JP2017096624A - エンドピース、そのようなエンドピースを具備したプレート熱交換器、およびそのようなエンドピースの製造方法 - Google Patents

エンドピース、そのようなエンドピースを具備したプレート熱交換器、およびそのようなエンドピースの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、プレート熱交換器のためのエンドピース、当該エンドピースを具備したプレート熱交換器、および当該エンドピースの製造方法に関する。
【解決手段】エンドピースはフレーム部を具備し、フレーム部は内部、外部、および内部と外部との間に配置された中間部を備えている。内部の外壁面は、プレート熱交換器内に含まれた熱伝達プレートのパッケージの第1面に面して配置されている。第1面は、中心部および中心部を取り囲んだ周囲部を備えている。エンドピースは、フレーム部が押し出し加工されており、フレーム部の中間部はフレーム部の押出方向に延びた第1の数のキャビティを具備している。押出方向はフレーム部の軸に平行である。さらに、内部の外壁面の外形寸法は、熱伝達プレートのパッケージの第1面の前記中心部の外形寸法と少なくとも同じ大きさである。
【選択図】図3

Description

本発明はプレート熱交換器のためのエンドピース、そのようなエンドピースを具備したプレート熱交換器、およびそのようなエンドピースの製造方法に関する。エンドピースはフレーム部を具備し、フレーム部は内部、外部、および内部と外部との間に配置された中間部を具備している。内部の外壁面は、プレート熱交換器に含まれた熱伝達プレートのパッケージの第1面に面するように配置されている。第1面は中心部、およびこの中心部を取り囲んだ周囲部を備えている。
プレート熱交換器またはPHEsは、一般的に2つのエンドピースまたはプレートから成り、それらの間には複数の熱伝達プレートがパッケージ内に整列されて配列されている。周知のPHEsの1つのタイプは、いわゆるガスケットプレート熱交換器であり、ガスケットが熱伝達プレートの間に配置されている。プレートの末端、したがって熱伝達プレートの末端は互いに向かって押圧され、これによってガスケットは熱伝達プレート間をシールしている。ガスケットは熱伝達プレート間に平行な流れチャネルを形成し、これを通じて初期的に異なった温度の2つの流体は、一方の流体から他方の流体へと熱伝達のために流れることが可能である。
ガスケットプレート熱交換器のエンドプレートは、通常はフレームプレートおよび圧力プレートとして参照されている。フレームプレートはしばしば床のような支持面に固定され、一方で圧力プレートはフレームプレートに対して移動可能である。熱伝達プレートと同様に圧力プレートを担持するためのキャリーバーは、フレームプレートの上部から延びており、一方で圧力プレートおよび熱伝達プレートをガイドするためのガイドバーは、フレームプレートの下部から延びている。さらに、フレームプレートおよび圧力プレートは、複数組みの協働するボルトおよびナットによって互いに接続されている。ボルトは、一般的に圧力プレートおよびフレームプレートの対向した端縁部の個々の開口部を通じて延びており、熱伝達プレートはボルト内に配置されている。ボルトのボルトヘッドはフレームプレートの外側面と係合し、一方でナットはボルトおよび圧力プレートの外側面と係合している。個々のボルトに対してナットを回転させることによって、フレームプレートと圧力プレートとの間の圧力は調節されることが可能である。
漏れのない流れチャネルを備えた堅固なプレート熱交換器を得るために、フレームプレートおよび圧力プレートは互いに向かって強固に押圧されなければならない。しかしながら、ボルトがフレームプレートおよび圧力プレートの端縁部と係合するため、特に流体がプレート熱交換器のチャネルを通過する場合に、プレートの中心部が外側に膨れる危険性がある。代わって、そのような外向きの膨張はチャネルを通じた不均一な流れの原因となり、プレート熱交換器の熱性能を減少させ、またはチャネルの漏れさえも引き起こすかもしれない。このようなことが発生しないことを確実にするために、フレームプレートおよび圧力プレートは比較的厚くなっており、したがって重く、且つ材料消費が多くなる。
欧州特許出願公開第2 508 831号明細書
本発明の目的は、先行技術と比較して軽く且つ材料効率が良い、プレート熱交換器のためのエンドピースを提供することである。本発明の基本的な概念は、非ソリッドのエンドピースを提供することである。本発明の他の目的は、そのようなエンドピースを具備したプレート熱交換器、およびそのようなエンドピースの製造方法を提供することである。エンドピース、プレート熱交換器、および前述の目的を達成するための方法は、添付の請求項において定義され、以下に論じられている。
本発明によるプレート熱交換器のためのエンドピースは、フレーム部を具備している。フレーム部は内部、外部、および内部と外部との間に配置された中間部を備えている。内部の外壁面はプレート熱交換器内に含まれた熱伝達プレートのパッケージの第1面に面して配置されており、第1面が中心部および中心部を取り囲んだ周囲部を備えている。エンドピースは、フレーム部が押出加工されており、フレーム部の中間部はフレーム部の押出方向に延びた第1の数のキャビティを具備していることを特徴としている。押出方向は前記フレーム部の軸に平行である。エンドピースはさらに、内部の外壁面の外形寸法が、熱伝達プレートのパッケージの第1面の中心部の外形寸法と少なくとも同じ大きさであることを特徴としている。
フレーム部が押し出されているので、フレーム部は一体的に形成され得る。したがって、押出は、溶接または機械的締結のような追加の組立作業がフレーム部のキャビティ構造を得るために必要となり得ないので、フレーム部を比較的直接的な方法で製造することを可能にしている。
さらに、フレーム部が押し出されているので、その断面は押出直後において、すなわちフレーム部の任意の機械加工前には軸に沿って一定である。押し出された長さは軸に対して横方法に所望の長さに容易に切断されるので、押出は、異なったプレート熱交換器に適合されたフレームプレートの製造を容易にしている。また、押出は、他の製造技術では実現が非常に困難なデザインを有するフレーム部、したがってエンドピースの製造を可能にしている。それに加えて、フレーム部の特徴は、適切な押出ダイを使用することによって、固有のタイプのプレート熱交器に容易に適合させることが可能なことである。
フレーム部がキャビティを具備し、キャビティは「初期的に」空気で満たされており、空気は多くの押出可能な材料よりも良好な断熱材なので、フレーム部は比較的良好な断熱特性を備えており、この特性はプレート熱交換器の熱交換効率に積極的に寄与し得る。また、この特徴はフレーム部の外部において焦げを発生する危険性を減少し得る。
プレート熱交換器においては、流体は一般的に熱伝達プレートのパッケージの中心、すなわち熱伝達プレートの個々の中心部間を通じて流れる。プレート熱交換器のタイプによって、流体は熱伝達プレートのパッケージの中心の外側、すなわち熱伝達プレートの個々の周囲部間も流れ得るが、必ずしも必要ではない。熱伝達プレートの中心部は、一体となって熱伝達プレートのパッケージの第1面の中心部を形成している。それと同様に、熱伝達プレートの周囲部は、一体となって熱伝達プレートのパッケージの第1面の周囲部を形成している。フレーム部の内部の外壁面は、熱伝達プレートのパッケージの第1面の中心部の外形寸法と少なくとも同じ大きさの外形寸法を有し、外壁面は、外壁面の法線方向から見て、プレートのパッケージの第1面の中心部を覆っていてもよい(少なくとも部分的に入り口および出口がフレーム部を通じて延びていてもよく、それは以下にさらに論じられている)。外壁面は十分な大きさを有し、パッケージの第1面の周囲部も覆っていてもよく、このことは、意図されたプレート熱交換器が、流体が熱伝達プレートのパッケージの中心部の外側も流れるタイプである場合に、利点となり得る。流体がプレートのパッケージの中心部のみを通じて流れ得るプレート熱交換器の一例は、プレート間のガスケットがプレートのパッケージの中心部を形成したガスケットプレート熱交換器である。流体がプレートのパッケージの全体を通じて、すなわち中心部の外側にも流れ得るプレート熱交換器は、全溶接プレート熱交換器である。
「プレートのパッケージの第1面を(少なくとも部分的に)覆った外壁面」との表現は、外壁面が熱伝達プレートのパッケージに接触、または直近に隣接する必要がないことを意味していることが強調されるべきである。例えば、ガスケット、補強プレート、距離プレート、またはそれらに類似したものは、外壁面と熱伝達プレートのパッケージとの間に配置され得る。
熱伝達プレートがパッケージ内で整列された場合、第1面は熱伝達プレートによって形成された三次元オブジェクトを画定した仮想連続平面の面に相当していることが強調されるべきである。
エンドピースは、フレーム部の中間部が、フレーム部の外部と内部との間に延びた第2の数の隔離壁を具備するように構成されることが可能である。外部の内壁面は、第3の数の外部接続領域を具備している。それと同様に、内部の内壁面は第4の数の内部接続領域を具備している。各隔離壁は外部接続領域の1つに沿った外部、および内部接続領域の1つに沿った内部と結合している。これらの隔離壁を適切な配置で設けることによって、比較的強固なフレーム部が比較的少量の材料によって製造されることが可能である。
隔離壁の数、位置、およびデザインは、個別のタイプのプレート熱交換器に適合されることが可能である。
隔離壁は、材料効率の良い方法において顕著にフレーム部を強化し得る補強として機能し、それはキャビティが隣接した2つの隔壁間において完全に空間を占有し、したがって比較的大きいためである。
フレーム部の外部の内壁面は、2つの隣接した外部接続領域間で原則的に平坦であってよい。このデザインは、真っ直ぐな外部に対抗する応力を受けたときに、フレーム部の外部における曲げモーメントを減少し、または排除さえし得るので、有利である。
エンドピースは、フレーム部の外部の外壁面と内部の外壁面との間の距離が、フレーム部の中央セクションにおける距離の方がフレーム部の中央セクションの外側における距離よりも大きく、中央セクションはフレーム部の軸に沿って延びるように形成される。そのようなデザインは、フレーム部がある種の応力を受けた場合に、フレーム部の中央セクションが変形に対してより抵抗するようになる点において、利点となる。
フレームプレートのデザインの一例は、前述の距離の関係性を満足し、フレーム部の外部の外壁面は、フレーム部の中間部から見て、外向きにアーチ状となっていてもよい。
フレームプレートのデザインの別の例は、前述の距離の関係性を満足し、フレーム部の内部の外壁面は、フレーム部の中間部から見て、外向きにアーチ状となっていてもよい。
エンドピースは、フレーム部の外部の厚さがフレーム部の内部の厚さよりも薄くなるように構成されてもよい。当然に、薄い部分は経済的な観点から有利である。
独創的なエンドピースの一実施形態によれば、フレーム部の外部および内部の各々は2つの対向した第1側を備え、それらは前述の軸に平行であり、これらの第1側に沿って前記外部および内部は互いに接続されている。これによって、フレーム部は中間部を取り囲んだ閉鎖された筐体を具備し、このことは初期的に強度に関してだけでなく、フレーム部の衛生状態(キャビティ内に埃が入り込むことを防止している)に関しても利点となる。
エンドピースは、フレーム部の中間部の内部に延びた第6の数のバーをさらに具備している。これらのバーは、異なった方法においてデザインされ且つ配置されて、フレームプレートの異なった特徴を改善し、またはそこにさらに機能を追加することが可能である。一例としては、各バーは、フレーム部内部のキャビティの個々の1つに沿って延びていてもよい。
そのように配列された場合、バーはフレーム部の補強として機能し得る。さらに、少なくとも1つのバーはフレーム部の外側に延び、2つの対向した第2側の1つから突出する。そのように配列された場合、バーはフレーム部のサポート手段且つ/または持ち上げ手段として機能し得る。
さらに、フレーム部は、外部および内部を通じて延びた少なくとも1つの凹部を具備していてもよい。さらに、少なくとも1つのバーは、フレーム部の少なくとも1つの凹部と一致した少なくとも1つの穴を具備していてもよい。これによって、フレーム部と少なくとも1つのバーとの間の協働が容易となり得る。
内部の外壁面は、プレート熱交換器の熱伝達プレートの広がった面に平行に配置されるように形成されてもよい。そのような実施形態と関連して、エンドピースは別の対向したエンドピースに向かって押圧されるように配置され、それらの間に配置された熱伝達プレートを圧縮してもよく、そのことは導入部において述べられている。
それとは異なり、内部の外壁面は、プレート熱交換器の熱伝達プレートの広がった面に直交して配置されるように形成されてもよい。そのような実施形態は、例えば全溶接プレート熱交換器のような冒頭に記載した熱交換器以外の他のタイプのプレート熱交換器に関連して使用されてもよく、それは以下にさらに記載されている。
フレーム部は、押出方向に沿って接続された複数の押出モジュールを具備していてもよい。非常に幅広のオブジェクトを押し出すことは困難であり、それはとりわけ非常に大きい力が大きいダイまたはモールドを通じて押出材料に掛けられる必要があるためである。したがって、現実には、どれだけの幅のオブジェクトが押し出し可能であるかに関しては、一般的に限界がある。したがって、この実施形態は、理論的に無制限の幅を有するエンドピースの製造が可能であり、このことは、本発明が比較的大きいプレート熱交換器に関連しても使用され得ることを意味している。モジュールは、押し出された後に原則的に直接互いに接続されるか、または後の段階において互いに接続されてもよい。後者の代替案は、エンドピースの輸送のような取り扱いを容易にする点において有利となり得る。
本発明によるプレート熱交換器は、前述のようなエンドピースと熱伝達プレートのパッケージとを具備している。エンドピースのフレーム部の内部の外壁面は、熱伝達プレートのパッケージの第1面に面している。第1面は、中心部および中心部を取り囲んだ周囲部を備えている。内部の外壁面の外形寸法は、熱伝達プレートのパッケージの第1面の中心部の外形寸法と少なくとも同じ大きさである。
エンドピースの内部の外壁面は、熱伝達プレートの広がった面に平行に、または直交するように配置されてもよい。
内部、外部、および内部と外部との間に配置された中間部を備えたフレーム部を具備し、内部の外壁面はプレート熱交換器内に含まれた熱伝達プレートのパッケージの第1面に面して配置され、第1面が中心部および中心部を取り囲んだ周囲部を備えたエンドピースの独創的な製造方法は、フレーム部の中間部内に含まれた複数のキャビティを備えたフレーム部を押し出すステップを含んでいる。キャビティはフレーム部の押出方向に延びており、押出方向はフレーム部の軸に平行である。その方法は、熱伝達プレートのパッケージの第1面の中心部の外形寸法と少なくとも同じ大きさの、内部の外壁面の外形寸法を有するフレーム部を押し出すステップを含んでいることをさらなる特徴としている。
本発明は長尺のフレーム部の押出を可能にしており、その長さは後の段階において所望の異なった長さに短く切断されることが可能である。これによって、本発明はプレート熱交換器のエンドピースの非常に迅速かつ柔軟な製造を可能にしている。
本発明は、概略的な図を参照してより詳細に記載されている。
熱伝達プレートのパッケージを概略的に示した斜視図である。 ガスケットプレート熱交換器を示した斜視図である。 図1のプレート熱交換器の側面を示した図である。 図1のプレート熱交換器の上面を示した図である。 図1のプレート熱交換器の前面を示した図である。 図1のプレート熱交換器を製造するためのフレームオブジェクトの上面を示した図である。 図5のフレームオブジェクトを示した斜視図である。 図1のプレート熱交換器のバーを示した斜視図である。 図1のプレート熱交換器の一部を示した斜視図である。 溶接プレート熱交換器を示した斜視図である。 図9の熱交換器の分解図である。 2つのフレームオブジェクトモジュールの断面を示した図である。 フレームオブジェクトモジュールを示した斜視図である。 代替のフレームオブジェクトモジュールの概略を示した上面図である。 代替のフレームオブジェクトモジュールの概略を示した前面図である。 本発明によるフレーム部に接続可能なサポートを示した斜視図である。
図1〜図4を参照して、ガスケットプレート熱交換器2が示されている。
熱交換器は第1エンドピース4および第2エンドピース6を具備し、これらのエンドピースは冒頭に記載された既知のプレート熱交換器のフレームおよび圧力プレートにそれぞれ相当している。第1エンドピース4は第1フレーム部8を具備し、一方で第2エンドピースは第2フレーム部10を具備している。個別に且つ概略的に図0に示された熱交換プレート13の積層物またはパッケージ12は、第1フレーム部8の内部14と第2フレーム部10の内部16との間、したがって第1エンドピース4と第2エンドピース6との間に配置されている。より具体的には、内部14の外壁面15は熱伝達プレート13のパッケージ12の第1面17に面し、一方で内部16の外壁面19は熱伝達プレート13のパッケージ12の反対側の第2面21に面している。内部14および16、したがって外壁面15および19は外形寸法x1およびx2を有する。熱伝達プレートのパッケージの第1面および第2面は、熱伝達プレートの広がった面に平行であり、この広がった面は図2および図3の紙面に直交しており、外形寸法x3およびy3を有する。さらに、第1面および第2面は各々が外形寸法x2およびy2を有する中心部、およびこの中心部を取り囲んだ周囲部を備え、これらの部分は第1面17に関するもののみが図0において可視化されており、個々に参照符号23および25が付されている。図から明確なように、第1エンドピース4の内部14および第2エンドピース6の内部16は、x方向において熱伝達プレートパッケージ12の外側に延びている。y方向において、第1および第2フレーム部ならびにプレートパッケージ12の延びは原則的に同一である。言い換えると、x1>x3>x2且つy1=y3>y2である。
熱伝達プレート13は、ここでは個別には図示されていないが、原則的にステンレス鋼製の長方形シートであり、所定のパターンまたはプロファイル、なたびに流体入口ポートおよび流体出口ポートが設けられている。それらは連続的に整列され、プレートはガスケット(図示略)によって互いに離間されて配列されている。熱伝達プレート13は、ガスケットとともに平行チャネルを形成し、これらのチャネルは1つの流体から他の流体へと熱を伝達するための2つの流体を受容するために配置されている。この目的のために、第1流体はすべての第2チャネル内に流れるように段取りされ、第2流体は残りのチャネル内に流れるように段取りされている。流体は入口を通じて熱交換器2へ供給され、出口を通じて熱交換器2から供給され、熱交換器2は熱伝達プレート13の入口ポートおよび出口ポートと流体連通しており、第1エンドピース4を通じて延びている。図においては、入口および出口が同じ参照符号18として示されている。
熱伝達プレート13を第1エンドピース4と第2エンドピース6との間で整列および支持するために、プレート熱交換器2はキャリーバー20をさらに具備し、このバーは第2エンドピース6の上部を通じて第1エンドピース4の上部に固定され、且つそこから水平方向に延びている。さらに、ガイドバー22は、第2エンドピース6の底部を通じて第1エンドピース4の底部に固定され、且つそこから水平方向に延びている。さらに、キャリーバー20およびガイドバー22の自由端は、安定性増大のために個々に支持ロッド24に固定されている。キャリーバーとガイドバーとの係合のために、熱伝達プレート13ならびに第1および第2フレーム部には、それらの上端部および下端部にそれぞれ凹部が設けられている。
第1および第2流体がチャネルを通じて流れた場合の、熱伝達プレート間のチャネルのリーク防止のために、熱伝達プレートの積層物またはパッケージ12は圧縮されなければならず、すなわち第1エンドピース4および第2エンドピース6は互いに向かって押圧されなければならない。この目的のために、プレート熱交換器2は、4つのネジ付きボルト26および4つのナット28を具備し、第1エンドピース4および第2エンドピース6、またはより具体的には第1フレーム部8および第2フレーム部10の各々には、4つの凹部30が設けられており、それらは第1および第2フレーム部の2つの対向した第1側32および34または2つの対向した長手側36および38に沿って分散されている。各ボルト26は第1フレーム部8の1つの凹部および第2フレーム部10の対応した1つの凹部を通じて延びており、1つのナット28と係合している。ボルト26のボルトヘッド26’は第1フレーム部8と係合し、一方でナットは第2フレーム部10と係合して、第1および第2エンドピースを互いに接続している。ナット28の締付によって、第1および第2エンドピースは互いに向かってより強固に押圧されている。
ガスケットプレート熱交換器の全体的な機能およびデザインは周知であり、以下に詳細には記載されていない。
本発明の本質は、個々の第1エンドピース4および第2エンドピース6の独特のデザインにある。第1および第2エンドピースの構成は、原則的に同じである。簡素化の目的のために、以下では、第1エンドピースに焦点が当てられている。
前述の通り、第1エンドピース4は第1フレーム部8を具備している。第1フレーム部8は、図5および図6に示されたフレームオブジェクト40から製造されている。より具体的には、第1フレーム部8はフレームオブジェクト40内の前述の凹部を切削することによって得られている。したがって、フレームオブジェクト40の以下に示された特徴は、第1フレーム部8の特徴でもあり、第1フレーム部およびフレームオブジェクトの表現は、これ以降交互に使用されている。
フレームオブジェクト40はアルミニウム製であり、フレームオブジェクトの長手軸Cに平行な押出方向Dにおいて押し出されることによって製造されている。したがって、フレームオブジェクト40の断面は、長手軸Cに沿って一定である。フレームオブジェクト40は内部42、外部44、および中間部46を備えている。内部42は実際には第1エンドピース4の前述の内部14を具備し、フレームオブジェクト内から見て、凸形状、または比較的わずかに外側に反ったもしくはアーチ形状とされた外壁面48と、平坦な内壁面50と、を備えた一枚壁である。したがって、内部42の厚さt1はフレーム部8の長手軸Cに対して横方向において変化しており、長辺側32および34から内側に向かって増大している。中間部46は8つの隔離壁54によって互いに分離された9つのキャビティ52を具備し、キャビティおよび隔離壁は第1フレーム部8の長手軸Cに沿って延びている。外部44は、フレームオブジェクト内から見て、平滑な外壁面56および角を付けた内壁面58を備えた、角を着けられたまたはアーチ形状とされた一枚壁である。
各隔離壁54は、第1フレーム部8の内部42と外部44との間に延びている。より具体的には、内部42の内壁面50は5つの内部接続領域60を具備し、その領域の1つは図5および図6に破線によって示されており、一方で外部44の内壁面58は4つの外部接続領域62を具備し、その領域の1つは図5に破線によって示されている。すべての接続領域は、第1フレーム部8の長手軸Cに沿って延びている。各隔離壁54は、1つの内部接続領域60に沿って内部42と結合し、1つの外部接続領域62に沿って外部44の接続している。図から明らかなように、1つまたは2つの隔離壁が各内部接続領域60と結合し、2つの隔離壁が各外部接続領域62と結合している。外部44の内壁面58は、各2つの隣接した外部接続領域62の間の平面であり、前述の通り、それが、内壁面が角を付けられている理由である。外壁面56は平滑であり且つ内壁面58は角を付けられているので、外部44の厚さt2は第1フレーム部8の長手軸Cに対して横方向におよび隣接した2つの外部接続領域間において横方向に変化し、外部接続領域62から内側に向かって増大している。
したがって、再度図1〜図4に戻ると、プレート熱交換器2を組み立てる場合、熱伝達プレートの積層物12は第1エンドピース4と第2エンドピース6との間に配置され、プレートはキャリーバー20およびガイドバー22と係合する。ボルト26は、第1フレーム部8の個々の1つの凹部30および第2フレーム部10の対応した1つの凹部30を通じて挿入される。ナット28は個々の1つのボルト26に対して回転され且つ締め付けられて、第1エンドピース4および第2エンドピース6を互いに向かって押圧する。第1エンドピースと第2エンドピースとの間の距離が所望の距離となった場合、プレート熱交換器2は使用する準備が完了したことになり、すなわち、プレート熱交換器のチャネルが熱伝達される流体を受け入れる準備ができたことになる。ナットおよびボルトがフレーム部8および10の端縁領域と係合するので、フレーム部8および10内の応力は、流体がプレート熱交換器2内を通過するときに最大となり、端縁部から内側に向かって増大し、段縁部間の半分に位置で最大となる。しかしながら、フレーム部8および10内の内部および外部(フレームオブジェクト40に関して個々に符号42および44で示されている。)は、外側に向かって膨張し、フレーム部はフレーム部の個々の中央セクション(フレーム部8に関して符号64で示され且つ図1において破線で示されている。)において最強となる。したがって、フレーム部8および10は、応力下にある場合に、変形に対抗し得る。さらに、フレーム部の外部の内壁面(フレームオブジェクト40に関して符号58で示されている。)は個々の外部接続領域間において平面であり、第1エンドピース4および第2エンドピース6が互いに向かって押圧された場合に、原則的に曲げモーメントではなく引張応力のみが外部に発生するので、フレーム部を変形に対してなおさら強く抵抗させる。
押圧を開始する前に、第1エンドピース4の内部14および第2エンドピース6の内部16は、前述の通り、個々に外向きに膨張する。これによって、押圧を開始すると、積層物12の熱伝達プレートは「予備締め付け」の間にそれらの中心部に向かって互いに押圧される。ナット28がさらに締め付けられると、内部14および16の外向きの膨張は徐々に減少する。積層物12の所望の圧縮が得られた場合、ナットはさらに締め付けられない。この状態、すなわちプレート熱交換器が使用準備完了した状態において、外向きの膨張は原則的にゼロである。このことは、内部14および16の外壁面(内部14に関して符号48または15で示され、内部16に関して符号19で示されている。)は原則的に平面であり、リーク防止プレート熱交換器を有利に得る。
前述の通り、積層物12の熱伝達プレートは、ガスケットによって互いに離間されている。図示されていないが、ガスケットは第1エンドピース4および第2エンドピース6と熱伝達プレートの積層物12との間にも存在している。したがって、第1エンドピース4の内部14および第2エンドピース6の内部16は、外壁面(第1フレーム部8に関しては符号48または15で示され、内部16に関しては符号19で示されている。)全体を支持しているものではない。不均一な支持は、熱伝達プレートのパターンにもよる。
したがって、この部分的な支持による変形に抵抗するために、内部は比較的厚くなっている。より具体的には、内部の厚さt1は、外部の厚さt2よりも大きい。第1エンドピース4および第2エンドピース6の各々は、類似した鏡像の2つのバー66を具備しているが、そのうちの1つは66’の参照符号が付され、図7において個別に示されている。バー66’は炭素鋼製であり、L字形状断面、すなわち2つの脚68’および68”を有する長い第1部68、および同じくL字形状断面、すなわち2つの脚70’、および70”を有する短い第2部70から成る。第1部68および第2部70は、個々にL字形状を形成して恒久的に結合されている。第1部68の脚68’は3つの穴72、74、および76を具備し、第2部70の脚70’は1つの穴78を具備している。バー66’は、第1フレーム部8の中間部46のキャビティ52の外側キャビティ52’を通じて、その長手軸Cに平行に延びるように配置されている。より具体的には、バー66’の脚68’は内部14の内壁面50と係合するように配置され、一方でバー66’の脚68”は外側キャビティ52’を画定した隔離壁54と係合するように配置されている。キャビティ52’内のバー66’の正確な配置のために、フレーム部8は、内壁面50から延びた突起80と、外側キャビティ52’を画定した隔離壁54から延びた突起82と、を具備している。突起80および82は、脚68’および68”の個々の遠位端縁と係合するように配置されている。
バー66’は第1フレーム部8よりも長く、2つの対向した第2側または短辺側84および86から突出しており、それは図4に示されている。これによって、穴72は第1フレーム部8の外側、より具体的には同じ部位の上側に配置されている。同様に、穴78は第1フレーム部8の外側、より具体的には同じ部位の下側に且つ地面に面して配置されている。しかしながら、穴74および76は第1フレーム部8内に配置されている。より具体的には、それらは個々の凹部30の1つと整列され得る。
前述の通り、プレート熱交換器2の組み立て時において、ボルト26は第1および第2フレーム部の凹部30を通じて挿入される。それらの接続において、ボルト26は第1フレーム部のバーの1つおよび第2フレーム部のバーの1つを通じても挿入される。バー66’に関して、ボルトは脚68”の穴74および76を通じて挿入される。ナット28が締められると、バー66はフレーム8および10に対して固定される。バー66は、フレーム部が比較的弱い凹部30の周囲の補強材として機能する。補強バー66が無い場合、ナットの締め付けに関連してフレーム部の凹部30の周囲の領域が破壊する危険があり得る。
ここで使用されたように、ナットの締め付けは相対動作を参照している。したがって、ナットの締め付けは、ナットまたはボルトのいずれかを回転することによって達成され得る。そのようなわけで、バー66は、従来の六角形輪郭のような特定のデザインを有するナットの締め付けに関連したロック手段としても機能し得るものであり、他の1つのバー66の66”を図8に示している。図に見られるように、バーのL字形状、より具体的には穴を具備していないバーの脚は、ナットが回転することを防止し得る。したがって、適切に設計されたボルトヘッド、すなわちソケットヘッドボルトのような、バーの存在によって回転することが防止されたボルトヘッドを備えたボルトを使用することによって、エンドピースは、手でナットを保持することなくボルトヘッドを回転させることによって、互いに向かって押圧され得る。また、穴を具備したバーの脚は、従来のプレート熱交換器のボルトおよびナットに必要なワッシャの必要性を排除し得る。
したがって、バー66は補強およびロック機能を備えている。しかしながら、他の巧みな機能もバーに統合され得る。フレーム部8および10上に配置されたバー66の穴(バー66’では72で示されている。)は、プレート熱交換器の持ち上げが必要とされればいつでも持ち上げ手段として使用され得る。実際に、これらの穴は、バーのL字形状のためにボルトが存在しているか否かにかかわらず、持ち上げ手段として使用され得る。短いバーの第2部は、フレーム部のより低い短辺側に対して自己ロックし得る。さらに、フレーム部の下に配置されたバー66の穴(バー66’では78で示されている。)は、プレート熱交換器2の固定および支持のための、例えば地面へアンカー留めされたボルトと協働するように配置された、取付デバイスとして使用され得る。これらの持ち上げおよび固定機能のバーへの統合は、プレート熱交換器の固定および持ち上げのための従来の手段の必要性を排除している。そのような従来の手段は、エンドピースが熱伝達プレートよりも長く、エンドピースと持ち上げおよび固定手段との間において係合可能であることを必要とする。持ち上げおよび固定手段がここで提案されたようなバーに統合された場合、エンドピースは熱伝達プレートと同じ長さと有することが可能であり、それは材料効率が良い。
プレート熱交換器2の支持ロッド24およびバー66は、プレート熱交換器をより安価に且つより組立容易にする点において類似していることが理解される。
さらに、フレーム部の短辺側が、いくつかの図からわかるように、筐体によって閉鎖されていることが理解される。この理由は、衛生および審美的なものである。
図9および10を参照すると、全溶接ブロック型プレート熱交換器88が部分的に図示されている。この熱交換器は個々に第1、第2、第3、第4、第5、および第6エンドピース90、92、94、96、98、および100を具備している。第1、第2、第3、および第4エンドピースは、プレート熱交換器88の側部パネルであり、それらはすべて原則的に前述のエンドピース4および6と同様に構成されている。第1、第2、第3、および第4エンドピースは、それぞれ1つの第1第2、第3、および第4フレーム部102、104、106、および108を個々に具備している。第5および第6エンドピースは、プレート熱交換器88の上部および底部ヘッドであり、それらは両方とも従来のデザインである。しかしながら、代替的な実施形態においては、第5および第6エンドピースも前述のエンドピース4および6と原則的に同様に構成され得る。
プレート熱交換器88は、熱伝達プレート112の積層物またはパッケージ110をさらに具備している。熱伝達プレートのパッケージは、全溶接されており、そのために、熱伝達プレートの間にプレート間の流れチャネルの適切なシールのためのガスケットを必要としない。第1、第2、第3、第4、第5、および第6エンドピース90、92、94、96、98、および100は、個々にボルト留め(ボルトは図示略)されるように、角部のけた114のセットに配列され、熱伝達プレート112のパッケージ110の周囲に箱状の筐体を形成している。したがって、組み立てられた熱交換器88においては、プレートパッケージ110は、第1、第2、第3、第4、第5、および第6エンドピース90、92、94、96、98、および100の個々の内部116、118、120、122、124、および126内に配置されている。より具体的には、内部116、118、120、122、124、および126の個々の外壁面128、130、132、134、136、および138は、熱伝達プレート112のパッケージ110の個々の1つの第1面140、第2面142、第3面144、第4面146、第5面148、および第6面150に面している。各内部、したがって各外壁面は、外径寸法x1およびx2を有する。熱伝達プレートのパッケージ110の第1面140および第2面142は対向しており、熱伝達プレート112の広がった面に直交している。同様に、第3面144および第4面146は対向しており、熱伝達プレート112の広がった面に直交している。第1面、第2面、第3面、および第4面の各々は、外径寸法x3およびy3を有する。さらに、第1、第2、第3、第4面の各々は、外形寸法x2およびy2を有する中心部ならびに中心部を取り囲んだ周囲部を備え、それらの部分は、図10において、第1面に関して符号145および147で示されている。第5面148および第6面150は対向しており、熱伝達プレート112の広がった面に平行である。
図から明らかなように、第1、第2、第3、および第4エンドピース90、92、94、および96の内部116、118、120、および122は、熱伝達プレートのパッケージ110の外側に広がっている。言い換えると、x1>x3>x2且つy1>y3>y2である。
前述の通り、エンドピースは角部のけたにボルト留めされるように配置されている。より具体的には、第1、第2、第3、および第4フレーム部102、104、106、および108の各々には、長手端部に沿って凹部152が設けられている。ボルトは、個々の1つの凹部152を通じて且つ1つの角部のけた114の対応した孔154内にさらに延びるように配置されている。
全溶接ブロック型プレート熱交換器の機能およびデザインは周知であり、ここでは詳細に記載されていない。特に、本発明と関連のない全溶接ブロック型プレート熱交換器の構成部品は、ここでは記載されていない。その代わりに、特許文献1を参照されたく、その内容は参照することによってここに含まれている。
前述の通り、プレート熱交換器2の第1エンドピース4および第2エンドピース6の構成、およびプレート熱交換器88の第1エンドピース90、第2エンドピース92、第2エンドピース94、および第2エンドピース96の構成は、原則的に類似している。したがって、第1エンドピース4に焦点を当てた先の記載は、エンドピース90、92、94、および96にも当てはまる。しかしながら、溶接熱交換器のエンドピースが、何らかの方法でガスケット熱交換器のエンドピースと異なるようにすることが可能である。一例としては、溶接熱交換器のエンドピースを形成するためのフレームオブジェクト40の内部42は平坦且つ均一の厚さであってよく、それは溶接熱交換器のエンドピースは熱伝達プレート112のパッケージ110を圧縮するように配置されないからである。
当然に、図示されていないが、溶接熱交換器の1つ以上のエンドピースは、前述のバー66に類似したバーを具備していてもよい。
前述の通り、押し出し得るオブジェクトがどの程度の幅であるかに関して制限が存在する。最大押出幅を超えた幅を有するエンドピースの形成を可能にするために、エンドピースのフレーム部、すなわちフレーム部から形成されたフレームオブジェクトは、複数の押し出されたモジュールを具備していてもよい。そのようなモジュール156、158、160、および162、ならびにフレームオブジェクト164は、図11および図12に示されている。モジュールは、押出方向(D)に平行に延びたジョイント166に沿って、並んで溶接して接続されている。各2つのモジュールは対向した2つのジョイントによって接続され、1つのジョイントは少なくとも部分的にフレームオブジェクト164の内部168を通じて延びており、もう1つのジョイントは、少なくとも部分的にフレームオブジェクト164の外部170を通じて延びている。図11において、モジュール156および158の接続面172が示されている。フレームオブジェクトの組み立てにおいて、各モジュールの各接続面172は、隣接した1つのモジュールの対応した接続面172の1つに溶接される。接続面は、個々の1つのモジュールの境界面174から少なくとも部分的に突出している。これによって、モジュール間の密接な当接を達成することが容易になっている。これは、境界面が完全な平面となり得ないため、2つの境界面の間の密接な当接を達成することが困難となり得るからである。したがって、互いに対してモジュールを溶接した後、各2つのモジュール間には狭い中央スロットが存在し得る。
モジュールは、異なった溶接技術によって互いに溶接され得る。そのような技術の一例は摩擦撹拌溶接であり、この技術によって、モジュールは迅速に且つ強固に接続され得る。より具体的には、摩擦撹拌溶接によって達成可能な溶接接合部は、モジュール構造の他の部分と同等程度に強固である。さらに、摩擦撹拌溶接によって、(前述の)2つのモジュール間の対向した溶接接合部のような1つ以上の溶接接合部が、同時に実行されることが可能であり、それは製造速度を速くすることが可能である。
さらに、長尺モジュールが一体に溶接されて長尺フレームオブジェクトを製造することが可能であり、このフレームオブジェクトは後の段階で所望の長さに短く切断されてもよい。当然に、溶接以外の他のモジュール接続技術が考慮され得る。例えば、モジュールは一体に接着またはネジ留めされ得る。
別の例として、モジュールは数種類の機械的な自己ロック手段によって接続され得る。図13は、雄モジュール178、雌モジュール180、および外側モジュール182を具備した、押出モジュールのフレームオブジェクト176を示している。雄モジュール178は、突起184および溝186を具備している。雌モジュール180は、2つの溝188および190を具備している。外側モジュール182は2つの突起192および194を具備している。すべての溝および突起は、押出方向Dに沿って延びている。図13に示されたように、雄モジュール178の突起184は雌モジュール180の溝188内に受容され、外側モジュール182の突起192は雌モジュール180の溝190に受容され、外側モジュール182の突起194は雄モジュール178の溝186内に受け入れられ、フレームオブジェクト176を組み立てている。
当然に、押出モジュールのフレームオブジェクトは、多数の異なった方法において構成され得る。例えば、それは一組以上の協働する突起および溝によって接続されるのみの、雄モジュールおよび雌モジュールを具備し得る。それは、2つのエンドモジュール、および理論的に任意の数の中間モジュールも具備することが可能であり、中間モジュールは類似または異なったものであり、すべてがある種の自己ロック手段および/または溶接および/または他の接続手段によって一列に接続され得る。異なった種類の自己ロック手段は本発明に関連しても考えられ、それは例えばダブテール(dove tail)形状の突起および溝の千鳥配列のようなものである。
フレームオブジェクトの押出モジュールは、異なった幅および/または異なった長さのモジュールを具備することが考えられる。図14は、原則的に2つの類似したエンドモジュール198およびより幅広且つより長い中間モジュール200を具備し、キャリーバーおよびガイドバー、ボルトの締め付け、ならびに持ち上げ手段、支持手段、および固定手段のような特徴を提供した押出モジュールのフレームオブジェクト196を示している。したがって、フレームオブジェクト196は、局部的により大きくなるように寸法決定されており、その部位は結果として生じるエンドピースにおける固有の特徴を統合する必要がある部位であり、このことはスペースを削減するだけでなく材料も、したがって費用も削減する。
したがって、前述の新規なプレート熱交換器の核は、押し出された、非ソリッドのフレーム部である。押出によって、比較的複雑なデザインを有するフレーム部の製造が可能であり、そのデザインは変形に抵抗し、効果的な荷重分散に寄与している。また、フレーム部は非常に材料効率が良く、経済的観点から利点がある。また、フレーム部はキャビティを具備し、且つアルミニウムのような比較的低密度の材料から形成されているので、比較的軽量である。フレーム部に関してアルミニウムを使用する1つの利点は、従来の炭素鋼製エンドピースのように、塗装して耐久性を高める必要がないことである。
前述の本発明の実施形態は、例のみとして見られるべきである。当業者は、論じられた実施形態は本発明の概念から逸脱することなく多数の方法において変化され且つ結合され得ることを認識する。
一例としては、フレーム部は、鋼またはポリマのような任意の適切な、押し出し可能な材料から形成されることが可能である。
別の例としては、本発明は、準溶接プレート熱交換器および恒久的に結合された熱伝達プレートを備えたすべてのタイプのプレート熱交換器のような、任意のタイプのプレート熱交換器と関連して使用され得る。
これまでに特定され且つ図示されたエンドピースのデザインは、例示の目的のみである。したがって、フレーム部は任意の数のおよび任意のデザインのキャビティおよび隔離壁を具備し得る。隔離壁はストレートである必要はなく、角度を付けられまたは湾曲して互いに接続されていてもよく、例えばフレーム部内において格子状構造を形成していてもよい。さらに、隔離壁は変化した厚さを有することが可能であり、1つの隔離壁のデザインは別の隔離壁のデザインと異なり得る。さらに、フレーム部の外部および内部は、長辺側において互いに離間され得る。そのうえ、フレーム部の外部の外壁面は、平滑である代わりに、内壁面のように角を付けられていてもよい。また、1つ以上の隔離壁は、フレーム部の内部および外部の1つの内部接触領域および1つの外部接触領域の各々と結合することが可能である。
さらに、前述のバーと異なったデザインを有するバーが使用され得る。例えば、長方形断面またはU字形状断面を備えたバーが、L字形状断面を備えたバーの代わりに使用され得る。当然に、バーのデザインはそれらの機能を画定している。さらに、1つ以上のバーが1つのおよび同じキャビティ内に延びていてもよい。また、バーは完全にキャビティに沿って延びている必要はない。最後に、バーは外側キャビティ以外のキャビティ内に配置され得る。
前述の通り、フレーム部の第2または短辺側は筐体によって閉鎖されてもよく、バーはフレーム部を通じて、とりわけフレーム部の支持および固定のために、同一の底部の短辺側を越えて延びていてもよい。代替的な実施形態によれば、独創的なフレーム部には、図15中において符号202によって示されたポリマサポートが設けられ得る。サポート202は、短辺側86からフレームオブジェクト40のキャビティ52内に挿入され(図4および図5参照)且つこれらのキャビティを形成した内壁と係合するように配置された複数の突起204を具備している。サポートのベース206は、フレームオブジェクトまたはフレーム部の外側に延びるように配置され、地面と接触するように形成された脚208を具備している。図15から明らかなように、サポート202は部分的に中空構造であってよく、骨格210およびキャビティ212を具備し、それらは軽量且つ材料効率が良いが強固なサポートを形成している。サポート202が設けられたフレーム部に関して、低部の短辺側を閉鎖するための筐体は必要ない。さらに、存在するのであれば、バーは低部の短辺側を越えて延びる必要はない。これは、サポートが低部の短辺側近傍に配置され、且つフレーム部を支持しているためである。
当然に、サポート202はポリマ材料以外の他の材料とし得る。前述のフレーム部の内部は、原則的に平坦な内壁面およびわずかに凸形状の外壁面を備えている。したがって、内部の厚さは変化している。もちろん、フレーム部内部の他のデザインが可能である。一例としては、フレーム部内部の内壁面および外壁面はわずかに凸形状とし得る。それとは異なり、前述したように、それらは原則的に両方とも平坦とし得る。いずれの場合においても、内部はその結果一定の厚さを有する。
前述のプレート熱交換器においては、ボルトおよびナットが配置され、互いに且つエンドピースを互いに向かって押圧するようにフレーム部の凹部と協働している。当然に、他の手段がエンドピースを互いに向かって押圧するように使用され得る。
前述の支持ロッドは、バーが両方のエンドピースに関して支持および固定の解決策を提言するために、いくつかのプレート熱交換器に関連して必要とはなり得ない。
前述のL字形状のバーは、ナットのためのロックの解決策を提言している。当然に、バーは代わってボルトヘッドのためのロックの解決策を提言している。それらによって、エンドピースはボルトの代わりにナットを回転させることによって互いに向かって押圧される。さらに、他のロックの解決策が考えられる。一例としては、ナットまたはボルトヘッドは、例えば溶接してバーに恒久的に取り付けられ得る。
本発明に想到した詳細な記載が省略されており、且つ図が概略的で正確に縮尺されていないことは、強調されるべきである。また、いくつかの図が他の図よりもより簡素化されていることも理解されるべきである。したがって、いくつかの構成部品は一図において記載されているが、他図において省略されている。
2,88 ・・・プレート熱交換器
4 ・・・第1エンドピース
6 ・・・第2エンドピース
8 ・・・第1フレーム部
10 ・・・第2フレーム部
12,110 ・・・パッケージ
13,112 ・・・熱伝達プレート
14,16 ・・・内部
15,19 ・・・外壁面
20 ・・・キャリーバー
22 ・・・ガイドバー
23 ・・・中心部
24 ・・・支持ロッド
25 ・・・周囲部
26 ・・・ボルト
28 ・・・ナット
30 ・・・凹部
40,176,196 ・・・フレームオブジェクト
50 ・・・内壁面
52 ・・・キャビティ
54 ・・・隔離壁
56 ・・・外壁面
58 ・・・内壁面
60 ・・・内部接続領域
62 ・・・外部接続領域
64 ・・・中央セクション
156,158 ・・・モジュール
166 ・・・ジョイント
172 ・・・接続面
174 ・・・境界面
178 ・・・雄モジュール
180 ・・・雌モジュール
182 ・・・外側モジュール
184,192,194 ・・・突起
186,188,190 ・・・溝
198 ・・・エンドモジュール
202 ・・・ポリマサポート
204 ・・・突起
206 ・・・ベース
208 ・・・脚

Claims (19)

  1. プレート熱交換器(2,88)のためのエンドピース(4,90)であって、
    内部(42,14,116)、外部(44)、および前記内部と外部との間に配置された中間部(46)を備えたフレーム部(8,102)を具備し、
    前記内部の外壁面(48,15,128)は、前記プレート熱交換器内に含まれた熱伝達プレート(13,112)のパッケージ(12,110)の第1面(17,140)に面して配置され、該第1面は中心部(23,145)および該中心部を取り囲んだ周囲部(25,147)を備えたエンドピース(4,90)において、
    前記フレーム部は押出加工されており、前記フレーム部の前記中間部は前記フレーム部の押出方向(D)に延びた第1の数の三角状の断面を具備するキャビティ(52)を具備し、前記押出方向は前記フレーム部の軸(C)に平行であり、前記内部の外壁面の外形寸法(x1,y1)は、前記熱伝達プレートのパッケージの第1面の前記中心部の外形寸法(x2,y2)と少なくとも同じ大きさであることを特徴とするエンドピース(4,90)。
  2. 前記フレーム部(8,102)の中間部(46)は、前記フレーム部の外部と内部との間に延びた第2の数の隔離壁(54)と、第3の数の外部接続領域(62)を具備した前記外部(44)の内壁面(58)と、第4の数の内部接続領域(60)を具備した前記内部(42,14,116)の内壁面(50)と、を具備し、各隔離壁は前記外部接続領域の1つに沿った前記外部、および前記内部接続領域の1つに沿った前記内部と結合していることを特徴とする請求項1に記載のエンドピース(4,90)。
  3. 前記外部(44)の内壁面(58)は、2つの隣接した前記外部接続領域(62)の間において原則的に平面であることを特徴とする請求項2に記載のエンドピース(4,90)。
  4. 前記フレーム部(8,102)の前記外部(44)の外壁面(56)と前記内部(42)の外壁面(48,15,128)との間の距離は、前記フレーム部の中央セクション(64)における距離の方が前記フレーム部の中央セクションの外側における距離よりも大きく、前記中央セクションは前記フレーム部の前記軸(C)に沿って延びていることを特徴とする請求項2または3に記載のエンドピース(4,90)。
  5. 前記フレーム部(8,102)の前記外部(44)の外壁面(56)は、前記フレーム部の前記中間部(46)から見て外側にアーチ状とされていることを特徴とする請求項4に記載のエンドピース(4,90)。
  6. 前記フレーム部(8,102)の前記内部(42)の外壁面(48,15,128)は、前記フレーム部の前記中間部(46)から見て外側にアーチ状とされていることを特徴とする請求項4または5に記載のエンドピース(4,90)。
  7. 前記フレーム部(8,102)の前記外部(44)の厚さt2は、前記フレーム部の前記内部(42,14,116)の厚さt1よりも小さいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)。
  8. 前記フレーム部(8,102)の前記外部および内部(44,42,14,116)の各々は、2つの対向した第1側(32,34)を備え、これらは前記軸(C)に平行であり、これらの第1側に沿って前記外部および内部は互いに接続されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)。
  9. 前記フレーム部(8,102)の前記中間部(46)の内部に延びた第6の数のバー(66)をさらに具備していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)。
  10. 前記バー(66)の各々は、前記フレーム部(8,102)の内部の個々の1つの前記キャビティ(52)に沿って延びていることを特徴とする請求項9に記載のエンドピース(4,90)。
  11. 少なくとも1つの前記バー(66)は前記フレーム部(8,102)の外側に延び、且つ2つの対向した第2側(82,86)の1つから突出していることを特徴とする請求項9または10に記載のエンドピース(4,90)。
  12. 前記フレーム部(8,102)は、前記外部および内部(44,42,14,116)を通じて延びた少なくとも1つの凹部(30,152)を具備し、少なくとも1つの前記バー(66)は前記フレーム部の少なくとも1つの前記凹部と合致した少なくとも1つの穴(72,74,76,78)を具備し、前記フレーム部と少なくとも1つの前記バーとの間の協働を容易にしていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)。
  13. 前記内部(42,14)の前記外壁面(48,15)は、前記プレート熱交換器(2)の前記熱伝達プレート(13)の広がった面に平行に配置されるように形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のエンドピース(4)。
  14. 前記内部(42,116)の前記外壁面(48,128)は、前記プレート熱交換器(88)の前記熱伝達プレート(112)のの広がった面に直交するように配置されるように形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のエンドピース(90)。
  15. 前記フレーム部は複数の押出モジュール(156,158,160,162,178,180,182)を具備し、該押出モジュールは前記押出方向(D)に沿って接続されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のエンドピース(4,90)と熱伝達プレート(13,112)のパッケージ(12,110)とを具備したプレート熱交換器(2,88)であって、
    前記エンドピースの前記フレーム部(8,102)の前記内部(42,14,116)の外壁面(48,15,128)は前記熱伝達プレートのパッケージの第1面(17,140)と面しており、該第1面は中心部(23,145)および該中心部を取り囲んだ周囲部(25,147)を備え、前記内部の外壁面の外形寸法(x1,y1)は、前記熱伝達プレートのパッケージの第1面の前記中心部の外形寸法(x2,y2)と少なくとも同じ大きさであることを特徴とするプレート熱交換器(2,88)。
  17. 前記フレーム部(8)の前記内部(42,14)の外壁面(48,15)は、前記熱伝達プレート(13)の広がった面に平行に配置されていることを特徴とする請求項16に記載のプレート熱交換器(2)。
  18. 前記フレーム部(102)の前記内部(42,116)の外壁面(48,128)は、前記熱伝達プレート(112)の広がった面に直交するように配置されていることを特徴とする請求項16に記載のプレート熱交換器(88)。
  19. プレート熱交換器(2,88)のためのエンドピース(4,90)であって、内部(42,14,116)、外部(44)、および前記内部と外部との間に配置された中間部(46)を備えたフレーム部(8,102)を具備し、前記内部の外壁面(48,15,128)は前記プレート熱交換器内に含まれた熱伝達プレート(13,112)のパッケージ(12,110)の第1面(17,140)に面して配置され、該第1面は中心部(23,145)および該中心部を取り囲んだ周囲部(25,147)を備えたエンドピース(4,90)の製造方法において、該方法は、
    前記フレーム部の前記中間部内に含まれた複数の三角状の断面を具備するキャビティ(52)であって、前記フレーム部の押出方向(D)に沿って延びたキャビティを備えたフレーム部を押し出すステップを含み、前記押出方向は前記フレーム部の軸(C)に平行であり、前記内部の外壁面の外形寸法(x1,y1)は、前記熱伝達プレートのパッケージの第1面の前記中心部の外形寸法(x2,y2)と少なくとも同じ大きさであることを特徴とするエンドピース(4,90)の製造方法。
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