B)に示す第2変形実施例は、前記第1変形実施例について説明したベース梁枠15cと付加梁枠15dを相互に伸縮管17c、18cを介して伸縮自在に連結し、伸縮管17c、18cを任意の伸縮位置で固定可能とする固定手段35を設けている。
1 走行路
1a 軌条
2 乗降場
2a 設置物
3 建造物
3a 屋根
3b 障害物
4 ステージ
4a 台車
5 走行路側足場構築体
6 建造物側足場構築体
7a 足場支柱(走行路側足場構築体)
7b 足場支柱(建造物側足場構築体)
8a 横架材(走行路側足場構築体)
8b 横架材(建造物側足場構築体)
9a 足場板(走行路側足場構築体)
9b 足場板(建造物側足場構築体)
10a 短管斜材(走行路側足場構築体)
10b 短管斜材(建造物側足場構築体)
11 梯子
12 固定部
12a 固定部(専用梁枠)
12b 固定部(延長梁枠)
13 嵌合部
13a 嵌合部(専用梁枠)
13b 嵌合部(延長梁枠)
14 脚柱
14a 移動支柱
14b 延長部材
15 梁枠部材
15a 専用梁枠
15b 延長梁枠
15c ベース梁枠
15d 付加梁枠
S 門形空間
16 車輪手段
17a 上梁材(専用梁枠)
17b 上梁材(延長梁枠)
18a 下梁材(専用梁枠)
18b 下梁材(延長梁枠)
17c、18c 伸縮管
19a 端部筒軸(専用梁枠)
19b 端部筒軸(延長梁枠)
20a、21a 中間筒軸
22a 垂設手段(専用梁枠)
22b 垂設手段(延長梁枠)
23a 立設手段(専用梁枠)
23b 立設手段(延長梁枠)
24 継手管
25 大径部
26 上管部
26a 孔
27 下管部
27a 孔
28 係止ピン
28a フック部
29 スプリング
30 板バネ
31 爪ピン
32a 垂設手段の係止孔(専用梁枠)
32b 垂設手段の係止孔(延長梁枠)
33、35 係止孔
34a 立設手段の係止孔(専用梁枠)
34b 立設手段の係止孔(延長梁枠)
35 固定手段

Claims (7)

  1. 相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路(1)と、高位置(H1)でX方向から前記走行路に臨む乗降場(2)と、前記乗降場に設置された建造物(3)を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、
    前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージ(4)と、前記ステージ(4)の上に構築される走行路側足場構築体(5)と、前記乗降場(2)の上に構築される建造物側足場構築体(6)とから成り、
    前記建造物側足場構築体(6)は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱(14)と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材(15)を備え、該梁枠部材の下方に門形空間(S)を形成しており、前記脚柱(14)及び梁枠部材(15)をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結すると共に、該梁枠部材に足場支柱(7b)を立設することにより、作業床を形成するように構成されており、
    前記梁枠部材(15)は、前記足場支柱(7b)を立設する立設手段(23)を設けており、該立設手段(23)は、前記走行路側足場構築体(5)からX方向に離間する距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で足場支柱(7b)を立設可能とするように構成されて成ることを特徴とする交通施設における仮設足場。
  2. 前記立設手段(23)は、X方向に間隔をあけて梁枠部材(15)の複数個所に設けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の交通施設における仮設足場。
  3. 前記立設手段(23)は、梁枠部材(15)に設けられた上向きに開口する筒軸(19,20,21)により形成され、該筒軸と前記足場支柱(7b)の下端部を相互に継手管(24)を介して連結するように構成されており、該継手管(24)を前記筒軸に着脱自在に嵌着するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の交通施設における仮設足場。
  4. 相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路(1)と、高位置(H1)でX方向から前記走行路に臨む乗降場(2)と、前記乗降場に設置された建造物(3)を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、
    前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージ(4)と、前記ステージ(4)の上に構築される走行路側足場構築体(5)と、前記乗降場(2)の上に構築される建造物側足場構築体(6)とから成り、
    前記建造物側足場構築体(6)は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱(14)と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材(15)を備え、該梁枠部材の下方に門形空間(S)を形成しており、前記脚柱(14)及び梁枠部材(15)をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結することにより、作業床を形成するように構成されており、
    前記梁枠部材(15)は、前記脚柱(14)を垂設する垂設手段(22)を設けており、該垂設手段(22)は、前記走行路側足場構築体(5)からX方向に離間する距離Lに関して、複数の異なる離間距離から選択した位置で脚柱(14)を垂設可能とするように構成されて成ることを特徴とする交通施設における仮設足場。
  5. 前記垂設手段(14)は、X方向に間隔をあけて梁枠部材(15)の複数個所に設けられて成ることを特徴とする請求項4に記載の交通施設における仮設足場。
  6. 前記垂設手段(14)は、梁枠部材(15)に設けられた下向きに開口する筒軸(19)により形成され、該筒軸と前記脚柱(14)の延長上端部を相互に継手管(24)を介して連結するように構成されており、該継手管(24)を前記筒軸に着脱自在に嵌着するように構成して成ることを特徴とする請求項4又は5に記載の交通施設における仮設足場。
  7. 相互に交差するY方向とX方向に関して、低位置でY方向に延びる車両の走行路(1)と、高位置(H1)でX方向から前記走行路に臨む乗降場(2)と、前記乗降場に設置された建造物(3)を有する交通施設において、前記建造物に臨んで構築される仮設足場であり、
    前記走行路に設置されY方向に移動可能なステージ(4)と、前記ステージ(4)の上に構築される走行路側足場構築体(5)と、前記乗降場(2)の上に構築される建造物側足場構築体(6)とから成り、
    前記建造物側足場構築体(6)は、前記乗降場に設置されY方向に移動可能な所定高さの脚柱(14)と、前記脚柱の上端部と前記走行路側足場構築体をX方向に連結する梁枠部材(15)を備え、該梁枠部材の下方に門形空間(S)を形成しており、前記脚柱(14)及び梁枠部材(15)をY方向に列設した状態で、隣り合う梁枠部材をY方向に連結すると共に、該梁枠部材に足場支柱(7b)を立設することにより、作業床を形成するように構成されており、
    前記梁枠部材(15)は、専用梁枠(15a)と延長梁枠(15b)から成り、前記専用梁枠(15a)の基端部を走行路側足場構築体(5)に連結した状態で、該専用梁枠(15a)の先端部に前記延長梁枠(15b)を着脱自在に延設するように構成され、
    前記専用梁枠(15a)及び延長梁枠(15b)は、それぞれ、上部及び下部に立設手段(23a,23b)と垂下手段(22a,22b)を設けた端部筒軸(19a,19b)を先端部に固設すると共に、専用梁枠(15a)の上部に立設手段(23a)を設けた中間筒軸(20a,21a)を先端部と基端部の間に固設しており、
    前記専用梁枠(15a)及び延長梁枠(15b)に設けられた複数の立設手段から選択した立設手段に足場支柱(7b)を立設し、前記専用梁枠の垂設手段と延長梁枠の垂設手段から選択した垂設手段に脚柱(14)を垂設するように構成されて成ることを特徴とする交通施設における仮設足場。
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